JPH08202650A - Dma転送制御装置 - Google Patents

Dma転送制御装置

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JPH08202650A
JPH08202650A JP912995A JP912995A JPH08202650A JP H08202650 A JPH08202650 A JP H08202650A JP 912995 A JP912995 A JP 912995A JP 912995 A JP912995 A JP 912995A JP H08202650 A JPH08202650 A JP H08202650A
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JP
Japan
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data
bus
transfer
peripheral device
controller
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JP912995A
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Toru Takahashi
徹 高橋
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NEC Engineering Ltd
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NEC Engineering Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 転送能力が小さい周辺デバイスコントローラ
によってシステムバスが長時間占有されるのを防ぎ、シ
ステム全体の性能を向上させる。 【構成】 バッファメモリコントローラ13はデバイス
リード・メモリライト時に使用するバッファメモリ17
−1〜17−4を制御し、バッファメモリコントローラ
14はメモリリード・デバイスライト時に使用するバッ
ファメモリ18−1〜18−4を制御する。バッファメ
モリ17−1〜17−4はデバイスリード・メモリライ
ト時にIOバス200上のデータをシステムバス100
のデータバスに転送するために一時的に記憶する。バッ
ファメモリ18−1〜18−4はメモリリード・デバイ
スライト時にシステムバス100上のデータをIOバス
200のデータバスに転送するために一時的に記憶す
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はDMA転送制御装置に関
し、特にDMA(ダイレクトメモリアクセス)転送用の
バッファメモリを有するDMA転送制御装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、DMA転送においては、メインメ
モリが接続されているシステムバスのデータ幅とDMA
転送要求元の周辺デバイスコントローラのデータ幅とが
異なっている場合、システムバスと周辺デバイスコント
ローラが接続されているIO(入出力)バスとの間にバ
ッファを設け、システムバスのデータ幅と周辺デバイス
コントローラのデータ幅とのミスマッチを解消してい
る。
【0003】上記の方法によるDMA転送では周辺デバ
イスコントローラにデータを書込む場合、バッファに格
納されているデータが周辺デバイスコントローラに書込
まれるまで、メインメモリからのデータをバッファに書
込むことができない。
【0004】また、周辺デバイスコントローラからデー
タを読出す場合、周辺デバイスコントローラから読出し
たデータをシステムバスのデータ幅に一致させるまでバ
ッファ内に保留させ、メインメモリにバッファ内のデー
タを書込むまで周辺デバイスコントローラからのデータ
転送を受付けない。このため、DMA転送は周辺デバイ
スコントローラのデータ転送能力に左右されやすい。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上述した従来のDMA
転送制御装置では、システムバスとIOバスとの間にデ
ータバス幅のミスマッチがあっても、一段のバッファで
データバス幅のミスマッチを解消するしかない。
【0006】このため、システムバス側のデータバス幅
を大きくしてデータ転送能力を良くしても、DMA転送
時には周辺デバイスコントローラのデータ転送能力に依
存するしかなく、システム全体の性能を上げることがで
きない。
【0007】また、上記の方法でデータ転送が行われる
場合、転送能力が小さい周辺デバイスコントローラによ
ってシステムバスが長時間占有されるので、他の周辺デ
バイスコントローラのオーバランやアンダランの要因に
もなっている。
【0008】そこで、本発明の目的は上記の問題点を解
消し、転送能力が小さい周辺デバイスコントローラによ
ってシステムバスが長時間占有されるのを防ぐことがで
き、システム全体の性能を向上させることができるDM
A転送制御装置を提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明によるDMA転送
制御装置は、システムバスを介して主記憶装置に接続さ
れかつ入出力バスを介して複数の周辺デバイスコントロ
ーラに接続されたDMA転送制御装置であって、前記主
記憶装置から前記周辺デバイスコントローラへのダイレ
クトメモリアクセス転送時に前記主記憶装置からのデー
タを蓄積する第1の蓄積手段と、前記第1の蓄積手段に
蓄積されたデータを前記入出力バスを介してダイレクト
メモリアクセス転送対象の周辺デバイスコントローラに
転送する手段と、前記主記憶装置からのデータを前記第
1の蓄積手段にバースト転送する手段と、前記周辺デバ
イスコントローラから前記主記憶装置へのダイレクトメ
モリアクセス転送時に前記周辺デバイスコントローラか
らのデータを蓄積する第2の蓄積手段と、前記第2の蓄
積手段に蓄積されたデータを前記システムバスを介して
前記主記憶装置にバースト転送する手段とを備えてい
る。
【0010】本発明による他のDMA転送制御装置は、
上記の構成のほかに、前記主記憶装置から前記周辺デバ
イスコントローラへのダイレクトメモリアクセス転送時
及び前記周辺デバイスコントローラから前記主記憶装置
へのダイレクトメモリアクセス転送時に前記入出力バス
の使用状態を管理する管理手段を具備している。
【0011】本発明による別のDMA転送制御装置は、
上記の構成のほかに、前記主記憶装置から前記周辺デバ
イスコントローラへのダイレクトメモリアクセス転送時
及び前記周辺デバイスコントローラから前記主記憶装置
へのダイレクトメモリアクセス転送時に転送要求が入力
してからダイレクトメモリアクセス転送対象の周辺デバ
イスコントローラに対応して予め設定された所定時間が
経過したことを検出する手段と、前記所定時間が経過し
たことを検出した時にこのダイレクトメモリアクセス転
送対象の周辺デバイスコントローラに対する前記入出力
バスの優先使用を前記管理手段に指示する手段とを具備
している。
【0012】
【作用】DMA転送制御装置内にデバイスリード・メモ
リライト時に使用するバッファメモリと、メモリリード
・デバイスライト時に使用するバッファメモリと、それ
らのバッファメモリに対する書込み読出しを制御するバ
ッファメモリコントローラとを設け、バッファメモリに
システムバスへのDMAデータ及びシステムバスからの
DMAデータを夫々一時的に格納し、システムバス及び
周辺デバイスコントローラ各々のデータバス幅に合わせ
たバースト転送等を実施する。
【0013】これによって、周辺デバイスコントローラ
側から見てデータ転送開始から終了までの時間はほぼ従
来と同様であるが、その時間内でのシステムバス占有率
は縮小される。この縮小された時間が他のサービスに利
用可能となるため、システム全体の性能が向上する。
【0014】よって、転送能力が小さい周辺デバイスコ
ントローラによってシステムバスが長時間占有されるの
を防ぐことが可能となり、システム全体の性能を向上さ
せることが可能となる。
【0015】
【実施例】次に、本発明の一実施例について図面を参照
して説明する。
【0016】図1は本発明の一実施例の構成を示すブロ
ック図である。図において、DMA転送制御装置1はシ
ステムバス100を介して中央処理装置2とメインメモ
リ3とバスマスタ4とに夫々接続され、IOバス200
を介して周辺デバイスコントローラ5−1〜5−4に接
続されている。
【0017】つまり、DMA転送制御装置1はシステム
バス内データバス111及びシステムバス内アドレスバ
ス121でシステムバス100に接続されている。ま
た、中央処理装置2はシステムバス内データバス112
及びシステムバス内アドレスバス122でシステムバス
100に接続され、メインメモリ3はシステムバス内デ
ータバス113及びシステムバス内アドレスバス123
でシステムバス100に接続され、バスマスタ4はシス
テムバス内データバス114及びシステムバス内アドレ
スバス124でシステムバス100に接続されている。
【0018】DMA転送制御装置1はIOバス内データ
バス210及びIOバス内アドレスバス220でIOバ
ス200に接続され、IOバス200を介して周辺デバ
イスコントローラ5−1〜5−4各々はIOバス内デー
タバス211〜214及びIOバス内アドレスバス22
1〜224でIOバス200に接続されている。
【0019】ここで、DMA転送制御装置1はアドレス
カウントレジスタ11と、アドレスバッファ12と、バ
ッファメモリコントローラ13,14と、コマンドタイ
ミングコントロールレジスタ15と、アドレスデコード
部16と、バッファメモリ17−1〜17−4,18−
1〜18−4と、競合部19と、タイマ監視部20と、
システムデータバッファ21と、IOデータバッファ2
2とから構成されている。
【0020】アドレスカウントレジスタ11には中央処
理装置2からの命令によってDMA転送時にシステムバ
ス100に出力される開始アドレス及び転送長が保持さ
れ、それら開始アドレス及び転送長はDMA転送毎に更
新される。
【0021】アドレスバッファ12はアドレスカウント
レジスタ11から出力されるアドレスを周辺デバイスコ
ントローラ5−1〜5−4に出力するためのものであ
る。バッファメモリコントローラ13はデバイスリード
・メモリライト時に使用するバッファメモリ17−1〜
17−4を制御し、バッファメモリコントローラ14は
メモリリード・デバイスライト時に使用するバッファメ
モリ18−1〜18−4を制御する。
【0022】コマンドタイミングコントロールレジスタ
15はIOバス200に出力するデバイスリード信号及
びデバイスライト信号を生成する。アドレスデコード部
16はシステムバス100上のアドレスを取込み、DM
A転送制御装置1内の各レジスタへのアクセス及びIO
バス上の周辺デバイスコントローラへのアクセスがある
ことを認識する。
【0023】バッファメモリ17−1〜17−4はデバ
イスリード・メモリライト時に使用され、IOバス20
0上のデータをシステムバス100のデータバスに転送
するために一時的に記憶する不揮発性メモリで構成され
ている。
【0024】バッファメモリ18−1〜18−4はメモ
リリード・デバイスライト時に使用され、システムバス
100上のデータをIOバス200のデータバスに転送
するために一時的に記憶する不揮発性メモリで構成され
ている。
【0025】競合部19はDMA転送を行うIOバス2
00上に接続されている周辺デバイスコントローラから
のデータ転送要求に対してどの周辺デバイスコントロー
ラ5−1〜5−4にDMA転送を行わせるかを決定す
る。
【0026】タイマ監視部20は周辺デバイスコントロ
ーラ5−1〜5−4からのデータ転送要求信号が受付け
られてから競合部19からの応答信号が出力されるまで
の時間を計測し、その計測時間が予めセットされている
所定時間(各周辺デバイスコントローラ5−1〜5−4
のオーバランまたはアンダランの時間)と一致した時に
競合部19に対して割込み信号を出力する。
【0027】システムデータバッファ21はDMA転送
制御装置1の内部データバスのデータをシステムバス1
00に出力するためのものであり、IOデータバッファ
22はDMA転送制御装置1の内部データバスのデータ
をIOバス200に出力するためのものである。
【0028】図2は本発明の一実施例によるデバイスリ
ード・メモリライト時のDMA転送を示すタイミングチ
ャートであり、図3は本発明の一実施例によるメモリリ
ード・デバイスライト時のDMA転送を示すタイミング
チャートであり、図4は本発明の一実施例によるデバイ
スリード・メモリライト及びメモリリード・デバイスラ
イト同時動作時のDMA転送を示すタイミングチャート
である。これら図1〜図4を用いて本発明の一実施例に
よるDMA転送制御装置1の動作について説明する。
【0029】DMA転送が必要となった場合、中央処理
装置1はDMA転送の対象となる周辺デバイスコントロ
ール5−1〜5−4及びDMA転送制御装置1に対して
DMA転送に必要な情報の設定を行う。
【0030】デバイスリード・メモリライトのDMA転
送ではDMA転送制御装置1のアドレスカウントレジス
タ11に対してDMA転送開始アドレス及び転送長情報
を設定し、タイマ監視部20に対してDMA転送対象の
周辺デバイスコントローラ5−1〜5−4のオーバラン
防止用の設定値を設定する。
【0031】これらの設定はアドレスデコード部16で
システムバス内アドレスバス121のアドレスをデコー
ドし、そのデコード結果に応じてDMA転送制御装置1
内の各レジスタに対して選択信号を出力することで行わ
れる。
【0032】また、周辺デバイスコントローラ5−1〜
5−4に対してはシステムバス内アドレスバス121の
アドレスがDMA転送制御装置1内のアドレスバッファ
12を通過してIOバス内アドレスバス220〜224
に供給され、システムバス内データバス111のデータ
がDMA転送制御装置1内のシステムデータバッファ2
1及びIOデータバッファ22を通過してIOバス内デ
ータバス210〜214に供給されることでDMA転送
に必要な情報が設定される。
【0033】DMA転送の対象となる周辺デバイスコン
トロール5−1〜5−4及びDMA転送制御装置1に対
してDMA転送に必要な情報が設定されると、次のよう
にしてDMA転送が行われる。ここで、周辺デバイスコ
ントローラ5−1のデータバス幅を8ビット、周辺デバ
イスコントローラ5−2のデータバス幅を16ビット、
周辺デバイスコントローラ5−3のデータバス幅を32
ビット、周辺デバイスコントローラ5−4のデータバス
幅を8ビットとする。
【0034】例えば、上述したようにして周辺デバイス
コントローラ5−1に対してDMA転送設定が完了する
と、周辺デバイスコントローラ5−1はDMA転送制御
装置1に対してデバイスデータ転送要求信号(DRQ)
a11を出力する。
【0035】DMA転送制御装置1はデバイスデータ転
送要求信号a11を受取ると、そのデバイスデータ転送
要求信号a11を最初にタイマ監視部20に入力し、周
辺デバイスコントローラ5−1に対応して設定されてい
るタイマを動作させる。このタイマ動作はデバイスデー
タ転送要求信号a11に対する競合部19からのデバイ
スデータ転送応答信号(DACK)a12がタイマ監視
部20に入力すると停止するようになっている。
【0036】タイマ監視部20を通過したデバイスデー
タ転送要求信号a11は競合部19に入力され、競合部
19で他の周辺デバイスコントローラ5−2〜5−4か
らのデバイスデータ転送要求信号a11が入力されてい
ないかどうかが確認される。
【0037】競合部19は他の周辺デバイスコントロー
ラ5−2〜5−4からのデバイスデータ転送要求信号a
11が入力されていなければ、デバイスデータ転送要求
信号a11を送出した周辺デバイスコントローラ5−1
に対してデバイスデータ転送応答信号a12を出力す
る。デバイスデータ転送応答信号a12はIOバス20
0上に出力され、DMA転送対象の周辺デバイスコント
ローラ5−1に入力される。
【0038】このとき、競合部19からDMAサイクル
スタート信号a9がアドレスカウントレジスタ11及び
コマンドタイミングコントロールレジスタ15に対して
出力される。
【0039】アドレスカウントレジスタ11ではDMA
サイクルスタート信号a9が入力されると、DMAスタ
ートアドレスa17をバッファメモリコントローラ13
に出力する。
【0040】バッファメモリコントローラ13では先の
DMA転送開始時の前設定でIOバス200に接続され
ている周辺デバイスコントローラ5−1〜5−4の数量
分のメモリマップが設定されているので、デバイスデー
タ転送要求信号a11を発行した周辺デバイスコントロ
ーラ5−1に割当てられているバッファメモリ17−1
〜17−4に対してIOバス200から来るデータを書
込んでいく。
【0041】IOバス200からのデータをバッファメ
モリ17−1〜17−4に書込んでいく際に、バッファ
メモリコントローラ13からはメモリアドレス及びメモ
リ制御信号(MCS)a14が出力される。このメモリ
アドレス及びメモリ制御信号a14は各メモリマップ毎
に分割されている。
【0042】ここで、本発明の一実施例ではシステムバ
ス100へのデータ転送を効率良く行うために、図2に
示すように、DMA転送をバースト転送対応として設定
している。尚、図2においては32ビット×4回のバー
スト転送モードとなっている。
【0043】周辺デバイスコントローラ5−1のデータ
バス幅は8ビットであるため、システムバス100への
バースト転送に必要な周辺デバイスコントローラ5−1
からのデータの転送回数は16回である。
【0044】周辺デバイスコントローラ5−1から16
回データ転送が行われ、周辺デバイスコントローラ5−
1からのデータがバッファメモリ17−1〜17−4に
格納されると、競合部19からシステムバス100に対
してデータ転送要求信号(HRQ)a3が出力される。
【0045】システムバス100ではそのデータ転送要
求信号a3に対するデータ転送応答信号(HRQ)a4
をDMA転送制御装置1に出力する。DMA転送制御装
置1はデータ転送応答信号a4が入力されると、システ
ムバス内データバス111のデータバス幅(32ビッ
ト)にあわせたデータをバッファメモリ17−1〜17
−4からシステムデータバッファ21を経由してシステ
ムバス内データバス111に出力する。併せて、DMA
アドレスa5がアドレスカウントレジスタ11からアド
レスバッファ12を経由してシステムバス内アドレスバ
ス121に出力される。
【0046】周辺デバイスコントローラ5−1からのデ
ータ転送が上述したバースト転送回数に満たない回数で
終了した場合、システムバス100のデータバス幅(3
2ビット)を1ブロックとして、複数ブロック+余りデ
ータがシステムバス100に送出される(図2参照)。
【0047】次に、メモリリード・デバイスライトのD
MA転送の場合、上述したようにDMA転送元の周辺デ
バイスコントロール5−1及びDMA転送制御装置1へ
のIOサイクルによる設定後、周辺デバイスコントロー
ル5−1からDMA転送制御装置1にデバイスデータ転
送要求信号a11が出力される。
【0048】DMA転送制御装置1はデバイスデータ転
送要求信号a11を受取ると、競合部19からシステム
バス100に対してデータ転送要求信号a3が出力され
る。システムバス100ではそのデータ転送要求信号a
3に対するデータ転送応答信号a4及びデータをDMA
転送制御装置1に出力する。
【0049】DMA転送制御装置1はシステムバス10
0から送られてくるデータを、バッファメモリコントロ
ーラ14の制御によってデバイスデータ転送要求信号a
11を発行した周辺デバイスコントロール5−1が割当
てられたバッファメモリ18−1〜18−4にデータ転
送する。
【0050】バッファメモリ18−1〜18−4に格納
されたデータは目的の周辺デバイスコントロール5−1
のデータバス幅(8ビット)にあうようにバッファメモ
リコントローラ14によって制御され、IOデータバッ
ファ22を通過してIOバス200上に送出される(図
3参照)。
【0051】また、IOバス200上の周辺デバイスコ
ントロール5−3がデバイスリード・メモリライト動作
でDMA転送制御装置1内のバッファメモリ17−1〜
17−4にデータ転送中に、システムバス100から周
辺デバイスコントロール5−4に対してDMA転送要求
が発行された場合、DMA転送制御装置1内のアドレス
デコード部16は競合部19からIOバス200が使用
中であることを示すデータ転送応答信号a12を見て、
動作要求信号a7をバッファメモリコントローラ14に
発行する。
【0052】バッファメモリコントローラ14は動作要
求信号a7を受けると、アクセスできない周辺デバイス
コントローラ5−4へのデータを、周辺デバイスコント
ローラ5−4に割当てられたバッファメモリ18−1〜
18−4に書込む。尚、IOサイクルにおいてはIOラ
イトサイクルのみに適応している。
【0053】DMA転送においては上記の状態の時にシ
ステムバス100からの転送データをバッファメモリ1
8−1〜18−4に一時的に格納した後、競合部19か
らのデータ転送応答信号a4,a12を監視しているバ
ッファメモリコントローラ14がIOバス200を使用
していないことを認識できた時に、周辺デバイスコント
ローラ5−4のデータバス幅(8ビット)に合わせたバ
ス幅で、バッファメモリ18−1〜18−4に格納され
たデータをIOバス200に出力する(図4参照)。
【0054】このように、DMA転送制御装置1内にデ
バイスリード・メモリライト時に使用するバッファメモ
リ17−1〜17−4と、メモリリード・デバイスライ
ト時に使用するバッファメモリ18−1〜18−4と、
バッファメモリ17−1〜17−4に対する書込み読出
しを制御するバッファメモリコントローラ13と、バッ
ファメモリ18−1〜18−4に対する書込み読出しを
制御するバッファメモリコントローラ14とを設け、バ
ッファメモリ17−1〜17−4,18−1〜18−4
にシステムバス100へのDMAデータ及びシステムバ
ス100からのDMAデータを夫々一時的に格納し、シ
ステムバス100及び周辺デバイスコントローラ5−1
〜5−4各々のデータバス幅に合わせたバースト転送等
を実施することによって、周辺デバイスコントローラ5
−1〜5−4側から見てデータ転送開始から終了までの
時間はほぼ従来と同様であるが、その時間内でのシステ
ムバス100の占有率は縮小される。この縮小された時
間を他のサービスに利用することができるため、システ
ム全体の性能を向上させることができる。
【0055】よって、転送能力が小さい周辺デバイスコ
ントローラ5−1〜5−4によってシステムバス100
が長時間占有されるのを防ぐことができ、システム全体
の性能を向上させることができる。
【0056】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、シ
ステムバスを介して主記憶装置に接続されかつ入出力バ
スを介して複数の周辺デバイスコントローラに接続され
たDMA転送制御装置内に、主記憶装置から周辺デバイ
スコントローラへのダイレクトメモリアクセス転送時に
主記憶装置からバースト転送されるデータを蓄積する第
1の蓄積手段と、第1の蓄積手段に蓄積されたデータを
入出力バスを介してダイレクトメモリアクセス転送対象
の周辺デバイスコントローラに転送する手段と、周辺デ
バイスコントローラから主記憶装置へのダイレクトメモ
リアクセス転送時に周辺デバイスコントローラからのデ
ータを蓄積する第2の蓄積手段と、第2の蓄積手段に蓄
積されたデータをシステムバスを介して主記憶装置にバ
ースト転送する手段とを設けることによって、転送能力
が小さい周辺デバイスコントローラによってシステムバ
スが長時間占有されるのを防ぐことができ、システム全
体の性能を向上させることができるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例の構成を示すブロック図であ
る。
【図2】本発明の一実施例によるデバイスリード・メモ
リライト時のDMA転送を示すタイミングチャートであ
る。
【図3】本発明の一実施例によるメモリリード・デバイ
スライト時のDMA転送を示すタイミングチャートであ
る。
【図4】本発明の一実施例によるデバイスリード・メモ
リライト及びメモリリード・デバイスライト同時動作時
のDMA転送を示すタイミングチャートである。
【符号の説明】
1 DMA転送制御装置 3 メインメモリ 5−1〜5−4 周辺デバイスコントローラ 11 アドレスカウントレジスタ 12 アドレスバッファ 13,14 バッファメモリコントローラ 15 コマンドタイミングコントロールレジスタ 16 アドレスデコード部 17−1〜17−4, 18−1〜18−4 バッファメモリ 19 競合部 20 タイマ監視部 21 システムデータバッファ 22 IOデータバッファ

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 システムバスを介して主記憶装置に接続
    されかつ入出力バスを介して複数の周辺デバイスコント
    ローラに接続されたDMA転送制御装置であって、前記
    主記憶装置から前記周辺デバイスコントローラへのダイ
    レクトメモリアクセス転送時に前記主記憶装置からのデ
    ータを蓄積する第1の蓄積手段と、前記第1の蓄積手段
    に蓄積されたデータを前記入出力バスを介してダイレク
    トメモリアクセス転送対象の周辺デバイスコントローラ
    に転送する手段と、前記主記憶装置からのデータを前記
    第1の蓄積手段にバースト転送する手段と、前記周辺デ
    バイスコントローラから前記主記憶装置へのダイレクト
    メモリアクセス転送時に前記周辺デバイスコントローラ
    からのデータを蓄積する第2の蓄積手段と、前記第2の
    蓄積手段に蓄積されたデータを前記システムバスを介し
    て前記主記憶装置にバースト転送する手段とを有するこ
    とを特徴とするDMA転送制御装置。
  2. 【請求項2】 前記主記憶装置から前記周辺デバイスコ
    ントローラへのダイレクトメモリアクセス転送時及び前
    記周辺デバイスコントローラから前記主記憶装置へのダ
    イレクトメモリアクセス転送時に前記入出力バスの使用
    状態を管理する管理手段を含むことを特徴とする請求項
    1記載のDMA転送制御装置。
  3. 【請求項3】 前記主記憶装置から前記周辺デバイスコ
    ントローラへのダイレクトメモリアクセス転送時及び前
    記周辺デバイスコントローラから前記主記憶装置へのダ
    イレクトメモリアクセス転送時に転送要求が入力されて
    からダイレクトメモリアクセス転送対象の周辺デバイス
    コントローラに対応して予め設定された所定時間が経過
    したことを検出する手段と、前記所定時間が経過したこ
    とを検出した時にこのダイレクトメモリアクセス転送対
    象の周辺デバイスコントローラに対する前記入出力バス
    の優先使用を前記管理手段に指示する手段とを含むこと
    を特徴とする請求項2記載のDMA転送制御装置。
JP912995A 1995-01-24 1995-01-24 Dma転送制御装置 Withdrawn JPH08202650A (ja)

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JP912995A Withdrawn JPH08202650A (ja) 1995-01-24 1995-01-24 Dma転送制御装置

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