JPH08207144A - 光造形物支持ステージ - Google Patents

光造形物支持ステージ

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JPH08207144A
JPH08207144A JP7016121A JP1612195A JPH08207144A JP H08207144 A JPH08207144 A JP H08207144A JP 7016121 A JP7016121 A JP 7016121A JP 1612195 A JP1612195 A JP 1612195A JP H08207144 A JPH08207144 A JP H08207144A
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Kyoichi Deki
恭一 出来
Shinji Sugioka
晋次 杉岡
Keiichi Ujiie
啓一 氏家
Hiroshige Haneda
博成 羽田
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Ushio Inc
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Ushio Denki KK
Ushio Inc
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    • B29C64/00Additive manufacturing, i.e. manufacturing of three-dimensional [3D] objects by additive deposition, additive agglomeration or additive layering, e.g. by 3D printing, stereolithography or selective laser sintering
    • B29C64/10Processes of additive manufacturing
    • B29C64/106Processes of additive manufacturing using only liquids or viscous materials, e.g. depositing a continuous bead of viscous material
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    • B29WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 光造形装置の構成部材として樹脂供給手段を
別途設けなくても、その表面に、光照射により第1層硬
化層となる未硬化樹脂層を迅速かつ確実に形成すること
ができ、光造形装置の構成部材として掃引手段を別途設
けなくても、その表面に、第1層硬化層を強固に固着さ
せることができる光造形物支持ステージを提供するこ
と。 【構成】 樹脂収容槽に収容された光硬化性樹脂に光照
射して選択的に樹脂硬化層を形成し、この硬化樹脂層を
積層して立体的な光造形物を形成する自由液面方式の光
造形装置に用いられる光造形物支持ステージであって、
前記樹脂収容槽内において昇降自在に設けられ、上面1
0Aから下面10Bに至る貫通孔Pが複数形成されたプ
レート10よりなり、前記貫通孔の上面における開口面
積が8.5×10-5mm2 以上20mm2 以下であるこ
とを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、自由液面方式の光造形
装置に用いられる光造形物支持ステージに関する。
【0002】
【従来の技術】近年、工業製品においては、曲面を多用
したデザインが要求されており、また、部品の実装密度
が非常に高いものとなっている。このため、コンピュー
タによって立体形状物のデザインを取り扱う技術が発達
し、いわゆる三次元CADシステムによって三次元立体
モデルを設計する手段が普及しつつある。そして、この
ような立体形状物の製造においては、従来、三次元CA
Dシステムによって設計された三次元立体モデルのデー
タを直接利用した数値制御によるフライス加工法が利用
されている。しかし、このような方法では、所期の立体
形状物を得ることは困難であり、実際上、浮き彫り彫刻
程度のものしか作製することができない。特に、内部構
造を有する立体形状物を数値制御による工作機械で忠実
に削り出すことは事実上不可能である。
【0003】このような問題を解決する方法の1つとし
て、光硬化性樹脂に光を照射して選択的に樹脂硬化層を
形成する工程を繰り返すことにより、当該硬化樹脂層が
積層されてなる三次元立体像を形成する光造形法が提案
されている〔例えば、電子通信学会論文誌Vol.J6
4−C,NO.4(1981年4月)237〜241
頁、「レーザ研究」(第18巻第7号448〜455
頁)参照〕。
【0004】この光造形法においては、一般的には以下
のようにして三次元立体像が形成される。先ず、三次元
CADシステムなどによって目的とする三次元立体モデ
ルを設計し、これにより定義された数値モデルを高さ方
向に等間隔の水平面で切断して複数のスライス層に分割
し、これらのスライス層の各々の水平断面のスライス図
形データを作成する。次に、これらのスライス図形デー
タうち、三次元立体モデルのスライス層における最下層
となる第1層のデータを取り出し、この第1層のスライ
ス図形データに基づいて光硬化性樹脂にレーザ光を照射
して走査する。これにより、光硬化性樹脂におけるレー
ザ光が照射された部分は、縮重合反応が生じて硬化す
る。照射光は樹脂中で吸収されて減衰するため、光硬化
性樹脂の硬化はその表面から下側に一定の厚みで生じ、
その結果、薄板状の第1層硬化層が形成される。そし
て、この第1層硬化層上に、所定の厚みとなるように未
硬化の光硬化性樹脂を供給して未硬化樹脂層を形成した
後、第1層に続く第2層のスライス形状データに基づい
て、上記と同様にレーザ光を照射して走査することによ
り、第1層硬化層の上面に連続して接合された状態で第
2層硬化層が形成される。このような光照射による硬化
層形成工程を、予め分割された全スライス層に対応した
回数だけ繰り返すことにより、複数の硬化層が一体に積
層されてなる三次元立体像(光造形物)が形成される。
【0005】図1は上記の光造形法に用いる光造形装置
の概略を示す説明図である。図1において、1は液状の
光硬化性樹脂Rを収容する樹脂収容槽、2は光硬化性樹
脂Rの液面に選択的にレーザ光を照射するレーザ装置、
3は光造形物の支持ステージである。支持ステージ3は
剛性を有する板状体(プレート)よりなり、昇降機構
(図示省略)に接続されて樹脂収容槽1内において昇降
可能に設けられている。また、同図において、f1 、f
2 およびf3 は、それぞれ、支持ステージ3の表面3A
に積層形成された、第1層硬化層、第2層硬化層および
第3層硬化層である。
【0006】しかして、最初の硬化層である第1層硬化
層f1 を形成する場合においては、先ず、支持ステージ
3の表面3Aに、所定の厚みの未硬化樹脂層を形成する
必要がある。
【0007】(1)この未硬化樹脂層は、支持ステージ
3の表面3Aを光硬化性樹脂の液面から所定の深さ(第
1層硬化層f1 の厚みtに相当する深さ)まで沈めるこ
とにより、当該表面3Aに光硬化性樹脂が流入・供給さ
れて形成される。ここに、未硬化樹脂層の厚み(延いて
は第1層硬化層f1 の厚み)を所期の値に制御するため
には、樹脂収容槽1内における光硬化性樹脂の液面レベ
ルが、支持ステージ3の表面3A上を含めて全ての領域
で等しくなければならない。
【0008】しかしながら、支持ステージ3の表面3A
を、光硬化性樹脂の液面から所定の深さまで沈めた場合
において、当該光硬化性樹脂の種類によっては、その表
面張力のために、前記支持ステージ3の表面3Aに流入
されず供給されない、という問題がある(このような状
態を図2に示す。)。斯かる問題については、特開昭6
3−141724号公報に指摘されているものの、当該
公報において、その解決手段を開示するには至っていな
い。
【0009】そして、斯かる場合には、図3に示すよう
に、支持ステージ3の表面3A上において樹脂供給ノズ
ル4を矢印方向に走査させ、当該樹脂供給ノズル4に形
成された複数の供給口5から光硬化性樹脂6を供給する
手段、あるいは、図4に示すように、支持ステージ3の
表面3A上において、樹脂含浸ブラシ7を複数有してな
るブラシ機構8を矢印方向に走査させ、前記樹脂含浸ブ
ラシ7により光硬化性樹脂を供給する手段などを設ける
必要があり、このような場合には、光造形装置としての
構成が複雑となるので好ましくない。
【0010】(2)他方、支持ステージ3の表面3Aに
未硬化樹脂層を形成する場合において、当該支持ステー
ジ3の表面3Aを、光硬化性樹脂の液面から所定の深さ
よりも更に深くまで沈めた後、前記所定の深さまで上昇
させることも行われている。このように、支持ステージ
3を所定の深さ以上に沈めることによって、当該支持ス
テージ3の表面3Aには十分な量の光硬化性樹脂が供給
される。
【0011】しかしながら、支持ステージ3の表面3A
を所定の深さに上昇させたときに、樹脂収容槽1内にお
ける光硬化性樹脂の液面は直ちに水平となるものではな
く、上昇動作を停止してから数分間は、当該表面3A上
における液面が盛り上がった状態となり(このような状
態を図5に示す。)、斯かる状態で光照射による造形動
作を行うと、第1層硬化層の厚みを所期の値に制御する
ことができないばかりか、第1層硬化層の流出を招くと
いう問題がある。
【0012】すなわち、支持ステージ3の表面3A上に
おける未硬化樹脂層の厚みがレーザ光の透過深さよりも
大きくなり、支持ステージ3の表面3Aの界面付近にお
いてはレーザ光が減衰して到達せず、当該界面付近にお
ける光硬化性樹脂は、未硬化もしくは不十分な硬化状態
となり、前記表面3Aに対する第1層硬化層の固着力の
低下、更には第1層硬化層の流出を招き、その結果、以
後の造形動作を行っても目的とする光造形物を得ること
ができない。
【0013】なお、支持ステージ3の表面3A上におけ
る液面の盛り上がり(過剰量の樹脂)を強制的に掻き落
とすワイパー機構を設け、光照射による造形動作前にワ
イパー機構を走査・掃引することにより未硬化樹脂層の
厚みを均一なものとすることが行われているが、この場
合にも、光造形装置としての構成が複雑となるので好ま
しくない。
【0014】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、以上のよう
な事情に鑑みてなされたものである。本発明の第1の目
的は、樹脂供給ノズルやブラシ機構などの樹脂供給手段
を光造形装置の構成部材として別途設けなくても、その
表面に、光照射により第1層硬化層となる未硬化樹脂層
を迅速かつ確実に形成することができる光造形物支持ス
テージを提供することにある。本発明の第2の目的は、
ワイパー機構などの掃引手段を光造形装置の構成部材と
して別途設けなくても、その表面における過剰量の樹脂
を迅速に除去することができ、その表面に、第1層硬化
層を強固に固着させることができる光造形物支持ステー
ジを提供することにある。
【0015】
【課題を解決するための手段】斯かる目的を達成するた
めに、本発明の光造形物支持ステージは、樹脂収容槽に
収容された光硬化性樹脂に光照射して選択的に樹脂硬化
層を形成し、この硬化樹脂層を積層して立体的な光造形
物を形成する自由液面方式の光造形装置に用いられる光
造形物支持ステージであって、前記樹脂収容槽内におい
て昇降自在に設けられ、上面から下面に至る貫通孔が複
数形成されたプレートよりなり、前記貫通孔の上面にお
ける開口面積が8.5×10-5mm2 以上20mm2
下であることを特徴とする。
【0016】
【作用】
(1)本発明の支持ステージを下降させて光硬化性樹脂
中に沈めると、当該光硬化性樹脂は、プレートの下面か
ら複数の貫通孔を通ってプレートの上面(支持ステージ
の表面)に流入する。これにより、粘性の高い光硬化性
樹脂であっても、支持ステージの表面に迅速かつ確実に
供給することができ、支持ステージの表面上には所期の
厚みを有する未硬化樹脂層が形成される。従って、光造
形装置の構成部材として樹脂供給手段を別途設ける必要
はない。
【0017】(2)本発明の支持ステージを、所定の深
さよりも深くまで下降させて光硬化性樹脂中に沈めた
後、所定の深さまで上昇させた場合に、支持ステージの
表面上における液面は、過剰量の樹脂によって一時的に
盛り上がった状態となるが、当該支持ステージの表面
(プレートの上面)上における過剰量の樹脂は、プレー
トの上面から複数の貫通孔を通ってプレートの下面に流
出することにより除去される。これにより、樹脂収容槽
内における光硬化性樹脂の液面は短時間のうちに水平と
なり、未硬化樹脂層の厚みを所期の値(予め設定された
値)に制御することができる。従って、ワイパー機構な
どの掃引手段を光造形装置の構成部材として別途設けな
くても、支持ステージの表面に強固に固着された第1層
硬化層を形成することができる。
【0018】(3)貫通孔のプレート上面(支持ステー
ジ表面)における開口面積が8.5×10-5mm2 以上
であることにより、第1層硬化層の形成に必要な光硬化
性樹脂の支持ステージ表面への流入、過剰量の光硬化性
樹脂の支持ステージ表面からの流出を円滑に行うことが
できる。また、前記開口面積が20mm2 以下であるこ
とにより、第1層硬化層の形状に影響を与えることはな
い。
【0019】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面を用いて説明す
る。 <実施例1>図6は、本発明の支持ステージの一例を示
す説明用斜視図である。図6において、10は剛性を有
する金属製のプレートであり、プレート10には、その
上面10Aから下面10Bに至る貫通孔Pが多数形成さ
れている。プレート10の板厚は例えば2mm〜10m
mとされる。11は金属製のロッド部材であり、このロ
ッド部材11は、その下端においてプレート10に固定
されており、その上端において図示しない昇降機構に固
定される。
【0020】図7は、プレート10を貫通孔Pの伸びる
方向に切断した側断面図である。プレート10に形成さ
れた貫通孔Pの開口径dは10μm(開口面積:8.5
×10-5mm2 )以上5mm(開口面積:20mm2
以下とされる。貫通孔の開口径が10μm未満である場
合には、当該貫通孔内を光硬化性樹脂が通過しにくくな
り、その結果、第1層硬化層の形成に必要な光硬化性樹
脂をプレート10の上面10Aに流入させることが困難
となるとともに、過剰量の光硬化性樹脂をプレート10
の上面10Aから流出させることが困難となる。また、
貫通孔の開口径が5mmを超える場合には、第1層硬化
層の形成が目的とする形状とは異なるものになりやす
い。
【0021】また、図7において、隣接する貫通孔の開
口縁間の距離をX、当該開口縁からの光硬化性樹脂の侵
出距離をLとするとき、式〔X≦2L〕が成立すること
が好ましい。この関係が保たれている場合において、プ
レート10を下降させて光硬化性樹脂中に沈めると、当
該光硬化性樹脂が、プレート10の上面10A(支持ス
テージの表面)に速やかに供給され、当該上面10Aに
おいて均一な未硬化樹脂層が迅速かつ確実に形成され
る。なお、図7において、Rsvは、光硬化性樹脂の蒸気
と吸着平衡にある固体(プレート10)の表面張力、R
lvは光硬化性樹脂の蒸気と吸着平衡にある光硬化性樹脂
の表面張力、Rslは固液界面の界面張力を示しており、
水平方向の力のつりあいは〔Rsv=Rsl+Rlvcos
θ〕で与えられる。ここに、θは接触角であり、接触角
θは、光硬化性樹脂の種類およびプレート10の構成材
料によって決定される。光硬化性樹脂の盛り上がり形状
を半径rの円弧で近似すると、図7における侵出位置O
から、第1層硬化層の厚みtとなる位置Hまでの円弧の
水平方向の長さ、すなわち前記侵出距離Lは〔L=(r
−t)tanθ〕で与えられる。
【0022】<実施例2>図8は、本発明の支持ステー
ジの他の例(プレート20)を示す側断面図である。本
実施例の支持ステージを構成するプレート20には、上
面20Aにおける開口径d1 が下面20Bにおける開口
径d2 よりも小さい貫通孔P20が多数形成されている。
ここに、開口径d1 と開口径d2 との比(d1 /d2
は1〜0.1とされる。
【0023】<実施例3>図9は、本発明の支持ステー
ジの他の例を示す側断面図である。本実施例の支持ステ
ージは、多数の貫通孔P30が形成された第1プレート3
0と、この第1プレート30に対して着脱可能に設けら
れ、前記貫通孔P30に連通する貫通孔P40が多数形成さ
れた第2プレート40とを有してなる。このような構成
を有する本実施例の支持ステージによれば、第1プレー
ト30に対して着脱可能である第2プレート40上に光
造形物が形成されるので、当該光造形物を光造形装置か
ら取り外すときに、第2プレート40ごと取り出すこと
ができる。従って、狭い光造形空間で光造形物の取り外
し作業を行う必要はなく、当該光造形空間から離れた作
業しやすい場所で、第2プレート40から光造形物だけ
を傷つけずに取り外すことができる。狭い光造形空間で
取り外し作業を行う場合には、ベースプレートに力が加
わり、ベースプレートの水平度等の初期位置決め状態が
損なわれるおそれがあるが、本実施例によれば、そのよ
うな問題は生じない。
【0024】以上、本発明の実施例について説明した
が、本発明はこれらによって限定されるものではなく、
種々の変更が可能である。例えば、貫通孔の断面(開口
径)は円形である必要はなく、例えば4角形、6角形な
ど特に限定されない。
【0025】
【発明の効果】本発明の支持ステージによれば、光造形
装置の構成部材として樹脂供給手段を別途設けなくて
も、その表面に、光照射により第1層硬化層となる未硬
化樹脂層を迅速かつ確実に形成することができ、また、
光造形装置の構成部材として掃引手段を別途設けなくて
も、その表面における過剰量の樹脂を迅速に除去するこ
とができ、その表面に、第1層硬化層を強固に固着させ
ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】従来の光造形装置の概略を示す説明図である。
【図2】光硬化性樹脂の液面から所定の深さまで支持ス
テージを沈めたときの状態を示す説明図である。
【図3】支持ステージの表面に光硬化性樹脂を供給する
ための樹脂供給手段の一例を示す説明図である。
【図4】支持ステージの表面に光硬化性樹脂を供給する
ための樹脂供給手段の他の例を示す説明図である。
【図5】光硬化性樹脂中に沈めた支持ステージを上昇さ
せたときの状態を示す説明図である。
【図6】本発明の支持ステージの一例を示す説明用斜視
図である。
【図7】本発明の支持ステージを構成するプレートの側
断面図である。
【図8】本発明の支持ステージの他の例を示す側断面図
である。
【図9】本発明の支持ステージの他の例を示す側断面図
である。
【符号の説明】
10 プレート 10A 上面 10B 下面 11 ロッド部材 20 プレート 20A 上面 20B 下面 30 第1プレート 40 第2プレート P,P20,P30,P40 貫通孔
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 氏家 啓一 兵庫県姫路市別所町佐土1194番地 ウシオ 電機株式会社内 (72)発明者 羽田 博成 兵庫県姫路市別所町佐土1194番地 ウシオ 電機株式会社内

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 樹脂収容槽に収容された光硬化性樹脂に
    光照射して選択的に樹脂硬化層を形成し、この硬化樹脂
    層を積層して立体的な光造形物を形成する自由液面方式
    の光造形装置に用いられる光造形物支持ステージであっ
    て、 前記樹脂収容槽内において昇降自在に設けられ、上面か
    ら下面に至る貫通孔が複数形成されたプレートよりな
    り、 前記貫通孔の上面における開口面積が8.5×10-5
    2 以上20mm2 以下であることを特徴とする光造形
    物支持ステージ。
JP7016121A 1995-02-02 1995-02-02 光造形物支持ステージ Withdrawn JPH08207144A (ja)

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