JPH08208587A - N,o−ジアルキルヒドロキサム酸及びo−アルキルヒドロキサム酸の精製方法 - Google Patents
N,o−ジアルキルヒドロキサム酸及びo−アルキルヒドロキサム酸の精製方法Info
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- JPH08208587A JPH08208587A JP7016178A JP1617895A JPH08208587A JP H08208587 A JPH08208587 A JP H08208587A JP 7016178 A JP7016178 A JP 7016178A JP 1617895 A JP1617895 A JP 1617895A JP H08208587 A JPH08208587 A JP H08208587A
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Abstract
(57)【要約】
【構成】 一般式(I):
【化1】
(式中、R1 は水素原子又は低級アルキル基を表し、R
2 及びR3 は低級アルキル基を表す。)で示されるN,
O−ジアルキルヒドロキサム酸を含有するか、あるいは
前記N,O−ジアルキルヒドロキサム酸と一般式(I
I): R1 CONHOR3 (II) (式中、R1 及びR3 は前記と同義である。)で示され
るO−アルキルヒドロキサム酸とを含有する混合物を水
と共に蒸留し、前記N,O−ジアルキルヒドロキサム酸
を水との共沸留分として前記混合物から分離することを
特徴とするN,O−ジアルキルヒドロキサム酸及び/又
はO−アルキルヒドロキサム酸の精製方法。 【効果】 従来の方法より容易かつ安全に中間体である
N,O−ジアルキルヒドロキサム酸とO−アルキルヒド
ロキサム酸とを分離でき、最終目的物であるN,O−ジ
アルキルヒドロキシルアミン及び/又はO−アルキルヒ
ドロキシルアミンを高純度かつ効率的に製造できる。
2 及びR3 は低級アルキル基を表す。)で示されるN,
O−ジアルキルヒドロキサム酸を含有するか、あるいは
前記N,O−ジアルキルヒドロキサム酸と一般式(I
I): R1 CONHOR3 (II) (式中、R1 及びR3 は前記と同義である。)で示され
るO−アルキルヒドロキサム酸とを含有する混合物を水
と共に蒸留し、前記N,O−ジアルキルヒドロキサム酸
を水との共沸留分として前記混合物から分離することを
特徴とするN,O−ジアルキルヒドロキサム酸及び/又
はO−アルキルヒドロキサム酸の精製方法。 【効果】 従来の方法より容易かつ安全に中間体である
N,O−ジアルキルヒドロキサム酸とO−アルキルヒド
ロキサム酸とを分離でき、最終目的物であるN,O−ジ
アルキルヒドロキシルアミン及び/又はO−アルキルヒ
ドロキシルアミンを高純度かつ効率的に製造できる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、医薬や農薬の合成中間
体として有用なN,O−ジアルキルヒドロキシルアミン
及びO−アルキルヒドロキシルアミン、又はそれらの無
機酸塩の合成において、その中間体であるN,O−ジア
ルキルヒドロキサム酸及び/又はO−アルキルヒドロキ
サム酸を合成する際において目的とするN,O−ジアル
キルヒドロキサム酸及び/又はO−アルキルヒドロキサ
ム酸を精製する方法に関するものである。
体として有用なN,O−ジアルキルヒドロキシルアミン
及びO−アルキルヒドロキシルアミン、又はそれらの無
機酸塩の合成において、その中間体であるN,O−ジア
ルキルヒドロキサム酸及び/又はO−アルキルヒドロキ
サム酸を合成する際において目的とするN,O−ジアル
キルヒドロキサム酸及び/又はO−アルキルヒドロキサ
ム酸を精製する方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】一般に、N,O−ジメチルヒドロキシル
アミンの製造法としては、特開平6−56757号公報
に記載されているように、ヒドロキシルアミンからヒド
ロキシカルバミン酸エステルを経由してジメチル化を行
い、脱カルボアルコキシ化する方法、また、フランス特
許出願公開第1377470号の明細書に記載されてい
るように亜硝酸塩、亜硫酸水素塩とSO2 を反応させて
得られるスルホンイミドを経由して得る方法等が知られ
ている。これらの方法のうち、フランス特許出願公開第
1377470号の明細書に記載の方法では、多量の廃
液が出るために工業的方法としては不利であり、一方、
特開平6−56757号公報に記載の方法では、中間体
N,O−ジメチルヒドロキシカルバミン酸エステルをハ
ロゲン化炭化水素等の有機溶媒で抽出しており、コスト
面及び環境問題から有効な方法とはいえない。更に、
N,O−ジメチルヒドロキシカルバミン酸エステルの生
成反応中に副成するO−メチルヒドロキシカルバミン酸
エステルも抽出されるため、脱保護を行った後に得られ
たN,O−ジメチルヒドロキシルアミンにO−メチルヒ
ドロキシルアミンが不純物として含まれる。これらの化
合物の沸点はN,O−ジメチルヒドロキシルアミンが4
2.3℃、O−メチルヒドロキシルアミンが48.1℃
と極めて近く、蒸留による精製は非常に困難であり、分
離をするには多段の蒸留塔を必要とする。
アミンの製造法としては、特開平6−56757号公報
に記載されているように、ヒドロキシルアミンからヒド
ロキシカルバミン酸エステルを経由してジメチル化を行
い、脱カルボアルコキシ化する方法、また、フランス特
許出願公開第1377470号の明細書に記載されてい
るように亜硝酸塩、亜硫酸水素塩とSO2 を反応させて
得られるスルホンイミドを経由して得る方法等が知られ
ている。これらの方法のうち、フランス特許出願公開第
1377470号の明細書に記載の方法では、多量の廃
液が出るために工業的方法としては不利であり、一方、
特開平6−56757号公報に記載の方法では、中間体
N,O−ジメチルヒドロキシカルバミン酸エステルをハ
ロゲン化炭化水素等の有機溶媒で抽出しており、コスト
面及び環境問題から有効な方法とはいえない。更に、
N,O−ジメチルヒドロキシカルバミン酸エステルの生
成反応中に副成するO−メチルヒドロキシカルバミン酸
エステルも抽出されるため、脱保護を行った後に得られ
たN,O−ジメチルヒドロキシルアミンにO−メチルヒ
ドロキシルアミンが不純物として含まれる。これらの化
合物の沸点はN,O−ジメチルヒドロキシルアミンが4
2.3℃、O−メチルヒドロキシルアミンが48.1℃
と極めて近く、蒸留による精製は非常に困難であり、分
離をするには多段の蒸留塔を必要とする。
【0003】米国特許3230260号明細書には、最
終目的物であるN,O−ジメチルヒドロキシルアミンの
精製方法として、N,O−ジメチルヒドロキシルアミン
に含まれるO−メチルヒドロキシルアミンをpH7以下
の条件下、ホルムアルデヒドを添加して反応させること
により、ガス状のO−メチルホルムアルデヒドオキシム
に変換し、O−メチルヒドロキシルアミンを除去する方
法が記載されている。
終目的物であるN,O−ジメチルヒドロキシルアミンの
精製方法として、N,O−ジメチルヒドロキシルアミン
に含まれるO−メチルヒドロキシルアミンをpH7以下
の条件下、ホルムアルデヒドを添加して反応させること
により、ガス状のO−メチルホルムアルデヒドオキシム
に変換し、O−メチルヒドロキシルアミンを除去する方
法が記載されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】米国特許323026
0号明細書に記載の方法でO−メチルヒドロキシルアミ
ンを除去するためには、一旦、中間体であるN,O−ジ
メチルヒドロキサム酸及び反応副生物、例えばO−メチ
ルヒドロキサム酸を無機塩等を含む水溶液からハロゲン
化炭化水素等の有機溶媒を用いて抽出し、抽出溶媒を濃
縮した後に脱保護を行い、更にホルムアルデヒドを添加
し反応させ、ガス状のO−メチルホルムアルデヒドオキ
シムに変換し、分離するという複雑な工程を経由しなけ
ればならない。更に、抽出工程で用いるハロゲン化炭化
水素系溶媒及び反応で使われるホルムアルデヒドは共に
毒性が高く、特にホルムアルデヒドは、法令で定められ
た許容濃度も2ppmと低く、極めて取り扱い難い物質
である。また、ホルムアルデヒドは、非常に水に溶け易
いため、未反応ホルムアルデヒドの回収は困難である。
更に、生成するO−メチルホルムアルデヒドオキシム
は、沸点が−12℃と低いため、回収に冷却効率の高い
装置を必要とし、装置及び複雑な工程に費用がかかると
いう問題があった。
0号明細書に記載の方法でO−メチルヒドロキシルアミ
ンを除去するためには、一旦、中間体であるN,O−ジ
メチルヒドロキサム酸及び反応副生物、例えばO−メチ
ルヒドロキサム酸を無機塩等を含む水溶液からハロゲン
化炭化水素等の有機溶媒を用いて抽出し、抽出溶媒を濃
縮した後に脱保護を行い、更にホルムアルデヒドを添加
し反応させ、ガス状のO−メチルホルムアルデヒドオキ
シムに変換し、分離するという複雑な工程を経由しなけ
ればならない。更に、抽出工程で用いるハロゲン化炭化
水素系溶媒及び反応で使われるホルムアルデヒドは共に
毒性が高く、特にホルムアルデヒドは、法令で定められ
た許容濃度も2ppmと低く、極めて取り扱い難い物質
である。また、ホルムアルデヒドは、非常に水に溶け易
いため、未反応ホルムアルデヒドの回収は困難である。
更に、生成するO−メチルホルムアルデヒドオキシム
は、沸点が−12℃と低いため、回収に冷却効率の高い
装置を必要とし、装置及び複雑な工程に費用がかかると
いう問題があった。
【0005】本発明は、前述した従来報告されている方
法上の問題点を解決するためになされたものであり、従
来の方法より容易かつ安全に中間体であるN,O−ジメ
チルヒドロキサム酸等のN,O−ジアルキルヒドロキサ
ム酸とO−メチルヒドロキサム酸等のO−アルキルヒド
ロキサム酸とを分離し、最終目的物であるN,O−ジア
ルキルヒドロキシルアミン及び/又はO−アルキルヒド
ロキシルアミンを提供することを目的とする。
法上の問題点を解決するためになされたものであり、従
来の方法より容易かつ安全に中間体であるN,O−ジメ
チルヒドロキサム酸等のN,O−ジアルキルヒドロキサ
ム酸とO−メチルヒドロキサム酸等のO−アルキルヒド
ロキサム酸とを分離し、最終目的物であるN,O−ジア
ルキルヒドロキシルアミン及び/又はO−アルキルヒド
ロキシルアミンを提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明者等は、前記課題
を解決するために、中間体であるN,O−ジアルキルヒ
ドロキサム酸とO−アルキルヒドロキサム酸との分離工
程を種々検討する過程で、中間体であるN,O−ジアル
キルヒドロキサム酸が、反応系中に存在する水と共沸点
を有し、更に、未反応試剤及びO−アルキルヒドロキサ
ム酸がN,O−ジアルキルヒドロキサム酸を直接蒸留し
た際に、共沸組成に入ってこないことを見いだし、本発
明に至った。即ち、本発明は、以下の発明を包含する。 (1)一般式(I):
を解決するために、中間体であるN,O−ジアルキルヒ
ドロキサム酸とO−アルキルヒドロキサム酸との分離工
程を種々検討する過程で、中間体であるN,O−ジアル
キルヒドロキサム酸が、反応系中に存在する水と共沸点
を有し、更に、未反応試剤及びO−アルキルヒドロキサ
ム酸がN,O−ジアルキルヒドロキサム酸を直接蒸留し
た際に、共沸組成に入ってこないことを見いだし、本発
明に至った。即ち、本発明は、以下の発明を包含する。 (1)一般式(I):
【0007】
【化2】
【0008】(式中、R1 は水素原子又は低級アルキル
基を表し、R2 及びR3 は低級アルキル基を表す。)で
示されるN,O−ジアルキルヒドロキサム酸を含有する
か、あるいは前記N,O−ジアルキルヒドロキサム酸と
一般式(II): R1 CONHOR3 (II) (式中、R1 及びR3 は前記と同義である。)で示され
るO−アルキルヒドロキサム酸とを含有する混合物を水
と共に蒸留し、前記N,O−ジアルキルヒドロキサム酸
を水との共沸留分として前記混合物から分離することを
特徴とするN,O−ジアルキルヒドロキサム酸及び/又
はO−アルキルヒドロキサム酸の精製方法。
基を表し、R2 及びR3 は低級アルキル基を表す。)で
示されるN,O−ジアルキルヒドロキサム酸を含有する
か、あるいは前記N,O−ジアルキルヒドロキサム酸と
一般式(II): R1 CONHOR3 (II) (式中、R1 及びR3 は前記と同義である。)で示され
るO−アルキルヒドロキサム酸とを含有する混合物を水
と共に蒸留し、前記N,O−ジアルキルヒドロキサム酸
を水との共沸留分として前記混合物から分離することを
特徴とするN,O−ジアルキルヒドロキサム酸及び/又
はO−アルキルヒドロキサム酸の精製方法。
【0009】(2)前記N,O−ジアルキルヒドロキサ
ム酸を精製することを特徴とする前記(1)に記載の方
法。 (3)前記N,O−ジアルキルヒドロキサム酸と前記O
−アルキルヒドロキサム酸とを含有する混合物を水と共
に蒸留し、前記N,O−ジアルキルヒドロキサム酸を水
との共沸留分として前記混合物から分離して前記O−ア
ルキルヒドロキサム酸を精製することを特徴とする前記
(1)に記載の方法。 (4)前記N,O−ジアルキルヒドロキサム酸がN,O
−ジメチルアセトヒドロキサム酸であることを特徴とす
る前記(1)〜(3)のいずれかに記載の方法。 (5)前記O−アルキルヒドロキサム酸がO−メチルア
セトヒドロキサム酸であることを特徴とする前記(1)
又は(3)に記載の方法。
ム酸を精製することを特徴とする前記(1)に記載の方
法。 (3)前記N,O−ジアルキルヒドロキサム酸と前記O
−アルキルヒドロキサム酸とを含有する混合物を水と共
に蒸留し、前記N,O−ジアルキルヒドロキサム酸を水
との共沸留分として前記混合物から分離して前記O−ア
ルキルヒドロキサム酸を精製することを特徴とする前記
(1)に記載の方法。 (4)前記N,O−ジアルキルヒドロキサム酸がN,O
−ジメチルアセトヒドロキサム酸であることを特徴とす
る前記(1)〜(3)のいずれかに記載の方法。 (5)前記O−アルキルヒドロキサム酸がO−メチルア
セトヒドロキサム酸であることを特徴とする前記(1)
又は(3)に記載の方法。
【0010】前記式(I)及び(II)においてR1 、R
2 又はR3 で表される低級アルキル基とは炭素数1〜5
のアルキル基をいい、例えばメチル基、エチル基、n−
プロピル基、イソプロピル基、n−ブチル基、イソブチ
ル基、sec-ブチル基、 tert-ブチル基が挙げられる。
2 又はR3 で表される低級アルキル基とは炭素数1〜5
のアルキル基をいい、例えばメチル基、エチル基、n−
プロピル基、イソプロピル基、n−ブチル基、イソブチ
ル基、sec-ブチル基、 tert-ブチル基が挙げられる。
【0011】本発明方法に供される反応混合物は、例え
ば、硫酸ヒドロキシルアミン等のヒドロキシルアミン塩
と、次式 (III): R1 COOR4 (III) (式中、R1 は前記と同義であり、R4 は炭化水素基を
表す。)で示されるエステル類を水酸化ナトリウム等の
塩基性化合物の存在下に反応させ、次いで、硫酸ジアル
キル、臭化アルキル等のアルキル化試剤と反応させて得
られ、N,O−ジアルキルヒドロキサム酸を含んでい
る。ヒドロキシルアミン又はその塩に対するアルキル化
試剤のモル比を2以上にすれば、N,O−ジアルキルヒ
ドロキサム酸が主生成物となり、該モル比を0.5〜
1.5にすれば、O−アルキルヒドロキサム酸が主生成
物となる。N,O−ジアルキルヒドロキサム酸及びO−
アルキルヒドロキサム酸は、それぞれN,O−ジアルキ
ルヒドロキシルアミン及びO−アルキルヒドロキシルア
ミンの製造原料として有用である。
ば、硫酸ヒドロキシルアミン等のヒドロキシルアミン塩
と、次式 (III): R1 COOR4 (III) (式中、R1 は前記と同義であり、R4 は炭化水素基を
表す。)で示されるエステル類を水酸化ナトリウム等の
塩基性化合物の存在下に反応させ、次いで、硫酸ジアル
キル、臭化アルキル等のアルキル化試剤と反応させて得
られ、N,O−ジアルキルヒドロキサム酸を含んでい
る。ヒドロキシルアミン又はその塩に対するアルキル化
試剤のモル比を2以上にすれば、N,O−ジアルキルヒ
ドロキサム酸が主生成物となり、該モル比を0.5〜
1.5にすれば、O−アルキルヒドロキサム酸が主生成
物となる。N,O−ジアルキルヒドロキサム酸及びO−
アルキルヒドロキサム酸は、それぞれN,O−ジアルキ
ルヒドロキシルアミン及びO−アルキルヒドロキシルア
ミンの製造原料として有用である。
【0012】従来は、前記反応混合物に、クロロホル
ム、塩化メチレン、ジクロロエタン等の有機溶媒を加え
てN,O−ジアルキルヒドロキサム酸を抽出し、次い
で、これを精密蒸留して単離していた。なお、前記式
(III)においてR4 で表される炭化水素基としては、例
えば、メチル基、エチル基、n−プロピル基、イソプロ
ピル基、n−ブチル基、イソブチル基、sec-ブチル基、
tert-ブチル、n−ペンチル基等の炭素数1〜5のアル
キル基;シクロプロピル基、シクロブチル基、シクロペ
ンチル基、シクロヘキシル基、シクロヘプチル基等の炭
素数3〜7のシクロアルキル基;フェニル基、トリル
基、キシリル基等のアリール基;ベンジル基、フェネチ
ル基等のアラルキル基が挙げられる。
ム、塩化メチレン、ジクロロエタン等の有機溶媒を加え
てN,O−ジアルキルヒドロキサム酸を抽出し、次い
で、これを精密蒸留して単離していた。なお、前記式
(III)においてR4 で表される炭化水素基としては、例
えば、メチル基、エチル基、n−プロピル基、イソプロ
ピル基、n−ブチル基、イソブチル基、sec-ブチル基、
tert-ブチル、n−ペンチル基等の炭素数1〜5のアル
キル基;シクロプロピル基、シクロブチル基、シクロペ
ンチル基、シクロヘキシル基、シクロヘプチル基等の炭
素数3〜7のシクロアルキル基;フェニル基、トリル
基、キシリル基等のアリール基;ベンジル基、フェネチ
ル基等のアラルキル基が挙げられる。
【0013】以下、本発明を更に具体的に説明するが、
本発明の範囲は以下の条件に限定されるものではない。
本発明は、N,O−ジアルキルヒドロキサム酸及び/又
はO−アルキルヒドロキサム酸の製造工程において溶液
中から水との共沸により、N,O−ジアルキルヒドロキ
サム酸を蒸留分離することを特徴とし、共沸させるのに
必要な水量は、通常、水とN,O−ジアルキルヒドロキ
サム酸の共沸組成量、即ち、常圧あるいは減圧蒸留条件
では、重量比において、N,O−ジアルキルヒドロキサ
ム酸1に対し、水は通常5から20、好ましくは11〜
15であるが、水が20以上であってもよい
本発明の範囲は以下の条件に限定されるものではない。
本発明は、N,O−ジアルキルヒドロキサム酸及び/又
はO−アルキルヒドロキサム酸の製造工程において溶液
中から水との共沸により、N,O−ジアルキルヒドロキ
サム酸を蒸留分離することを特徴とし、共沸させるのに
必要な水量は、通常、水とN,O−ジアルキルヒドロキ
サム酸の共沸組成量、即ち、常圧あるいは減圧蒸留条件
では、重量比において、N,O−ジアルキルヒドロキサ
ム酸1に対し、水は通常5から20、好ましくは11〜
15であるが、水が20以上であってもよい
【0014】前記共沸に用いる水の供給は、通常、蒸留
時に共沸組成に必要な量を加えるが、既に供される混合
物に存在する水を用いてよい。また、通常、混合物は、
アルコール等の有機及び無機化合物を含む均一系である
が、その他の有機及び無機化合物を含む不均一系であっ
てもよい。前記共沸組成物の蒸留装置は、通常、オルダ
ーショウ蒸留塔等の精密蒸留機能を有する蒸留塔をもつ
装置、即ち、選択的に共沸組成のみを回収できる装置を
用いることが望ましいが、その他の化合物及び共沸組成
を同時に回収する機能を有するバッチ及び連続式装置を
用いることもできる。
時に共沸組成に必要な量を加えるが、既に供される混合
物に存在する水を用いてよい。また、通常、混合物は、
アルコール等の有機及び無機化合物を含む均一系である
が、その他の有機及び無機化合物を含む不均一系であっ
てもよい。前記共沸組成物の蒸留装置は、通常、オルダ
ーショウ蒸留塔等の精密蒸留機能を有する蒸留塔をもつ
装置、即ち、選択的に共沸組成のみを回収できる装置を
用いることが望ましいが、その他の化合物及び共沸組成
を同時に回収する機能を有するバッチ及び連続式装置を
用いることもできる。
【0015】前記蒸留における圧力条件は、常圧、加
圧、減圧のいずれでもよいが、通常、常圧又は減圧が用
いられ、好ましくは1〜760mmHgの範囲、更に好
ましくは、10〜250mmHgの範囲が挙げられる。
蒸留温度は、通常設定した圧力で共沸する沸点温度で行
い、好ましくは20〜160℃の範囲、更に好ましくは
30〜80℃の範囲が挙げられるが、設定した圧力で共
沸する沸点温度以上であってもよい。
圧、減圧のいずれでもよいが、通常、常圧又は減圧が用
いられ、好ましくは1〜760mmHgの範囲、更に好
ましくは、10〜250mmHgの範囲が挙げられる。
蒸留温度は、通常設定した圧力で共沸する沸点温度で行
い、好ましくは20〜160℃の範囲、更に好ましくは
30〜80℃の範囲が挙げられるが、設定した圧力で共
沸する沸点温度以上であってもよい。
【0016】
【実施例】以下、実施例により本発明を更に具体的に説
明するが、本発明の範囲は以下の実施例に限定されるも
のではない。
明するが、本発明の範囲は以下の実施例に限定されるも
のではない。
【0017】(実施例1)pH電極、温度計及びフィー
ドポンプの供給管を取り付けた200mlの4つ口フラ
スコに回転子を入れ、窒素雰囲気下で95%硫酸ヒドロ
キシルアミン(NH2 OH・(H2 SO4 )1/2,分子量
82.07で計算,以下同様)8.2g(95mmo
l)と水25mlを入れ、マグネチックスターラーで撹
拌して溶解し、内温が5℃となるように冷却した。次い
で、50%水酸化ナトリウム水溶液を反応液のpH値が
11. 5になるまで滴下した。内温を5〜10℃、反応
液のpHを10. 5〜11. 0に保ちながら、99. 5
%酢酸エチル9. 5g(108mmol)及び50%水
酸化ナトリウム水溶液を同時に、40分かけて供給し
た。供給後、更に、この条件で4時間攪拌を続けた。次
に、反応温度を5〜10℃、反応液のpHを12. 5〜
13に保ちながら、95%硫酸ジメチル27.8g(2
09mmol)及び50%水酸化ナトリウム水溶液を1
時間かけて同時に供給した。供給後、更に、この条件で
3時間攪拌を続けた後、過剰の硫酸ジメチルを分解する
ため、炭酸水素ナトリウムの飽和水溶液22gを加え、
50℃に昇温して30分間撹拌した。室温まで冷却した
後、反応液をガスクロマトグラフィーを用いて定量分析
を行ったところ、N,O−ジメチルアセトヒドロキサム
酸が85%、O−メチルアセトヒドロキサム酸が3%の
収率で生成していた。次に、5段のオルダーショウ蒸留
塔を付け、50〜80mmHgの減圧下で蒸留を行い、
沸点40〜50℃の留分を得た。全体の2/3程度蒸留
した時点で水100mlを加えて蒸留を続け、最終的に
メタノール、エタノール及びN,O−ジメチルアセトヒ
ドロキサム酸を含む水との共沸留分153g(純度5.
2%:単離収率81.6%)を得た。共沸留分中には不
純物のO−メチルアセトヒドロキサム酸は全く含まれて
いなかった。最終物のN,O−ジメチルヒドロキシルア
ミンは、この共沸留分に酸又はアルカリを加えて加水分
解することによりほぼ定量的に得られる。
ドポンプの供給管を取り付けた200mlの4つ口フラ
スコに回転子を入れ、窒素雰囲気下で95%硫酸ヒドロ
キシルアミン(NH2 OH・(H2 SO4 )1/2,分子量
82.07で計算,以下同様)8.2g(95mmo
l)と水25mlを入れ、マグネチックスターラーで撹
拌して溶解し、内温が5℃となるように冷却した。次い
で、50%水酸化ナトリウム水溶液を反応液のpH値が
11. 5になるまで滴下した。内温を5〜10℃、反応
液のpHを10. 5〜11. 0に保ちながら、99. 5
%酢酸エチル9. 5g(108mmol)及び50%水
酸化ナトリウム水溶液を同時に、40分かけて供給し
た。供給後、更に、この条件で4時間攪拌を続けた。次
に、反応温度を5〜10℃、反応液のpHを12. 5〜
13に保ちながら、95%硫酸ジメチル27.8g(2
09mmol)及び50%水酸化ナトリウム水溶液を1
時間かけて同時に供給した。供給後、更に、この条件で
3時間攪拌を続けた後、過剰の硫酸ジメチルを分解する
ため、炭酸水素ナトリウムの飽和水溶液22gを加え、
50℃に昇温して30分間撹拌した。室温まで冷却した
後、反応液をガスクロマトグラフィーを用いて定量分析
を行ったところ、N,O−ジメチルアセトヒドロキサム
酸が85%、O−メチルアセトヒドロキサム酸が3%の
収率で生成していた。次に、5段のオルダーショウ蒸留
塔を付け、50〜80mmHgの減圧下で蒸留を行い、
沸点40〜50℃の留分を得た。全体の2/3程度蒸留
した時点で水100mlを加えて蒸留を続け、最終的に
メタノール、エタノール及びN,O−ジメチルアセトヒ
ドロキサム酸を含む水との共沸留分153g(純度5.
2%:単離収率81.6%)を得た。共沸留分中には不
純物のO−メチルアセトヒドロキサム酸は全く含まれて
いなかった。最終物のN,O−ジメチルヒドロキシルア
ミンは、この共沸留分に酸又はアルカリを加えて加水分
解することによりほぼ定量的に得られる。
【0018】(実施例2)実施例1において、蒸留前
に、反応副成物であるO−メチルアセトヒドロキサム酸
をN,O−ジメチルアセトヒドロキサム酸の約10%共
存させる以外は実施例1と同様にして反応及び蒸留を行
った結果、メタノール、エタノール及びN,O−ジメチ
ルアセトヒドロキサム酸を含む水との共沸留分151g
(純度5.5%:単離収率82.5%)を得た。共沸留
分中には不純物のO−メチルアセトヒドロキサム酸は全
く含まれていなかった。
に、反応副成物であるO−メチルアセトヒドロキサム酸
をN,O−ジメチルアセトヒドロキサム酸の約10%共
存させる以外は実施例1と同様にして反応及び蒸留を行
った結果、メタノール、エタノール及びN,O−ジメチ
ルアセトヒドロキサム酸を含む水との共沸留分151g
(純度5.5%:単離収率82.5%)を得た。共沸留
分中には不純物のO−メチルアセトヒドロキサム酸は全
く含まれていなかった。
【0019】(実施例3)実施例1において、50〜8
0mmHgの減圧下で蒸留する代わりに、常圧で蒸留す
る以外は実施例1と同様にして行った結果、沸点90〜
105℃の留分としてメタノール、エタノール及びN,
O−ジメチルアセトヒドロキサム酸を含む水との共沸留
分160g(純度:5.2%:単離収率80%)を得
た。共沸留分中には不純物のO−メチルアセトヒドロキ
サム酸は全く含まれていなかった。
0mmHgの減圧下で蒸留する代わりに、常圧で蒸留す
る以外は実施例1と同様にして行った結果、沸点90〜
105℃の留分としてメタノール、エタノール及びN,
O−ジメチルアセトヒドロキサム酸を含む水との共沸留
分160g(純度:5.2%:単離収率80%)を得
た。共沸留分中には不純物のO−メチルアセトヒドロキ
サム酸は全く含まれていなかった。
【0020】(実施例4)pHコントローラに接続され
たpH電極、pHコントローラーで制御されたフィード
ポンプの供給管、温度計及び滴下ロートを取り付けた2
00mlの4つ口フラスコに回転子を入れ、窒素雰囲気
下で95%硫酸ヒドロキシルアミン8.37g(100
mmol)と水28mlを入れ、マグネチックスターラ
ーで撹拌して溶解し、内温を5℃に冷却した。次いで、
pHコントローラーで制御されたフィードポンプによ
り、50%水酸化ナトリウム水溶液を反応液のpH値が
10.5になるまで滴下した。内温を5〜10℃、反応
液のpHを10. 5〜10. 6に保ちながら、滴下ロー
トで99. 5%酢酸エチル9.79g(109mmo
l)を、pHコントローラーで制御されたフィードポン
プで50%水酸化ナトリウム水溶液を同時に、1時間か
けて供給した。供給後、pHを10.5〜10.6に保
ちながら室温で4時間攪拌を続けた。次に、反応温度を
5〜10℃、反応液のpHを12. 5〜12.7に保ち
ながら、95%硫酸ジメチル13.97g(105mm
ol)及び50%水酸化ナトリウム水溶液を1.5時間
かけて同時に供給した。供給後、更に、この条件で3時
間攪拌を続けた。この反応溶液を高速液体クロマトグラ
フィーで定量したところ、O−メチルアセトヒドロキサ
ム酸が90%、N,O−ジメチルアセトヒドロキサム酸
が1%の収率で生成していた。炭酸水素ナトリウムの飽
和水溶液により、反応溶液のpHを9〜10にした後、
副生成物のN,O−ジメチルアセトヒドロキサム酸及び
低沸点の不純物を減圧下(100〜120mmHg)水
との共沸により除去した。水相を分析したところ、N,
O−ジメチルアセトヒドロキサム酸は全く含まれていな
かった。水相に、98%硫酸(14.5g、150mm
ol)を加え、80℃で3時間撹拌した。その後、50
%水酸化ナトリウム水溶液により、反応溶液のpHを7
以上にし、常圧下で蒸留して、メトキシアミンを含有す
る液体を得た。これをガスクロマトグラフィーを用いて
定量分析したところ、メトキシアミンが通算収率85%
で生成していた。この蒸留生成物に濃硫酸4.17g
(43mmol)を加えた後、減圧下でメタノール、エ
タノール等を留去し、メトキシアミンの硫酸水溶液を得
た。
たpH電極、pHコントローラーで制御されたフィード
ポンプの供給管、温度計及び滴下ロートを取り付けた2
00mlの4つ口フラスコに回転子を入れ、窒素雰囲気
下で95%硫酸ヒドロキシルアミン8.37g(100
mmol)と水28mlを入れ、マグネチックスターラ
ーで撹拌して溶解し、内温を5℃に冷却した。次いで、
pHコントローラーで制御されたフィードポンプによ
り、50%水酸化ナトリウム水溶液を反応液のpH値が
10.5になるまで滴下した。内温を5〜10℃、反応
液のpHを10. 5〜10. 6に保ちながら、滴下ロー
トで99. 5%酢酸エチル9.79g(109mmo
l)を、pHコントローラーで制御されたフィードポン
プで50%水酸化ナトリウム水溶液を同時に、1時間か
けて供給した。供給後、pHを10.5〜10.6に保
ちながら室温で4時間攪拌を続けた。次に、反応温度を
5〜10℃、反応液のpHを12. 5〜12.7に保ち
ながら、95%硫酸ジメチル13.97g(105mm
ol)及び50%水酸化ナトリウム水溶液を1.5時間
かけて同時に供給した。供給後、更に、この条件で3時
間攪拌を続けた。この反応溶液を高速液体クロマトグラ
フィーで定量したところ、O−メチルアセトヒドロキサ
ム酸が90%、N,O−ジメチルアセトヒドロキサム酸
が1%の収率で生成していた。炭酸水素ナトリウムの飽
和水溶液により、反応溶液のpHを9〜10にした後、
副生成物のN,O−ジメチルアセトヒドロキサム酸及び
低沸点の不純物を減圧下(100〜120mmHg)水
との共沸により除去した。水相を分析したところ、N,
O−ジメチルアセトヒドロキサム酸は全く含まれていな
かった。水相に、98%硫酸(14.5g、150mm
ol)を加え、80℃で3時間撹拌した。その後、50
%水酸化ナトリウム水溶液により、反応溶液のpHを7
以上にし、常圧下で蒸留して、メトキシアミンを含有す
る液体を得た。これをガスクロマトグラフィーを用いて
定量分析したところ、メトキシアミンが通算収率85%
で生成していた。この蒸留生成物に濃硫酸4.17g
(43mmol)を加えた後、減圧下でメタノール、エ
タノール等を留去し、メトキシアミンの硫酸水溶液を得
た。
【0021】
【発明の効果】本発明によれば、従来の方法より容易か
つ安全に中間体であるN,O−ジアルキルヒドロキサム
酸とO−アルキルヒドロキサム酸とを分離でき、最終目
的物であるN,O−ジアルキルヒドロキシルアミン及び
/又はO−アルキルヒドロキシルアミンを高純度かつ効
率的に製造することができる。
つ安全に中間体であるN,O−ジアルキルヒドロキサム
酸とO−アルキルヒドロキサム酸とを分離でき、最終目
的物であるN,O−ジアルキルヒドロキシルアミン及び
/又はO−アルキルヒドロキシルアミンを高純度かつ効
率的に製造することができる。
Claims (5)
- 【請求項1】 一般式(I): 【化1】 (式中、R1 は水素原子又は低級アルキル基を表し、R
2 及びR3 は低級アルキル基を表す。)で示されるN,
O−ジアルキルヒドロキサム酸を含有するか、あるいは
前記N,O−ジアルキルヒドロキサム酸と一般式(I
I): R1 CONHOR3 (II) (式中、R1 及びR3 は前記と同義である。)で示され
るO−アルキルヒドロキサム酸とを含有する混合物を水
と共に蒸留し、前記N,O−ジアルキルヒドロキサム酸
を水との共沸留分として前記混合物から分離することを
特徴とするN,O−ジアルキルヒドロキサム酸及び/又
はO−アルキルヒドロキサム酸の精製方法。 - 【請求項2】 前記N,O−ジアルキルヒドロキサム酸
を精製することを特徴とする請求項1記載の方法。 - 【請求項3】 前記N,O−ジアルキルヒドロキサム酸
と前記O−アルキルヒドロキサム酸とを含有する混合物
を水と共に蒸留し、前記N,O−ジアルキルヒドロキサ
ム酸を水との共沸留分として前記混合物から分離して前
記O−アルキルヒドロキサム酸を精製することを特徴と
する請求項1記載の方法。 - 【請求項4】 前記N,O−ジアルキルヒドロキサム酸
がN,O−ジメチルアセトヒドロキサム酸であることを
特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載の方法。 - 【請求項5】 前記O−アルキルヒドロキサム酸がO−
メチルアセトヒドロキサム酸であることを特徴とする請
求項1又は3記載の方法。
Priority Applications (6)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7016178A JPH08208587A (ja) | 1995-02-02 | 1995-02-02 | N,o−ジアルキルヒドロキサム酸及びo−アルキルヒドロキサム酸の精製方法 |
EP95302691A EP0678504B1 (en) | 1994-04-22 | 1995-04-21 | A process for producing substituted amines and a method for purifying synthetic intermediates therefor |
CA002147590A CA2147590C (en) | 1994-04-22 | 1995-04-21 | A process for producing substituted amines and a method for purifying synthetic intermediates therefor |
KR1019950009415A KR0168987B1 (ko) | 1994-04-22 | 1995-04-21 | 치환아민의 제조방법 |
DE69517548T DE69517548T2 (de) | 1994-04-22 | 1995-04-21 | Verfahren zur Herstellung von substituierten Aminen und Verfahren zur Reinigung von ihren Zwischenprodukten |
US08/800,149 US5932759A (en) | 1994-04-22 | 1997-02-13 | Process for producing substituted amines and a method for purifying synthetic intermediates therefor |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7016178A JPH08208587A (ja) | 1995-02-02 | 1995-02-02 | N,o−ジアルキルヒドロキサム酸及びo−アルキルヒドロキサム酸の精製方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH08208587A true JPH08208587A (ja) | 1996-08-13 |
Family
ID=11909264
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP7016178A Pending JPH08208587A (ja) | 1994-04-22 | 1995-02-02 | N,o−ジアルキルヒドロキサム酸及びo−アルキルヒドロキサム酸の精製方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH08208587A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN114236007A (zh) * | 2021-12-17 | 2022-03-25 | 河南省食品检验研究院 | 一种小麦粉及其面粉处理剂中乙酰氧肟酸的测定方法 |
CN114920665A (zh) * | 2022-05-24 | 2022-08-19 | 山东师范大学 | 一种分离甲氧胺盐酸盐和n-甲基甲氧胺盐酸盐的方法 |
-
1995
- 1995-02-02 JP JP7016178A patent/JPH08208587A/ja active Pending
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN114236007A (zh) * | 2021-12-17 | 2022-03-25 | 河南省食品检验研究院 | 一种小麦粉及其面粉处理剂中乙酰氧肟酸的测定方法 |
CN114236007B (zh) * | 2021-12-17 | 2024-03-29 | 河南省食品检验研究院 | 一种小麦粉及其面粉处理剂中乙酰氧肟酸的测定方法 |
CN114920665A (zh) * | 2022-05-24 | 2022-08-19 | 山东师范大学 | 一种分离甲氧胺盐酸盐和n-甲基甲氧胺盐酸盐的方法 |
CN114920665B (zh) * | 2022-05-24 | 2023-08-18 | 山东师范大学 | 一种分离甲氧胺盐酸盐和n-甲基甲氧胺盐酸盐的方法 |
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