JPS60186253A - 油脂類充填ソフトカプセル飼料 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は油脂類が充填されたソフトカプセル飼料特に−
！ニット用飼料に関する。

動物特にＲットに栄養として給与す、るために油脂が市
販されている。しかしこのものは飼料給与時に一定：ｈ
ｔｔ飼料に添加したり、そのまま動物に与えていた。し
かしこの方法によると給与量の調整が繁雑であり、また
油脂もそのままであると酸化変敗しやすく、これを知ら
ずに動−物にあたえるとかえって動物の健康を損うおそ
れがある。また動物は一般に物を食する場合、その対象
物を咬む習性があり、特に油脂が液状である場合には日
中よりこほれて、口の周縁や周囲を汚染するおそれがあ
る。

そこで本発明者は、研究の結果、給与しようとする油脂
類、特に液状の油脂を特定の硬ζに調整してカプセル化
すれば動物がこぼすことな（完全に油脂類を食すること
ができ、前記した種々の問題点を解決することができる
ことを見出した。

したがって、本発明は融点が１５〜４５℃である油脂類
がソフトカプセルに充填された飼料に関する。

本発明でいう油脂類とは可食性の油脂の外に不飽和度の
高い油脂例えば魚油を硬化した硬化油あるいは油脂から
誘導される各種グリセリン高級脂肪酸エステルのごとき
油脂製品をも意味する。したがって油脂類とは可食性油
脂の外に動物が食して油脂と同等な栄養効果を奏する油
脂類似畢ヲも、含めて本発明では使用する。そして融点
が１５〜４５℃である油脂類には牛脂、豚脂、鯨ろう、
カカオ脂、硬化油のごときそれ自゛□体１５〜４５℃の
融点をもつ油脂があり、これらは不発明では単独で使用
することができる。ま　゛た本発明でいう油脂類には大
豆油、とうもろこし油、ごま油、落花生油、米糠油、小
麦胚芽油、魚油あるいはある種のグリセリン高級脂肪酸
エステル等の液体の油脂類もあり、それらは前記の牛脂
、豚脂、鯨ろう、蜜ろう、カカオ脂、パー・脂、硬化油
等の比蟲的−□点の高ム油脂類と適宜混合して融点１５
〜４５℃に調整して油脂組成物の形として使用すること
ができる。本発明においてはこれら油脂類にリノール酸
、リルン酸、ＯＪｓ系高夏不飽和脂肪酸等の脂肪酸およ
びビタミンＡ、ＤＸＥ等の脂溶性ビタミン等の栄養Ｘｔ
−添加して使用することもできることは云うまでもない
。

本発明のソフトカプセルに充填される油脂類゛ｉ融点が
１５〜４５℃好ましくは１８〜３５℃に調整されている
ことが必要であり、こ・ｐ融点の―整は油脂類の種類の
選択′お、よび組合せＫよってなされ、前記のとおり比
較的融点の低い例えば大豆油等には融点が比慇的高い牛
脂、−豚脂等を　□適当量混合することＫよって行なわ
れる。油脂類□の融点が１５℃より低いと給与時にカプ
セル内容物が動物の口中かもこぼれて好ましくな（、ま
た高過ぎる。とソフトカプセル製造時に高温としなけれ
ばならずこのためソフトカプセル皮膜の主成分であるゼ
ラチンの融解全招き好ましくない。

また、カプセルの形状は球形、円筒形等柚々の形状でよ
（、大きさは給与する動物により多少異なるが、長さ０
，５〜２ｃＩＩＬ１太さ０．３〜１　［程度のものが便
利であ・る。

前記のごとき油脂類は常法、にしたがってソフトカプセ
ル化される。この除ソフトカプセル皮りａ内にカッオニ
キス等の魚肉抽出物、煮干粉末・等の魚粉、砂糖、グル
コース、糖蜜、水あめ等の甘味料、全脂粉乳、脱脂粉乳
、ヂーズ粉末等の乳加工品、ミートノミウダー、レバー
パウダー等の畜肉〃ロエ品全添加すると嗜好性が向上す
る。

本発明の飼料は取扱いが容易であり、動物に給・与した
場合にも動物の日周縁や＠狩場の床等を汚染することが
少な（、給与しただけ完全に摂取させることが可能であ
る。また給与□量の調・整がしやす（、被覆されている
ため保・存性がよい等の利点も有している。

以下実施例を示して不発＃ＪＡヲ具体的に説明する。

実施例　１　、　・ 大豆油９０部にステアリン酸モノグリセライド１０部ｒ
添加混合□して油脂組成物（融点６９　。

℃）を得た。

一方、大豆油９９・部にステアリン酸モノグリセライド
１部を添加したもの（比較例、融点１゜℃）を製造した
。

これらの油脂組成物をロータリーカプセル製造機に供給
して内容量２５０　ｍｙのソフトカプセルを得た。なお
ソフトカプセルの製造に用゛いた剤皮配合組成はゼラチ
ン１００部、グリセリン４゜部、水９０部であった。　
・ 前記方法で得られた２種のソフトカプセルを大忙給与し
、その状態を観察・した。

半径１０傷の円型給餌器にｐ紙を底面一杯に敷き、その
上に実施□例１で得られたカプセルを５粒ずつ入れ、柴
犬□′（体重９５〜）、ビーグル　−（体重１５．０Ｋ
ｐ）、マにチニズ（体重４　Ｋｙ　）　、ボメラニアン
（体重４．５　Ｋ９）に与えた。

犬はソフトカプセルをそのま寸燕下することは稀であり
、１度口中でこれを咬みくだいて食べる。この際前記し
たように、液状の油が充填されたソフトカプセルであれ
ば、口から充填された油分こほすことが多い。実施例１
で得られたソフトカプセルについてそのこほれた油の鼠
を測定した。

すなわち、こほれた油は円型給餌器の底面上に敷かれた
濾紙の上に落下し滲み込むが、この油の浸透したＰ紙の
＠量ヲ測定する。この時、点々と落下した油の浸透した
濾紙の部分を含む必要最少限のＰ紙を切り取り、これと
同面積の濾紙の重量との差を測定し、油の落下量を算出
するのである。

各棟カプセルにつき２度行なった比較試験の結果全表１
に示す。

表　１ 実施例　２ とうもろこし油９０部にステアリン酸モノグリセライド
１０部を添加混合して油脂組成物（融点３９℃）を得た
。得られた油脂組成物を加圧打抜法ソフトカプセル製造
機に供給してソフトカプセルを得た。なおソフトカプセ
ルの製造に用いた剤皮組成は、ゼラチン１００部、グリ
セリン４０部、水８５部、カッオニキス１０部である。

実施例　３ 大豆油７０部にカカオ脂３０部およびミルクフレーバー
００５部を添加混合して油脂組成物（融点２０℃）を得
た。このもの全実施例１と同様に処理してソフトカプセ
ルを得た。

実施例　４ 小麦胚芽油９０部にステアリン酸ジグリセライド１部お
よび蜜ろう１０部を添加混合して油脂組成物（融点３０
℃）を得た。このものを実施例１と同様に処理してソフ
トカプセル金得た。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 融点が１５〜４５℃である油脂類が充填されたソフトカ
   プセル飼料。