JPH08207641A - 容器ホルダ装置 - Google Patents

容器ホルダ装置

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Publication number
JPH08207641A
JPH08207641A JP1720095A JP1720095A JPH08207641A JP H08207641 A JPH08207641 A JP H08207641A JP 1720095 A JP1720095 A JP 1720095A JP 1720095 A JP1720095 A JP 1720095A JP H08207641 A JPH08207641 A JP H08207641A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
tray
case
guide groove
parts
holder device
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP1720095A
Other languages
English (en)
Inventor
Masanobu Muto
雅信 武藤
Shigeru Yabutani
茂 藪谷
Kazuo Fujiwara
和夫 藤原
Shuji Inui
修司 乾
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toyoda Gosei Co Ltd
Original Assignee
Toyoda Gosei Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Toyoda Gosei Co Ltd filed Critical Toyoda Gosei Co Ltd
Priority to JP1720095A priority Critical patent/JPH08207641A/ja
Publication of JPH08207641A publication Critical patent/JPH08207641A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】機構が簡単で安価な容器ホルダ装置を提供する
ことを目的とする。 【構成】容器ホルダ装置は、トレイ2と、車体に装備さ
れトレイ2を収納および案内する収納室をもつケース1
とを有し、ケースは収納室を形成する両内側壁にケース
1と一体的に成型された摺動レール17を持ち、トレイ
2はその両側面に摺動レール17に案内されるガイド溝
217とその底面に表出方向に高くなり両摺動レール1
7と当接して挟持されるテーパー部219とを有する。
トレイ2はそのテーパー部219が両摺動レール17に
挟持されることになり、トレイ2とケース1との間にが
たつきが無い。また、摺動レール17がケース1と一体
的に成型されるため部品点数が少なくなり、組付け作業
が少なくなり、かつ安価となる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、例えば、バス、乗用車
などの自動車の室内に装備され、缶ジュース、紙コップ
などの容器を保持する容器ホルダ装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の容器ホルダ装置として、容器が上
下に挿入される受孔を有するトレイと車体に装備されト
レイを収納保持および少なくとも受孔を含む部分を表出
するように案内する収納室をもつケースとをもつものが
知られている。そしてこのケースには、収納室を形成す
る両内側壁には、トレイの両側面に形成されたガイド溝
と係合し、トレイを弾性的に挟持する一対の弓状のガイ
ドレールが装着されている。
【0003】この容器ホルダ装置では、ケースに装着さ
れた弓状のガイドレールにより、トレイが常に弾性的に
挟持されているため、トレイはケース内でがたつかつか
ず、滑らかに引出しかつ収納できる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記従来の容
器ホルダ装置では、弓状のガイドレールをケースの収納
室を形成する両内側壁に取り付けているため、組付けに
多くの工数を要しかつ部品点数が多くなるため高価とな
る。本発明は、上記従来の実情に鑑みてなされたもので
あって、トレイがケース内でがたつがずしかも組付けが
簡単でかつ部品点数が少なく安価な容器ホルダ装置を提
供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明の容器ホルダ装置
は、容器が上下に挿入される受孔を有するトレイと、車
体に装備され該トレイを収納保持および少なくとも該受
孔を含む部分を表出するように案内する収納室をもつケ
ースと、を有する容器ホルダ装置であって、該ケースは
該収納室を形成する両内側壁に該ケースと一体的に成型
された摺動レールを持ち、該トレイはその両側面に該摺
動レールに案内されるガイド溝と該ガイド溝の表出側の
底面に表出方向に高くなり両該摺動レールと当接して挟
持されるテーパー部とを有する、ことを特徴とするもの
である。
【0006】
【作用】本発明の容器ホルダ装置では、摺動レールがケ
ースの収納室を形成する両内側壁に一体的に成型され、
かつトレイはその両側面に摺動レールに案内されるガイ
ド溝とガイド溝の表出側の底面に表出方向に高くなるテ
ーパー部とを有する。トレイはその一対のガイド溝の底
面のテーパー部が両摺動レールに挟持されることにな
り、トレイとケースとの間にがたつきが無い。また、摺
動レールがケースと一体的に成型されるため部品点数が
少なくなり、組付け作業が少なくなり、かつ安価とな
る。
【0007】
【実施例】以下、本発明を具体化した実施例を図面を参
照しつつ説明する。この容器ホルダ装置は、計器盤等の
車体(図示せず)に固定されるケース1と該ケース1内
の収納室10内に摺動自在に保持されるトレイ2とから
構成されている。
【0008】ケース1は、ABS樹脂の型成型品で、図
1にその一部欠損斜視図を示すように、断面長方形状の
貫通孔で形成される収納室10を区画する角筒状で、収
納室10の入口を形成し、車室側になるフランジ状の表
部分11、上部分12、下部分13、左右の側部分1
4、15からなる。各側部分14、15の表部分11に
近い部分に突条16が形成されている。また、収納室1
0を形成する左右の側部分14、15の内面には、表部
分11に近い部分に互いに間隔を隔てて平行な短い2本
の突条からなる摺動レール17が一体的に成型されてい
る。また、上部分12、下部分13の他端側の中央部分
が削除された形状となり、その分左右の側部分14、1
5が他端側に突出している。
【0009】トレイ2もABS樹脂の型成型品で、図2
にその一部欠損斜視図を示すように、トレイ2は本体2
1とこの本体21に揺動自在に保持された受板部材22
とからなる。本体21は型成型品で、上板211、この
上板211の一端より下方に延びる表部分212、両側
端より下方に延びる側部分213、214とからなる。
上板211は表部分212および側部分213、214
の上端より僅かに低くなっている。また、表部分212
に近い部分に2個の楕円形状の貫通孔215を持ち、他
端側に間隔を隔てて2個のストッパ216が突出形成さ
れている。
【0010】表部分212とその両側に位置する側部分
213、214は上板211の三方を囲むように形成さ
れ、表部分212は側部分213、214から離れるに
つれ若干薄くなっている。側部分213、214の厚さ
方向の中央部分には、長手方向に延びるガイド溝217
が形成されている。このガイド溝217を区画する内側
壁218、218は開口側に広がるテーパー面となって
いる。また、このガイド溝217の底面の表部分212
に近い部分に2本の突条よりなるテーパー部219が形
成されている。このテーパー部219は表側に進につれ
て高くなるように形成されている。
【0011】受板部材22は、通常のもので、リンク機
構をもつ複数個の板材で構成され、上板211の裏面に
揺動自在に保持されている。この受板部材22は、拘束
されていない状態では自重で下側に揺動し、上板211
より少し離れた下方に上板211の貫通孔215に差し
込まれたカップ等の容器を受ける受板を出現させる。な
お、図2は折り畳まれた状態を示し、折り畳まれた状態
では上板211の下面と両側部分213、214の対向
する内側面で区画される空間に収納されている。受板部
材22の折り畳は、トレイ2がケース1の収納室10の
奥に収納されるときに表部分212の下側の端部に当接
して自動的になされる。
【0012】トレイ2は表部分212の反対側の他端側
よりケース1の収納室10に挿入される。この際、収納
室10の摺動レール17がトレイ2のガイド溝217に
嵌まり、トレイ2は摺動レール17と摺接しつつ収納室
10の奥方向に案内される。なお、トレイ2の2個のス
トッパ216は収納室10に挿入されるときケース1の
上部分12の内側面に当接し、この上部分12を押し上
げて収納室10の奥に挿入される。そして上部分12の
他端に飛び出す。この状態で逆にトレイ2を収納室10
より引き出そうとすると、ストッパ216が上部分12
の他端に当り、そこで停止する。この状態でトレイ2の
貫通孔215が開口している部分がケース1の収納室1
0より突出した状態となる。
【0013】ケース1の収納室10に収納されているト
レイ2は、図3または図4に示す状態でその摺動レール
17とガイド溝217とが嵌合している。図3は、トレ
イ2をケース1の収納室10から引き出した状態の嵌合
状態を要部断面として示している。このトレイ2を引き
出した状態では、トレイ2のガイド溝217はそのテー
パー面となって対向する一対の内側壁218、218で
ケース1の摺動レール17を構成する2本の突条の互い
に背向する両側先端を挟持している。この状態では、摺
動レール17を構成する2本の突条の先端は互いに近接
する方向に付勢され、摺動レール17とガイド溝217
は常に当接した状態となり、がたつきが生じない。
【0014】図4はトレイ2が収納室10に完全に収納
された状態を示している。この状態では、トレイ2のガ
イド溝217はそのテーパー面となって対向する一対の
内側壁218、218でケース1の摺動レール17を構
成する2本の突条の互いに背向する両側先端を挟持する
とともに、摺動レール17を構成する2本の突条の先端
がガイド溝217の底面に突出しているテーパー部21
9の頂面と摺接している。すなわち、トレイ2はその両
側部分213、214の各テーパー部219でケース1
の両側の摺動レール17で挟持されている。このように
トレイ2が収納室10に完全に収納された状態では、ト
レイ2は上下方向をガイド溝217が摺動レール17と
当接することで規制され、左右方向をテーパー部219
が摺動レール17で挟持されることにより規制される。
このためトレイ2が収納室10に完全に収納された状態
では、より一層がたつきはおこりにくい。
【0015】前記したように本実施例の容器ホルダ装置
は、ケース1とトレイ2の2部品で構成され、部品点数
が最少となっている。また、組付けも、トレイ2をケー
ス1の収納室10に挿入する工程だけで済むため、極め
て容易で作業工数も少ない。このため、部品コストが最
小となりかつ作業コストも低く、本実施例の容器ホルダ
装置は安価となる。
【0016】なお、実施例では摺動レール17として2
本の突条を採用したが、1本のみの突条とすることもで
きる。また、ケース1を他の自動車部品の中に組み込ん
だ状態として成型することもできる。トレイ2も実施例
のものに限定されず、目的に応じた各種のトレイを採用
できる。
【0017】
【発明の効果】以上詳述したように、本発明の容器ホル
ダ装置では、特許請求の範囲記載の構成を採用している
ため、トレイとケースとの間にがたつきが無い。また、
摺動レールがケースと一体的に成型されるため部品点数
が少なくなり、組付け作業が少なくなり、かつ安価とな
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例の容器ホルダ装置を構成するケースの一
部欠損斜視図である。
【図2】実施例の容器ホルダ装置を構成するトレイの斜
視図である。
【図3】実施例の容器ホルダ装置のトレイを引き出した
状態での摺動レールとガイド溝との当接状態を示す要部
断面図である。
【図4】実施例の容器ホルダ装置のトレイを収納した状
態での摺動レールとガイド溝との当接状態を示す要部断
面図である。
【符号の説明】
1…ケース 2…トレイ 2a
…貫通孔 10…収納室 17…摺動レール 217…
ガイド溝 218…内側壁 219…テーパー部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 藤原 和夫 愛知県西春日井郡春日町大字落合字長畑1 番地 豊田合成株式会社内 (72)発明者 乾 修司 愛知県西春日井郡春日町大字落合字長畑1 番地 豊田合成株式会社内

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】容器が上下に挿入される受孔を有するトレ
    イと、車体に装備され該トレイを収納保持および少なく
    とも該受孔を含む部分を表出するように案内する収納室
    をもつケースと、を有する容器ホルダ装置において、 該ケースは該収納室を形成する両内側壁に該ケースと一
    体的に成型された摺動レールを持ち、 該トレイはその両側面に該摺動レールに案内されるガイ
    ド溝と該ガイド溝の表出側の底面に表出方向に高くなり
    両該摺動レールと当接して挟持されるテーパー部とを有
    する、ことを特徴とする容器ホルダ装置。
  2. 【請求項2】該摺動レールは該ケースの該内側壁に間隔
    を隔てて平行に設けられた上下2本の突条からなり、該
    ガイド溝はその対向する内側壁が開口側に広がるテーパ
    ー面となり、2本の該突条の背向する両側先端が該ガイ
    ド溝のテーパー面となって対向する一対の該内側壁に挟
    持されている請求項1記載の容器ホルダ装置。
JP1720095A 1995-02-03 1995-02-03 容器ホルダ装置 Pending JPH08207641A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1720095A JPH08207641A (ja) 1995-02-03 1995-02-03 容器ホルダ装置

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1720095A JPH08207641A (ja) 1995-02-03 1995-02-03 容器ホルダ装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH08207641A true JPH08207641A (ja) 1996-08-13

Family

ID=11937305

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1720095A Pending JPH08207641A (ja) 1995-02-03 1995-02-03 容器ホルダ装置

Country Status (1)

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JP (1) JPH08207641A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7527166B2 (en) 2003-07-30 2009-05-05 Toyoda Gosei Co., Ltd. Storage apparatus
JP2015023976A (ja) * 2013-07-25 2015-02-05 花王株式会社 棒状具

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7527166B2 (en) 2003-07-30 2009-05-05 Toyoda Gosei Co., Ltd. Storage apparatus
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