JPH0821371A - ギアポンプ - Google Patents

ギアポンプ

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JPH0821371A
JPH0821371A JP17046794A JP17046794A JPH0821371A JP H0821371 A JPH0821371 A JP H0821371A JP 17046794 A JP17046794 A JP 17046794A JP 17046794 A JP17046794 A JP 17046794A JP H0821371 A JPH0821371 A JP H0821371A
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Katsumi Matsumoto
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 水のような非圧縮性流体を吐出する際のポン
プノイズを低下させる。 【構成】 ケーシング3内で互いに噛み合って回転し被
搬出物を送り出す駆動ギア1と従動ギア2として、それ
らが正常に噛合する範囲内で、頂げきを小さく設定する
一方、基礎円24を歯底円25よりも大きくし、かつ隣
合う歯の歯面と基礎円24との交点a1,a2とそれら
の間の歯底円25の中心の点a3との3点を通る単一な
いし複合曲面または近似曲面で歯底を形成したインボリ
ュートギア、又はそれらが正常に噛合する範囲内で、頂
げきを小さく設定する一方、歯底円を基礎円よりも大き
くしかつ隣り合う歯の歯面とそれらの間の歯底円の中心
の点とを単一ないし複合曲面または近似曲面で連続させ
た歯底を有するインボリュートギアを使用している。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、互いに噛み合う2つの
歯車とその周囲を囲繞するケーシングとの間で被搬出物
を送り出すギアポンプに関する。更に詳述すると、本発
明は、空気などの圧縮性流体と水などの非圧縮性流体と
を順次吸引し吐出するのに用いて好適なギアポンプに関
する。
【0002】
【従来の技術】従来のギアポンプは、図5に示すよう
に、互いに噛み合う一対のギア101,102とこれら
を囲繞してポンプ室を構成する小判形のケーシング10
3及び一方のギア例えばギア101を駆動する駆動源
(図示省略)とから構成され、噛み合った一対のギア1
01,102によってケーシング103内が吸入側の室
104と吐出側の室105とに分けられている。このギ
アポンプは、一対のギア101,102の回転によっ
て、吸入口106から流体を吸入して各ギア101,1
02とケーシング103との間の空間112に閉じ込め
て圧送し、他方の室105に連通する吐出口107から
吐出する。各ギア101,102は、軸部108,10
9を有し、該軸部108,109をケーシング103側
に設けられた軸受孔(図示省略)に嵌合させることによ
って回転自在に支持されている。そして、駆動側となる
一方のギア例えばギアの101の軸108がポンプ室の
外に突出されて図示しない駆動源と連結されている。ギ
ア101,102は、歯先面110とケーシング103
の内周壁111との間に圧送しようとする物体(以下、
被搬出物と呼ぶ)に応じたシール性を損なわない大きさ
の一定のギャップを形成するように、あるいはケーシン
グ内周壁111に摺接するように設置されている。
【0003】そして、ギア101,102としては、通
常、プラスチック製のインボリュートギアが使用されて
いる。このギア101,102は、ワイヤ放電加工で金
型が製作される関係上任意の形状に加工できることか
ら、基礎円114から歯底円115までの間の歯底11
3が1歯当たりの吐出量を増やすのに貢献すると思われ
る略長方形状の歯底空間を形成するように設けられてい
る。即ち、歯底円115と各歯の基礎円114との交点
a1,a2とが直線で結ばれ、すみ肉が小さくとられて
ほぼ長方形状に形成されている。
【0004】また、場合によっては、図6に示すよう
に、ギア101,102をインボリュートギアとし、そ
の基礎円114を歯底円115よりも大きくし、基礎円
114と歯底円115の間をアンダーカットし、歯底1
13の部分を広くしたものを使用している。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、この従
来のギアポンプに使用されるギアの歯形形状は、空気の
ような圧縮性流体と水のような非圧縮性流体とを圧送し
ようとする場合、例えば冷蔵庫の製氷装置に給水するポ
ンプとして使用するような場合、非圧縮性流体を吸い込
んだ際のポンプ内ノイズを増大させる問題を有してい
る。即ち、両ギア101,102が噛合った箇所にでき
るほぼ密閉された空間116が大きくなることによっ
て、その空間116に閉じ込められる非圧縮性流体・被
搬出物の圧力変動に起因する歯の振動・ぶれの影響が大
きくなり、ポンプ内のノイズを増大させている。
【0006】本発明は、水などの被搬出物を導入した際
のポンプノイズを低下させ得るギアポンプを提供するこ
とを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】かかる目的を達成するた
め、本発明は、ケーシング内で互いに噛合する駆動ギア
と従動ギアにより被搬出物を送り出すギアポンプにおい
て、駆動ギアと従動ギアが正常に噛合する範囲内で、頂
げきを小さく設定する一方、基礎円を歯底円よりも大き
くし、かつ隣合う歯の歯面と基礎円との交点とそれらの
間の歯底円の中心の点との3点を通る単一ないし複合曲
面または近似曲面で歯底を形成したインボリュートギア
を使用するようにしている。
【0008】また、本発明のギアポンプは、駆動ギアと
従動ギアが正常に噛合する範囲内で、頂げきを小さく設
定する一方、歯底円を基礎円よりも大きくしかつ隣り合
う歯の歯面とそれらの間の歯底円の中心の点とを単一な
いし複合曲面または近似曲面で連続させた歯底を有する
インボリュートギアを使用するようにしている。
【0009】
【作用】したがって、水のような非圧縮性の流体を圧送
する場合にも、両ギアが噛合った箇所にできるほぼ密閉
される空間が小さくなり、その空間に閉じ込められる非
圧縮性流体・被搬出物の量が減少する。そして、閉じ込
められた非圧縮性の被搬出物の圧力に因るギアの振動が
減少し、ポンプ内のノイズが減少する。
【0010】
【実施例】以下、本発明の構成を図面に示す実施例に基
づいて詳細に説明する。
【0011】図1〜図3に本発明のギアポンプの一実施
例を示す。このギアポンプは、ケーシング3とこのケー
シング3内で噛合している駆動ギア1と従動ギア2及び
駆動源たるモータ4とから構成され、駆動ギア1の中心
部に駆動軸6を挿通する駆動軸挿通孔5を形成する一
方、従動ギア2の中心部に回転支持軸8を挿通する回転
支持軸挿通孔7を形成し、駆動軸6と駆動軸挿通孔5と
の間及び回転支持軸8と回転支持軸挿通孔7との間に各
々ギャップG1を設け、駆動ギア1及び従動ギア2を径
方向に微動可能に支持している。尚、ケーシング3内
は、噛み合う駆動ギア1と従動ギア2とによって吸入側
の室22と吐出側の室23とに分けられている。
【0012】ここで、駆動ギア1及び従動ギア2とそれ
らを支持する駆動軸6及び回転支持軸8とは別体に形成
され、各ギア1,2の中心に穿孔された駆動軸挿通孔5
及び回転支持軸挿通孔7との間に各ギア1,2を径方向
に微動可能にするギャップG1が設けられている。ギャ
ップG1は、各ギア1,2の歯先面20とケーシング内
周壁21とが直接接触しないほぼ0の状態から水などの
非圧縮性流体を圧送する際に適した隙間、例えば30μ
m前後の隙間の間で微動するように設けられている。通
常、空気の場合、10μm程度のギャップを形成するこ
とが好ましく、また水の場合には、30μm程度のギャ
ップを形成することが好ましい。そこで、図1の実施例
の場合、各ギア1,2の孔5,7の孔径と各軸6,8の
直径との差は約40μmに設定されている。また、駆動
ギア1及び従動ギア2の各軸6,8との間のギャップG
1による径方向の微動量は、駆動ギア1及び従動ギア2
が、ポンプ室を構成するケーシング3の内周壁21側へ
最も接近した際に各ギア1,2の歯先面20がケーシン
グ内周壁21に各々当接しない量としている。即ち、各
軸6,8によって各ギア1,2のケーシング内周壁21
への微動が規制され、ケーシング内周壁21と歯先面2
0とが接触しないように設けられている。勿論、ギャッ
プG1の大きさはこれに限定されるものではなく、被搬
出物の種類や使用材料などの条件によって適宜設定され
るものである。尚、駆動軸6と駆動ギア1の駆動軸挿通
孔5とはD形の横断面形状に形成され、回転を伝達する
ように設けられている。そして、駆動軸6の両端は円形
に形成されて上ケーシング部材3aと下ケーシング部材
3cの凹部から成る軸受9,9にそれぞれ回転自在に支
持されている。
【0013】本実施例の場合、一対のギア1,2を囲繞
するケーシング3は、上ケーシング部材3aと中ケーシ
ング部材3b及び下ケーシング部材3cとに分割されて
形成されている。そして、上ケーシング部材3aと中ケ
ーシング部材3bの間にはOリングなどのシール部材1
0が介在されてシールされ、ポンプ室が構成されてい
る。そして、上ケーシング部材3aには筒状の吸入口部
材11と吐出口部材12とが一体形成されている。ま
た、上ケーシング部材3aの横断面形状は図1に示すよ
うなほぼ8の字形(ひょうたん形)に形成され、各ギア
1,2の歯との間で被搬出物を閉じ込める室13を数多
く形成するようにして、被搬出物の吸入能力(自吸性)
を高めるように設けられている。
【0014】中ケーシング部材3bの裏面側には、ケー
シング3内を貫通する駆動軸6に嵌め込まれたリップシ
ール14を中ケーシング部材3bとの間で挟持する蓋板
15がかしめなどによって固着され、駆動軸6を伝って
水などが洩れ出るのを防ぐように設けられている。リッ
プシール14は特にその形状を限定されるものではない
が、本実施例では、駆動軸6に嵌合されるディスク状を
成し、漏れ出た流体を溜めるための溜部を周辺部に形成
するフランジを有している。
【0015】中ケーシング部材3bと下ケーシング部材
3cの間には、駆動軸6を減速回転させるギア16,1
7を収容する室が構成されている。一方の減速ギア16
は駆動軸6に圧入され、他方のギア17はモータ4の出
力軸18に圧入されている。モータ4は下ケーシング部
材3cに固定されている。更に、モータ4には保護キャ
ップ19が被せられている。尚、上ケーシング部材3a
と中ケーシング部材3b及び下ケーシング部材3cは、
締め付けねじ24等によって連結されている。
【0016】駆動ギア1及び従動ギア2は、基礎円24
を歯底円25よりも大きくしたインボリュートギアが採
用されている。そして、互いの歯先と歯底が干渉するこ
となく正常に噛合する範囲内で、頂げきが小さく、最も
好ましくは最小値に設定されている。更に、隣合う歯の
歯面と基礎円24との交点a1,a2とそれら交点a
1,a2の間の歯底円25の中心の点a3との3点を通
る単一ないし複合の曲面または近似曲面で歯底26が形
成されている。この結果、両ギア1,2が噛合った箇所
にできる空間27が最小体積ないしそれに近い体積とな
っている。
【0017】本実施例の場合、隣合う歯の歯面と基礎円
24との交点a1,a2と歯底26の中点a3の3点を
通る曲面としているがこれに特に限定されるものではな
く、歯切り工具の刃先の軌跡面で形成される近似円弧に
しても良い。
【0018】以上のように構成されているので、次のよ
うにして被搬出物、例えば空気と水とをノイズの発生を
防ぎながら圧送することができる。
【0019】まず、空気を吸引するときには、ギア1,
2間に作用するギア軸間距離を広げようとする力で歯先
面20とケーシング内周壁21との間のギャップが狭め
られる。ここで、駆動ギア1及び従動ギア2がケーシン
グ内周壁21側へ向けて微動しても、ケーシング内周壁
21に各ギア1,2の歯先面20が最も接近しかつ当接
しない位置で各ギア1,2の動きは各軸6,8によって
規制され、ケーシング内周壁21に接触することはな
い。そして、水が吸引されたときにはケーシング内周壁
21とギア1,2の歯との間の室13に閉じ込められる
水の圧力によってギア1,2が軸間距離を狭める方向に
押されてギャップを広くする。かくして、被搬出物に応
じてそれに適したギャップに自動調心される。このた
め、空気のような圧縮性流体を吸引するときには、ギア
間に作用するギア軸間距離を広げようとする力で歯先面
とケーシング内周壁との間のギャップが狭められて、自
吸能力が向上し、かつ非圧縮性流体が吸引されたときに
は、非圧縮性流体の力によってギアが軸間距離を狭める
方向に押されてギャップを広くしてポンプノイズの発生
を防止する。
【0020】また、水のような非圧縮性流体が吸引され
たときには、ギア1,2の回転によって吐出される一方
で両ギア1,2の歯が噛合ってできる空間27にも水が
閉じ込められる。しかし、この空間27は従前よりもは
るかに小さく、閉じ込められる水の量もはるかに減少し
ているので、水の圧力によるギア1,2の振動が減少
し、両ギア1,2間での衝突や、ギア1,2と各軸6,
8との間での衝突により生ずるポンプ内のノイズが減少
する。
【0021】次に、駆動ギア1及び従動ギア2の他の実
施例を図4に基づき説明する。この実施例のギア31,
32は、正転位させて製造した転位歯車である。即ち、
歯底円34を基礎円33よりも大きくしてアンダーカッ
トを回避したインボリュートギアとなっている。また、
同時に両ギア31,32が正常に噛み合う範囲内で頂げ
きが小さく、好ましくは最小値に設定され、かつ歯面と
歯底円の中点a3とを単一ないし複合曲面なたは近似曲
面で連続させた歯底に形成されている。このため、両ギ
ア31,32の噛み合うときにできる空間37が小さく
なり、その空間37に閉じ込められる非圧縮性流体の量
が減少する。そして、その結果、非圧縮性流体の圧力に
よるギア31、32の振動が減少し、両ギア31,32
間での衝突や、ギア31,32とそれらの中心に入る各
軸6,8との間での衝突により生ずるポンプ内のノイズ
が減少する。
【0022】尚、上述の各実施例は本発明の好適な実施
の一例ではあるが、これらに限定されるものではなく本
発明の要旨を逸脱しない範囲において種々変形実施可能
である。例えば、各軸6,8と駆動ギア1,31及び従
動ギア2,32との間にはギャップG1を設けず、イン
サート成型などによって一体化するように設けても良
い。ただし、この場合は、自動調心によるポンプノイズ
発生防止効果、即ち、空気のような圧縮性流体を吸引す
るときには、ギア間に作用するギア軸間距離を広げよう
とする力で歯先面とケーシング内周壁との間のギャップ
が狭められて、自吸能力が向上し、かつ非圧縮性流体が
吸引されたときには、非圧縮性流体の力によってギアが
軸間距離を狭める方向に押されてギャップを広くしてポ
ンプノイズの発生を防止するという効果はなくなる。
【0023】また、ギア1,2,31,32を支持する
軸6,8とケーシング3の軸受9との間にギャップを設
け駆動ギア1,31及び従動ギア2,32が径方向に微
動するようにしても良い。また、ギア1,2,31,3
2とそれを支持する軸6,8との間及び軸6,8とこれ
を支持するケーシング3の軸受9との双方にギャップを
同時に形成しても良い。
【0024】また、本実施例では、駆動ギア1,31は
駆動軸6によって駆動されているが、これに特に限定さ
れず、図示していないが駆動ギア1,31の内部に内歯
歯車を設け、この内歯歯車によって駆動ギア1,31を
回転させるようにしても良い。
【0025】更に、本実施例では空気を吐出してから水
を吸い上げる自吸型のギアポンプについて主に説明した
が、ケーシング内にあらかじめ水などを満たしてから駆
動するタイプのギアポンプに適用することも可能であ
る。
【0026】
【発明の効果】以上の説明より明らかなように、請求項
1の発明のギアポンプは、駆動ギアと従動ギアが正常に
噛合する範囲内で、頂げきを小さく設定する一方、基礎
円を歯底円よりも大きくし、かつ隣合う歯の歯面と基礎
円との交点とそれらの間の歯底円の中心の点との3点を
通る単一ないし複合曲面または近似曲面で歯底を形成し
たインボリュートギアを使用しているので、両ギアが噛
み合ってできる空間が小さくなり、その空間に閉じ込め
られる非圧縮性流体の量が減少する。そのため、水のよ
うな非圧縮性流体を圧送する場合には、閉じ込められた
非圧縮性流体の圧力によるギアの振動が減少し、結果と
してポンプ内のノイズが減少する。
【0027】また、請求項2の発明のギアポンプの場合
も同様に、両ギアが噛み合ってできる空間が小さくな
り、その空間に閉じ込められる非圧縮性流体の量が減少
するため、ギアの振動が減少し、ノイズが減少する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のギアポンプの一実施例をケーシングだ
けを断面して示す概略構成図である。
【図2】図1のギアポンプにおいてギャップが最小値に
調整された状態を示す説明図である。
【図3】本発明のギアポンプの一実施例を示す中央縦断
面図である。
【図4】本発明のギアポンプに使用されるギアの他の実
施例を示す平面図である。
【図5】従来のギアポンプをケーシングだけ断面して示
す概略構成図である。
【図6】従来のギアポンプに使用されるギアの他の例を
示す平面図である。
【符号の説明】
1,31 駆動ギア 2,32 従動ギア 3 ケーシング 24,33 基礎円 25,34 歯底円 a1,a2 ギアの歯と基礎円との交点 a3 歯底の中点 27,37 両ギアの噛合い場所にできる空間

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ケーシング内で互いに噛合する駆動ギア
    と従動ギアにより被搬出物を送り出すギアポンプにおい
    て、上記駆動ギアと従動ギアが正常に噛合する範囲内
    で、頂げきを小さく設定する一方、基礎円を歯底円より
    も大きくし、かつ隣合う歯の歯面と基礎円との交点とそ
    れらの間の歯底円の中心の点との3点を通る単一ないし
    複合曲面または近似曲面で歯底を形成したインボリュー
    トギアを使用したことを特徴とするギアポンプ。
  2. 【請求項2】 ケーシング内で互いに噛合する駆動ギア
    と従動ギアにより被搬出物を送り出すギアポンプにおい
    て、上記駆動ギアと従動ギアが正常に噛合する範囲内
    で、頂げきを小さく設定する一方、歯底円を基礎円より
    も大きくしかつ隣り合う歯の歯面とそれらの間の歯底円
    の中心の点とを単一ないし複合曲面または近似曲面で連
    続させた歯底を有するインボリュートギアを使用したこ
    とを特徴とするギアポンプ。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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CN110578687A (zh) * 2019-10-21 2019-12-17 湖南联诚轨道装备有限公司 轨道交通机车车辆自吸式喷水电机

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