JPH01174341A - 反すう動物用の飼料 - Google Patents

反すう動物用の飼料

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Publication number
JPH01174341A
JPH01174341A JP62329906A JP32990687A JPH01174341A JP H01174341 A JPH01174341 A JP H01174341A JP 62329906 A JP62329906 A JP 62329906A JP 32990687 A JP32990687 A JP 32990687A JP H01174341 A JPH01174341 A JP H01174341A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
oil
feed
ruminants
grains
soybeans
Prior art date
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Pending
Application number
JP62329906A
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English (en)
Inventor
Toru Hatanaka
徹 畠中
Ryuichi Sakano
坂野 龍一
Noriyuki Sakamoto
坂本 紀之
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
SAMITSUTO SEIYU KK
Original Assignee
SAMITSUTO SEIYU KK
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Publication date
Application filed by SAMITSUTO SEIYU KK filed Critical SAMITSUTO SEIYU KK
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、反すう動物用の飼料に関する。
〔従来の技術〕
牛や羊等の反すう動物は、四つの胃を持ってハ おり、食物は第1胃でまず繊維分の租分解がなされ、第
2胃に移ると再び口に戻って咀しやくされ、その間にお
いて蛋白質部の一部はアンモニア態となり微生物の栄養
源となり、次いで、のみくだされて第2胃は通過して、
第3胃を経て第4胃にて栄養分が消化・吸収される。
ところで、最近は育種改良の進歩により、例えば乳の出
のよい牛等の品種が開発されているが、これらの動物の
飼料には高蛋白質かつ高エネルギーのものが要求される
しかし、大豆等の高蛋白質の穀類は、そのまま大量に反
すう動物に与えると、第1胃で蛋白質が消化液で変質し
くルーメン化し)、過剰なアンモニアが発生して動物の
血中のアンモニア濃度が上昇し、反すう動物は尿毒症を
起こしてしまう。
そこで、従来においては、穀類を焙せん、蒸煮等の手段
により加熱してその蛋白質を熱変性させた後圧偏又は粉
砕し、而る後、蛋白質を熱変性させた穀類をペレット状
に加工した飼料が用いられている。
ここで、原料を加熱するのは、原料中の蛋白質を熱変性
されるためであり、また、ペレット状に加工するのは、
圧偏状又は粉状の飼料であると反すう動物の咀しやく能
を満たしてやれないからである。
〔発明が解決しようとする問題点〕
しかしながら、上記従来の飼料は、高蛋白質を要求する
反すう動物の飼料としてはある程度は適しているものの
、原料の加熱法が適切でないため、蛋白質の熱変性が不
十分であり、その上、圧側したりペレット状に加工した
りする手間がかかるためコスト高となるという問題があ
った。
このような状況下において、本発明は、栄養効率がよく
かつコストの安い反すう動物用の飼料を提供することを
目的としてなされたもので本発明は反すう動物用の飼料
に関し、穀類を丸のまま又は割砕状で油・イしであるこ
とを特徴とするものである。
本発明において、反すう動物とは、牛、羊、山羊、シカ
、キリン等の一度飲み込んだ食物を再び日中に戻し、更
に咀しやくする動物のことをいう。
また、穀類とは、大豆・ルピンシード・トウモロコシ・
麦等の蛋白質又は澱粉質を主成分とする穀物をいう。
本発明の反すう動物用の飼料を得るには、まず、原料の
穀類を用意する。尚、トウモロコシや米国産金用大豆等
は粒径が大きいので、割砕機にて割砕状にしてもよい。
次に、上記原料を油・廉する。油・朦は原料中の蛋白質
が程よく熱変性し、かつ原料中の栄養分(例えばリジン
等のアミノ酸)の分解が最少に抑えられる条件で行う。
その条件は、穀類の粒径によって異なるが、例えば、米
国産搾油用大豆では165〜175℃で45〜55秒間
、米国産食品用大豆では165〜175℃で45〜55
秒間、ルピンシードでは170〜180℃で55〜65
秒間油僕するとよい。
油・尊に用いる油脂としては、大豆油、ナタネ油等の植
物油ばかりでなく、ラード、水添魚油等の動物油を用い
てもよい。尚、低コストの飼料を得るには、油脂の中で
も安価なパーム油や食用油の精製課程を生ずるステアリ
ンを用いればよい。
尚、穀類の油・渫を小規模で行うときは、大型のフライ
ナベに油脂を入れて、ナベを直火で加熱し、その油脂中
に穀類を入れて油・唖する方法を採ればよ(、また、大
規模で行うときは、温度制御付油・4槽や連続フライヤ
ーを用いればよい。
最後に油′犀がした穀類を油脂中から取り出し、冷却し
つつ油切りを行なえば、本発明の反すう動物用の飼料を
得ることができる。
〔作用〕
このようにして得られた本発明の反すう動物用の飼料は
、その中に含まれている蛋白質が連山ではルーメン化が
抑えられ、また、飼料中に含まれている澱粉量はα化す
るので、消化しやすい状態となる。
また、穀類を丸のまま又は割砕状で油゛唖されたもので
あるから固形状であり、したがって、=5= 従来の飼料のようにペレット化しなくても、そのまま飼
料とすることができる。
本発明の反すう動物用の飼料は、そのまま反すう動物に
与えてもよいが、例えば大豆の油・牒品の場合、蛋白質
の含量が高過ぎるので、本発明の飼料を市販の飼料に添
加して与えればよい。
〔実施例〕
実施例1 パーム油5C1とラード50 Jを加熱用の槽に入れ、
混合した後170°Cに加熱した。
次に、上記槽内に粘接生大豆(米国産)5に9を加え、
油温を170℃に保ちながら、大豆を50秒間油・ヰし
た。
次に油 した大豆を槽内から取り出し、常温(20°C
)に放置して冷却と同時に油切りしたところ、反すう動
物用の大豆4.73 kgを得た。
実施例2゜ 油脂としてパームステアリン1001、また穀類として
ルピンシード50 kgを用い、ルピンシードを175
℃で60秒間油・圧したほかは、実施例16一 と同じ方法で、反すう動物用のルピンシード4.80 
kgを得た。
実施例3 油脂としてパームステアリン100r、また、穀類とし
て半割大豆50に9を用い、半割大豆を160℃で30
秒間油諜したほかは、実施例1と同じ方法で、反すう動
物用の半割大豆4.60 kgを得た。
実施例4゜ 油脂としてパームステアリン1001、また、穀類とし
てトウモロコシ50に9を用い、トウモロコシを170
℃で80秒間油・暮したほかは、実施例と同じ方法で、
反すう動物用のトウモロコシ4.50に9を得た。
〔試験例〕
試験例1゜ 実施例1で用いた粘接生大豆と実施例1で得られた油・
渫大豆の水分と油分を測定したところ表−1の結果が得
られた。
表−1 試験例2゜ 次の飼料を用意した。
テスト区:実施例1で得られた飼料5部(重量部をいう
、以下同じ)を基礎飼 料(大側大麦35部、圧側トウモロ コシ35部、圧側マイロ15部、ナタ ネ油粕4部、糖蜜3部、食塩1部 及びビタミン剤1部の混合物)95 部に混合したもの 対照区1:脱脂大豆(圧側した大豆をヘキサンで油分を
除いた後、加熱して脱 溶剤したもの)5部を基礎飼料( テスト区のものと同じ)95部中に 混合したもの 対照区2:加熱圧側大豆(生大豆を120℃で60分間
加熱した後、圧側機で圧側し たもの)5部を基礎飼料(テスト 区のものと同じ)95部に混合した もの 上記サンプルをそれぞれサンプル毎にホルスタイン種の
雌牛に1日当り平均9.5kgずつと、粗 を飼料としてキモシロkg、トウモロコシサイレイシフ
 kgをそれぞれ与え、泌乳量の差異を測定したところ
、表−2の結果が得られた。
表−2 尚表中の数値は、雌牛5頭当りの平均値であ題 って、数値が大きくなる程、基礎飼料と橿飼料を与えた
場合に比べ泌乳量が多(なることを示す。
〔発明の効果〕
以上述べたように、本発明の反すう動物用の=9− 飼料は、従来の飼料のように焙せん、割砕、圧側及びペ
レット化等の複雑な工程を必要とせず、単に丸のまま又
は割砕状の原料を油煤するだけで得られるので、低コス
トで供給できる。
しかも、原料の油煤に用いる油脂は、熱伝導が良いので
、原料の芯部まで短時間で加熱できるため、アミノ酸等
の栄養分の分解を最少に抑えた飼料を提供できる。
さらに、油・酸中に原料内に油脂分が吸収されるので、
飼料中に油脂分が補強され、また、飼料中の水分が蒸発
する結果、蛋白質や澱粉質の含量が多くなり、したがっ
て、高エネルギーの飼料を提供できる。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)穀類を丸のまま又は割砕状で油煤してあることを
    特徴とする反すう動物用の飼料。(2)穀類が大豆であ
    る特許請求の第1項記載の反すう動物用の飼料。
JP62329906A 1987-12-28 1987-12-28 反すう動物用の飼料 Pending JPH01174341A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP62329906A JPH01174341A (ja) 1987-12-28 1987-12-28 反すう動物用の飼料

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JP62329906A JPH01174341A (ja) 1987-12-28 1987-12-28 反すう動物用の飼料

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Publication Number Publication Date
JPH01174341A true JPH01174341A (ja) 1989-07-10

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ID=18226582

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP62329906A Pending JPH01174341A (ja) 1987-12-28 1987-12-28 反すう動物用の飼料

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JP (1) JPH01174341A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2016131529A (ja) * 2015-01-20 2016-07-25 株式会社J−オイルミルズ 変性大豆及びそれを用いた飼料

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2016131529A (ja) * 2015-01-20 2016-07-25 株式会社J−オイルミルズ 変性大豆及びそれを用いた飼料

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