JPH08207568A - 装飾材料切片で被覆された自動車日除けの日除け本体を製造する方法 - Google Patents

装飾材料切片で被覆された自動車日除けの日除け本体を製造する方法

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JPH08207568A
JPH08207568A JP7315288A JP31528895A JPH08207568A JP H08207568 A JPH08207568 A JP H08207568A JP 7315288 A JP7315288 A JP 7315288A JP 31528895 A JP31528895 A JP 31528895A JP H08207568 A JPH08207568 A JP H08207568A
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
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    • B60JWINDOWS, WINDSCREENS, NON-FIXED ROOFS, DOORS, OR SIMILAR DEVICES FOR VEHICLES; REMOVABLE EXTERNAL PROTECTIVE COVERINGS SPECIALLY ADAPTED FOR VEHICLES
    • B60J3/00Antiglare equipment associated with windows or windscreens; Sun visors for vehicles
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  • Moulds For Moulding Plastics Or The Like (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 装飾材料切片で被覆された自動車日除けの日
除け本体を製造する方法において、方法ステップを省略
することができる方法、ひいてはコスト的に有利に施行
できるという点で優れている方法を提供する。 【解決手段】 イ)シートホースが吹込成形型内に装入
される間又はその前に、2つの装飾材料切片を吹込成形
型の支持面に取り付け、 ロ)シートホースにおける少なくとも1つの開口部を、
装飾材料切片を貫通してシートホースに設け、 ハ)シートホースを吹込成形する際、装飾材料切片を一
緒に成形して密にシートホースに結合させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、a)熱可塑性材料
からシートホースを押し出し成形し、 b)シートホース区分を開放された吹込成形型内に装入
し、 c)吹込成形型を閉じてシートホースを終端部において
圧しつぶし、 d)シートホース内に少なくとも1つの開口部を設け、 e)少なくとも1つの開口部を通して空気をシートホー
ス内に吹き込み、 f)シートホースを、該ホースを取り囲んでいる吹込成
形型の支持面に向かって吹込み成形し、 g)固化のために必要な滞留時間の後に日除け本体を、
予め開放された吹込成形型から取り出す、 以上a)、b)、c)、d)、e)、f)、g)のステ
ップから成る、装飾材料切片で被覆された自動車日除け
の日除け本体を製造する方法に関する。
【0002】
【従来の技術】吹込成形された日除け本体は、種々の構
成のものが公知である(ドイツ国特許第2910631
号、ヨーロッパ特許第0401760号、ヨーロッパ特
許公開第0562085号、ヨーロッパ特許公開第06
12636号の各明細書参照)。吹込成形された日除け
本体は、実地において既に高い評価を受けてはいるが、
欠点が無い訳ではない。本発明は、装飾材料切片で被覆
された日除け本体を製造するために従来必要と考えられ
ていた多数の方法ステップを減少させて、日除け本体を
経済的に製造することができるようにすることを目的と
している。これまでは、先ず裸で吹込成形された日除け
本体が製造され、これが中間ストックされるという形式
で製造が行われていた。次にその後で行われる仕上げプ
ロセスで、個々に吹込成形された各日除け本体を装飾材
料切片で被覆し、しかもこれは、上下の電極を有する工
具を備えた高周波溶接装置を使用して行われていた。こ
れには次のような方法ステップが含まれる:つまり第1
の装飾材料切片を下方電極上に載置し、吹込成形された
日除け本体を第1装飾材料切片の上に載置し、第2の装
飾材料切片を吹込成形された日除け本体上に載置し、電
極を接近させ、高周波を負荷して日除け本体の外周部に
沿って装飾材料帯域を互いに溶接し、工具を開放し、日
除け本体を取り出し、最後に日除け本体から突出する装
飾材料の余剰部を裂断するという方法ステップが含まれ
ている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明の課題は、装飾
材料切片で被覆された自動車日除けのための日除け本体
を製造する方法を改良して、方法ステップを省略するこ
とができる方法、ひいてはコスト的に有利に施行できる
という点で優れている方法を提供することにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明では請求項1に記
載の特徴、つまりイ)シートホースが吹込成形型内に装
入される間又はその前に、2つの装飾材料切片を吹込成
形型の支持面に取り付け、ロ)シートホースにおける少
なくとも1つの開口部を、装飾材料切片を貫通してシー
トホースに設け、ハ)シートホースを吹込成形する際、
装飾材料切片を一緒に成形して密にシートホースに結合
させることによって、上記課題を解決することができ
た。
【0005】
【発明の効果】本発明の重要な利点は、日除け本体の吹
込成形の際装飾材料を同時に成形し、その場合本来の日
除け本体を形成している熱可塑性のプラスチック材料と
の密な結合が行われるという点にある。
【0006】連続する方法で作業を行う場合には、装飾
材料とシートホースとの間の密な結合に関しては全く問
題が発生しない。それにもかかわらず装飾材料切片との
密な結合を保証する目的で、吹込成形工程が終了するま
でシートホースを吹込成形型の温度に保持することがで
きる。
【0007】請求項3によれば、吹込成形された日除け
本体を外周で取り囲むフランジを形成するため、装飾材
料切片の環状の縁部領域を互いに接触させて吹込成形型
半部の間に締込み、該フランジを、吹込成形の後で行わ
れる方法ステップで日除け本体から分離するようになっ
ている。フランジを分離するため日除け本体を別個の工
具内に挿入する必要がなくなるようにするためには、請
求項4によれば有利には、日除け本体外周部における装
飾材料切片の突出端部を吹込成形工程の後で分離するた
めに、互いに相対的に移動可能な成形型半部が打抜き及
び切断工具として構成されている吹込成形型を使用する
ようになっている。
【0008】請求項5には本発明の別の構成が述べられ
ており、該構成によれば日除け軸のための少なくとも1
つの軸受ケーシングと、日除け軸を緊締するための、該
軸受ケーシングに結合されたばねとを、シートホース内
に取り付け、その後で初めてシートホースを終端部にお
いて圧しつぶすようになっている。
【0009】装飾材料としてはプラスチックシートが使
用されるが、織布、編み地又はニット生地或いは人工皮
革又は天然皮革から成る切片も使用することができる。
夫々延性特性を有しない装飾材料を使用する場合には、
吹込成形の際に吹込成形工具が、装飾材料の後滑りを可
能にするようなスリップフレームの形式に基づいて作動
することを防止することが有利である。また装飾材料の
切片を真空を用いて吹込成形型の支持面に吸着すること
ができるようにするために、吹込成形工具に負圧装置を
取り付けるための開口部を形成することも考えられる。
【0010】補足的に更に次のような手段が執られてい
る。
【0011】−予め装備された支持プレートを、軸ばね
(係合ばね)のための受容部として中空部体内に取り付
ける一方で、ばね自体を中空部体の内方で予め規定され
た位置に形状接続的に固定する。上記取付けは、熱可塑
性材料から成るシートホースを吹込成形工具によって閉
鎖する前に行う。
【0012】−上記固定はこれを、例えば支持プレート
が中空部体壁部に対し平面平行に延びる面に沿って、例
えばノブ、ピン又はウエブのような多数の隆起部を有す
るような形式で行うことができる。吹込成形型本体と支
持プレートとが同一の材料から構成されていて、支持プ
レートの肉厚が日除け本体の目標肉厚に比較して若干大
きい場合には、隆起部と中空部体壁部との部分的な溶解
が内方で行われる。
【0013】−中空部体内に装入されるべき支持プレー
トに関連して、(支持プレートに1体状又は多部分状に
結合された)別のディスタンスウエブを中空部体の補強
のために装着することも可能である。
【0014】−ユニットを吹込成形工具内で適切に位置
決めする前に、日除け軸を支持プレートに機能的に結合
させる(予め組み立てる)ことも可能である。
【0015】−例えば照明ミラーのような電気的に作動
する付属品を使用する場合には、電網への接続ケーブル
を日除け軸を介して案内し、吹込成形工程の際に中空部
体の内方に位置し得るようにすることも可能である。
【0016】−方法に適切な空気の吹込みはこれを、有
利にはミラー受容部(窪み)内の開口部を介して行う。
【0017】−とりわけ化粧ミラーの受容はこれを、有
利には吹込成形本体におけるクリップ突起のようなアン
ダカットを介して行う。
【0018】−装飾材料から形成されたフランジを、製
造サイクル中に、工具縁部(母型/父型)が相応に構成
されている工具で後から打ち抜く。
【0019】−押出機のリングギャップノズルを適当に
形成することにより、日除け本体の所定の部分を別の肉
厚又は内方に向くリブを与えて形成すると有利である。
これによって、例えば軸支承部と対応支承部との間の領
域内で中空部体の形状強度と、場合によっては熱の安定
性とに大きな影響を与えることができる。同時に支持プ
レートの領域における(上述の)材料堆積部を、支持プ
レートと中空部体壁部との間の永続的な結合のために役
立たせることができる。

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 a)熱可塑性材料からシートホースを押
    し出し成形し、 b)シートホース区分を開放された吹込成形型内に装入
    し、 c)吹込成形型を閉じてシートホースを終端部において
    圧しつぶし、 d)シートホース内に少なくとも1つの開口部を設け、 e)少なくとも1つの開口部を通して空気をシートホー
    ス内に吹き込み、 f)シートホースを、該ホースを取り囲んでいる吹込成
    形型の支持面に向かって吹込み成形し、 g)固化のために必要な滞留時間の後に日除け本体を、
    予め開放された吹込成形型から取り出す、 以上a)、b)、c)、d)、e)、f)、g)のステ
    ップから成る、装飾材料切片で被覆された自動車日除け
    の日除け本体を製造する方法において、 イ)シートホースが吹込成形型内に装入される間又はそ
    の前に、2つの装飾材料切片を吹込成形型の支持面に取
    り付け、 ロ)シートホースにおける少なくとも1つの開口部を、
    装飾材料切片を貫通してシートホースに設け、 ハ)シートホースを吹込成形する際、装飾材料切片を一
    緒に成形して密にシートホースに結合させる ことを特徴とする、装飾材料切片で被覆された自動車日
    除けの日除け本体を製造する方法。
  2. 【請求項2】 装飾材料切片との密な結合を保証する目
    的で、吹込成形工程が終了するまでシートホースを吹込
    成形型の温度に保持することを特徴とする、請求項1記
    載の方法。
  3. 【請求項3】 吹込成形された日除け本体を外周で取り
    囲むフランジを形成するため、装飾材料切片の環状の縁
    部領域を互いに接触させて吹込成形型半部の間に締込
    み、該フランジを、吹込成形の後で行われる方法ステッ
    プで日除け本体から分離することを特徴とする、請求項
    1又は2記載の方法。
  4. 【請求項4】 日除け本体外周部における装飾材料切片
    の突出端部を吹込成形工程の後で分離するために、互い
    に相対的に移動可能な成形型半部が打抜き及び切断工具
    として構成されている吹込成形型を使用することを特徴
    とする、請求項1から3までのいずれか1項記載の方
    法。
  5. 【請求項5】 日除け軸のための少なくとも1つの軸受
    ケーシングと、日除け軸を緊締するための、該軸受ケー
    シングに結合されたばねとを、シートホース内に取り付
    け、その後で初めてシートホースを終端部において圧し
    つぶすことを特徴とする、請求項1から4までのいずれ
    か1項記載の方法。
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