JPH08200741A - 空気調和機の室外機 - Google Patents
空気調和機の室外機Info
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- JPH08200741A JPH08200741A JP758095A JP758095A JPH08200741A JP H08200741 A JPH08200741 A JP H08200741A JP 758095 A JP758095 A JP 758095A JP 758095 A JP758095 A JP 758095A JP H08200741 A JPH08200741 A JP H08200741A
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- air conditioner
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- cover
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 本体内に侵入した雨水を、電装部および配管
導入部に滴下させることなく、底板上に導いて外部に排
出できる空気調和機の室外機を提供する。 【構成】 合成樹脂製の電装カバー４と一体的に形成し
た手掛部５の背面上部に左右に延びる突条のリブ5aを設
けると共に、同リブ5aの両側から下方に向けてガイドリ
ブ4aを連続的に形成する。または、前記リブ5aの後方に
受皿８を連続的に形成し、前記ガイドリブ4aを同受皿８
の両側壁から下方に向けて形成する。これにより、雨水
を前記リブ5a、または前記受皿８で受けて前記ガイドリ
ブ4aに沿って滴下し、圧縮機，熱交換器等を載置した底
板上に導いて同底板上に備えた排水路から外部に排出す
る。
導入部に滴下させることなく、底板上に導いて外部に排
出できる空気調和機の室外機を提供する。 【構成】 合成樹脂製の電装カバー４と一体的に形成し
た手掛部５の背面上部に左右に延びる突条のリブ5aを設
けると共に、同リブ5aの両側から下方に向けてガイドリ
ブ4aを連続的に形成する。または、前記リブ5aの後方に
受皿８を連続的に形成し、前記ガイドリブ4aを同受皿８
の両側壁から下方に向けて形成する。これにより、雨水
を前記リブ5a、または前記受皿８で受けて前記ガイドリ
ブ4aに沿って滴下し、圧縮機，熱交換器等を載置した底
板上に導いて同底板上に備えた排水路から外部に排出す
る。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、空気調和機の室外機に
係わり、より詳細には、本体を構成する合成樹脂製のカ
バーと、同カバーの一側をカバーする合成樹脂製の電装
カバーとの間から侵入する雨水を、電装部および配管導
入部に滴下させることなく底板に導いて同底板から外部
に排出できるようにした電装カバーの構造に関する。
係わり、より詳細には、本体を構成する合成樹脂製のカ
バーと、同カバーの一側をカバーする合成樹脂製の電装
カバーとの間から侵入する雨水を、電装部および配管導
入部に滴下させることなく底板に導いて同底板から外部
に排出できるようにした電装カバーの構造に関する。
【０００２】
【従来の技術】従来の空気調和機の室外機は、例えば図
３，図４で示すように、圧縮機，熱交換器等を載置した
底板（図示せず）と、一側に手掛部を設け他側に電装部
および配管導入部６に対応する開口部を設けた側面と、
吸込口を備えた背面と、上面後端部とを連続的に形成し
て前記底板に被着すると共に、開口端部に接合部を連続
的に備えた合成樹脂製のリヤカバー２と、前記手掛部に
相対向して他側の手掛部５を設けると共に前記開口部を
固定部７で前記リヤカバー２の他側に固定してカバーす
る合成樹脂製の電装カバー４と、前記接合部に接合片を
備えて接合し、前記上面後端部に接続する上面と吹出口
を備えた前面とを連続的に形成して前記底板に被着した
合成樹脂製のフロントカバー３とから本体１を構成して
いた。前記構成で、前記リヤカバー２の他側と、同他側
に固定した前記電装カバー４との間から雨水が侵入して
前記電装部および配管導入部に滴下することにより、同
電装部および配管導入部の故障の原因になるという問題
を有していた。そのため、前記リヤカバー２の他側と、
同他側に固定した前記電装カバー４との間にシール材を
装着して雨水の侵入を防止するなどの対策をしていた
が、同対策のための作業性が悪く、コスト的に不利であ
り、また、前記シール材の品質が経時劣下して雨水の侵
入を防止できなくなるという問題を有していた。
３，図４で示すように、圧縮機，熱交換器等を載置した
底板（図示せず）と、一側に手掛部を設け他側に電装部
および配管導入部６に対応する開口部を設けた側面と、
吸込口を備えた背面と、上面後端部とを連続的に形成し
て前記底板に被着すると共に、開口端部に接合部を連続
的に備えた合成樹脂製のリヤカバー２と、前記手掛部に
相対向して他側の手掛部５を設けると共に前記開口部を
固定部７で前記リヤカバー２の他側に固定してカバーす
る合成樹脂製の電装カバー４と、前記接合部に接合片を
備えて接合し、前記上面後端部に接続する上面と吹出口
を備えた前面とを連続的に形成して前記底板に被着した
合成樹脂製のフロントカバー３とから本体１を構成して
いた。前記構成で、前記リヤカバー２の他側と、同他側
に固定した前記電装カバー４との間から雨水が侵入して
前記電装部および配管導入部に滴下することにより、同
電装部および配管導入部の故障の原因になるという問題
を有していた。そのため、前記リヤカバー２の他側と、
同他側に固定した前記電装カバー４との間にシール材を
装着して雨水の侵入を防止するなどの対策をしていた
が、同対策のための作業性が悪く、コスト的に不利であ
り、また、前記シール材の品質が経時劣下して雨水の侵
入を防止できなくなるという問題を有していた。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】本発明においては、合
成樹脂製のリヤカバーの他側と、同他側に固定した合成
樹脂製の電装カバーとの間から侵入する雨水を、電装部
および配管導入部に滴下させることなく底板上に導い
て、同底板から外部に円滑に排出できる空気調和機の室
外機を提供することを目的とする。
成樹脂製のリヤカバーの他側と、同他側に固定した合成
樹脂製の電装カバーとの間から侵入する雨水を、電装部
および配管導入部に滴下させることなく底板上に導い
て、同底板から外部に円滑に排出できる空気調和機の室
外機を提供することを目的とする。
【０００４】
【課題を解決するための手段】本発明は上記の課題を解
決するためになされたものであり、圧縮機，熱交換器等
を載置した底板と、一側に手掛部を設け他側に電装部お
よび配管導入部に対応する開口部を設けた側面と、吸込
口を備えた背面と上面後端部とを連続的に形成して前記
底板に被着すると共に、開口端部に接合部を連続的に備
えた合成樹脂製のリヤカバーと、前記手掛部に相対向し
て他側の手掛部を設けると共に前記開口部をカバーする
合成樹脂製の電装カバーと、前記接合部に接合片を備え
て接合し、前記上面後端部に接続する上面と吹出口を備
えた前面とを連続的に形成して前記底板に被着した合成
樹脂製のフロントカバーとからなり、前記電装カバーに
設けた手掛部の背面上部に左右に延びる突条のリブを設
けると共に、同リブの両側に下方に延びる突条のガイド
リブを連続的に形成したことを特徴とする。また、前記
リブの後方に受皿を連続的に形成し、前記ガイドリブを
同受皿の両側下方に連続的に形成したことを特徴とす
る。また、前記リブと前記受皿とを、前記電装部および
配管導入部の左右端よりも少許外側の位置まで延ばして
形成したことを特徴とする。また、前記ガイドリブを、
前記電装部および配管導入部の下端よりも少許下方の位
置まで延ばして形成したことを特徴とする。また、前記
受皿を構成する三方の壁面を、前記リブの高さに比して
高く形成したことを特徴とする。また、前記受皿の底面
を、前記リブ側を低くした傾斜面で形成すると共に、前
記受皿の両側壁に、上部を解放した溝部を形成したこと
を特徴とする。また、前記ガイドリブの下端に、同ガイ
ドリブの先端と同ガイドリブ下方の前記電装カバーとを
結ぶ傾斜部を形成したことを特徴とする。また、前記ガ
イドリブの先端に、外方に突出する略Ｌ字状のフランジ
を設けたことを特徴とする。また、前記フランジの下端
に、切欠部を設けたことを特徴とする。更に、前記電装
カバーに設けた手掛部と、前記リブと、前記ガイドリブ
と、前記受皿とを、前記電装カバーと一体的に形成した
ことを特徴とする。
決するためになされたものであり、圧縮機，熱交換器等
を載置した底板と、一側に手掛部を設け他側に電装部お
よび配管導入部に対応する開口部を設けた側面と、吸込
口を備えた背面と上面後端部とを連続的に形成して前記
底板に被着すると共に、開口端部に接合部を連続的に備
えた合成樹脂製のリヤカバーと、前記手掛部に相対向し
て他側の手掛部を設けると共に前記開口部をカバーする
合成樹脂製の電装カバーと、前記接合部に接合片を備え
て接合し、前記上面後端部に接続する上面と吹出口を備
えた前面とを連続的に形成して前記底板に被着した合成
樹脂製のフロントカバーとからなり、前記電装カバーに
設けた手掛部の背面上部に左右に延びる突条のリブを設
けると共に、同リブの両側に下方に延びる突条のガイド
リブを連続的に形成したことを特徴とする。また、前記
リブの後方に受皿を連続的に形成し、前記ガイドリブを
同受皿の両側下方に連続的に形成したことを特徴とす
る。また、前記リブと前記受皿とを、前記電装部および
配管導入部の左右端よりも少許外側の位置まで延ばして
形成したことを特徴とする。また、前記ガイドリブを、
前記電装部および配管導入部の下端よりも少許下方の位
置まで延ばして形成したことを特徴とする。また、前記
受皿を構成する三方の壁面を、前記リブの高さに比して
高く形成したことを特徴とする。また、前記受皿の底面
を、前記リブ側を低くした傾斜面で形成すると共に、前
記受皿の両側壁に、上部を解放した溝部を形成したこと
を特徴とする。また、前記ガイドリブの下端に、同ガイ
ドリブの先端と同ガイドリブ下方の前記電装カバーとを
結ぶ傾斜部を形成したことを特徴とする。また、前記ガ
イドリブの先端に、外方に突出する略Ｌ字状のフランジ
を設けたことを特徴とする。また、前記フランジの下端
に、切欠部を設けたことを特徴とする。更に、前記電装
カバーに設けた手掛部と、前記リブと、前記ガイドリブ
と、前記受皿とを、前記電装カバーと一体的に形成した
ことを特徴とする。
【０００５】
【作用】上記構成であるならば、合成樹脂製のリヤカバ
ーが構成する他側と、同他側に固定した合成樹脂製の電
装カバーとの間から侵入する雨水を、電装部および配管
導入部に滴下させることなく底板上に導き、同底板から
外部に円滑に排出できるようにして作業性と安全性を向
上させた空気調和機の室外機となる。
ーが構成する他側と、同他側に固定した合成樹脂製の電
装カバーとの間から侵入する雨水を、電装部および配管
導入部に滴下させることなく底板上に導き、同底板から
外部に円滑に排出できるようにして作業性と安全性を向
上させた空気調和機の室外機となる。
【０００６】
【実施例】以下、本発明における実施例を添付図面に基
づいて説明する。図１，図２（Ａ）（Ｂ）（Ｃ）（Ｄ）
において、１は圧縮機，熱交換器等（図示せず）を収容
した本体である。２は前記本体１を構成する合成樹脂製
のリヤカバーで、同リヤカバー２と後述するフロントカ
バーとを底板（図示せず）に被着し、同底板上に載置し
た前記圧縮機，熱交換器等を保護する構成となってい
る。前記リヤカバー２は、一側に手掛部を設け、他側に
電装部および後述する配管導入部に対応する開口部を設
けた側面と、吸込口を備えた背面と、上面後端部とを連
続的に形成すると共に、開口端部に接合部を連続的に形
成して前記底板に被着した構成となっている。３は前記
リヤカバー２に形成した前記接合部に接合片を備えて接
合すると共に、前記リヤカバー２に形成した前記上面後
端部に接続する上面と、吹出口を備えた前面とを連続的
に形成して前記底板に被着した合成樹脂製のフロントカ
バーである。前記本体１は、前記リヤカバー２と、前記
フロントカバー３とを、前記接合部と前記接合片とによ
って接合することにより、前記説明のとおり、前記底板
上に載置した前記圧縮機，熱交換器等を保護する構成と
なっている。４は前記リヤカバー２の一側に設けた前記
手掛部に相対向して後述する他側の手掛部を設けると共
に、前記電装部および後述する配管導入部に対応して前
記リヤカバー２の他側に設けた開口部をカバーするため
の合成樹脂製の電装カバーである。4aは前記電装カバー
４の背面に同電装カバー４と一体的に形成した突条のガ
イドリブで、同ガイドリブ4aは前記電装部および後述す
る配管導入部の両側端から少許離間した位置に夫々下方
に延ばして形成し、図２（Ａ）（Ｂ）で示すように、前
記ガイドリブ4aの上端部は後述する他側の手掛部の背面
に設けた後述するリブと接続され、同ガイドリブ4aの下
端部は前記電装部および後述する配管導入部の下端より
も少許下方の位置まで延ばして形成されている。また、
他の実施例として、図２（Ｃ）（Ｄ）で示すように、前
記ガイドリブ4aの上端部は、後述する他側の手掛部の背
面に設けた後述するリブの更に後方に連続的に設けられ
た後述する受皿と接続され、同ガイドリブ4aの下端部は
前記電装部および後述する配管導入部の下端よりも少許
下方の位置まで延ばして形成されている。前記ガイドリ
ブ4aと後述するリブおよび受皿とにより、後述する他側
の手掛部の背面上部に侵入した雨水が、前記電装部およ
び後述する配管導入部に滴下することなく前記圧縮機，
熱交換器等を載置した前記底板上に導かれ、同底板上に
備えられた排水路から外部に排出される構成となってい
る。4bは、図２（Ａ）（Ｃ）で示すように、前記ガイド
リブ4aの下端部に連続的に形成した傾斜部で、同傾斜部
4bは前記ガイドリブ4aの先端と同ガイドリブ4a下方の前
記電装カバー４の背面とを結んで傾斜した構成となって
いる。4cは、図２（Ａ）（Ｃ）で示すように、前記ガイ
ドリブ4aの先端に、外方に突出させて連続的に形成した
略Ｌ字状のフランジである。4dは、図２（Ａ）（Ｃ）で
示すように、前記フランジ4cの下端に形成した切欠部で
ある。前記傾斜部4bと、前記フランジ4cと、前記切欠部
4dとにより、後述する他側の手掛部の背面上部に侵入し
た雨水を、前記電装部および後述する配管導入部に滴下
させないようにして前記ガイドリブ4aから零すことなく
確実に案内し、前記電装カバー４の背面に沿って前記圧
縮機，熱交換器等を載置した前記底板上に円滑に導かれ
る構成となっている。５は、図１，図２（Ｂ）（Ｄ）で
示すように、リヤカバー２の一側に設けた前記手掛部に
相対向して、前記電装カバー４に一体的に形成した他側
の手掛部である。5aは、図２（Ｂ）で示すように、前記
電装カバー４と一体的に形成した他側の手掛部５の背面
上部に、左右に延ばして前記電装カバー４と一体的に形
成した突条のリブである。前記リブ5aを設けたことによ
り、前記説明のとおり、前記他側の手掛部５の背面上部
に侵入した雨水が同背面上部の左右両側から滴下し、前
記傾斜部4bと、前記フランジ4cと、前記切欠部4dとを備
えた前記ガイドリブ4aにより前記圧縮機，熱交換器等を
載置した前記底板上に円滑に導かれる構成となってい
る。６は前記電装カバー４に設けた配管導入部で、同配
管導入部６に室内機に連なる配管を導入し、同配管を同
配管導入部６内に備えた二方弁，三方弁に接続する構成
となっており、同二方弁，三方弁等に雨水を滴下させな
いようにして、故障を惹起させない構成とすることが本
実施例における説明の趣旨となっている。７は前記電装
カバー４をねじにより固定するための固定部である。８
は、他の実施例として図２（Ｃ）（Ｄ）で示すように、
前記リブ5aの後方に連続的に形成した受皿で、雨水が前
記リブ5aを越えて同リブ5aの後方に滴下した場合には、
雨水を同受皿８で受けるようにしたことによって、より
確実に前記電装部および前記配管導入部６内に滴下させ
ない構成となっている。8aは、図２（Ｃ）（Ｄ）で示す
ように、前記受皿８を構成する三方の壁面で、同壁面8a
は前記リブ5aの高さに比して高い壁面で連続的に形成さ
れており、これにより、より確実に前記電装部および前
記配管導入部６内に雨水を滴下させない構成となってい
る。8bは、図２（Ｃ）（Ｄ）で示すように、前記壁面8a
の両側壁に、上部を解放して前記リブ5a側に設けた溝部
で、同溝部8bを設けたことにより、同溝部8bから、前記
受皿８で受けた雨水を前記壁面8aを越えて溢れる以前に
前記ガイドリブ4aに沿って滴下させ、前記圧縮機，熱交
換器等を載置した前記底板上に導く構成となっている。
8cは前記受皿８の底面で、図２（Ｄ）で示すように、前
記底面8cは前記リブ8b側を低くした傾斜面で形成したこ
とにより、前記受皿８で受けた雨水を前記リブ8b側に集
めて前記ガイドリブ4aに沿って滴下させ、前記電装カバ
ー４側に近い流路で前記底板上に雨水を導ける構成とな
っている。更に、前記電装カバー４に設けた手掛部５
と、前記リブ5aと、前記ガイドリブ4aと、前記受皿８と
は、前記電装カバー４と一体的に形成したことにより、
寸法形状のが精度よく仕上げられると共に、コスト的に
有利な構成となっている。
づいて説明する。図１，図２（Ａ）（Ｂ）（Ｃ）（Ｄ）
において、１は圧縮機，熱交換器等（図示せず）を収容
した本体である。２は前記本体１を構成する合成樹脂製
のリヤカバーで、同リヤカバー２と後述するフロントカ
バーとを底板（図示せず）に被着し、同底板上に載置し
た前記圧縮機，熱交換器等を保護する構成となってい
る。前記リヤカバー２は、一側に手掛部を設け、他側に
電装部および後述する配管導入部に対応する開口部を設
けた側面と、吸込口を備えた背面と、上面後端部とを連
続的に形成すると共に、開口端部に接合部を連続的に形
成して前記底板に被着した構成となっている。３は前記
リヤカバー２に形成した前記接合部に接合片を備えて接
合すると共に、前記リヤカバー２に形成した前記上面後
端部に接続する上面と、吹出口を備えた前面とを連続的
に形成して前記底板に被着した合成樹脂製のフロントカ
バーである。前記本体１は、前記リヤカバー２と、前記
フロントカバー３とを、前記接合部と前記接合片とによ
って接合することにより、前記説明のとおり、前記底板
上に載置した前記圧縮機，熱交換器等を保護する構成と
なっている。４は前記リヤカバー２の一側に設けた前記
手掛部に相対向して後述する他側の手掛部を設けると共
に、前記電装部および後述する配管導入部に対応して前
記リヤカバー２の他側に設けた開口部をカバーするため
の合成樹脂製の電装カバーである。4aは前記電装カバー
４の背面に同電装カバー４と一体的に形成した突条のガ
イドリブで、同ガイドリブ4aは前記電装部および後述す
る配管導入部の両側端から少許離間した位置に夫々下方
に延ばして形成し、図２（Ａ）（Ｂ）で示すように、前
記ガイドリブ4aの上端部は後述する他側の手掛部の背面
に設けた後述するリブと接続され、同ガイドリブ4aの下
端部は前記電装部および後述する配管導入部の下端より
も少許下方の位置まで延ばして形成されている。また、
他の実施例として、図２（Ｃ）（Ｄ）で示すように、前
記ガイドリブ4aの上端部は、後述する他側の手掛部の背
面に設けた後述するリブの更に後方に連続的に設けられ
た後述する受皿と接続され、同ガイドリブ4aの下端部は
前記電装部および後述する配管導入部の下端よりも少許
下方の位置まで延ばして形成されている。前記ガイドリ
ブ4aと後述するリブおよび受皿とにより、後述する他側
の手掛部の背面上部に侵入した雨水が、前記電装部およ
び後述する配管導入部に滴下することなく前記圧縮機，
熱交換器等を載置した前記底板上に導かれ、同底板上に
備えられた排水路から外部に排出される構成となってい
る。4bは、図２（Ａ）（Ｃ）で示すように、前記ガイド
リブ4aの下端部に連続的に形成した傾斜部で、同傾斜部
4bは前記ガイドリブ4aの先端と同ガイドリブ4a下方の前
記電装カバー４の背面とを結んで傾斜した構成となって
いる。4cは、図２（Ａ）（Ｃ）で示すように、前記ガイ
ドリブ4aの先端に、外方に突出させて連続的に形成した
略Ｌ字状のフランジである。4dは、図２（Ａ）（Ｃ）で
示すように、前記フランジ4cの下端に形成した切欠部で
ある。前記傾斜部4bと、前記フランジ4cと、前記切欠部
4dとにより、後述する他側の手掛部の背面上部に侵入し
た雨水を、前記電装部および後述する配管導入部に滴下
させないようにして前記ガイドリブ4aから零すことなく
確実に案内し、前記電装カバー４の背面に沿って前記圧
縮機，熱交換器等を載置した前記底板上に円滑に導かれ
る構成となっている。５は、図１，図２（Ｂ）（Ｄ）で
示すように、リヤカバー２の一側に設けた前記手掛部に
相対向して、前記電装カバー４に一体的に形成した他側
の手掛部である。5aは、図２（Ｂ）で示すように、前記
電装カバー４と一体的に形成した他側の手掛部５の背面
上部に、左右に延ばして前記電装カバー４と一体的に形
成した突条のリブである。前記リブ5aを設けたことによ
り、前記説明のとおり、前記他側の手掛部５の背面上部
に侵入した雨水が同背面上部の左右両側から滴下し、前
記傾斜部4bと、前記フランジ4cと、前記切欠部4dとを備
えた前記ガイドリブ4aにより前記圧縮機，熱交換器等を
載置した前記底板上に円滑に導かれる構成となってい
る。６は前記電装カバー４に設けた配管導入部で、同配
管導入部６に室内機に連なる配管を導入し、同配管を同
配管導入部６内に備えた二方弁，三方弁に接続する構成
となっており、同二方弁，三方弁等に雨水を滴下させな
いようにして、故障を惹起させない構成とすることが本
実施例における説明の趣旨となっている。７は前記電装
カバー４をねじにより固定するための固定部である。８
は、他の実施例として図２（Ｃ）（Ｄ）で示すように、
前記リブ5aの後方に連続的に形成した受皿で、雨水が前
記リブ5aを越えて同リブ5aの後方に滴下した場合には、
雨水を同受皿８で受けるようにしたことによって、より
確実に前記電装部および前記配管導入部６内に滴下させ
ない構成となっている。8aは、図２（Ｃ）（Ｄ）で示す
ように、前記受皿８を構成する三方の壁面で、同壁面8a
は前記リブ5aの高さに比して高い壁面で連続的に形成さ
れており、これにより、より確実に前記電装部および前
記配管導入部６内に雨水を滴下させない構成となってい
る。8bは、図２（Ｃ）（Ｄ）で示すように、前記壁面8a
の両側壁に、上部を解放して前記リブ5a側に設けた溝部
で、同溝部8bを設けたことにより、同溝部8bから、前記
受皿８で受けた雨水を前記壁面8aを越えて溢れる以前に
前記ガイドリブ4aに沿って滴下させ、前記圧縮機，熱交
換器等を載置した前記底板上に導く構成となっている。
8cは前記受皿８の底面で、図２（Ｄ）で示すように、前
記底面8cは前記リブ8b側を低くした傾斜面で形成したこ
とにより、前記受皿８で受けた雨水を前記リブ8b側に集
めて前記ガイドリブ4aに沿って滴下させ、前記電装カバ
ー４側に近い流路で前記底板上に雨水を導ける構成とな
っている。更に、前記電装カバー４に設けた手掛部５
と、前記リブ5aと、前記ガイドリブ4aと、前記受皿８と
は、前記電装カバー４と一体的に形成したことにより、
寸法形状のが精度よく仕上げられると共に、コスト的に
有利な構成となっている。
【０００７】前記構成により、図２（Ａ）（Ｂ）で示す
ように、前記電装カバー４に設けた手掛部５の背面上部
に左右に延びる突条のリブ5aを設けると共に、同リブ5a
の両側から下方に向けて前記ガイドリブ4aを設けたこと
により、前記リヤカバー２の他側と前記電装カバー４と
の間から侵入した雨水が、前記電装部および前記配管導
入部６に滴下することなく、前記ガイドリブ4aに沿って
前記圧縮機，熱交換器等を載置した前記底板上に導か
れ、同底板上に備えられた排水路から外部に排出される
構成となる。また、前記前記構成により、他の実施例と
して図２（Ｃ）（Ｄ）で示すように、雨水が前記リブ5a
を越えた場合には、前記受皿８で受けることによって、
前記電装部および前記配管導入部６に滴下させることな
く、より確実に前記ガイドリブ4aに沿って前記圧縮機，
熱交換器等を載置した前記底板上に導かれ、同底板上に
備えられた排水路から外部に排出される構成となる。
ように、前記電装カバー４に設けた手掛部５の背面上部
に左右に延びる突条のリブ5aを設けると共に、同リブ5a
の両側から下方に向けて前記ガイドリブ4aを設けたこと
により、前記リヤカバー２の他側と前記電装カバー４と
の間から侵入した雨水が、前記電装部および前記配管導
入部６に滴下することなく、前記ガイドリブ4aに沿って
前記圧縮機，熱交換器等を載置した前記底板上に導か
れ、同底板上に備えられた排水路から外部に排出される
構成となる。また、前記前記構成により、他の実施例と
して図２（Ｃ）（Ｄ）で示すように、雨水が前記リブ5a
を越えた場合には、前記受皿８で受けることによって、
前記電装部および前記配管導入部６に滴下させることな
く、より確実に前記ガイドリブ4aに沿って前記圧縮機，
熱交換器等を載置した前記底板上に導かれ、同底板上に
備えられた排水路から外部に排出される構成となる。
【０００８】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、合成樹脂
製のリヤカバーが構成する他側と、同他側に固定した合
成樹脂製の電装カバーとの間から侵入する雨水を、電装
部および配管導入部に滴下させることなく底板上に導
き、同底板から外部に円滑に排出できるようにして、シ
ール材を不必要にして作業性を向上せると共に、雨水の
滴下による故障を防止できる空気調和機の室外機とな
る。
製のリヤカバーが構成する他側と、同他側に固定した合
成樹脂製の電装カバーとの間から侵入する雨水を、電装
部および配管導入部に滴下させることなく底板上に導
き、同底板から外部に円滑に排出できるようにして、シ
ール材を不必要にして作業性を向上せると共に、雨水の
滴下による故障を防止できる空気調和機の室外機とな
る。
【図１】本発明による空気調和機の室外機の斜視図であ
る。
る。
【図２】本発明による空気調和機の室外機の要部説明図
で、（Ａ）は一実施例を示す斜視図であり、（Ｂ）は一
実施例を示す図１のＢーＢ断面図であり、（Ｃ）は他の
実施例を示す斜視図であり、（Ｄ）は他の実施例を示す
図１のＢーＢ断面図である。
で、（Ａ）は一実施例を示す斜視図であり、（Ｂ）は一
実施例を示す図１のＢーＢ断面図であり、（Ｃ）は他の
実施例を示す斜視図であり、（Ｄ）は他の実施例を示す
図１のＢーＢ断面図である。
【図３】従来例による空気調和機の室外機の斜視図であ
る。
る。
【図４】従来例による空気調和機の室外機の要部説明図
で、（Ａ）は要部斜視図であり、（Ｂ）は図３で示すＢ
ーＢ断面図である。
で、（Ａ）は要部斜視図であり、（Ｂ）は図３で示すＢ
ーＢ断面図である。
１ 空気調和機の室外機本体 ２ リヤカバー ３ フロントカバー ４ 電装カバー 4a ガイドリブ 4b 傾斜部 4c フランジ 4d 切欠部 ５ 手掛部 5a リブ ６ 配管導入部 ７ 固定部 ８ 受皿 8a 壁面 8b 溝部 8c 底面
Claims (10)
- 【請求項１】 圧縮機，熱交換器等を載置した底板と、
一側に手掛部を設け他側に電装部および配管導入部に対
応する開口部を設けた側面と、吸込口を備えた背面と上
面後端部とを連続的に形成して前記底板に被着すると共
に、開口端部に接合部を連続的に備えた合成樹脂製のリ
ヤカバーと、前記手掛部に相対向して他側の手掛部を設
けると共に前記開口部をカバーする合成樹脂製の電装カ
バーと、前記接合部に接合片を備えて接合し、前記上面
後端部に接続する上面と吹出口を備えた前面とを連続的
に形成して前記底板に被着した合成樹脂製のフロントカ
バーとからなり、前記電装カバーに設けた手掛部の背面
上部に左右に延びる突条のリブを設けると共に、同リブ
の両側に下方に延びる突条のガイドリブを連続的に形成
したことを特徴とする空気調和機の室外機。 - 【請求項２】 前記リブの後方に受皿を連続的に形成
し、前記ガイドリブを同受皿の両側下方に連続的に形成
したことを特徴とする請求項１記載の空気調和機の室外
機。 - 【請求項３】 前記リブと前記受皿とを、前記電装部お
よび配管導入部の左右端よりも少許外側の位置まで延ば
して形成したことを特徴とする請求項１，２記載の空気
調和機の室外機。 - 【請求項４】 前記ガイドリブを、前記電装部および配
管導入部の下端よりも少許下方の位置まで延ばして形成
したことを特徴とする請求項１，２，３記載の空気調和
機の室外機。 - 【請求項５】 前記受皿を構成する三方の壁面を、前記
リブの高さに比して高く形成したことを特徴とする請求
項１，２，３記載の空気調和機の室外機。 - 【請求項６】 前記受皿の底面を、前記リブ側を低くし
た傾斜面で形成すると共に、前記受皿の両側壁に、上部
を解放した溝部を形成したことを特徴とする請求項１，
２，３，５記載の空気調和機の室外機。 - 【請求項７】 前記ガイドリブの下端に、同ガイドリブ
の先端と同ガイドリブ下方の前記電装カバーとを結ぶ傾
斜部を形成したことを特徴とする請求項１，２，４記載
の空気調和機の室外機。 - 【請求項８】 前記ガイドリブの先端に、外方に突出す
る略Ｌ字状のフランジを設けたことを特徴とする請求項
１，２，４，７記載の空気調和機の室外機。 - 【請求項９】 前記フランジの下端に、切欠部を設けた
ことを特徴とする請求項８記載の空気調和機の室外機。 - 【請求項１０】 前記電装カバーに設けた手掛部と、前
記リブと、前記ガイドリブと、前記受皿とを、前記電装
カバーと一体的に形成したことを特徴とする請求項１，
２，３，４，５，６，７，８記載の空気調和機の室外
機。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP758095A JPH08200741A (ja) | 1995-01-20 | 1995-01-20 | 空気調和機の室外機 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP758095A JPH08200741A (ja) | 1995-01-20 | 1995-01-20 | 空気調和機の室外機 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH08200741A true JPH08200741A (ja) | 1996-08-06 |
Family
ID=11669758
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP758095A Pending JPH08200741A (ja) | 1995-01-20 | 1995-01-20 | 空気調和機の室外機 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH08200741A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2011158202A (ja) * | 2010-02-02 | 2011-08-18 | Mitsubishi Electric Corp | 給湯室外機 |
| WO2016147515A1 (ja) * | 2015-03-19 | 2016-09-22 | 三菱電機株式会社 | 空気清浄機 |
-
1995
- 1995-01-20 JP JP758095A patent/JPH08200741A/ja active Pending
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2011158202A (ja) * | 2010-02-02 | 2011-08-18 | Mitsubishi Electric Corp | 給湯室外機 |
| WO2016147515A1 (ja) * | 2015-03-19 | 2016-09-22 | 三菱電機株式会社 | 空気清浄機 |
| CN107110535A (zh) * | 2015-03-19 | 2017-08-29 | 三菱电机株式会社 | 空气净化器 |
| JPWO2016147515A1 (ja) * | 2015-03-19 | 2017-10-05 | 三菱電機株式会社 | 空気清浄機 |
| TWI608199B (zh) * | 2015-03-19 | 2017-12-11 | 三菱電機股份有限公司 | 空氣清淨機 |
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