JPH08199478A - 消臭性繊維及び布帛 - Google Patents

消臭性繊維及び布帛

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JPH08199478A
JPH08199478A JP7007496A JP749695A JPH08199478A JP H08199478 A JPH08199478 A JP H08199478A JP 7007496 A JP7007496 A JP 7007496A JP 749695 A JP749695 A JP 749695A JP H08199478 A JPH08199478 A JP H08199478A
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JP
Japan
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deodorant
aldoxime
chitosan
deodorizing
fiber
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JP7007496A
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English (en)
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Kikuo Kurasawa
喜久夫 倉澤
Yuzo Nakano
雄三 中野
Hiroaki Takamoto
裕昭 高本
Hironobu Nagashima
博伸 長嶋
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Daiyu Shoji KK
Daiichi Seimo Co Ltd
Original Assignee
Daiyu Shoji KK
Daiichi Seimo Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【構成】 キトサンとアルドキシム系消臭剤からなる液
状消臭加工組成物を固着させた消臭性繊維及び布帛。ア
ルドキシム系消臭剤は一般式HO−R−N=CH−CH
=N−R−OH(R:炭素数1〜4の炭化水素基)で示
されるアルドキシム又はサイクロデキストリン包接物が
好ましく、キトサンの分子量は10,000以上、好ま
しくは10,000〜150,000が好ましい。 【効果】 キトサンとアルドキシム系消臭剤とを併用す
ることにより、消臭性能が相乗的に高まり、耐水性の高
い消臭加工が出来る。特にサイクロデキストリン包接し
たアルドキシム系消臭性を用いることでより高い消臭効
果を得ることが出来る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、靴下、肌着、スポーツ
ウェア、アウターウェア等の衣料、シーツ、カーペット
等の寝装用材、帆布類、綿ホース、テント地、帽子、靴
等に使用する消臭性繊維及び布帛に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、健康的な生活環境を常に維持し、
快適な衣生活が求められ、その一端として、消臭加工を
施した繊維製品が色々と提案されている。例えば、ゼオ
ライトやシリカなどの吸着剤又はフラボノイドやアスコ
ルビン酸鉄等の消臭剤を繊維に練り込み、あるいは合成
樹脂等を用いて、付着あるいは架橋することで、悪臭を
吸着、分解して除去するものである。
【0003】さらに最近では、生体適合性に優れ、刺激
性、毒性、アレルギー性がないことが求められ、キトサ
ンを含む消臭組成物の検討が進められている。節足動物
の甲殻や軟体動物の骨に存在し、カビや胞子にも存在す
るキチンとその脱アセチル化物であるキトサンは、セル
ロースに類似した化学構造を有しているにも拘らず、化
学薬品に対する抵抗性は、セルロースより遥かに大き
く、また分子内にアセトアミド基とアミノ基を有してい
るため多くの興味ある特性を備えている。
【0004】キチンは節足動物、軟体動物の有機骨格物
質として天然に存在し、植物ではカビの菌糸や胞子に存
在するので、これらを原料として公知の手段により取得
することができる。例えばカニ、エビ、オキアミなどの
甲殻を原料とする場合には、甲殻を粉砕後塩酸で処理し
て、炭酸カルシウムを除き、さらに苛性ソーダで処理し
て蛋白質その他の夾雑物を除いてから、水洗、乾燥する
ことにより白色無定形の粉末状キチンを得ることができ
る。またキトサンはアルカリ処理でキチンを脱アセチル
化することにより白色無定形粉末として得ることができ
る。
【0005】特公平3−15604号公報では、キトサ
ンの口腔内ウ蝕予防、歯槽膿漏予防、口臭予防効果を活
用する口腔組成物が開示されている。
【0006】特公平5−64069号公報では、キトサ
ンと有機酸及び/又は無機酸との化合物を含有する消臭
組成物が提案されている。
【0007】特開平1−308565号公報では、キト
サンの有機酸塩と錯塩を形成し得る金属との錯体よりな
る消臭剤(フィルム、粉末)が開示されている。
【0008】特開平5−49684号公報では、平均分
子量約1万以下に限定された低分子量キトサン及び/又
は該キトサンの金属錯体及び/又は該キトサンの有機酸
塩を有効成分とする渋味、えぐ味、苦味及び収斂味がな
い、飲食品用に有用な消臭剤が提案されている。
【0009】一方、特開昭59−37957号公報に
は、一般式HO−R−N=CH−CH=N−R−OH
(R=C1〜C4)で示されるアルドキシム又はそのアル
カリ金属塩から成る脱臭剤が開示されている。トイレ、
ゴミ箱、下水、ごみ処理場、し尿処理場、魚粉加工場、
養豚場、養鶏場等からの悪臭は殆んどアンモニア、硫化
水素、メルカプタン類、アミン類等によるものである
が、従来これら全ての悪臭物質に有効な化学的脱臭剤は
知られていなかった。アルドキシムはこれらに対応する
もので、液体であれば液体に注加し、気相であればスプ
レーして接触させるものである。しかし繊維や布帛に対
する適応は記載されていない。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】キトサン(キチンを含
む)は前記の通り、それ自身消臭効果を有し、安全性も
高いものであるが、後述の試験例1に示すように、繊維
及び布帛に加工固着させた場合には十分な消臭効果がな
い。また、消臭剤による消臭加工の場合には、合成樹脂
で固着させる必要があり、合成樹脂は幼児や皮膚の弱い
人に対する皮膚刺激性などが問題となっている。本発明
の目的はキトサンをアルドキシム又はそのアルカリ金属
塩と併用することにより、繊維及び布帛に対するキトサ
ンの消臭性能を相乗的に高め、皮膚刺激性などで問題の
ある合成樹脂で固着しなくても、耐水性が高く、安全な
消臭加工をした繊維及び布帛を提供することである。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明者らは、前記の課
題を解決するために鋭意研究を行った結果、キトサンに
アルドキシム又はそのアルカリ金属塩を併用することに
より、特にアルドキシムをサイクロデキストリンの空隙
に取り込んだサイクロデキストリン包接物として併用す
ることにより、消臭性能が相乗的に高まり、又耐水性の
高い消臭加工が出来ることを見いだし、本発明を完成さ
せた。
【0012】すなわち本発明は、キチン及びキトサンの
少なくとも1種と、アルドキシム又はそのアルカリ金属
塩とを併用してなる液状消臭加工組成物を固着してなる
消臭性繊維及び布帛であり、該アルドキシムが一般式H
O−R−N=CH−CH=N−R−OH(Rの炭素数1
〜4)で示されるアルドキシムである前記消臭性繊維及
び布帛であり、特にアルドキシムが一般式HO−R−N
=CH−CH=N−R−OH(Rの炭素数1〜4)で示
されるアルドキシム又はそのアルカリ金属塩のサイクロ
デキストリン包接物である前記消臭性繊維及び布帛であ
る。又キチン及びキトサンの分子量が10,000〜1
50,000である前記の消臭性繊維及び布帛である。
【0013】キトサンはエビ、カニ、昆虫やその他の甲
殻類の外殻から得られるキチンをアルカリで加水分解し
て、脱アセチル化したものであるが、脱アセチル化度が
40〜100%程度のものが消臭剤として用いられてお
り、このようにキチンとキトサンの両者及び混合して含
有するものを本発明ではキトサンまたはキチン及びキト
サンと総称することとする。
【0014】本発明の消臭性繊維及び布帛は、繊維又は
布帛に、キトサン及びアルドキシム系消臭剤を含む液状
消臭加工組成物を固着させたものである。ここで繊維と
は、天然繊維、半合成繊維、再生繊維、合成繊維等の各
繊維、布帛とはこれら繊維からなる織編物、不織布等の
もの及び合成皮革、天然皮革を含むものである。
【0015】さらに本発明の消臭性繊維及び布帛は、繊
維又は布帛に、キトサン及びサイクロデキストリン包接
したアルドキシム系消臭剤を含む液状消臭加工組成物を
固着させたものである。サイクロデキストリン包接物を
用いることで、より高い消臭効果を得ることが出来る。
サイクロデキストリンはシクロアミロースとも称され、
約1世紀前に発見された物質で、6〜12個のグルコー
スがα−1,4グルコシド結合で環状に結合した玉冠状
のデキストリンの1種で、非常に結晶性の優れた環状の
オリゴ糖である。
【0016】一般にグルコース残基6個のものをα−サ
イクロデキストリン、7個のものをβ−サイクロデキス
トリン、8個のものをγ−サイクロデキストリンと呼
ぶ。古くからの生成菌はバチラス マセランス(Bacill
as macerans)の生産酵素で、蒸煮したデンプン乳を糖
化して製造される。一般にα−サイクロデキストリン
と、β−サイクロデキストリンと、γ−サイクロデキス
トリンと未分解のデンプン糖が生成される。環状化合物
でありサイクロデキストリンの1分子はそれぞれα−サ
イクロデキストリンで6オングストローム、β−で8オ
ングストローム、γ−で10オングストロームの空隙を
有し、その空隙に種々の分子が取入られることにより種
々の反応が起きる。これをサイクロデキストリン包接物
と称する。
【0017】本発明で用いるキトサンは、分子量10,
000以上、好ましくは20,000〜150,000
のもので、酸水溶液に溶解し、必要に応じて中和したも
のである。分子量が小さいと繊維等に固着する力が弱
く、一方、分子量が大きいと水溶液の粘性が増して繊維
の均一な加工がしにくく、繊維及び布帛に固着させた場
合に、風合いが悪くなる等の問題がでてくる。脱アセチ
ル化度は40〜100%のものでよい。
【0018】本発明で用いるもう一つの消臭剤は、一般
式HO−R−N=CH−CH=N−R−OH(Rの炭素
数1〜4)で示されるアルドキシムからなるものである
(以下アルドキシム消臭剤と呼ぶ)。通常、ナトリウム
塩等の水溶性金属塩の形で用いる。これらの物質自体
は、前記の如く特開昭59−37957号公報に脱臭剤
として開示された公知物質である。
【0019】本発明で用いる消臭剤は、これらアルドキ
シム消臭剤とキトサン消臭剤とを併用して、その相乗効
果を発揮させたものであるばかりでなく、更にこれらア
ルドキシム消臭剤のサイクロデキストリン包接物(以下
CDアルドキシム消臭剤と称する)とキトサン消臭剤と
を併用したものである。前記の如く、サイクロデキスト
リンはグルコースが環状に連なったものであり、市販の
α−サイクロデキストリン、β−サイクロデキストリ
ン、γ−サイクロデキストリンが何れも使用できる。C
Dアルドキシムは、溶液中撹拌下でアルドキシムとサイ
クロデキストリンとを反応させることで容易に製造でき
る。アルドキシム消臭剤とキトサン消臭剤とを、繊維、
布帛に併用した場合、消臭剤として相乗効果が認められ
るばかりでなく、手触りによる官能検査により、明らか
に耐水性が上がっていることが認められた。
【0020】本発明の消臭性繊維及び布帛を製造する方
法について説明する。本発明の消臭性繊維及び布帛を製
造するには、キトサンの酸水溶液と前記アルドキシム消
臭剤とを混合した液状消臭加工組成物を繊維又は布帛に
塗布した後、乾燥熱処理すればよい。
【0021】前記液状消臭加工組成物を製造するには、
キトサンを水に分散し、酸を加えて溶解し、アルドキシ
ム消臭剤及び/又はCDアルドキシム消臭剤を混合す
る。キトサンを溶解するのに用いる酸としては、塩酸等
の無機酸及びリンゴ酸、クエン酸、酒石酸、酢酸、乳酸
等の有機酸の一種以上が用いられるが、使用上の問題や
液の安定性の面から、特に乳酸が好ましい。
【0022】塗布の方法は、浸漬法、噴霧法、ローラー
法、パッドドライ法等の一般的方法を用いることが出来
る。乾燥熱処理は、通常の熱風乾燥機、ドラム乾燥機等
を用いて行い、水分を蒸発させると共にキトサンとアル
ドキシム消臭剤及び/又はCDアルドキシム消臭剤との
複合体を形成させる。固着量の調整は液状消臭加工組成
物の濃度で調整する。
【0023】
【作用】キトサンとアルドキシム消臭剤及び/又はCD
アルドキシム消臭剤とを併用することにより消臭性能が
相乗的に高まることについては、その機構は不明である
が、消臭に係わる反応場の活性が高い状態で安定するた
めと推定される。
【0024】
【実施例】以下に実施例により、本発明を更に具体的に
説明するが、本発明はこの実施例によって何等限定され
るものではない。以下部は重量部を表わす。 (実施例1)分子量が100,000のキトサン5部を
水89部に分散し、乳酸6部を加えて溶解し、5%キト
サン溶液100部を調製する。このキトサン溶液5部、
水92部及び10%CDアルドキシム消臭剤水溶液(R
=C36のナトリウム塩)3部を混合し、液状消臭加工
組成物100部を調製した。#15綿糸をこの液状消臭
加工組成物にパディングし(絞り率85%)、80℃で
120分乾燥し、消臭繊維を得た。
【0025】(実施例2)実施例1のCDアルドキシム
消臭剤の代わりに、アルドキシム消臭剤(R:C36
ナトリウム塩)を用いた以外、全く同様の操作をして消
臭繊維を得た。
【0026】(実施例3)実施例1のCDアルドキシム
消臭剤(R:C36のナトリウム塩)の代わりに、CD
アルドキシム消臭剤(R:CH2)を用いた以外、全く
同様の操作をして消臭繊維を得た。
【0027】(実施例4)実施例1のCDアルドキシム
消臭剤(R:C36のナトリウム塩)の代わりに、CD
アルドキシム消臭剤(R:C24)を用いた。
【0028】(実施例5)実施例1に示した液状消臭加
工組成物にポリエステル織物を浸漬し、ヒートテンター
で120℃、3分処理して、消臭布帛を得た。
【0029】(比較例1)水97部及び10%CDアル
ドキシム消臭剤(R:C36のナトリウム塩)水溶液3
部を混合し、液状消臭加工組成物100部を調製した。
以下実施例1と同様にして、消臭繊維を得た。
【0030】(比較例2)分子量が100,000のキ
トサン5部を水89部に分散し、乳酸6部を加えて溶解
し、5%キトサン溶液100部を調製する。このキトサ
ン溶液5部及び水95部を混合し、液状消臭加工組成物
100部を調製した。以下実施例1と同様にして消臭繊
維を得た。
【0031】(試験例1)1リットルの三角フラスコに
試験サンプル1gと、所定濃度のアンモニアを吸着させ
た濾紙を入れ、ゴム栓で密栓し、40℃の恒温器に入
れ、30分後及び60分後に残留臭気濃度を測定した。
残留臭気濃度測定は、北川式ガス検知管を用いて行っ
た。表1に試験結果を示した。ここで試験区の内、コン
トロール区は濾紙のみで試験サンプルを入れなかったも
の、無加工区は消臭組成物等での加工を行っていないサ
ンプルを示す。消臭率は次の式で計算する。 消臭率=〔{(t分後のコントロールの濃度)−(試験区t
分後の消臭濃度)}/(t分後のコントロールの残留臭気
濃度)〕×100
【0032】
【表1】
【0033】(試験例2)所定の分子量のキトサン5部
を水89部に分散し、乳酸6部を加えて溶解し、5%キ
トサン溶液100部を調製する。このキトサン溶液5
部、水92部及び10%CDアルドキシム消臭剤(R:
48のナトリウム塩)水溶液3部を混合し、液状消臭
加工組成物100部を調製した。#15綿糸をこの液状
消臭加工組成物にパディングし(絞り率85%)、80
℃で120分乾燥し、消臭繊維を得た。この消臭繊維を
水で洗濯し、乾燥後に試験例1と同様の方法でアンモニ
アの消臭試験を行った。試験結果を表2に示した。
【0034】
【表2】
【0035】(試験例3)所定の分子量のキトサン0.
5部を水98.9部に分散し、乳酸0.6部を加えて溶
解する。この液にアクリル織物をパディングし(絞り率
90%)、60℃で乾燥後、織物の風合いを調べた。結
果を表3に示した。
【0036】
【表3】
【0037】(試験例4)1リットルの三角フラスコに
試験サンプル1gと所定濃度のトリメチルアミンを吸着
させた濾紙を入れ、ゴム栓で密栓し、40℃の恒温器に
入れ、30分後及び60分後に残留臭気濃度を測定し
た。残留臭気濃度測定は北川式ガス検知管を用いて行っ
た。表1に試験結果を示した。ここで試験区の内、コン
トロール区は濾紙のみで試験サンプルを入れなかったも
の、無加工区は消臭組成物等での加工を行っていないサ
ンプルを示す。
【0038】
【発明の効果】本発明の消臭性繊維及び布帛は、キトサ
ンとアルドキシム消臭剤及び/又はCDアルドキシム消
臭剤の相乗効果により、従来のキトサン系消臭剤よりも
高い消臭能力を持ち、しかもキトサンが固着すること
で、安全性が極めて高く、皮膚に対する障害もない。ま
た両消臭剤を併用することにより、これを適用した繊
維、布帛の手触りから、耐水性が上がっていることが明
らかに認められた。したがって、本発明の消臭性繊維及
び布帛は、衣服、寝装材等に好適に使用できる。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 高本 裕昭 熊本県荒尾市増永1850番地 第一製網株式 会社内 (72)発明者 長嶋 博伸 熊本県荒尾市増永1850番地 第一製網株式 会社内

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 キチン及びキトサンの少なくとも1種
    と、アルドキシム又はそのアルカリ金属塩とを併用して
    なる液状消臭加工組成物を固着してなる消臭性繊維及び
    布帛。
  2. 【請求項2】 アルドキシムが一般式HO−R−N=C
    H−CH=N−R−OH(Rの炭素数1〜4)で示され
    るアルドキシムである請求項1記載の消臭性繊維及び布
    帛。
  3. 【請求項3】 アルドキシムが一般式HO−R−N=C
    H−CH=N−R−OH(Rの炭素数1〜4)で示され
    るアルドキシム又はそのアルカリ金属塩のサイクロデキ
    ストリン包接物である請求項1記載の消臭性繊維及び布
    帛。
  4. 【請求項4】 キチン及びキトサンの分子量が10,0
    00〜150,000である請求項1,2,3の何れか
    に記載の消臭性繊維及び布帛。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005163255A (ja) * 2003-10-10 2005-06-23 Wolfgang Ritter 繊維の臭気特性を改善する方法
JP2015074841A (ja) * 2013-10-07 2015-04-20 群馬県 繊維加工剤
CN113003644A (zh) * 2021-03-05 2021-06-22 浙江理工大学 一种环保除臭剂及其制备方法

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