JPH08213066A - 保護カバー付き端子台 - Google Patents
保護カバー付き端子台Info
- Publication number
- JPH08213066A JPH08213066A JP1661095A JP1661095A JPH08213066A JP H08213066 A JPH08213066 A JP H08213066A JP 1661095 A JP1661095 A JP 1661095A JP 1661095 A JP1661095 A JP 1661095A JP H08213066 A JPH08213066 A JP H08213066A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- protective cover
- rib
- engaging
- terminal
- base
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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Abstract
(57)【要約】
【目的】スイッチや表示灯などの端子部の充電部を保護
する保護カバー付き端子台において、保護カバーの偶発
的な外れを防止し、安全性を高める。 【構成】保護カバー１を回転して、保護カバー１に保護
カバー１から離して保護カバー１に平行に設けられた細
い板状の係合足１ａを、リブ２ａに設けられた凹部２ｂ
に係合させて、保護カバー１を係止する。
する保護カバー付き端子台において、保護カバーの偶発
的な外れを防止し、安全性を高める。 【構成】保護カバー１を回転して、保護カバー１に保護
カバー１から離して保護カバー１に平行に設けられた細
い板状の係合足１ａを、リブ２ａに設けられた凹部２ｂ
に係合させて、保護カバー１を係止する。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、工作機械の制御盤や受
配電盤等に用いるスイッチ、表示灯の端子、特に充電状
態にある部分を感電防止のため絶縁物で覆った保護カバ
ー付き端子のカバー取付け構造に関する。
配電盤等に用いるスイッチ、表示灯の端子、特に充電状
態にある部分を感電防止のため絶縁物で覆った保護カバ
ー付き端子のカバー取付け構造に関する。
【０００２】
【従来の技術】図４（ａ）、（ｂ）に、従来の例とし
て、表示灯の端子部の充電部保護カバー付き端子台の正
面図および側面図をそれぞれ示す。ベース２に、端子板
３および端子ネジ４からなる二つの端子が配備された端
子台において、端子間にベース２より上方に延びたリブ
２ａが形成され、そのリブ２ａの側面の上端近くに凹部
２ｂが設けられている。一方充電部を保護する保護カバ
ー１には、下方に係合足１ａが設けられていて、その係
合足１ａの先端の突起１ｂを、リブ２ａの側面にある凹
部２ｂに係合することにより、保護カバー１が係止され
る。保護カバー１を取り付けるときは、保護カバー１を
上方から下に押せば、係合足１ａが弾性により少し外方
に広がって、係合足１ａの突起１ｂが、リブ２ａの側面
にある凹部２ｂに係合する。保護カバー１を取り外すと
きは、保護カバー１を上方に引っ張って、リブ２ａの側
面にある凹部２ｂに係合している突起１ｂを外す。この
ように、図の上下方向の力によって着脱可能な構造とな
っている。
て、表示灯の端子部の充電部保護カバー付き端子台の正
面図および側面図をそれぞれ示す。ベース２に、端子板
３および端子ネジ４からなる二つの端子が配備された端
子台において、端子間にベース２より上方に延びたリブ
２ａが形成され、そのリブ２ａの側面の上端近くに凹部
２ｂが設けられている。一方充電部を保護する保護カバ
ー１には、下方に係合足１ａが設けられていて、その係
合足１ａの先端の突起１ｂを、リブ２ａの側面にある凹
部２ｂに係合することにより、保護カバー１が係止され
る。保護カバー１を取り付けるときは、保護カバー１を
上方から下に押せば、係合足１ａが弾性により少し外方
に広がって、係合足１ａの突起１ｂが、リブ２ａの側面
にある凹部２ｂに係合する。保護カバー１を取り外すと
きは、保護カバー１を上方に引っ張って、リブ２ａの側
面にある凹部２ｂに係合している突起１ｂを外す。この
ように、図の上下方向の力によって着脱可能な構造とな
っている。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】従来の保護カバー付き
端子台においては、保護カバー１の着脱方向がベース２
に対して垂直方向であるため、配線５を接続し、その配
線５を垂直方向（図の上方）に引っ張ると、保護カバー
１の着脱方向と同一方向となり、保護カバー１の端部に
配線５が当たって保護カバー１が外れる問題や、保護カ
バー１の係合足１ａが垂直方向に形成されているため、
係合足１ａの位置によって配線５の方向が限定される問
題があった。
端子台においては、保護カバー１の着脱方向がベース２
に対して垂直方向であるため、配線５を接続し、その配
線５を垂直方向（図の上方）に引っ張ると、保護カバー
１の着脱方向と同一方向となり、保護カバー１の端部に
配線５が当たって保護カバー１が外れる問題や、保護カ
バー１の係合足１ａが垂直方向に形成されているため、
係合足１ａの位置によって配線５の方向が限定される問
題があった。
【０００４】以上の問題に鑑み、本発明の目的は、保護
カバーの外れにくい、しかも配線方向の自由な保護カバ
ー付き端子台を提供することにある。
カバーの外れにくい、しかも配線方向の自由な保護カバ
ー付き端子台を提供することにある。
【０００５】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
め、本発明は、端子板と端子ネジとからなる複数の端子
を配備したベースと、各端子を分離するため端子間にベ
ースから上方に延長されたリブと、リブの上端に取り付
けられ充電部を保護するための保護カバーを有する保護
カバー付き端子台において、前記保護カバーに保護カバ
ーから離して平行に細い板状の係合足を設け、前記リブ
に前記係合足と係合する凹部を設け、前記保護カバーを
回転させて該保護カバーの係合足を前記リブの凹部に係
止するものとする。
め、本発明は、端子板と端子ネジとからなる複数の端子
を配備したベースと、各端子を分離するため端子間にベ
ースから上方に延長されたリブと、リブの上端に取り付
けられ充電部を保護するための保護カバーを有する保護
カバー付き端子台において、前記保護カバーに保護カバ
ーから離して平行に細い板状の係合足を設け、前記リブ
に前記係合足と係合する凹部を設け、前記保護カバーを
回転させて該保護カバーの係合足を前記リブの凹部に係
止するものとする。
【０００６】特に、保護カバーに保護カバーの回転前に
リブと当接する保護カバーの位置合わせ用の案内を有す
ることが重要である。また、係合足に保護カバーの回転
後にリブと当接する保護カバーの位置合わせ用の凸部を
有するものがよい。
リブと当接する保護カバーの位置合わせ用の案内を有す
ることが重要である。また、係合足に保護カバーの回転
後にリブと当接する保護カバーの位置合わせ用の凸部を
有するものがよい。
【０００７】
【作用】上記の手段を講じ、保護カバーを回転すること
によって、保護カバーに保護カバーから離して保護カバ
ーに平行に設けられた細い板上の係合足を、リブに設け
られた凹部に係合させて保護カバーを係止するものとす
ることによって、保護カバーに上向きの力が加わっても
保護カバーは外れない。また、保護カバーと平行に形成
された係合足をリブの端部に係止させたため、配線方向
も係合足によって影響されることがなくなる。
によって、保護カバーに保護カバーから離して保護カバ
ーに平行に設けられた細い板上の係合足を、リブに設け
られた凹部に係合させて保護カバーを係止するものとす
ることによって、保護カバーに上向きの力が加わっても
保護カバーは外れない。また、保護カバーと平行に形成
された係合足をリブの端部に係止させたため、配線方向
も係合足によって影響されることがなくなる。
【０００８】特に、保護カバーに案内が有り、また、係
合足に凸部が有れば、保護カバーの位置合わせが容易
で、保護カバーの固定が確実である。
合足に凸部が有れば、保護カバーの位置合わせが容易
で、保護カバーの固定が確実である。
【０００９】
【実施例】図３（ａ）、（ｂ）に、本発明の実施例とし
て、表示灯の端子部の保護カバー１の正面図および底面
図をそれぞれ示す。保護カバー１に平行な係合足１ａが
保護カバー１から少し離して形成されている。その係合
足１ａの先端は、ベースのリブに当たったとき滑るよう
に斜めに切断され、ベースのリブと係合するための凸部
１ｃが設けられている。また、保護カバー１をベースの
リブに正しく合わせるための案内１ｂとして小さな突起
が設けられている。
て、表示灯の端子部の保護カバー１の正面図および底面
図をそれぞれ示す。保護カバー１に平行な係合足１ａが
保護カバー１から少し離して形成されている。その係合
足１ａの先端は、ベースのリブに当たったとき滑るよう
に斜めに切断され、ベースのリブと係合するための凸部
１ｃが設けられている。また、保護カバー１をベースの
リブに正しく合わせるための案内１ｂとして小さな突起
が設けられている。
【００１０】図１（ａ）、（ｂ）に、図３の保護カバー
１を組み合わせた本発明の実施例の表示灯の端子部の保
護カバー付き端子台の正面図および側面図をそれぞれ示
す。図において、端子板３および端子ネジ４が配備され
たベース２から上方にリブ２ａが延びている。そのリブ
２ａに凹部２ｂが設けられ、その凹部２ｂに保護カバー
１の係合足１ａが、保護カバー１の回転によって、係合
されていることがわかる。係合足１ａの凸部１ｃは、リ
ブ２ａの一面に当接して、保護カバー１の固定に役立っ
ている。
１を組み合わせた本発明の実施例の表示灯の端子部の保
護カバー付き端子台の正面図および側面図をそれぞれ示
す。図において、端子板３および端子ネジ４が配備され
たベース２から上方にリブ２ａが延びている。そのリブ
２ａに凹部２ｂが設けられ、その凹部２ｂに保護カバー
１の係合足１ａが、保護カバー１の回転によって、係合
されていることがわかる。係合足１ａの凸部１ｃは、リ
ブ２ａの一面に当接して、保護カバー１の固定に役立っ
ている。
【００１１】図２（ａ）、（ｂ）は、図１の保護カバー
付き端子の、それぞれ保護カバー１の係合前と係合後の
上方からの透視図を示す。分かりやすくするため、保護
カバー１の係合足１ａと案内１ｂにハッチングを施して
ある。図２（ａ）の係合前の状態では、リブ２ａの上端
が係合足１ａと案内１ｂの間に挟まれている。図２
（ｂ）の係合後の状態では、係合足１ａの先端部がリブ
２ａの凹部２ｂに入って、係合足１ａの凸部１ｃがリブ
２ａの面に当たって止まっている。
付き端子の、それぞれ保護カバー１の係合前と係合後の
上方からの透視図を示す。分かりやすくするため、保護
カバー１の係合足１ａと案内１ｂにハッチングを施して
ある。図２（ａ）の係合前の状態では、リブ２ａの上端
が係合足１ａと案内１ｂの間に挟まれている。図２
（ｂ）の係合後の状態では、係合足１ａの先端部がリブ
２ａの凹部２ｂに入って、係合足１ａの凸部１ｃがリブ
２ａの面に当たって止まっている。
【００１２】すなわち、保護カバー取付けの操作として
は、リブ２ａの上端が案内１ｂと係合足１ａとに挟まれ
るような状態に保護カバー１を置き、次に、係合足１ａ
の先端部をリブ２ａの凹部２ｂに入れ、係合足１ａの凸
部１ｃがリブ２ａに当たるまで保護カバー１を約４５度
右回転するものである。上記のように、保護カバー１を
回転することによって、保護カバー１から離して保護カ
バー１に平行に設けられた細い板上の係合足１ａを、リ
ブ２ａに設けられた凹部２ｂに係合させて保護カバー１
を係止するので、保護カバー１に上向きの力が加わって
も保護カバー１が外れることは無く、また、係合足１ａ
を保護カバー１と平行に形成したため、配線方向も係合
足１によって影響されることがなくなる。
は、リブ２ａの上端が案内１ｂと係合足１ａとに挟まれ
るような状態に保護カバー１を置き、次に、係合足１ａ
の先端部をリブ２ａの凹部２ｂに入れ、係合足１ａの凸
部１ｃがリブ２ａに当たるまで保護カバー１を約４５度
右回転するものである。上記のように、保護カバー１を
回転することによって、保護カバー１から離して保護カ
バー１に平行に設けられた細い板上の係合足１ａを、リ
ブ２ａに設けられた凹部２ｂに係合させて保護カバー１
を係止するので、保護カバー１に上向きの力が加わって
も保護カバー１が外れることは無く、また、係合足１ａ
を保護カバー１と平行に形成したため、配線方向も係合
足１によって影響されることがなくなる。
【００１３】特に、保護カバー１に案内１ｂが有り、ま
た、係合足１ａに凸部１ｃが有れば、保護カバー１の位
置合わせが容易で、保護カバー１が確実に固定できる。
本発明は上記の例の他、スイッチ、ヒューズ等の各種配
線機器の端子部に適用できるものである。
た、係合足１ａに凸部１ｃが有れば、保護カバー１の位
置合わせが容易で、保護カバー１が確実に固定できる。
本発明は上記の例の他、スイッチ、ヒューズ等の各種配
線機器の端子部に適用できるものである。
【００１４】
【発明の効果】以上述べたように、本発明によれば下記
の効果を奏する。すなわち、保護カバーを回転して、保
護カバーに設けられた係合足をリブに設けられた凹部に
係合させて保護カバーを係止することによって、保護カ
バーに上向きの力が加わっても保護カバーは外れないの
で、充電部が露出することがなく、従来より安全性が高
められる。また、保護カバーに近くしかも平行に形成さ
れた係合足をリブの端部に係止させるため、配線方向も
係合足によって影響されないので、配線が容易になる。
の効果を奏する。すなわち、保護カバーを回転して、保
護カバーに設けられた係合足をリブに設けられた凹部に
係合させて保護カバーを係止することによって、保護カ
バーに上向きの力が加わっても保護カバーは外れないの
で、充電部が露出することがなく、従来より安全性が高
められる。また、保護カバーに近くしかも平行に形成さ
れた係合足をリブの端部に係止させるため、配線方向も
係合足によって影響されないので、配線が容易になる。
【００１５】更に係合足が保護カバーに近いので、保護
カバーの高さを低くでき、全体としての寸法を小さくで
きる効果もある。
カバーの高さを低くでき、全体としての寸法を小さくで
きる効果もある。
【図１】（ａ）は本発明の実施例の保護カバー付き端子
台の正面図、（ｂ）は（ａ）の側面図
台の正面図、（ｂ）は（ａ）の側面図
【図２】（ａ）は図１の保護カバー付き端子台の係合前
の平面透視図、（ｂ）は同じく係合後の平面透視図
の平面透視図、（ｂ）は同じく係合後の平面透視図
【図３】（ａ）は図１の保護カバー１の正面図、（ｂ）
は（ａ）の底面図
は（ａ）の底面図
【図４】（ａ）は従来の保護カバー付き端子台の正面
図、（ｂ）は（ａ）の側面図
図、（ｂ）は（ａ）の側面図
１ 保護カバー １ａ 係合足 １ｂ 案内 １ｃ 凸部 ２ ベース ２ａ リブ ２ｂ 凹部 ３ 端子板 ４ 端子 ５ 配線
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 竹内 剛久 埼玉県秩父郡小鹿野町大字小鹿野755番地 １号 株式会社秩父富士内
Claims (3)
- 【請求項１】端子板と端子ネジとからなる複数の端子を
配備したベースと、各端子を分離するため端子間にベー
スから上方に延長されたリブと、リブの上端に取り付け
られ充電部を保護するための保護カバーを有するものに
おいて、前記保護カバーに保護カバーから離して平行に
細い板状の係合足を設け、前記リブに前記係合足と係合
する凹部を設け、前記保護カバーを回転させて該保護カ
バーの係合足を前記リブの凹部に係止させることを特徴
とする保護カバー付き端子台。 - 【請求項２】保護カバーに保護カバーの回転前にリブと
当接する保護カバーの位置合わせ用の案内を有すること
を特徴とする請求項１に記載の保護カバー付き端子台。 - 【請求項３】係合足に保護カバーの回転後にリブと当接
する保護カバーの位置合わせ用の凸部を有することを特
徴とする請求項１または２に記載の保護カバー付き端子
台。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1661095A JPH08213066A (ja) | 1995-02-03 | 1995-02-03 | 保護カバー付き端子台 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1661095A JPH08213066A (ja) | 1995-02-03 | 1995-02-03 | 保護カバー付き端子台 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH08213066A true JPH08213066A (ja) | 1996-08-20 |
Family
ID=11921094
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1661095A Pending JPH08213066A (ja) | 1995-02-03 | 1995-02-03 | 保護カバー付き端子台 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH08213066A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2010009914A (ja) * | 2008-06-26 | 2010-01-14 | Toshiba Corp | 加熱調理器 |
| JP2013202765A (ja) * | 2012-03-29 | 2013-10-07 | Brother Industries Ltd | 工作機械用制御装置 |
-
1995
- 1995-02-03 JP JP1661095A patent/JPH08213066A/ja active Pending
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2010009914A (ja) * | 2008-06-26 | 2010-01-14 | Toshiba Corp | 加熱調理器 |
| JP2013202765A (ja) * | 2012-03-29 | 2013-10-07 | Brother Industries Ltd | 工作機械用制御装置 |
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