JP3556911B2 - ステレオリソグラフィによる改良された造形方法および改良されたステレオリソグラフィ用支持部 - Google Patents

ステレオリソグラフィによる改良された造形方法および改良されたステレオリソグラフィ用支持部 Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、1層ごとに3次元物体を形成する方法に関するものであり、より詳細には、ステレオリソグラフィにより形成される3次元物体の材料となる液体材料の改良された硬化方法を利用して、該3次元物体を支持する改良された支持部を形成する方法に関するものである。
【0002】
【発明の背景】
近年、産業上の用途において3次元物体のモデルを高速で造形するための、様々な技術が開発されてきた。これらの技術は、時に高速試作および製造(RP&M;Rapid Prototyping and Manufacturing)技術と呼ばれる。一般的に、高速試作および製造技術は、形成されるべき3次元物体の各断面を表す一連のスライスデータを利用して、材料から1層ごとにその3次元物体を造形するものである。典型的には、物体を表す初期データは、CADシステム(計算機援用設計システム)により提供される。
【0003】
現在、最もよく知られたRP&M技術であるステレオリソグラフィは、液体材料の層の作業表面における選択的な露出を利用し、3次元物体を成す連続的な層(すなわち硬化層)を硬化・接着して、該流体状材料から3次元物体を自動的に造形する技術である。ステレオリソグラフィでは、3次元物体を表すデータは、該3次元物体の各断面を表す一連の2次元データとして入力されるか、あるいは入力後にそのような2次元データに変換される。材料の層は連続的に形成され、上記の2次元データに基づいて、コンピュータ制御された紫外レーザービームにより、選択的に連続的な硬化層へと転移すなわち硬化される。この転移に際し、連続的な硬化層はそれより前に硬化された硬化層に接着し、3次元物体が一体的に形成される。
【0004】
ステレオリソグラフィは、複雑な物体も単純な物体も工具を必要とせずに高速で形成することができる、従来にない技術である。この技術は断面データの形成においてコンピュータに依存しているため、CAD/CAMシステムへのデータリンクが必然的に存在する。しかしながら、ステレオリソグラフィ装置においては、解像度や精度に関する問題および特定の外面形状を造形する際の困難性の問題に加え、収縮やカール等の歪みに関連した問題が生じている。
【0005】
ステレオリソグラフィは3次元物体を形成する効果的な方法として威力を発揮してきたが、上記のような技術的問題に対処するための種々の改良がしばしば望まれてきた。上記の技術的問題に対処するため、物体の精度、造形速度および外観上の美しさを向上させるための多くの改良が、長年に亘ってなされてきた。しかしながら、造形された物体の外観上の美しさおよび特定の外面形状の造形容易性をさらに向上させたいというニーズは、未だ存在している。造形された物体の外観上の美しさおよび特定の外面形状の造形容易性は、ステレオリソグラフィによる造形プロセス中の様々な要素に影響されうる。たとえば、改良が望まれる1つの要素は、造形中の物体を支持する支持部である。
【0006】
造形中の物体は、感光性重合体液体材料を収容した容器中の昇降台により当初から支持される必要があるため、支持部の形成は、ステレオリソグラフィによる造形プロセスの最初のステップでもある。支持部が必要とされるのは種々の理由による。支持部は、従来型の機械における固定部品のように作用し、造形された物体または部品を、造形プロセス中においてそのあるべき場所に保持する。支持部はまた、孤立した物体要素すなわち「島」を固定する手段を提供し、その「島」が流れていってしまうことを防止する。さらに支持部は、レーザーによる感光性重合体液体材料の硬化に際してカール等の歪みの影響を受けやすい、特定の幾何学形状を拘束するためにも用いられる。これらの支持部は、後処理段階において、労力を要する手作業により、造形された物体から取り外されなくてはならない。これらの支持部は、米国特許第4,575,330号に添付された図中に図示されている。上記特許に図示されている支持部は、3次元物体を昇降台に付着させるためのものである。
【0007】
支柱すなわち支持部の原型は、作業表面上の単一の点の硬化により形成されるものであった。こうした点は、適当な硬化深さ(およびその深さに応じた硬化幅)を与えられるべく、所定の時間をかけて硬化されるものであった。このような支柱は強度が制限され、また、仮に所望の支柱強度を完全に得ることが可能である場合でも、その強度レベルを得るのに必要とされる硬化時間により制約を受ける。
【0008】
ある別の型の支柱すなわち支持部は、硬化層間の接着強度を高めたいというニーズに基づいて生み出された型である。硬化層間の接着強度は、該硬化層間の接触面積に比例する。点状の硬化においては、硬化幅は直ちに上限値に達し、追加的な硬化幅は期待できない。そこで、硬化層間の接触面積を拡大するための別の方法が実施された。すなわち、上記の別の方法においては、断面上において点ベクトルとなる支持部を硬化・形成する代わりに、断面上において多辺形となる支持部が形成される。これらの多辺形は、三角形、四角形、八角形等、種々の形状をとり得る。このような構造の支持部により、硬化層間の接触面積はずっと広くされ、したがって接着強度ひいては平行方向のずれに抗する構造強度がずっと強くされる。このような支持部はかなり効果的に作用するが、(1)造形後の物体からの取外しが困難である、(2)物体中の限られた数のベクトルしか支持しない、(3)穴あき型の造形用昇降台への付着を確実にするべく各多辺形を支持するための、基部の使用が必要となるといった理由により、まだ問題を残している。
【0009】
支持部の取外しの容易性は、造形プロセスの速度と造形後の物体の外観上の美しさとの双方に影響する要素であるため、特に重要である。支持部が造形用昇降台上に形成される場合と、物体中の中空構造や窪みの構造を支持するために形成される場合とに拘らず、従来から、物体を支持するべく支持部を構成する材料が一旦硬化されると、その硬化された支持部を取り外すことは困難であった。造形された物体の上向き外面もしくは下向き外面を損傷させるような支持部の取外し方法は、造形された物体の外観上の美しさを減ずるものであり、ひいてはステレオリソグラフィの有用性を減ずるものである。
【0010】
支持部の取外しに関する問題に対処した3次元物体造形技術の一形態が、溶融積層造形(FDM;Fused Deposition Modeling)技術である。米国特許第5,503,785号では、迅速かつ容易な支持部取外しを実現するため、最小の労力で支持部を取り外すことの必要性が論じられている。この特許は、造形すべき物体および支持部を造形するための第1の材料と、その第1の材料とは異なる組成の第2の解除材料とを用いる方法を開示している。この第2の解除材料は、造形すべき物体と支持部との間の空隙に積層される材料であり、造形される物体と支持部との接触面に沿って容易に分離可能な接合を形成するべく、上記の第1の材料と弱く切断可能な接合をなすよう選択された材料である。しかしながら、このような方法および装置にも問題点があり、それはこのような方法および装置は2つのディスペンサーを要する点である。ここで、一方のディスペンサーには第1の材料用の材料射出端および材料収容部が、もう一方のディスペンサーには第2の解除材料用の材料射出端および材料収容部が設けられている必要がある。このような構成は、いたずらに装置の複雑性を増すものである。
【0011】
本発明の方法および本発明の支持部構造によれば、上記の様々な問題を解決することが可能である。
【0012】
【発明の概要】
本発明の1つの態様によれば、造形すべき物体および支持部に区別された硬化を施して物体を造形するような感光性重合体の硬化方法を用いることにより、造形された物体もしくは部品からの支持部の取外しが容易になるため、より滑らかな外面を有ししたがって施すべき後処理が少なくて済むような物体もしくは部品が得られる。
【0013】
本発明の別の態様によれば、支持部が物体もしくは部品の外面に接する部分において、区別された硬化を支持部に施すことにより、支持部の取外しがより容易となりかつ時間的により低コストで済むようになり、また最終的に造形された物体もしくは部品により少ない悪影響しか及ぼさないようになる。
【0014】
本発明の1つの特徴は、造形された物体と支持部との境界に弱硬化部を作り、支持部が容易に崩れ去るようにするために、物体の外面に接する部分においては、他の部分よりも弱い硬化を支持部に施す点である。
【0015】
本発明の別の特徴は、本発明のステレオリソグラフィによる造形方法が、造形すべき物体に実際に接触する多辺形型支持部を規定するものである点である。
【0016】
本発明のさらに別の特徴は、従来の支持部に比べ、本発明の支持部は造形すべき物体との接触面積が狭い点である。
【0017】
本発明のさらに別の特徴は、造形される物体と支持部との各境界ごとに、異なる硬化深さが感光性重合体液体材料に対して適用されて、物体が造形される点である。
【0018】
本発明の1つの利点は、自動化をさらに進め、かつ形成すべき支持部についてユーザがなすべき解析をより少なくしたために、最初の準備段階に要する時間が短縮化される点である。
【0019】
本発明の別の利点は、造形すべき物体を上方からも支持し得るためステレオリソグラフィに基づく方法および装置の使用による利益の増大につながる、改良された支持部を提供することができ、したがって支持部がないことに起因する物体の欠陥の発生が減少する点である。
【0020】
本発明のさらに別の利点は、本発明による方法では、支持部が支持台(すなわち昇降台)に接しているか造形中の物体のみに接しているかにかかわらず、支持部の取外しが容易となるため、より少ない後処理しか必要とされない点である。
【0021】
本発明のさらに別の利点は、造形された物体と支持部との間の接触面積が従来より狭くされるため、造形された物体の外観上の美しさが向上する点である。
【0022】
本発明のさらに別の利点は、造形された物体と支持部との間に設けられた弱硬化部により、支持部の取外しが容易となる点である。
【0023】
本発明のさらに別の利点は、支持部と造形中の物体との間に捕捉される液体材料が生じないような態様で、該支持部が形成される点である。
【0024】
本発明のさらに別の利点は、造形された物体もしくは部品を損傷することなく支持部が取り外され得るため、極めて精巧な外面形状を有する物体もしくは部品を造形することが可能となる点である。
【0025】
本発明の上記およびその他の態様、特徴および利点は、支持部が物体もしくは部品の外面と接する部分において、区別された硬化を支持部に施すことにより得られるものであり、これにより、物体の造形速度および最終的な物体の外観上の美しさが改善され、さらに必要な後処理も少なくされる。
【0026】
すなわち、本発明による1つの造形方法は、液体材料への刺激エネルギーの選択的印加によって該液体材料の物理状態を選択的に固体状態に転移させることにより3次元物体を造形するステレオリソグラフィにより、3次元物体を造形する方法であって、(a)上記の刺激エネルギーの選択的印加により固体状態に転移しうる液体材料を容器内に収容し、(b)造形される上記の3次元物体を表したデータを受信し、(c)受信した上記のデータを処理して、該データを、上記の液体材料への上記の刺激エネルギーの選択的印加に用いるのに最適な形式と成し、(d)上記の容器内の液体材料に、上記の最適な形式とされたデータに基づいて上記の刺激エネルギーの選択的印加を施し、上記の3次元物体を1層ずつ形成する各工程を含み、上記の3次元物体は、該3次元物体に接触する接触部と該接触部同士を繋ぐ中間部とを有する支持部に支持されており、該支持部は、少なくとも上方接触部において、上記の3次元物体と接触し、造形後の上記の3次元物体からの上記の支持部の取外しを容易にするために、上記の少なくとも上方接触部に、上記の中間部および上記の3次元物体よりも弱く液体材料が硬化された弱硬化部を形成するべく、上記の支持部が、上記の少なくとも上方接触部において、上記の中間部および上記の3次元物体に適用される刺激エネルギーとは異なるレベルの刺激エネルギーを選択的に印加されることを特徴とする方法である。
【0027】
上述の本発明による造形方法においては、上記の支持部が下方接触部を有し、該支持部が該下方接触部においても上記の3次元物体と接触し、造形後の3次元物体からの上記の支持部の取外しを容易にするために、上記の下方接触部に、上記の中間部および上記の3次元物体よりも弱く上記の液体材料が硬化された弱硬化部を形成するべく、上記の支持部が、上記の下方接触部において、上記の中間部および上記の3次元物体に適用される刺激エネルギーとは異なるレベルの刺激エネルギーを選択的に印加されてもよい。
【0028】
また、上述の本発明による造形方法においては、上記の支持部が、鉛直に延びる主線要素を含み、該主線要素が、上記の3次元物体と接触する上記の少なくとも上方接触部を有していてもよい。
【0029】
さらに、上述の本発明による造形方法においては、上記の支持部が互いに直交する2つの面を含み、該2つの面のうちの一方が上記の接触部を含む接触部含有面であり、該2つの面のうちの他方が上記の接触部を含まない接触部非含有面であってもよい。
【0030】
また、上述の本発明による造形方法は、上記の互いに直交する2つの面の各々を、三角形型のグラフィックパターンに分解する工程をさらに含んでいてもよい。
【0031】
さらに、上述の本発明による造形方法は、上記の支持部を補強するために、隣り合う上記の主線要素を投射線要素で繋ぐ工程をさらに含んでいてもよい。
【0032】
また、上述の本発明による造形方法は、上記の支持部を三角型支柱構造により補強する工程をさらに含んでいてもよい。
【0033】
さらに、上述の本発明による造形方法においては、上記の液体材料に選択的に印加される上記の刺激エネルギーが、レーザービームであってもよい。
【0034】
また、上述の本発明による造形方法においては、上記の液体材料が、感光性重合体であってもよい。
【0035】
さらに、上述の本発明による造形方法は、上記の容器内に設置された昇降台により、上記の3次元物体を上記の液体材料中において上下に移動させる工程をさらに含んでいてもよい。
【0036】
また、上述の本発明による造形方法においては、上記の工程(d)が、上記の感光性重合体に上記のレーザービームを選択的に印加して、上記の3次元物体および該3次元物体を支持する上記の支持部を形成する工程であって、上記の支持部が少なくとも上記の接触部において上記の3次元物体と異なる硬化深さを有するように成すために、上記の3次元物体と上記の支持部に互いに区別された硬化が施されてもよい。
【0037】
本発明による1つのステレオリソグラフィ用支持部は、液体材料への刺激エネルギーの選択的印加によって該液体材料の物理状態を選択的に固体状態に転移させることにより3次元物体を造形するステレオリソグラフィにより造形される該3次元物体を、造形中において支持する支持部であって、接触境界において上記の3次元物体と接触する接触部と、対向する上記の接触部同士を繋ぐ中間部を備え、上記の中間部が第1の硬化深さを有し、上記の接触部が第2の硬化深さを有し、造形後の上記の3次元物体からの上記の支持部の取外しを容易と成す弱硬化部を形成するべく、上記の第2の硬化深さが、上記の第1の硬化深さよりも十分小さくされることを特徴とする支持部である。
【0038】
上述の本発明によるステレオリソグラフィ用支持部においては、上記の接触部が、上方接触部と下方接触部を含んでいてもよい。
【0039】
また、上述の本発明によるステレオリソグラフィ用支持部においては、上記の第2の硬化深さが、上記の3次元物体に適用される第3の硬化深さ以下であってもよい。
【0040】
さらに、上述の本発明によるステレオリソグラフィ用支持部は、鉛直に延びる主線要素をさらに備えていてもよい。
【0041】
また、上述の本発明によるステレオリソグラフィ用支持部においては、上記の主線要素が、対向する2つの上記の接触部と、2つの上記の接触部の各々を含む接触部含有面とを有していてもよい。
【0042】
さらに、上述の本発明によるステレオリソグラフィ用支持部においては、上記の主線要素が、上記の接触部を含む上記の接触部含有面と、該接触部含有面と直交し上記の接触部を含まない接触部非含有面を含んでいてもよい。
【0043】
また、上述の本発明によるステレオリソグラフィ用支持部においては、上記の接触部含有面および上記の接触部非含有面が、三角形型のグラフィックパターンに分解されて表されていてもよい。
【0044】
さらに、上述の本発明によるステレオリソグラフィ用支持部においては、上記の支持部を補強するために、隣り合う上記の主線要素同士が少なくとも1本の投射線要素で繋がれていてもよい。
【0045】
また、上述の本発明によるステレオリソグラフィ用支持部は、三角型支柱構造により補強されていてもよい。
【0046】
さらに、上述の本発明によるステレオリソグラフィ用支持部は、ガセット板構造を含んでいてもよい。
【0047】
また、上述の本発明によるステレオリソグラフィ用支持部においては、上記のガセット板構造が、各々上記の3次元物体に接触する複数の水平長板および傾斜長板から形成されており、上記の3次元物体の造形中において上記の液体材料の捌けを良くするために、上記の水平長板同士および上記の傾斜長板同士が離間されていてもよい。
【0048】
【発明の実施の形態】
ステレオリソグラフィによる物体は、光硬化過程において連続的な硬化層を形成するために上下動される昇降台上に直に造形されるよりも、支持部の一種として知られる構造物の上に造形されることが望ましい。そのような支持部を用いる1つの理由は、昇降台から物体を分離しやすくするためである。昇降台上で直に硬化された物体は取り外すのが困難であり、とりわけ物体と昇降台間の接触面が広い場合は非常に困難である。さらに、昇降台が歪んでいる場合、もしくは不適切に設置されている場合には、昇降台上に形成される最初の層の厚さを厳密に制御することが不可能である。その場合、昇降台に付着するのには不十分な程度の深さまでしか硬化されない線が生じ、カール歪みが誘発されるおそれがある。これらの潜在的な問題を差し引いても、穴あき型の昇降台上に設けられた穴の直上に形成される下面部分に、これらの穴に対応した突出部が形成されてしまう問題がある。また、造形中の物体上を液体材料で再塗装していく沈降モードにより昇降台が下降させられていく際の液体材料の移動により、最初のいくつかの層の厚さが変化させられてしまう可能性があり、このような効果は物体そのものにとって好ましくない。
【0049】
支持部を用いる別の理由は、物体周辺における液体材料の流動性を改善するためである。この改善された流動性により液体材料の表面が早く安定するようになるため、沈降時間すなわち再塗装時間が短くて済むようになる。さらに、余剰の樹脂が造形完了後の物体から素早く捌けるようになり、後処理に要する時間も短縮される。
【0050】
支持部はまた、物体の移動しやすい部分を固定するためや、造形中にカール歪みや損傷を受けやすい領域を補強するためにも用いられる。また、中空部分や支持されない張出構造のある部分などを造形するのにも、支持部が必要とされる。
【0051】
図1を参照すると、本発明の実施に適したステレオリソグラフィ装置全体を表すブロック図が示されている。CADデータ発生装置2および適当なインターフェース3は、イーサネットあるいはそれに類似のネットワーク通信を介して、造形すべき物体を表す典型的にはSTL型のファイル形式であるデータを、インターフェースコンピュータ4に提供する。このインターフェースコンピュータ4は、物体を表すデータを処理・最適化して、複数のベクトルを出力するものである。STLファイルは、3次元物体をモザイク状に表現したファイルであり、物体表面上の各多辺形についての、各頂点のX、Y、Z座標、および該多辺形表面の法線の方向を表す指数から成っている。物体表面上の各多辺形は、三角形であることが望ましい。このようなデータの最適化により、比較的造形困難で複雑な物体形状に関しても、応力、カール、歪みおよび造形コストを低減し、解像度、強度、精度および造形速度を増大させることができる。インターフェースコンピュータ4は、変数である層厚を決定して物体を表すデータをスライスし、多辺形の各頂点を丸め込み、補填、拡大縮小、クロスハッチ生成を行い、ベクトルにオフセットを与え、ベクトルを順序づけ、平坦なスキン部、平坦に近いスキン部、上向き外面のスキン部および下向き外面のスキン部を生成することで、層データを生成する。
【0052】
ベクトルのデータおよびパラメータは、コンピュータ4から制御サブシステム5に送られる。制御サブシステム5は、造形すべき物体もしくは部品の各断面を表す個々の硬化層を形成し、該硬化層同士を適切に結合して3次元物体を形成させるための、ステレオリソグラフィ用レーザー、ミラー、昇降台等を動作させるためのものである。物体もしくは部品は、液体材料の作業表面において、上記のベクトルのデータおよびパラメータに従ったグラフィックパターン状に適当な形態のエネルギーを印加し、個々の薄い硬化層を形成することにより造形される。各硬化層は、造形すべき3次元物体の連続した断面のうちの1つを表している。隣接する硬化層同士はそれら硬化層の形成時に重ね合わされ、3次元物体もしくは部品が形成される。
【0053】
図9は、本発明による改良された支持部を形成するためにステレオリソグラフィ装置が実行するプロセスと、そのプロセスの各段階を示したフローチャートである。当該ソフトウェアは、STLファイル中にモザイク状の物体表現を作成する。このアルゴリズムは、STLファイル中の全ての三角形について検討をし、該三角形の法線を分析することにより、全ての下向きの三角形を特定する。この作業は、上記の法線の角度とユーザーにより指定された角度とを比較することにより達成され、その後、特定された全ての下向きの三角形が第1の組に入れられる。同様の手順の繰返しにより、STLファイルで表現された造形すべき部品11の、上向きの三角形が特定される。この例では、法線比較のための特別の角度閾値は用いられていない。すなわち、正の上向き方向を指す法線を有する三角形は上向きの三角形とみなされ、これらの三角形が全て集められて第2の組に入れられる。下向きの三角形が成す第1の組が解析され、隣接する下向き三角形の固まりごとに、異なる領域に分配される。各隣接する下向き三角形の固まりの最外縁が、下向き外面領域を規定する。いくつかのこれら下向き外面領域が、生成後、張出構造データファイル(ODFファイル;overhang data file)66に保存される。同様の処理段階が上向きの三角形についても繰り返され、各上向き外面領域が決定される。これらの上向き外面領域もまた、ODFファイル66に保存される。部品11の造形の鍵となる後述するような各パラメータもまた、個々の領域ごとにODFファイル66に保存される。その後、支持部生成アルゴリズムもしくは支持部生成装置68は、ODFファイル66内のデータを使用して支持部10を生成する。
【0054】
別個のソフトウェアモジュールが、上記で特定された下向き外面領域の下に支持部を設計することにより、ステレオリソグラフィで造形すべき部品11の被支持領域画定線およびハッチ線を形成する。このソフトウェアモジュールには、圧縮された三角形リスト(CTL:compressed triangle list)のファイルとODFファイル66とから、データが入力される。このモジュールから出力されるのは、支持部のSTLファイルである。この作業は、ODFファイル66を開き、各領域のデータを読み込んで、各下向き外面領域を検討して被支持領域画定線およびハッチ線を生成することにより達成される。まず、各領域に対して、支持部の主線要素および投射線要素が生成され、さらに必要であれば、三角型支柱構造が支持部に追加される。主線要素および投射線要素および必要であれば三角型支柱構造を表した三角形データが、支持部のSTLファイル内に保存される。ODFファイル66が開かれた際に物体の内部領域に関するデータ構造の中に保存されている全てのデータは、後で必要な処理段階を実行するために使用される。
【0055】
次に、各下向き外面領域について検討され、被支持領域画定線およびハッチ線が生成される。被支持領域画定線は該領域の周囲線の直下に形成され、さらに2組のハッチ線が形成される。2組のハッチ線のうち1組はX軸に平行なハッチ線であり、もう1組はY軸に平行なハッチ線である。平行に走る2本のハッチ線間の距離は、ライン間隔(Line Spacing)パラメータの指定値と等しい。ハッチ線は、常にX軸およびY軸と平行に形成される。最初に、隣り合う2本のハッチ線の感覚がライン間隔パラメータの指定値と等しくなるようにして、X軸に平行な複数のハッチ線が生成される。次に、各ハッチ線は、その領域の被支持領域画定線と交差する点において切り詰められる。続いて、各ハッチ線の2端点間において、複数の追加端点が導入される。ここで、隣り合う追加端点間の距離は、主線要素間隔(Strand Spacing)のパラメータ値に等しくされる。X軸に平行なハッチ線の生成後、Y軸に平行なハッチ線が生成される。
【0056】
ここで、被支持領域画定線を生成する際には、領域の周囲線を規定するもとの各端点を用いて、基礎となる被支持領域画定線が与えられる点に注意されたい。その上で、追加端点が、隣り合う端点間の距離が主線要素間隔(Strand Spacing)というパラメータ値に等しくなるように、もとの端点の間に設定される。しかしながら、もとの端点間の間隔が主線要素間隔のパラメータ値よりも小さい場合には、もとの端点間に追加端点が設定されることはない。
【0057】
ここで、アルゴリズム中において、細かいモザイク状とされた極めて小さい三角形から成るSTLファイル中の部品11の表現に対して、フィルタリング処理が適用される。このように三角形の大きさが小さいと、下向き外面領域の周囲線が互いに極めて近接する頂点を有する場合があり、そのような近接する頂点の存在は、隣り合う主線要素の密着を招き、後の処理段階において、支持部の取外しを困難にする怖れがある。そこで、当該アルゴリズムは、互いに近接し過ぎている、たとえば離間間隔が0.050インチ(約0.13cm)未満である被支持領域画定線およびハッチ線の頂点を間引きする。
【0058】
処理過程の次の段階は、各領域について、実際の主線要素および投射線要素を生成する段階である。支持部生成装置68は、ある領域の各被支持領域画定線について検討し、該被支持領域画定線の各頂点の下に主線要素を生成して、その主線要素を等間隔の点によってZ方向に沿って区切る。この各点間の間隔は、投射線要素オフセット高さ(Projection Offset Height)のパラメータ値に等しい。その上で、これらの各点からの隣り合う主線要素への投射線要素が生成される。この処理過程は、当該被支持領域画定線下の各主線要素について繰り返され、同様の処理過程が、当該領域の各ハッチ線についても繰り返される。
【0059】
図10に示す通り、当該ソフトウェアは、造形すべき物体のデータのSTLファイル65を作成し、支持部生成装置68は支持部を生成する。STLファイル65は、物体の外面と接触を成す三角形を、接触を成さない三角形と明確に区別して特定する。この情報は、STL三角形属性ファイル69中において各三角形ごとに確保されている2バイトの属性フィールドに保存される。この属性フィールドは、たとえば、(0)接触を成さない三角形、(1)上方接触を成す三角形、および(2)下方接触を成す三角形のいずれかの値をとり得る。
【0060】
次に、データはスライス生成装置70に供給され、モザイク状の物体表現のファイルと数学的に交差させられた、狭い間隔で設定された一連の水平平面から、SLIファイルが生成される。スライス生成装置70は、三角形の各異なるタイプを考慮に入れながら支持部のファイルをスライスし、これら三角形のためのベクトルを生成する。物体の外面と接触を成さない三角形から生成されたベクトルは、支持部境界(SB)として特定され、上方接触を成す三角形から生成されたベクトルは、支持部上方接触境界(SUIB)として特定される。下方接触を成す三角形から生成されたベクトルは、支持部下方接触境界(SDIB)として特定される。造形スタイルファイル(STYファイル)74は、ベクトルの3つのタイプそれぞれについて、異なる硬化深さを規定している。物体の外面と接触を成す部分を支持部の他の部分よりも弱くするために、SUIBとSDIBは、SBの硬化深さよりも小さい硬化深さを与えられる。これにより、物体からの取外しを従来よりも容易とし、かつ支持部があてがわれた物体表面に与える損傷を少なくする支持部が提供される。
【0061】
支持部の造形スタイルは、造形スタイルファイル74から、部品11の造形に適用されている特定のステレオリソグラフィシステムに固有なプラットホームファイル(PLAファイル)75に供給される。続いてデータは、集約モジュール72に供給される。この集約モジュール72は、SLIデータファイルと、スタイルファイル74と、PLAファイル75との情報を統合し、造形ファイル(BFFファイル)76を作成するものである。多数のSLIファイルを受取り・統合することにより作成された造形ファイル76により、ステレオリソグラフィシステムを用いて液体材料すなわち感光性重合体材料から実際の物体を造形する処理過程が開始される。
【0062】
適当な形態の刺激エネルギーの印加に対して硬化し得る適当な液体材料であれば、いかなる液体材料も本発明の実施に用いることができる。紫外光により、または電子ビーム、可視光あるいは非可視光、インクジェットによりあるいは適当なマスクを介して印加される反応性の化学物質等の他の形態の刺激の照射により、固体状態の重合体プラスチックへ転移させられ得る液体状態の化学物質は、数多く知られている。本発明の実施に適用され得る好ましい感光性重合体には、米国カリフォルニア州ロサンゼルスのチバ・スペシャルティー・ケミカルズ社製で米国カリフォルニア州バレンシアの3Dシステムズ社により販売されている、あらゆる市販の感光性重合体が含まれる。これらの感光性重合体には、3Dシステムズ社の市販のSLATMシステムに使用されるSL7540、SL5170、SL5180、SL5195およびSL5510が含まれるが、これらに限定されない。
【0063】
本発明は、いかなるステレオリソグラフィ装置によっても実施可能であるが、本発明の譲受人である3Dシステムズ社から市販されているSLATM7000システムを前提に説明する。図2には、全体が参照番号10で指定される支持部の概略的な図が示されている。造形中の3次元物体すなわち部品は参照番号11で示されており、該部品11の上向き外面領域は参照番号12で示されている。上向き外面領域12は、部品11を支える昇降台の台座であってもよい。部品11は下向き外面領域13を有しており、該下向き外面領域13には複数の主線要素が付加されている。これら複数の主線要素のうち2つは、参照番号14および16によってそれぞれ示されている。各主線要素は、複数の投射線要素15によって、支持部10全体に亘って接続されている。隣り合う主線要素14および31は、複数の投射線要素15によって互いに接続されているが、これらについては隣り合う主線要素に関する記載で後述する。
【0064】
図3は、全体が参照番号18で指定される、主線要素14の接触部含有面を示した図である。主線要素14の接触部含有面18の中間部を構成する第1の三角形19および第2の三角形20を生成するために使用されるプログラミングコンピュータ4により、後述のようにして該接触部含有面18が形成される。三角形19および20は、接触部含有面18の実際に部品11と接触する部分よりも、深い硬化深さを有する。支持部生成装置68により、さらに2つの三角形21および24が、接触部含有面18の両端に生成される(図10参照)。三角形21は、造形中の部品11の支持部上方接触表面22と交差すなわち接触する上方接触三角形である。下方接触三角形24は、部品11の支持部下方接触表面25と接触する。前述のように、下方接触三角形24は、SLATMシステムの昇降台の台座(図示せず)と接触する場合もある。接触三角形21および24は、接触部含有面18の中間部を構成する三角形19および20よりも浅い硬化深さまでしか硬化されない。三角形21および24をスライスすることにより、支持部上方接触境界(SUIB)および支持部下方接触境界(SDIB)がそれぞれ形成される。図10のSLI生成装置すなわちスライス生成装置70は、狭い間隔で設定された一連の水平平面を、モザイク状に物体を表現したファイルと数学的に交差させる。SLIファイルは、3次元物体についての一連の2次元的な断面であって、各々わずかに異なるZ座標値を有して狭い間隔で設定された一連の断面を表したファイルである。
【0065】
図5は、全体が参照番号28で指定される、接触部非含有面を図示したものである。この接触部非含有面28は、接触部含有面18と結合して、主線要素14を構成する(図4参照)。図5に示すように、ここでもコンピュータ4により形成された三角形型のグラフィックパターンが形成され、接触部非含有面28上に第1の三角形29と第2の三角形30が作成されている。接触部非含有面28はさらに第3の三角形27を有している。この第3の三角形は、主線要素14自体が下向き外面領域を有するようになることを防ぐために下方が尖っているが、部品11と接触はしない。接触部非含有面28は、主線要素14の接触部含有面18を補強するためのものであり、接触三角形21および24よりも深い硬化深さまで硬化される。
【0066】
図4は、互いに直角に交差するよう結合された接触部含有面18および接触部非含有面28から成る、主線要素14を示した図である。主線要素14は、支持部上方接触表面22および支持部下方接触表面25のそれぞれに沿って、部品11と交わる。ここで、接触部含有面18のみが、接触表面22および25に沿って部品11と交わる三角形21および24を有していることに注意されたい。このような接触部含有面18を有する主線要素14を形成する目的は、部品造形中において部品11を支持する機構を提供することである。図2に図示する主線要素14、16および31のように、各主線要素は常に鉛直に設置される。接触部含有面18(図3)および接触部非含有面28(図5)を例として既に説明したように、各主線要素は、それぞれ複数の三角形型の構成要素により構成されている。
【0067】
主線要素14および31に関連するパラメータが存在し、これらのパラメータを修正することで各主線要素の大きさを好適に変更できる。また、接触部含有面と接触部非含有面を互いに直交するように配置することにより、部品造形中において部品11に追加の感光性重合体液体材料の層を塗布するために使用される再塗層ブレード(図示せず)による圧力に十分抗しうるだけの強度が各主線要素に与えられ、必要な強度および自己形態保持力が造形中の部品に与えられることになる。さらに、支持部10に区別された硬化を与えて、図6に示した接触三角形21、36、24および39が、主線要素14および34の中間部(互いに直行する面18と28および32と34)よりも小さい硬化深さを有するようにすることにより、部品11と支持部10の間において接触表面22および25に沿って弱硬化部が形成され、支持部10を造形後の部品11から容易に取り外せるようになる。
【0068】
図6に示すように、複数の投射線要素15が、1つの主線要素から隣り合う主線要素まで引かれる。ここでは、各投射線要素15は、主線要素31から主線要素14へと引かれている。各投射線要素は、上向きに引かれても下向きに引かれてもよい。いかなる投射線要素も部品11に接触することはなく、また、各投射線要素は非接触三角形から形成されている。代わりに、各投射線要素は別の幾何学的形状から形成されてもよく、たとえば互いに直交する長方形の組から形成されてもよい。そのように投射線要素を設計すれば、各投射線要素の強度がより強くなり好ましい。
【0069】
図6に戻ると、2つの主線要素14および31は同様の構造を有していることが分かる。たとえば主線要素31は、接触部非含有面34と接触部含有面32とを有している。接触部含有面32は、上方接触三角形36と下方接触三角形39を有している。本発明による支持部に関連する、鍵となるいくつかのパラメータが、図6に示されている。これらのパラメータは、主線要素や投射線要素、および場合によっては三角型支柱に関し、重要な距離および寸法を規定するものである。これらのパラメータとしては、この例では主線要素14と31との間の距離にあたる、主線要素間隔40が含まれる。接触部交差高さ41は、下方接触三角形24および39の、実際に部品11(図示せず)内に食い込む鉛直部分の高さを指す。下方接触三角形と上方接触三角形とに関するこの高さは、同一でも異なっていてもよい。接触三角形露出高さ42は、接触三角形の、部品11内に食い込まない鉛直部分の高さを指す。上方接触三角形21および36と、下方接触三角形24および39とについて、同一の接触三角形露出高さが用いられてもよいし、あるいは所望の異なる高さが用いられてもよい。投射線要素オフセット高さ44は、隣り合う主線要素を繋ぐ投射線要素15に関し、該投射線要素15の始点と終点の間の高さの違いすなわち鉛直距離を表す。投射線要素厚さは、図示された2つの矢印45の間の距離である。同様に、主線要素厚さは、図示された2つの矢印46の間の距離である。主線要素厚さは、接触部含有面32および18、もしくは接触部非含有面34および28の、実際の厚さすなわち幅を指す。
【0070】
支持部10と部品11との間に弱硬化部を形成するために本発明で用いられる区別された硬化を説明するため、例として、スライス後においてSUIBとSDIBをそれぞれ形成する上方接触三角形および下方接触三角形が、各々約9ミル(約0.2mm)の硬化深さを有するものとする。この場合、主線要素14の接触部含有面18の中間部および接触部非含有面24は、使用される樹脂の種類に応じて、約12ミル(約0.30mm)の硬化深さを有し得る。一般的に、SUIBおよびSDIBにおける上方接触三角形21および下方接触三角形24の硬化深さは、支持部10の他の部分の硬化深さよりも2−3ミル(約0.05−0.08mm)小さくされる。部品11の硬化深さは、所望のいかなる硬化深さであってもよく、たとえば1−10ミル(約0.03−0.3mm)、あるいはより大きな硬化深さまでの範囲に亘る。部品11の強度は連続的に重畳される層によって増強させられるため、弱硬化部形成の観点において、支持部の硬化深さに対する部品11の相対的な硬化深さは重要な要素ではないことが分かっている。
【0071】
三角型支柱と呼ばれる別の支持機構が、図7に示されている。この三角型支柱は、主線要素と投射線要素から成る基本となる支持部構造に追加して使用されるものである。参照番号48は、三角型支柱49の構造を有する基本の主線要素−投射線要素構造の、全体を示す番号である。ここで三角型支柱を成す主線要素は、参照番号52、53および54で示されている。この三角型支柱の構造は、部品の造形が進んで、主線要素−投射線要素構造の格子の高さが増大してきた場合に使用される。このような格子は、SLATMシステムで用いられる再塗層ブレード(図示せず)が感光性重合体容器の中において造形中の物体に新たな感光性重合体の層を塗布する際に、ぐらつきかねないからである。かかるぐらつきは、支持部および部品11の安定性を害する。そこで、主線要素−投射線要素構造の格子の安定性が造形プロセス全体に亘って維持されるように、該主線要素−投射線要素構造の格子は支柱構造とされる必要がある。三角型支柱49は、この目的に適っている。各三角型支柱は、互いに何本かの投射線要素で結ばれた3本の主線要素から形成されている。3本の主線要素52、53および54は、XY平面上に三角形形状を形成する。両縁の2本の主線要素は、基本となる支持部構造に接続して、該基本となる支持部構造と一体化したユニットを形成する。図7中の矢印50で示される三角型支柱オフセット幅は、三角型支柱の最も外側の鉛直な主線要素と、実際の支持部構造との間の距離に相当する。この距離が比較的長く設定された場合には、基本となる支持部構造と上記の最も外側の主線要素との間に、複数の主線要素が設けられてもよい。ここで、使用されるソフトウェアにより、ある造形スタイルのために使用されたパラメータ値を変更してよりよい支持部を作製することが、これまでに述べた鍵となる全てのパラメータについて可能である点に注意されたい。このようなパラメータ値の変更は、ダイナミックな変更方法によって行うことも可能である。
【0072】
使用され得るさらに別の形態の支持機構は、図8において全体が参照番号55で指定されているガセット板構造である。ガセット板構造55は、鉛直外面から連なる下向き外面を有する部品に使用され得る。ガセット板構造55は、それぞれ三角形61から成る複数の傾斜長板56と、それぞれ三角形62から成る複数の水平長板58とから形成されている。水平長板58は、ガセット板構造55がZ方向に造形されていく際に、傾斜長板56を支持するためのものである。複数の傾斜長板56および水平長板58は、一体化されたユニットであるガセット板構造55を形成し、形成されたガセット板構造55は、部品の下向き外面領域13を支持する。傾斜長板56および水平長板58の間の各空間60は、感光性重合体材料が容易に捌けるようにして、造形途中の部品に液体材料が捕捉されることを前もって防ぐためのものである。
【0073】
図8に示したガセット板構造55の三角形61および62は、先に図3および図5を参照して説明された主線要素を成す三角形19、20、29および30と同様の手法により形成される。各傾斜長板56および各水平長板58は、図示の通り2つの三角形から構成される。各ガセット板構造55に使用される長板の数は、下向き外面の大きさと、選択されたガセット板構造の角度とに依存する。ステレオリソグラフィ装置の操作者が上書指定しない限りは、ガセット板構造のデフォルト角度である45°が採用される。隣り合うガセット板構造間を結ぶ投射線要素の投射線要素厚さは、図6を参照して既に説明された投射線要素厚さ45と同様の手法により決定される。ここで、傾斜長板56を成す三角形61および水平長板58を成す三角形62は全て接触三角形であり、したがって造形後の部品から容易に取り外せることに注意されたい。
【0074】
以上において、本発明は特定の実施形態を参照して説明されてきたが、本明細書に開示する本発明の新規な概念から逸脱することなく、材料、部品の配置および処理段階に関して多くの変更、修正およびバリエーションが可能であることは明らかである。たとえば、本発明の方法を用いて支持部を形成する際において、直接シェルインベストメント鋳造法用のQuickCastTM造形スタイルを用いた部品の支持部形成にも、本発明の方法を等しく適用することができる。すなわち、本明細書に付属する各請求項の精神および範囲は、本開示を読んだ当業者が想到しうる上記のあらゆる変更、修正およびバリエーションを包含するものである。本明細書中で引用されたあらゆる特許出願、特許およびその他の刊行物は、その全内容が、参照により本明細書中に記載されているものとする。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施のためのステレオリソグラフィ装置全体を表すブロック図
【図2】造形中の3次元物体と接している本発明による支持部を、概略的に示した図
【図3】支持部の一部を成す1つの主線要素の、接触部含有面の立面図であって、グラフィックデータを用いてステレオリソグラフィによる部品を造形する際にコンピュータが採用する三角形型のグラフィックパターン、および支持部と部品との間の接触部を図示した側面立面図
【図4】図3に示した部分ともう1つ別の部分とから成る主線要素の透視図
【図5】図4に示した主線要素を成す2番目の部分の側面図であって、該2番目の部分に適用される三角形型のグラフィックパターンを示した図
【図6】何本かの投射線要素により繋がれた、図2の主線要素2つを示した図であって、本発明による支持部を作製するための鍵となるいくつかのパラメータを図示した図
【図7】部品中の線要素網全体を補強するために用いられる三角型支柱を図示した概略図
【図8】鉛直外面から連なる下向き外面を有する部品を支持するための支持部として用いられる、ガセット板構造を示した図
【図9】本発明による改良された支持部を形成するためにステレオリソグラフィ装置が実行するプロセスの、各段階を示したフローチャート
【図10】本発明の方法により支持部を形成するための、データの生成および流れを示すチャート
【符号の説明】
10 支持部
11 造形される部品
12 部品の上向き外面領域
13 部品の下向き外面領域
14、16、31、52、53、54 主線要素
15 投射線要素
18、32 接触部含有面
28、34 接触部非含有面
21、36 上方接触三角形
24、39 下方接触三角形
22 支持部上方接触表面
25 支持部下方接触表面
49 三角型支柱
55 ガセット板構造
56 傾斜長板
58 水平長板

Claims (19)

  1. 液体材料への刺激エネルギーの選択的印加によって該液体材料の物理状態を選択的に固体状態に転移させることにより3次元物体を造形するステレオリソグラフィにより、前記3次元物体を造形する方法であって、
    (a)前記刺激エネルギーの前記選択的印加により固体状態に転移しうる前記液体材料を容器内に収容し、
    (b)造形される前記3次元物体を表したデータを受信し、
    (c)受信した前記データを処理して、前記データを、前記液体材料への前記刺激エネルギーの前記選択的印加に用いるのに最適な形式と成し、
    (d)前記容器内の前記液体材料に、前記最適な形式とされた前記データに基づいて前記刺激エネルギーの前記選択的印加を施し、前記3次元物体を1層ずつ形成する各工程を含み、
    前記3次元物体は、前記3次元物体に接触する接触部と該接触部同士を繋ぐ中間部とを有し、三角形型のグラフィックパターンにより表された三角形の要素の集合として構成されている支持部に支持されており、
    前記支持部は、少なくとも上方接触部において、前記3次元物体と接触し、
    前記上方接触部は、1つの頂点部分が前記3次元物体内に食い込む上向きの三角形の形状をしており、
    造形後の前記3次元物体からの前記支持部の取外しを容易にするために、前記少なくとも上方接触部に、前記中間部および前記3次元物体よりも弱く前記液体材料が硬化された弱硬化部を形成するべく、前記支持部が、前記少なくとも上方接触部において、前記中間部および前記3次元物体に適用される前記刺激エネルギーとは異なるレベルの刺激エネルギーを選択的に印加されることを特徴とする方法。
  2. 前記支持部が下方接触部を有し、
    前記支持部は、前記下方接触部においても前記3次元物体と接触し、
    前記下方接触部は、1つの頂点部分が前記3次元物体内に食い込む下向きの三角形の形状をしており、
    造形後の前記3次元物体からの前記支持部の取外しを容易にするために、前記下方接触部に、前記中間部および前記3次元物体よりも弱く前記液体材料が硬化された弱硬化部を形成するべく、前記支持部が、前記下方接触部において、前記中間部および前記3次元物体に適用される前記刺激エネルギーとは異なるレベルの刺激エネルギーを選択的に印加されることを特徴とする請求項1に記載の方法。
  3. 前記支持部が、鉛直に延びる主線要素を含み、
    前記主線要素が、前記3次元物体と接触する前記少なくとも上方接触部を有することを特徴とする請求項1または2に記載の方法。
  4. 前記支持部が、互いに直交する2つの面を含み、
    前記2つの面のうちの一方は前記接触部を含む接触部含有面であり、
    前記2つの面のうちの他方は前記接触部を含まない接触部非含有面であることを特徴とする請求項3に記載の方法。
  5. 前記支持部を補強するために、隣り合う前記主線要素を投射線要素で繋ぐ工程をさらに含むことを特徴とする請求項3または4に記載の方法。
  6. 前記支持部を三角型支柱構造により補強する工程をさらに含むことを特徴とする請求項に記載の方法。
  7. 前記液体材料に選択的に印加される前記刺激エネルギーが、レーザービームであることを特徴とする請求項1から6いずれか1項に記載の方法。
  8. 前記液体材料が、感光性重合体であることを特徴とする請求項に記載の方法。
  9. 前記容器内に設置された昇降台により、前記3次元物体を前記液体材料中において上下に移動させる工程をさらに含むことを特徴とする請求項1から8いずれか1項に記載の方法。
  10. 前記工程(d)が、前記感光性重合体に前記レーザービームを選択的に印加して、前記3次元物体および該3次元物体を支持する前記支持部を形成する工程であり、
    前記支持部が、少なくとも前記接触部において前記3次元物体と異なる硬化深さを有するように成すために、前記3次元物体と前記支持部に互いに区別された硬化が施されることを特徴とする請求項に記載の方法。
  11. 液体材料への刺激エネルギーの選択的印加によって該液体材料の物理状態を選択的に固体状態に転移させることにより3次元物体を造形するステレオリソグラフィにより造形される前記3次元物体を、造形中において支持する、三角形型のグラフィックパターンにより表された三角形の要素の集合として構成された支持部であって、
    接触境界において前記3次元物体と接触する上方接触部および下方接触部と、
    対向する前記上方接触部と前記下方接触部を繋ぐ中間部を備え、
    前記中間部は第1の硬化深さを有し、
    前記上方接触部および前記下方接触部は第2の硬化深さを有し、
    前記上方接触部は、1つの頂点部分が前記3次元物体内に食い込む上向きの三角形の形状をしており、
    造形後の前記3次元物体からの前記支持部の取外しを容易と成す弱硬化部を形成するべく、前記第2の硬化深さが、前記第1の硬化深さよりも十分小さくされることを特徴とする支持部。
  12. 前記下方接触部が、1つの頂点部分が前記3次元物体内に食い込む下向きの三角形の形状をしていることを特徴とする請求項11に記載の支持部。
  13. 前記第2の硬化深さが、前記3次元物体に適用される第3の硬化深さ以下であることを特徴とする請求項11または12に記載の支持部。
  14. 鉛直に延びる主線要素をさらに備えたことを特徴とする請求項11から13いずれか1項に記載の支持部。
  15. 前記主線要素が、対向する1組の前記上方接触部および前記下方接触部と、該1組の前記上方接触部および前記下方接触部の各々を含む接触部含有面とを有することを特徴とする請求項14に記載の支持部。
  16. 前記主線要素が、前記接触部含有面と直交し前記1組の前記上方接触部および前記下方接触部を含まない接触部非含有面を含むことを特徴とする請求項15に記載の支持部。
  17. 前記支持部を補強するために、隣り合う前記主線要素同士が少なくとも1本の投射線要素で繋がれていることを特徴とする請求項14から16いずれか1項に記載の支持部。
  18. 三角型支柱構造により補強されていることを特徴とする請求項11から17いずれか1項に記載の支持部。
  19. 液体材料への刺激エネルギーの選択的印加によって該液体材料の物理状態を選択的に固体状態に転移させることにより3次元物体を造形するステレオリソグラフィにより造形される前記3次元物体を、造形中において支持する、ガセット板構造を含む支持部であって、
    接触境界において前記3次元物体と接触する接触部と、
    前記接触部同士を繋ぐ中間部を備え、
    前記中間部は第1の硬化深さを有し、
    前記接触部は第2の硬化深さを有し、
    造形後の前記3次元物体からの前記支持部の取外しを容易と成す弱硬化部を形成するべく、前記第2の硬化深さが、前記第1の硬化深さよりも十分小さくされ、
    前記ガセット板構造は、各々前記3次元物体に接触する複数の水平長板および傾斜長板から形成されており、前記3次元物体の造形中において前記液体材料の捌けを良くするために、前記水平長板同士および前記傾斜長板同士が離間されていることを特徴とする支持部。
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