JPS6385559A - 雑誌編集システム - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は、雑誌編集における金側を電子的に作成する
雑誌編集システムに関するものである。

〔従来の技術〕

従来、定期に発刊される各号の雑誌を作成するためには
、その雑誌を出版する出版社の編集長が雑誌のコンセプ
トをイメージして金側、すなわち折り２紙質に対するペ
ージ割りをベーパ上で作成している。

金側は通常１６ページを１単位として作成される。ただ
し、表紙ページ等は４ページを単位として作成される場
合もある。また、雑誌に使用される紙質にはその紙質に
合せた成形式があらかじめ決められて℃）る。例えばオ
フセット、グラビア。

活版に対して上質紙、グラビア紙、更紙等が対応付けら
れている。

〔発明が解決しようとする問題点〕

ところが、雑誌のうちでも中綴じタイプのもの、すなわ
ち週刊誌等においては、中間ページを境として左右ペー
ジが対象に綴じ込まれている。

このため、金側作成段階での用紙の割り振りに基づいて
作成したページ割りが用紙の境界を越えたり、境界ペー
ジよりも手前のページで記事の割り振りが終了してしま
うことがあり、これを解消するためには記事の割り振り
が用紙の境界に一致するように、その前後での記事の割
り振り操作を何度も行わなければならず、非常に煩雑な
操作を余儀なくされる等の問題点があった。

この発明は、上記の問題点を解消するためになされたも
ので、入力されるテーマ名称、ページ数、折り指定に基
づいて台割表を発生させ、用紙境界における記事のオー
バラップまたは記事の不足を表示させることにより、最
適な台割表作成をサポートできる雑誌編集システムを得
ることを目的とする。

〔問題点を解決するための手段〕

この発明に係る雑誌編集システムは、入力される白側情
報に基づいて表示器に台割表を描画する台割描画手段と
、この台割描画手段が表示器に描画した台割表上の台割
矛盾点を白側情報を参照しながら検索する検索手段と、
この検索手段が検索した矛盾点に対応する表示器に表示
された台割表上の矛盾位置を表示する矛盾点表示手段と
、この矛盾点表示手段が表示した矛盾位置を解消するた
めのサポート情報を表示器に表示する情報表示手段と、
この情報表示手段が表示器に表示したサポート情報に基
づいて入力される金側修正情報に応じて台割描画手段が
描画した台割表を修正する修正手段と、この修正手段に
より修正された修正台割表または台割描画手段により描
画された台割表を画像出力する画像出力手段とを設けた
ものである。

〔作用〕

この発明においては、入力される白側情報に基づいて台
割描画手段が表示器に台割表を描画すると、検索手段が
表示器に描画した台割表上の台割矛盾点を白側情報を参
照しながら検索し、この検索手段が検索した矛盾点に対
応する表示器に表示された台割表上の矛盾位置を矛盾点
表示手段が表示器に表示させる。ここで、情報表示手段
が矛盾点表示手段により表示された矛盾位置を解消する
だめのサポート情報を表示器に表示させ、表示されるサ
ポート情報に基づいて入力される金側修正情報に応じて
修正手段が台割描画手段により描画された台割表を修正
する。修正手段により修正された修正台割表または台割
描画手段が描画された台割表は画像出力手段より画像出
力され、台割表のハードコピーが得られる。

〔実施例〕

第１図はこの発明の一実施例を示す雑誌編集システムの
構成を説明するブロック図であり、１はコンピュータで
構成される主制御部で、台割描画手段１ａ　、検索手段
１ｂ　、矛盾点表示手段１ｃ　。

情報表示手段１ｄ　、修正手段１８等を有している。２
は入力手段で、キーボード２ａ、ポインティングデバイ
ス２ｂ等から構成されている。３は外部メモリで、金側
論集プログラムおよび処理データが保存されている。４
は表示器で、主制御部１が外部メモリ３に格納された金
側編集プログラムに基づいて台割表を表示する。５は画
像出力手段で、表示器４上に描画された台割表を２値画
像として出力する。なお、台割描画手段１ａはキーボー
ド２ａより入力される白側情報、すなわちテーマ名称、
ページ数２成形式９色数、用紙等の情報に基づいて表示
器４に台割表を表示する。検索手段１ｂは台割描画手段
１ａが表示器４に描画した台割表上の台割矛盾点を白側
情報を参照しながら検索する。矛盾点表示手段１Ｃは検
索手段１ｂが検索した矛盾点に対応する表示器４に表示
された台割表上の矛盾位置を表示する。情報表示手段１
ｄは矛盾点表示手段１Ｃが表示した矛盾位置を解消する
ためのサポート情報を表示器４に表示する。修正手段１
ｅは情報表示手段１ｄが表示器４に表示したサポート情
報に基づいて入力される金側修正情報に応じて台割描画
手段１ａが描画した台割表を修正する。

次に第２図（ａ）〜（ｄ）を参照しながらこの発明によ
る金側作成動作について説明する。

第２図（ａ）〜（ｄ）はこの発明による台割作成動作を
説明する模式図であり、第１図と同一のものには同じ符
号を付しである。

同図（ａ）は置割作成画面で、キーボード２ａから入力
される台割情報に基づいて台割描画手段１ａが白側表１
１の片掛を各用紙別に表示した状態を示し、各折１２ａ
〜１２ｄが１６ペ一ジ単位で構成されているので、ペー
ジ数は最大で８ページとなる。各折１２ａ〜１２ｄの上
部に付した数値は印刷ページのノンプルである。また、
各矢印は記事１３ａ〜１３ｄの区切りを示す、さらに、
斜線はＣＭページを示す。

同図（ｂ）は矛盾点表示画面で、同図（ａ）に示された
置割作成画面で発生している矛盾点を検索手段１ｂが検
索して、矛盾点表示手段１Ｃが表示器４の矛盾位置をブ
リンク表示した状態を示しである。１４はサポート情報
で、サポート情報１４ａ　（記事の位置変更に基づく修
正）、サポート情報１４ｂ　（ページ数の変更に基づく
修正）から構成されており、オペレータに選択を促す。

同図（Ｃ）は修正画面で°、同図（ｂ）に示した矛盾点
表示画面に表示されたサポート情報１４のうち、オペレ
ータがポインティングデバイス２ｂを操作してサポート
情報１４ａを選択した場合に修正手段１日が折１２ｃ上
の記事１３ａを５ページ目に移動させて、記事１３ｃの
折１２ｄへの影響を修正して折１２ｃに記事１３ｃを収
めた状態を示しである。

同図（ｄ）は修正画面で、同図（ｅ）に示した矛盾点表
示画面に表示されたサポート情報１４のうち、オペレー
タがポインティングデバイス２ｂを操作してサポート情
報１４ｂを選択した場合に修正手段１ｅが折１２ｃ上の
記事１３ａのページ数を１ページ削減して記事１３ｃの
折１２ｄへの影響を修正して折１２ｃに記事１３ｃを収
めた状態を示しである。

オペレータが今回出版する雑誌の白側表を作成するため
の台割情報、すなわちすなわちテーマ名称、ページ数２
成形式９色数、用紙等をキーボード２ａにより入力する
と、第１図に示した台割描画手段１ａが入力された台割
情報に基づいて表示器４に白側表１１を第２図（ａ）に
示すように描画する。ここで、検索手段１ｂが描画され
た折１２ａ〜１２ｄの境界において、各記事１３ａ〜１
３ｄが過不足なく配置されたかどうかを検索して行き、
第２図（ｂ）に示すように、記事１３　ｃが折１２ｄの
先頭に配置されてしまうような矛盾点を抽出すると、記
事１３　ｃをブリンクさせるように矛盾点表示手段１Ｃ
が画面上のデータを制御するとともに、情報表示手段１
ｄが画面上の任意の位置にサポート情報１４を表示する
。ここで、オペレータがポインティングデバイス２ｂを
操作して、サポート情報１４ａをピックするととともに
、折１２ｃ上の記事１３ａをピックして数字の５をピッ
クすると、記事１３ａ以降を全てｌページ繰り上げ移動
させて、記＄　１３　ｃの折１２ｄへの影響を修正して
折１２ｃに記事１３ｃを収めた状態に設定する（第２図
（Ｃ）参照）。

一方、オペレータがポインティングデバイス２ｂを操作
して、サポート情報１４ｂをピックするととともに、折
１２ｃ上の記事１３ａをピックして、キーボード２ａよ
りページ数情報、例えば２を入力すると、記事１３ａの
ページ数を１ページ削減し、記事１３ｂ以降を全て１ペ
ージ繰り上げるように修正手段１ｅが移動させて、記事
１３ｃの折１２ｄへの影響を修正して折１２ｃに記事１
３ｃを収・めた状態に設定する（第２図（ｄ）参照）。

このような修正が完了した時点で、キーボード２ａより
表示器４に表示された白側表１１の出力指令がなされる
と、画像出力手段５より第３図に示す金鋼画像２１が得
られる。

なお、修正手段１ｅにより修正された最終的な白側表１
１をディジタルデータとして記憶手段、例えばフロッピ
ーディスクシートに記憶させておくことにより、雑誌編
集におけるミ三ラフを作成出力に使用することができる
。

また、上記実施例では、折１２ａ〜１２ｄの境界におい
て矛盾点があるかどうかを検索する場合について説明し
たが、成形式も併せて検索するように構成すれば、用紙
に対する矛盾点を抽出できることになる。

次に第４図に示すフローチャートを参照しながらこの発
明による白側作成制御動作について説明する。

第４図はこの発明による白側作成制御動作手順を説明す
るフローチャートである。なお、（１）〜（１１）は各
ステップを示す。

まず、キーボード２ａより白側情報が入力されるのを待
機しく１）、白側情報が入力されたら、置割描画手段１
ａが表示器４に白側表１１を描画する（２）０台割表１
１が描画されると、検索手段１ｂが白側表１１上の矛盾
点検索を開始しく３）、矛盾点が発生しているかどうか
を判断する（４）。

この判断で、ＮＯの場合はステップ（１０）以降に進み
、ＹＥＳの場合は矛盾点表示手段１１ｃが白側表１１上
の矛盾点をプリンク表示させる（５）０次いで、情報表
示手段１ｄがサポート情報１４を表示器４に表示する（
６）０次いで、ポインティングデバイス２ｂによりサポ
ート情報１４ａ、例えば修正Ａが指示されたかどうかを
判断しく７）、ＹＥＳならばポインティングデバイス２
ｂにより指示される折１２ｃ上の記事１３ａを移動させ
て（８）、記事１３ｃの折１２ｄへの影響を修正し、Ｎ
ｏならば記事１３ａのページ数を１ページ削減し、記事
１３ｂ以降を全て１ページ繰り上げるように修正手段１
ｅが移動させる（９）。次いで、キーボード２ａより画
像出力指令が入力されるのを待機しく１０）、画像出力
指令が入力されたら、画像出力手段５より表示器４に描
画された白側表１１を、例えば記録紙に像出力する（１
１）。

〔発明の効果〕

以上説明したように、この発明は入力される白側情報に
基づいて表示器に白側表を描画する置割描画手段と、こ
の置割描画手段が表示器に描画し九台割表上の台割矛盾
点を白側情報を参照しながら検索する検索手段と、この
検索手段が検索した矛盾点に対応する表示器に表示され
た台割表土の矛盾位置を表示する矛盾点表示手段と、こ
の矛盾点表示手段が表示した矛盾位置を解消するための
サポート情報を表示器に表示する情報表示手段と、この
情報表示手段が表示器に表示したサポート情報に基づい
て入力される金側修正情報に応じて置割描画手段が描画
した白側表を修正する修正手段と、この修正手段により
修正された修正台割表または置割描画手段が描画された
白側表を画像出力する画像出力手段とを設けたので、所
望とする白側情報を入力するだけで白側表を作成できる
とともに、白側表の矛盾点を自動検索してオペ−レータ
に通知できるので、矛盾のない白側表を簡単な操作で効
率よく編集できる等の利点を有する。

【図面の簡単な説明】

第１図はこの発明の一実施例を示す雑誌編集システムの
構成を説明するブロック図、第２図はこの発明による金
側作成動作を説明する模式図、第３図は、第１図に示し
た画像出力手段から出力される白側画像を説明する模式
図、第４図はこの発明による白側作成制御動作手順を説
明するフローチャートである。 図中、１は主制御部、１ａは置割描画手段、１ｂは検索
手段、１ｃは矛盾点表示手段、１ｄは情報表示手段、１
ｅは修正手段、２は入力手段、３は外部メモリ、４は表
示器、５は画像出力手段である。 第２図　（ａ） 第２図　（ｂ） 第２図　（Ｃ） 第２図　（ｄ） 第３図

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 入力される台割情報に基づいて表示器に台割表を描画す
   る台割描画手段と、この台割描画手段が前記表示器に描
   画した前記台割表上の台割矛盾点を前記台割情報を参照
   しながら検索する検索手段と、この検索手段が検索した
   前記矛盾点に対応する前記表示器に表示された台割表上
   の矛盾位置を表示する矛盾点表示手段と、この矛盾点表
   示手段が表示した前記矛盾位置を解消するためのサポー
   ト情報を前記表示器に表示する情報表示手段と、この情
   報表示手段が表示器に表示した前記サポート情報に基づ
   いて入力される台割修正情報に応じて前記台割描画手段
   が描画した前記台割表を修正する修正手段と、この修正
   手段により修正された修正台割表またほ前記台割描画手
   段により描画された台割表を画像出力する画像出力手段
   とからなることを特徴とする雑誌編集システム。