JPH07195529A - 光造形法およびその装置 - Google Patents

光造形法およびその装置

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JPH07195529A
JPH07195529A JP5349341A JP34934193A JPH07195529A JP H07195529 A JPH07195529 A JP H07195529A JP 5349341 A JP5349341 A JP 5349341A JP 34934193 A JP34934193 A JP 34934193A JP H07195529 A JPH07195529 A JP H07195529A
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JP
Japan
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resin
layer
liquid surface
movable base
base plate
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JP5349341A
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Kyoichi Deki
恭一 出来
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Ushio Denki KK
Ushio Inc
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Ushio Denki KK
Ushio Inc
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Abstract

(57)【要約】 【目的】自由液面法による光造形法およびその装置にお
いて、複雑な可動ベースプレートの制御がなく、また掃
引手段などを用いることなく樹脂の完全被覆や平坦化を
成す光造形法およびその装置を提供することにある。 【構成】自由液面法による光造形法およびその装置にお
いて、光造形法においては自由液面を一定の位置に保持
する工程と、自由液面に定在波を発生する工程と、消滅
させる工程含み、また光造形装置においては自由液面を
一定の位置に保持する光硬化性樹脂供給手段と、自由液
面に定在波を発生・消滅させる定在波制御手を含む。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、光造形法に関するも
のであって、特に自由液面法による光造形法およびその
装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、工業製品は曲面を多用したデザイ
ンが要求され、また部品の実装密度が非常に高くなって
いる。このためコンピュータによって立体形状を取り扱
う技術が発達し、3次元CADシステムによる設計が普
及しつつある。これに伴い、3次元物体モデルの加工に
はCADデータを直接利用した数値制御(NC)のフラ
イス加工が利用されている。しかし、現実には完全な立
体形状の加工は困難であり、実用上は浮き彫り彫刻程度
のものしか製作できない。とくに内部構造を一体として
NC工作機で正確に削り出すことは事実上不可能であ
る。
【0003】上記問題を解決する方法の一つとして、光
硬化性樹脂を利用した光反応成形法がある。これについ
ては例えば「レーザー研究」(第18巻第7号448乃
至455ページ)に記載の丸谷の論文に詳細に説明され
ている。以降丸谷に倣い、光硬化性樹脂を利用した光反
応成形法を光造形法と称する。
【0004】光造形法による3次元物体モデルの形成
は、一般的に以下のように行われる。まずコンピュータ
上で定義された数値モデル(CADデータまたは3次元
計測データ)を高さ方向に等間隔の水平面で切断し、ス
ライス図形データ群を作成する。次にそれらのデータを
下端から取り出して、その形状に基づいて光硬化性樹脂
に光ビームを照射・走査する。照射部分は縮重合反応を
生じて固化する。照射光は樹脂中で吸収され減衰し、固
化は樹脂表面でのみ発生するので、結果的に薄板状固化
層が形成される。その後、所定の厚さの未硬化樹脂層を
その上に重ね、次のスライス図形データについての露光
・固化を行う。この工程を漸次、上端まで繰り返し、薄
板状固化層を積層することにより任意の3次元物体モデ
ルが形成される。尚、硬化反応時に上下の層は互いに強
固に接合され、結局全体は一体化したプラスチックの立
体モデルとなる。
【0005】所定の厚さの未硬化樹脂層を薄板状固化層
に積層する方法の一つとして、光を照射すべき樹脂液表
面を重力作用による自由液面とする自由液面法がある。
図2は自由液面法の説明図である。1は例えばラジカル
重合型のアクリレート系樹脂である光硬化性樹脂2を貯
蔵する樹脂槽である。3は上下方向に移動する可動ベー
スプレートであり、この上に3次元物体モデルが形成さ
れる。4は例えばHe−Cdレーザ装置からのビーム光
であり、前述のスライス図形データに基づいて制御され
た不図示のガルバノメータを用いた光学系によって走査
される。
【0006】自由液面法による薄板状固化層の積層は以
下の手順で行われる。まず可動ベースプレート3を樹脂
中に浸漬し上下動させ、樹脂の自由液面11から所定の
薄板状固化層の深さd、例えば約0.1mmの深さの位
置に保持する。そして、ビーム光4をスライス図形デー
タに基づいて走査しながら露光する。この工程により、
薄板状固化層の第1層5が形成され、可動ベースプレー
ト3に固着される。
【0007】次に薄板状固化層の第1層5の上面から光
硬化性樹脂2の自由液面11までの距離が、前述の薄板
状固化層の一層分の厚さと等しくなるように、可動ベー
スプレート3を下方に移動させ保持する。これにより所
定の厚みを持った未硬化樹脂層6が薄板状固化層5の第
1層の上に形成される。尚、可動ベースプレート3の支
持機構31は、その光硬化性樹脂2の液中での占有体積
が可動ベースプレート3の移動により都度変化する。よ
ってこの条件を考慮して可動ベースプレート3を前記の
状態となるよう制御する必要がある。そして次のスライ
ス図形データについての露光・固化を行う。以上の工程
を繰り返すことにより、所望の3次元物体モデルが形成
される。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】以上のように自由液面
法は簡便な方法であるが、露光・固化の前には未硬化樹
脂層6をその下層にある固化層上に、完全にかつ一定の
層厚になるよう平坦に被う必要がある。しかしながら光
硬化性樹脂2には一定の表面張力があるので、単に可動
ベースプレート3を前記のように制御して、所定の深さ
だけ下方に移動させ保持するだけでは光硬化性樹脂2を
固化層上に完全に被うことができず、未硬化樹脂層6を
形成することができない。従って、従来は可動ベースプ
レート3を所定の深さ以上沈めて光硬化性樹脂2が固化
層上を完全に被った後、可動ベースプレート3の支持機
構31の光硬化性樹脂2の液中での占有体積を充分に考
慮して、可動ベースプレート3を所定の位置に上方へ移
動させ保持して未硬化樹脂層6を形成していた。
【0009】また光硬化性樹脂2には樹脂の種類によっ
てある一定の粘性があるので、固化層上を完全に被った
だけでは未硬化樹脂層6は平坦とはならない。そこで従
来は、前記のように可動ベースプレート3を保持した
後、露光・固化の前に例えばブラシ状の掃引手段で未硬
化樹脂層6を掃引して平坦化している。または特開平5
−96632に開示されているように光硬化性樹脂2に
超音波振動を与えて流動性を高めて、光硬化性樹脂2の
平坦化にかかる時間を短縮している。この光硬化性樹脂
2に超音波振動を与える方法では、前記掃引手段の場合
に比較すれば平坦化にかかる時間を短縮することができ
る。しかしながら、この場合は平坦化を樹脂の流動性に
大きく依存している。よって、樹脂の種類によっては流
動性の向上にも限界があり、平坦化時間の短縮にも限界
がある。以上のように従来の自由液面法による光造形で
は、薄板状固化層5を一層造形後次層の準備の処理に時
間がかかり、また複雑な制御機構を必要とし、さらに平
坦化手段が別途必要なので装置構造も複雑となる欠点を
有する。
【0010】そこで本発明はかかる事情に鑑みてなされ
たものであり、その目的は、自由液面法による光造形法
およびその装置において、可動ベースプレートを単純に
所定の薄板状固化層の厚み1層分だけ下げるだけで、固
化層上に所定の厚みを持った未硬化樹脂層6を形成し、
その平坦化を前記の掃引手段や光硬化性樹脂2に超音波
振動与える手段を使用することなく実現することのでき
る光造形法およびその装置を提供することにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】かかる目的を達成するた
めに、本発明は、樹脂槽に光硬化性樹脂を収容し、上下
方向に移動する可動ベースプレートを前記光硬化性樹脂
の自由液面より一定の距離だけ下方に移動し、ビーム光
により露光・固化後、順次前記可動ベースプレートを一
定の距離だけ下方に移動する工程とビーム光による露光
・固化固定を繰り返し、最終的に所望の3次元物体モデ
ルを得る光造形法において、前記可動ベースプレートの
移動前に光硬化性樹脂の供給を制御して自由液面の位置
を一定にし、前記自由液面に定在波を発生させて前記可
動ベースプレートまたは樹脂固化層を樹脂で完全に被覆
し、定在波を消滅させて樹脂の平坦化を成す。
【0012】また、樹脂槽に光硬化性樹脂を収容し、上
下方向に移動する可動ベースプレートを前記光硬化性樹
脂の自由液面より一定の距離だけ下方に移動し、ビーム
光により露光・固化後、順次前記可動ベースプレートを
一定の距離だけ下方に移動する工程とビーム光による露
光・固化固定を繰り返し、最終的に所望の3次元物体モ
デルを得る光造形装置において、前記可動ベースプレー
トの位置と光硬化性樹脂の供給を制御して自由液面の位
置を一定にする光硬化性樹脂供給手段と、前記自由液面
に定在波を発生させて前記可動ベースプレートまたは樹
脂固化層を樹脂で完全に被覆し、次に定在波を消滅させ
て樹脂の平坦化を成すための定在波制御手段を含む。
【0013】
【作用】定在波制御手段により自由液面に適当な振幅お
よび振動数を持った定在波を発生させ、可動ベースプレ
ートを所定の薄板状固化層の厚み1層分だけ下げること
により、光硬化性樹脂が固化層上に所定の厚みをもって
完全に被われる。さらに前記定在波制御手段により、瞬
時に定在波を消滅させることによりその平坦化が実現さ
れる。以上により、固化層上に所定の厚みを持った未硬
化樹脂層を形成する。尚、自由液面の位置が一定である
ので、可動ベースプレートは、その支持機構の光硬化性
樹脂液中での占有体積を考慮することなく単純に所定の
薄板状固化層の厚み1層分だけ下げるだけで所定の位置
に保持される。
【0014】
【実施例】以下に図面に示す実施例に基づいて本発明を
具体的に説明する。図1は本発明の一実施例である光造
形装置を説明する概略説明図である。1は例えばラジカ
ル重合型のアクリレート系樹脂である光硬化性樹脂2を
貯蔵する樹脂槽である。3は上下方向に移動する可動ベ
ースプレートであり、この上に3次元物体モデルが形成
される。4は例えばHe−Cdレーザ装置からのビーム
光であり、前述のスライス図形データに基づいて制御さ
れた不図示のガルバノメータを用いた光学系によって走
査される。8a,8bはアクチュエータであり光硬化性
樹脂2の液面11に定在波を発生させる。また9は樹脂
槽1内の光硬化性樹脂2の液面11を常に溢れ出す位置
に保持するための光硬化性樹脂供給手段であり、10は
供給用樹脂槽である。
【0015】本実施例における薄板状固化層の積層は以
下の手順で行われる。まず可動ベースプレート3を樹脂
中に浸漬透し上下動させ、樹脂の液面11から所定の薄
板状固化層の深さ、例えば約0.1mmの深さの位置に
保持する。そして、ビーム光4をスライス図形データに
基づいて走査しながら露光する。この工程により、薄板
状固化層の第1層5が形成され、可動ベースプレート3
に固着される。尚、図では説明上、薄板状固化層の第1
層5が形成された後、さらに可動ベースプレート3を下
方へ距離dだけ移動させた状態を示している。
【0016】次に光硬化性樹脂供給手段9によって、樹
脂槽1内の光硬化性樹脂2の液面が溢れ出すまで光硬化
性樹脂2を供給する。そして所定の薄板状固化層の厚み
1層分だけ可動ベースプレート3を下げる。可動ベース
プレート3を下げる前に光硬化性樹脂2の液面が一定位
置にあるので、可動ベースプレート3の支持機構31の
光硬化性樹脂2の液中における占有体積が可動ベースプ
レート3の移動に伴い都度変化しても、単純に所定の薄
板状固化層の厚み1層分だけ可動ベースプレート3を下
げるだけで薄板状固化層の第1層5の上面から光硬化性
樹脂2の自由液面11までの距離dは、前述の薄板状固
化層の一層分の厚さと等しくなるよう設定される。
【0017】可動ベースプレート3を移動後、アクチュ
エータ8a,8bを作動させ液面11に定在波を発生さ
せる。定在波の振幅を薄板状固化層の一層分の厚さと同
程度になるよう設定すれば、薄板状固化層の第1層5は
光硬化性樹脂2で完全に覆われる。
【0018】これは例えば図3に示す制御系によって達
成される。すなわち制御器によって制御された掃引発振
器は、発振周波数が例えば数Hz乃至数10Hzの低周
波数であって、PV値(波における隣り合う山のピーク
と谷のピークの間の距離)が薄板状固化層の深さd以上
となる振幅の波が自由液面11で発生するように、アク
チュエータ8a,並びに8bにエネルギーを供給する。
【0019】さらに制御器は、アクチュエータ8a,並
びに8bの振動によりそれぞれ発生する波が、自由液面
11で最も有効に定在波が発生する位相関係となるよう
に、可変位相器を制御することによって、アクチュエー
タ8a並びに8bの振動により発生する波のいずれか一
方の位相を制御する。図3に示す例では、アクチュエー
タ8aの制御系統を制御している。この位相は、樹脂の
種類によって予め予備実験によって求めたものである。
【0020】尚、広帯域電力増幅器1並びに2は、掃引
発振器からの信号をアクチュエータが十分駆動できるよ
うに増幅するためのものである。このようにして発生さ
れた自由液面11の定在波により、薄板状固化層の第1
層5の表面は光硬化性樹脂2で完全に覆われる。
【0021】次に薄板状固化層の第1層5の表面が光硬
化性樹脂2で完全に覆われた後、自由液面11上の定在
波が消滅するように、再度可変位相器は制御器によって
制御され、アクチュエータ8aの振動により発生する波
の位相を制御する。そして、ごく短時間(例えば1秒程
度)遅れて制御器は、掃引発振器の信号を次段に通過さ
せないように可変減衰器1、2を最大減衰まで連続的に
上昇させ、アクチュエータ8a,並びに8bの振動を停
止させる。この一連の動作によって、固化層を完全に被
った光硬化性樹脂2の自由液面11の平坦化が瞬時に実
現される。
【0022】尚、固化層を被った光硬化性樹脂2の自由
液面11は、このままでは厳密には平坦ではない可能性
がある。このことは使用する光硬化性樹脂の粘性に依存
する。つまり粘性の大きい樹脂を使用した場合には、自
由液面11全体にわたり大きなうねりによる非平坦部が
発生する可能性がある。そこでさらに平坦化を徹底させ
るため、以下の工程を追加してもよい。すなわち前述の
工程後、制御器によって発振周波数が数10KHz乃至
数100KHzとなるように掃引発振器を動作させる。
次に自由液面11が大きく振動することのない振幅の波
を実現するために可変減衰器1、2を動作する。そし
て、自由液面11全体にわたり周波数が数10KHz乃
至数100KHzで小振幅の振動が発生し、十分に伝搬
した後、この振動を前述の方法により停止させる。
【0023】また可動ベースプレート3には、不図示の
アクチュエータ8cが取りつけられていてもよく、アク
チュエータ8cが同時に作動すると、平坦化がよりいっ
そう促進される。
【0024】そして固化層を完全に被った光硬化性樹脂
2の平坦化が実現された後、ビーム光4をスライス図形
データに基づいて走査しながら露光する。以上の工程を
繰り返すことにより、所望の3次元物体モデルが形成さ
れる。
【0025】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の光造形装
置によれば、定在波制御手段により自由液面に適当な振
幅および振動数を持った定在波を発生させるので、可動
ベースプレートを所定の薄板状固化層の厚み1層分だけ
下げることにより、固化層上を光硬化性樹脂で完全に被
うことができる。
【0026】さらに前記定在波制御手段により瞬時に定
在波を消滅させることができるので、固化層上の光硬化
性樹脂液面の平坦化を実現し、固化層上に所定の厚みを
持った未硬化樹脂層を形成することができる。従って、
薄板状固化層を一層造形後、次層の準備の処理を短時間
に実現でき、また別途平坦化手段が不要なので装置構造
も簡単にできる。
【0027】尚、自由液面の位置が一定になるよう樹脂
槽に光硬化性樹脂を光硬化性樹脂供給手段によって供給
するので、可動ベースプレートは、その支持機構の光硬
化性樹脂の液中での占有体積を考慮することなく単純に
所定の薄板状固化層の厚み1層分だけ下げるだけで所定
の位置に保持することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例である光造形装置を説明する
概略説明図である。
【図2】自由液面法の説明図である。
【図3】定在波制御手段の制御系の説明図である。
【符号の簡単な説明】
1 樹脂槽 2 光硬化性樹脂 3 可動ベースプレート 31 可動ベースプレート3の支持機構 4 ビーム光 5 薄板状固化層の第1層 6 未硬化樹脂層 8a,8b アクチュエータ 9 光硬化性樹脂供給手段 10 供給用樹脂槽 11 自由液面 d 薄板状固化層の深さ

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】樹脂槽に光硬化性樹脂を収容し、上下方向
    に移動する可動ベースプレートを前記光硬化性樹脂の自
    由液面より一定の距離だけ下方に移動し、ビーム光によ
    り露光・固化後、順次前記可動ベースプレートを一定の
    距離だけ下方に移動する工程とビーム光による露光・固
    化固定を繰り返し、最終的に所望の3次元物体モデルを
    得る光造形法において、前記可動ベースプレートの移動
    前に光硬化性樹脂の供給を制御して自由液面の位置を一
    定にし、前記自由液面に定在波を発生させて前記可動ベ
    ースプレートまたは樹脂固化層を樹脂で完全に被覆し、
    次に定在波を消滅させて樹脂の平坦化を成す工程を含む
    ことを特徴とする光造形法。
  2. 【請求項2】定在波を消滅させた後、自由液面全体にわ
    たり周波数が数10KHz乃至数100KHzで小振幅
    の振動を発生させ、前記振動が十分に伝搬した後、この
    振動を停止させる工程が追加されてなることを特徴とす
    る請求項1記載の光造形法。
  3. 【請求項3】樹脂槽に光硬化性樹脂を収容し、上下方向
    に移動する可動ベースプレートを前記光硬化性樹脂の自
    由液面より一定の距離だけ下方に移動し、ビーム光によ
    り露光・固化後、順次前記可動ベースプレートを一定の
    距離だけ下方に移動する工程とビーム光による露光・固
    化固定を繰り返し、最終的に所望の3次元物体モデルを
    得る光造形装置において、前記可動ベースプレートの位
    置と光硬化性樹脂の供給を制御して自由液面の位置を一
    定にする光硬化性樹脂供給手段と、前記自由液面に定在
    波を発生させて前記可動ベースプレートまたは樹脂固化
    層を樹脂で完全に被覆し、次に定在波を消滅させて樹脂
    の平坦化を成すための定在波制御手段とを含むことを特
    徴とする光造形装置。
  4. 【請求項4】前記定在波制御手段に、定在波を消滅させ
    た後、自由液面全体にわたり周波数が数10KHz乃至
    数100KHzで小振幅の振動を発生させ、前記振動が
    十分に伝搬した後、この振動を停止させる振動制御手段
    を含むことを特徴とする請求項3記載の光造形装置。
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