JPH08208452A - 香粧用脂質組成物およびその製造方法 - Google Patents
香粧用脂質組成物およびその製造方法Info
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- JPH08208452A JPH08208452A JP7285909A JP28590995A JPH08208452A JP H08208452 A JPH08208452 A JP H08208452A JP 7285909 A JP7285909 A JP 7285909A JP 28590995 A JP28590995 A JP 28590995A JP H08208452 A JPH08208452 A JP H08208452A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 皮膚に対し老化防止作用を有する脂質組成物
およびこれをベースとする香粧生成物。 【解決手段】 特定割合の米糠油、ゴマ油、トウモロコ
シ油および小麦胚芽油を含有する脂質組成物およびこれ
をベースとする香粧生成物は表皮の水和を良好に保持
し、抗−ラジカル性を与え、皮膚の老化を防止する。
およびこれをベースとする香粧生成物。 【解決手段】 特定割合の米糠油、ゴマ油、トウモロコ
シ油および小麦胚芽油を含有する脂質組成物およびこれ
をベースとする香粧生成物は表皮の水和を良好に保持
し、抗−ラジカル性を与え、皮膚の老化を防止する。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は香粧組成物に使用す
るための脂質組成物、特に老化防止作用を有する脂質組
成物に関する。
るための脂質組成物、特に老化防止作用を有する脂質組
成物に関する。
【０００２】
【従来の技術】表皮の早期老化は一部例えばＵＶ照射お
よび遊離基を発生する汚染からのような外部攻撃によ
る。
よび遊離基を発生する汚染からのような外部攻撃によ
る。
【０００３】ゴマ油は不飽和脂肪酸の豊富な食用植物
油、例えばトウモロコシ油を酸化安定化する性質を有す
ることは例えばＥＰ−Ａ−０４７７８２５号明細書から
既知である。
油、例えばトウモロコシ油を酸化安定化する性質を有す
ることは例えばＥＰ−Ａ−０４７７８２５号明細書から
既知である。
【０００４】香粧組成物のゴマ油および小麦胚芽油の不
けん化画分の抗−ラジカル性も、例えばＥＰ−Ａ−０５
８１６２４号明細書から既知である。
けん化画分の抗−ラジカル性も、例えばＥＰ−Ａ−０５
８１６２４号明細書から既知である。
【０００５】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は皮膚に
対し老化防止作用、すなわち抗−ラジカル、鎮静および
水和作用を有し、一方では酸化に対し天然に安定化され
た、すなわち添加抗酸化剤を含有しない香粧生成物に対
し脂質組成物を供することである。
対し老化防止作用、すなわち抗−ラジカル、鎮静および
水和作用を有し、一方では酸化に対し天然に安定化され
た、すなわち添加抗酸化剤を含有しない香粧生成物に対
し脂質組成物を供することである。
【０００６】
【課題を解決するための手段】本発明脂質組成物は米糠
油およびゴマ油および２〜３重量％の不けん化物を含有
し、トリグリセリド油の脂肪酸は３０〜４０重量％のオ
レイン酸、４０〜５０重量％のリノール酸および２％未
満のα−リノレン酸を含むことを特徴とする。
油およびゴマ油および２〜３重量％の不けん化物を含有
し、トリグリセリド油の脂肪酸は３０〜４０重量％のオ
レイン酸、４０〜５０重量％のリノール酸および２％未
満のα−リノレン酸を含むことを特徴とする。
【０００７】組成物は抗酸化活性を有するγ−オリザノ
ールが特に豊富な米糠油を含有する。
ールが特に豊富な米糠油を含有する。
【０００８】組成物はゴマ油も含有し、ゴマ油の或る種
の成分はデルタ５デサチュラーゼ、すなわちジホモガン
マーリノレン酸（ＤＨＧＬＡ）をアラキドン酸（ＡＡ）
に生物転換する原因となる酵素、を特異的に阻害する。
したがって、組成物は抗炎症作用を有するらしい。すな
わち、プロ炎症性のロイコトリエンＢ４のようなＡＡか
ら誘導される生成物の形成は減少し、抗炎症作用を有す
るシリーズ１のプロスタグランジンのようなＤＨＧＬＡ
から誘導される生成物を好ましくは形成する。
の成分はデルタ５デサチュラーゼ、すなわちジホモガン
マーリノレン酸（ＤＨＧＬＡ）をアラキドン酸（ＡＡ）
に生物転換する原因となる酵素、を特異的に阻害する。
したがって、組成物は抗炎症作用を有するらしい。すな
わち、プロ炎症性のロイコトリエンＢ４のようなＡＡか
ら誘導される生成物の形成は減少し、抗炎症作用を有す
るシリーズ１のプロスタグランジンのようなＤＨＧＬＡ
から誘導される生成物を好ましくは形成する。
【０００９】組成物は構造活性を有し、必須生物活性脂
肪酸のビヒクルとして作用し、一方生物活性の見地から
中性である認識しうる量のオレイン酸を含む油を含有す
る。オレイン酸含量は脂質混合物に酸化および光酸化に
対しすぐれた安定性を与え、活性酸素化ラジカルの形成
を防止する。
肪酸のビヒクルとして作用し、一方生物活性の見地から
中性である認識しうる量のオレイン酸を含む油を含有す
る。オレイン酸含量は脂質混合物に酸化および光酸化に
対しすぐれた安定性を与え、活性酸素化ラジカルの形成
を防止する。
【００１０】これらの要求を満たす油の選択は米糠油お
よびゴマ油が好ましい。この油は好ましくは最終脂質混
合物の４５〜６５重量％、例えば６０重量％を構成す
る。
よびゴマ油が好ましい。この油は好ましくは最終脂質混
合物の４５〜６５重量％、例えば６０重量％を構成す
る。
【００１１】組成物はｎ−３系統の一層大きい生化学反
応性を考慮してｎ−３脂肪酸が低量のｎ−６系統の必須
脂肪酸を供する油を含有する。
応性を考慮してｎ−３脂肪酸が低量のｎ−６系統の必須
脂肪酸を供する油を含有する。
【００１２】ｎ−６系統の脂肪酸の豊富な油はリノール
酸の豊富な油、例えばトウモロコシ油、小麦胚芽油、ヒ
マワリ油またはクロスグリ種子油から選択する。こうし
て組成物は高リノール酸含量、脂肪酸の４０〜５０重量
％を有する。この酸は表皮の脱水に対し障壁として重要
な役割を演ずるセラミドの成分である。リノール酸は必
須脂肪酸の不足と関連する細胞の過大増殖に対してそれ
自体活性であり、表皮の通常量のシリーズ２プロスタグ
ランジンの再定着と関連できる効果も示す。
酸の豊富な油、例えばトウモロコシ油、小麦胚芽油、ヒ
マワリ油またはクロスグリ種子油から選択する。こうし
て組成物は高リノール酸含量、脂肪酸の４０〜５０重量
％を有する。この酸は表皮の脱水に対し障壁として重要
な役割を演ずるセラミドの成分である。リノール酸は必
須脂肪酸の不足と関連する細胞の過大増殖に対してそれ
自体活性であり、表皮の通常量のシリーズ２プロスタグ
ランジンの再定着と関連できる効果も示す。
【００１３】これらの「活性」脂肪酸はそのエチルまた
はプロピオン酸エステルとして、所望の相対量および割
合を得るための計算量で処方に添加することもできる。
はプロピオン酸エステルとして、所望の相対量および割
合を得るための計算量で処方に添加することもできる。
【００１４】本発明組成物はその保存性を改良できるビ
タミンＥの豊富な油、例えば小麦胚芽油も含有する。
タミンＥの豊富な油、例えば小麦胚芽油も含有する。
【００１５】最終組成物のトリグリセリドの脂肪酸平均
組成は次の通りである。 脂肪酸 重量％ 重量％ Ｃ１６：０ １０−１５ 好ましくは ＜１３．５ Ｃ１６：１，ｎ−７ ０．０５−０．５ 好ましくは ＜０．３ Ｃ１８：０ １−４ 好ましくは ＜３ Ｃ１８：１，ｎ−９ ３０−５０ 好ましくは ＜３５ Ｃ１８：２，ｎ−６ ４０−６０ 好ましくは ＜４８ Ｃ１８：３，ｎ−３（α） １−２ 好ましくは ＜２ Ｃ２０：０ ＜１ 好ましくは ＜０．５ Ｃ２０：１ ＜１ 好ましくは ＜０．５ 脂肪酸および天然抗酸化剤成分のそれぞれの組成に基づ
いて、次の油の混合物は好ましい。 油 重量％ 重量％ 米糠油 ３０−４０ 好ましくは ４０ トウモロコシ油 ２０−４０ 好ましくは ３０ ゴマ油 １５−２５ 好ましくは ２０ 小麦胚芽油 ５−１５ 好ましくは １０
組成は次の通りである。 脂肪酸 重量％ 重量％ Ｃ１６：０ １０−１５ 好ましくは ＜１３．５ Ｃ１６：１，ｎ−７ ０．０５−０．５ 好ましくは ＜０．３ Ｃ１８：０ １−４ 好ましくは ＜３ Ｃ１８：１，ｎ−９ ３０−５０ 好ましくは ＜３５ Ｃ１８：２，ｎ−６ ４０−６０ 好ましくは ＜４８ Ｃ１８：３，ｎ−３（α） １−２ 好ましくは ＜２ Ｃ２０：０ ＜１ 好ましくは ＜０．５ Ｃ２０：１ ＜１ 好ましくは ＜０．５ 脂肪酸および天然抗酸化剤成分のそれぞれの組成に基づ
いて、次の油の混合物は好ましい。 油 重量％ 重量％ 米糠油 ３０−４０ 好ましくは ４０ トウモロコシ油 ２０−４０ 好ましくは ３０ ゴマ油 １５−２５ 好ましくは ２０ 小麦胚芽油 ５−１５ 好ましくは １０
【００１６】本発明は未加工または部分精製油を使用す
る上記脂質組成物の製造方法にも関し、この方法は油混
合物を少なくとも２重量％の不けん化物含量および１０
０℃でランシマット試験で少なくとも１５時間の誘導期
に相当する酸化安定性を維持できる條件下で脱ガムし、
脱色し、次いで脱臭することを特徴とする。
る上記脂質組成物の製造方法にも関し、この方法は油混
合物を少なくとも２重量％の不けん化物含量および１０
０℃でランシマット試験で少なくとも１５時間の誘導期
に相当する酸化安定性を維持できる條件下で脱ガムし、
脱色し、次いで脱臭することを特徴とする。
【００１７】本発明によれば、冷圧搾ゴマ油を使用する
のが好ましく、これは所望化合物セサモリンおよびセサ
ミンを含有する。レシチンが少なく、不けん化物の豊富
な小麦胚芽およびゴマ油の選択が好ましい。
のが好ましく、これは所望化合物セサモリンおよびセサ
ミンを含有する。レシチンが少なく、不けん化物の豊富
な小麦胚芽およびゴマ油の選択が好ましい。
【００１８】脱ガムは好ましくは油混合物を約８０℃の
水の存在で濃クエン酸溶液と接触させて行ない、その間
水和が起こり、次いで例えば遠心分離またはデカンテー
ションにより分離を行なう。
水の存在で濃クエン酸溶液と接触させて行ない、その間
水和が起こり、次いで例えば遠心分離またはデカンテー
ションにより分離を行なう。
【００１９】脱ガム処理の変法では、８０℃に加熱した
油混合物を真空下で蒸気を循環させて処理する。
油混合物を真空下で蒸気を循環させて処理する。
【００２０】ガムの分離後、上記のように脱ガム油混合
物は含水非晶質シリカゲルから成る吸着剤と約５０〜８
０ミリバールの真空下で８０〜８５℃で約２０分間接触
させて処理する。ある場合には、漂白は酸で活性化した
漂白土により行なう。
物は含水非晶質シリカゲルから成る吸着剤と約５０〜８
０ミリバールの真空下で８０〜８５℃で約２０分間接触
させて処理する。ある場合には、漂白は酸で活性化した
漂白土により行なう。
【００２１】最後に、油混合物は調整條件下で、例えば
約１８０℃で約１％生蒸気により、約１〜２ミリバール
の真空下で約２時間脱臭する。こうして認識しうる量の
不けん化物を保持し、特にトコフェロールを調整でき
る。
約１８０℃で約１％生蒸気により、約１〜２ミリバール
の真空下で約２時間脱臭する。こうして認識しうる量の
不けん化物を保持し、特にトコフェロールを調整でき
る。
【００２２】本発明脂質組成物は、顔面、手および体部
に対し流体、クリームおよびローションなど、日焼けク
リームおよびローション、しわ予防クリームおよびロー
ションおよび同様の組成物のような、皮膚のトリートメ
ントに対し各種水性または無水香粧組成物に有利に使用
できる。
に対し流体、クリームおよびローションなど、日焼けク
リームおよびローション、しわ予防クリームおよびロー
ションおよび同様の組成物のような、皮膚のトリートメ
ントに対し各種水性または無水香粧組成物に有利に使用
できる。
【００２３】この香粧組成物は特に溶液、水／油エマル
ジョンまたは油／水エマルジョン、サスペンジョンまた
はエアゾルであることができる。本発明脂質組成物を添
加する無水香粧組成物として、ボディオイル、無水香
油、抗−日焼け油および棒口紅を挙げることができる。
ジョンまたは油／水エマルジョン、サスペンジョンまた
はエアゾルであることができる。本発明脂質組成物を添
加する無水香粧組成物として、ボディオイル、無水香
油、抗−日焼け油および棒口紅を挙げることができる。
【００２４】このような香粧組成物では、本発明脂質組
成物は１〜８０％、好ましくは５〜６０重量％を表わす
ことができる。
成物は１〜８０％、好ましくは５〜６０重量％を表わす
ことができる。
【００２５】このような香粧組成物は一般に例えば、乳
化剤、制汗剤、安定剤、保存料、日光遮断剤、香料、色
素または皮膚軟化剤、ワックス、真珠箔剤および無機ま
たは有機充填材ような添加物を適量で含む。
化剤、制汗剤、安定剤、保存料、日光遮断剤、香料、色
素または皮膚軟化剤、ワックス、真珠箔剤および無機ま
たは有機充填材ような添加物を適量で含む。
【００２６】本発明脂質組成物は例えばカプセルまたは
ゼラチンカプセルの栄養補充剤として香粧目的に使用す
ることもできる。
ゼラチンカプセルの栄養補充剤として香粧目的に使用す
ることもできる。
【００２７】
【実施例】次例は本発明を説明する。例中、％および部
は反対に示す場合を除いて重量による。
は反対に示す場合を除いて重量による。
【００２８】油混合物の調製 次の部分精製油は窒素下で、指示割合で撹拌しながら混
合した。 これを行なうために、油は温度を一定に保持するように
流体循環する二重壁装置および変速撹拌機を設置したス
テンレス鋼反応器で３０℃以上に温度を上げずに上記指
示割合で混合した。
合した。 これを行なうために、油は温度を一定に保持するように
流体循環する二重壁装置および変速撹拌機を設置したス
テンレス鋼反応器で３０℃以上に温度を上げずに上記指
示割合で混合した。
【００２９】例 １ 混合物は次に６５℃に加熱し、０．３％の５０％クエン
酸により処理し、２〜３％の水を添加、次いで沈澱ガム
を遠心分離により分離した。次に脱ガム混合物は１％水
和非晶質シリカゲル（Ｔｒｉｓｙｌ（商標））および
０．５％水和非晶質シリカゲル（Ｔｒｉｓｙｌ ３００
（商標））と８０〜８５℃で２０分、５０〜８０ミリバ
ールの真空下で接触させた。混合物は最後に１％蒸気／
時間で蒸気同伴により１８０℃で３時間脱臭した。精製
油の最終混合物の性質は次の通りであった。 ロビボンド色調（Ｒ）、２．５cm（１″）セル、Ｒ ０．９ ロビボンド色調（Ｒ）、２．５cm（１″）セル、Ｙ ５．３ 誘導時間、ランシマット試験（Ｒ）、時間 １７．５ 不けん化物含量、ＩＵＰＡＣ方法２．１０４により 測定、ｇ／kg ２１．３ 遊離脂肪酸含量、％ ０．２８
酸により処理し、２〜３％の水を添加、次いで沈澱ガム
を遠心分離により分離した。次に脱ガム混合物は１％水
和非晶質シリカゲル（Ｔｒｉｓｙｌ（商標））および
０．５％水和非晶質シリカゲル（Ｔｒｉｓｙｌ ３００
（商標））と８０〜８５℃で２０分、５０〜８０ミリバ
ールの真空下で接触させた。混合物は最後に１％蒸気／
時間で蒸気同伴により１８０℃で３時間脱臭した。精製
油の最終混合物の性質は次の通りであった。 ロビボンド色調（Ｒ）、２．５cm（１″）セル、Ｒ ０．９ ロビボンド色調（Ｒ）、２．５cm（１″）セル、Ｙ ５．３ 誘導時間、ランシマット試験（Ｒ）、時間 １７．５ 不けん化物含量、ＩＵＰＡＣ方法２．１０４により 測定、ｇ／kg ２１．３ 遊離脂肪酸含量、％ ０．２８
【００３０】例 ２ 予備脱ガムを８０℃で２０分２％蒸気により蒸気処理し
て行なったこと以外、手順は上記例１と同じであった。
ロビボンド色調分析およびランシマット試験の結果は同
一であった。
て行なったこと以外、手順は上記例１と同じであった。
ロビボンド色調分析およびランシマット試験の結果は同
一であった。
【００３１】例 ３ 脱ガム混合物は０．５％Ｔｒｉｓｙｌ ３００（Ｒ）と
接触させ、この処理後混合物は脱臭前０．２５％漂白土
Ｔｏｎｓｉｌ Ｏｈｔｉｍｕｍ ＦＦ（Ｒ）と接触させ
たことを除いて、手順は例２と同じであった。色調およ
び誘導時間結果は次の通りであった。 ロビボンド色調（Ｒ）、２．５cm（１″）セル、Ｒ １．４ ロビボンド色調（Ｒ）、２．５cm（１″）セル、Ｙ ９．５ 誘導時間、ランシマット試験（Ｒ）、時間 １６．５
接触させ、この処理後混合物は脱臭前０．２５％漂白土
Ｔｏｎｓｉｌ Ｏｈｔｉｍｕｍ ＦＦ（Ｒ）と接触させ
たことを除いて、手順は例２と同じであった。色調およ
び誘導時間結果は次の通りであった。 ロビボンド色調（Ｒ）、２．５cm（１″）セル、Ｒ １．４ ロビボンド色調（Ｒ）、２．５cm（１″）セル、Ｙ ９．５ 誘導時間、ランシマット試験（Ｒ）、時間 １６．５
【００３２】例 ４ 無水香料 成分 ％ ラノリン ３５ 水素添加ラノリン ３０ オゾケライト ３ 例２記載の脂質組成物 ２０ シクロペンタジメチルシロキサン １２ 上記無水生成物は７０℃で成分を混合し、次に室温まで
撹拌しながら冷却して得た。
撹拌しながら冷却して得た。
【００３３】例 ５ 棒口紅（無水） 成分 ％ 脂肪アルコールエステルＣ８−Ｃ１０ ２６ オゾケライト １０ カルナバ蝋 ３ 蜜蝋 ３ 顔料 ９ 香料 ０．１ ヒマシ油 １００％までの十分量 例２の脂質組成物 ６ 顔料を篩別した。次に成分は香料を除いて７０℃で混合
した。混合物は撹拌しながら３５℃まで冷却し、次いで
香料を添加した。調製物は最後に３本ロールミルに移し
た。
した。混合物は撹拌しながら３５℃まで冷却し、次いで
香料を添加した。調製物は最後に３本ロールミルに移し
た。
【００３４】例 ６ メーキャップファンデーション 成分 ％ 例２の脂質組成物 ４ グリセリルモノ−ステアレート、グリセリル ジ−ステアレート、ステアリン酸および グリセリンの混合物（４０／５０／５／５） ３．３ ラノリンアルコールおよび液体パラフィンの 混合物（１５／８５） ３ グリセリルモノ−イソ−ステアレートおよび グリセリルジ−イソ−ステアレート １．８ イソプロピルパルミテート ５ エチル−２−ヘキシルパルミテート ５ 酸化チタン ８．３１ 褐色酸化鉄 ０．７３ 黄色酸化鉄 １．７ 黒色酸化鉄 ０．２６ プロピルｐ−ヒドロキシベンゾエート ０．１ メチルｐ−ヒドロキシベンゾエート ０．１ 香料 ０．３ トリエタノールアミン １．２ 水和珪酸アルミニウムマグネシウム １．５ カルボキシメチルセルロースナトリウム ０．１４ シクロペンタジメチルシロキサン ８ グリセリン ３ 滅菌ミネラル除去水 １００％までの十分量 プロピレングリコール ３ ステアリン酸 ２．４ 顔料を混合し、篩別し、次に予め７０℃に加温した油相
に添加した。カルボキシメチルセルロースナトリウムは
別に水に分散した。溶液は均質になった場合、水性相の
他の化合物を添加し、混合物は７５℃に加熱した。次に
２相は急速均質化して乳化した。次にエマルジョンは撹
拌しながら冷却し、香料およびトリエタノールアミンを
３５℃で添加し、次いで均質化した。次に調製物は３本
ロールミルに移した。
に添加した。カルボキシメチルセルロースナトリウムは
別に水に分散した。溶液は均質になった場合、水性相の
他の化合物を添加し、混合物は７５℃に加熱した。次に
２相は急速均質化して乳化した。次にエマルジョンは撹
拌しながら冷却し、香料およびトリエタノールアミンを
３５℃で添加し、次いで均質化した。次に調製物は３本
ロールミルに移した。
【００３５】例 ７ 含水保護ボディローション 成分 ％ ポリソルベート６０ ０．８ 香料 ０．３ グリセロールステアレートおよび ＰＥＧ１００ステアレート １ 水素添加ポリイソブテン ２ 例２の脂質組成物 ８ ステアリン酸 １ グリセリン ３ Ｃａｒｂｏｐｏｌ ９４１ ０．３ トリエタノールアミン ０．３ 水＋保存量 １００％までの十分量 Ｃａｒｂｏｌ ９４１を水に分散した。溶液が均質化し
た場合、水性相の他の成分を添加し、混合物は７５℃に
加熱した。油相水分は７０℃で別に混合した。次に２相
は急速均質化により乳化した。混合物は撹拌しながら冷
却し、香料、トリエタノールアミンおよび保存料を３５
℃で添加し、次いで均質化した。調製物は室温に冷却
し、包装した。
た場合、水性相の他の成分を添加し、混合物は７５℃に
加熱した。油相水分は７０℃で別に混合した。次に２相
は急速均質化により乳化した。混合物は撹拌しながら冷
却し、香料、トリエタノールアミンおよび保存料を３５
℃で添加し、次いで均質化した。調製物は室温に冷却
し、包装した。
【００３６】例 ８ 保護ケア流体 成分 ％ メチルグルコースセスキステアレート ２ 例２の脂質組成物 ２ シクロメチコン １３ 香料 ０．２ ＰＥＧ２０メチルグルコースセスキ ステアレート ２ キサンタンガム ０．２ ポリアクリルアミド酸およびＣ１３−Ｃ１４− イソパラフィンおよびラウレス−７ ０．８ 水＋保存料 １００％までの十分量 キサンタンガムを７５℃で水に分散した。油相成分は７
０℃で別々に混合した。次に２相は急速均質化して乳化
した。混合物は撹拌しながら冷却し、香料および保存料
を３５℃で添加し、次いで均質化した。次に調製物は室
温に冷却し、包装した。
０℃で別々に混合した。次に２相は急速均質化して乳化
した。混合物は撹拌しながら冷却し、香料および保存料
を３５℃で添加し、次いで均質化した。次に調製物は室
温に冷却し、包装した。
【００３７】例 ９ 保護ケアクリーム、油／水エマルジョン 成分 ％ ＰＥＧ２０ステアレート １ グリセリルステアレートおよびＰＥＧ １００ステアレート １ ステアリン酸 １ ステアリルアルコール ２ 例２の脂質組成物 ２０ 大豆タン白加水分解物 ０．２ グリセリン ３ Ｃａｒｂｏｐｏｌ ９４１ ０．４ トリエタノールアミン ０．４ 水＋保存料 １００％までの十分量 Ｃａｒｂｏｐｏｌ ９４１を水に分散した。溶液が均質
化すると、水性相の他の成分を添加し、混合物は７０℃
に加熱した。油相成分は７５℃で別々に混合した。次に
２相を急速均質化して乳化した。次に混合物は撹拌しな
がら冷却し、３５℃で香料を添加し、次いで均質化し
た。調製物は室温に冷却し、包装した。
化すると、水性相の他の成分を添加し、混合物は７０℃
に加熱した。油相成分は７５℃で別々に混合した。次に
２相を急速均質化して乳化した。次に混合物は撹拌しな
がら冷却し、３５℃で香料を添加し、次いで均質化し
た。調製物は室温に冷却し、包装した。
【００３８】例 １０ ケアクリーム、水／油エマルジョン 成分 ％ ソルビタンモノイソステアレート ５ マイクロクリスタリンワックス １ 例２の脂質組成物 １９ Ｃ8 〜Ｃ10脂肪酸エステルおよび Ｃ12〜Ｃ18脂肪アルコールエステル １ 修飾モンモリロナイトゲルおよび中性油 （カプリル酸およびカプリン酸のトリグリセリド） ５ プロピレングリコール ３ 水＋保存料 １００％までの十分量 油相成分は７５℃で混合した。水性相の成分は７０℃で
別に混合した。急速均質化による２相の乳化後、混合物
は撹拌しながら室温に冷却し、包装した。
別に混合した。急速均質化による２相の乳化後、混合物
は撹拌しながら室温に冷却し、包装した。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 アンギオリノ デルベッキオ スイス国ダブルヌ ティーアイ，ビア ス クオル（番地なし) (72)発明者 アーマン マルノウ スイス国ギブラン，リュット デ ラ ベ ランゲール，ラ ルシュ（番地なし)
Claims (11)
- 【請求項１】 米糠油およびゴマ油、および２〜３重量
％の不けん化物を含有し、トリグリセリドの脂肪酸は３
０〜４０重量％のオレイン酸、４０〜５０重量％のリノ
ール酸および２重量％未満のα−リノレン酸を含むこと
を特徴とする、老化防止作用を有する香粧用脂質組成
物。 - 【請求項２】 ３０〜５０重量％の米糠油、１５〜２５
％のゴマ油、２０〜４０重量％のトウモロコシ油および
５〜１５重量％の小麦胚芽油を含有する、請求項１記載
の脂質組成物。 - 【請求項３】 油混合物を少なくとも２重量％の不鹸化
物含量および１００℃のランシマット試験で少なくとも
１５時間の誘導期に相当する酸化安定性を保持できる條
件下で脱ガムし、脱色し、および脱臭することを特徴と
する、未加工または部分精製油を使用する、請求項１記
載の脂質組成物の製造方法。 - 【請求項４】 脱ガムは油混合物を濃クエン酸溶液と約
８０℃で水の存在で接触させ、その間ガムの水和が起こ
り、次いで遠心分離またはデカンテーションによりガム
を分離することにより行なう、請求項３記載の方法。 - 【請求項５】 脱ガムは真空下で蒸気循環により約８０
℃に加熱した油混合物を処理して行なう、請求項３記載
の方法。 - 【請求項６】 ガムの分離後、脱ガム油混合物は含水非
晶質シリカゲルから成る吸着剤と約５０〜８０ミリバー
ルの真空下で約８０〜８５℃で約２０分間接触させて処
理する、請求項３記載の方法。 - 【請求項７】 漂白は酸で活性化された漂白土により行
なう、請求項３記載の方法。 - 【請求項８】 油混合物は約１％の生蒸気により約１８
０℃で、約１〜２ミリバールの真空下で約２時間調整條
件下で脱臭する、請求項３記載の方法。 - 【請求項９】 請求項１または２記載の脂質組成物を含
有する香粧組成物。 - 【請求項１０】 溶液、サスペンジョンまたはエアゾル
のような水性形、特にクリームの水／油エマルジョン、
特にローションの油／水エマルジョン、または特に香
油、ボディ油、日焼け防止油または棒口紅の無水形であ
り、および乳化剤、制汗剤、安定剤、保存料、抗酸化
剤、日光遮断剤、香料、着色料、皮膚軟化剤、真珠箔
剤、ワックスおよび有機または無機充填材から成る群か
ら選択した少なくとも１種の香粧添加物も含有する請求
項９記載の香粧組成物。 - 【請求項１１】 請求項１または２記載の脂質組成物を
含有する香粧目的の栄養補充剤。
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