JPH08204147A - 半導体装置及びその製造方法 - Google Patents

半導体装置及びその製造方法

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JPH08204147A
JPH08204147A JP7011735A JP1173595A JPH08204147A JP H08204147 A JPH08204147 A JP H08204147A JP 7011735 A JP7011735 A JP 7011735A JP 1173595 A JP1173595 A JP 1173595A JP H08204147 A JPH08204147 A JP H08204147A
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JP
Japan
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film
semiconductor film
pattern
semiconductor
bit line
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Application number
JP7011735A
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English (en)
Inventor
Kazuyuki Sawada
和幸 澤田
Akihito Uno
彰人 宇野
Masanori Fukumoto
正紀 福本
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Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 DRAMにおいてプレ−ト電極を昇圧してス
トレ−ジノ−ドに蓄積される電荷量を増加させる際に必
要となるプレ−ト電極をビット線方向に分割する。 【構成】 リンド−プ多結晶Si膜パタ−ン6’とON
O膜8の形成された基板上1にリンド−プ多結晶Si膜
10を150nm程度堆積し、Si34 膜12を堆積
した後、レジスト膜14を塗布し、レジスト膜14をエ
ッチングしてリンド−プ多結晶Si膜パタ−ン6’の間
にのみレジスト膜14’を残す。そしてレジスト膜パタ
−ン14’をマスクにしてSi34 膜12をエッチン
グし、Si34 膜12’をマスクにしてリンド−プ多
結晶Si膜10表面を20nm以上酸化してSiO2
16を形成し、最後にSiO2 膜16をマスクにしてエ
ッチングレ−ト比が10以上のエッチング条件でエッチ
ングする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は超LSIなどの微細化及
び動作電圧の低電圧化に際し、高密度のDRAMを低電
圧で動作させるのに必要な電荷容量を確保するのに有効
なメモリ−半導体装置及びその製造方法に関するもので
ある。
【0002】
【従来の技術】従来よりDRAMを低電圧動作させる為
にメモリ−セルのプレ−ト電極の電圧を昇圧する方法が
提案されているが、これを効果的に実現するためには、
プレ−ト電極をビット線方向に沿って分割することが必
要になってくる。
【0003】上記した従来のDRAMのメモリ−セルの
プレ−ト電極を分割する方法としては、例えば「アイ・
イ−・アイ・シ−・イ− トランザクションズ オン
エレクトロニクス」 Vol.E75−C,No.4,
1992年4月,p.495−p.500 [(IEI
CE Transactions on Electr
onics) Vol.E75−C,No.4,APR
IL 1992,p.495−p.500]に示されて
いる。
【0004】図24は上記の従来のプレート電極を分割
する方法を示す平面図であり、以下のようにプレ−ト電
極のパタ−ンを形成している。
【0005】まず、図24に示されるストレ−ジノ−ド
56はビット線54方向に細長い形状を有し、プレ−ト
電極58は一組のビット線54にスイッチングトランジ
スタを介して接続されるストレ−ジノ−ド56を覆うよ
うに形成されている。ここでいう一組のビット線とは、
デ−タを読み出すビット線に対し隣のビット線はある特
定の電位に固定されており、この電位をリファレンスと
してビット線間の電位差を増幅してメモリ−セルに蓄え
られた情報が”1”か”0”かを判断するように構成さ
れた、隣合う一対のビット線のことを示している。
【0006】そして上記の半導体装置の製造方法として
は、このプレ−ト電極58のパタ−ンに対応するレジス
ト膜パタ−ンをフォトリソグラフィ−工程で形成し、次
に、このレジストパタ−ンをマスクにしてプレ−ト電極
としての多結晶Si膜をエッチングしてプレ−ト電極の
パタ−ンを形成する。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記のよ
うなフォトリソグラフィ−工程によりプレ−ト電極58
のパタ−ンを形成する方法においては、ストレ−ジノ−
ド56の間隔がビット線54のピッチに依存している
為、DRAMの集積化が進みストレ−ジノ−ド56の間
隔が微細になってくると、その微細な間隔の中でプレ−
ト電極58を分割することはフォトリソグラフィ−の解
像能力よりも解像しなければならないパタ−ンの間隔の
方が狭くなってパタ−ン形成が不可能になるという問題
点を有していた。すなわち、例えば16MDRAMや6
4MDRAMレベルのメモリ−セルサイズになってくる
と、ストレ−ジノ−ドの間隔が0.4μm程度になるの
で、ストレ−ジノ−ドとプレ−ト電極の重ね合わせ余裕
を0.15μmとるとプレ−ト電極の間隔は0.1μm
程度になってしまい、フォトリソグラフィ−では解像困
難である。
【0008】また、図25に工程断面図(図24におけ
るY−Y’方向の断面)で例を示すように、プレ−ト電
極のレジスト膜パタ−ン59とストレ−ジノ−ドとなる
リンド−プ多結晶Si膜パタ−ン56の重なりがフォト
リソグラフィ−の重ね合わせ精度に比べて不十分であっ
た場合には、ストレ−ジノ−ド56とプレ−ト電極のレ
ジストパタ−ン59の間にマスク合わせズレが0.15
μm程度生じてレジストパタ−ン59の端がストレ−ジ
ノ−ド56上にかかってしまうと、プレ−ト電極となる
リンド−プ多結晶Si膜58をエッチングする際に、レ
ジスト膜パタ−ン59の重なりが不十分なところのリン
ド−プ多結晶Si膜パタ−ン56やその側面のリンド−
プ多結晶Si膜58がエッチングされてしまい、蓄積容
量の低下やONO膜57のリ−ク電流の増加に伴う歩留
まり低下や信頼性不良の問題が生じる。
【0009】本発明は上記問題点に鑑み、上記問題点を
解決し、低電圧動作が可能でしかも高集積化を可能とす
る容量素子を有するメモリ−半導体装置及びその製造方
法を提供するものである。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記問題点を解決するた
めに本発明の第1の手段は、メモリ−半導体装置の製造
方法に関するもので、プレ−ト電極となる第2の半導体
膜上に、自己整合的に少なくとも下層の第1の半導体膜
からなるストレ−ジノ−ドパタ−ンを覆うように酸化膜
パタ−ンを形成し、それをマスクとしてプレ−ト電極を
形成するため第2の半導体膜のエッチングを行うことを
特徴とし、その具体的な製造工程は、ビット線方向の間
隔よりもワ−ド線方向の方が広くなるストレ−ジノ−ド
となる第1の半導体膜パタ−ンを形成する工程と、第1
の半導体膜パタ−ン上に誘電体膜を形成する工程と、プ
レ−ト電極となる第2の半導体膜をストレ−ジノ−ドの
ビット線方向の間隔が埋まりワ−ド線方向の間隔が埋ま
らない膜厚で形成する工程と、第2の半導体膜上に酸化
防止膜を形成し、さらにレジスト膜を平坦に塗布した後
ストレ−ジノ−ド上の第2の半導体膜表面領域がが露出
するまでレジスト膜をエッチングしてワ−ド線方向の埋
まらない間隔にレジスト膜を残す工程と、このレジスト
膜をマスクにしてストレ−ジノ−ド上の酸化防止膜をエ
ッチングしてワ−ド線方向の埋まらない間隔に酸化防止
膜を残す工程と、この酸化防止膜をマスクにしてストレ
−ジノ−ド上の第2の半導体膜表面を酸化して選択的に
酸化膜を形成する工程と、酸化防止膜を除去する工程
と、酸化膜をマスクにして第2の半導体膜をエッチング
しストレ−ジノ−トを覆うプレ−ト電極を形成する工程
とを備えたものである。
【0011】さらに本発明の第2の手段はメモリ−半導
体装置に関しレイアウト上の手段であり、一組のビット
線対にスイッチングトランジスタを介してつながったス
トレ−ジノ−ドを覆うように分割されたプレ−ト電極の
パタ−ンを形成する際に、ストレ−ジノ−ドの形状を鍵
型にして向かい合わせることによってプレ−ト電極の間
隔をフォトリソグラフィ−の解像能力で開口可能なサイ
ズにする領域を確保し、プレ−ト電極がフォトリソグラ
フィ−で開口可能なサイズと不可能なサイズの繰り返さ
れた間隔を有することを特徴とし、その構成は、スイッ
チングトランジスタを介して一組の一方のビット線に接
続され対を成す他のビット線の上に折れ曲がった鍵型の
形状を有するストレ−ジノ−ドと、スイッチングトラン
ジスタを介して他方のビット線に接続されストレ−ジノ
−ドと同じ鍵型であるがビット線に対して逆向きでスト
レ−ジノ−ドと向かい合ったストレ−ジノ−ドと、一組
のビット線対にスイッチングトランジスタを介して接続
されたストレ−ジノ−ドの列のみを覆うように形成され
たプレ−ト電極を備え、ストレ−ジノ−ドが隣のビット
線上に折れ曲がった部分においてプレ−ト電極どうしの
間隔がストレ−ジノ−ドの最小間隔以上であるものであ
る。
【0012】
【作用】本発明の第1の手段であるメモリ−半導体装置
の製造方法は上記構成により、ストレ−ジノ−ドがビッ
ト線方向の間隔に対してワ−ド線方向が広い間隔を有
し、プレ−ト電極となる第2の半導体膜の膜厚がストレ
−ジノ−ドのビット線方向の間隔が埋まりワ−ド線方向
の間隔が埋まらない膜厚であることによって、レジスト
膜を全面に塗布した後ストレ−ジノ−ド上の第2の半導
体膜表面領域が露出するまでエッチングしたときにスト
レ−ジノ−ドのワ−ド線方向間隔にのみレジスト膜が残
る。そしてこのストレ−ジノ−ドの間隔に残ったレジス
ト膜はストレ−ジノ−ド上の酸化防止膜をエッチングす
る時のエッチングマスクとして作用し、これによって形
成された酸化防止膜パタ−ンはストレ−ジノ−ド上の第
2の半導体膜表面を酸化して酸化膜を形成する為の酸化
防止膜として作用し、これらによってストレ−ジノ−ド
の位置ときっちり合って自己整合的に酸化膜が形成され
るのである。そしてこの酸化膜は第2の半導体膜をエッ
チングしてストレ−ジノ−ドを覆うプレ−ト電極となる
第2の半導体膜パタ−ンを形成する為のエッチングマス
クとして作用する。このように第2の半導体膜のエッチ
ングマスクとしての酸化膜が、フォトリソグラフィ−に
よるマスク合わせではなくてストレ−ジノ−ドから決ま
る位置に自己整合的に形成される。すなわち、フォトリ
ソグラフィ−の解像能力やマスク合わせ精度に関係なく
微細な間隔のストレ−ジノ−ドに対してその列を覆うよ
うに分割されたプレ−ト電極となる第2の半導体膜パタ
−ンを形成することができ、設計ル−ルを小さくするこ
とができる。
【0013】さらに本発明の第2の手段であるメモリ−
半導体装置は上記構成により、ストレ−ジノ−ドを隣の
ビット上に折れ曲がった鍵型の形状にして一組のビット
線対にスイッチングトランジスタを介して接続されたス
トレ−ジノ−ドどうしを向かい合わせることによって、
従来の長方形のストレ−ジノ−ドの一部分を折れ曲がっ
た部分に移動したことになり従来と同程度の表面積と間
隔を確保することができ、かつストレ−ジノ−ドの間隔
が従来より広い部分をストレ−ジノ−ドが隣のビット線
上に折れ曲がった所につくることができ、その位置には
周期性がある。そして一組のビット線対にスイッチング
トランジスタを介して接続されたストレ−ジノ−ドの2
列のみを覆うようにプレ−ト電極を形成したときに、こ
のストレ−ジノ−ドの間隔が広い部分にプレ−ト電極の
間隔がフォトリソグラフィ−の解像能力で開口可能なサ
イズとなる領域を部分的に確保し、解像限界以下の間隔
と解像限界以上の間隔がくり返されることによって、フ
ォトリソグラフィ−で解像限界以下の間隔の部分が、隣
にある限界以上の広い間隔の部分からの光の回り込みの
為に解像することができるようになる。すなわち、プレ
−ト電極どうしの間隔を従来形成可能な最小寸法以下に
したレジスト膜パタ−ンを形成することができ、設計ル
−ルを小さくすることができる。
【0014】
【実施例】
(実施例1)本発明のメモリ−半導体装置の製造方法の
実施例を具体例に基づいて説明する。
【0015】図1〜図8は本発明第1の実施例における
製造工程であり、DRAMのスタック型メモリ−セル構
造の形成工程を示す。ここで図1は図9に示す平面図の
X−X’の切断面の断面図であり、Y−Y’の断面は図
2のようになるが、以後の製造工程の説明はY−Y’の
断面をもとにして行う。なお、図9は従来からあるスタ
ック型DRAMのメモリ−セルのレイアウト図である。
【0016】まず、図1に示すP型Si基板1にMOS
構造のスイッチングトランジスタが形成され、そしてソ
−ス・ドレインの片側の拡散層2に接続してビット線
(図示せず)と層間絶縁膜4の形成された基板上に、他
方の拡散層2’に接続するようにリンド−プ多結晶Si
膜6を形成し、レジスト膜パタ−ン(図示せず)をマス
クにしてこのリンド−プ多結晶Si膜をエッチングして
レジスト膜を除去すると、ストレ−ジノ−ドとなるリン
ド−プ多結晶Si膜パタ−ン6’が得られる。
【0017】しかる後に、図3に示すように、Si3
4 膜を堆積した後表面を酸化して誘電体膜としてのON
O膜8が得られる。そしてその上にプレ−ト電極となる
150nm程度の厚さのリンド−プ多結晶Si膜10を
堆積する。このとき、X−X’方向の断面は、図4に示
すように、リンド−プ多結晶Si膜パタ−ン6’の間隔
がリンド−プ多結晶Si膜10で埋まるように、ストレ
−ジノ−ドのX方向の間隔がリンド−プ多結晶Si膜1
0の膜厚の2倍以下、すなわちここでは0.3μm以下
に設定されていることが必要である。またストレ−ジノ
−ドのY方向の間隔は0.4μm程度以上に設定するこ
とによって、ストレ−ジノ−ドのY方向の間隔のみに凹
部が形成される。このことが本発明の重要な点の一つで
あって、このレイアウトによって初めて、ビット線方向
に自己整合的に分割されたプレ−ト電極を以下の工程に
よって形成することができるのである。
【0018】次に、Si34 膜12をプレ−ト電極1
0の上に50nm程度堆積した後、図5に示すように、
1.5μm程度の厚さのレジスト膜14を塗布して表面
を平坦化する。
【0019】次に、レジスト膜を1.5μm以上エッチ
ングして、図6に示すように、リンド−プ多結晶Si膜
パタ−ン6’の間にのみレジスト膜14’を残す。そし
てこのレジスト膜14’をマスクにしてSi34 膜1
2をエッチングして、レジスト膜14’を除去する。こ
のときリンド−プ多結晶Si膜パタ−ン6’の上のSi
34 膜12がエッチングされる。
【0020】次に、図7に示すように、Si34 膜1
2’をマスクにしてリンド−プ多結晶Si膜10表面を
20nm以上酸化してSiO2 膜16を形成し、高温の
リン酸によってSi34 膜12’を除去する。
【0021】そして最後に、SiO2 膜16をマスクに
してリンド−プ多結晶Si膜10を多結晶SiとSiO
2 膜のエッチングレ−ト比が10以上のエッチング条件
でエッチングして、図8に示すように、ビット線方向に
プレ−ト電極が分割された構造を有するメモリ−セルが
形成される。このとき、メモリ−セルアレイの端におい
ては、図10に平面図を示すように、プレ−ト電極に電
位を与える上層の配線と接続する部分をプレ−ト電極に
確保しなければならないからレジストパタ−ン18を形
成しておいて、このレジストパタ−ン18をマスクにし
てリンド−プ多結晶Si膜10をエッチングする。ここ
で、メモリ−セルアレイ内においてSiO2 膜16が、
フォトリソグラフィ−ではなくてストレ−ジノ−ドとな
るリンド−プ多結晶Si膜パタ−ン6’から自己整合的
に形成されていることが本発明の重要な点の一つであっ
て、これによってフォトリソグラフィ−のレジストパタ
−ン解像能力に関係なく微細な間隔のストレ−ジノ−ド
パタ−ンに対してプレ−ト電極パタ−ンを自己整合的に
形成することができる、すなわち0.1μm以下の間隔
で分割されたプレ−ト電極パタ−ンを形成することが可
能になるので、より集積度の高い素子に対してプレ−ト
電極をビット線方向に分割した構造が得られる。
【0022】以上述べてきた発明の要点を実現する方法
は他にもあり、以下に示す第2の実施例や第3の実施例
の様にしても可能である。
【0023】(実施例2)図11〜図14は本発明第2
の実施例における製造工程であり、DRAMのスタック
型メモリ−セル構造の形成工程を示す。ここで図11〜
図14は図9に示す平面図のY−Y’の切断面の断面図
であり、ストレ−ジノ−ド6’のX方向の間隔は0.3
μm以下でY方向の間隔は0.4μm程度以上に設定さ
れている。
【0024】まず、第1の実施例と同様の方法によって
プレ−ト電極となるリンド−プ多結晶Si膜10まで形
成された基板上にSi34 膜12を50nm程度堆積
した後、図11に示すように、300nm程度のスピン
・オン・グラス(SOG)膜15を塗布して約400℃
の温度で熱処理して硬化する。このときSOG膜15は
ストレ−ジノ−ドとなるリンド−プ多結晶Si膜パタ−
ン6’の間隔に流れこみ、この間隔の中に厚く形成さ
れ、リンド−プ多結晶Si膜パタ−ン6’の上には薄い
膜が残るだけである。
【0025】次に、リンド−プ多結晶Si膜パタ−ン
6’の上に残った薄いSOG膜15をエッチングして、
図12に示すように、リンド−プ多結晶Si膜パタ−ン
6’の間にのみSOG膜15’を残す。ここで薄いSO
G膜をエッチングするだけでよいので、第1の実施例の
様に厚いレジスト膜をエッチングする場合に比べエッチ
ングの制御性がよくなる。そしてこのリンド−プ多結晶
Si膜パタ−ン6’の間に残ったSOG膜15’をマス
クにしてリンド−プ多結晶Si膜パタ−ン6’の上のS
34 膜12をエッチングして、希フッ酸によってS
OG膜15’を除去する。
【0026】次に、図13に示すように、Si34
12’をマスクにしてリンド−プ多結晶Si膜10表面
を20nm以上酸化してSiO2 膜16を形成し、高温
のリン酸によってSi3 N4 膜12’を除去する。
【0027】そして最後に、SiO2 膜16をマスクに
してリンド−プ多結晶Si膜10を多結晶SiとSiO
2 膜のエッチングレ−ト比が10以上のエッチング条件
でエッチングして、図14に示すように、ビット線方向
にプレ−ト電極が分割された構造を有するメモリ−セル
が形成される。このとき、メモリ−セルアレイの端にお
いては、第1の実施例と同様に図10に平面図を示すよ
うに、上層の配線とプレ−ト電極を接続する部分を確保
するようにレジストパタ−ン18を形成しておいて、こ
のレジストパタ−ン18をマスクにしてリンド−プ多結
晶Si膜10をエッチングする。ここで、メモリ−セル
アレイ内のリンド−プ多結晶Si膜10(プレ−ト電
極)上のSiO2 膜16が、フォトリソグラフィ−では
なくてストレ−ジノ−ドとしてのリンド−プ多結晶Si
膜パタ−ン6’から自己整合的に形成されているので、
第1の実施例と同様により微細な間隔のストレ−ジノ−
ドパタ−ンに対してビット線方向に分割された構造のプ
レ−ト電極パタ−ンを自己整合的に形成することができ
る。
【0028】(実施例3)図15〜図17は本発明第3
の実施例の製造工程であり、DRAMのスタック型メモ
リ−セル構造の形成工程を示す。ここで図15〜図17
は図9に示す平面図のY−Y’の切断面の断面図であ
り、ストレ−ジノ−ド6’のX方向の間隔は0.3μm
以下でY方向の間隔は0.4μm程度以上に設定されて
いる。
【0029】まず、第1の実施例と同様の方法によって
プレ−ト電極となるリンド−プ多結晶Si膜10まで形
成された基板上に、図15に示すように、常圧CVD法
によるSiH4 とO2 の反応によってSiO2 膜17を
100nm程度堆積する。このとき、常圧CVD法によ
るSiH4 とO2 の反応によって形成されるSiO2
17は段差被覆性が悪いので、ストレ−ジノ−ドとなる
リンド−プ多結晶Si膜パタ−ン6’の上には100n
m程度堆積されるが、その間隔には50nm以下の膜厚
しか堆積されない。
【0030】そして次に、SiO2 膜17を50nm程
度エッチングすると、前述したようにその段差被覆性の
為にSiO2 膜17に膜厚差があるので、図16に示す
ように、リンド−プ多結晶Si膜パタ−ン6’上のSi
2 膜17’が50nm程度残り、リンド−プ多結晶S
i膜パタ−ン6’の間のSiO2 膜17がエッチングさ
れてなくなる。
【0031】そして最後に、残ったSiO2 膜17’を
マスクにしてリンド−プ多結晶Si膜10を多結晶Si
とSiO2 膜のエッチングレ−ト比が10以上のエッチ
ング条件でエッチングして、図17に示すように、ビッ
ト線方向にプレ−ト電極が分割された構造を有するメモ
リ−セルが形成される。このとき、メモリ−セルアレイ
の端においては、第1の実施例と同様に図10に平面図
を示すように、上層の配線とプレ−ト電極を接続する部
分を確保するようにレジストパタ−ン18を形成してお
いて、このレジストパタ−ン18をマスクにしてリンド
−プ多結晶Si膜10をエッチングする。このようにこ
の方法によれば、メモリ−セルアレイ内のリンド−プ多
結晶Si膜10のエッチングマスクとなるSiO2 膜パ
タ−ン17’を、SiO2 膜の堆積工程とエッチング工
程だけで形成できるので、製造工程の短縮化が図られ
る。さらに、第1の実施例と同様に、メモリ−セルアレ
イ内のリンド−プ多結晶Si膜10(プレ−ト電極)上
のSiO2 膜17’が、フォトリソグラフィ−ではなく
てストレ−ジノ−ドとしてのリンド−プ多結晶Si膜パ
タ−ン6’から自己整合的に形成されているので、より
微細な間隔のストレ−ジノ−ドパタ−ンに対してビット
線方向に分割された構造のプレ−ト電極パタ−ンを自己
整合的に形成することができる。
【0032】(実施例4)図18は本発明によるメモリ
−半導体装置の実施例で、スタック型の容量素子を有す
るDRAMのメモリ−セルの平面図を示す。
【0033】図18に示すメモリ−セルは、トランジス
タの活性領域となる凸型の島状領域22と、その上を通
る合計4本のトランジスタのゲ−ト配線(ワ−ド線)2
4と、このゲ−ト配線24の垂直方向に通る一組の対を
構成する2本のビット線26と、ビット線26と活性領
域22を接続するコンタクトホ−ル28(凸型の活性領
域1つに対して1つ)と、コンタクト28とはゲ−ト配
線24を挟んで位置しストレ−ジノ−ドと活性領域22
を接続するコンタクトホ−ル30(活性領域1つに対し
て2つ)と、隣のビット線上に折れ曲がった鍵型の形状
を有したストレ−ジノ−ド32と、注目している一組の
ビット線(ビット線とダミ−ビット線)にトランジスタ
を介してつながるストレ−ジノ−ドの列のみを覆うプレ
−ト電極34とから構成されており、鍵型形状のストレ
−ジノ−ド32は一組のビット線につながるストレ−ジ
ノ−ド32どうしが互いに向かい合うように位置し、す
なわちビット線ごとにストレ−ジノ−ド32が逆方向に
折れ曲がった鍵型形状をしている。ここで、ストレ−ジ
ノ−ド32が鍵型の形状を有することによって、ストレ
−ジノ−ド32が隣のビット線26上に張り出すスペ−
スを確保するとともにストレ−ジノ−ド32の表面積が
減少するのを防いでいる。つまり、従来の長方形のスト
レ−ジノ−ドの一部分を切り取って鍵型の折れ曲がった
部分に移動したようになるので、従来の長方形の場合と
同程度の表面積が得られるのである。
【0034】そしてストレ−ジノ−ド32が隣のビット
線26上に折れ曲がった形状をしていることによってま
た、その折れ曲がっている部分でストレ−ジノ−ドの間
隔を最小間隔より広くすることができ、この部分のプレ
−ト電極34を分割する間隔をフォトリソグラフィ−の
解像限界以上にすることができる。そしてストレ−ジノ
−ドの間隔が最小間隔の部分のプレ−ト電極の間隔はフ
ォトリソグラフィ−の解像限界以下になってしまうが、
その隣に上記の間隔の広い部分があるのでフォトリソグ
ラフィ−でのパタ−ニングが可能となる。すなわち、図
18に示すaの部分ではストレ−ジノ−ド32の間隔は
最小間隔でありその上のプレ−ト電極34の間隔は例え
ば0.3μm程度でフォトリソグラフィ−の解像限界以
下であるが、それに対しbの部分(ストレ−ジノ−ドが
鍵型に折れ曲がった先のストレ−ジノ−ドの間隔)では
ストレ−ジノ−ド32の間隔が広くできるのでプレ−ト
電極34の間隔を例えば0.5μm程度とフォトリソグ
ラフィ−の解像限界以上にすることができる。そしてプ
レ−ト電極34の間隔が0.3μmの部分と0.5μm
部分が繰り返されることによって、0.3μmの間隔だ
けではフォトリソグラフィ−で解像できない場合でも隣
の0.5μmの間隔の部分からの光の回り込みで0.3
μmの間隔を解像することが可能になるのである。そし
てこのようにフォトリソグラフィ−の解像限界以下の間
隔で分離されたプレ−ト電極のレジスト膜パタ−ンが形
成できることによって、従来よりもサイズが小さくなっ
た場合においても製造方法を複雑にすることなく、従来
と同様のレジスト膜をマスクにエッチングするだけでプ
レ−ト電極を形成する方法で製造することが可能になる
のである。さらに、ストレ−ジノ−ド32を鍵型の形状
をしていることによって、例えば600nmの高さのス
トレ−ジノ−ドを形成した場合、図9に示したような長
方形のストレ−ジノ−ドの表面積と比べて90%以上の
表面積を確保することが可能であり、プレ−ト電極の間
隔を広げたためにストレ−ジノ−ドの面積が小さくなっ
て容量が低下する心配はない。なお、鍵型形状のストレ
−ジノ−ドにしてbの部分の間隔をaの部分の間隔より
も広くするためには、Y方向に隣合う2つのストレ−ジ
ノ−ドを互いに向かい合ったレイアウトにする必要があ
り、従って分割されたプレ−ト電極は2列のストレ−ジ
ノ−ドを覆うような構成しかとれないので、同一のセン
スアンプ回路につながったビット線とダミ−ビット線に
スイッチングトランジスタと介してつながる2列のスト
レ−ジノ−ドが互いに向かい合い、その2列のストレ−
ジノ−ドのみを覆うようにプレ−ト電極が分割された構
成を採っている。
【0035】また、メモリ−セルアレイの端において
は、(図19)に平面図を示すように、プレ−ト電極に
電位を与える上層の配線と接続する部分を有したプレ−
ト電極34の形状をしている。
【0036】(実施例5)図20〜図23は本発明第5
の実施例の製造工程であり、上記第4の実施例で示した
DRAMのスタック型メモリ−セル構造の形成工程を示
す。ここで図20〜図23は図18に示す平面図のY−
Y’の切断面の断面図を示す。
【0037】まず、図20に示すP型Si基板1上に、
図には示されていないがスイッチングトランジスタのソ
−ス・ドレインの片側の拡散層2に接続したビット線
と、層間絶縁膜4が形成され、他方の拡散層2’に接続
するようにリンド−プ多結晶Si膜6からなるストレ−
ジノ−ド6’と、ONO膜8と、プレ−ト電極となるリ
ンド−プ多結晶Si膜10の形成されたところに、減圧
CVD法によるSiH4とN2 Oの反応あるいはSi
(OC254 等の熱分解反応によってSiO2膜1
1を300nm程度堆積し、引き続いて上記第4の実施
例で説明したようにストレ−ジノ−ド6’の2列分ずつ
を覆うようにレジスト膜パタ−ン13を形成する。
【0038】そして次に、図21に示すように、レジス
ト膜パタ−ン13をマスクにしてSiO2 膜11をエッ
チングしてSiO2 膜パタ−ン11’を形成し、レジス
ト膜パタ−ン13を除去する。
【0039】次に、減圧CVD法によるSiH4 とN2
Oの反応あるいはSi(OC254 等の熱分解反応
によってSiO2 膜19を100nm程度堆積する。こ
のとき堆積する膜厚は、SiO2 膜パタ−ン11’の間
隔を埋めてしまわないためにレジスト膜パタ−ン13の
間隔の最小値(図18に示したaの部分)の半分以下に
設定する必要がある。そして引き続いてSiO2 膜19
をエッチングして、図22に示すように、SiO2 膜パ
タ−ン11’の側壁にSiO2 膜パタ−ン19’(サイ
ドウォ−ル)を形成する。これによってレジスト膜パタ
−ン13を拡大した、リソグラフィ−では解像不可能な
微細な間隔(ここでは例えば0.1μm程度の間隔)を
有するエッチング用マスクパタ−ンが形成されたことに
なる。
【0040】そして最後に、SiO2 膜パタ−ン11’
及び19’をマスクにしてリンド−プ多結晶Si膜10
をエッチングして、図23に示すように、ビット線方向
に2列分のストレ−ジノ−ド(ビット線とダミ−ビット
線につながったストレ−ジノ−ド)を覆うようにプレ−
ト電極が分割された構造を有するメモリ−セルが形成さ
れる。ここで、SiO2 膜パタ−ン19’によって拡大
されたエッチング用のマスクパタ−ンを用いることによ
って、レジスト膜パタ−ン13とリンド−プ多結晶Si
膜パタ−ン6’の重なりがフォトリソグラフィ−の重ね
合わせ精度に比べて不十分であったとしても、SiO2
膜19の膜厚分だけ重なりが増加するので、その分重ね
合わせの余裕度が向上する。従って、SiO2 膜サイド
ウォ−ル19’のないときには、ストレ−ジノ−ド6’
とプレ−ト電極のレジストパタ−ン13の間にマスク合
わせズレが0.15μm程度生じてレジストパタ−ン1
3の端がストレ−ジノ−ド6’上にかかった場合、リン
ド−プ多結晶Si膜10をエッチングする際に、レジス
ト膜パタ−ン13の重なりが不十分なところのリンド−
プ多結晶Si膜パタ−ン6’やその側面のリンド−プ多
結晶Si膜10がエッチングされてしまう懸念がある
が、SiO2 膜サイドウォ−ル19’を形成することに
よってこれを防止することができるようになるのであ
る。
【0041】
【発明の効果】以上のように本発明の半導体装置の製造
方法によれば、プレ−ト電極となるリンド−プ多結晶S
i膜のエッチングマスクとして、ストレ−ジノ−ドであ
るリンド−プ多結晶Si膜パタ−ンから自己整合的に形
成された酸化膜があるので、フォトリソグラフィ−の解
像能力に関係なく微細な間隔のストレ−ジノ−ドパタ−
ンに対してプレ−ト電極パタ−ンを形成することがで
き、設計ル−ルを小さくすることができる。
【0042】また本発明の半導体装置の製造方法によれ
ば、ストレ−ジノ−ドの間隔を埋めるのにSOG膜を用
いることによって、ストレ−ジノ−ド上の薄いSOG膜
をエッチングするだけでよいので、エッチングの制御性
がよくなる。
【0043】さらに本発明の半導体装置の製造方法によ
れば、プレ−ト電極であるリンド−プ多結晶Si膜のエ
ッチングマスクとなるSiO2 膜パタ−ンを、常圧CV
D法によるSiO2 膜の堆積工程とエッチング工程だけ
で形成できるので、製造工程の短縮化が図られる。
【0044】また、本発明のメモリ−半導体装置によれ
ば、スタック型構造のストレ−ジノ−ドの平面形状が鍵
型の形状を有することによって、隣のストレ−ジノ−ド
との間隔を保持しつつストレ−ジノ−ドが隣のビット線
上に折れ曲がるスペ−スを確保するとともに、ストレ−
ジノ−ドの表面積が減少するのを防いでいる。そしてス
トレ−ジノ−ドが隣のビット線上に折れ曲がっているこ
とによって、この部分のストレ−ジノ−ドの間隔を最小
間隔より広くし、この部分でプレ−ト電極を分割する間
隔をフォトリソグラフィ−の解像限界以上の広さに確保
するとともに、そのプレ−ト電極間隔が広い部分と狭い
部分とで構成されそれらが繰り返されるるために、狭い
間隔がフォトリソグラフィ−で解像困難なサイズであっ
たとしても、広い間隔の部分からの光の回り込みによっ
て狭い間隔を解像することができるようになる。すなわ
ち、プレ−ト電極どうしの間隔を従来形成可能な最小寸
法以下にしたレジスト膜パタ−ンを形成することがで
き、従来と同様の方法でより微細なサイズでかつ分割さ
れたプレ−ト電極を有するメモリ−半導体装置を製造す
ることが可能になる。
【0045】さらに本発明のメモリ−半導体装置を実現
する半導体装置の製造方法によれば、SiO2 膜をプレ
−ト電極のエッチング用マスクに用い、サイドウォ−ル
膜を形成してマスクパタ−ンを拡大することによって、
プレ−ト電極のレジスト膜パタ−ンとストレ−ジノ−ド
の重なりがフォトリソグラフィ−の重ね合わせ精度に対
して不十分であったとしても、SiO2 膜サイドウォ−
ルの膜厚分だけ重なりが増加するので、プレ−ト電極を
エッチングする際に、レジスト膜パタ−ンの重なりが不
十分なところでもマスク合わせズレによってストレ−ジ
ノ−ドを露出させてエッチングしてしまうことがない。
従って、製造歩留まりも素子の信頼性も向上する。
【0046】このように、低電圧動作が可能となるプレ
−ト電極をビット線方向に分割した構造を提供すること
ができ、しかも素子の高集積化に大きく寄与することが
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明第1の実施例における半導体装置の製造
工程断面図
【図2】本発明第1の実施例における半導体装置の製造
工程断面図
【図3】本発明第1の実施例における半導体装置の製造
工程断面図
【図4】本発明第1の実施例における半導体装置の製造
工程断面図
【図5】本発明第1の実施例における半導体装置の製造
工程断面図
【図6】本発明第1の実施例における半導体装置の製造
工程断面図
【図7】本発明第1の実施例における半導体装置の製造
工程断面図
【図8】本発明第1の実施例における半導体装置の製造
工程断面図
【図9】本発明第1〜第3の実施例における半導体装置
の平面図
【図10】本発明第1〜第3の実施例における半導体装
置の平面図
【図11】本発明第2の実施例における半導体装置の製
造工程断面図
【図12】本発明第2の実施例における半導体装置の製
造工程断面図
【図13】本発明第2の実施例における半導体装置の製
造工程断面図
【図14】本発明第2の実施例における半導体装置の製
造工程断面図
【図15】本発明第3の実施例における半導体装置の製
造工程断面図
【図16】本発明第3の実施例における半導体装置の製
造工程断面図
【図17】本発明第3の実施例における半導体装置の製
造工程断面図
【図18】本発明における半導体装置の平面図
【図19】本発明における半導体装置の平面図
【図20】本発明第5の実施例における半導体装置の製
造工程断面図
【図21】本発明第5の実施例における半導体装置の製
造工程断面図
【図22】本発明第5の実施例における半導体装置の製
造工程断面図
【図23】本発明第5の実施例における半導体装置の製
造工程断面図
【図24】従来の半導体装置の平面図
【図25】従来の半導体装置の製造工程断面図
【符号の説明】
1 P型シリコン基板 2 N型拡散層 4 BPSG膜(層間絶縁膜) 6 リンド−プ多結晶Si膜(第1の半導体膜パタ−
ン) 8,57 ONO(Si34 膜/SiO2 )膜(誘電
体膜) 10 リンド−プ多結晶Si膜(第2の半導体膜) 11 SiO2 膜(第1の薄膜) 12 Si34 膜(酸化防止膜) 13,59 レジスト膜パタ−ン 14 レジスト膜 15 SOG膜 16 SiO2 膜(酸化膜) 17 CVD−SiO2 膜(酸化膜) 18 レジスト膜パタ−ン 19 SiO2 膜(第2の薄膜) 22 トランジスタ活性領域 24 ワ−ド線(ゲ−ト配線) 26,54 ビット線 28 コンタクトホ−ル(ビット線対拡散層) 30 コンタクトホ−ル(ストレ−ジノ−ド対拡散層) 32,56 ストレ−ジノ−ド(リンド−プ多結晶Si
膜) 34,58 プレ−ト電極(リンド−プ多結晶Si膜)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 H01L 21/316 X S 27/04 21/822 H01L 27/04 C

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】第1の半導体膜からなるストレ−ジノ−
    ド、前記ストレ−ジノ−ド上に形成された誘電体膜、及
    び第2の半導体膜からなるプレート電極を有する電荷蓄
    積部を有する半導体装置の製造方法であって、前記第2
    の半導体膜形成後に酸化防止膜を全面に形成する工程
    と、前記第1の半導体膜からなる複数のストレ−ジノ−
    ドの配列の内の同一のビット線に接続されるストレ−ジ
    ノ−ドが一直線上に並び、かつそのビット線方向の間隔
    は前記第2の半導体膜の膜厚の2倍より狭く前記第2の
    半導体膜を形成した際に前記第2の半導体膜で埋まるよ
    うに設定され、前記ビット線と直行する間隔は前記第2
    の半導体膜の膜厚の2倍より広く設定されており、この
    ストレ−ジノ−ドの配列のビット線と直行する間隔にレ
    ジスト膜を形成する工程と、前記レジスト膜をマスクに
    して前記酸化防止膜をエッチングして酸化防止膜パタ−
    ンを形成する工程と、前記レジスト膜を除去し、前記酸
    化防止膜パタ−ンをマスクにして前記第2の半導体膜表
    面を選択的に酸化して酸化膜を形成する工程と、前記酸
    化防止膜パタ−ンを除去する工程と、前記酸化膜をマス
    クにして前記第2の半導体膜をエッチングし前記第1の
    半導体膜パタ−ンを覆う第2の半導体膜パタ−ンを形成
    する工程とを有する半導体装置の製造方法。
  2. 【請求項2】第1の半導体膜パタ−ンの間隔にレジスト
    膜を形成する工程において、全面にレジスト膜を形成し
    平坦化した後、前記第1の半導体膜パタ−ン上の前記第
    2の半導体膜表面領域が露出するまでレジスト膜をエッ
    チングして形成することを特徴とする請求項1記載の半
    導体装置の製造方法。
  3. 【請求項3】第1の半導体膜からなるストレ−ジノ−
    ド、前記ストレ−ジノ−ド上に形成された誘電体膜、及
    び第2の半導体膜からなるプレート電極を有する電荷蓄
    積部を有する半導体装置の製造方法であって、前記第2
    の半導体膜形成後に酸化防止膜を全面に形成する工程
    と、前記第1の半導体膜からなる複数のストレ−ジノ−
    ドの配列の内の同一のビット線に接続されるストレ−ジ
    ノ−ドが一直線上に並び、かつそのビット線方向の間隔
    は前記第2の半導体膜の膜厚の2倍より狭く前記第2の
    半導体膜を形成した際に前記第2の半導体膜で埋まるよ
    うに設定され、前記ビット線と直行する間隔は前記第2
    の半導体膜の膜厚の2倍より広く設定されており、この
    ストレ−ジノ−ドの配列のビット線と直行する間隔に第
    1の酸化膜を形成する工程と、前記第1の酸化膜をマス
    クにして前記酸化防止膜をエッチングして酸化防止膜パ
    タ−ンを形成する工程と、前記第1の酸化膜を除去する
    工程と、前記酸化防止膜パタ−ンをマスクにして前記第
    2の半導体膜表面を選択的に酸化して第2の酸化膜を形
    成する工程と、前記酸化防止膜パタ−ンを除去する工程
    と、前記第2の酸化膜をマスクにして前記第2の半導体
    膜をエッチングし前記第1の半導体膜パタ−ンを覆う第
    2の半導体膜パタ−ンを形成する工程とを有する半導体
    装置の製造方法。
  4. 【請求項4】第1の半導体膜パタ−ンの間隔に第1の酸
    化膜を形成する工程において、全面にSOG膜を塗布し
    て第1の半導体膜パタ−ンの間隔に流し込んだ後熱処理
    によって硬化し、次に前記第1の半導体膜パタ−ン上の
    前記第2の半導体膜表面領域が露出するまでSOG膜を
    エッチングして形成することを特徴とする請求項3記載
    の半導体装置の製造方法。
  5. 【請求項5】第1の半導体膜からなるストレ−ジノ−
    ド、前記ストレ−ジノ−ド上に形成された誘電体膜、及
    び第2の半導体膜からなるプレート電極を有する電荷蓄
    積部を有する半導体装置の製造方法であって、前記第1
    の半導体膜からなる複数のストレ−ジノ−ドの配列の
    内、同一のビット線に接続されるストレ−ジノ−ドが一
    直線上に並び、かつそのビット線方向の間隔は第2の半
    導体膜の膜厚の2倍より狭くて第2の半導体膜を形成し
    た際に第2の半導体膜で埋まるように設定され、前記ビ
    ット線と直行する間隔は第2の半導体膜の膜厚の2倍よ
    り広く設定されており、前記第2の半導体膜形成後前記
    ストレ−ジノ−ドの配列により形成されたビット線に直
    行する方向の凹凸の凸部上に形成される膜厚が凹部内に
    形成される膜厚の2倍以上になるように酸化膜を形成す
    る工程と、前記酸化膜をエッチングして前記凸部上の前
    記酸化膜を残し、かつ前記凹部内の酸化膜を除去して酸
    化膜パタ−ンを形成する工程と、前記酸化膜パタ−ンを
    マスクにして前記第2の半導体膜をエッチングし前記第
    1の半導体膜パタ−ンを覆う第2の半導体膜パタ−ンを
    形成する工程とを有する半導体装置の製造方法。
  6. 【請求項6】第1の半導体膜パタ−ン列の端において、
    第2の半導体膜パタ−ンを形成するエッチング工程の前
    にレジスト膜パタ−ンを形成し、前記レジスト膜パタ−
    ンをマスクにして第2の半導体膜をエッチングして第2
    の半導体膜パタ−ンを形成し、前記第2の半導体膜パタ
    −ン上の層間絶縁膜にコンタクト孔を形成し、第2の半
    導体膜パタ−ンを上層の配線と接続することを特徴とす
    る請求項1〜5いずれかに記載の半導体装置の製造方
    法。
  7. 【請求項7】第1の半導体膜からなるストレ−ジノ−
    ド、前記ストレ−ジノ−ド上に形成された誘電体膜、及
    び第2の半導体膜からなるプレート電極を有する電荷蓄
    積部を有する半導体装置の製造方法であって、前記第2
    の半導体膜形成後第1の薄膜を全面に形成する工程と、
    前記第1の半導体膜からなる複数のストレ−ジノ−ドの
    配列のビット線方向の一列ないし二列を覆うようにレジ
    スト膜パタ−ンを形成する工程と、前記レジスト膜パタ
    −ンをマスクにして前記薄膜をエッチングしレジスト膜
    パタ−ンを除去する工程と、前記レジスト膜パタ−ンの
    最小間隔の半分以下の膜厚の第2の薄膜を形成する工程
    と、前記第2の薄膜をエッチングし前記第1の薄膜の側
    壁に第2の薄膜を残す工程と、前記第1及び第2の薄膜
    をマスクにして前記第2の半導体膜をエッチングし前記
    第1の半導体膜パタ−ンを覆う第2の半導体膜パタ−ン
    を形成する工程とを有する半導体装置の製造方法。
  8. 【請求項8】スイッチングトランジスタを介して第1の
    ビット線に接続され対を成す第2のビット線上に折れ曲
    がった鍵型形状を有する第1のストレ−ジノ−ドと、ス
    イッチングトランジスタを介して第2のビット線に接続
    され前記ストレ−ジノ−ドと同じ形状でビット線に対し
    て逆向きで前記第1のストレ−ジノ−ドと向かい合った
    第2のストレ−ジノ−ドと、前記第1及び第2のストレ
    −ジノ−ド上に形成された誘電体膜と、一組のビット線
    対にスイッチングトランジスタを介して接続された2列
    のストレ−ジノ−ドを覆うように形成されたプレ−ト電
    極を備え、プレ−ト電極間の間隔にストレ−ジノ−ドの
    最小間隔以上の部分があることを特徴とする半導体装
    置。
  9. 【請求項9】プレ−ト電極間の間隔がフォトリソグラフ
    ィ−の解像限界以下と以上の2種類の値を有し、前記2
    種類の値の間隔が交互にくり返されることを特徴とする
    請求項8記載の半導体装置。
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