JPH08202778A - 汎用帳票作成システム - Google Patents

汎用帳票作成システム

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JPH08202778A
JPH08202778A JP7009392A JP939295A JPH08202778A JP H08202778 A JPH08202778 A JP H08202778A JP 7009392 A JP7009392 A JP 7009392A JP 939295 A JP939295 A JP 939295A JP H08202778 A JPH08202778 A JP H08202778A
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JP
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data table
cell
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JP7009392A
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Kenji Ando
謙治 安藤
Hayatsuki Nakamura
早月 中村
Yoshinari Watanabe
嘉也 渡辺
Masahiro Sakashita
正洋 坂下
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Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】利用者が容易にできる汎用帳票作成システムの
提供。 【構成】項目と属性を格納したデータベース項目定義フ
ァイル1110を基に、利用者が帳票の内容をデータテ
ーブルとして定義し、データテーブルのセル単位で管理
する帳票内容定義装置1010と、利用者が帳票内容の
データ以外の日付などの付加情報を定義する付加情報定
義ファイル1060を作成し、データテーブルと付加情
報定義ファイルの各データのセルで定義された帳票形式
からフォームシートを作成する帳票形式定義装置102
0と、帳票内容定義装置の情報ファイルのデータを参照
し、データベース検索とデータ加工を行い、データテー
ブルと帳票形式定義装置で作成されたフォームシートを
結合させて汎用帳票を作成する定義実行装置1090
と、帳票内容定義装置の情報ファイルの格納データを参
照し、帳票の仕様書を作成する帳票仕様書作成装置10
80とを備える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、汎用帳票を作成するシ
ステムに適用して有効な技術に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来の技術としては、「日経データプロ
・ソフト」1992.8のNS3−150−753の右
114〜NS3−150−754の図2に紹介されてい
る表計算ソフトがある。それによると、外部データベー
スのデータを検索し、抽出した結果を直接ワークシート
に取り込める。
【0003】そして、そのデータの検索は、利用者がデ
ータベースのテーブル名、抽出するフィールド名及び抽
出条件文を指定してデータの抽出することによって行わ
れる。
【0004】また、その抽出したデータに対して加工を
行う場合は、利用者が加工手続きをデータ抽出後に一つ
ずつ実行していくか、または、その手続きを予め記憶し
ておくか、または、加工方法を定義したワークシートを
作成しておくことによって行われる。これによって、帳
票を作成していた。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明者は、上記従来
技術を検討した結果、以下の問題点を見いだした。
【0006】上記の従来技術において、利用者が帳票に
記載するデータを格納しているワークシートを作成する
には、帳票に記載するデータを得るために必要なデータ
とその取得先を考えてデータベースを検索することが前
提となっていた。
【0007】このため、上記の知識を持たない利用者に
おいては、容易に汎用帳票を作成できず、また、作成者
以外の利用者も帳票の内容を容易に理解できないという
問題点があった。
【0008】また、検索と加工手続きの作業は、利用者
が実際の帳票のイメージを想定して行うため、実際にイ
メージ通りの帳票が作成できているのか、作業時点では
分からないという問題点があった。
【0009】さらに、検索結果を加工するためには、利
用者による加工手順の検討が必要であり、また、帳票の
作成者以外の利用者が帳票の一部を修正する場合、帳票
の内容、例えば、データの取得先等を確認する検索およ
び加工の手続きを把握していなければならければ、修正
部分を明確にすることが困難になるという問題点があっ
た。
【0010】本発明は、以上のような問題点を解決する
ためになされたものであり、その第1の目的は、利用者
が容易に汎用帳票を作成でき、作成者以外の利用者も帳
票の内容を容易に理解できる汎用帳票作成システムを提
供することである。
【0011】本発明の第二の目的は、利用者がイメージ
通りに帳票を作成、修正を行える汎用帳票作成システム
を提供することである。
【0012】本発明の第三の目的は、帳票作成および修
正中でも帳票に記載するデータまたはデータの取得先を
明確に認識できる汎用帳票作成システムを提供すること
である。
【0013】本発明の前記ならびにその他の目的と新規
な特徴は、本明細書の記述及び添付図面によって明らか
になるであろう。
【0014】
【課題を解決するための手段】本願において開示される
発明のうち、代表的なものの概要を簡単に説明すれば、
下記のとおりである。
【0015】第一の手段:データベースの項目とその属
性を格納したデータベース項目定義ファイルの格納デー
タを基に、利用者が帳票の内容をデータテーブルとして
定義し、その定義された帳票内容のデータをそのデータ
テーブルのセル単位で管理する情報ファイルを作成する
帳票内容定義装置と、利用者が前記データテーブルに管
理されている帳票内容のデータ以外の日付などの付加情
報を定義する付加情報定義ファイルを作成し、前記デー
タテーブルと付加情報定義ファイルに格納された各デー
タのセルを貼り付けて定義された帳票形式からフォーム
シートを作成する帳票形式定義装置と、前記帳票内容定
義装置で作成された情報ファイルの格納データを参照
し、データベース検索およびデータ加工を行い、帳票に
記載するデータテーブルを作成し、そのデータテーブル
と前記帳票形式定義装置で作成されたフォームシートを
結合させて汎用帳票を作成する定義実行装置と、前記帳
票内容定義装置で作成された情報ファイルの格納データ
を参照し、帳票の仕様書を作成する帳票仕様書作成装置
とを備える。
【0016】第二の手段:前記帳票内容定義装置に、利
用者によって指定された行および列数から帳票イメージ
通りのデータテーブルの枠の作成及び編集を行うテーブ
ルサイズ定義手段と、前記データテーブルの一つのセル
または複数のセルに対して、データベースの項目と条
件、またはデータテーブル内の表計算を画面上で支援し
て定義するセル情報定義手段とを備える。
【0017】第三の手段:前記帳票内容定義装置に、前
記データテーブルの各々のセルをデータ取得先別に色分
けし、利用者によって定義されたデータベースの項目お
よび条件などのセルに定義された内容を表示するセル情
報表示手段を備える。
【0018】
【作用】上述した第一の手段によれば、帳票内容定義情
報が利用者が帳票に記載するデータをデータテーブルの
一つのセルまたは複数のセルに定義した情報に基づき情
報ファイル、及び帳票形式定義装置が利用者が定義した
データテーブル以外の日付などの付加情報に基づき付加
情報定義ファイルを作成し、そのデータテーブルと付加
情報定義ファイルを参照しながらフォームシートにセル
を貼り付け感覚で定義した情報に基づいてフォームシー
トを作成し、定義実行装置が、帳票作成途中でも帳票の
定義を実行でき、仕様書作成装置がデータテーブルの定
義情報に基づき、帳票の仕様書を作成することにより、
利用者は帳票作成の検索および加工の手続きを意識せず
に、帳票イメージを視覚的にとらえながら帳票を作成で
きるので、利用者が容易に汎用帳票を作成でき、作成者
以外の利用者も帳票の内容を容易に理解できる汎用帳票
作成システムを提供することが可能となる。
【0019】上述した第二の手段によれば、帳票内容定
義装置のセル情報定義装置が、帳票に記載するデータの
データテーブルの情報をセル毎に管理し、複数のセル及
び一つのセルの修正にも対応し、利用者は、セルに定義
する内容は、データベース名やフィールド名を意識せず
に定義でき、また、テーブルサイズ定義装置が、データ
テーブルの行および列数の変更を行うことにより、利用
者は作成、または修正する帳票のイメージを確認しなが
ら帳票の作成、または修正の作業を行うことができるの
で、利用者がイメージ通りに帳票を作成、修正を行える
汎用帳票作成システムを提供することが可能となる。
【0020】上述した第三の手段によれば、帳票内容定
義装置のセル情報表示装置が情報ファイルの格納データ
に基づき、帳票に記載するデータテーブルのそれぞれの
セルのデータ取得先別にセルを色分けすることにより、
データテーブルのデータの取得先を利用者が明確に認識
でき、かつ、データテーブルの定義内容が利用者が求め
るときにすぐに確認できるので、帳票作成および修正中
でも帳票に記載するデータまたはデータの取得先を明確
に認識できる汎用帳票作成システムを提供することが可
能となる。
【0021】以下、本発明について、実施例とともに説
明する。
【0022】なお、実施例を説明するための全図におい
て、同一機能を有するものは同一符号を付け、その繰り
返しの説明は省略する。
【0023】
【実施例】図1は、本発明の一実施例である汎用帳票作
成システムを説明するためのブロック図である。
【0024】図1において、1000は本実施例の汎用
帳票システムであり、帳票内容定義装置1010と、帳
票形式定義装置1020と、定義実行装置1090と、
帳票仕様書作成装置1080と、データテーブル格納装
置1100とから構成される。
【0025】帳票内容定義装置1010は、利用者が指
定した行および列数に基づき、帳票に記載するデータを
定義したデータテーブルの枠の作成、及び既存のデータ
テーブルの行および列数の変更を行うテーブルサイズ定
義手段1011と、データベースの項目とその属性を格
納したデータベース項目定義ファイル1110の格納デ
ータを参照し、利用者が一つのセルまたは複数のセルに
定義した内容に基づき、セル情報定義ファイル103
0、取得データ定義ファイル1040、および条件定義
ファイル1050を作成するセル情報定義手段1012
と、データテーブルの各々のセルをデータ取得先別を色
分けして表示したり、各々のセルの定義内容を表示した
りするセル情報表示手段1013とから構成される。
【0026】ここでデータベース項目定義ファイル11
10に格納されているデータは、図2に示すように、デ
ータベースの項目名F2−0、フィールド名F2−1、
属性F2−2、長さF2−3、キー項目F2−4、及び
コードテーブル名F2−5などデータベースの項目に関
するものである。
【0027】セル定義情報定義ファイル1030に格納
されるデータは、図3に示すように、行番号F3−0、
列番号F3−1、データ計算式F3−2、文字列データ
F3−3、データ区分F3−4であり、それらは、デー
タテーブルの各々のセル毎にデータの取得先を示すデー
タ区分とそれに応じたデータの内容から構成され、セル
の行番号および列番号の順に格納されるようになってい
る。
【0028】取得データ定義ファイル1040に格納さ
れるデータは、図4に示すように、データ要素F4−
0、データベース名F4−1、フィールド名F4−2、
抽出条件F4−3〜F4−(n+2)であり、セル情報
定義ファイル1030に格納されているデータ計算式の
各データ要素に関するデータの取得情報で構成されてい
る。
【0029】条件定義ファイル1050に格納されるデ
ータは、図5に示すように、条件要素F5−0、データ
ベース名F5−1、フィールド名F5−2、条件F5−
3、値F5−4であり、取得データ定義ファイル104
0に格納されている各データ要素の各抽出条件に関する
各条件の詳細で構成されている。
【0030】次に、帳票形式定義装置1020は、利用
者により定義されたデータテーブル以外の日付など付加
情報に基づき、付加情報定義ファイル1060を作成す
る付加情報定義手段1021と、利用者が用紙の選択、
印刷属性の定義、データテーブルを参照しながら、セル
のフォームシートへの貼り付け、文字列の入力、および
罫線の定義を行い、それらの情報に基づき、フォームシ
ートを作成し、フォームシート保管ファイル1070へ
格納するフォームシート編集手段1022とから構成さ
れる。
【0031】ここで、付加情報定義ファイル1060に
格納されるデータは、図6に示すように、日付や表題の
一部などデータテーブル以外の帳票によって可変な付加
情報F6−0〜F6−(n+1)で構成されている。
【0032】また、フォームシート保管ファイル107
0に格納されるデータは、図7に示すように、用紙属性
F7−0、頁印刷属性F7−1、データテーブル名F7
−2、罫線属性F7−3、アイテム名F7−4、アイテ
ム属性F7−5であり、フォームシートとフォームシー
ト上に貼り付けられたデータに関する情報で構成されて
いる。
【0033】帳票仕様書作成装置1080は、セル情報
定義ファイル1030に格納されているデータに基づき
帳票の仕様書を作成する。
【0034】定義実行装置1090は、セル情報定義フ
ァイル1030、取得データ定義ファイル1040、お
よび条件定義ファイル1050に格納されているデータ
に基づきデータベースを検索および加工し、セル毎にデ
ータを設定しデータテーブルを作成する。
【0035】そのデータテーブルと付加情報ファイルを
フォームシート保管ファイルに格納されている利用者が
定義したフォームシートを結合して汎用帳票を出力する
出力モード定義実行手段1091と、データテーブルと
表示用のフォームシートを結合してデターテーブルを表
示する表示モード定義実行手段1092とから構成され
る。
【0036】データテーブル格納装置1100は、定義
実行装置1090により作成されたデータテーブルを格
納するものである。
【0037】次に、上述した帳票内容定義装置101
0、帳票形式定義装置1020、及び定義実行装置10
90について詳細に説明する。
【0038】初めに、帳票内容定義装置1010につい
て説明する。
【0039】図8は、帳票内容定義装置1010内のテ
ーブルサイズ定義手段1011、セル情報定義手段10
12、およびセル情報表示手段1013の関係とそれぞ
れの内部構造を説明するためのブロック構成図である。
【0040】図8において、10111はデータテーブ
ル枠作成部であり、利用者により入力された行および列
数に基づいたデータテーブルの枠を作成する。
【0041】このデータテーブル枠作成部10111
は、行および列数の情報をセルデータ情報定義手段10
12のセルデータ定義部10121に渡し、セルデータ
情報定義手段1012は、渡された情報に基づきセル情
報定義ファイル1030を作成する。
【0042】そして、セル情報表示手段1013のセル
彩色部10131が、セル情報定義ファイル1030に
格納されているデータ区分F3−4に基づきデータテー
ブルの枠のセルを彩色する。
【0043】例えば、利用者からm行n列が入力された
とすると、m行n列のデータテーブル枠が作成され、図
3に示すようなセル情報定義ファイル1030のF3−
0とF3−1にm×n個のセルの行番号と列番号がセッ
トされる。
【0044】このとき、データ区分F3−4の初期値
は、利用者入力文字列データとすると、セル彩色部10
131が、利用者入力文字列データを示す色をセルに彩
色する。 また、テーブルサイズを変更する場合は、テ
ーブルサイズ変更部10112が、利用者による指定に
より、データテーブル枠のテーブルサイズを変更する。
【0045】その後、その変更情報をセルデータ定義部
10121に渡し、そのセルデータ情報定義部1012
1は、渡された情報に基づきセル情報定義ファイル10
30を変更する。
【0046】そして、セル彩色装部10131は、セル
情報定義ファイル1030に格納されているデータ区分
F3−4に基づきデターテーブルの枠のセルを彩色す
る。
【0047】例えば、利用者が2列と3列の間に1列追
加を指定した場合、テーブルサイズ変更装置10112
が、データテーブルの枠の2列と3列の間に1列追加す
る。そして、セルデータ定義部10121が、セル情報
定義ファイル1030を変更し、セル彩色装置1013
1が、セル情報定義ファイルに格納されているデータ区
分F3−4に基づきデータテーブルの枠のセルを彩色す
る。
【0048】次に、10122はデータ項目定義部であ
り、利用者がセルにデータベースの項目を定義し、それ
に基づきデータベース項目定義フアイル1110に格納
されているデータを参照し、取得データ定義ファイル1
040を作成し、セルデータ定義部10121は、取得
データ定義ファイル1040に格納されているデータに
基づきセル情報定義ファイル1030を変更する。
【0049】図9は、そのデータ項目定義部10122
の画面イメージを示すもので、定義内容表示2010と
定義内容選択候補部2020が設けられている。利用者
は、定義内容選択候補部2020のデータ項目の一覧や
演算子をGUI(グラフィカル・ユーザ・インタフェー
ス)の支援によるマウス選択によって、定義され、定義
内容表示部2010に表示される。
【0050】また、数値の入力においても、入力を確定
した時点で定義内容表示部2010に表示される。
【0051】そして、10123は条件定義部であり、
利用者が定義した項目の条件を定義し、それに基づき条
件定義ファイル1050を作成し、データ項目定義部1
0122は、条件定義ファイル1050に格納されてい
るデータに基づき取得データ定義ファイル1040を変
更する。
【0052】図10は、その条件定義部10123の画
面イメージを示すもので、定義内容表示部3010と定
義内容選択候補部3020が設けられてている。
【0053】利用者は、GUIによる支援により、定義
内容選択候補部3020のインデックスやインデックス
の内容や条件をマウスで選択することによって自動的に
定義され、定義内容表示部3010に表示される。
【0054】10132は定義内容表示部であり、セル
情報定義ファイル1030、取得データ定義ファイル1
040、および条件定義ファイル1050に格納されて
いるデータに基づき、利用者が指定したセルの定義内容
を表示する。
【0055】次に、帳票形式定義装置1020について
説明する。
【0056】図11は、帳票形式定義装置1020のブ
ロック構成図である。
【0057】図11において、上述した1021は付加
情報定義手段であり、利用者によって指定された付加情
報に基づき付加情報定義ファイル1060を作成する。
【0058】図12は、その付加情報定義手段1021
の画面イメージを示すものであり、付加情報項目定義部
5010と、付加情報の属性定義部5020が設けられ
ている。
【0059】図12に示すように、利用者は、マウスに
よりそれぞれを選択することによって付加情報を定義で
きる。この図12の例では、付加情報として日付を定義
し、その日付の表示形式を定義している。
【0060】続いて、1022は上述したフォームシー
ト編集手段であり、付加情報定義ファイル1060に格
納されているデータとデータテーブル4020を読み込
み、それぞれのデータを参照しながらフォームシートを
編集し、フォームシート保管ファイル1070に格納す
る。
【0061】フォームシート編集手段1022では、帳
票の用紙のサイズや方向を選択する用紙選択部1022
1、帳票を印刷する場合の頁印刷の属性を定義する印刷
属性定義部10222、帳票に文字を表示するための文
字列入力部10223、データテーブルのセルを貼り付
けるデータ貼り付け部10224、付加情報のデータを
貼り付ける付加情報貼り付け部10225、および罫線
を定義する罫線定義部10226からなる。
【0062】次に、定義実行装置1090について説明
する。
【0063】図13は出力モード定義実行手段1091
を説明するためのブロック構成図である。
【0064】図13において、出力モード定義実行手段
1091は、抽出条件作成部11911、項目別抽出条
件作成部10912、データ検索部10913、データ
加工部10914、帳票出力実行部10915からな
る。
【0065】抽出条件作成部10911は、条件定義フ
ァイル1050に格納されているデータに基づきデータ
ベースを検索し、データを抽出するための抽出条件を作
成する。
【0066】項目別抽出条件作成部10912は、上述
した抽出条件作成部で作成された抽出条件と取得データ
定義ファイル1040に格納されているデータに基づき
項目別の抽出条件を作成する。
【0067】データ検索部10913は、上述した項目
抽出条件作成部10912で作成された条件でデータベ
ースを検索し、抽出テーブル4010を作成する。
【0068】データ加工部10914は、セル情報定義
ファイル1030に格納されているデータに基づき抽出
テーブル4010のデータを加工し、データテーブル4
020を作成する。
【0069】帳票出力実行部10915は、データテー
ブル4020と付加情報ファイル1060に格納されて
いるデータと、フォームシート保管ファイル1070に
格納されているフォームシートを結合して帳票を作成
し、出力する。
【0070】次に、本実施例の汎用帳票作成システムに
おける帳票作成手順について説明する。
【0071】図14は、図1に示した本実施例の汎用帳
票作成システムにおける帳票作成手順を説明するための
フローチャートである。
【0072】本実施例の汎用帳票作成システムにおける
帳票作成手順は、まず、テーブルサイズ定義手段101
1により利用者によって定義された行および列数に基づ
きデータテーブルの枠を作成する(ステップS1)。
【0073】そして、セル情報定義手段1012により
データテーブルのセルに定義された情報に基づきセル情
報定義ファイル1030、取得データ定義ファイル10
40、および条件定義ファイル1050を作成する(ス
テップS2)。
【0074】その後、表示モード定義実行手段1092
によりセル情報定義ファイル1030、取得データ定義
ファイル1040、および条件定義ファイル1050に
格納されているデータに基づきデータテーブルを作成
し、表示用フォームシートと結合してデータテーブルを
表示する(ステップS3)。
【0075】その後、デターテーブルの内容が適当かを
判定し(ステップS4)、適当な場合は、データテーブ
ル格納装置1100によりデータテーブルをデータテー
ブル格納ファイルへ格納し(ステップS5)、適当でな
かった場合は、再度ステップS2からの処理を実行す
る。
【0076】次に、付加情報定義手段1021により、
利用者により定義された付加情報に基づき付加情報定義
ファイル1060を作成する(ステップS6)。
【0077】そして、フォームシート編集手段1022
により、フォームシートの編集を行い、フォームシート
保管ファイル1070へ格納する(ステップS7)。
【0078】その後、出力モード定義実行手段1091
によりセル情報定義ファイル1030、取得データ定義
ファイル1040、および条件定義ファイル1050に
格納されているデータに基づきデータテーブルを作成
し、付加情報定義ファイル1060の格納されているデ
ータとフォームシート保管ファイル1070に格納され
ているフォーシートを結合して汎用帳票を図15に示す
ように、出力する(ステップS8)。
【0079】次に、その帳票の仕様書を作成するかを判
定し(ステップS9)、作成する場合は、帳票仕様書作
成装置1080により、仕様書を作成し、図16に示す
ように、表示する。
【0080】したがって、上述したように、利用者は帳
票作成の検索および加工の手続きを意識せずに、帳票イ
メージを視覚的にとらえながら帳票を作成できるので、
利用者が容易に汎用帳票を作成でき、作成者以外の利用
者も帳票の内容を容易に理解できる汎用帳票作成システ
ムを提供することが可能となる。
【0081】また、帳票内容定義装置のセル情報定義装
置が、帳票に記載するデータのデータテーブルの情報を
セル毎に管理し、複数のセル及び一つのセルの修正にも
対応し、利用者は、セルに定義する内容は、データベー
ス名やフィールド名を意識せずに定義でき、また、テー
ブルサイズ定義装置が、データテーブルの行および列数
の変更を行うことにより、利用者は作成、または修正す
る帳票のイメージを確認しながら帳票の作成、または修
正の作業を行うことができるので、利用者がイメージ通
りに帳票を作成、修正を行える汎用帳票作成システムを
提供することが可能となる。
【0082】さらに、帳票内容定義装置のセル情報表示
装置が情報ファイルの格納データに基づき、帳票に記載
するデータテーブルのそれぞれのセルのデータ取得先別
にセルを色分けすることにより、データテーブルのデー
タの取得先を利用者が明確に認識でき、かつ、データテ
ーブルの定義内容が利用者が求めるときにすぐに確認で
きるので、帳票作成および修正中でも帳票に記載するデ
ータまたはデータの取得先を明確に認識できる汎用帳票
作成システムを提供することが可能となる。
【0083】以上、本発明者によってなされた発明を、
前記実施例に基づき具体的に説明したが、本発明は、前
記実施例に限定されるものではなく、その要旨を逸脱し
ない範囲において種々変更可能であることは勿論であ
る。
【0084】
【発明の効果】本願において開示される発明のうち代表
的なものによって得られる効果を簡単に説明すれば、下
記のとおりである。
【0085】利用者が容易に汎用帳票を作成でき、作成
者以外の利用者も帳票の内容を容易に理解できる汎用帳
票作成システムを提供できる。
【0086】また、利用者がイメージ通りに帳票を作
成、修正を行える汎用帳票作成システムを提供できる。
【0087】さらに、帳票作成および修正中でも帳票に
記載するデータまたはデータの取得先を明確に認識でき
る汎用帳票作成システムを提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例である汎用帳票作成システム
を説明するためのブロック図である。
【図2】本実施例のデータベース項目定義ファイルの構
成図である。
【図3】本実施例のセル情報定義ファイルの構成図であ
る。
【図4】本実施例の取得データ定義ファイルの構成図で
ある。
【図5】本実施例の条件定義ファイルの構成図である。
【図6】本実施例の付加情報定義ファイルの構成図であ
る。
【図7】本実施例のファームシート保管ファイルの構成
図である。
【図8】本実施例の帳票内容定義装置のブロック構成図
である。
【図9】本実施例の項目定義装置の画面イメージを示す
図である。
【図10】本実施例の条件定義装置の画面イメージを示
す図である。
【図11】本実施例の帳票形式定義装置のブロック構成
図である。
【図12】本実施例の付加情報定義装置の画面イメージ
を示す図である。
【図13】本実施例の出力モード定義実行装置のブロッ
ク構成図である。
【図14】本実施例の汎用帳票作成システムにおける帳
票作成手順を説明するためのフローチャートである。
【図15】本実施例の帳票仕様書の出力例である。
【図16】本実施例の帳票の出力例である。
【符号の説明】
1010…帳票内容定義装置、1011…テーブルサイ
ズ定義装置、1012…セル情報定義装置、1013…
セル情報表示装置、1020…帳票形式定義装置、10
21…付加情報定義装置、1022…フォームシート編
集装置、1030…セル情報定義ファイル、1040…
取得データ定義ファイル、1050…条件定義ファイ
ル、1060…付加情報定義ファイル、1070…フォ
ームシート保管ファイル、1080…帳票仕様書作成装
置、1090…定義実行装置、1091…出力モード定
義実行装置、1092…表示モード定義実行装置、11
00…データテーブル格納装置、1110…データベー
ス項目定義ファイル、10111…データテーブル枠作
成装置、10112…テーブルサイズ変更装置、101
21…セルデータ定義装置、10122…データ項目定
義装置、10123…条件定義装置、10131…セル
彩色装置、10132…定義内容表示装置、10221
…用紙選択装置、10222…印刷属性定義装置、10
223…文字列入力装置、10224…データ貼り付け
装置、10225…付加情報貼り付け装置、10226
…罫線定義装置、10911…抽出条件作成装置、10
912…項目別抽出条件作成装置、10913…デ−タ
検索装置、10914…データ加工装置、10915…
帳票出力実行装置、4010…抽出データテーブル、4
020…データテーブル。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 坂下 正洋 神奈川県川崎市幸区鹿島田890番地の12 株式会社日立製作所情報システム事業部内

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 データベースの項目とその属性を格納し
    たデータベース項目定義ファイルの格納データを基に、
    利用者が帳票の内容をデータテーブルとして定義し、そ
    の定義された帳票内容のデータをそのデータテーブルの
    セル単位で管理する情報ファイルを作成する帳票内容定
    義装置と、 利用者が前記データテーブルに管理されている帳票内容
    のデータ以外の日付などの付加情報を定義する付加情報
    定義ファイルを作成し、前記データテーブルと付加情報
    定義ファイルに格納された各データのセルを貼り付けて
    定義された帳票形式からフォームシートを作成する帳票
    形式定義装置と、 前記帳票内容定義装置で作成された情報ファイルの格納
    データを参照し、データベース検索およびデータ加工を
    行い、帳票に記載するデータテーブルを作成し、そのデ
    ータテーブルと前記帳票形式定義装置で作成されたフォ
    ームシートを結合させて汎用帳票を作成する定義実行装
    置と、 前記帳票内容定義装置で作成された情報ファイルの格納
    データを参照し、帳票の仕様書を作成する帳票仕様書作
    成装置とを備えたことを特徴とする汎用帳票作成システ
    ム。
  2. 【請求項2】 前記請求項1に記載の汎用帳票作成シス
    テムにおいて、 前記帳票内容定義装置は、利用者によって指定された行
    および列数から帳票イメージ通りのデータテーブルの枠
    の作成及び編集を行うテーブルサイズ定義手段と、 前記データテーブルの一つのセルまたは複数のセルに対
    して、データベースの項目と条件、またはデータテーブ
    ル内の表計算を画面上で支援して定義するセル情報定義
    手段とを備えることを特徴とする汎用帳票作成システ
    ム。
  3. 【請求項3】 前記請求項2に記載の汎用帳票作成シス
    テムにおいて、 前記帳票内容定義装置は、前記データテーブルの各々の
    セルをデータ取得先別に色分けし、利用者によって定義
    されたデータベースの項目および条件などのセルに定義
    された内容を表示するセル情報表示手段を備えることを
    特徴とする汎用帳票作成システム。
JP7009392A 1995-01-25 1995-01-25 汎用帳票作成システム Pending JPH08202778A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008004049A (ja) * 2006-06-26 2008-01-10 Seiko Epson Corp 特定業務管理システム、特定業務管理システムの制御方法及び特定業務管理プログラム
JP2010097538A (ja) * 2008-10-20 2010-04-30 Toppan Printing Co Ltd 出力物作成ソフトウェア
JP2014092896A (ja) * 2012-11-02 2014-05-19 Ntt Comware Corp 帳票作成装置およびその動作方法

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