JPH0820115B2 - 給湯器 - Google Patents

給湯器

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JPH0820115B2
JPH0820115B2 JP3202093A JP20209391A JPH0820115B2 JP H0820115 B2 JPH0820115 B2 JP H0820115B2 JP 3202093 A JP3202093 A JP 3202093A JP 20209391 A JP20209391 A JP 20209391A JP H0820115 B2 JPH0820115 B2 JP H0820115B2
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JP
Japan
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valve
voltage
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water
water heater
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JPH0544991A (ja
Inventor
田中  秀知
晃 高林
Original Assignee
株式会社ハーマン
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  • Instantaneous Water Boilers, Portable Hot-Water Supply Apparatuses, And Control Of Portable Hot-Water Supply Apparatuses (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、水加熱用の熱交換器
と、その熱交換器に対して加熱作用する加熱手段と、前
記熱交換器に対する給水路を開閉する電磁式の開閉弁
と、起動指令に伴って前記加熱手段と前記開閉弁を作動
させる制御手段と、電池電源の電圧を検出する検出手段
とが設けられている給湯器に関する。
【0002】
【従来の技術】給湯器の作動を確実に実行するために
は、電池電源の電圧は所定値以上である必要がある。従
来、電池電源の電圧は、加熱手段と開閉弁を作動させて
いないとき、つまり、負荷電流が小なるときに検出さ
れ、その電圧が所定値未満のときに加熱手段の作動を停
止するように構成されていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】電池の内部抵抗には、
個体差があり、又、使用に伴って増加することがある。
電池の内部抵抗が大きくなると、負荷電流が流れたとき
の電池電源の電圧の低下が大きくなる。従って、上記従
来技術では、電磁弁を作動させたとき等負荷電流が大な
るときに電源電圧が大きく低下して正常な制御が行えな
くなる虞があった。本発明の目的は、上記従来欠点を解
消して、負荷電流が大きいときの電源電圧を正確に検出
して、負荷電流が大なるときの作動の信頼性を高める点
にある。
【0004】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するた
め、本発明による給湯器の第1の特徴構成は、前記制御
手段は、起動指令に伴って前記開閉弁を開に作動させて
いるときの前記電圧が第1設定値未満の場合には、前記
開閉弁を閉にすると共に前記加熱手段の作動を停止する
ように構成されていることである。
【0005】第2の特徴構成は、前記制御手段は、起動
指令に伴って前記開閉弁を開に作動させているときの前
記電圧が前記第1設定値以上で、且つ、前記第1設定値
より高い第2設定値未満の場合には、警報を発生すると
共に前記加熱手段を作動させるように構成されているこ
とである。
【0006】
【作用】第1の特徴構成における作用は以下の通りであ
る。開閉弁を開に作動させているときは、負荷電流が大
であり、又、過渡状態を過ぎれば電圧も安定する。従っ
て、負荷電流が大きいときの電源電圧を正確に検出でき
る。尚、加熱手段がガス燃焼式の場合において、加熱手
段に対するガス供給路を開閉する電磁弁を作動させると
きに電源電圧の検出を行うと、点火プラグを同時に作動
させるため電圧が不安定になり、電池電源の電圧を正確
に検出出来ないものとなる。
【0007】第2の特徴構成における作用は以下の通り
である。電池の内部抵抗が大きくなってくると、負荷電
流が大きいときの電源電圧が次第に第1設定値に近づく
ことになる。そこで、電源電圧が、第1設定値以上で、
且つ、第2設定値未満の場合には、電池の性能がやや低
下してきたことを使用者に警報で知らせる。
【0008】
【発明の効果】第1の特徴構成では、負荷電流が大きい
ときの電源電圧を正確に検出できるので、負荷電流が大
なるときの作動の信頼性を高めることができる。
【0009】第2の特徴構成では、電池の交換時期が近
いことを前もって使用者に知らせることができるので、
電池消耗による作動停止を予防できる。
【0010】
【実施例】以下、本発明を給湯器に適用した実施例を図
面に基づいて説明する。図1及び図7に示すように、水
加熱用の熱交換器1と、その熱交換器1に対して加熱作
用する加熱手段としてのバーナ2とが本体ケースA内に
設けられている。そして、その先端に出水具4を備えた
フレキシブル管3が連設され、もって給湯器が構成され
ている。
【0011】又、図1及び図7に示すように、熱交換器
1を介して給水口12とフレキシブル管3とを連通する
給水路W1には、その給水路W1を開閉する電磁式の開
閉弁5、水ガバナ6、及び熱交換器1への給水量とバイ
パス水量を調整する分流弁7が介装されている。バーナ
2への燃料供給路G1には、電磁式の遮断弁8、水ガバ
ナ6と連動する水圧応動弁9、ガスガバナ10、及び、
燃料供給量を調節する調節弁11が介装されている。
尚、遮断弁8は、動作コイルと保持コイルを有してい
る。又、本体ケースAと出水具4の夫々に、メーク接点
を有するプッシュスイッチS1,S2が設けられてい
る。尚、図中、14は水流スイッチ、15は出湯温を調
整する湯温調整ダイヤル、16は点火プラグ、17は熱
電対、18は不完全燃焼防止用の逆起熱電対、19は出
湯状態をシャワーかストレートか選択するシーソーボタ
ン、20は警報用ランプ、21は電池である。
【0012】次に、バーナ2や開閉弁5の作動を制御す
る構成について説明を加える。図1に示すように、マイ
クロコンピュータ利用のコントローラCが設けられ、そ
のコントローラCに、プッシュスイッチS1,S2、水
流スイッチ14等が接続されている。そして、コントロ
ーラCは、電池21の電圧を検出すると共に、前記のス
イッチ等の情報に基づいて開閉弁5と遮断弁8の開閉や
点火プラグ16の作動を制御するようになっている。と
ころで、後述の点火処理を実行するときに、バーナ2と
開閉弁5を作動させていないときの電池21の電圧Va
と、開閉弁5を開に作動させているときの電池21の電
圧Vbとをチェックするようになっている。そして、電
圧Vaが2.1V未満の場合、又は、電圧Vbが第1設
定値(ここでは1.9V)未満の場合には、開閉弁5を
閉にすると共にバーナ2の作動を停止する。又、電圧V
bが第1設定値以上で、且つ、第2設定値(ここでは
2.1V)未満の場合には、警報を発生させてからバー
ナ2の作動を実行する。即ち、コントローラCを利用し
て制御手段100と、検出手段101とが構成されてい
る。
【0013】次に、図2乃至図6に示すフローチャート
に基づいて、コントローラCの制御動作について説明す
る。制御作動が起動されると、割込待ちの状態となる。
つまり、いずれかのプッシュスイッチS1,S2がON
されると、図2に示す入力割込処理のルーチンが起動す
る。又、プッシュスイッチS1,S2のONと同時にタ
イマー(10秒間)が作動し、そのタイマーの時間切れ
に伴って図3に示すタイマー割込処理のルーチンが起動
する。入力割込処理について説明を加えると、バーナ2
が点火状態であればバーナ2を消火し、バーナ2が消火
状態であればバーナ2を点火する。タイマー割込処理に
ついて説明を加えると、先ず、入力割込を禁止し、消火
処理を実行する。そして、プッシュスイッチS1,S2
がOFFになるに伴って入力割込を許可してリターンす
る。
【0014】次に、図4乃至図6に基づいて、点火処理
について述べる。先ず、電圧Vaをチェックして、電圧
Vaが第1設定値未満の場合、警報用ランプ20を点灯
して点火処理を停止する。電圧Vaが第1設定値以上で
あれば、開閉弁5を0.22秒間開き側にONする。開
閉弁5をONしている間に、電圧Vbをチェックして、
電圧Vbが第2設定値未満の場合、開閉弁5を閉じると
共に警報用ランプ20を点灯して点火処理を停止する。
又、電圧Vbが第2設定値以上で、且つ、第3設定値未
満の場合には、警報用ランプ20を4秒間点滅させてか
ら、次の処理に移行する。給水路W1に水が流れて水流
スイッチ14がONすると、点火プラグ16をONする
と共に遮断弁8を開く。点火後、消火処理が実行される
まで、熱電対17と逆起熱電対18の起電圧(E)に基
づいて燃焼状態をチェックして、立ち消えや不完全燃焼
を防止する。
【0015】〔別実施例〕上記実施例では、元止め式給
湯器の場合を示したが、先止め式であってもよく、各部
の構成は各種変更できる。
【0016】尚、特許請求の範囲の項に図面との対照を
便利にする為に符号を記すが、該記入により本発明は添
付図面の構成に限定されるものではない。
【図面の簡単な説明】
【図1】全体構成のブロック図
【図2】制御作動のフローチャート
【図3】制御作動のフローチャート
【図4】制御作動のフローチャート
【図5】制御作動のフローチャート
【図6】制御作動のフローチャート
【図7】給湯器の外観図
【符号の説明】
1 熱交換器 2 加熱手段 5 開閉弁 21 電池電源 100 制御手段 101 検出手段 W1 給水路

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 水加熱用の熱交換器(1)と、その熱交
    換器(1)に対して加熱作用する加熱手段(2)と、前
    記熱交換器(1)に対する給水路(W1)を開閉する電
    磁式の開閉弁(5)と、起動指令に伴って前記加熱手段
    (2)と前記開閉弁(5)を作動させる制御手段(10
    0)と、電池電源(21)の電圧を検出する検出手段
    (101)とが設けられている給湯器であって、 前記制御手段(100)は、起動指令に伴って前記開閉
    弁(5)を開に作動させているときの前記電圧が第1設
    定値未満の場合には、前記開閉弁(5)を閉にすると共
    に前記加熱手段(2)の作動を停止するように構成され
    ている給湯器。
  2. 【請求項2】 前記制御手段(100)は、起動指令に
    伴って前記開閉弁(5)を開に作動させているときの前
    記電圧が前記第1設定値以上で、且つ、前記第1設定値
    より高い第2設定値未満の場合には、警報を発生すると
    共に前記加熱手段(2)を作動させるように構成されて
    いる請求項1記載の給湯器。
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JP2579112B2 (ja) * 1993-04-21 1997-02-05 リンナイ株式会社 燃焼装置

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