JPH0820366A - スペアタイヤカバー支持構造 - Google Patents
スペアタイヤカバー支持構造Info
- Publication number
- JPH0820366A JPH0820366A JP15775994A JP15775994A JPH0820366A JP H0820366 A JPH0820366 A JP H0820366A JP 15775994 A JP15775994 A JP 15775994A JP 15775994 A JP15775994 A JP 15775994A JP H0820366 A JPH0820366 A JP H0820366A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- spare tire
- tire cover
- clip
- vehicle body
- support structure
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Body Structure For Vehicles (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 車体製造コストの低減を図ることができ、し
かも、その組付け作業性の向上を図ることができるスペ
アタイヤカバーの支持構造を提供することを目的とす
る。 【構成】 スペアタイヤをスペアタイヤカバー１８で覆
うとともに、該スペアタイヤカバーを車体側に係止させ
るようにしたスペアタイヤカバー支持構造において、車
体メンバー１０内に配設されたハーネス１１を該車体メ
ンバーに固定するクリップ１２を利用し、該クリップの
先端に係止部１３を延設し、該クリップを適宜位置に固
定した際に、該クリップの係止部１３にスペアタイヤカ
バー１８の孔１９を掛ける構成としている。
かも、その組付け作業性の向上を図ることができるスペ
アタイヤカバーの支持構造を提供することを目的とす
る。 【構成】 スペアタイヤをスペアタイヤカバー１８で覆
うとともに、該スペアタイヤカバーを車体側に係止させ
るようにしたスペアタイヤカバー支持構造において、車
体メンバー１０内に配設されたハーネス１１を該車体メ
ンバーに固定するクリップ１２を利用し、該クリップの
先端に係止部１３を延設し、該クリップを適宜位置に固
定した際に、該クリップの係止部１３にスペアタイヤカ
バー１８の孔１９を掛ける構成としている。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、スペアタイヤカバー支
持構造に関する。
持構造に関する。
【０００２】
【従来の技術】図６および図７は、従来のスペアタイヤ
カバー支持構造を示すものである。図６に示した支持構
造では、スペアタイヤ１を覆うスペアタイヤカバー２の
中央に固定用ブラケット３を設け、該ブラケットを車体
フロア側のブラケット４にスペアタイヤ１とともにネジ
５を用いて固定するようにしている。また、図７に示し
た支持構造では、車体テールエンドメンバー６側にクリ
ップ７を嵌着固定し、該クリップの突起７ａにスペアタ
イヤカバー２の孔２ａを掛けるようにしている。
カバー支持構造を示すものである。図６に示した支持構
造では、スペアタイヤ１を覆うスペアタイヤカバー２の
中央に固定用ブラケット３を設け、該ブラケットを車体
フロア側のブラケット４にスペアタイヤ１とともにネジ
５を用いて固定するようにしている。また、図７に示し
た支持構造では、車体テールエンドメンバー６側にクリ
ップ７を嵌着固定し、該クリップの突起７ａにスペアタ
イヤカバー２の孔２ａを掛けるようにしている。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記した両
方のスペアタイヤカバー支持構造では、いずれも別部品
であるブラケット３またはクリップ７を必要としている
ので、部品点数が多くなり、車体製造コストを上昇させ
てしまう不具合があった。また、上記従来の構造では、
別部品のブラケット３またはクリップ７の取付けが煩雑
となり、その組付け作業性を低下させていた。
方のスペアタイヤカバー支持構造では、いずれも別部品
であるブラケット３またはクリップ７を必要としている
ので、部品点数が多くなり、車体製造コストを上昇させ
てしまう不具合があった。また、上記従来の構造では、
別部品のブラケット３またはクリップ７の取付けが煩雑
となり、その組付け作業性を低下させていた。
【０００４】本発明は、上記実情に鑑みてなされたもの
で、車体製造コストの低減を図ることができ、しかも、
その組付け作業性の向上を図ることができるスペアタイ
ヤカバーの支持構造を提供することを目的とする。
で、車体製造コストの低減を図ることができ、しかも、
その組付け作業性の向上を図ることができるスペアタイ
ヤカバーの支持構造を提供することを目的とする。
【０００５】
【課題を解決するための手段】本発明では、上記目的を
達成するために、スペアタイヤをスペアタイヤカバーで
覆うとともに、該スペアタイヤカバーを車体側に係止さ
せるようにしたスペアタイヤカバー支持構造において、
車体メンバー内に配設されたハーネスを該車体メンバー
に固定するクリップを利用し、該クリップの先端に係止
部を延設し、該クリップを適宜位置に固定した際に、該
クリップの係止部に上記スペアタイヤカバーの孔を掛け
る構成としている。
達成するために、スペアタイヤをスペアタイヤカバーで
覆うとともに、該スペアタイヤカバーを車体側に係止さ
せるようにしたスペアタイヤカバー支持構造において、
車体メンバー内に配設されたハーネスを該車体メンバー
に固定するクリップを利用し、該クリップの先端に係止
部を延設し、該クリップを適宜位置に固定した際に、該
クリップの係止部に上記スペアタイヤカバーの孔を掛け
る構成としている。
【０００６】
【実施例】以下、本発明に係るスペアタイヤカバー支持
構造の一実施例を添付図面を参照しながら詳細に説明す
る。図１〜図５は、本発明に係るスペアタイヤカバー支
持構造の一実施例を示すものである。本実施例における
スペアタイヤカバー支持構造では、車体テールエンドメ
ンバー１０内に配設されたハーネス１１を該車体メンバ
ーに固定するクリップ１２を利用している。クリップ１
２は、その先端に係止部１３を延設したものであり、そ
の基部がハーネス１１に接続固定されている。クリップ
１２は、係止部１３と、該係止部の下方に形成された突
起部１４，１４との間に溝部１５，１５を有している。
本実施例では、従来のクリップ用孔１６に替えて、車体
テールエンドメンバー１０に形成された水平段部１０ａ
に孔１７を形成している。他方、スペアタイヤカバー１
８の所定位置には、孔１９が穿設されている。
構造の一実施例を添付図面を参照しながら詳細に説明す
る。図１〜図５は、本発明に係るスペアタイヤカバー支
持構造の一実施例を示すものである。本実施例における
スペアタイヤカバー支持構造では、車体テールエンドメ
ンバー１０内に配設されたハーネス１１を該車体メンバ
ーに固定するクリップ１２を利用している。クリップ１
２は、その先端に係止部１３を延設したものであり、そ
の基部がハーネス１１に接続固定されている。クリップ
１２は、係止部１３と、該係止部の下方に形成された突
起部１４，１４との間に溝部１５，１５を有している。
本実施例では、従来のクリップ用孔１６に替えて、車体
テールエンドメンバー１０に形成された水平段部１０ａ
に孔１７を形成している。他方、スペアタイヤカバー１
８の所定位置には、孔１９が穿設されている。
【０００７】本実施例では、クリップ１２を車体側の孔
１７に嵌着固定すると、該クリップの係止部１３が上方
へ突出する。このとき、クリップ１２の溝部１５，１５
内に、車体テールエンドメンバー１０の係合される。ス
ペアタイヤ（図示せず）をスペアタイヤ収容凹部２０に
収容させた後、クリップ１２の係止部１３にスペアタイ
ヤカバー１８の孔１９を掛ける。これにより、スペアタ
イヤカバー１８は、車体側に固定されるとともに、スペ
アタイヤ２０を覆う。なお、本実施例では、クリップ用
孔１７を車体テールエンドメンバー１０に形成するよう
にしたが、本発明はこれに限らず、リヤフロア等の車体
フロアに形成するようにしても勿論良い。
１７に嵌着固定すると、該クリップの係止部１３が上方
へ突出する。このとき、クリップ１２の溝部１５，１５
内に、車体テールエンドメンバー１０の係合される。ス
ペアタイヤ（図示せず）をスペアタイヤ収容凹部２０に
収容させた後、クリップ１２の係止部１３にスペアタイ
ヤカバー１８の孔１９を掛ける。これにより、スペアタ
イヤカバー１８は、車体側に固定されるとともに、スペ
アタイヤ２０を覆う。なお、本実施例では、クリップ用
孔１７を車体テールエンドメンバー１０に形成するよう
にしたが、本発明はこれに限らず、リヤフロア等の車体
フロアに形成するようにしても勿論良い。
【０００８】
【発明の効果】以上説明したように、本発明に係るスペ
アタイヤカバー支持構造によれば、スペアタイヤをスペ
アタイヤカバーで覆うとともに、該スペアタイヤカバー
を車体側に係止させるようにしたスペアタイヤカバー支
持構造において、車体メンバー内に配設されたハーネス
を該車体メンバーに固定するクリップを利用し、該クリ
ップの先端に係止部を延設し、該クリップを適宜位置に
固定した際に、該クリップの係止部に上記スペアタイヤ
カバーの孔を掛ける構成としているので、次のような効
果を得ることができる。すなわち、本発明では、上記車
体メンバー内に配設されたハーネスを該車体メンバーに
固定するクリップを利用し、該クリップの固定によっ
て、上記ハーネスを固定するとともに、スペアタイヤカ
バーの固定のための係止部を設けることができるので、
別部品のスペアタイヤカバー固定用のクリップは不要に
なる。このため、部品点数を削減することができ、した
がって、車体製造コストの低減を図ることができ、しか
も、その組付け作業性の向上を図ることができる。
アタイヤカバー支持構造によれば、スペアタイヤをスペ
アタイヤカバーで覆うとともに、該スペアタイヤカバー
を車体側に係止させるようにしたスペアタイヤカバー支
持構造において、車体メンバー内に配設されたハーネス
を該車体メンバーに固定するクリップを利用し、該クリ
ップの先端に係止部を延設し、該クリップを適宜位置に
固定した際に、該クリップの係止部に上記スペアタイヤ
カバーの孔を掛ける構成としているので、次のような効
果を得ることができる。すなわち、本発明では、上記車
体メンバー内に配設されたハーネスを該車体メンバーに
固定するクリップを利用し、該クリップの固定によっ
て、上記ハーネスを固定するとともに、スペアタイヤカ
バーの固定のための係止部を設けることができるので、
別部品のスペアタイヤカバー固定用のクリップは不要に
なる。このため、部品点数を削減することができ、した
がって、車体製造コストの低減を図ることができ、しか
も、その組付け作業性の向上を図ることができる。
【図１】本発明が適用される車両の後部を示す概念斜視
図である。
図である。
【図２】本発明に係るスペアタイヤカバー支持構造の一
実施例の要部を示すもので、特に図１において矢印で示
す部分を示す斜視図である。
実施例の要部を示すもので、特に図１において矢印で示
す部分を示す斜視図である。
【図３】本発明に係るスペアタイヤカバー支持構造の一
実施例の要部を示す分解斜視図である。
実施例の要部を示す分解斜視図である。
【図４】図２におけるＡ−Ａ線断面図である。
【図５】本発明に係るスペアタイヤカバー支持構造の要
部を示す断面図である。
部を示す断面図である。
【図６】従来のスペアタイヤカバー支持構造の一例を示
す斜視図である。
す斜視図である。
【図７】従来のスペアタイヤカバー支持構造の他の例を
示す断面図である。
示す断面図である。
１０ 車体メンバー １１ ハーネス １２ クリップ １３ 係止部 １７ 孔 １８ スペアタイヤカバー １９ 孔
Claims (1)
- 【請求項１】 スペアタイヤをスペアタイヤカバーで覆
うとともに、該スペアタイヤカバーを車体側に係止させ
るようにしたスペアタイヤカバー支持構造において、車
体メンバー内に配設されたハーネスを該車体メンバーに
固定するクリップを利用し、該クリップの先端に係止部
を延設し、該クリップを適宜位置に固定した際に、該ク
リップの係止部に上記スペアタイヤカバーの孔を掛ける
ようにしたことを特徴とするスペアタイヤカバー支持構
造。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP15775994A JPH0820366A (ja) | 1994-07-11 | 1994-07-11 | スペアタイヤカバー支持構造 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP15775994A JPH0820366A (ja) | 1994-07-11 | 1994-07-11 | スペアタイヤカバー支持構造 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0820366A true JPH0820366A (ja) | 1996-01-23 |
Family
ID=15656713
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP15775994A Pending JPH0820366A (ja) | 1994-07-11 | 1994-07-11 | スペアタイヤカバー支持構造 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0820366A (ja) |
-
1994
- 1994-07-11 JP JP15775994A patent/JPH0820366A/ja active Pending
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