JPH08209828A - ガラス板用支持金具の躯体への取付方法および取付構造 - Google Patents

ガラス板用支持金具の躯体への取付方法および取付構造

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JPH08209828A
JPH08209828A JP14596795A JP14596795A JPH08209828A JP H08209828 A JPH08209828 A JP H08209828A JP 14596795 A JP14596795 A JP 14596795A JP 14596795 A JP14596795 A JP 14596795A JP H08209828 A JPH08209828 A JP H08209828A
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Abstract

(57)【要約】 【目的】ガラススクリ−ンに於けるガラス板用支持金具
の構造躯体への取付時の芯出し、調整を容易とする方法
および取付構造を提供する。 【構成】躯体から外壁面側に突出したパイプ状の取付受
部に、挿入後溶接固定した段付き筒形の接続金具と、前
記接続金具の中心に備えたネジ孔に調整ボルトにて中空
円筒形の調整金具の底部に設けた長孔を介して螺合仮固
定した調整金具と、前記調整金具の中空円筒形内面側に
設けたネジ穴に、突起部を中心に設けた支持金具を螺合
し、位置確定後に接続金具と調整金具を溶接固定し、前
記長穴の取付方向により支持金具の上下左右方向への調
整を可能とし、また前記取付受部への接続金具の固着に
変えて、取付受部に外周を螺刻の取付受金具を溶接固定
し、調整拡張金具の一端側内面に接続金具を密嵌固着
し、さらに他端側を前記取付受金具と螺合固定させ、調
整拡張金具を回転させて支持金具を面外方向に移動調整
可能とした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ガラススクリ−ンにお
けるガラス板用支持金具の構造躯体への取付方法および
その取付構造に関し、特にその取り付け時におけるその
芯出し、調整の方法およびその構造に係わるものであ
る。
【0002】
【従来の技術】ガラス板の取付構法として各種あるが、
フレ−ムレスでガラススクリ−ンを構成する構法として
金属金具による点支持構法が、近年注目されている。こ
の点支持構法は躯体に固定したH字、X字状等の支持金
具にて、隣り合う4枚のガラス板のコ−ナ−穿設部を支
持固定するものである。
【0003】この支持金具の躯体への取付時において、
前記の隣り合うガラス板のコ−ナ−の突き合わせ部と、
支持金具の中心とを一致するようにして躯体に取付る
為、予めガラス板の配設位置に合わせて上下左右にピア
ノ線等を張っておき、前記ガラス板のコ−ナ−突き合わ
せ部の位置、つまり前記ピアノ線の交点が支持金具の中
心となる為、その交点を確認すると共に支持金具を支え
ながら躯体側に支持金具を溶接固定していた。
【0004】また、実開平3−113037号公報に示
される様に壁装板用支持金具の取付に於いて、壁面に固
定されたボルト材と、挿通される前記ボルト材に対し少
なくとも上下左右方向への游動を可能とする通孔を有
し、ワッシャ−材の係止が可能な突起部を設けた略L字
状の壁装板用支持金具と、前記ボルト材を挿通するため
の斜孔を有してなるワッシャ−材と、ナット材で構成さ
れ、ボルト材で支持金具の通孔と、ワッシャ−材の斜孔
を介してナット材で位置調整固定される壁装用支持金具
の壁面への取付構造が記載がされている。
【0005】
【発明が解決しようとする問題点】建物の躯体側に固定
される前記支持金具の取付位置が、上下左右方向にずれ
るとガラス板等のパネルを正常な位置に取り付けること
ができず、また一旦取付け固定してしまった後の支持金
具の位置調整は困難であった。この為熟練した作業者に
より躯体に支持金具を支えながら直接溶接するといった
作業が行われ、位置の調整に多大な時間を要したばかり
でなく、作業性、効率性、芯出しの精度等において必ず
しも満足できるものではなかった。
【0006】また実開平3−113037号公報に示さ
れるものにおいては、支持金具の取付位置の誤差を調整
吸収する構造として、壁面に固定されたボルト材を上下
左右方向への游動を可能とする通孔を有する略L字状の
壁装板用支持金具と、斜孔を有するワッシャ−材を介し
てナット材で締付挟持して固定しているもので、壁装板
が不透明なもので支持金具が隠れる場合は美観上問題が
無いが、透明なガラス板を支持する場合においては、壁
面から突き出たボルト材、略L字状の支持金具等が露出
し、美観上見苦しくなり、好ましくないものとなる。さ
らに壁装板の面方向への調整は出来ない。さらにまた、
ボルト材とナット材で締付挟持しているだけなので、経
年の使用で位置ずれの発生の可能性が高く、また略L字
状の支持金具は厚いガラス板のような重量物を支持する
のに適さず、複数点で支持しなければならず、支持する
ガラス板の底辺に平行にフレ−ム状の支持金具が露出し
てしまうことになり、DPG構法等で金属フレ−ムを無
くし、開放感を高めようとする場合、煩わしいものとな
ってしまうという問題点があった。
【0007】
【問題点を解決するための手段】本発明は、上記問題の
解決を図るために、ガラススクリ−ンを構成するガラス
板の支持金具の構造躯体への取付けに於いて、躯体から
外壁面側に突出したパイプ状の取付受部に、挿入後溶接
固定した段付き筒形の接続金具と、前記接続金具の中心
に備えたネジ孔に調整ボルトにて中空円筒形の調整金具
の底部に設けた長孔の長手方向と調整金具の回転によ
り、上下左右に移動自在な調整金具の長孔を介して螺合
仮固定した調整金具と、前記調整金具の中空円筒形内面
側に設けたネジ穴に、螺合する突起部を中心に設けた支
持金具からなり、前記支持金具によりガラス板を取り付
け、位置確定後に、接続金具と調整金具を溶接固定した
ガラス板用支持金具の躯体への取付方法、あるいは、前
記記載のガラス板用支持金具の躯体への取付に於いて、
前記取付受部への接続金具の固着に変えて、取付受部に
外周を螺刻の取付受金具を溶接固定し、調整拡張金具の
一端側内面に接続金具を密嵌固着し、さらに他端側を前
記取付受金具と螺合固定させ、調整拡張金具を回転させ
ることにより支持金具を面外方向に移動調整可能とした
ガラス板用支持金具の躯体への取付方法を提供し、さら
に、ガラススクリ−ンを構成するガラス板の支持金具の
構造躯体への取付に於いて、躯体から外壁面側に突出し
たパイプ状の取付受部に、挿入後溶接固定した段付き筒
形の接続金具と、前記接続金具の中心に備えたネジ孔に
調整ボルトにて中空円筒形の調整金具の底部に設けた長
孔を介して螺合仮固定した調整金具と、前記調整金具の
中空円筒形内面側に設けたネジ穴に、突起部を中心に設
けた支持金具を螺合し、前記調整金具に設けた長孔と該
長孔の接続金具への取付方向により上下左右に位置調整
を可能とし、また、前記記載のガラス板用支持金具の躯
体への取付構造に於いて、前記取付受部への接続金具の
固着に変えて、取付受部に固着の外周を螺刻の取付受金
具と、一端側内面に接続金具を密嵌固着し、さらに他端
側を前記取付受金具と螺合固定させた調整拡張金具と、
該調整拡張金具の回転により支持金具を面外方向に移動
調整可能とし、さらに、前記調整拡張金具が筒状で内面
側が肉厚の薄いカバー部と、肉厚が厚くかつ螺刻された
螺刻部からなる段付筒状体であるガラス板用支持金具の
躯体への取付構造を提供する。
【0008】構造体とは金属パイプやスペースフレー
ム、ケーブルトラス、テンションワイヤー、コンクリー
ト躯体等を対象とし、またガラス板とは強化されたガラ
ス板や、複数枚の強化ガラス相互、あるいは強化ガラス
と生板ガラスを組み合わせてPVB等の中間膜で接着し
た合わせガラス、および前記のガラスに飛散防止樹脂膜
を貼着したもの等が対象となる。
【0009】
【作用】躯体から外壁面側に突出したパイプ状の取付受
部に、中心にネジ孔を備えた段付き筒形の接続金具を挿
着し溶接にて固定する。前記接続金具の中心に設けた前
記ネジ孔に調整ボルトにて中空円筒形の調整金具の長孔
を介して螺合し、調整金具を仮固定した後、前記調整金
具の中空円筒形内面側に設けたネジ穴に、支持金具の中
心より垂設した突起部先端に設けたネジ部を螺合させ、
ガラス板面側への位置調整を行い、前記調整金具の側面
部に設けた固定ビスにて固定を行う。さらに前記円筒形
の調整金具の底部フラット面に設けた長孔の長手方向へ
の移動と、必要に応じ調整金具の回転により調整金具の
位置を上下左右方向に調整し、支持金具の中心を確定し
た後、接続金具と調整金具を溶接固定することで支持金
具の躯体への取付固定作業を容易にすることができる。
【0010】さらにまた、前記取付受部への接続金具の
固着に変えて、取付受部に外周を螺刻の取付受金具を溶
接固定し、調整拡張金具の一端側内面に接続金具を密嵌
固着し、さらに他端側を前記取付受金具と螺合固定さ
せ、調整拡張金具を回転させることにより支持金具の面
外方向の調整範囲をより大とすることができる。
【0011】
【実施例】以下、本発明に係わるガラス板用支持金具の
躯体への取付方法について、図面に基づき詳細に説明す
る。図1は本発明の実施例を説明するガラス板用支持金
具の躯体への取付方法を説明する一部を切り欠いた分解
斜視図を示し、図2は本発明の実施例を説明するガラス
板用支持金具と、該支持金具を用いガラス板の取付部ま
でを含めた一部を切欠き省略した断面図を示し、図3は
本発明の別の実施例を説明するガラス板用支持金具の躯
体への取付方法を説明する一部を切り欠いた分解斜視図
を示し、図4は本発明の別の実施例を説明するガラス板
用支持金具と、該支持金具を用いガラス板の取付部まで
を含めた一部を切欠き省略した断面図を示す。
【0012】まず図1、図2に示すように、躯体から外
壁面側に突出したパイプ状の取付受部7に、挿入後溶接
固定された段付きで筒形の接続金具2と、前記接続金具
2の中心に備えたネジ孔8に調整ボルト4にて中空円筒
形の調整金具3の底部に設けた長孔6を介して螺合仮固
定した調整金具3と、前記調整金具3の中空円筒形内面
側に設けたネジ穴9に、支持金具5の中心より垂設した
突起部10の先端に設けたネジ部を螺合後、前記調整金
具3の側面部に支持金具5を固定する固定ビス11を設
けた。さらに前記円筒形の調整金具3の底部フラット面
に設けた長孔6と調整金具3の回転により調整金具3の
位置を上下左右方向に移動調整可能とし、支持金具5の
中心位置の確定後は接続金具2と調整金具3の接続点1
3の外周部を溶接により固定する。
【0013】また、図1、図2に示す前記実施例1の躯
体から外壁面側に突出したパイプ状の取付受部7への接
続金具2の取付に代えて、図3、図4に示すように、外
周を螺刻した取付受金具21を取付受部7に固着し、筒
状の内面側が肉厚の薄いカバー部23と、肉厚が厚くか
つ螺刻された螺刻部24からなる段付筒状体である調整
拡張金具22の肉厚の厚い一端側に接続金具2を予め密
嵌固着し、該調整拡張金具22の他端側を前記取付受金
具21と係合させ、調整拡張金具22の螺刻部24と取
付受金具21を螺合固着させた。
【0014】以下、調整ボルト4により前記接続金具2
と中空円筒形の調整金具3との取付けは実施例1と同様
である。つまり、前記接続金具2の中心に備えたネジ孔
8に調整ボルト4にて一端側が開口した中空円筒形の調
整金具3の底部に設けた長孔6を介して螺合仮固定した
調整金具3と、前記調整金具3の中空円筒形内面側に設
けたネジ穴9に、支持金具5の中心より垂設した突起部
10の先端に設けたネジ部を螺合後、前記調整金具3の
側面部に支持金具5を固定する固定ビス11を設けた。
さらに前記円筒形の調整金具3の底部フラット面に設け
た長孔6と調整金具3の回転により調整金具3の位置を
上下左右方向に移動調整可能とし、支持金具5の中心位
置の確定後は接続金具2と調整金具3の接続点13の外
周部を溶接により固定する。
【0015】以下、本発明の作用を説明する。まず図
1、図2に示すように、躯体から外壁面側に突出した直
径60mm程度で肉厚3.2mm程度のパイプ状の取付
受部7に、中心にネジ孔を備えた段付き筒形の接続金具
2の小径側を挿入整合させ、その接続点12の周囲を溶
接にて固定する。さらに前記接続金具2の中心に設けた
前記ネジ穴8に調整ボルト4にて中空円筒形の調整金具
3の底部フラット面に設けた長孔6を介して螺合し、調
整金具3を仮固定する。前記調整金具3は前記長孔6の
長手方向に移動自在であり、調整金具3を回転させれば
回転した角度において長孔の長手方向に移動すれば、上
下左右移動自在となる。前記調整金具3の中空円筒形内
面側に設けたネジ穴9に、支持金具5の中心より垂設し
た突起部10の先端に設けたネジ部を螺合させ、螺合の
深さを調整すれば、ガラス板面側への位置調整も可能と
なり、前記調整金具3の側面部に設けた固定ビス孔に固
定ビス11を螺合して支持金具5を調整金具3に固定さ
せる。
【0016】さらにまた前記円筒形の調整金具3の底部
フラット面に設けた長孔6により調整金具3の位置を上
下左右方向に調整後、支持金具5の中心を確定した後
で、接続金具2と調整金具3の接続点13の外周部を溶
接固定することにより、支持金具3は強固に躯体に固定
され、経年による位置ずれ、風荷重、地震等による相関
変位等によってもずれない支持金具5の躯体への取付固
定ができる。
【0017】前記支持金具5は一般にH字状や、X字状
の支持ア−ム15を備え、支持ア−ムの先端付近に設け
た支持金具の穿孔部の外面側に筒形の中間部材16、内
面側に背面プレ−ト17を挟んでボルト18にて締付螺
合する。また前記筒形の中間部材16の他方側と、締付
金具20にて、ガラススクリ−ンを構成するガラス板1
9のコ−ナ−部に設けた穿孔部を締付挟持する。
【0018】また、図3、図4に示すように、躯体から
外壁面側に突出した直径60mm程度で肉厚3.2mm
程度のパイプ状の取付受部7に、外周を螺刻した取付受
金具21を固着し、筒状の内面側が肉厚が4〜5mm程
度と薄いカバー部23と、肉厚が9〜10mm程度と厚
くかつ螺刻された螺刻部24からなる内面側に段差を設
けた段付筒状体である調整拡張金具22の肉厚の厚い一
端側に中心にネジ孔を備えた段付き筒形の接続金具2の
小径側を予め挿入密嵌固着し、接続点26の周囲を溶接
固定し、該調整拡張金具22の他端側を前記取付受金具
21と係合させ、調整拡張金具22の螺刻部24と取付
受金具21を螺合固着させる。
【0019】さらに、前記接続金具2の中心に設けた前
記ネジ穴8に調整ボルト4にて中空円筒形の調整金具3
の底部フラット面に設けた長孔6を介して螺合し、調整
金具3を仮固定する。ここで前記調整金具3は前記長孔
6の長手方向に移動自在であり、調整金具3を回転させ
れば回転した角度において長孔の長手方向に移動すれ
ば、上下左右移動自在となる。
【0020】また前記調整金具3の中空円筒形内面側に
設けたネジ穴9に、支持金具5の中心より垂設した突起
部10の先端に設けたネジ部を螺合させ、螺合の深さを
調整すれば、ガラス板面側への位置調整も可能となり、
さらに、位置調整代が必要であれば前記調整拡張金具2
2を回転させれば支持金具5の面外方向への移動調整範
囲をより大とすることができ、前記調整金具3の側面部
に設けた固定ビス孔に固定ビス11を螺合して支持金具
5を調整金具3に固定させ、また前記調整拡張金具22
の側面部に設けた固定ビス孔に固定ビス25を螺合して
調整拡張金具22を取付受金具21に固定させる。
【0021】さらにまた前記円筒形の調整金具3の底部
フラット面に設けた長孔6により調整金具3の位置を上
下左右方向に調整後、支持金具5の中心を確定した後
で、接続金具2と調整金具3の接続点13の外周部を溶
接固定することにより、支持金具3は強固に躯体1に固
定され、経年による位置ずれ、風荷重、地震等による相
関変位等によってもずれない支持金具5の躯体への取付
固定ができる。
【0022】前記支持金具5は一般にH字状や、X字
状、I字状の支持ア−ム15を備え、支持ア−ム15の
先端付近に設けた穿孔部の両面側に一対のナット30、
31を設けガラス板19を締付挟持の締付金具20のボ
ルト部32と前記一対のナット30、31とを螺合し支
持アーム15を締付挟持する。またガラス板19と支持
アーム15間で締付金具20の該ボルト部32のネジの
露出部には筒状部材33を覆設して、見栄えを向上させ
る。
【0023】以上、本発明の各種の実施態様について説
明したが、前記躯体1より突出したパイプ状の取付受部
7は円筒形でも角形でもよく、取付受部7が角形の場合
は、段付きの接続金具2と整合させる側の形状を角形に
合わせておけば良い。
【0024】前記支持金具5をはじめとして調整金具
3、接続金具2、取付受金具21、調整拡張金具22等
は、ステンレス等の固くて錆びない金属が好ましいが、
場合によりSS材等にメッキを施したものでも良い。
【0025】
【発明の効果】本発明により、梁、鉄骨等の躯体に支持
金具を取付け時、支持金具の芯出し調整が容易となり、
特に熟練の作業者も必要とせず、作業効率もアップし、
又芯出しの寸法精度も大幅に向上した。また面外方向の
調整範囲も大きくとれ、調整拡張金具のカバー部が取付
受金具の螺刻部分を覆うため、ネジ山が露出せず見栄え
も良く、さらに支持金具の取付精度の向上によりガラス
スクリ−ンを構成するガラス板の配列も乱れもなく、取
付けられたガラス板の穿孔部に無理な力もかからず、安
定したガラス板の支持が可能となった。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例を説明するガラス板用支持金具
の躯体への取付方法を説明する一部を切り欠いた分解斜
視図を示す。
【図2】本発明の実施例を説明するガラス板用支持金具
と、該支持金具を用いガラス板の取付部までを含めた一
部を切欠き省略した断面図を示す。
【図3】本発明の別の実施例を説明するガラス板用支持
金具の躯体への取付方法を説明する一部を切り欠いた分
解斜視図を示す。
【図4】本発明の別の実施例を説明するガラス板用支持
金具と、該支持金具を用いガラス板の取付部までを含め
た一部を切欠き省略した断面図を示す。
【符号の説明】
1 躯体 2 接続金具 3 調整金具 4 調整ボルト 5 支持金具 6 長孔 19 ガラス板 21 取付受金具 22 調整拡張金具 23 カバー部 24 螺刻部

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ガラススクリ−ンを構成するガラス板の支
    持金具の構造躯体への取付に於いて、躯体から外壁面側
    に突出したパイプ状の取付受部に、挿入後溶接固定した
    段付き筒形の接続金具と、前記接続金具の中心に備えた
    ネジ孔に調整ボルトにて中空円筒形の調整金具の底部に
    設けた長孔を介して螺合仮固定した調整金具と、前記調
    整金具の中空円筒形内面側に設けたネジ穴に、突起部を
    中心に設けた支持金具を螺合し、位置確定後に接続金具
    と調整金具を溶接固定したことを特徴とするガラス板用
    支持金具の躯体への取付方法。
  2. 【請求項2】前記記載のガラス板用支持金具の躯体への
    取付に於いて、前記取付受部への接続金具の固着に変え
    て、取付受部に外周を螺刻の取付受金具を溶接固定し、
    調整拡張金具の一端側内面に接続金具を密嵌固着し、さ
    らに他端側を前記取付受金具と螺合固定させ、調整拡張
    金具を回転させることにより支持金具を面外方向に移動
    調整可能としたことを特徴とする請求項1記載のガラス
    板用支持金具の躯体への取付方法。
  3. 【請求項3】ガラススクリ−ンを構成するガラス板の支
    持金具の構造躯体への取付に於いて、躯体から外壁面側
    に突出したパイプ状の取付受部に、挿入後溶接固定した
    段付き筒形の接続金具と、前記接続金具の中心に備えた
    ネジ孔に調整ボルトにて中空円筒形の調整金具の底部に
    設けた長孔を介して螺合仮固定した調整金具と、前記調
    整金具の中空円筒形内面側に設けたネジ穴に、突起部を
    中心に設けた支持金具を螺合し、前記調整金具に設けた
    長孔と該長孔の接続金具への取付方向により上下左右に
    位置調整を可能としたことを特徴とするガラス板用支持
    金具の躯体への取付構造。
  4. 【請求項4】前記記載のガラス板用支持金具の躯体への
    取付構造に於いて、前記取付受部への接続金具の固着に
    変えて、取付受部に固着の外周を螺刻の取付受金具と、
    一端側内面に接続金具を密嵌固着し、さらに他端側を前
    記取付受金具と螺合固定させた調整拡張金具と、該調整
    拡張金具の回転により支持金具を面外方向に移動調整可
    能としたことを特徴とする請求項3記載のガラス板用支
    持金具の躯体への取付構造。
  5. 【請求項5】前記調整拡張金具が筒状で内面側が肉厚の
    薄いカバー部と、肉厚が厚くかつ螺刻された螺刻部から
    なる段付筒状体であることを特徴とする請求項4記載の
    ガラス板用支持金具の躯体への取付構造。
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