JPH08202183A - 定着装置 - Google Patents

定着装置

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JPH08202183A
JPH08202183A JP2594495A JP2594495A JPH08202183A JP H08202183 A JPH08202183 A JP H08202183A JP 2594495 A JP2594495 A JP 2594495A JP 2594495 A JP2594495 A JP 2594495A JP H08202183 A JPH08202183 A JP H08202183A
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JP
Japan
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roller
fixing
downstream
transfer material
resistance heating
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Application number
JP2594495A
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English (en)
Inventor
Takahiro Yoshikawa
隆博 吉川
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Ricoh Co Ltd
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Ricoh Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 熱応答性がよく、定着温度の設定が、無駄な
電力消費なしに容易に短時間で行なわれ、転写材の挿入
搬送もスムーズに行なわれ、効率的な定着処理が可能な
定着装置を提供する。 【構成】 軸芯方向に複数の抵抗発熱体50aが形成さ
れた円筒形フィルム50が表面に貼設され、軸芯を中心
に回転する定着ローラ20と、定着ローラ20に対接し
て回転する加圧ローラ51間に、原稿のトナー像が現像
された転写紙が搬送挿入され、定着ローラ20との接触
部から、搬送の上流側にわたる上流発熱域と接触部から
搬送の下流側にわたり、上流発熱域より狭い下流発熱域
とで、給電ブラシ53と接触する抵抗発熱体50aに電
流が流され、定着ローラ20の回転に伴って、給電ブラ
シ53と順次接触する抵抗発熱体50aのジュール熱に
より、転写紙が搬送方向に効率的に加熱され、転写紙の
トナー像が溶融して、熱応答性よく無駄な電力消費なし
に効率的な定着処理が行なわれる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、画像形成装置に使用さ
れ、トナー像を定着処理して画像形成を行なう定着装置
に関する。
【0002】
【従来の技術】画像形成装置において、転写材に転写さ
れたトナー像を定着処理する定着装置としては、当初は
中空円筒体内部に熱源を配置し、中空円筒体表面に被覆
したシリコンゴムなどの耐熱加熱体を、熱源により加熱
することによって、中空円筒体と加圧ローラ間に挿入搬
送される転写材上のトナーを加熱溶融して、転写材への
トナー像の定着を行なっていた。
【0003】しかし、この定着装置では、熱源と中空円
筒体間に空気層が存在するために、熱の伝送効率が悪
く、熱応答性が低下し、電源投入後の立ち上がり時間が
長くなり消費電力も増大する。
【0004】この問題を解決するために、実開昭56−
120560号公報において、ローラ表面に軸芯に平行
に抵抗層と絶縁層とを交互に配列し、ローラの両端部に
おいて、ローラと転写紙との接触部から、ローラの回転
逆方向に所定の範囲で、抵抗層に接触して通電を行なう
給電ブラシを設けた定着装置が提案されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかし、この提案に係
る定着装置では、給電ブラシが、ローラの両端部におい
て、ローラと転写材との接触部から、ローラの回転逆方
向にのみ所定の範囲にわたって配設されている。このた
めに、ローラと転写材との接触部での所定の定着温度の
設定には、転写材の搬送挿入側の広い範囲にわたって、
給電ブラシを配設定する必要があり、転写紙の搬送挿入
などの一連の定着動作の妨げとなって、例えば転写紙の
搬送挿入がスムーズに行なわれず、転写紙の折損や紙詰
まりの原因になることがあった。
【0006】また、ローラと転写材との接触部におい
て、放熱による温度低下が発生し易く、該接触部におい
て所定の定着温度を維持するための温度制御が容易てな
く、消費電力も多くなるという問題がある。
【0007】本発明は、前述したようなこの種の定着装
置の現状に鑑みてなされたものであり、その目的は、熱
応答性がよく、所望の定着温度の設定が、無駄な電力消
費なしに容易に短時間で行なわれ、転写材の挿入搬送も
スムーズに行なわれ、効率的な定着処理を行なうことが
可能な定着装置を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
に、請求項1記載の発明は、定着ローラと加圧ローラ間
に搬送挿入される転写材のトナー像を定着して画像形成
を行なう定着装置であり、前記定着ローラの表面に貼設
され、前記転写材の幅方向に複数の抵抗発熱体が形成さ
れた円筒形フィルムと、前記定着ローラ及び前記加圧ロ
ーラの接触部から、前記転写材の搬送の上流側にわたる
上流発熱域、及び前記接触部から前記転写材の搬送の下
流側にわたり、前記上流発熱域よりも狭い下流発熱域に
おいて、前記抵抗発熱体と、前記定着ローラの両端部で
接触する給電ブラシとを有することを特徴とするもので
ある。
【0009】同様に前記目的を達成するために、請求項
2記載の発明は、請求項1記載の発明に対して、前記下
流発熱域またはその近傍において、前記円筒形フィルム
の温度を検出する温度検知素子が設けられていることを
特徴とするものである。
【0010】同様に前記目的を達成するために、請求項
3記載の発明は、請求項1記載の発明に対して、前記下
流発熱域またはその近傍において、前記抵抗発熱体の過
度加熱を防止する温度ヒューズが、挿入配設されている
ことを特徴とするものである。
【0011】
【作用】請求項1記載の発明では、転写材の幅方向に、
複数の抵抗発熱体が形成された円筒形フィルムが表面に
貼設され、軸芯を中心に回転する定着ローラと、この定
着ローラに対接して回転する加圧ローラとの間に、原稿
のトナー像が現像された転写材が搬送挿入され、トナー
像が加熱定着処理されて、転写材に原稿の画像形成が行
なわれる。
【0012】この場合、定着ローラ及び加圧ローラの接
触部から、転写材の搬送の上流側にわたる上流発熱域、
及び前記接触部から転写材の搬送の下流側にわたり、上
流発熱域よりも狭い下流発熱域において、給電ブラシが
抵抗発熱体と、定着ローラの両端部で接触していて、給
電ブラシと接触する抵抗発熱体に、給電ブラシを介して
電流が流される。
【0013】そして、定着ローラと加圧ローラの回転に
伴って、給電ブラシと順次接触する抵抗発熱体からのジ
ュール熱によって、定着ローラと加圧ローラに挟持され
て搬送される転写材に対して、定着ローラとの接触部に
おいて効率的に加熱が行なわれ、転写材のトナーが溶融
して定着処理が行なわれ、転写材に原稿の画像形成が行
なわれる。
【0014】請求項2記載の発明では、請求項1記載の
発明の作用に加えて、下流発熱域、またはその近傍に設
けられた温度検知素子によって、定着ローラの温度が検
出され、検出された温度に基づいて、最適の画像形成が
行なわれるように、定着ローラの温度制御が行なわれ
る。
【0015】請求項3記載の発明では、請求項1記載の
発明の作用に加えて、抵抗発熱体に過度の電流が流れる
と、下流発熱域、またはその近傍に設けられた温度ヒュ
ーズが溶融して、定着ローラの過度加熱による焼損事故
の発生が防止される。
【0016】
【実施例】以下、本実施例の一実施例を図面を参照して
説明する。図5は本実施例が組込まれた画像形成装置の
構成を示す説明図であり、本体10のほぼ中央に、原稿
の静電潜像が形成される感光体ドラム3が回転自在に配
設され、感光体ドラム3の上方には、原稿画像に対応す
る光信号を取込み光電変換し、得られる電気信号で感光
体ドラム3を露光して、感光体ドラム3に原稿画像の静
電潜像を形成するレーザ光学系5が配設されている。
【0017】また、感光体ドラム3の周面に近接対向し
て、感光体ドラム3の周面を均一に帯電する帯電チャー
ジャ4、感光体ドラム3に形成された静電潜像をトナー
像に顕像化する現像器6、得られたトナー像を転写紙に
転写する転写チャージャ7、感光体ドラム3上の残留ト
ナーを除去するクリーニング器12が、この順に時計回
り方向に配置されている。
【0018】一方、本体10の一側部には転写紙100
を収容した給紙カセット1が取り付けられ、本体10の
他側部寄りには、トナー像が形成された転写紙100を
定着処理して、転写紙100に原稿画像の画像形成を行
なう本実施例に係る定着装置8が配設されている。この
定着装置8の近傍には、本体10内を空冷する排気ファ
ン13が配置され、定着装置8と感光体ドラム3との間
には、転写紙100を定着装置8に移送する移送ベルト
25が設けられ、本体10の上方には画像形成された転
写紙100が排出される排紙部11が取り付けられてい
る。
【0019】図1は本発明の一実施例の要部の構成を示
す斜視図、図2は本実施例の温度ヒューズの取付状態を
示す説明図、図3は本実施例の温度検知素子の取付状態
を示す説明図である。
【0020】図1に示すように、定着装置8は定着ロー
ラ20とこの定着ローラ20に加圧対接して配置される
加圧ローラ51とを具備し、定着ローラ20は、Alな
どで形成される円筒体21上に、アスベストなどの耐熱
断熱材22が貼設され、この耐熱断熱材22上に、耐熱
性の樹脂材からなる円筒形フィルム50が貼設され、円
筒形フィルム50上には、両端部を残してSiO2 など
の高熱伝導性の絶縁体層50bの2μ程度の薄膜が形成
されている。
【0021】また、円筒形フィルム50には、円筒体2
1の軸芯方向(搬送される転写紙の幅方向)に、互いに
平行にNi−Crからなる複数の抵抗発熱体50aが、
蒸着によりほぼ5000Åの厚みに形成されている。
【0022】そして、定着ローラ20は、軸芯を中心に
回転自在に配設され、両端部がフランジ54aで塞が
れ、その両端部において、高熱伝導性の絶縁体層50b
に覆われていない円筒形フィルム50部分の抵抗発熱体
50aに対して、定着ローラ20及び加圧ローラ51の
接触部から、転写紙の搬送の上流側にわたる上流発熱域
P2、及び前記接触部から転写紙の搬送の下流側にわた
り、上流発熱域よりも狭い下流発熱域P1において、抵
抗発熱体50aと接触する円弧状の給電ブラシ53が配
設されている。この給電ブラシ53は、定着ローラ20
の回転に対応して、異なる抵抗発熱体50aと順次接触
し、接触した抵抗発熱体50aに電流を流す機能を有し
ている。
【0023】また、図3に示すように、下流発熱域P1
に円筒形フィルム50の温度を検出する温度検知素子5
5が配設されており、図2に示すように、下流発熱域P
1において、抵抗発熱体50aに温度ヒューズ56が挿
入配設され、抵抗発熱体50aに過電流が流れることを
防止している。この場合、温度検知素子55は、図4に
示すように、下流発熱域P1内でなくても、下流側の定
着ローラ20の軸芯を通る水平面Hの下方の角度範囲P
3内において、下流発熱域P1の近傍に配置することが
できる。
【0024】そして、定着ローラ20の円筒体21の内
周面には、低摩擦係数の裏当部材54が対接して配設さ
れ、定着ローラ20の絶縁体層50bには、回転自在の
加圧ローラ51が、スプリング51aによって加圧対接
して配設されている。そして、加圧ローラ51が図示せ
ぬ駆動手段によって、回転駆動されることにより、加圧
ローラ51に対接する定着ローラ20が摩擦回転するよ
うに構成されている。
【0025】次に、このような構成の本実施例が組込ま
れた画像形成装置の動作を説明する。図5に示す画像形
成装置において、原稿画像にレーザ光学系5からレーザ
光が照射され、原稿画像からの反射光が取込まれ、この
反射光が光電変換されて原稿画像に対応する電気信号が
得られる。一方、感光体ドラム3が時計回り方向に回転
され、帯電チャージャ4によって、感光体ドラム3の周
面が均一に帯電され、帯電チャージャ4と現像器6間に
おいて、レーザ光学系5によって、原稿画像に対応する
電気信号で、感光体ドラム3に対して露光が行なわれ、
感光体ドラム3の周面に原稿画像に対応する静電潜像が
形成される。
【0026】この静電潜像が形成された感光体ドラム3
の周面が、現像器6位置に達すると、現像器6によって
感光体ドラム3にトナーが供給され、このトナーによっ
て静電潜像がトナー像に顕像化される。
【0027】このようにして、原稿画像に対応するトナ
ー像が形成された感光体ドラム3部分の先端が、転写チ
ャージャ7位置に達すると、給紙カセット1から送り出
された転写紙100の先端部分が、転写チャージャ7位
置で感光体ドラム3のトナー像の先端と対接した位置に
配置され、転写チャージャ7によって、感光体ドラム3
のトナー像が転写紙100に転写される。このようにし
て、全原稿画像に対応するトナー像が、転写チャージャ
7によって、順次転写紙100の先端部と後端部間に転
写される。
【0028】そして、トナー像が転写された転写紙10
0は、移送ベルト25によつて、定着装置8に移送さ
れ、移送された転写紙100は、近傍に部材が存在しな
い上流発熱域P2側から、定着ローラ20と加圧ローラ
51間にスムーズに送り込まれる。
【0029】定着ローラ20の抵抗発熱体50aには、
上流発熱域P2及び下流発熱域P1において、給電ブラ
シ53を介して電流が供給され、回転する定着ローラ2
0に対して、上流発熱域P2及び下流発熱域P1に位置
する抵抗発熱体50aからジュール熱が発生し、転写紙
100と定着ローラ20の接触部では、放熱量は少な
く、該接触部には安定した定着温度が設定される。そし
て上流発熱域P2及び下流発熱域P1からのジュール熱
によって、転写紙100は、該接触部において、所定の
定着温度で加熱され、転写紙100に転写されたトナー
像が加熱され、安定した定着処理が行なわれる。
【0030】このように、本実施例では、上流発熱域P
2及び下流発熱域P1に位置する抵抗発熱体50aにの
み電流が供給されるので、転写紙100は、定着ローラ
20との接触位置において、効率的にほぼ200℃に加
熱されてトナーが溶融し、転写紙100に原稿画像が定
着される。また、上流発熱域P2及び下流発熱域P1以
外では、定着装置8の抵抗発熱体50aには電流が供給
されないので、無駄な電力の消費は行なわれず省電力化
が実現される。さらに転写紙100には、高熱伝導性の
絶縁体層50bを介して、抵抗発熱体50aからジュー
ル熱が直接送入されるので、熱応答性のよい加熱が効率
的に行なわれる。
【0031】また、下流発熱域P1に設けられた温度検
知素子55によって、定着処理が行なわれている円筒形
フィルム50の正確な温度が検出され、この検出値に基
づいて、給電ブラシ53に供給される電流値が制御さ
れ、転写紙100の熱吸収などによる温度変動が常に修
正され、常に、最適の温度雰囲気での定着動作が行なわ
れる。
【0032】さらに、何らかの原因によって、抵抗発熱
体50aに過度の電流が流れた場合には、下流発熱域P
1において抵抗発熱体50aに挿入配置されている温度
ヒューズ56が溶融し、電流が遮断されるので、抵抗発
熱体50aが過度に加熱されることが防止され、焼損事
故の発生が完全に防止される。
【0033】このように定着処理された転写紙100
は、定着装置8から本体10内を上方に搬送され、排紙
部11に排出される。また、画像形成動作中には、定着
装置8の近傍に設けられた排気ファン13によって、加
熱された高温気体は、本体10外に排気され、本体10
内の温度が所定温度以上にならないように空冷が行なわ
れる。
【0034】このように、本実施例によると、定着され
る転写紙100が、障害部材のない移送路から定着ロー
ラ20と加圧ローラ51間にスムーズに挿入搬送され、
上流発熱域P2及び下流発熱域P1で、選択的に通電さ
れる抵抗発熱体50aによつて、定着ローラ20との接
触部において、転写紙100を安定した定着温度で効率
的に且つ無駄な電力消費なしに加熱することが可能にな
り、トナーが最適の温度条件下で溶融定着されて、転写
紙100に原稿画像の高品質の画像形成が行なわれる。
【0035】また、温度検知素子55によつて、定着ロ
ーラ20の温度が検出され、検出温度に基づいて、給電
ブラシ53から抵抗発熱体50aへの供給電流を制御し
て、所定の定着温度を精度よく設定維持することが可能
になると共に、抵抗発熱体50aへの過電流の流入が、
温度ヒューズ56で遮断されるので、抵抗発熱体50a
の過度の温度上昇による焼損事故の発生が防止可能にな
る。
【0036】
【発明の効果】請求項1記載の発明によると、定着ロー
ラ及び加圧ローラの接触部から、転写材の搬送の上流側
にわたる上流発熱域、及び前記接触部から転写材の搬送
の下流側にわたる下流発熱域に位置する抵抗発熱体に選
択的に通電が行なわれるので、前記接触部において、転
写材に対して高い熱応答性で効率的な加熱が行なわれ、
定着時間の短縮と省電力化が可能になる。また、上流発
熱域及び下流発熱域により、転写材の加熱が熱損失なく
行なわれるので、上流発熱域を従来より狭くし、且つ上
流発熱域より狭い下流発熱域側に、必要な部材を集中配
置して全体をコンパクトにし、転写材の搬送挿入など一
連の定着動作をスムーズに行なうことが可能になる。請
求項2記載の発明によると、請求項1記載の発明で得ら
れる効果に加えて、定着ローラ及び加圧ローラの接触部
から、転写材の搬送の下流側にわたる下流加熱域、また
はその近傍に設けられた温度検知素子により、定着ロー
ラの温度変動を正確に把握できるので、最適の画像形成
が得られるように定着ローラの温度制御を的確に行なう
ことが可能になる。請求項3記載の発明によると、請求
項1記載の発明で得られる効果に加えて、何らかの原因
で抵抗発熱体に過電流が流れても、定着ローラ及び加圧
ローラの接触部から、転写材の搬送の下流側にわたる下
流加熱域、またはその近傍において、抵抗発熱体に挿入
された温度ヒューズが溶融するので、定着ローラの過度
の加熱による焼損事故が防止される。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例の要部の構成を示す斜視図で
ある。
【図2】同実施例の温度ヒューズの取付状態を示す説明
図である。
【図3】同実施例の温度検知素子の取付状態を示す説明
図である。
【図4】同実施例の温度検知素子の他の取付状態を示す
説明図である。
【図5】同実施例が組込まれた画像形成装置の構成を示
す説明図である。
【符号の説明】
3 感光体ドラム 4 帯電チャージャ 5 レーザ光学系 6 現像器 7 転写チャージャ 8 定着装置 20 定着ローラ 21 円筒体 22 耐熱断熱材 50 円筒形フィルム 50a 抵抗発熱体 50b 絶縁体層 51 加圧ローラ 53 給電ブラシ 54 裏当部材 55 温度検知素子 P1 下流発熱域 P2 上流発熱域
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 H05B 3/02 B 0380−3K

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 定着ローラと加圧ローラ間に搬送挿入さ
    れる転写材のトナー像を定着して画像形成を行なう定着
    装置であり、 前記定着ローラの表面に貼設され、前記転写材の幅方向
    に複数の抵抗発熱体が形成された円筒形フィルムと、 前記定着ローラ及び前記加圧ローラの接触部から、前記
    転写材の搬送の上流側にわたる上流発熱域、及び前記接
    触部から前記転写材の搬送の下流側にわたり、前記上流
    発熱域よりも狭い下流発熱域において、前記抵抗発熱体
    と、前記定着ローラの両端部で接触する給電ブラシとを
    有することを特徴とする定着装置。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の発明に対して、前記下流
    発熱域またはその近傍において、前記円筒形フィルムの
    温度を検出する温度検知素子が設けられていることを特
    徴とする定着装置。
  3. 【請求項3】 請求項1記載の発明に対して、前記下流
    発熱域またはその近傍において、前記抵抗発熱体にその
    過度加熱を防止する温度ヒューズが、挿入配設されてい
    ることを特徴とする定着装置。
JP2594495A 1995-01-20 1995-01-20 定着装置 Pending JPH08202183A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003050515A (ja) * 2002-07-15 2003-02-21 Ricoh Co Ltd 定着装置
JP2011170211A (ja) * 2010-02-19 2011-09-01 Sharp Corp 加熱定着ベルト、定着装置、および該定着装置を備える画像形成装置
JP2012194482A (ja) * 2011-03-17 2012-10-11 Konica Minolta Business Technologies Inc 定着装置および画像形成装置

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