JPH08201507A - 航跡情報拡大表示装置 - Google Patents

航跡情報拡大表示装置

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Publication number
JPH08201507A
JPH08201507A JP7012746A JP1274695A JPH08201507A JP H08201507 A JPH08201507 A JP H08201507A JP 7012746 A JP7012746 A JP 7012746A JP 1274695 A JP1274695 A JP 1274695A JP H08201507 A JPH08201507 A JP H08201507A
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JP
Japan
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target
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track
estimated position
information display
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Application number
JP7012746A
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English (en)
Inventor
Takehito Hirano
岳人 平野
Yoshio Kosuge
義夫 小菅
Juichi Hashiguchi
寿一 橋口
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Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
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Publication date
Application filed by Mitsubishi Electric Corp filed Critical Mitsubishi Electric Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 目標観測装置における目標観測誤差等の影響
により生じる目標位置誤差についても表示することによ
り、目標の存在範囲を視覚的に評価可能となることを目
的とする。 【構成】 目標追尾装置2において推定された目標航跡
情報のうち目標航跡誤差評価量を出力すると共に誤差範
囲しきい値を入力することにより、目標観測装置1にお
ける目標位置等の観測誤差範囲を推定し、航跡情報表示
器7に表示するとともに、ある目標についてさらに拡大
して航跡情報拡大表示器13で表示する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、飛翔体等の移動物体
を目標とし、目標より到来する電波や赤外線等を観測す
る目標観測装置からの目標観測情報を処理することによ
り得られる目標位置等の目標航跡推定情報を表示する表
示装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図14は従来の表示装置58の構成図で
あり、図14において、飛翔体等の目標より到来する電
波や赤外線等を観測する目標観測装置1の出力を用いて
目標追尾装置2で算出される推定位置・速度及び推定位
置・速度の誤差評価量の目標情報を航跡情報入力器4に
より入力し、目標情報のうち目標推定位置のみを目標推
定位置出力器5で出力する。これにより目標推定位置出
力器5で得られた目標推定位置を表示座標変換器70で
表示器59の表示座標系に座標変換し、表示器51で目
標の推定位置を出力する。この結果、操作員は表示器5
9に出力された目標推定位置から算出した各目標間の距
離と、あらかじめ目標観測誤差を考慮して規定された目
標相対距離とを比較することによりニアミスの危険性等
の判断を行なってきた。
【0003】図15は従来のPPI(Plan Pos
ition Indicator)表示装置60の構成
図であり、図15において、飛翔体等の目標より到来す
る電波や赤外線等を観測する目標観測装置1の出力を用
いて目標追尾装置2で算出される推定位置・速度及び推
定位置・速度の誤差評価量の目標情報を航跡情報入力器
4により入力し、目標情報のうち目標推定位置のみを目
標推定位置出力器5で出力する。これにより目標推定位
置出力器5で得られた目標推定位置をPPI(Plan
Position Indicator)表示座標変
換器61でPPI(Plan Position In
dicator)表示器の表示座標系に座標変換し、表
示器62で目標の推定位置を出力する。この結果、操作
員は表示器62に出力された目標推定位置から算出した
各目標間の距離と、あらかじめ目標観測誤差を考慮して
規定された目標相対距離とを比較することによりニアミ
スの危険性等の判断を行なってきた。
【0004】図16は従来の水平面直交座標系表示装置
63の構成図であり、図16において、目標観測装置1
の出力を用いて目標追尾装置2で算出される推定位置・
速度及び推定位置・速度の誤差評価量の目標情報を航跡
情報入力器4により入力し、目標情報のうち目標推定位
置のみを目標推定位置出力器5で出力する。これにより
目標推定位置出力器5で得られた目標推定位置を水平面
直交座標系表示座標変換器64で水平面直交座標系表示
器65の表示座標系に座標変換し、水平面直交座標系表
示器65で目標の推定位置を出力する。この結果、操作
員は表示器65に出力された目標推定位置から算出した
各目標間の距離と、あらかじめ目標観測誤差を考慮して
規定された目標相対距離とを比較することによりニアミ
スの危険性等の判断を行なってきた。
【0005】図17は従来の距離−高角表示装置66の
構成図であり、図17において、目標観測装置1の出力
を用いて目標追尾装置2で算出される推定位置・速度及
び推定位置・速度の誤差評価量の目標情報を航跡情報入
力器4により入力し、目標情報のうち目標推定位置のみ
を目標推定位置出力器5で出力する。これにより目標推
定位置出力器5で得られた目標推定位置を距離−高角表
示座標変換器67で水平面直交座標系表示器68の表示
座標系に座標変換し、距離−高角表示器68で目標の推
定位置を出力する。この結果、操作員は表示器68に出
力された目標推定位置から算出した各目標間の距離と、
あらかじめ目標観測誤差を考慮して規定された目標相対
距離とを比較することによりニアミスの危険性等の判断
を行なってきた。
【0006】図18は従来のRHI(Range He
ight Indicator)表示装置69の構成図
であり、図18において、飛翔体等の目標より到来する
電波や赤外線等を観測する目標観測装置1の出力を基に
目標追尾装置2で算出される推定位置・速度及び推定位
置・速度の誤差評価量の目標情報を航跡情報入力器4に
より入力し、目標情報のうち目標推定位置のみを目標推
定位置出力器5で出力する。これにより目標推定位置出
力器5で得られた目標推定位置をRHI(Range
Height Indicator)表示座標変換器7
0でRHI(Range Height Indica
tor)表示器71の表示座標系に座標変化し、RHI
(Range Height Indicator)表
示器71で目標の推定位置を出力する。この結果、操作
員は表示器71に出力された目標推定位置から算出した
各目標間の距離と、あらかじめ目標観測誤差を考慮して
規定された目標相対距離とを比較することによりニアミ
スの危険性等の判断を行なってきた。
【0007】図19は従来の方位角−高度表示装置72
の構成図であり、図19において、目標追尾装置2で算
出される推定位置・速度及び推定位置・速度の誤差評価
量の目標情報を航跡情報入力器4により入力し、目標情
報のうち目標推定位置のみを目標推定位置出力器5で出
力する。これにより目標推定位置出力器5で得られた目
標推定位置を方位角−高度表示座標変換器73で方位角
−高度表示器の表示座標系に座標変換し、方位角−高度
表示器74で目標の推定位置を出力する。この結果、操
作員は表示器74に出力された目標推定位置から算出し
た各目標間の距離と、あらかじめ目標観測誤差を考慮し
て規定された目標相対距離とを比較することによりニア
ミスの危険性等の判断を行なってきた。
【0008】図20は従来の距離−方位角表示装置75
の構成図であり、図20において、目標追尾装置2で算
出される推定位置・速度及び推定位置・速度の誤差評価
量の目標情報を航跡情報入力器4により入力し、目標情
報のうち目標推定位置のみを目標推定位置出力器5で出
力する。これにより目標推定位置出力器5で得られた目
標推定位置を距離−方位角表示座標変換器76で方位角
−高度表示器77の表示座標系に座標変換し、距離−方
位角表示器77で目標の推定位置を出力する。この結
果、操作員は表示器77に出力された目標推定位置から
算出した各目標間の距離と、あらかじめ目標観測誤差を
考慮して規定された目標相対距離とを比較することによ
りニアミスの危険性等の判断を行なってきた。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】従来の表示装置は上述
のように構成されているが、目標位置等の目標航跡情報
を得るためには、目標追尾装置において目標観測情報よ
り推定する必要があった。しかし、目標観測装置の目標
観測情報にはセンサ精度に伴い生じる誤差等観測誤差が
含まれているために観測位置が目標の真の位置とは異な
り、尚かつ真の目標位置を推定することは非常に困難で
ある。従来の表示装置では、推定した目標位置等の目標
航跡情報を表示する機能のみを有しており、目標観測装
置における観測誤差等の影響により生じる目標位置誤差
を表示する機能は有していない。これにより、目標推定
位置のみ表示していたため、例えば操作員が航空機の推
定位置を注視し続け、あらかじめ目標観測誤差を考慮し
て規定された目標相対距離等によりニアミスの危険性等
の判断を行ってきた。このため、操作員の疲労の増加及
び判断力等を劣化させる一因でもあった。
【0010】この発明は、このような課題を解決するた
めになされたものであり、操作員の目標航跡情報に対す
る視覚的な把握および的確な評価、そして評価に要する
時間の削減、また、衝突等の危険に対する早期回避処置
実現可能を目的とするものである。
【0011】
【課題を解決するための手段】この発明に係わる航跡情
報拡大表示装置の実施例1は、追尾装置において推定さ
れた目標航跡情報のうち目標航跡誤差評価量を出力する
と共に誤差範囲しきい値を入力することにより、目標観
測装置における目標位置等の観測誤差範囲を推定し、航
跡情報表示器に表示するとともに、ある目標についてさ
らに拡大して航跡情報拡大表示器に表示するものであ
る。
【0012】また、この発明に係わる航跡情報拡大表示
装置の実施例2は、追尾装置において推定された目標航
跡情報のうち目標航跡誤差評価量を出力すると共に誤差
範囲しきい値を入力することにより、目標観測装置にお
ける目標位置等の観測誤差範囲を推定し、PPI航跡情
報表示器に表示するとともに、ある目標についてさらに
拡大してPPI航跡情報拡大表示器に表示するものであ
る。
【0013】この発明に係わる航跡情報拡大表示装置の
実施例3は、追尾装置において推定された目標航跡情報
のうち目標航跡誤差評価量を出力すると共に誤差範囲し
きい値を入力することにより、目標観測装置における目
標位置等の観測誤差範囲を推定し、水平面直交座標系航
跡情報表示器に表示するとともに、ある目標についてさ
らに拡大して水平面直交座標系航跡情報拡大表示器に表
示するものである。
【0014】また、この発明に係わる航跡情報拡大表示
装置の実施例4は、追尾装置において推定された目標航
跡情報のうち目標航跡誤差評価量を出力すると共に誤差
範囲しきい値を入力することにより、目標観測装置にお
ける目標位置等の観測誤差範囲を推定し、距離−高角航
跡情報表示器に表示するとともに、ある目標についてさ
らに拡大して距離−高角航跡情報拡大表示器に表示する
ものである。
【0015】この発明に係わる航跡情報拡大表示装置の
実施例5は、追尾装置において推定された目標航跡情報
のうち目標航跡誤差評価量を出力すると共に誤差範囲し
きい値を入力することにより、目標観測装置における目
標位置等の観測誤差範囲を推定し、RHI航跡情報表示
器に表示するとともに、ある目標についてさらに拡大し
てRHI航跡情報拡大表示器に表示するものである。
【0016】また、この発明に係わる航跡情報拡大表示
装置の実施例6は、追尾装置において推定された目標航
跡情報のうち目標航跡誤差評価量を出力すると共に誤差
範囲しきい値を入力することにより、目標観測装置にお
ける目標位置等の観測誤差範囲を推定し、方位角−高度
航跡情報表示器に表示するとともに、ある目標について
さらに拡大して方位角−高度航跡情報拡大表示器に表示
するものである。
【0017】この発明に係わる航跡情報拡大表示装置の
実施例7は、追尾装置において推定された目標航跡情報
のうち目標航跡誤差評価量を出力すると共に誤差範囲し
きい値を入力することにより、目標観測装置における目
標位置等の観測誤差範囲を推定し、距離−方位角航跡情
報表示器に表示するとともに、ある目標についてさらに
拡大して距離−方位角航跡情報拡大表示器に表示するも
のである。
【0018】
【作用】この発明の実施例1では、目標追尾装置におい
て推定された目標位置等の目標航跡情報と共に目標観測
装置における観測誤差を航跡情報表示器に表示すること
により、例えば、目標の存在可能範囲を視覚的に読み取
ることが可能となる。また、設定目標に対し、航跡情報
拡大表示器に拡大して表示できることから、航跡情報表
示器では明確でなかった目標について存在可能範囲を、
より一層視覚的に読み取ることが可能となる。
【0019】また、この発明の実施例2では、目標追尾
装置において推定された目標位置等の目標航跡情報と共
に目標観測装置における観測誤差をPPI航跡情報表示
器に表示することにより、例えば、目標の存在可能範囲
を視覚的に読み取ることが可能となる。また、設定目標
に対し、PPI航跡情報拡大表示器に拡大して表示でき
ることから、PPI航跡情報表示器では明確でなかった
目標について存在可能範囲を、より一層視覚的に読み取
ることが可能となる。
【0020】この発明の実施例3では、目標追尾装置に
おいて推定された目標位置等の目標航跡情報と共に目標
観測装置における観測誤差を水平面直交座標系航跡情報
表示器に表示することにより、例えば、目標の存在可能
範囲を視覚的に読み取ることが可能となる。また、設定
目標に対し、水平面直交座標系航跡情報拡大表示器に拡
大して表示できることから、水平面直交座標系航跡情報
表示器では明確でなかった目標について存在可能範囲
を、より一層視覚的に読み取ることが可能となる。
【0021】また、この発明の実施例4では、目標追尾
装置において推定された目標位置等の目標航跡情報と共
に目標観測装置における観測誤差を距離−高角航跡情報
表示器に表示することにより、例えば、目標の存在可能
範囲を視覚的に読み取ることが可能となる。また、設定
目標に対し、距離−高角航跡情報拡大表示器に拡大して
表示できることから、距離−高角航跡情報表示器では明
確でなかった目標について存在可能範囲を、より一層視
覚的に読み取ることが可能となる。
【0022】この発明の実施例5では、目標追尾装置に
おいて推定された目標位置等の目標航跡情報と共に目標
観測装置における観測誤差をRHI航跡情報表示器に表
示することにより、例えば、目標の存在可能範囲を視覚
的に読み取ることが可能となる。また、設定目標に対
し、RHI航跡情報拡大表示器に拡大して表示できるこ
とから、RHI航跡情報表示器では明確でなかった目標
について存在可能範囲を、より一層視覚的に読み取るこ
とが可能となる。
【0023】この発明の実施例6では、目標追尾装置に
おいて推定された目標位置等の目標航跡情報と共に目標
観測装置における観測誤差を方位角−高度航跡情報表示
器に表示することにより、例えば、目標の存在可能範囲
を視覚的に読み取ることが可能となる。また、設定目標
に対し、方位角−高度航跡情報拡大表示器に拡大して表
示できることから、方位角−高度航跡情報表示器では明
確でなかった目標について存在可能範囲を、より一層視
覚的に読み取ることが可能となる。
【0024】この発明の実施例7では、目標追尾装置に
おいて推定された目標位置等の目標航跡情報と共に目標
観測装置における観測誤差を距離−方位角航跡情報表示
器に表示することにより、例えば、目標の存在可能範囲
を視覚的に読み取ることが可能となる。また、設定目標
に対し、距離−方位角航跡情報拡大表示器に拡大して表
示できることから、距離−方位角航跡情報表示器では明
確でなかった目標について存在可能範囲を、より一層視
覚的に読み取ることが可能となる。
【0025】
【実施例】
実施例1.図1はこの発明による航跡情報拡大表示装置
の第1の実施例を示す図である。図1において1は目標
観測装置、2は目標追尾装置、3は航跡情報表示装置で
ある。4〜11は航跡情報表示装置の構成要素を示して
おり、4は航跡情報入力器、5は目標推定位置出力器、
6は航跡情報表示座標変換器、7は航跡情報表示器、8
は目標航跡誤差評価出力器、9は航跡情報表示用目標航
跡誤差評価量次元変換器、10は航跡情報表示用誤差範
囲推定器、11は誤差範囲しきい値入力器、12は拡大
目標設定器、13は航跡情報拡大表示器である。
【0026】上記のように構成された航跡情報拡大表示
装置の作動原理を図1を用いて説明する。目標観測装置
1により目標の距離情報、方位角情報、高角情報等の観
測値が得られる。目標追尾装置2では、目標観測1によ
り観測された観測値が入力され、目標推定位置、推定速
度及び推定位置、推定速度の誤差評価量等の目標航跡情
報が算出される。航跡情報入力器4では目標追尾装置2
で算出された目標航跡情報を航跡情報表示装置3に入力
する。目標推定位置出力器5では航跡情報入力器4によ
り入力された航跡情報のうち目標推定位置を出力する。
航跡情報表示座標変換器6では目標推定位置出力器5に
より入力された目標推定位置から航跡情報表示用目標推
定位置に座標変換を行なう。
【0027】目標航跡誤差評価量出力器8では航跡情報
入力器4により目標追尾装置で算出された目標推定位置
・速度及び目標推定位置・速度の目標航跡誤差評価量の
航跡情報のうち目標航跡誤差評価量を出力する。航跡情
報表示用目標誤差評価量次元変換器9では航跡情報表示
座標変換器6で座標変換された目標推定位置及び目標航
跡誤差評価量出力器8で出力された目標航跡誤差評価量
から航跡情報表示用の座標に目標誤差評価量の次元を変
換する。
【0028】誤差範囲しきい値入力器11において、目
標位置の真値は推定位置を中心に確率的な広がりをもっ
ていると考え、目標位置の真値が所望の確率で存在する
範囲を操作員が誤差範囲しきい値として設定し、航跡情
報表示用誤差範囲推定器10では航跡情報表示用目標航
跡誤差評価量次元変換器9で出力された目標位置誤差評
価量から航跡情報表示用目標推定位置誤差範囲を算出す
る。
【0029】航跡情報表示器7では航跡情報表示座標変
換器6で出力された航跡情報表示用目標推定位置及び目
標位置誤差範囲推定器10で出力された航跡情報表示用
目標推定位置誤差範囲の表示を行なう。これにより、従
来までは目標推定位置のみ表示していたため、例えば操
作員が航空機の推定位置を注視し続け、あらかじめ目標
観測誤差を考慮して規定された目標相対距離等によりニ
アミスの危険性等の判断を行ってきたが、航跡情報表示
装置を用いることにより、航空機間のニアミス等が起こ
る状況を航跡情報表示器に表示されている目標推定位置
誤差範囲によって視覚的、かつ瞬間的に認識、判断可能
となり、評価に要する時間、労力の削減及び正確な判断
が可能となる。
【0030】航跡情報拡大表示器13では拡大目標設定
器12で設定した目標に対し、航跡情報表示座標変換器
6で出力された設定目標の航跡情報表示用目標推定位置
及び目標位置誤差範囲推定器10で出力された設定目標
の航跡情報表示用目標推定位置誤差範囲の表示を行な
う。これにより航跡情報表示器では明確でなかった目標
についても拡大して表示できることから、より正確な評
価・判断が可能になる。
【0031】実施例2.図2はこの発明による航跡情報
表示装置の第2の実施例を示す図である。図2において
1,2,4,5,8,11,12については実施例1と
同様である。12は航跡情報表示装置である。15はP
PI航跡情報表示座標変換器、16はPPI航跡情報表
示器、17はPPI航跡情報表示用目標航跡誤差評価量
次元変換器、18はPPI航跡情報表示用誤差範囲推定
器、19はPPI航跡情報拡大表示器である。
【0032】上記のように構成された航跡情報拡大表示
装置の作動原理を図2を用いて説明する。目標観測装置
1により目標の距離情報、方位角情報、高角情報等の観
測値が得られる。目標追尾装置2では、目標観測装置1
により観測された目標の距離R1、方位角By1、高角
E1の観測値が入力され、直交座標系における目標推定
位置X1(+),Y1(+),Z1(+)、推定速度D
X1,DY1,DZ1及び推定位置、推定速度の誤差評
価量等目標航跡情報が算出される。航跡情報入力器4で
は目標追尾装置2で算出された目標航跡情報を航跡情報
拡大表示装置14に入力する。目標推定位置出力器5で
は航跡情報入力器4により入力された航跡情報のうち目
標推定位置X1(+),Y1(+),Z1(+)を出力
する。PPI航跡情報表示座標変換器15では目標推定
位置出力器5により入力された目標推定位置X1
(+),y1(+),Z1(+)から“数1”に従い、
PPI航跡情報表示用目標推定位置に座標変換を行な
う。なお、ここでG1は目標位置のPPI航跡情報表示
用推定ベクトルであり、G1X1,G1Y1は目標位置の推
定ベクトルG1の要素である。
【0033】
【数1】
【0034】目標航跡誤差評価量出力器8では航跡情報
入力器4により目標追尾装置で算出されされた目標推定
位置・速度及び目標推定位置・速度の目標航跡誤差評価
量の航跡情報のうち目標航跡誤差評価量を出力する。P
PI航跡情報表示用目標誤差評価量次元変換器17では
PPI航跡情報表示座標変換器15で座標変換された目
標推定位置及び目標航跡誤差評価量出力器8で出力され
た目標航跡誤差評価量から“数2”に従い、PPI航跡
情報表示用の座標に目標誤差評価量の次元を変換する。
なお、ここでM(G1)は次元変換行列、M(G1)T
は次元変換行列M(G1)の転置行列、fは次元変換行
列M(G1)の要素、P(+)は目標航跡誤差評価量で
ある。
【0035】
【数2】
【0036】誤差範囲しきい値入力器11において、目
標位置の真値は推定位置を中心に確率的な広がりをもっ
ていると考え、目標位置の真値が所望の確率で存在する
範囲を操作員が誤差範囲しきい値として設定し、PPI
航跡情報表示用誤差範囲推定器18ではPPI航跡情報
表示用目標航跡誤差評価量次元変換器17で出力された
目標位置誤差評価量から“数3”に従い、PPI航跡情
報表示用目標推定位置誤差範囲を算出する。なお、ここ
でP1G (+)はPPI航跡情報表示用誤差評価量、G
x ,G1y はPPI航跡情報表示用座標における目標
位置の真値、σG1x ,σG1y はPPI航跡情報表示
用座標における標準偏差、dは推定位置誤差範囲しきい
値である。
【0037】
【数3】
【0038】PPI航跡情報表示器16ではPPI航跡
情報表示座標変換器14で出力されたPPI航跡情報表
示用目標推定位置及び目標位置誤差範囲推定器18で出
力されたPPI航跡情報表示用目標推定位置誤差範囲の
表示を行なう。これにより、従来までは目標推定位置の
み表示していたため、例えば操作員が航空機の推定位置
を注視し続け、あらかじめ目標観測誤差を考慮して規定
された目標相対距離等によりニアミスの危険性等の判断
を行ってきたが、航跡情報表示装置を用いることによ
り、航空機間のニアミス等が起こる状況をPPI航跡情
報表示器に表示されている目標推定位置誤差範囲によっ
て視覚的、かつ瞬間的に認識、判断可能となり、評価に
要する時間、労力の削減及び正確な判断が可能となる。
【0039】PPI航跡情報拡大表示器19では拡大目
標設定器12で設定した目標に対し、PPI航跡情報表
示座標変換器15で出力された設定目標のPPI航跡情
報表示用目標推定位置及び目標位置誤差範囲推定器18
で出力された設定目標のPPI航跡情報表示用目標推定
位置誤差範囲の表示を行なう。これにより航跡情報表示
器では明確でなかった目標についても拡大して表示でき
ることから、より正確な評価・判断が可能になる。PP
I航跡情報表示器及びPPI航跡情報拡大表示器の一例
を図8に示す。なお、□は目標推定位置、□を囲む楕円
形は目標位置推定誤差範囲である。
【0040】実施例3.図3はこの発明による航跡情報
拡大表示装置の第3の実施例を示す図である。図3にお
いて1,2,4,5,8,11,12については実施例
2と同様である。20は航跡情報表示装置である。21
は水平面直交座標系航跡情報表示座標変換器、22は水
平面直交座標系航跡情報表示器、23は水平面直交座標
系航跡情報目標航跡誤差評価量次元変換器、24は水平
面直交座標系航跡情報目標位置誤差範囲推定器、25は
水平面直交座標系航跡情報拡大表示器である。
【0041】上記のように構成された航跡情報拡大表示
装置の作動原理を図3を用いて説明する。目標観測装置
1により目標の距離情報、方位角情報、高角情報等の観
測値が得られる。目標追尾装置2では、目標観測装置1
により観測された目標の距離R1、方位角By1、高角
E1の観測値が入力され、直交座標系における目標推定
位置X1(+),Y1(+),Z1(+)、推定速度D
X1,DY1,DZ1及び推定位置、推定速度の誤差評
価量等目標航跡情報が算出される。航跡情報入力器4で
は目標追尾装置2で算出された目標航跡情報を航跡情報
表示装置20に入力する。目標推定位置出力器5では航
跡情報入力器4により入力された航跡情報のうち目標推
定位置X1(+),Y1(+),Z1(+)を出力す
る。水平面直交座標系航跡情報表示座標変換器21では
目標推定位置出力器5により入力された目標推定位置X
1(+),Y1(+),Z1(+)から“数4”に従
い、水平面直交座標系航跡情報表示用目標推定位置に座
標変換を行なう。なお、ここでG2は目標位置の水平面
直交座標系航跡情報表示用推定ベクトルであり、G2
xy1 ,G2By1 は目標位置の推定ベクトルG2の要素で
ある。
【0042】
【数4】
【0043】目標航跡誤差評価量出力器8では航跡情報
入力器4により目標追尾装置で算出された目標推定位置
・速度及び目標推定位置・速度の目標航跡誤差評価量の
航跡情報のうち目標航跡誤差評価量を出力する。水平面
直交座標系航跡情報表示用目標誤差評価量次元変換器2
3では水平面直交座標系航跡情報表示座標変換器21で
座標変換された目標推定位置及び目標航跡誤差評価量出
力器8で出力された目標航跡誤差評価量から“数5”に
従い、水平面直交座標系航跡情報表示用の座標に目標誤
差評価量の次元を変換する。なお、ここでM(G2)は
次元変換行列、M(G2)T は次元変化行列M(G2)
の転置行列、fは次元変換行列M(G2)の要素、P
(+)は目標航跡誤差評価量である。
【0044】
【数5】
【0045】誤差範囲しきい値入力器11においては、
目標位置の真値は推定位置を中心に確率的な広がりをも
って存在していると考え、目標位置の真値が所望の確率
で存在する範囲を操作員が誤差範囲しきい値として設定
し、水平面直交座標系航跡情報位置誤差範囲推定器24
では水平面直交座標系航跡情報表示用目標航跡誤差評価
量次元変換器23で出力された目標位置誤差評価量から
“数6”に従い、水平面直交座標系航跡情報表示用目標
推定位置誤差範囲を算出する。なお、ここでP2G
(+)は水平面直交座標系航跡情報表示用誤差評価量、
G2xy,G2Byは水平面直交座標系航跡情報表示用座標
における目標位置の真値、σG2xy,σG2Byは水平面
直交座標系航跡情報表示用座標における標準偏差、dは
推定位置誤差範囲しきい値である。
【0046】
【数6】
【0047】水平面直交座標系航跡情報表示器22では
水平面直交座標系航跡情報表示座標変換器21で出力さ
れた水平面直交座標系航跡情報表示用目標推定位置及び
水平面直交座標系航跡情報目標位置誤差範囲推定器24
で出力された水平面直交座標系航跡情報表示用目標推定
位置誤差範囲の表示を行なう。これにより、従来までは
目標推定位置のみ表示していたため、例えば操作員が航
空機の推定位置を注視し続け、あらかじめ目標観測誤差
を考慮して規定された目標相対距離等によりニアミスの
危険性等の判断を行ってきたが、水平面直交座標系航跡
情報表示装置を用いることにより、航空機間のニアミス
等が起こる状況を水平面直交座標系航跡情報表示器に表
示されている目標推定位置誤差範囲によって視覚的、か
つ瞬間的に認識、判断可能となり、評価に要する時間、
労力の削減及び正確な判断が可能となる。
【0048】水平面直交座標系航跡情報拡大表示器25
では拡大目標設定器12で設定した目標に対し、水平面
直交座標系航跡情報表示座標変換器21で出力された設
定目標の水平面直交座標系航跡情報表示用目標表推定位
置及び目標位置誤差範囲推定器24で出力された設定目
標の水平面直交座標系航跡情報表示用目標推定位置誤差
範囲の表示を行なう。これにより航跡情報表示器では明
確でなかった目標についても拡大して表示できることか
ら、より正確な評価・判断が可能になる。水平面直交座
標系表示器及び水平面直交座標系拡大表示器の一例を図
9に示す。なお、□は目標推定位置、□を囲む楕円形は
目標位置推定誤差範囲である。
【0049】実施例4.図4はこの発明による航跡情報
拡大表示装置の第4の実施例を示す図である。図4にお
いて1,2,4,5,8,11,12については実施例
1と同様である。26は航跡情報表示装置である。27
は距離−高角航跡情報表示座標変換器、28は距離−高
角航跡情報表示器、29は距離−高角航跡情報表示用目
標航跡誤差評価量次元変換器、30は距離−高角航跡情
報誤差範囲推定器、31は距離−高角航跡情報拡大表示
器である。
【0050】上記のように構成された航跡情報拡大表示
装置の作動原理を図4を用いて説明する。目標観測装置
1により目標の距離情報、方位角情報、高角情報等の観
測値が得られる。目標追尾装置2では、目標観測装置1
により観測された目標の距離R1、方位角By1、高角
E1の観測値が入力され、直交座標系における目標推定
位置X1(+),Y1(+),Z1(+)、推定速度D
X1,DY1,DZ1及び推定位置、推定速度の誤差評
価量等目標航跡情報が算出される。航跡情報入力器4で
は目標追尾装置2で算出された目標航跡情報を航跡情報
表示装置26に入力する。目標推定位置出力器5では航
跡情報入力器4により入力された航跡情報のうち目標推
定位置X1(+),Y1(+),Z1(+)を出力す
る。距離−高角航跡情報表示座標変換器27では目標推
定位置出力器5により入力された目標推定位置X1
(+),Y1(+),Z1(+)から“数7”に従い、
距離−高角航跡情報表示用目標推定位置に座標変換を行
なう。なお、ここでG3は目標位置の距離−高角航跡情
報表示用推定ベクトルであり、G3R1,G3E1は目標位
置の推定ベクトルG3の要素である。
【0051】
【数7】
【0052】目標航跡誤差評価量出力器8では航跡情報
入力器4により目標追尾装置で算出された目標推定位置
・速度及び目標推定位置・速度の目標航跡誤差評価量の
航跡情報のうち目標推定位置・速度の目標航跡誤差評価
量を出力する。距離−高角航跡情報表示用目標誤差評価
量次元変換器29では距離−高角航跡情報表示座標変換
器27で座標変換された目標推定位置及び目標航跡誤差
評価量出力器8で出力された目標航跡誤差評価量から
“数8”に従い、距離−高角航跡情報表示用の座標に目
標誤差評価量の次元を変換する。なお、ここでM(G
3)は次元変換行列、M(G3)T は次元変換行列M
(G3)の転置行列、fは次元変換行列M(G3)の要
素、P(+)は目標航跡誤差評価量である。
【0053】
【数8】
【0054】誤差範囲しきい値入力器11においては、
目標位置の真値は推定位置を中心に確率的な広がりをも
って存在していると考え、目標位置の真値が所望の確率
で存在する範囲を操作員が誤差範囲しきい値として設定
し、距離−高角航跡情報誤差範囲推定器30では距離−
高角航跡情報表示用目標航跡誤差評価量次元変換器29
で出力された目標位置誤差評価量から“数9”に従い、
距離−高角航跡情報誤差範囲を推定する。なお、ここで
P3G (+)は距離−高角航跡情報表示用誤差評価量、
G3R1,G3E1は距離−高角航跡情報表示用座標におけ
る目標位置の真値、σG3R ,σG3E は距離−高角航
跡情報表示用座標における標準偏差、dは推定位置誤差
範囲しきい値である。
【0055】
【数9】
【0056】距離−高角航跡情報表示器28では距離−
高角航跡情報表示座標変換器27で出力された距離−高
角航跡情報表示用目標推定位置及び距離−高角航跡情報
誤差範囲推定器30で出力された距離−高角航跡情報推
定位置誤差範囲の表示を行なう。これにより、従来まで
は目標推定位置のみ表示していたため、例えば操作員が
航空機の推定位置を注視し続け、あらかじめ目標観測誤
差を考慮して規定された目標相対距離等によりニアミス
の危険性等の判断を行ってきたが、航跡情報表示装置を
用いることにより、航空機間のニアミス等が起こる状況
を距離−高角航跡情報表示器に表示されている目標推定
位置誤差範囲によって視覚的、かつ瞬間的に認識、判断
可能となり、評価に要する時間、労力の削減及び正確な
判断が可能となる。
【0057】距離−高角航跡情報拡大表示器31では拡
大目標設定器12で設定した目標に対し、距離−高角航
跡情報表示座標変換器27で出力された設定目標の距離
−高角航跡情報表示用目標推定位置及び目標位置誤差範
囲推定器30で出力された設定目標の距離−高角航跡情
報表示用目標推定位置誤差範囲の表示を行なう。これに
より航跡情報表示器では明確でなかった目標についても
拡大して表示できることから、より正確な評価・判断が
可能になる。距離−高角航跡情報表示器及び距離−高角
航跡情報拡大表示器の一例を図10に示す。なお、□は
目標推定位置、□を囲む楕円形は目標位置推定誤差範囲
である。
【0058】実施例5.図5はこの発明による航跡情報
拡大表示装置の第5の実施例を示す図である。図5にお
いて1,2,4,5,8,11,12については実施例
1と同様である。32は航跡情報拡大表示装置である。
33はRHI航跡情報表示座標変換器、34はRHI航
跡情報表示器、35はRHI航跡情報表示用目標航跡誤
差評価量次元変換器、36はRHI航跡情報表示用目標
位置誤差範囲推定器、37はRHI航跡情報拡大表示器
である。
【0059】上記のように構成された航跡情報拡大表示
装置の作動原理を図5を用いて説明する。目標観測装置
1により目標の距離情報、方位角情報、高角情報等の観
測値が得られる。目標追尾装置2では、目標観測装置1
により観測された目標の距離R1、方位角By1、高角
E1の観測値が入力され、直交座標系における目標推定
位置X1(+),Y1(+),Z1(+)、推定速度D
X1,DY1,DZ1及び推定位置、推定速度の誤差評
価量等目標航跡情報が算出される。航跡情報入力器4で
は目標追尾装置2で算出された目標航跡情報を航跡情報
表示装置22に入力する。目標推定位置出力器5では航
跡情報入力器4により入力された航跡情報のうち目標推
定位置X1(+),Y1(+),Z1(+)を出力す
る。RHI航跡情報表示座標変換器33では目標推定位
置出力器5により入力された目標推定位置X1(+),
Y1(+),Z1(+)から“数10”に従い、RHI
航跡情報表示用目標推定位置に座標変換を行なう。な
お、ここでG4は目標位置のRHI航跡情報表示用推定
ベクトルであり、G4R1,G4H1は目標位置の推定ベク
トルG4の要素、hs は海抜高度、Re は地球半径であ
る。
【0060】
【数10】
【0061】目標航跡誤差評価量出力器8では航跡情報
入力器4により目標追尾装置2で算出された目標推定位
置・速度及び目標推定位置・速度の目標航跡誤差評価量
の航跡情報のうち目標推定位置・速度の目標航跡誤差評
価量を出力する。RHI航跡情報表示用目標誤差評価量
次元変換器35ではRHI航跡情報表示座標変換器33
で座標変換された目標推定位置及び目標航跡誤差評価量
出力器8で出力された目標航跡誤差評価量から“数1
1”に従い、RHI航跡情報表示用の座標に目標誤差評
価量の次元を変換する。なお、ここでM(G4)は次元
変換行列、M(G4)T は次元変換行列M(G4)の転
置行列、fは次元変換行列M(G4)の要素、P(+)
は目標航跡誤差評価量である。
【0062】
【数11】
【0063】目標位置の真値は推定位置を中心に確率的
な広がりをもって存在していると考え、目標位置の真値
が所望の確率で存在する範囲を操作員が誤差範囲しきい
値として設定し、RHI航跡情報誤差範囲推定器36で
はRHI航跡情報表示用目標航跡誤差評価量次元変換器
35で出力された目標位置誤差評価量から“数12”に
従い、RHI航跡情報誤差範囲を推定する。なお、ここ
でP4G (+)は距離−高度航跡情報表示用誤差評価
量、G4R ,G4H はRHI航跡情報表示用座標におけ
る目標位置の真値、σG4R1,σG4H1はRHI航跡情
報表示用座標における標準偏差、dは推定位置誤差範囲
しきい値である。
【0064】
【数12】
【0065】RHI航跡情報表示器34ではRHI航跡
情報表示座標変換器33で出力されたRHI航跡情報表
示用目標推定位置及びRHI航跡情報誤差範囲推定器3
5で出力されたRHI航跡情報推定位置誤差範囲の表示
を行なう。これにより、従来までは目標推定位置のみ表
示していたため、例えば操作員が航空機の推定位置を注
視し続け、あらかじめ目標観測誤差を考慮して規定され
た目標相対距離等によりニアミスの危険性等の判断を行
ってきたが、航跡情報表示装置を用いることにより、航
空機間のニアミス等が起こる状況をRHI航跡情報表示
器に表示されている目標推定位置誤差範囲によって視覚
的、かつ瞬間的に認識、判断可能となり、評価に要する
時間、労力の削減及び正確な判断が可能となる。
【0066】RHI航跡情報拡大表示器37では拡大目
標設定器12で設定した目標に対し、RHI航跡情報表
示座標変換器33で出力された設定目標のRHI航跡情
報表示用目標表推定位置及び目標位置誤差範囲推定器3
6で出力された設定目標のRHI航跡情報表示用目標推
定位置誤差範囲の表示を行なう。これにより航跡情報表
示器では明確でなかった目標についても拡大して表示で
きることから、より正確な評価・判断が可能になる。R
HI航跡情報表示器及びRHI航跡情報拡大表示器の一
例を図11に示す。なお、□は目標推定位置、□を囲む
楕円形は目標位置推定誤差範囲である。
【0067】実施例6.図6はこの発明による航跡情報
拡大表示装置の第6の実施例を示す図である。図6にお
いて1,2,4,5,8,11,12については実施例
1と同様である。38は航跡情報表示装置である。39
は方位角−高度航跡情報表示座標変換器、40は方位角
−高度航跡情報表示器、41は方位角−高度航跡情報表
示用目標航跡誤差評価量次元変換器、42は方位角−高
度航跡情報表示用誤差範囲推定器、43は方位角−高度
航跡情報拡大表示器である。
【0068】上記のように構成された航跡情報拡大表示
装置の作動原理を図6を用いて説明する。目標観測装置
1により目標の距離情報、方位角情報、高角情報等の観
測値が算出される。目標追尾装置2では、目標観測装置
1により観測された目標の距離R1、方位角By1、高
角E1の観測値が入力され、直交座標系における目標推
定位置X1(+),Y1(+),Z1(+)、推定速度
DX1,DY1,DZ1及び推定位置、推定速度の誤差
評価量等目標航跡情報が算出される。航跡情報入力器4
では目標追尾装置2で算出された目標航跡情報を航跡情
報表示装置38に入力する。目標推定位置出力器5では
航跡情報入力器4により入力された航跡情報のうち目標
推定位置X1(+),Y1(+),Z1(+)を出力す
る。方位角−高度航跡情報表示座標変換器39では目標
推定位置出力器5により入力された目標推定位置X1
(+),Y1(+),Z1(+)から“数13”に従
い、方位角−高度航跡情報表示用目標推定位置に座標変
換を行なう。なお、ここでG5は目標位置の方位角−高
度航跡情報表示用推定ベクトルであり、G5By1 ,G5
H1は目標位置の推定ベクトルG5の要素、hs は海抜高
度、Re は地球半径である。
【0069】
【数13】
【0070】目標航跡誤差評価量出力器8では航跡情報
入力器4により目標追尾装置2で算出された目標推定位
置・速度及び目標推定位置・速度の目標航跡誤差評価量
の航跡情報のうち目標推定位置・速度の目標航跡誤差評
価量を出力する。方位角−高度航跡情報表示用目標誤差
評価量次元変換器41では方位角−高度航跡情報表示座
標変換器39で座標変換された目標推定位置及び目標航
跡誤差評価量出力器8で出力された目標航跡誤差評価量
から“数14”に従い、方位角−高度航跡情報表示用の
座標に目標誤差評価量の次元を変換する。なお、ここで
M(G5)は次元変換行列、M(G5)T は次元変換行
列M(G5)の転置行列、fは次元変換行列M(G5)
の要素、P(+)は目標航跡誤差評価量である。
【0071】
【数14】
【0072】目標位置の真値は推定位置を中心に確率的
な広がりをもって存在していると考え、目標位置の真値
が所望の確率で存在する範囲を操作員が誤差範囲しきい
値として設定し、方位角−高度航跡情報誤差範囲推定器
42では方位角−高度航跡情報表示用目標航跡誤差評価
量次元変換器41で出力された目標位置誤差評価量から
“数15”に従い、方位角−高度航跡情報誤差範囲を推
定する。なお、ここでP5G (+)は方位角−高度航跡
情報表示用誤差評価量、G5By,G5H は方位角−高度
航跡情報表示用座標における目標位置の真値、σG5
By1 、σG5H1は方位角−高度航跡情報表示用座標にお
ける標準偏差、dは推定位置誤差範囲しきい値である。
【0073】
【数15】
【0074】方位角−高度航跡情報表示器40では方位
角−高度航跡情報表示座標変換器39で出力された方位
角−高度航跡情報表示用目標推定位置及び方位角−高度
航跡情報表示誤差範囲推定器42で出力された方位角−
高度航跡情報推定位置誤差範囲の表示を行なう。これに
より、従来までは目標推定位置のみ表示していたため、
例えば操作員が航空機の推定位置を注視し続け、あらか
じめ目標観測誤差を考慮して規定された目標相対距離等
によりニアミスの危険性等の判断を行ってきたが、航跡
情報表示装置を用いることにより、航空機間のニアミス
等が起こる状況を方位角−高度航跡情報表示器に表示さ
れている目標推定位置誤差範囲によって視覚的、かつ瞬
間的に認識、判断可能となり、評価に要する時間、労力
の削減及び正確な判断が可能となる。
【0075】方位角−高度航跡情報拡大表示器43では
拡大目標設定器12で設定した目標に対し、方位角−高
度航跡情報表示座標変換器39で出力された設定目標の
方位角−高度航跡情報表示用目標表推定位置及び目標位
置誤差範囲推定器42で出力された設定目標の方位角−
高度航跡情報表示用目標推定位置誤差範囲の表示を行な
う。これにより航跡情報表示器では明確でなかった目標
についても拡大して表示できることから、より正確な評
価・判断が可能になる。方位角−高度航跡情報表示器及
び方位角−高度航跡情報拡大表示器の一例を図12に示
す。なお、□は目標推定位置、□を囲む楕円形は目標位
置推定誤差範囲である。
【0076】実施例7.図7はこの発明による航跡情報
拡大表示装置の第7の実施例を示す図である。図7にお
いて1,2,4,5,8,11,12については実施例
1と同様である。44は航跡情報拡大表示装置である。
45は距離−方位角航跡情報表示座標変換器、46は方
位角−高度航跡情報表示器、47は距離−方位角航跡情
報表示用目標航跡誤差評価量次元変換器、48は方位角
−高度航跡情報誤差範囲推定器、49は方位角−高度航
跡情報拡大表示器である。
【0077】上記のように構成された航跡情報拡大表示
装置の作動原理を図7を用いて説明する。目標観測装置
1により目標の距離情報、方位角情報、高角情報等の観
測値が算出される。目標追尾装置2では、目標観測装置
1により観測された目標の距離R1、方位角By1、高
角E1の観測値が入力され、直交座標系における目標推
定位置X1(+),Y1(+),Z1(+)、推定速度
DX1,DY1,DZ1及び推定位置、推定速度の誤差
評価量等目標航跡情報が算出される。航跡情報入力器4
では目標追尾装置2で算出された目標航跡情報を航跡情
報表示装置44に入力する。目標推定位置出力器5では
航跡情報入力器4により入力された航跡情報のうち目標
推定位置X1(+),Y1(+),Z1(+)を出力す
る。距離−方位角航跡情報表示座標変換器45では目標
推定位置出力器5により入力された目標推定位置X1
(+),Y1(+),Z1(+)から“数16”に従
い、距離−方位角航跡情報表示用目標推定位置に座標変
換を行なう。なお、ここでG6は目標位置の距離−方位
角航跡情報表示用推定ベクトルであり、G6R1,G6
By1 は目標位置の推定ベクトルG6の要素である。
【0078】
【数16】
【0079】目標航跡誤差評価量出力器8では航跡情報
入力器4により目標追尾装置2で算出された目標推定位
置・速度及び目標推定位置・速度の目標航跡誤差評価量
の航跡情報のうち目標推定位置・速度の目標航跡誤差評
価量を出力する。距離−方位角航跡情報表示用目標誤差
評価量次元変換器47では距離−方位角航跡情報表示座
標変換器45で座標変換された目標推定位置及び目標航
跡誤差評価量出力器8で出力された目標航跡誤差評価量
から“数17”に従い、距離−方位角航跡情報表示用の
座標に目標誤差評価量の次元を変換する。なお、ここで
M(G6)は次元変換行列、M(G6)T は次元変換行
列M(G6)の転置行列、fは次元変換行列M(G6)
の要素P(+)は目標航跡誤差評価量である。
【0080】
【数17】
【0081】目標位置の真値は推定位置を中心に確率的
な広がりをもって存在していると考え、目標位置の真値
が所望の確率で存在する範囲を操作員が誤差範囲しきい
値として設定し、距離−方位角航跡情報誤差範囲推定器
48では距離−方位角航跡情報表示用目標航跡誤差評価
量次元変換器47で出力された目標位置誤差評価量から
“数18”に従い、距離−方位角航跡情報誤差範囲を推
定する。なお、ここでP6G (+)は距離−方位角航跡
情報表示用誤差評価量、G6R ,G6Byは距離−方位角
航跡情報表示用座標における目標位置の真値、σG6
R ,σG6Byは距離−方位角航跡情報表示用座標におけ
る標準偏差、dは推定位置誤差範囲しきい値である。
【0082】
【数18】
【0083】距離−方位角航跡情報表示器46では距離
−方位角航跡情報表示座標変換器45で出力された距離
−方位角航跡情報表示用目標推定位置及び距離−方位角
航跡情報表示誤差範囲推定器48で出力された距離−方
位角航跡情報推定位置誤差範囲の表示を行なう。これに
より、従来までは目標推定位置のみ表示していたため、
例えば操作員が航空機の推定位置を注視し続け、あらか
じめ目標観測誤差を考慮して規定された目標相対距離等
によりニアミスの危険性等の判断を行ってきたが、航跡
情報表示装置を用いることにより、航空機間のニアミス
等が起こる状況を距離−方位角航跡情報表示器に表示さ
れている目標推定位置誤差範囲によって視覚的、かつ瞬
間的に認識、判断可能となり、評価に要する時間、労力
の削減及び正確な判断が可能となる。
【0084】距離−方位角航跡情報拡大表示器49では
拡大目標設定器12で設定した目標に対し、距離−方位
角航跡情報表示座標変換器45で出力された設定目標の
距離−方位角航跡情報表示用目標表推定位置及び目標位
置誤差範囲推定器48で出力された設定目標の距離−方
位角航跡情報表示用目標推定位置誤差範囲の表示を行な
う。これにより航跡情報表示器では明確でなかった目標
についても拡大して表示できることから、より正確な評
価・判断が可能になる。距離−方位角航跡情報表示器及
び距離−方位角航跡情報拡大表示器の一例を図13に示
す。なお、□は目標推定位置、□を囲む楕円形は目標位
置推定誤差範囲である。
【0085】
【発明の効果】この発明の実施例1によれば、例えば航
空機間のニアミス等が起こる状況を航跡情報表示器に表
示されている目標推定位置誤差範囲によって視覚的、か
つ瞬間的に認識、判断可能となり、評価に要する時間、
労力の削減及び正確な判断が可能となる。また、設定目
標に対し、航跡情報拡大表示器に拡大して表示できるこ
とから、航跡情報表示器では明確でなかった目標につい
て存在可能範囲を、より一層視覚的に読み取ることが可
能となる。
【0086】この発明の実施例2によれば、例えば航空
機間のニアミス等が起こる状況をPPI航跡情報表示器
に表示されている目標推定位置誤差範囲によって視覚
的、かつ瞬間的に認識、判断可能となり、評価に要する
時間、労力の削減及び正確な判断が可能となる。また、
設定目標に対し、PPI航跡情報拡大表示器に拡大して
表示できることから、PPI航跡情報表示器では明確で
なかった目標について存在可能範囲を、より一層視覚的
に読み取ることが可能となる。
【0087】この発明の実施例3によれば、例えば航空
機間のニアミス等が起こる状況を水平面直交座標系航跡
情報表示器に表示されている目標推定位置誤差範囲によ
って視覚的、かつ瞬間的に認識、判断可能となり、評価
に要する時間、労力の削減及び正確な判断が可能とな
る。また、設定目標に対し、水平面直交座標系航跡情報
拡大表示器に拡大して表示できることから、水平面直交
座標系航跡情報表示器では明確でなかった目標について
存在可能範囲を、より一層視覚的に読み取ることが可能
となる。
【0088】また、この発明の実施例4によれば、例え
ば航空機間のニアミス等が起こる状況を距離−高角航跡
情報表示器に表示されている目標推定位置誤差範囲によ
って視覚的、かつ瞬間的に認識、判断可能となり、評価
に要する時間、労力の削減及び正確な判断が可能とな
る。また、設定目標に対し、距離−高角航跡情報拡大表
示器に拡大して表示できることから、距離−高角航跡情
報表示器では明確でなかった目標について存在可能範囲
を、より一層視覚的に読み取ることが可能となる。
【0089】この発明の実施例5によれば、例えば航空
機間のニアミス等が起こる状況をRHI航跡情報表示器
に表示されている目標推定位置誤差範囲によって視覚
的、かつ瞬間的に認識、判断可能となり、評価に要する
時間、労力の削減及び正確な判断が可能となる。また、
設定目標に対し、RHI航跡情報拡大表示器に拡大して
表示できることから、RHI航跡情報表示器では明確で
なかった目標について存在可能範囲を、より一層視覚的
に読み取ることが可能となる。
【0090】また、この発明の実施例6によれば、例え
ば航空機間のニアミス等が起こる状況を方位角−高度航
跡情報表示器に表示されている目標推定位置誤差範囲に
よって視覚的、かつ瞬間的に認識、判断可能となり、評
価に要する時間、労力の削減及び正確な判断が可能とな
る。また、設定目標に対し、方位角−高度航跡情報拡大
表示器に拡大して表示できることから、方位角−高度航
跡情報表示器では明確でなかった目標について存在可能
範囲を、より一層視覚的に読み取ることが可能となる。
【0091】この発明の実施例7によれば、例えば航空
機間のニアミス等が起こる状況を距離−方位角航跡情報
表示器に表示されている目標推定位置誤差範囲によって
視覚的、かつ瞬間的に認識、判断可能となり、評価に要
する時間、労力の削減及び正確な判断が可能となる。ま
た、設定目標に対し、距離−方位角航跡情報拡大表示器
に拡大して表示できることから、距離−方位角航跡情報
表示器では明確でなかった目標について存在可能範囲
を、より一層視覚的に読み取ることが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明における第1の実施例を示すブロッ
ク図である。
【図2】 この発明における第2の実施例を示すブロッ
ク図である。
【図3】 この発明における第3の実施例を示すブロッ
ク図である。
【図4】 この発明における第4の実施例を示すブロッ
ク図である。
【図5】 この発明における第5の実施例を示すブロッ
ク図である。
【図6】 この発明における第6の実施例を示すブロッ
ク図である。
【図7】 この発明における第7の実施例を示すブロッ
ク図である。
【図8】 この発明による第2の実施例における表示例
を示す図である。
【図9】 この発明による第3の実施例における表示例
を示す図である。
【図10】 この発明による第4の実施例における表示
例を示す図である。
【図11】 この発明による第5の実施例における表示
例を示す図である。
【図12】 この発明による第6の実施例における表示
例を示す図である。
【図13】 この発明による第7の実施例における表示
例を示す図である。
【図14】 従来の技術による表示装置を示すブロック
図である。
【図15】 従来の技術による表示装置を示すブロック
図である。
【図16】 従来の技術による表示装置を示すブロック
図である。
【図17】 従来の技術による表示装置を示すブロック
図である。
【図18】 従来の技術による表示装置を示すブロック
図である。
【図19】 従来の技術による表示装置を示すブロック
図である。
【図20】 従来の技術による表示装置を示すブロック
図である。
【符号の説明】
1 目標観測装置、2 目標追尾装置、3 航跡情報拡
大表示装置、4 航跡情報入力器、5 目標推定位置出
力器、6 航跡情報表示座標変換器、7 航跡情報表示
器、8 目標航跡誤差評価量出力器、9 航跡情報表示
用目標航跡誤差評価量座標変換器、10 航跡情報表示
用誤差範囲推定器、11 誤差範囲しきい値入力器、1
2 拡大目標設定器、13 航跡情報拡大表示器、14
航跡情報拡大表示装置、15 PPI航跡情報表示座
標変換器、16 PPI航跡情報表示器、17 PPI
航跡情報表示用目標航跡誤差評価量次元変換器、18
PPI航跡情報誤差範囲推定器、19 PPI航跡情報
拡大表示器、20 航跡情報拡大表示装置、21 水平
面直交座標系航跡情報表示座標変換器、22 水平面直
交座標系航跡情報表示器、23 水平面直交座標系航跡
情報表示用目標航跡誤差評価量次元変換器、24 水平
面直交座標系航跡情報誤差範囲推定器、25水平面直交
座標系航跡情報拡大表示器、26 航跡情報拡大表示装
置、27距離−高角航跡情報表示座標変換器、28 距
離−高角航跡情報表示器、29距離−高角航跡情報表示
用目標航跡誤差評価量次元変換器、30 距離−高角航
跡情報誤差範囲推定器、31 距離−高角航跡情報拡大
表示器、32 航跡情報拡大表示装置、33 RHI航
跡情報表示座標変換器、34 RHI航跡情報表示器、
35 RHI航跡情報表示用目標航跡誤差評価量次元変
換器、36 RHI航跡情報表示用誤差範囲推定器、3
7 RHI航跡情報拡大表示器、38 航跡情報拡大表
示装置、39 方位角−高度航跡情報表示座標変換器、
40 方位角−高度航跡情報表示器、41 方位角−高
度航跡情報表示用目標航跡誤差評価量次元変換器、42
方位角−高度航跡情報誤差範囲推定器、43 方位角
−高度航跡情報拡大表示器、44 航跡情報拡大表示装
置、45 距離−方位角航跡情報表示座標変換器、46
距離−方位角航跡情報表示器、47 距離−方位角航
跡情報表示用目標航跡誤差評価量次元変換器、48 距
離−方位角航跡情報誤差範囲推定器、49 距離−方位
角航跡情報拡大表示器、50 目標位置の方位角情報、
51 目標位置の距離情報、52 目標位置の北方向の
距離情報、53目標位置の東方向の距離情報、54 目
標位置の高角情報、55 目標位置の高度情報、56
目標推定位置、57 目標位置推定誤差範囲、58 表
示装置、59 表示器、60 表示装置、61 PPI
表示座標変換器、62 PPI表示器、63 表示装
置、64 水平面直交座標系表示座標変換器、65 水
平面直交座標系表示器、66 表示装置、67 距離−
高角表示座標変換器、68距離−高角表示器、69 表
示装置、70 RHI表示座標変換器、71 RHI表
示器、72 表示装置、73 方位角−距離表示座標変
換器、74 方位角−距離表示器、75 表示装置、7
6 距離−方位角表示座標変換器、77距離−方位角表
示器、78 表示座標変換器。

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 目標観測装置から出力される目標の距
    離、方位角、高角等の観測情報を基に目標追尾装置で算
    出される推定位置・速度及び推定位置・速度の誤差評価
    量の目標航跡情報に対し、その目標航跡情報を受取る航
    跡情報入力器と、目標航跡情報のうち推定位置・速度を
    出力する目標推定位置出力器と、上記推定位置・速度を
    航跡情報表示用に座標変換する航跡情報表示座標変換器
    と、上記航跡情報入力器から推定位置・速度の誤差評価
    量を出力する目標航跡誤差評価量出力器と、目標航跡誤
    差評価を航跡情報表示用に座標変換する航跡情報表示用
    目標航跡誤差評価量座標変換器と、目標航跡誤差の範囲
    を設定する誤差範囲しきい値入力器と、この誤差範囲し
    きい値入力器で設定されたしきい値を基に目標航跡誤差
    の範囲を推定する航跡情報表示用誤差範囲推定器と、上
    記航跡情報表示座標変換器から出力された推定位置・速
    度と上記航跡情報表示用誤差範囲推定器から出力された
    誤差範囲とを表示する航跡情報表示器と、拡大して観察
    したい目標を設定する拡大目標設定器と、この拡大目標
    設定器で設定した目標に対し、上記航跡情報表示座標変
    換器から出力された推定位置・速度と上記拡大目標設定
    器で設定した目標に対し、上記航跡情報表示用誤差範囲
    推定器から出力された誤差範囲とを表示する航跡情報拡
    大表示器とを備えた航跡情報拡大表示装置。
  2. 【請求項2】 目標観測装置から出力される目標の距
    離、方位角、高角の観測情報を基に目標追尾装置で算出
    される推定位置・速度及び推定位置・速度の誤差評価量
    の目標航跡情報に対し、その目標航跡情報を受取る航跡
    情報入力器と、目標航跡情報のうち推定位置・速度を出
    力する目標推定位置出力器と、上記推定位置・速度をP
    lan Position Indicator(PP
    I)航跡情報表示用に座標変換するPPI航跡情報表示
    座標変換器と、上記航跡情報入力器から推定位置・速度
    の誤差評価量を出力する目標航跡誤差評価量出力器と、
    目標航跡誤差評価をPPI航跡情報表示用に座標変換す
    るPPI航跡情報表示用目標航跡誤差評価量座標変換器
    と、目標航跡誤差の範囲を設定する誤差範囲しきい値入
    力器と、この誤差範囲しきい値入力器で設定されたしき
    い値を基に目標航跡誤差の範囲を推定するPPI航跡情
    報表示用誤差範囲推定器と、上記PPI航跡情報表示座
    標変換器から出力された推定位置・速度とPPI航跡情
    報表示用誤差範囲推定器から出力された誤差範囲とを表
    示するPPI航跡情報表示器と、拡大目標設定器で設定
    した目標に対し、PPI航跡情報表示座標変換器から出
    力された推定位置・速度と拡大目標設定器で設定した目
    標に対し、PPI航跡情報表示用誤差範囲推定器から出
    力された誤差範囲とを表示するPPI航跡情報拡大表示
    器とを備えた航跡情報拡大表示装置。
  3. 【請求項3】 目標観測装置から出力される目標の距
    離、方位角、高角の観測情報を基に目標追尾装置で算出
    される推定位置・速度及び推定位置・速度の誤差評価量
    の目標航跡情報に対し、その目標航跡情報を受取る航跡
    情報入力器と、目標航跡情報のうち推定位置・速度を出
    力する目標推定位置出力器と、上記推定位置・速度を水
    平面直交座標系航跡情報表示用に座標変換する水平面直
    交座標系航跡情報表示座標変換器と、上記航跡情報入力
    器から推定位置・速度の誤差評価量を出力する目標航跡
    誤差評価量出力器と、目標航跡誤差評価を水平面直交座
    標系航跡情報表示用に座標変換する水平面直交座標系航
    跡情報表示用目標航跡誤差評価量座標変換器と、目標航
    跡誤差の範囲を設定する誤差範囲しきい値入力器と、こ
    の誤差範囲しきい値入力器で設定されたしきい値を基に
    目標航跡誤差の範囲を推定する水平面直交座標系航跡情
    報表示用誤差範囲推定器と、上記水平面直交座標系航跡
    情報表示座標変換器から出力された推定位置・速度と上
    記水平面直交座標系航跡情報表示用誤差範囲推定器から
    出力された誤差範囲とを表示する水平面直交座標系航跡
    情報表示器と、拡大目標設定器で設定した目標に対し、
    上記水平面直交座標系航跡情報表示座標変換器から出力
    された推定位置・速度と拡大目標設定器で設定した目標
    に対し、上記水平面直交座標系航跡情報表示用誤差範囲
    推定器から出力された誤差範囲と表示する水平面直交座
    標系航跡情報拡大表示器とを備えた航跡情報拡大表示装
    置。
  4. 【請求項4】 目標観測装置から出力される目標の距
    離、方位角、高角の観測情報を基に目標追尾装置で算出
    される推定位置・速度及び推定位置・速度の誤差評価量
    の目標航跡情報に対し、その目標航跡情報を受取る航跡
    情報入力器と、目標航跡情報のうち推定位置・速度を出
    力する目標推定位置出力器と、上記推定位置・速度を距
    離−高角航跡情報表示用に座標変換する距離−高角航跡
    情報表示座標変換器と、上記航跡情報入力器から推定位
    置・速度の誤差評価量を出力する目標航跡誤差評価量出
    力器と、目標航跡誤差評価を距離−高角航跡情報表示用
    に座標変換する距離−高角航跡情報表示用目標航跡誤差
    評価量座標変換器と、目標航跡誤差の範囲を設定する誤
    差範囲しきい値入力器と、この誤差範囲しきい値入力器
    で設定されたしきい値を基に目標航跡誤差の範囲を推定
    する距離−高角航跡情報表示用誤差範囲推定器と、上記
    距離−高角航跡情報表示座標変換器から出力された推定
    位置・速度と上記距離−高角航跡情報表示用誤差範囲推
    定器から出力された誤差範囲とを表示する距離−高角航
    跡情報表示器と、拡大して観察したい目標を設定する拡
    大目標設定器と、この拡大目標設定器で設定した目標に
    対し、上記距離−高角航跡情報表示座標変換器から出力
    された推定位置・速度と上記拡大目標設定器で設定した
    目標に対し、上記距離−高角航跡情報表示用誤差範囲推
    定器から出力された誤差範囲とを表示する距離−高角航
    跡情報拡大表示器とを備えた航跡情報拡大表示装置。
  5. 【請求項5】 目標観測装置から出力される目標の距
    離、方位角、高角の観測情報を基に目標追尾装置で算出
    される推定位置・速度及び推定位置・速度の誤差評価量
    の目標航跡情報に対し、その目標航跡情報を受取る航跡
    情報入力器と、目標航跡情報のうち推定位置・速度を出
    力する目標推定位置出力器と、上記推定位置・速度をR
    ange Height Indicator(RH
    I)航跡情報表示用に座標変換するRHI航跡情報表示
    座標変換器と、上記航跡情報入力器から推定位置・速度
    の誤差評価量を出力する目標航跡誤差評価量出力器と、
    目標航跡誤差評価をRHI航跡情報表示用に座標変換す
    るRHI航跡情報表示用目標航跡誤差評価量座標変換器
    と、目標航跡誤差の範囲を設定する誤差範囲しきい値入
    力器と、この誤差範囲しきい値入力器で設定されたしき
    い値を基に目標航跡誤差の範囲を推定するRHI航跡情
    報表示用誤差範囲推定器と、上記RHI航跡情報表示座
    標変換器から出力された推定位置・速度と上記RHI航
    跡情報表示用誤差範囲推定器から出力された誤差範囲と
    を表示するRHI航跡情報表示器と、拡大して観察した
    い目標を設定する拡大目標設定器と、この拡大目標設定
    器で設定した目標に対し、上記RHI航跡情報表示座標
    変換器から出力された推定位置・速度と上記拡大目標設
    定器で設定した目標に対し、上記RHI航跡情報表示用
    誤差範囲推定器から出力された誤差範囲とを表示するR
    HI航跡情報拡大表示器とを備えた航跡情報拡大表示装
    置。
  6. 【請求項6】 目標観測装置から出力される目標の距
    離、方位角、高角の観測情報を基に目標追尾装置で算出
    される推定位置・速度及び推定位置・速度の誤差評価量
    の目標航跡情報に対し、その目標航跡情報を受取る航跡
    情報入力器と、目標航跡情報のうち推定位置・速度を出
    力する目標推定位置出力器と、上記推定位置・速度を方
    位角−高度航跡情報表示用に座標変換する方位角−高度
    航跡情報表示座標変換器と、上記航跡情報入力器から推
    定位置・速度の誤差評価量を出力する目標航跡誤差評価
    量出力器と、目標航跡誤差評価を方位角−高度航跡情報
    表示用に座標変換する方位角−高度航跡情報表示用目標
    航跡誤差評価量座標変換器と、目標航跡誤差の範囲を設
    定する誤差範囲しきい値入力器と、この誤差範囲しきい
    値入力器で設定されたしきい値を基に目標航跡誤差の範
    囲を推定する方位角−高度航跡情報表示用誤差範囲推定
    器と、上記方位角−高度航跡情報表示座標変換器から出
    力された推定位置・速度と方位角−高度航跡情報表示用
    誤差範囲推定器から出力された誤差範囲とを表示する方
    位角−高度航跡情報表示器と、拡大目標設定器で設定し
    た目標に対し、上記方位角−高度航跡情報表示座標変換
    器から出力された推定位置・速度と拡大目標設定器で設
    定した目標に対し、上記方位角−高度航跡情報表示用誤
    差範囲推定器から出力された誤差範囲とを表示する方位
    角−高度航跡情報拡大表示器とを備えた航跡情報拡大表
    示装置。
  7. 【請求項7】 目標観測装置から出力される目標の距
    離、方位角、高角の観測情報を基に目標追尾装置で算出
    される推定位置・速度及び推定位置・速度の誤差評価量
    の目標航跡情報に対し、その目標航跡情報を受取る航跡
    情報入力器と、目標航跡情報のうち推定位置・速度を出
    力する目標推定位置出力器と、上記推定位置・速度を距
    離−方位角航跡情報表示用に座標変換する距離−方位角
    航跡情報表示座標変換器と、上記航跡情報入力器から推
    定位置・速度の誤差評価量を出力する目標航跡誤差評価
    量出力器と、目標航跡誤差評価を距離−方位角航跡情報
    表示用に座標変換する距離−方位角航跡情報表示用目標
    航跡誤差評価量座標変換器と、目標航跡誤差の範囲を設
    定する誤差範囲しきい値入力器と、この誤差範囲しきい
    値入力器で設定されたしきい値を基に目標航跡誤差の範
    囲を推定する距離−方位角航跡情報表示用誤差範囲推定
    器と、上記距離−方位角航跡情報表示座標変換器から出
    力された推定位置・速度と距離−方位角航跡情報表示用
    誤差範囲推定器から出力された誤差範囲とを表示する距
    離−方位角航跡情報表示器と、拡大して観察したい目標
    を設定する拡大目標設定器と、この拡大目標設定器で設
    定した目標に対し、上記距離−方位角航跡情報表示座標
    変換器から出力された推定位置・速度と上記拡大目標設
    定器で設定した目標に対し、上記距離−方位角航跡情報
    表示用誤差範囲推定器から出力された誤差範囲とを表示
    する距離−方位角航跡情報拡大表示器とを備えた航跡情
    報拡大表示装置。
JP7012746A 1995-01-30 1995-01-30 航跡情報拡大表示装置 Pending JPH08201507A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002311127A (ja) * 2001-04-06 2002-10-23 Furuno Electric Co Ltd レーダ探知装置
JP2010204045A (ja) * 2009-03-05 2010-09-16 Toshiba Corp 目標表示装置

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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