JPH08203046A - 摺動接点装置および摺動接点装置を備える回転磁気ヘッド装置 - Google Patents

摺動接点装置および摺動接点装置を備える回転磁気ヘッド装置

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JPH08203046A
JPH08203046A JP5330595A JP5330595A JPH08203046A JP H08203046 A JPH08203046 A JP H08203046A JP 5330595 A JP5330595 A JP 5330595A JP 5330595 A JP5330595 A JP 5330595A JP H08203046 A JPH08203046 A JP H08203046A
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Inventor
Hiroyuki Yasukochi
裕之 安河内
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Sony Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】回転導電部材とブラシ状導電部材を安定して接
触させることができ、長寿命化が図れると共に、信号を
安定して送ることができる摺動接点装置を提供するこ
と。 【構成】回転体10と共に回転する回転導電部材22
と、回転導電部材22と接触するブラシ状導電部材24
を備える摺動接点装置であり、ブラシ状導電部材24の
回転導電部材22に接触する部分が、着磁されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、摺動接点装置および摺
動接点装置を備える回転磁気ヘッド装置に関し、特に安
定した電気的な接触が得られる摺動接点装置および摺動
接点装置を備える回転磁気ヘッド装置に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】たとえばVTRの回転磁気ヘッド装置
は、回転ドラムと固定ドラムを備えている。回転ドラム
は、磁気ヘッドを備えていて、固定ドラムに対して回転
可能になっている。回転ドラムは摺動接点装置の回転導
電部材と共に一体に回転するようになっている。この回
転導電部材に対しては、ブラシ状の導電部材が接触して
いる。これにより、ブラシ状導電部材の端点に電圧が印
加されて、ブラシ状導電部材からリング状の回転導電部
材に伝えられて、回転ドラムのたとえばヘッドアンプの
ような対象物に対して電源が供給されるようになってい
る。
【0003】この種の回転磁気ヘッド装置に用いられる
摺動接点装置は、伝達される信号にノイズがないこと
と、長寿命であることが要求されている。近年回転磁気
ヘッド装置は高速回転化が進み、摺動接点装置に要求さ
れる性能も益々厳しくなってきている。図11は、この
リング状の回転導電部材1とブラシ状導電部材2の接触
状態を示す平面図である。回転導電部材1は、矢印R方
向に沿って、回転ドラムと共に回転するようになってい
る。ブラシ状導電部材2の一端は、回転導電部材1に対
して強い接触力により接触している。ブラシ状導電部材
2の他端は、絶縁物でできた支柱3に取り付けられてい
る。図11の従来の摺動接点装置では、ブラシ状導電部
材2が、撓み量Lだけ撓むようにして、強い接触力で回
転導電部材1の外周面の溝に接触している。これはブラ
シ状導電部材2の一端と回転導電部材1のおいて安定し
た電気的な接触状態を得るためであり、ブラシ状導電部
材2のバネ定数が高くかつブラシ状導電部材2をある程
度撓ませて強い接触圧を発揮できるようになっている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところが、従来の摺動
接点装置では、回転導電部材1とブラシ状導電部材2の
摩耗が速く、次のような問題がある。 (1)回転導電部材1とブラシ状導電部材2の材質とし
て、Au,Ag,Pt等の貴金属を用いているために、
コストが高くなる。 (2)ブラシ状導電部材2と回転導電部材1の肉厚が厚
くなり、コストが高くなる。 (3)ブラシ状導電部材の撓み量Lを小さくして、低接
触圧にしようとすると、回転導電部材1の振れにより、
ブラシ状導電部材2と回転導電部材1の接触が断続的に
なり、ジャンピングノイズが発生してしまう。このジャ
ンピングノイズは、たとえばVTRの再生画像において
白玉ノイズとなる。以上の説明から、従来の摺動接点装
置ではコスト高であり、しかも信号伝達の信頼性が低い
という問題がある。
【0005】そこで本発明は上記課題を解消するために
なされたものであり、回転導電部材とブラシ状導電部材
を安定して接触させることができ、長寿命化が図れると
共に、信号を安定して送ることができる摺動接点装置お
よびその摺動接点装置を備える回転磁気ヘッド装置を提
供することを目的としている。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的は、請求項1に
記載の発明にあっては、回転体と共に回転する回転導電
部材と、前記回転導電部材と接触するブラシ状導電部材
を備える摺動接点装置において、前記ブラシ状導電部材
の前記回転導電部材に接触する部分が、着磁されている
摺動接点装置により、達成される。請求項2に記載の発
明では、回転体と共に回転する回転導電部材と、前記回
転導電部材と接触するブラシ状導電部材を備える摺動接
点装置において、前記ブラシ状導電部材を固定している
固定部と、前記固定部に設定されて前記回転導電部材と
ブラシ状導電部材間に磁気的な接触圧を発生させるため
の磁石と、を備える。請求項3に記載の発明では、好ま
しくは前記ブラシ状導電部材の材質は、前記回転導電部
材の材質よりも硬い。請求項4に記載の発明では、固定
ドラムと、磁気ヘッドを備えて前記固定ドラムに対して
回転可能な回転ドラムと、前記回転ドラムと共に回転す
る回転導電部材と、前記回転導電部材と接触するブラシ
状導電部材を備え、前記ブラシ状導電部材の前記回転導
電部材に接触する部分が、着磁されている摺動接点装置
と、を備える摺動接点装置を備える回転磁気ヘッド装置
により、達成される。請求項5に記載の発明では、好ま
しくは前記摺動接点装置は、前記回転ドラムに設けられ
ている対象物に電源を供給する。請求項6に記載の発明
では、好ましくは前記摺動接点装置は、前記回転ドラム
の前記磁気ヘッドとの信号の伝達に用いられる。
【0007】請求項7に記載の発明の摺動接点装置で
は、好ましくは前記ブラシ状導電部材は、前記回転導電
部材に対して前記回転導電部材の一方側から接触してい
る。請求項8に記載の発明の摺動接点装置では、好まし
くは前記ブラシ状導電部材は、前記回転導電部材に対し
て前記回転導電部材の一方側と他方側から接触してい
る。請求項9に記載の発明の摺動接点装置では、好まし
くは前記ブラシ状導電部材は、前記回転導電部材の回転
軸に関して並べて配置されていて、隣り合う前記ブラシ
状導電部材は、逆方向に着磁されている。請求項10に
記載の発明の回転磁気ヘッド装置では、好ましくは前記
ブラシ状導電部材は、前記回転導電部材に対して前記回
転導電部材の一方側から接触している。請求項11に記
載の発明の回転磁気ヘッド装置では、好ましくは前記ブ
ラシ状導電部材は、前記回転導電部材に対して前記回転
導電部材の一方側と他方側から接触している。請求項1
2に記載の発明の回転磁気ヘッド装置では、好ましくは
前記ブラシ状導電部材は、前記回転導電部材の回転軸に
関して並べて配置されていて、隣り合う前記ブラシ状導
電部材は、逆方向に着磁されている。
【0008】
【作用】上記構成によれば、請求項1に記載の発明にあ
っては、ブラシ状導電部材の回転導電部材に接触する部
分が着磁されているので、ブラシ状導電部材が回転導電
部材と接触する際に磁気的に接触圧を得ることができる
ので、ブラシ状導電部材のバネ定数が低く、かつブラシ
状導電部材のたわみにより接触圧を小さくしても、低接
触圧と安定した電気的接触状態を実現できる。接触圧が
小さいので、ブラシ状導電部材と回転導電部材の寿命が
長くなる。請求項2に記載の発明では、固定部に設定さ
れて前記回転導電部材とブラシ状導電部材間に磁気的な
接触圧を発生させるための磁石を備えているので、ブラ
シ状導電部材が回転導電部材と接触する際に磁気的に接
触圧を得ることができるので、ブラシ状導電部材のバネ
定数が低く、かつブラシ状導電部材のたわみにより接触
圧を小さくしても、低接触圧と安定した電気的接触状態
を実現できる。接触圧が小さいので、ブラシ状導電部材
と回転導電部材の寿命が長くなる。請求項3に記載の発
明では、好ましくはブラシ状導電部材の材質が回転導電
部材の材質よりも硬いと、回転導電部材がブラシ状導電
部材よりも先に磨耗することから、ブラシ状導電部材の
破断を避けることができる。請求項4に記載の発明で
は、ブラシ状導電部材の回転導電部材に接触する部分が
着磁されているので、回転ドラムと共に回転導電部材を
回転してブラシ状導電部材が回転導電部材と接触する際
に磁気的に接触圧を得ることができる。これにより、ブ
ラシ状導電部材のバネ定数が低く、かつブラシ状導電部
材のたわみにより接触圧を小さくしても、低接触圧と安
定した電気的接触状態を実現できる。接触圧が小さいの
で、ブラシ状導電部材と回転導電部材の寿命が長くな
る。請求項5に記載の発明では、好ましくはブラシ状導
電部材が回転導電部材と接触する際に磁気的に接触圧を
得て、回転ドラムに設けられている対象物に電源を確実
に供給できる。請求項6に記載の発明では、好ましくは
ブラシ状導電部材が回転導電部材と接触する際に磁気的
に接触圧を得て、回転ドラムの磁気ヘッドとの信号の伝
達できる。
【0009】請求項7に記載の発明の摺動接点装置で
は、好ましくはブラシ状導電部材は、一方側から回転導
電部材に対して磁気的に接触圧を得る。請求項8に記載
の発明の摺動接点装置では、好ましくはブラシ状導電部
材は、一方側と他方側から回転導電部材に対して磁気的
な接触圧を得る。請求項9に記載の発明の摺動接点装置
では、好ましくは隣り合うブラシ状導電部材は、回転導
電部材に対して磁気的な接触圧を得る。請求項10に記
載の発明の回転磁気ヘッド装置では、好ましくはブラシ
状導電部材は、一方側から回転導電部材に対して磁気的
に接触圧を得る。請求項11に記載の発明の回転磁気ヘ
ッド装置では、好ましくはブラシ状導電部材は、一方側
と他方側から回転導電部材に対して磁気的な接触圧を得
る。請求項12に記載の発明の回転磁気ヘッド装置で
は、好ましくは隣り合うブラシ状導電部材は、回転導電
部材に対して磁気的な接触圧を得る。
【0010】
【実施例】以下、本発明の好適な実施例を添付図面に基
づいて詳細に説明する。なお、以下に述べる実施例は、
本発明の好適な具体例であるから、技術的に好ましい種
々の限定が付されているが、本発明の範囲は、以下の説
明において特に本発明を限定する旨の記載がない限り、
これらの態様に限られるものではない。図1は本発明の
摺動接点装置を備える回転磁気ヘッド装置の好ましい実
施例を示している。図1の回転磁気ヘッド装置は、磁気
テープを所定方向に沿ってたとえばヘリカルスキャンで
送りながら回転ドラム10の回転により、磁気ヘッド1
1が磁気テープに対して信号の記録をしたり、および/
または磁気テープの信号の再生を行うようになってい
る。回転磁気ヘッド装置はドラムまたはドラムシリンダ
ともいう。図1において、回転磁気ヘッド装置は、たと
えば記録再生型のVTR(ビデオテープレコーダ)装置
用のヘッド装置であり、回転ドラム10と固定ドラム1
2を備えている。回転ドラム10は上ドラムであり、固
定ドラム12は下ドラムである。
【0011】図1の回転磁気ヘッド装置は、回転ドラム
10に対してドラム軸14の上端部が固定されているタ
イプのものであり、一般に上ドラム回転型と呼ばれてい
る。図1の回転ドラム10に対しては、記録用や再生用
の磁気ヘッド11がネジ止めで固定されている。この磁
気ヘッド11は、形式に応じて1または複数個回転ドラ
ム10に対して設定されている。回転ドラム10には、
ロータリトランス16のロータコア17が固定されてい
る。これに対して固定ドラム12は、外周面に磁気テー
プを案内するためのリードが形成されている。回転ドラ
ム10の円筒部18にはロータリトランス16のステー
タコア19が固定されている。円筒部18には2つのベ
アリング20,20が設けられており、これらベアリン
グ20,20は、ドラム軸14を回転可能に支持してい
る。
【0012】このドラム軸14は、モータにより回転可
能になっている。これにより回転ドラム10は固定ドラ
ム12に対してドラム軸14を中心として回転可能であ
る。ロータリトランス16は、上述したロータコア17
とステータコア19により構成されている。ロータリト
ランス16は、非接触で、磁気ヘッド11とビデオ系の
信号のやり取りを行うものである。たとえばVTRテー
プに対し信号を記録する場合には、ロータリトランス1
6は磁気ヘッド11に対して記録信号を非接触で伝達
し、再生時にはロータリトランス16は磁気ヘッド11
から得られた信号を非接触で外部に伝達するようになっ
ている。
【0013】摺動接点装置20は、ドラム軸14の上端
側に配置されている。摺動接点装置20は、図1の例で
は4本のブラシ状導電部材24を備える4チャンネルタ
イプのものである。摺動接点装置20は、回転導電部材
としてのスリップリング22、4本のブラシ状導電部材
24、固定部26、ダンパー28およびカバー30等を
有している。スリップリング22は、溝32を有してい
る。この溝32は4本のブラシ状導電部材24に対応し
ていて、スリップリング22の全周に亘って形成されて
いる。4本のブラシ状導電部材24は、その一端側が図
2に示すようにスリップリング22の溝32に接触して
いる。ブラシ状導電部材24の他端は、支柱ともいう固
定部26に固定されている。固定部26は絶縁物で作ら
れている。
【0014】フレキシブルプリント基板40が、固定部
26を介して各ブラシ24に対して電気的に接続されて
いる。このフレキシブルプリント基板40は、外部の制
御部50に接続されている。ダンパー28は、制振材と
もいい、4本のブラシ状導電部材24の途中に設けられ
ている。このダンパー28は、ブラシ状導電部材24が
スリップリング22に対して所定の位置で接触するよう
にし、かつ防振および制振機能を発揮するように設けら
れている。
【0015】図2に示すように、各ブラシ状導電部材2
4のブラシ端24aは、スリップリング22の溝32に
対してほぼ撓みが生じることなく接触している。スリッ
プリング22は、矢印R方向に回転体である回転ドラム
10と共に回転するようになっている。ブラシ状導電部
材24の1つとスリップリング22および固定部26は
図3に示している。スリップリング22は棒状に概略的
に示している。ブラシ状導電部材24は、図示をしやす
くするために比較的幅広に描かれている。図3と図5の
ブラシ状導電部材24は、領域A1と領域A2を有して
いる。この領域A1,A2は、ブラシ状導電部材24の
長手方向矢印Xに関して2つに区分けされた領域であ
る。
【0016】領域A1は、たとえばN極が着磁されてお
り、領域A2にはS極が着磁されている。あるいは逆に
領域A1にはS極が着磁され、領域A2にはN極が着磁
されている。従ってたとえば図3の例においては、ブラ
シ状導電部材24の接触端24aがN極であり、固定部
26側がS極である。図3の実施例では、ブラシ状導電
部材24は保磁力の優れた材料(高保磁力の材料)、た
とえばPt−Feなどで作ることができ、スリップリン
グ22の材料としては、透磁率の優れた材料(高透磁率
材料)、たとえばパーマロイなどを採用することができ
る。しかもブラシ状導電部材24の形状は、その接触面
積を増やしてかつ低いバネ定数を得るために、比較的薄
肉構造にすることが望ましい。
【0017】上述したように、ブラシ状導電部材24
は、予め図3に示すような着磁が行われている。またブ
ラシ状導電部材24は必要に応じて金メッキ等の表面処
理がされていても良い。ブラシ状導電部材24は、たと
えば金または金の合金(たとえば金の含有率が60%以
上)を採用することができる。このように、ブラシ状導
電部材24の回転導電部材22に少なくとも接触する部
分が着磁されていることにより、ブラシ状導電部材24
とスリップリング22を図2と図3に示すように、ブラ
シ状導電部材24がほとんど撓まないようにして組立て
て両者を磁気的な吸引力で電気的に接触させる。このよ
うにして組立てると、ブラシ状導電部材24とスリップ
リング22の接触力は、そのほとんどが磁気的な力によ
り発揮することができる。
【0018】図4はそのブラシ状導電部材24と回転導
電部材22間において、ブラシ状導電部材24の撓み量
(mm)とばねによる接触力(mN)の関係の一例を範
囲bで示している。図4の範囲bで示す部分では、ブラ
シ状導電部材の撓みが僅かであり、従ってばねによる接
触力も非常に小さいものとなっている。これに対して、
図4の範囲aで示す従来の例では、ブラシの撓み量は本
発明の範囲Bに比べて数倍大きく、しかもばねによる接
触力は数十倍大きくなっている。ブラシ状導電部材24
のばね定数は、好ましくは0ないし1×10N/mの範
囲であることが好ましい。回転導電部材22が回転して
いる時のブラシ状導電部材24と回転導電部材22の力
は、ブラシ状導電部材24と回転導電部材22の接触が
絶たれる時の力よりも低いという特徴を持っている。こ
のような原理によってブラシ状導電部材24と回転導電
部材22は低い接触力で接し、磁気力により安定した接
触が実現できる。
【0019】また、ブラシ状導電部材24とスリップリ
ング22の取り付けのバラツキにより、ブラシ状導電部
材24の撓み量が変わったとしても、ブラシ状導電部材
24のばね定数が低いために、両者の磁気的電気的な接
触状態は影響を受けることがない。ブラシ状導電部材2
4とスリップリング22の間の機械的な接触力を低くす
るために、ブラシとスリップリングの摩擦が少なくな
り、必然的にブラシ状導電部材24の厚さを薄くするこ
とができる。従って、接触による摩耗は、主にスリップ
リング22側で進行するように、ブラシ状導電部材24
とスリップリング22のそれぞれの材質を選択すると良
い。たとえば、ブラシ状導電部材24の材質は、スリッ
プリング22の材質よりも硬い材質を選ぶことにより、
つまり、スリップリング22の材質をブラシ状導電部材
24の材質より摩耗しやすい材質を選択することによ
り、摩耗によりブラシ状導電部材24が先に破断するこ
とを防止することが可能である。ブラシ状導電部材24
は、たとえば金、白金、銀、パラジウム、銅、亜鉛等の
合金から作られている。またスリップリング22は、た
とえば金、ニッケル、銀等の合金により作られている。
図1の実施例では、制御部50からフレキシブルプリン
ト基板40を介してブラシ状導電部材24に電源が供給
されると、スリップリング22を介して回転ドラム10
のアンプ等を有する回路基板に電源が与えられる。
【0020】別の実施例 図6は、ブラシ状導電部材の別の実施例を示している。
図6のブラシ状導電部材124では、N極に着磁された
領域A11とS極が着磁された領域A12が、ブラシ状
導電部材124の長手方向に沿って分割されている。領
域A11にS極を着磁し、領域A12にN極を着磁する
ことも可能である。
【0021】図7は、図2に対応して描かれている図で
ある。スリップリング22の溝は、ブラシ状導電部材2
24のブラシ端224aに接している。ブラシ状導電部
材224の他端は、固定部226に固定されている。固
定部226には、磁石300が設けられている。この磁
石300は、N極の領域B1とS極の領域B2を有して
いる。このように磁石300を固定部226に対して設
けて、しかも絶縁板280を磁石300とブラシ状導電
部材224の他端の間に設けている。この場合には、ブ
ラシ状導電部材224は、スリップリング22と共に透
磁率の高い材質で作られている。このことにより、ブラ
シ状導電部材の材質に保磁力の大きいものを使う必要が
なくなり、材質の選択の幅が広がる。磁石300の磁力
がブラシ状導電部材224に与えられて、リング状導電
部材22とブラシ状導電部材224に磁気的な接触圧が
発生する。
【0022】図8は、図1に対応して示されている本発
明の回転磁気ヘッド装置の別の実施例を示している。図
8の回転磁気ヘッド装置は、図1の回転磁気ヘッド装置
におけるロータリトランス16が設けられていない。そ
のロータリトランスを設ける代わりに、摺動接点装置2
0が、図1のロータリトランス16の役割をも果たして
いる。図8の他の構成要素は、図1の実施例の構成要素
と同じであり、同じ箇所には同じ符号を記してその説明
を省略する。
【0023】従来は、ビデオ系の信号の伝達には低ノイ
ズが要求されるために、摺動接点装置は利用されなかっ
た。しかし、本発明の摺動接点装置の実施例では、伝え
ることができる信号のノイズが十分に小さいので、本発
明の摺動接点装置の実施例をビデオ系の信号の伝達に使
用することができる。
【0024】しかし、図8の実施例では、好ましくはビ
デオ系の信号の伝達の他に電源の供給にも摺動接点装置
を用いている。すなわち、ブラシ状導電部材24に制御
部50から電圧が印加されると、ブラシ状導電部材2
4、スリップリング22を介して回転ドラム10のヘッ
ドアンプに電源が供給される。
【0025】この電源の供給と共に、必要に応じてVT
Rテープに対して磁気ヘッド11により信号を記録する
場合には、制御部50は、ブラシ状導電部材24に対し
て記録信号を供給する。これにより、ブラシ状導電部材
24、スリップリング22および図示しない配線系を介
して磁気ヘッド11によりVTRテープに対して信号を
供給することができる。またVTRに記録されている信
号を再生する場合には、磁気ヘッド11を介して、摺動
接点装置20のスリップリング、ブラシ状導電部材24
およびフレキシブルプリント基板40を介して外部の制
御部50に対して与えることができるようになってい
る。
【0026】本発明の実施例のように、磁気的な吸引力
を用いて、ブラシ状導電部材とスリップリング間の接触
を機械的な撓み力をそれほど用いずに確実に行うことが
でき、信号のノイズを充分に小さくすることができる。
従って図8の実施例で示すように、ビデオ系の信号の伝
達にも摺動接点装置20を用いることができる。これに
よって図1に用いられているロータリトランスの使用を
省略することができコストダウンが図れると共に構造の
簡略化が図れる。
【0027】次に、図9と図10を参照して本発明の摺
動接点装置のさらに別の実施例を説明する。まず図9の
実施例は、図3の実施例を比較して明らかなように、2
つのブラシ状導電部材24とスリップリング22および
固定部26,26を有している。1つのブラシ状導電部
材24のブラシ端24aが、スリップリング22の溝に
対してスリップリング22の一方端側から、そしてもう
1つのブラシ状導電部材24のブラシ端24aが、スリ
ップリング22の溝に対してスリップリング22の他方
端側からほぼ撓みが生じることなく接触している。スリ
ップリング22は、図1の回転ドラム10と共に矢印方
向に回転するようになっている。各ブラシ状導電部材2
4は、領域A1と領域A2を有している。この領域A
1,A2は、ブラシ状導電部材24の長手方向矢印Xに
関して2つに区分けされた領域である。
【0028】各ブラシ状導電部材24の領域A1は、た
とえばN極が着磁されており、各ブラシ状導電部材24
の領域A2にはS極が着磁されている。たとえば図9の
例においては、一方のブラシ状導電部材24の接触端2
4aがN極であり、固定部26側がS極である。これに
対して、他方のブラシ状導電部材24の接触端24aが
S極であり、固定部26側がN極である。図9の実施例
では、ブラシ状導電部材24は保磁力の優れた材料(高
保磁力の材料)、たとえばPt−Feなどで作ることが
でき、スリップリング22の材料としては、透磁率の優
れた材料(高透磁率材料)、たとえばパーマロイなどを
採用することができる。しかもブラシ状導電部材24の
形状は、その接触面積を増やしてかつ低いばね定数を得
るために、比較的薄肉構造にすることが望ましい。
【0029】ブラシ状導電部材24は必要に応じて金メ
ッキ等の表面処理がされていても良い。ブラシ状導電部
材24は、たとえば金または金の合金(たとえば金の含
有率が60%以上)を採用することができる。ブラシ状
導電部材24のスリップリング22に少なくとも接触す
る部分が着磁されていて、しかも一方のブラシ状導電部
材24がスリップリング22の一方側から接触し、他方
のブラシ状導電部材24がスリップリング22の他方側
から接触するようになっている。ブラシ状導電部材24
は、スリップリング22の両側から接触するようになっ
ているので、磁気回路を形成する。従って、ブラシ状導
電部材24とスリップリング22は低い接触圧でありな
がら、ブラシ状導電部材24のスリップリング22の引
き剥がし力(ブラシ状導電部材24のスリップリング2
2の接触が断たれる力)が高い安定した接触状態を実現
できる。
【0030】次に、図10の摺動接点装置の実施例は、
4つのブラシ状導電部材24とスリップリング22およ
び固定部326を有している。2つのブラシ状導電部材
24のブラシ端24aが、スリップリング22の溝に対
してスリップリング22の一方端側から、そして残りの
2つのブラシ状導電部材24のブラシ端24aが、スリ
ップリング22の溝に対してスリップリング22の他方
端側からほぼ撓みが生じることなく接触している。スリ
ップリング22は、図1の回転ドラム10と共に矢印方
向に回転するようになっている。各ブラシ状導電部材2
4は、領域A1と領域A2を有している。この領域A
1,A2は、ブラシ状導電部材24の長手方向矢印Xに
関して2つに区分けされた領域である。
【0031】各ブラシ状導電部材24の領域A1は、た
とえばN極が着磁されており、各ブラシ状導電部材24
の領域A2にはS極が着磁されている。たとえば図10
の例においては、2つのブラシ状導電部材24の接触端
24aがN極であり、固定部326側がS極である。こ
れに対して、残りの2つのブラシ状導電部材24の接触
端24aがS極であり、固定部326側がN極である。
一方側の2つのブラシ状導電部材24は、スリップリン
グ22の軸方向に関して並べて配置されていて、相互に
逆の極性配置になっている。他方側の2つのブラシ状導
電部材24も、スリップリング22の軸方向に関して並
べて配置されていて、相互に逆の極性配置になってい
る。絶縁体98が、各ブラシ状導電部材24と固定部3
26の間に配置されている。固定部326は、ブラシ支
柱であり、好ましくは透磁性の高い材料、例えばパーマ
ロイで作られている。スリップリング22は固定部32
6に対して、ベアリング89を介して回転可能に保持さ
れている。図10の実施例では、ブラシ状導電部材24
は保磁力の優れた材料(高保磁力の材料)、たとえばP
t−Feなどで作ることができ、スリップリング22の
材料としては、透磁率の優れた材料(高透磁率材料)、
たとえばパーマロイなどを採用することができる。しか
もブラシ状導電部材24の形状は、その接触面積を増や
してかつ低いばね定数を得るために、比較的薄肉構造に
することが望ましい。
【0032】図9と図10の各ブラシ状導電部材24
は、必要に応じて金メッキ等の表面処理がされていても
良い。ブラシ状導電部材24は、たとえば金または金の
合金(たとえば金の含有率が60%以上)を採用するこ
とができる。
【0033】ブラシ状導電部材24のスリップリング2
2に少なくとも接触する部分が着磁されていて、しかも
一方のブラシ状導電部材24がスリップリング22の一
方側から接触し、他方のブラシ状導電部材24がスリッ
プリング22の他方側から接触するようになっている。
つまりブラシ状導電部材24がスリップリング22の両
側から接触するようになっているので、磁気回路を形成
する。従って、ブラシ状導電部材24のスリップリング
22は低い接触圧でありながら、ブラシ状導電部材24
のスリップリング22の引き剥がし力(ブラシ状導電部
材24のスリップリング22の接触が断たれる力)が高
い安定した接触状態を実現できる。また、ブラシ導電部
材24とスリップリング22の取り付けのばらつきによ
り、ブラシ導電部材24の撓み量が所定の撓み量と異な
っても、ブラシ導電部材24のばね定数が低いために殆
ど影響を受けない。また、スリップリング22の接触力
が低くて済むために、ブラシ導電部材24とスリップリ
ング22の摩耗が少なくなるが、必然的にブラシ導電部
材24の厚さが薄くなるので、摩耗は主としてスリップ
リング22で進行するようにブラシ導電部材24とスリ
ップリング22の材質を選択するのが好ましい。
【0034】ブラシ状導電部材24とスリップリング2
2は、既に説明した実施例のようにしてブラシ状導電部
材24がほとんど撓まないようにして組立てて両者を磁
気的な吸引力で電気的に接触させる。このようにして組
立てると、ブラシ状導電部材24とスリップリング22
の接触力は、ブラシ状導電部材24の撓みにより接触力
を小さくして、かつ磁気的に接触圧を得ることにより、
低接触圧で安定した接触状態を実現することができる。
【0035】以上説明した実施例では、摺動接点装置に
おいて低接触圧の磁気的吸引力により安定した電気的な
接触が得られ、ノイズの少ない伝送が行え、長寿命化が
図れる。ブラシ状導電部材のばね定数が低くなれば、部
品取り付けによる接触圧のバラツキや磨耗が進行したと
きの接触圧の減少が抑えられる。比較的薄肉厚のブラシ
状導電部材を使用することができるので、材料費のコス
トダウンが図れる。ブラシ状導電部材とリング状導電部
材との接触を磁気的に得るので、低接触圧と安定した接
触の両立ができ、音響ノイズを低く抑えることができ
る。摺動接点装置をビデオ系の信号の伝達に使用する
と、ロータリトランスで伝送していた場合に比べて、大
幅なコストダウンが図れ、ビデオ系の特性が向上する。
【0036】ところで本発明は上記実施例に限定されな
い。上述した実施例では摺動接点装置において、4本の
ブラシ状導電部材を用いているが、これに限らずたとえ
ば他に8本のブラシ状導電部材を用いて8チャンネル対
応の摺動接点装置を構成することも勿論可能である。ま
たブラシ状導電部材は図3,図5,図6のような形状に
限らず他の形状にすることも勿論可能である。また上述
した実施例ではたとえばVTR装置用の回転磁気ヘッド
装置に対して設けられた摺動接点装置について説明して
いる。しかしこれに限らず、モータ等に電源を供給する
ための摺動接点装置に対しても本発明は適用することが
できる。
【0037】図1と図8の実施例では、回転ドラムと固
定ドラムを有するいわゆる2層型の回転ドラムを説明し
ているが、これに限らず上ドラムと下ドラムおよび中ド
ラムを有する回転磁気ヘッド装置に対しても本発明を適
用することができる。この場合に、中ドラムは回転ドラ
ムに相当し上ドラムと下ドラムは固定ドラムに相当す
る。
【0038】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、回
転導電部材とブラシ状導電部材を安定して接触させるこ
とができ、長寿命化が図れると共に、信号を安定して送
ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の摺動接点装置を備える回転磁気ヘッド
装置の好ましい実施例を示す断面図。
【図2】図1の摺動接点装置におけるブラシ状導電部材
とスリップリングの接触状態を示す平面図。
【図3】図2のブラシ状導電部材とスリップリングの磁
気的な接触状態を示す斜視図。
【図4】本発明におけるブラシ状導電部材の撓みと接触
力の関係、および従来の摺動接点装置におけるブラシ状
導電部材の撓みとバネによる接触力の関係を示す図。
【図5】図3のブラシ状導電部材を示す斜視図。
【図6】本発明のブラシ状導電部材の他の実施例を示す
斜視図。
【図7】本発明の摺動接点装置の別の実施例を示す平面
図。
【図8】本発明の摺動接点装置を備える別の回転磁気ヘ
ッド装置を示す断面図。
【図9】本発明の摺動接点装置のさらに別の実施例を示
す斜視図。
【図10】本発明の摺動接点装置のさらに別の実施例を
示す斜視図。
【図11】従来の摺動接点装置におけるブラシ状導電部
材とスリップリングの接触状態を示す平面図。
【符号の説明】
10 回転ドラム 11 磁気ヘッド 12 固定ドラム 16 ロータリトランス 20 摺動接点装置 22 スリップリング(回転導電部材) 24 ブラシ状導電部材(ブラシ) 300磁石

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 回転体と共に回転する回転導電部材と、
    前記回転導電部材と接触するブラシ状導電部材を備える
    摺動接点装置において、 前記ブラシ状導電部材の前記回転導電部材に接触する部
    分が、着磁されていることを特徴とする摺動接点装置。
  2. 【請求項2】 回転体と共に回転する回転導電部材と、
    前記回転導電部材と接触するブラシ状導電部材を備える
    摺動接点装置において、 前記ブラシ状導電部材を固定している固定部と、 前記固定部に設定されて前記回転導電部材とブラシ状導
    電部材間に磁気的な接触圧を発生させるための磁石と、
    を備えることを特徴とする摺動接点装置。
  3. 【請求項3】 前記ブラシ状導電部材の材質は、前記回
    転導電部材の材質よりも硬い請求項1または請求項2に
    記載の摺動接点装置。
  4. 【請求項4】 固定ドラムと、 磁気ヘッドを備えて前記固定ドラムに対して回転可能な
    回転ドラムと、 前記回転ドラムと共に回転する回転導電部材と、前記回
    転導電部材と接触するブラシ状導電部材を備え、前記ブ
    ラシ状導電部材の前記回転導電部材に接触する部分が、
    着磁されている摺動接点装置と、を備えることを特徴と
    する摺動接点装置を備える回転磁気ヘッド装置。
  5. 【請求項5】 前記摺動接点装置は、前記回転ドラムに
    設けられている対象物に電源を供給する請求項4に記載
    の摺動接点装置を備える回転磁気ヘッド装置。
  6. 【請求項6】 前記摺動接点装置は、前記回転ドラムの
    前記磁気ヘッドとの信号の伝達に用いられる請求項4に
    記載の摺動接点装置を備える回転磁気ヘッド装置。
  7. 【請求項7】 前記ブラシ状導電部材は、前記回転導電
    部材に対して前記回転導電部材の一方側から接触してい
    る請求項1に記載の摺動接点装置。
  8. 【請求項8】 前記ブラシ状導電部材は、前記回転導電
    部材に対して前記回転導電部材の一方側と他方側から接
    触している請求項1に記載の摺動接点装置。
  9. 【請求項9】 前記ブラシ状導電部材は、前記回転導電
    部材の回転軸に関して並べて配置されていて、隣り合う
    前記ブラシ状導電部材は、逆方向に着磁されている請求
    項8に記載の摺動接点装置。
  10. 【請求項10】 前記ブラシ状導電部材は、前記回転導
    電部材に対して前記回転導電部材の一方側から接触して
    いる請求項4に記載の摺動接点装置を備える回転磁気ヘ
    ッド装置。
  11. 【請求項11】 前記ブラシ状導電部材は、前記回転導
    電部材に対して前記回転導電部材の一方側と他方側から
    接触している請求項4に記載の摺動接点装置を備える回
    転磁気ヘッド装置。
  12. 【請求項12】 前記ブラシ状導電部材は、前記回転導
    電部材の回転軸に関して並べて配置されていて、隣り合
    う前記ブラシ状導電部材は、逆方向に着磁されている請
    求項11に記載の摺動接点装置を備える回転磁気ヘッド
    装置。
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JP31592194 1994-11-25
JP6-315921 1994-11-25
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