JPH08214812A - Dha含有シリアルフーズの製造法 - Google Patents

Dha含有シリアルフーズの製造法

Info

Publication number
JPH08214812A
JPH08214812A JP7022490A JP2249095A JPH08214812A JP H08214812 A JPH08214812 A JP H08214812A JP 7022490 A JP7022490 A JP 7022490A JP 2249095 A JP2249095 A JP 2249095A JP H08214812 A JPH08214812 A JP H08214812A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
weight
dha
parts
added
water
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP7022490A
Other languages
English (en)
Inventor
Toshio Takahashi
敏雄 高橋
Hajime Kadokura
一 門倉
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Asahi Chemical Industry Co Ltd
Original Assignee
Asahi Chemical Industry Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Asahi Chemical Industry Co Ltd filed Critical Asahi Chemical Industry Co Ltd
Priority to JP7022490A priority Critical patent/JPH08214812A/ja
Publication of JPH08214812A publication Critical patent/JPH08214812A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Coloring Foods And Improving Nutritive Qualities (AREA)
  • Grain Derivatives (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【構成】 穀物粉100重量部に対し20〜60重量部
の水を添加した湿穀物粉にドコサヘキサエン酸を含有す
る脂質と、さらに好ましくは、アスコルビン酸または油
脂包接化担体のいずれか一方を添加することを特徴とす
るドコサヘキサエン酸含有シリアルフーズの製造方法。 【効果】 本発明のシリアルフーズは味、香りともに優
れ、DHAを高濃度で含有できる。したがって、容易に
十分量のDHAを摂取することができ、食生活を楽しみ
ながらDHAの好ましい生理作用が期待できる。また本
発明の製造方法では、若干の原料の変更により、従来の
製造プロセス、設備をそのまま用いることができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ドコサヘキサエン酸を
含有する脂質を添加したシリアルフーズの製造方法に関
する。
【0002】
【従来の技術】ドコサヘキサエン酸は(以下、DHAと
略称することがある)、多価不飽和脂肪酸の一種で魚類
の脂質中に多く含まれていることが知られている。DH
Aには血小板凝集抑制作用、血中中性脂肪低下作用、血
中コレステロール低下作用、制癌作用、脳機能向上効果
等の種々の生理活性機能があることが知られている。
【0003】通常DHAは、グリセリンとのエステルで
あるグリセリドの形態で存在することが多く、また、ヒ
トの消化器官での吸収においては、このグリセリドの形
態の方が、DHAのエチルエステルの場合よりも優れて
いることが知られている。(Larry D.et a
l.,Biochemical and Biophy
sical ResearchCommunicati
ons Vol.152,No.1,Page328−
335 (1988)) 従来日本人は、魚中心の食生活でこれらDHAを自然に
摂取してきたが、最近の日本人の食生活は肉類中心の欧
米型に傾いており、それに伴いDHAなど不飽和脂肪酸
の摂取不足による高血圧、心臓病等の循環器系疾患等が
増加して問題となっている。
【0004】DHAを多く含む魚類の脂質は、安定に入
手可能であるが、その製造原料に由来する魚臭を伴うた
め、そのまま食品に添加するのは難しい(丸山一輝、N
ewFoods Industry Vol.34,N
o.10,Page49−54(1992))。また、
DHAは6個の二重結合を持っている多価不飽和脂肪酸
であることから極めて酸化されやすく、酸化後はそれ自
身が不快な臭いや味を呈することも知られている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】前述の如くDHAは、
魚臭や酸化による不快な臭いや味を呈するため、DHA
ないしはDHAを含有する組成物を単純に食品に添加す
ることはできず、ましてや、十分量のDHAを食品より
摂取させるためには、これらの不快感がさらに増大し、
健康のためを思ってこれを我慢し、食生活本来の楽し
み、即ち食品の風味等を味わうことをしばしば犠牲にせ
ざるをえなかった。
【0006】オートミール、コーンフレークス、パフド
ライスなどのシリアルフーズは、欧米では主として朝食
に使用されており、牛乳をかければ完全栄養バランス食
となる。このようなシリアルフーズにDHAを含有させ
ることができれば、その生理活性を付与せしめて、幼児
から老人までを対象とした理想食となる。しかし、シリ
アルフーズの製造においては、蒸煮、ばい焼、膨化、乾
燥等の高温にさらされる工程が必要であるため、酸化さ
れやすいDHAを含有させることは困難であった。
【0007】従来、DHAを含有したシリアルフーズは
知られている(特開平7−8220)が、この技術はD
HAを含有した海洋性微細藻類を添加することにより、
製造中の酸化を防止する方法であり、経済的かつ安定に
入手しやすい魚類の脂質を添加し得るものではなく、ま
た海洋性微細藻類に由来する独特の牡蠣臭や不要な着色
が避けられず必ずしも使いやすいものではなかった。
【0008】したがって本発明は、経済的かつ安定に入
手可能な魚類の脂質を含むあらゆるDHAを含有する脂
質が使用可能で、食品本来の風味を損なうことなく、D
HAを高濃度に含有したシリアルフーズの製造方法の提
供を課題とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明者らは上記の課題
を達成せんとして鋭意検討を重ねた結果、穀物粉100
重量部に対し20〜60重量部の水を添加した湿穀物粉
にDHAを含有する脂質を添加することにより製造中の
DHAの酸化が防止できること、さらにアスコルビン酸
単独あるいはアスコルビン酸と油脂包接化担体を添加す
ることによりいっそう強力な酸化防止効果が得られるこ
とを見いだし、しかもこのようにして得られたDHA含
有シリアルフーズは本来のシリアルフーズに対し食品と
しての風味において遜色なく、かつ保存性も良好である
という知見を得て、本発明を完成したものである。
【0010】即ち本発明は穀物粉100重量部に対し2
0〜60重量部の水を添加した湿穀物粉にDHAを含有
する脂質を添加し、さらにアスコルビン酸を単独または
油脂包接化担体とともに添加することを特徴とするドコ
サヘキサエン酸含有シリアルフーズの製造方法である。
本発明でドコサヘキサエン酸を含有する脂質(これらを
DHALと略記することがある)としては、ドコサヘキ
サエン酸を構成脂肪酸とする脂質や、遊離または塩とな
ったドコサヘキサエン酸を意味し、通常は、ドコサヘキ
サエン酸を構成脂肪酸とする脂質が好ましく、この場合
の脂質としては、グリセリドやリン脂質等の生体内に存
在する脂質が好ましく、さらに好ましい例としてはグリ
セリドが挙げられる。また、グリセリドとしては、トリ
グセリド、ジグリセリド、モノグリセリドが挙げられる
が、本願においては、これらのグリセリドを構成する脂
肪酸(構成脂肪酸)の少なくとも一つがドコサヘキサエ
ン酸となったものが例示される。
【0011】本発明で使用されるDHALは、その中の
DHA含有量が10重量%以上であることが好ましく、
30重量%以上あることがさらに好ましく、60重量%
以上であれば特に好ましい。通常DHALとして簡便に
利用し得る脂質は、海産動物油脂、例えばイカ油、オキ
アミ油、カツオ油、サバ油、サンマ油、タラ肝油、マグ
ロ油等に由来するものが例示されるが、マグロまたはカ
ツオの眼か脂肪由来のものが好ましく、またDHAを高
度に精製濃縮したものが食品の風味を低下させずに多く
のDHAを含有させることができ都合がよい。
【0012】通常、DHAとして30重量%以上を含有
する脂質を調製する方法としては、脱酸、脱色した上記
原料由来の油をウインタリングまたは蒸留により濃縮し
た後、脱溶剤、脱臭する方法が挙げられるが、より簡便
には市販品であるハリマ化成株式会社製のDHAー30
M、DHA−35M、DHA−37M あるいは日本化
学飼料株式会社製のDHA−30G、DHA−35G、
DHA−38G等を利用すればよい。
【0013】さらに、DHA含有率60重量%以上の脂
質においても、総グリセリド(トリグリセリド、ジグリ
セリド、モノグリセリドの総量)に対する、ジグリセリ
ドとモノグリセリドの合計量が80重量%以上であるD
HALや、モノグリセリドとジグリセリドの合計量に対
するジグリセリドの比率が70重量%以上のDHALを
使用すると効果はより顕著であり特に好ましい。
【0014】このDHA含有率60重量%以上、且つモ
ノグリセリド、またはモノグリセリドおよびジグリセリ
ドを高い比率で含有するDHALの製造法としては、例
えばDHAを豊富に含む天然油脂を、DHAに対して基
質特異性の低いリパーゼを用いてDHA以外の脂肪酸を
選択的に加水分解する方法により調製できる。リパーゼ
としてはキャンディダ・シリンドラセ由来の酵素(例え
ばシグマ社製 カタログNO.L8525)やキャンデ
ィダ・リポリティカ(ATCC 34088)由来の酵
素が好ましい。上記酵素で加水分解する反応は、酵素の
活性を発現するのに十分な量の水の存在下で行うが、そ
の量は、例えば油脂に対して1−300重量%が挙げら
れ、また40−100重量%程度が好ましい例として挙
げられる。前記酵素の使用量は原料油脂中のDHA含有
率、反応温度、反応pH、反応時間によっても適宜選択
することができるが、通常は油脂1gあたり約10ユニ
ット(U)以上、好ましくは50U以上が例示され、上
限については経済的な必要性から判断することができ、
特に限定されないが、通常は1000U程度、好ましく
は300U程度が例示される。反応温度はリパーゼが失
活しない範囲であれば特に限定されないが、通常は20
℃以上、好ましくは25℃以上が例示され、上限として
は通常は60℃以下、好ましくは40℃以下が例示され
る。
【0015】また、反応媒体としては、水の他、緩衝液
や、場合によっては該反応を阻害しない水溶性有機溶媒
を使用してもよく、pHとしては通常、7から9までの
範囲が例示され、特に好ましくはpH7.5−8.5が
挙げられる。さらに加水分解の反応を速めるためにカル
シウムやマグネシウム等の2価の金属イオンを反応液に
添加することも可能であり、特にカルシウムイオンが好
ましい。その濃度は通常10−500mMの範囲が例示
され、さらに150−250mMが好ましい例として挙
げられる。該酵素反応は空気雰囲気下で行ってもよい
が、DHAが酸化されやすいことから、一般的に窒素や
アルゴンガス等の不活性ガスの雰囲気下、あるいは酸素
を制限した雰囲気下で反応せしめることが好ましい。
【0016】上記の酵素は、原料として用いたDHAL
に含まれるDHAエステルをほとんど加水分解しないか
もしくは加水分解してもその程度はきわめて低い。上記
の酵素を用いることにより、DHA以外の脂肪酸は優先
的に加水分解されるためにこれを除去し、未分解で残存
するグリセリドを分離回収すればDHAを高濃度に含有
するグリセリドが調製され、特にこのグリセリドは、ジ
グリセリド、モノグリセリドを主成分とする。
【0017】上記の反応液よりグリセリド画分を採取す
る方法としては通常行われているアルカリ脱酸法、水蒸
気蒸留法、イオン交換樹脂による分画、分子蒸留、吸着
クロマト等の手段を利用すればよく特にその方法は問わ
ない。本発明においてDHAL中の遊離脂肪酸の含有率
は、通常0.5重量%以下であることが好ましいが、畜
肉加工製品の製造に際し、必要により遊離脂肪酸をあら
ためて加えることもあり、特に限定されるものではな
い。
【0018】本発明で言うDHAは以下のようにして定
量すればよい。 <DHAL中の総DHAの定量>約125mgの試料を
50mlのナス型フラスコにとり0.5Nメタノール性
水酸化ナトリウム4mlを添加し冷却器を付けて水浴上
で均一な溶液になるまで加熱(5〜10分)してケン化
する。冷却器上部より三フッ化ホウ素錯体メタノール溶
液を5ml添加し2分加熱してメチルエステル化する。
次いでヘキサン4mlを添加し1分加熱後冷却し、飽和
食塩水を加えてメチルエステルをヘキサン層へ抽出す
る。上層のヘキサン層の1.0μlをガスクロマトグラ
フィーに供する。面積百分率法では内部標準物質は不要
であるが脂肪酸絶対量を求めるときには内部標準として
リグノセリン酸を使用する。
【0019】ガスクロマトグラフィーの条件は以下のと
うりである。 機器:島津製作所製 GC−12A,カラムサイズ:内
径3mm,長さ2m、充填剤:液相;ジエチレングリコ
ールサクシネート10%、担体;Chromosorb
W・AW・DMCS 60・80meshキャリヤー
ガス:窒素、流量30ml/分、検出器:FID、カラ
ム温度:200℃、注入部温度:250℃、検出部温
度:250℃ <DHAL中の遊離DHAの定量>ケン化操作を行わず
に直接メチルエステル化してヘキサンで抽出し、前記の
<DHAL中の総DHAの定量>の条件でガスクロマト
グラフィーに供し、同様に測定する。
【0020】シリアルフーズ中の総DHAの定量、遊離
DHAの定量、DHAを構成脂肪酸とする脂質に由来す
るDHA量の定量等を行うときには、上記の測定法を適
宜利用すればよいが、具体的に示すとすれば、例えば以
下の通りである。 <シリアルフーズ中の総DHAの定量>試料を破砕した
後、試料に対し約5倍容のクロロホルムーメタノール
(2:1)を加え振とう混合して濾液を分離、これを数
回くりかえして集めた抽出液を濃縮する。さらに減圧下
にメタノールとクロロホルムを蒸発除去する。得られた
画分につき、<DHAL中の総DHAの定量>と同様の
操作を行う。内部標準としてリグノセリン酸を使用す
る。
【0021】<シリアルフーズ中の遊離DHAの定量>
前記のクロロホルムーメタノール抽出液の溶媒を蒸発除
去した画分につき<DHAL中の遊離DHAの定量>と
同様の操作を行う。内部標準としてリグノセリン酸を使
用する。なお、DHAを構成脂肪酸とする脂質に由来す
るDHA量は、前記の<シリアルフーズ中の総DHAの
定量>と<シリアルフーズ中の遊離DHAの定量>の測
定値の差引により計算される。
【0022】本発明でシリアルフーズとはオートミー
ル、コーンフレークス、シュレデッドウイート、パフド
ライスなどで代表されるような、穀類をすぐに食べられ
るように加工した食品で、通常は乾燥されていて保存性
の良好な食品のことをいう。主として朝食に使用される
が、スナック、菓子として食されることも多い。シリア
ルフーズの原料となる穀物類としては、小麦、米、ライ
麦、エン麦、トウモロコシ、アワ、ヒエ、キビ、ソバ、
などが挙げられ、さらに代用穀物として常用されるジャ
ガイモ、サツマイモ、タピオカ、サゴヤシなどのデンプ
ンを広く包含するものである。これらシリアルフーズの
製造方法としては以下のような方法が挙げられる。 (1)穀物粒を直接加熱して自然膨化または加圧膨化さ
せる。 (2)穀物粒を二つ割り程度の大きさに粗砕したもの
(例えばコーングリッツ)を回転式高圧釜で蒸煮後、乾
燥して水分を調節し、テンパーリング工程で水分を均一
にし、フレーキングロールでフレークとし、ばい焼す
る。 (3)穀物粒を粉砕した穀物粉をエクストルーダーで押
し出して、蒸煮と膨化を同時に行い、ダイの形状、裁断
用ナイフの回転速度などの調整によって押出物の形状を
決め、乾燥、テンパーリングしてから、ばい焼する。 (4)穀物粒を粉砕した穀物粉を1段目のエクストルー
ダーで押出して蒸煮し、2段目のエクストルーダーで成
形、裁断した後、乾燥、テンパーリングしてからばい焼
する。 (5)穀物粒を粉砕した穀物粉をエクストルーダーで押
出して蒸煮し、乾燥とテンパーリングしてからフレーキ
ングロールでフレークとしてばい焼する。 上記の方法において、蒸煮、膨化工程では100℃以
上,ばい焼工程では250℃程度の高温にさらされるの
が通常である。ばい焼後は篩い分けにより屑片を除去
し、調味料等をスプレーした後、乾燥されて製品とした
り、チョコレート等をコーティングされることもある。
【0023】本発明では、上記の製造法のうち穀物粒を
粉砕した穀物粉を用いた(3)(4)(5)の方法を適
用することが好ましく、穀物粉にDHALを添加するに
際し、穀物粉100重量部に対し、20〜60重量部添
加してから蒸煮工程に進むことにより、高温下でもDH
Aの酸化が防止されることを第1の特徴とするものであ
る。上記の水添加率の範囲では室温(25℃)において
も高温(100℃)においても酸化に対する安定性が高
まることは試験例において後述するが、その理由のひと
つとしてDHALが穀物粉を介して水に覆われており、
空気中の酸素がDHALと接触しにくくなっていること
が考えられる。また、水が蒸発してからも穀物粉のデン
プンが膜状にDHALを覆い空気との接触を妨げている
ものと推察される。水の添加率が20重量部より少ない
場合はDHALが穀物粉に吸着しても、それを覆う水分
子が不足し、むしろ表面積が大きくなった分DHAL単
独で放置した場合よりも酸化は促進される。水の添加率
が60重量部より多くなると水がDHALを押し退けて
穀物粉に吸着するために、DHALは水より外部に出て
しまい酸素と接触してしまうことになる。上記水添加の
範囲であれば、本発明の目的は十分達成されるが、好ま
しくは30〜55重量部、さらに好ましくは35〜45
重量部に調整するとよい。
【0024】DHALの添加に際し、穀物粉と水とDH
ALの混合順序は特に限定されるものではないが、穀物
粉と水を混合して均一な湿穀物粉を調製した上でDHA
Lを添加することが好ましい。また、穀物粉以外の副原
料、例えば砂糖、食塩、脱脂粉乳、卵、マーガリンなど
を穀物粉に添加する場合の順序も特に限定されるもので
はないが、DHALと湿穀物粉を十分混合したあとで添
加することが好ましい。
【0025】穀物粉に対するDHALの添加量の下限は
最終製品にどれだけのDHAによる生理活性を期待する
かによって決まり技術的制約はないが、通常は穀物粉1
00重量部に対し0.2重量部、好ましくは1重量部以
上添加するとよい。DHALの添加量の上限は最終製品
の風味によって決定され、穀物粉100重量部に対し、
通常30重量部、好ましくは20重量部、さらに好まし
くは10重量部が例示される。
【0026】本発明の第2の特徴は穀物粉、水,DHA
Lの混合に際し、アスコルビン酸を添加して、加熱加工
および製品保存中のDHAの酸化を防止することにあ
る。本発明においてアスコルビン酸とは遊離酸およびそ
の金属塩、アスコルビン酸高級脂肪酸エステル等のこと
を言う。アスコルビン酸の添加所要量はDHALの添加
量によって決まり、DHAL100重量部に対し通常5
重量部以上、好ましくは10重量部以上使用するとよ
い。アスコルビン酸使用量の上限は経済的理由より決ま
り、通常はDHAL100重量部に対し20重量部程度
が好ましい。
【0027】本発明の第3の特徴はDHALの添加混合
に際し、油脂包接化担体を同時に添加するものである。
本発明で言う油脂包接化担体とは油脂を吸着して粉末油
脂を製造するときに使用されるもので、可食性のもので
あれば特に制限されるものではないが例えば以下のよう
な物質を挙げることができる。例えばタンパク質系物質
としてはカゼインおよびそのナトリウム塩、ラクトアル
ブミン、乳清タンパク、ゼラチン、卵白アルブミン、小
麦グルテン、ゼインなどおよびこれらタンパク質系物質
の部分加水分解物、また多糖類系物質としてはデキスト
リン、サイクロデキストリン、セルロース、カルボキシ
メチルセルロース、寒天、カラギーナン、カードラン、
アルギン酸、ペクチン、コンニャクマンナン、グアーガ
ム、タマリンド種子ガム、キサンタンガム、グリロイド
ガム、アラビアガム、トラガントガムなどが挙げられ
る。
【0028】これらの油脂包接化担体の添加量は通常D
HAL100重量部に対し、通常50重量部以上、好ま
しくは100重量部以上とすればよい。油脂包接化担体
の添加量の上限は経済的理由と最終食品のテクスチャー
によって決まり、DHAの酸化防止に関しては特に制限
はない。油脂包接化担体は通常、粉末の状態で使用さ
れ、穀物粉、水、DHAL、副原料、アスコルビン酸を
混合するどの時点で添加してもよいが、あらかじめDH
ALと油脂包接化担体を混合した物を添加することがよ
り好ましい。また、油脂包接化担体はアスコルビン酸を
添加しない系でもある程度の効果があり使用することが
できるが、アスコルビン酸を添加した系で使用した方
が、より効果的である。
【0029】DHALを添加するときのDHALの状態
はそのままでもよいし、O/W型、W/O型等の乳化液
として添加してもよい。この場合乳化液を製造するため
に使用した水を加えると前記の水添加率の上限を越える
場合は、その分添加水をさし引くとよい。かくして混合
された、DHALを含有する原料は前記の(3)(4)
(5)に例示された方法で加熱処理が施されるが、その
工程を方法(5)を例にとって説明する。まず、DHA
Lを含有した原料はエキストルーダーによって蒸煮され
デンプンがα化される。この場合、外部から蒸気等によ
り加熱してもよいが、通常はエキストルーダー内を圧送
されるときに自然発熱し、蒸煮される。エキストルーダ
ーからの押出物を熱風温度100〜120℃の熱風乾燥
機で乾燥し、その水分を15〜30重量%まで減少させ
る。乾燥品はランプブレーカーにより大きな塊を解し、
ついで選別機により不良品を除去する。次いで、テンパ
ーリング容器に入れ、20〜25℃で8〜24時間放置
して乾燥品の水分含有量を均一化させる。これをフレー
キングロールによりフレークとし、回転オーブンで25
0℃で数分間ばい焼し、フレークにちぢれを与える。ば
い焼時に生じた屑片をふるいで除去し、ロータリードラ
ム内で調味液をスプレーした後、再度乾燥して最終的な
水分を4〜5重量%に調整してフレーク状のシリアルフ
ーズを得る。
【0030】以上のように、本発明のDHAを含有した
シリアルフーズの製造方法においては、原料とDHAL
を混合するときの技術に関するものであって、それ以後
の工程は公知の方法をそのまま使用することができる。
また、このようにして得られた製品は生理的効果が期待
しうるに十分な量のDHAを含有しており、DHAの酸
化に由来する異臭はまったく認められず、その味、香り
ともDHAを添加しない製品と変わらない優れたもので
あり、製品の保存性も良好であった。
【0031】以下に、実施例を挙げて、本発明を詳細に
説明するが、本発明はこれらに限定されるものではな
い。
【0032】
【実施例】
【0033】
【試験例1】コーンスターチ粉1,000mgを5ml
容の透明ガラス瓶に採り、これに水をそれぞれ、0、1
50、300、450、600、750、900、1,
050、1,200、1350mg添加してよく混合し
た。さらに各サンプルにDHA含有率35重量%の油脂
(日本化学飼料株式会社製、商品名DHA35G)20
0mgを添加してよく混合した。これらの容器は蓋をせ
ずに、100℃に温度コントロールした熱風乾燥機に入
れて加熱し、1時間ごとに異臭の発生と重量変化を測定
した。その結果を表1に示す。表中、残存添加水分は次
式により計算した。
【0034】残存添加水分(重量%)= A−(B−
C)×(100/1000) ここで、 A:添加水分(重量%),B:ある時間の内
容物重量(mg),C:初期の内容物重量(mg)であ
る。
【0035】
【表1】
【0036】これによれば、100℃で5時間の空気中
加熱によっても水添加率30重量%と45重量%では異
臭を感ぜず、水添加率60重量%でもわずかに異臭を感
じただけであった。一方、水添加率 15重量%以下お
よび75重量%以上では明かな異臭を感じた。加熱によ
り水分は蒸発して減少していくところから、加熱途中の
水分ではなく、加熱前の水添加率がDHAの酸化安定性
に大きく影響していると言えた。
【0037】
【試験例2】コーンスターチ粉1,000mgを5ml
容の透明ガラス瓶に採り、これに水をそれぞれ、50m
g、100mg、150mg、200mg、300m
g、400mg、500mg、600mg、700m
g、800mg、900mg,1,000mgを添加し
てよく混合した。さらに各サンプルにDHA含有率35
重量%の油脂(日本化学飼料株式会社製、商品名DHA
35G)300mgを添加してよく混合した。これらの
容器は埃がはいらない程度に軽く蓋をのせ空気は自由に
出入りできるようにし、蛍光灯照射下に25℃の恒温室
に放置した。サンプルの異臭発生と重量変化を毎日測定
し、放置10日目と20日目の結果を表2に示した。表
中、残存添加水分は試験例1と同様にして計算した。
【0038】
【表2】
【0039】これによれば、20日間の放置においても
水添加率40重量%と50重量%のサンプルは異臭を呈
せず、20重量%と30重量%のサンプルもわずかに異
臭を呈したにすぎなかった。一方、水添加率15重量%
以下および60重量%以上のサンプルは強烈な異臭を呈
した。放置中、水分は蒸発して減少していくところから
放置途中の水分ではなく、初期混合時の水添加率がDH
Aの酸化安定性に大きく影響していると言えた。
【0040】
【実施例1】トウモロコシ粉70重量部、米粉15重量
部、小麦粉15重量を混合した穀物粉100重量部に対
し、水30重量部を添加して高速ミキサーで十分混合し
て湿穀物粉を得た。これにDHA含有率35重量%のD
HALをそれぞれ0、2、5、10重量部添加して混合
し、さらに副原料として脱脂粉乳3.5重量部、砂糖6
重量部、食塩1.4重量部、マーガリン1.4重量部を
添加混合した。次いで混合物をエクストルーダーで約2
0秒をかけて押出し、圧送時の自然発熱によって蒸煮さ
れた顆粒体を得た。顆粒体の各々1kgを採りこれを1
00℃にコントロールされた熱風乾燥機で60分乾燥し
た後、25℃で12時間放置した。このときの乾燥顆粒
体の水分は約20重量%であった。
【0041】次いで、各乾燥顆粒体をフレーキングロー
ルでフレークとし、この各100gを250℃にコント
ロールされたオーブンで5分間ばい焼して異臭のないコ
ーンフレーク製品を得た。
【0042】
【実施例2】実施例1においてDHALとそれと同重量
の多孔性デキストリン(松谷化学工業株式会社製、商品
名パインフロー)を混合して得た粉末をDHALの替わ
りに使用する以外は実施例1と同様にして、異臭のない
コーンフレーク製品を得た。
【0043】
【実施例3】実施例1において穀物粉100重量部に対
して0.5重量部のアスコルビン酸ナトリウム(武田薬
品工業製)を添加する以外は、実施例1と同様にして異
臭のないコーンフレーク製品を得た。
【0044】
【実施例4】実施例1において穀物粉100重量部に対
して0.5重量部のアスコルビン酸ナトリウムを添加
し、さらにDHALはそれと同重量の多孔性デキストリ
ンと混合して粉末にしてから添加した。これ以外は実施
例1と同様にして異臭のないコーンフレーク製品を得
た。
【0045】
【試験例3】実施例1〜4で調製したコーンフレーク製
品各25gを透明なガラス製容器に入れ、埃がはいらな
い程度に軽く蓋をし空気は自由に出入りできるようにし
た。これを25℃の恒温室で蛍光灯照射下に放置して、
毎日臭気を検査した。わずかに異臭が感じられるように
なるまでの放置日数を表3に示した。
【0046】
【表3】
【0047】これによれば、アスコルビン酸、多孔性デ
キストリンを添加しなくても2重量部のDHAL添加で
は30日、5重量部では15日、10重量部でも7日は
異臭の発生は認められなかった。さらにアスコルビン酸
および多孔性デキストリンを添加した場合は異臭発生開
始日は延長され、DHAL添加量10重量部の比較を行
うと、アスコルビン酸単独の添加では21日まで、多孔
性デキストリンとの併用では36日まで延長することが
できた。
【0048】
【参考例1】トウモロコシ粉70重量部、米粉15重量
部、小麦粉15重量を混合した穀物粉100重量部に対
し、水30重量部を添加して高速ミキサーで十分混合し
て湿穀物粉を得た。さらに副原料として脱脂粉乳3.5
重量部、砂糖6重量部、食塩1.4重量部、マーガリン
1.4重量部を添加混合した。次いで混合物をエクスト
ルーダーで約20秒をかけて押出し、圧送時の自然発熱
によって蒸煮された顆粒体を得た。顆粒体は100℃に
コントロールされた熱風乾燥機で60分乾燥した後、2
5℃で12時間放置し顆粒体内の水分を均一化させた。
このときの乾燥顆粒体の水分は約20重量%であった。
次いで、乾燥顆粒体をフレーキングロールに通してフレ
ーク状に圧ぺんし、これを250℃にコントロールされ
たオーブンで5分間ばい焼した。得られたコーンフレー
ク製品は空気中で室温まで放冷後、その40gずつをポ
リエチレン(内層)/アルミ箔(外層)のラミネート袋
に窒素シールをしながら充填後、密封した。
【0049】
【実施例5】参考例1において穀物粉100重量部に対
しDHA含有率35重量%のDHALの7重量部と同じ
く7重量部の多孔性デキストリンを混合して粉末状の混
合物を調製し、これを湿穀物粉に添加し、さらに0.5
重量部のアスコルビン酸ナトリウムを添加して十分混合
した。これ以外は参考例1とまったく同様にして、窒素
シール下で充填されたコーンフレーク製品を得た。この
製品は異臭もなく、味、香りともに良好であり、DHA
含有量を前記の方法で定量したところ、2.1重量%で
あった。
【0050】
【実施例6】0.2M塩化カルシウム、5%(w/v)
アラビアゴムから構成される水溶液にキャンディダ・シ
リンドラセ由来のリパーゼ(シグマ社製 カタログN
O.L8525)を30ユニット/mlになるように溶
解し、さらにDHA含有率30重量%の精製油脂(日本
化学飼料株式会社製 商品名 DHA−30G)を10
%(w/v)混合し45℃で15時間撹拌し、2N水酸
化ナトリウムで連続的にpHを8.2に調整しながら加
水分解反応を行った。反応終了液と等容量のヘキサンで
油脂を抽出し、遠心分離によりヘキサン層を回収した。
ヘキサン抽出液1容量部に対し、0.4容量部のアセト
ン、ついで0.2容量部の0.3N水酸化ナトリウム水
溶液を加え室温で1時間撹拌した。遊離の脂肪酸が除去
されたグリセリドがヘキサン層に回収でき、溶媒を減圧
下で溜去して原料油脂に対し35重量%の製品油脂が得
られた。本製品油脂のDHA含有率は62重量%であ
り、イアトロスキャンを用いて測定したグリセリドの組
成は、トリグリセリド10%、ジグリセリド63%、モ
ノグリセリド27%であった。
【0051】参考例1において穀物粉100重量部に対
し、このようにして調整したDHA含有率62重量%の
油脂の5重量部と同じく5重量部の多孔性デキストリン
を混合して粉末状の混合物を調製し、これを湿穀物粉に
添加し、さらに0.5重量部のアスコルビン酸ナトリウ
ムを添加して十分混合した。これ以外は参考例1とまっ
たく同様にして、窒素シール下で充填されたコーンフレ
ーク製品を得た。この製品は異臭もなく、味、香りとも
に良好であり、DHA含有量を前記の方法で定量したと
ころ、2.9重量%であった。
【0052】
【実施例7】参考例1において穀物粉100重量部に対
し、DHA含有率62重量%の油脂7重量部と同じく7
重量部の多孔性デキストリンを混合して粉末状の混合物
を調製し、これを湿穀物粉に添加し、さらに0.5重量
部のアスコルビン酸ナトリウムを添加して十分混合し
た。これ以外は参考例1とまったく同様にして、窒素シ
ール下で充填されたコーンフレーク製品を得た。この製
品は異臭もなく、味、香りともに良好であり、DHA含
有量を前記の方法で定量したところ、3.7重量%であ
った。
【0053】
【試験例4】参考例1、実施例5〜7で調製され、窒素
シール下で充填されたコーンフレーク製品(NET重製
品重量 40g/袋)を25℃の恒温室で90日間保存
後開封して、味、香りの評価とDHA含有率の定量を実
施した。その結果を表4に示す。
【0054】
【表4】
【0055】これにより、保存後も味、香りとも良好な
まま保持されておりDHAの含有率にも変化がないこと
がわかった。実施例5、6、7のコーンフレーク製品1
食分(通常40g)にはそれぞれ800mg、1,20
0mg、1,480mgのDHAが含有されており、1
食で1日あたりのDHA所要摂取量の全部、または大部
分を満たすことができる。
【0056】
【発明の効果】本発明の製造方法によるシリアルフーズ
は味、香りともに優れ、DHAを高濃度で含有してい
る。これにより通常量のシリアルフーズの摂取だけで十
分量のDHAを摂取することができ、食生活を楽しみな
がらDHAの好ましい生理作用が期待できる。また本発
明の製造方法では、若干の原料の変更により、従来の製
造プロセス、設備をそのまま用いることができる。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 穀物粉100重量部に対し20〜60重
    量部の水を添加した湿穀物粉にドコサヘキサエン酸を含
    有する脂質を添加することを特徴とするドコサヘキサエ
    ン酸含有シリアルフーズの製造方法。
  2. 【請求項2】 穀物粉100重量部に対し20〜60重
    量部の水を添加した湿穀物粉にドコサヘキサエン酸を含
    有する脂質と、さらに少なくともアスコルビン酸または
    油脂包接化担体のいずれか一方を添加することを特徴と
    するドコサヘキサエン酸含有シリアルフーズの製造方
    法。
  3. 【請求項3】 穀物粉100重量部に対し20〜60重
    量部の水を添加した湿穀物粉にドコサヘキサエン酸を含
    有する脂質、アスコルビン酸および油脂包接化担体を添
    加することを特徴とするドコサヘキサエン酸含有シリア
    ルフーズの製造方法。
JP7022490A 1995-02-10 1995-02-10 Dha含有シリアルフーズの製造法 Pending JPH08214812A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7022490A JPH08214812A (ja) 1995-02-10 1995-02-10 Dha含有シリアルフーズの製造法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7022490A JPH08214812A (ja) 1995-02-10 1995-02-10 Dha含有シリアルフーズの製造法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH08214812A true JPH08214812A (ja) 1996-08-27

Family

ID=12084180

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP7022490A Pending JPH08214812A (ja) 1995-02-10 1995-02-10 Dha含有シリアルフーズの製造法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH08214812A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2008086514A1 (en) * 2007-01-11 2008-07-17 Kellogg Company Storage stable creme filling fortified with omega-3 fatty acids
JP2017513497A (ja) * 2014-04-22 2017-06-01 プリシラ・エフ・キメス そのまま食べられるグルテンフリーかつケトジェニックなココナッツ果肉を原料とするシリアル
JP2018168139A (ja) * 2016-10-21 2018-11-01 マルハニチロ株式会社 n−3系不飽和脂肪酸を含む中性脂肪値の低減または上昇抑制用の組成物、並びに該組成物の製造におけるn−3系不飽和脂肪酸の使用

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2008086514A1 (en) * 2007-01-11 2008-07-17 Kellogg Company Storage stable creme filling fortified with omega-3 fatty acids
JP2017513497A (ja) * 2014-04-22 2017-06-01 プリシラ・エフ・キメス そのまま食べられるグルテンフリーかつケトジェニックなココナッツ果肉を原料とするシリアル
JP2018168139A (ja) * 2016-10-21 2018-11-01 マルハニチロ株式会社 n−3系不飽和脂肪酸を含む中性脂肪値の低減または上昇抑制用の組成物、並びに該組成物の製造におけるn−3系不飽和脂肪酸の使用

Similar Documents

Publication Publication Date Title
KR100288564B1 (ko) 식용 분무 오일
JP4157765B2 (ja) 粉末油脂
CN1949983B (zh) 油脂组合物
AU742096B2 (en) Edible fats containing arachidonic acid and foods containing the same
KR100951756B1 (ko) 유지 조성물
JP2011254834A (ja) デリバリーデバイスを有する食料品およびその調製方法
US20110143002A1 (en) Method of application of body taste enhancer comprising long-chain highly unsaturated fatty acid and/or its ester
JPWO2009011158A1 (ja) 米糠様組成物及び食品
JP5100974B2 (ja) 油脂組成物
JP3001589B2 (ja) リグナン類含有飲食物
JPH08269478A (ja) 油脂組成物及びこれを含有する食品
JP4471306B2 (ja) 食品の減塩及び/又は低カロリー化用調味料。
WO2007139024A1 (ja) 脂質代謝改善用組成物
CN101287382A (zh) 含有输送装置的食物制品及其制造方法
JPH05140583A (ja) 香ばしい風味をもつ風味油の製造法
JPH08214812A (ja) Dha含有シリアルフーズの製造法
US8790735B2 (en) Method of preferentially reducing absorption of saturated fat and compositions
JPH0670746A (ja) ドコサヘキサエン酸を含む食酢
JP4153334B2 (ja) 新規ローストオニオン
JPH1028540A (ja) 不快臭低減化剤および不快臭低減化法
JPS58849A (ja) 新規な食用油および油性栄養食品
JPH08196237A (ja) Dha高含有畜肉加工製品の製造法
JP2000270816A (ja) 味付け海苔および味付け海苔の製造方法
JPS6024161A (ja) マンナンチツプスの製造法
JPH08154622A (ja) Dhaを添加したスパイス