JPH0820452A - 紙葉類自動払い出し方法および装置 - Google Patents

紙葉類自動払い出し方法および装置

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JPH0820452A
JPH0820452A JP6179514A JP17951494A JPH0820452A JP H0820452 A JPH0820452 A JP H0820452A JP 6179514 A JP6179514 A JP 6179514A JP 17951494 A JP17951494 A JP 17951494A JP H0820452 A JPH0820452 A JP H0820452A
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JP
Japan
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feeding
delivery
sheet
paper
roller
Prior art date
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Application number
JP6179514A
Other languages
English (en)
Inventor
Akira Komura
明 小村
Hiroshi Kiko
宏 記虎
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MEIKO IND CORP Ltd
Meiko Sangyo Co Ltd
Original Assignee
MEIKO IND CORP Ltd
Meiko Sangyo Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 競馬投票カード等の紙葉類を自動的に1枚ず
つ払い出し位置に繰り出し、容易、確実、かつ能率良く
抜き取れるようにする。 【構成】 投票カードWを集積保持可能な昇降台3と、
昇降用モータ4と、繰り出しローラ5と、繰り出し用モ
ータ6を設ける。繰り出しローラ5は長円孔9に上下可
動に軸支する。また、繰り出しローラ5の後方に繰り出
し位置検知用センサ10を設け、カード取出口2の内側
に払い出し位置検知用センサ11を設ける。そして、カ
ード取出口2と繰り出しローラ5との間に集積カード検
知用センサ12を設ける。また、払い出し位置検知用セ
ンサ11の手前に当て板13を配置し、当て板13の繰
り出し面13aと対向して当たり面13bの頂点から繰
り出し方向に所定距離離れた上方位置に上下可動に軸支
された出口ローラ14を配置する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、競馬投票カード等の紙
葉類を1枚ずつ抜き取るのに好都合な紙葉類自動払い出
し方法および装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の競馬投票カード発行方式は、投票
カードを山積みしておいて、利用者に必要なだけのカー
ドを取り出してもらうというのが一般的であった、
【発明が解決しようとする課題】競馬投票カードを山積
みにしておいて、利用者に必要なだけを取り出してもら
うという従来の方式では、利用者は必要枚数以上のカー
ドを取り出す傾向があって、結局は利用されないまま捨
てられてしまう分が多く、また、一人一人が取り出しに
結構手間取ることが多くて、時間がかかり、そのため、
人の流れが円滑でなかった。
【0003】本発明はこのような問題点を解決するため
のもので、競馬投票カード等の紙葉類を自動的に1枚ず
つ払い出し位置に繰り出して、容易、確実、かつ能率良
く抜き取れるようにし、以て、利用率を高めて紙資源等
の無駄を削減するとともに、利用者の人の流れを円滑に
することを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は、競馬投票カー
ド等の寸法の揃った複数枚の紙葉類を集積し、その最表
面側の紙葉類を所定の払い出し位置まで繰り出すととも
に、該最表面側の紙葉類を抜き取る人為動作に連動し
て、新たに最表面側となる紙葉類を前記払い出し位置ま
で順次繰り出す紙葉類自動払出方法を提供するものであ
って、最表面側の紙葉類が所定の繰り出し位置を保持す
るよう自動制御し、最表面側の紙葉類が前記繰り出し位
置を保持した状態で前記払い出し位置に紙葉類がないこ
とを検知して回転摩擦による繰り出し力により最表面側
の紙葉類を前記払い出し位置まで自動的に繰り出すとと
もに、前記繰り出し力に対向して紙葉類先端に作用させ
る勾配抗力と紙葉類先端の変形抗力とによって複数枚連
れ送りを防止することを特徴とする。
【0005】また、本発明は、上記方法に使用する装置
を提供するものであり、該装置は、所定寸法の紙葉類を
集積する集積部と、該集積部に集積された紙葉類を人為
動作によって1枚ずつ抜き取り可能な所定の払い出し位
置まで回転摩擦によって繰り出す繰り出し部とを備えた
紙葉類自動払い出し装置において、所定の繰り出し位置
における紙葉類の有無を検知する繰り出し位置検知手段
と、該繰り出し位置検知手段の検知信号を受け、前記集
積部を移動させて該集積部に保持された紙葉類の最表面
側が前記繰り出し位置を保持するよう制御する繰り出し
位置制御手段と、前記払い出し位置における紙葉類の有
無を検知する払い出し位置検知手段と、該払い出し位置
検知手段の検知信号および前記繰り出し位置検知手段の
検知信号を受け、最表面側の紙葉類が前記繰り出し位置
を保持した状態で前記払い出し位置に紙葉類がないこと
が検知された時に前記繰り出し部に所定の繰り出し動作
を行わせる繰り出し制御手段とを設けるとともに、前記
集積部の繰り出し方向前方に、前記繰り出し位置にある
紙葉類の先端に対向して繰り出し方向後方が低い所定勾
配の当たり面を構成する当て板を設け、該当て板の繰り
出し方向に平行な繰り出し面と対向して前記当たり面の
頂点から繰り出し方向に所定距離離れた位置に該繰り出
し面との間に紙葉類を通す出口ローラを配置したことを
特徴とする。この装置は、例えば、前記集積部を紙葉類
を上下に集積し昇降移動する昇降台により構成し、前記
繰り出し部を所定径の繰り出しローラにより構成して前
記昇降台の上方に配置し、前記出口ローラおよび前記当
て板を前記集積部の前方位置で上下に対向して配置し、
前記繰り出しローラおよび前記出口ローラをそれぞれ上
下可動の軸支構造を有するようにしたものであって良
く、また、その場合に、好ましくは前記繰り出し位置
を、前記当て板の繰り出し面を基準として、前記当たり
面の勾配高さの約1/2の高さに設定する。
【0006】
【作用】本発明によれば、所定寸法の紙葉類が集積部
(例えば昇降台)に集積される。そして、集積部が移動
して、最表面側(最上位)の紙葉類が所定の繰り出し位
置(好ましくは、当て板の繰り出し面を基準として、当
たり面の勾配高さの約1/2の高さ。)を保持するよう
制御される。そして、最表面側(最上位)の紙葉類が繰
り出し手段(繰り出しローラ)の回転摩擦によって所定
の払い出し位置まで繰り出され、抜き取り可能にされる
が、その際、払い出し位置における紙葉類の有無が検知
され、最表面側(最上位)の紙葉類が所定の繰り出し位
置に保持された状態で払い出し位置に紙葉類がないこと
が検知されると、繰り出し手段(繰り出しローラ)が作
動し、最表面側(最上位)の紙葉類が繰り出される。ま
た、繰り出し時、当て板等による勾配抗力が紙葉類先端
に作用することによって、2枚目の紙葉類が最表面側
(最上位)の1枚目の紙葉類と分離されずに連れ送りさ
れるのが防止され、なおかつ2枚目の紙葉類が連れ送り
されようとしても、例えば当て板と出口ローラによって
構成されるゲート機構において2枚目の紙葉類は、その
上の1枚目の紙葉類と繰り出し面13aの間隙を通らな
ければならないので、当たり面13bの頂点によって、
それ自身を大きく変形させられる力が変形抗力として作
用し、それがブレーキ力となってそれ以上の移動が阻止
され、1枚目の紙葉類から分離される。
【0007】また、紙葉類が集積部に上下に集積される
ものであって、繰り出し部が所定径の繰り出しローラ
で、上下可動に軸支されたものである場合、繰り出しロ
ーラ作動時にローラの自重に応じた回転摩擦力が生じ、
それが最上位の紙葉類を繰り出す力となる。繰り出しロ
ーラは、最上位の紙葉類を確実に繰り出すとともに、下
位側の紙葉類に連れ送り力を作用させないよう、径寸法
と重量を適宜選択する。
【0008】また、繰り出し方向前方のゲート機構が当
て板と出口ローラとからなる場合に、最表面側(最上
位)の紙葉類は先端が当て板の当たり面からの勾配抗力
に抗して当て板の繰り出し面(上面)まで案内され、出
口ローラとの間を通って繰り出される。また、2枚目の
紙葉類は、当たり面による勾配抗力が作用することによ
って連れ送りが防止され、さらに、当て板の繰り出し面
(上面)まで連れ動いても、それ以上移動しようとする
と、2枚目の紙葉類は、その上の1枚目の紙葉類と繰り
出し面13aの間隙を通らなければならないので、当た
り面13bの頂点によって、それ自身を大きく変形させ
られる変形抗力が生じ、それがブレーキ力となって、そ
れ以上の移動が阻止され、分離される。また、出口ロー
ラが上下可動に軸支されたものである場合、繰り出しロ
ーラ作動時にローラの自重に応じた変形抗力が生ずる。
【0009】当て板の当たり面は、一枚目の紙葉類の繰
り出しに支障なく、かつ、2枚目の紙葉類に必要な勾配
抗力を作用させるよう勾配寸法を設定する必要がある。
また、当て板の繰り出し面と対向して配置される出口ロ
ーラの位置は、2枚目の紙葉類の分離を確実にして安定
した繰り出しを行えるよう当たり面の頂点からの距離が
最適となる設定とすることが必要である。
【0010】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図面に基づいて説
明する。
【0011】図1は本発明の一実施例の概略図、図2は
その要部構造の説明図、図3および図4はその連れ送り
防止動作の説明図である。この実施例は、競馬投票カー
ド自動払出機への適用例を示すもので、図1において、
1は装置本体の前面パネル、2はカード取出口であり、
前面パネル1に対し右側が装置内部に相当する。
【0012】この実施例の投票カード自動払出機の内部
には、一定寸法の馬券投票カード(厚さ約140μm)
Wを所定数(例えば1〜1750枚)集積保持可能な昇
降台3と、図示しないコントローラにより回転制御され
て昇降台3を上下移動させる昇降用モータ4が設けられ
ている。そして、昇降台3の上方にはカード取出口2と
ほぼ同じ高さ位置に繰り出しローラ5が配置され、ま
た、上記コントローラにより駆動制御される繰り出し用
モータ6が設けられている。繰り出しローラ5は、例え
ば径30mmのゴムローラ7を径10mmの鋼製シャフ
ト8に固定したものであって、装置本体の長円孔9に上
下可動に軸支されている。
【0013】繰り出しローラ5の後方(取出口2と反対
側)には、繰り出しローラ5が昇降台3上のカードWと
接触する位置の近傍に水平光ビームセンサ10a,10
bによって構成された繰り出し位置検知用センサ10が
配置されている。水平光ビームセンサ10a,10b
は、いずれも径2mmで、それらが上下に0.5mm間
隔に配置され、所定繰り出し位置におけるカードWの有
無を検出するようヒステリシスを持ったセンサ信号を出
力する。また、カード取出口2の直ぐ内側には、投票カ
ードWがカード取出口2から所定寸法突き出る払い出し
位置にあるかどうかを検知する払い出し位置検知用セン
サ11が配置されている。そして、カード取出口2と繰
り出しローラ5との間には、昇降台3上の投票カードW
の有無を検知する集積カード検知用センサ12が設けら
れている。
【0014】昇降台3の繰り出し方向前方には、カード
取出口2と繰り出しローラ5の間で、払い出し位置検知
用センサ11に近い位置に、上面が、繰り出された投票
カードWをカード取出口2へ案内するよう繰り出し方向
に平行な繰り出し面13aを構成するとともに、後面
が、繰り出し位置にある紙葉類Wの先端に対向して繰り
出し方向後方が低い所定勾配の当たり面13bを構成す
る当て板13が配置されている。当て板13の材質はベ
ークライト、表面粗さは30μm以下である。そして、
この当て板13の繰り出し面13aと対向して当たり面
13bの頂点から繰り出し方向に所定距離離れた上方位
置に、繰り出し面13bとの間に投票カードWを通すよ
う上下可動に軸支された出口ローラ14が配置されてい
る。出口ローラ14は、例えば径10mmでシャフト一
体型の黄銅製ローラであり、シャフト部が装置本体の長
円孔15に上下可動に軸支されている。また、当て板1
3の下方にはガイド16が設けられている。
【0015】当て板13の当たり面13bの勾配は、図
2に示すように勾配の水平寸法をaとし、垂直寸法をb
としたときに、例えばaが5mmで、bが7mmが好適
である。また、図2に示すc寸法は、繰り出し位置にあ
る最上位の投票カードWの上面(繰り出しローラ5との
接触面)と当て板13の繰り出し面13bとの高さの差
であって、上記bの略1/2が好適である。c寸法がb
の略1/2であると、繰り出し位置にある投票カードW
の先端が当たり面13bに対し常に安定した位置関係で
当たり、繰り出し時の分離機能にばらつきを生じない。
【0016】この実施例によれば、昇降台3に投票カー
ドWが集積され、スイッチオンとなると、昇降用モータ
4が上昇側に駆動され、昇降台3が上昇する。そして、
昇降台3上の最上位の投票カードWが繰り出しローラ5
を押し上げつつ繰り出し位置検知センサ10の上側の光
ビームセンサ10aによって検知される第1の位置(図
2のA)まで上昇すると、昇降用モータ4が停止され
て、昇降台3が止まり、同時に、繰り出しローラ5が駆
動され、回転摩擦によって最上位の投票カードWが所定
の払い出し位置まで繰り出される。そして、このように
投票カードWが繰り出され、新たに最上位となる投票カ
ードWが繰り出し位置検知センサ10の下側の光ビーム
センサ10bによって検知される第2の位置(図2の
B)まで下がると、再び昇降用モータ4が上昇側に駆動
されて昇降台3が上昇し、最上位の投票カードWが第1
の位置に達すると停止する。このようにして最上位の投
票カードWが所定の繰り出し位置に保持される。そし
て、最上位の投票カードWが繰り出し位置に保持された
状態で、カード取出口2から投票カードWが抜き取られ
と、払い出し位置に投票カードWがないことが払い出し
位置検知用センサ11によって検知され、その検知信号
を受けて繰り出しローラ5が駆動され、次の投票カード
Wが払い出し位置に繰り出される。また、繰り出し時、
当て板13の当たり面13bによる勾配抗力が紙葉類先
端に作用し、それが2枚目の投票カードWを分離させる
力となって連れ送りを防止する。また、2枚目の投票カ
ードWが上記勾配抗力に抗して連れ動いた場合でも、2
枚目の投票カードWが1枚目の投票カードWと一緒にな
って出口ローラ14を通過しようとしたときに、図3に
示すように1枚目の投票カードWを介して出口ローラ1
4を持ち上げる作用が生じ、その作用により、2枚目の
投票カードWの先端が図4に示すように当て板13の当
たり面13bの頂点で変形して挟み込まれる形となり、
その変形抗力がブレーキ力となって、2枚目の投票カー
ドWのそれ以上の移動が阻止される。
【0017】この実施例の装置は競馬投票カード自動払
出機であって、ワークである投票カードWは厚さ約14
μmmの紙であり、この場合、図2に示すa,bおよび
dの各寸法は、上述のように、例えばaが5mmで、b
が7mmで、dが1.5mmが好適であることが実証さ
れている。実験では、a寸法を例えば5mmに固定し
て、b寸法を5〜12mmで変化させた。その結果、1
回の繰り出し指令で投票カードWが2枚出る確率はb寸
法が大きいほど低くなるが、b=5mmのときに1/5
0程度と顕著に低く、それ以上b寸法が大きくても上記
確率は大幅に変わることはなくて、b寸法が12mmま
で大きくなると、繰り出しローラ5の繰り出し力よりも
勾配抗力が大きくなって投票カードWの繰り出しが停止
してしまう。また、d寸法は、0<d<2.5mmの範
囲で実験したところ、d=0mmでは1回の繰り出し指
令で投票カードWが2枚出たり、出口ローラ14直下の
ところで投票カードWが停まってしまうなど、不安定な
動きをすることがしばしばあった、そして、dが1.0
〜2.5mmでは動作が良好であり、特にd=1.5mm
の時に最も確実な繰り出しが実行できた。
【0018】この実施例の投票カード自動払出機は、試
作機についての試験結果によれば、昇降台3の上昇速度
を毎秒50mmとし、繰り出し速度を毎秒100mmと
した場合に、カード1枚払い出す時間は約1秒で、ミス
フィードの確率は1000枚カード抜き取りで0枚、2
枚以上出る確率は1000カード抜き取りで3回であっ
た。この性能は、従来方式の場合と比較して人の流れを
スピードアップし、カード利用率を向上させるのに大き
な効果があることを約束するものである。
【0019】なお、上記a,bおよびdの各寸法の最適
値は、出口ローラ14の直径および重量によっても大き
な影響を受ける(この実施例の場合、出口ローラ14は
上述のように径10mmで黄銅製である。)。また、当
て板13の材質および表面粗さも当然影響する(この実
施例の場合、上述にように当て板13の材質はベークラ
イトであり、表面粗さは30μm以下である。)。した
がって、それらの選定も重要である。
【0020】また、この実施例では、繰り出しローラ5
は自重により回転摩擦を生じさせるものであるが、繰り
出しローラ5のシャフト8にスプリングによる軽い押圧
力をかけるようにすると、コスト高にはなるが、一層確
実な繰り出し動作をすることが考えられる。また、当て
板13の繰り出し面(上面)13aは水平に対し±数度
の角度を与えることも考えられる。
【0021】また、上記実施例は競馬投票カード自動払
出機への適用例であるが、本発明は、その他、定期券申
し込み用紙の払い出し等いろいろな用途の紙葉類自動払
い出しに適用可能である。また、紙葉類は紙に限るもの
ではなく、プラスチック等であってもよい。
【0022】また、本発明は、紙葉類を上下ではなく横
に重ねる形で集積するような実施態様も可能である。
【0023】
【発明の効果】本発明は以上のように構成されているの
で、紙葉類を自動的に1枚ずつ払い出し位置に繰り出し
て容易、確実、かつ、能率良く抜きれるようにすること
ができ、特に、競馬投票カード自動払い出し等に適用す
ることにより、カードの利用率を高めて紙資源の無駄を
削減するとともに、利用者の人の流れを円滑にするとい
う顕著な効果を奏するようにできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例の概略図
【図2】図1に示す実施例の要部構造説明図
【図3】図1に示す実施例の動作説明図
【図4】図1に示す実施例の動作説明図
【符号の説明】
2 カード取出口 3 昇降台 4 昇降用モータ 5 繰り出しローラ 6 繰り出し用モータ 9 長円孔 10 繰り出し位置検知用センサ 11 払い出し位置検知用センサ 13 当て板 13a 繰り出し面 13b 当たり面 14 出口ローラ 15 長円孔

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 寸法の揃った複数枚の紙葉類を集積し、
    その最表面側の紙葉類を所定の払い出し位置まで繰り出
    すとともに、該最表面側の紙葉類を抜き取る人為動作に
    連動して、新たに最表面側となる紙葉類を前記払い出し
    位置まで順次繰り出す紙葉類自動払出方法であって、最
    表面側の紙葉類が所定の繰り出し位置を保持するよう自
    動制御し、最表面側の紙葉類が前記繰り出し位置を保持
    した状態で前記払い出し位置に紙葉類がないことを検知
    して回転摩擦による繰り出し力により最表面側の紙葉類
    を前記払い出し位置まで自動的に繰り出すとともに、前
    記繰り出し力に対向して紙葉類先端に作用させる勾配抗
    力と紙葉類先端の変形抗力とによって複数枚連れ送りを
    防止することを特徴とする紙葉類自動払い出し方法。
  2. 【請求項2】 所定寸法の紙葉類を集積する集積部と、
    該集積部に集積された紙葉類を人為動作によって1枚ず
    つ抜き取り可能な所定の払い出し位置まで回転摩擦によ
    って繰り出す繰り出し部とを備えた紙葉類自動払い出し
    装置において、所定の繰り出し位置における紙葉類の有
    無を検知する繰り出し位置検知手段と、該繰り出し位置
    検知手段の検知信号を受け、前記集積部を移動させて該
    集積部に保持された紙葉類の最表面側が前記繰り出し位
    置を保持するよう制御する繰り出し位置保持手段と、前
    記払い出し位置における紙葉類の有無を検知する払い出
    し位置検知手段と、該払い出し位置検知手段の検知信号
    および前記繰り出し位置検知手段の検知信号を受け、最
    表面側の紙葉類が前記繰り出し位置を保持した状態で前
    記払い出し位置に紙葉類がないことが検知された時に前
    記繰り出し部に所定の繰り出し動作を行わせる繰り出し
    制御手段とを設けるとともに、前記集積部の繰り出し方
    向前方に、前記繰り出し位置にある紙葉類の先端に対向
    して繰り出し方向後方が低い所定勾配の当たり面を構成
    する当て板を設け、該当て板の繰り出し方向に平行な繰
    り出し面と対向して前記当たり面との境から繰り出し方
    向に所定距離離れた位置に該繰り出し面との間に紙葉類
    を通す出口ローラを配置したことを特徴とする紙葉類自
    動払い出し装置。
  3. 【請求項3】 前記集積部を紙葉類を上下に集積し昇降
    移動する昇降台により構成し、前記繰り出し部を所定径
    の繰り出しローラにより構成して前記昇降台の上方に配
    置し、前記出口ローラおよび前記当て板を前記集積部の
    前方位置で上下に対向して配置し、前記繰り出しローラ
    および前記出口ローラをそれぞれ上下可動の軸支構造を
    有するものとした請求項2記載の紙葉類自動払い出し装
    置。
  4. 【請求項4】 前記繰り出し位置を、前記当て板の繰り
    出し面を基準として、前記当たり面の勾配高さの約1/
    2の高さに設定した請求項3記載の紙葉類自動払い出し
    装置。
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