JP5621223B2 - デオドラント剤 - Google Patents

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Description

本発明は、特に体幹部から発生するアブラ臭さの消臭・防臭に好適なデオドラント剤に関するものである。
近年のエチケット志向の高まりをうけ、体臭に対するデオドラントニーズは高まっている。体臭の代表例として腋臭が挙げられ、腋の下に多く存在するアポクリン汗腺から由来する腋臭物質としては、イソ吉草酸等の低級脂肪酸類、アンモニア、ブチルアミン等の含窒素化合物等が知られている。近年、低級脂肪酸である3−メチル−2−ヘキセン酸、揮発性ステロイド類であるアンドロステノン、ビニルケトン類等も主要な体臭物質であることが判明している。
従来、上記腋臭等の体臭物質に有効的に効果を発揮する各種制汗デオドラント剤が提案され、広く使われているが、体臭物質は主に腋の下に多く存在するアポクリン汗腺から由来する物質であるため、腋臭に対して有効的に効果を発揮する処方となっているものがほとんどであった。また、不飽和アルデヒドであるノネナールが、中高年特有の加齢臭として知られており、対応するデオドラント剤が提案されているが、やはり加齢臭に対してのみ効果を発揮するものであった。
しかしながら、腋臭以外の体臭も本人のみならず周囲のものに不快感を与える一因であり、特に体幹部から発生するアブラ臭さは、腋臭・加齢臭とは明らかに違う体臭であり、この臭いに対する消臭・防臭効果を強く要望されている。また、上記のとおり各種制汗デオドラント剤を用いても、体幹部の臭気に対してのデオドラント効果は不充分であった。
特開2006−28084号公報 特開2003−183144号公報 特開平11−286425号公報
「J.Soc.Chem」34、193−202(1982)
そこで、出願人は、体幹部の臭気に対してのデオドラント効果を有し、かつ、ベタつかず使用感のよい体幹用デオドラント剤を特願2008−279240号に提案した。この技術につき出願人が更に検討したところ、この技術では大量に発汗した場合に有効成分が流れ出し、体幹部から発生するアブラ臭い臭気の抑制効果が満足に発揮されない場合があることがわかった。よって、かかる課題が解消され、消臭・防臭効果をより有効に発揮させ得る技術が望まれる。
本発明は上記事情に鑑みなされたもので、体幹部から発生するアブラ臭さに対して、優れた消臭・防臭効果を有すると共に、ベタつかず使用感がよく、保存安定性に優れたデオドラント剤を提供することを目的とする。
本発明者らは、上記目的を達成するため鋭意検討した結果、数ある化合物の中から、トレハロースとメマツヨイグサ抽出物とを併用すると特殊な臭いである体幹部から発生するアブラ臭さに対して、顕著な消臭・防臭効果を発揮し、かつベタつかず使用感がよく、保存安定性に優れること、更に好ましくはシクロデキストリンを配合することにより、消臭・防臭効果がより向上し、その効果の持続性に優れることを知見し、本発明をなすに至ったものである。
従って、本発明は下記のデオドラント剤を提供する。
請求項1:
(A)トレハロースと(B)メマツヨイグサ抽出物とを含有してなることを特徴とする、胸、背中、首周り及び腹から選ばれる体幹部から発生するアブラ臭さ用デオドラント剤。
請求項2:
(A)成分の配合量が0.04〜20質量%、(B)成分の配合量が固形物換算で0.00001〜0.1質量%である請求項1記載のデオドラント剤。
請求項
更に、(C)シクロデキストリンを含有する請求項1又は2記載のデオドラント剤。
請求項
成分(C)/成分(B)の質量比が0.5〜3,000である請求項記載のデオドラント剤。
請求項
皮膚塗布用である請求項1〜4のいずれか1項記載のデオドラント剤。
請求項6:
20〜40代の男性用である請求項1〜5のいずれか1項記載のデオドラント剤。
請求項
繊維処理用である請求項1〜4のいずれか1項記載のデオドラント剤。
請求項8:
繊維に対するデオドラント剤の担持量が0.01〜5質量%である請求項7記載のデオドラント剤。
請求項9:
繊維製品処理用である請求項1〜4のいずれか1項記載のデオドラント剤。
請求項10:
繊維製品に対するデオドラント剤の使用量が0.01〜5質量%である請求項9記載のデオドラント剤。
本発明によれば、体幹部から発生するアブラ臭さに対して、優れた消臭・防臭効果を有すると共に、ベタつかず使用感がよく、保存安定性に優れ、体幹部などの皮膚塗布用又は繊維処理用として好適なデオドラント剤を提供することができる。
以下、本発明について詳細に説明する。
本発明のデオドラント剤は、(A)トレハロースと(B)メマツヨイグサ抽出物とを含み、更に好ましくは(C)シクロデキストリンを含有するものである。
本発明に用いるトレハロースは、2分子のグルコースが1,1結合した非還元性の二糖である。α,α型構造のトレハロース(α−D−グルコピラノシルα−D−グルコピラノシド)、α,β型(ネオトレハロース)、β,β型(イソトレハロース)の2種の異性体が存在している。本発明においてはいずれの型を用いてもよく、1種単独で又は2種以上を適宜組み合わせて用いることができ、特にα,α型が好ましい。また、トレハロースは市販品を用いることができ、市販品としては、トレハロース(化粧品用)((株)林原生物化学研究所社製)等が挙げられる。
トレハロースの配合量は、デオドラント剤全量に対して0.04〜20質量%が好ましく、1〜10質量%がより好ましく、1〜5質量%が更に好ましい。配合量が0.04質量%未満であると、体幹部から発生する臭気を抑制する効果が充分に得られないおそれがあり、20質量%を超えると、ベタついて使用感触が悪くなるおそれがある。
メマツヨイグサ抽出物は、アカバナ科の植物メマツヨイグサの茎・葉・花・果実・種子等からの抽出物であり、特に種子からの抽出物が好適に利用できる。抽出溶媒としては、水、メチルアルコール、エチルアルコール等の低級アルコール、プロピレングリコール、1,3−ブチレングリコール等の多価アルコール、アセトン等のケトン、エチルエーテル、酢酸エチル等の有機溶媒などが挙げられ、これらは1種単独で又は2種以上を適宜組み合わせて用いることができる。抽出方法は特に限定されず、公知の方法を用いることができる。メマツヨイグサ抽出物中の固形物含有量は0.05〜5質量%が好ましい。メマツヨイグサ抽出物としては市販のものを使用することもでき、例えば、メマツヨイグサ抽出物(商品名:ルナホワイトB、一丸ファルコス株式会社製、メマツヨイグサの種子を有機溶媒で抽出した抽出物、希釈溶剤は1,3−ブチレングリコール及び水、固形分含有量は1質量%)等が挙げられる。
メマツヨイグサ抽出物の配合量は、デオドラント剤全量に対して、固形物換算で0.00001〜0.1質量%が好ましく、0.0001〜0.1質量%がより好ましく、0.001〜0.04質量%が更に好ましい。配合量が0.00001質量%未満であると、体幹部から発生する臭気を抑制する効果が充分に得られないおそれがあり、0.1質量%を超えると、デオドラント剤中に着色・オリ等が発生し、保存安定性に劣る場合がある。
本発明では、更にシクロデキストリンを配合することが好ましい。シクロデキストリンを配合することにより、体幹部から発生する臭気の抑制効果及びその持続性が向上し、特に体幹部から発生する臭気の抑制効果の持続性が向上し、また、繊維へ適用した場合は繊維への固定化が向上し、持続性が高まる。この機構は不明であるが、シクロデキストリンが、デオドラント成分であるメマツヨイグサ抽出物を包接化して皮膚又は繊維に固着させ、これによりデオドラント成分の発汗による流出が少なくなり、体幹部臭抑制効果(デオドラント効果)やその持続性が有効に発現することが一つにあるものと推察される。
シクロデキストリンは、グルコースがα−1,4グルコシド結合で環状に連なった化合物で、グルコースの数が6、7、8個環状に結合したものがそれぞれα−シクロデキストリン、β−シクロデキストリン、γ−シクロデキストリンと呼ばれている。本発明では、α型、β型、γ型−シクロデキストリンのいずれをも使用することができる。また、水への溶解性を向上させるため、シクロデキストリンを誘導体化し、シクロデキストリン誘導体として使用することもできる。この場合、誘導化とは、シクロデキストリンの遊離ヒドロキシル基の化学的誘導体化であり、具体的にはヒドロキシアルキル化、ジヒドロキシルアルキル化、アルキル化、アシル化、カルボキシアルキル化、スルホアルキル付加などが挙げられ、特にヒドロキシアルキル化したものが好適に使用できる。なお、誘導化は公知の方法を採用できる。
これらシクロデキストリンは、1種を単独で配合しても、2種以上を併用してもよいが、本発明では特に体幹部臭抑制効果(デオドラント効果)及びその持続性の観点から、シクロデキストリン誘導体がより好ましい。
シクロデキストリン誘導体としては、分岐シクロデキストリン、ヒドロキシメチルシクロデキストリン、ヒドロキシエチルシクロデキストリン、ヒドロキシプロピルシクロデキストリン、ヒドロキシブチルシクロデキストリン等のヒドロキシアルキルシクロデキストリン、ジメチルシクロデキストリン、トリメチルシクロデキストリン、ジエチルシクロデキストリン、トリエチルシクロデキストリン等のアルキルシクロデキストリン、カルボキシメチルシクロデキストリン、グルコシルシクロデキストリン、マルトシルシクロデキストリン、ジマルトシルシクロデキストリン、シクロデキストリンエピクロルヒドリンポリマーなどが挙げられる。中でも、安定性や経済性及び体幹部臭抑制効果(デオドラント効果)の持続性の面から、アルキル基の炭素数が1〜4、特に2〜3のヒドロキシアルキルシクロデキストリン、特に2位の水酸基をヒドロキシアルキル化したもの、とりわけ2−ヒドロキシプロピル−β−シクロデキストリンが好ましい。
シクロデキストリンは市販品を用いることができ、市販品としては、2−ヒドロキシプロピル−β−シクロデキストリン(商品名 セルデックスHP−β−CD 日本食品化工(株)製)、γ−シクロデキストリン(商品名 セルデックスG−100 日本食品化工(株)製)、マルトシル−β−シクロデキストリン(商品名 G2−β−CD 塩水港精糖(株)製)、分岐シクロデキストリン(イソエリート・P、塩水港精糖(株)製)等が挙げられる。
シクロデキストリンの配合量は、デオドラント剤全量に対して0.01〜10質量%、特に0.05〜5質量%、とりわけ0.1〜3質量%とすることが、体幹部臭抑制効果及びその持続性効果の点から好ましい。0.01質量%未満では、体幹部臭抑制効果が弱く、10質量%を超えると経時安定性や使用感(ベタツキ)に劣る場合がある。
(C)シクロデキストリンと(B)メマツヨイグサ抽出物との配合割合((C)/(B))は、質量比で0.5〜3,000、特に3〜600が、体幹部臭抑制(デオドラント)効果の持続性の観点から、好ましい。配合比が0.5未満では、皮膚又は繊維への成分(B)(デオドラント成分であるメマツヨイグサ抽出物)の固定力が弱く体幹部臭抑制効果(デオドラント効果)の持続性に劣り、3,000を超えるとシクロデキストリンに包接されたメマツヨイグサ抽出物が溶出し難くなり、体幹部臭抑制効果(デオドラント効果)あるいはその持続性効果が弱くなる。
本発明のデオドラント剤には、汗や皮脂の分泌を抑制することでより効果的に体幹部から発生する臭気を抑制する点から、クロルヒドロキシアルミニウム、パラフェノールスルホン酸亜鉛等の制汗成分を配合するとよい。制汗成分の配合量は、デオドラント剤全量に対して、0.1〜30質量%が好ましく、0.3〜25質量%がより好ましい。この範囲で、汗や皮脂の分泌を抑える効果をより得ることができ、30質量%を超えると、噴霧時に収容容器が目詰まりを起こしたり、他の配合成分の配合量が制限されるおそれがある。
また、皮膚常在菌の働きを弱めることでより効果的に体幹部から発生する臭気を抑制する点から、イソプロピルメチルフェノール、塩化ベンザルコニウム液等の殺菌成分を配合するとよい。殺菌成分の配合量は、デオドラント剤全量に対して、0.01〜5.0質量%が好ましく、0.05〜1質量%がより好ましい。この範囲で、殺菌効果がより有効に発揮される。
本発明のデオドラント剤には、本発明の効果を損なわない範囲で、任意成分を1種単独で又は2種以上を適宜組み合わせて配合することができる。任意成分としては、例えば、陰イオン界面活性剤、陽イオン界面活性剤、両性イオン界面活性剤、非イオン界面活性剤、シリコーン油やエステル油等の油分、無機粉体、有機粉体、高分子化合物、保湿剤、包接化合物、ビタミン類、紫外線吸収剤、アミノ酸類、抗炎症剤、冷感付与剤、酸化防止剤、着色剤、香料、防腐剤、溶剤(エタノール等)、脂肪酸、水等が挙げられる。なお、配合量は適宜選定される。
本発明のデオドラント剤は、固形状、半固形状、ジェル状、液状等の剤型にすることができ、具体的には、パウダースプレー、ミスト、シート、スティック、ロールオン等のタイプ等にすることが好ましい。この中でも、パウダースプレーにする場合は、デオドラント剤(原液)に、液化石油ガス(LPG)、ジメチルエーテル等の噴射剤を配合し、エアゾール缶に充填することにより得ることができる。デオドラント剤(原液)と噴射剤との質量比は、デオドラント剤(原液)/噴射剤=1/99〜20/80の範囲が好ましい。なお、パウダースプレーにする場合は、噴射剤は上記トレハロース及びメマツヨイグサ抽出物の配合量の基準となるデオドラント剤全量に含まないものとする。シートにする場合は、適当な大きさのスパンレース不織布、スパンボンド不織布等の担体にデオドラント剤を含浸させることにより得ることができる。この場合、デオドラント剤の含浸量は、担体量の2〜4倍(質量)が好ましい。
本発明のデオドラント剤は、特に体幹部から発生するアブラ臭さに対して、優れた消臭・防臭効果を有するデオドラント剤である。なお、本発明において、「体幹部」とは、胸、背中、首周り及び腹をいう。この体幹部から発生するアブラ臭さは、腋の臭いや加齢臭とは異なり、男性、特に20〜40代の男性から多く発生する臭いであり、本発明のデオドラント剤は、皮膚塗布用として使用する場合、特に20〜40代男性の体幹部用デオドラント剤として好適であり、とりわけ胸又は背中用デオドラント剤として好適である。
使用方法としては特に限定されないが、皮膚に塗布する場合は、体幹部等の皮膚表面にデオドラント剤を適用させることにより、体幹部から発生するアブラ臭さを消臭・防臭することができる。
本発明のデオドラント剤は、繊維処理用として使用でき、この場合、繊維に吸着、担持すればその剤型や処理方法に特に制限はなく、繊維処理剤や、洗濯仕上剤、コーティング剤等の繊維製品処理剤などとして好適に使用できる。剤型としては、上記と同様の剤型、例えば固形状、半固形状、ジェル状、液状、エアゾール等の剤型にすることができ、具体的には、スプレー、ミスト、シート、スティック、ロールオン等のタイプ等にすることができる。また、デオドラント剤には、剤型等に応じて上記と同様の任意成分を適宜配合できる。
デオドラント剤を繊維処理剤として使用する場合は、例えば予め繊維に担持させて体幹部臭気抑制繊維を調製し、この処理繊維で繊維製品を調製することができる。即ち、本発明のデオドラント剤で繊維を処理するには、製剤をそのまま、あるいは無水ケイ酸などの多孔質粉体に担持させ、これを繊維原料と共に公知の方法で練り込む方法、あるいは繊維処理液中に繊維を浸漬する、あるいは繊維処理液を繊維表面に必要量噴霧するなどして吸着、担持させることができる。この結果、得られた繊維は、例えば衣類等の繊維製品に調製して用いることで、優れた体幹部臭気抑制繊維又は防臭繊維として機能する。
なお、デオドラント剤の繊維への担持量は、繊維に対して0.01〜5質量%が好適である。特に、体幹部臭のデオドラント効果及びその持続性の観点から、0.1〜3質量%であることがより好ましい。5質量%を超えると繊維に対して着色化したり、不経済であり、0.01質量%未満では、体幹部臭のデオドラント効果及びその持続性が劣る場合がある。
また、本発明のデオドラント剤は、例えば洗濯仕上剤、コーティング剤等の衣服などの繊維製品処理剤として使用することができる。繊維製品の処理は、繊維製品に噴霧(スプレイ法)あるいは含浸(パディング法)、バインダー樹脂等を繊維表面にコーティング(コーティング法)させるなどして定着させればよく、定着方法は特に制限されず、各対象物に適した方法や条件で処理できる。この場合、必要に応じて洗濯仕上剤やコーティング剤に配合される公知成分を添加してもよく、例えば、酢酸ビニル、アクリル系、ウレタン系、シリコン系等のバインダー樹脂や架橋剤(イソシアネート系、グリオキザール系など)などを定着剤として用いることもできる。なお、繊維製品に適用して定着させる場合の使用量は、デオドラント剤として0.01〜5質量%が好ましい。
処理する繊維の材質としては、特に制限はなく、天然繊維でも半合成又は合成繊維でもよく、例えば綿や麻などの植物繊維、シルクやウールなどの動物繊維、レーヨン、キュプラなどの再生繊維、アセテートなどの半合成繊維、ポリエステル、ポリプロピレン、アクリル、ナイロンなどの合成繊維など、様々な種類の繊維素材が使用できる。
また、繊維製品としては、体臭が気になり易い製品に幅広く使用でき、具体的には肌シャツのほか、体幹部臭が気になるYシャツやスーツなどの衣類、シーツや枕カバーなどの寝具、ソファーやイス、絨毯、カーテンなどのインテリアファブリックなどにも使用できる。
以下、実施例及び比較例を示し、本発明を具体的に説明するが、本発明は下記の実施例に制限されるものではない。なお、下記の例において特に明記のない場合は、組成の「%」は質量%、比率は質量比を示し、表中の各成分の量は純分換算した量である。
[実施例1〜20、比較例1〜27]
表1,2記載のパウダースプレータイプデオドラント剤、表3〜5記載のミストタイプデオドラント剤、表6,7記載のシートタイプデオドラント剤を、常法に基づいて調製し、下記評価を行った。結果を表中に併記する。
[体幹部デオドラント効果]
男性被験者20名(平均年齢31歳)の方に、入浴後、体幹部に試料を塗布してもらい(パウダースプレータイプの場合は10秒程度噴霧(製剤1g相当)、ミストタイプの場合は10プッシュ程度噴霧(製剤1.5g相当)、シートタイプの場合は1〜2枚を胸や背中を中心に塗布(製剤3g相当))、その後予め洗浄しておいた試験用Tシャツを着用してもらった。Tシャツを着用したまま就寝してもらい、翌日の朝、Tシャツを回収し、Tシャツの体幹部に付着した臭気について、専門パネル5名にて、下記評価基準に基づき官能評価を行い、各Tシャツの臭気の平均点を求めた。着用Tシャツ20枚の臭気評価の平均点を求めた。結果を、下記体幹部デオドラント効果基準に基づき示す。なお、被験者は試験3日前から他の制汗デオドラント剤の使用を禁止し、入浴時には無香料のボディソープを使用してもらった。
<評価基準>
5点:アブラ臭さ(体幹部の臭気)が強烈な臭い
4点:アブラ臭さ(体幹部の臭気)が強い臭い
3点:アブラ臭さ(体幹部の臭気)がらくに感知できる臭い
2点:アブラ臭さ(体幹部の臭気)がわかる弱い臭い
1点:アブラ臭さ(体幹部の臭気)がやっと認知できるごく弱い臭い
0点:アブラ臭さ(体幹部の臭気)がほとんど感じられない
<体幹部デオドラント効果基準>
◎:臭気評価の平均点が0点以上1点未満
○:臭気評価の平均点が1点以上2点未満
△:臭気評価の平均点が2点以上3.5点未満
×:臭気評価の平均点が3.5点以上5点以下
[使用感触(ベタツキのなさ)]
方法(使用感触:ベタツキのなさ)
男性被験者20名(平均年齢31歳)の方に、入浴後、体幹部に試料を塗布してもらい(パウダースプレータイプの場合は10秒程度噴霧(製剤1g相当)、ミストタイプの場合は10プッシュ程度噴霧(製剤1.5g相当)、シートタイプの場合は1〜2枚を胸や背中を中心に塗布(製剤3g相当))、肌についた感触について、下記評価基準に基づき官能評価を行った。結果を、被験者20名の官能評価平均値から、下記使用感触効果基準に基づき示す。
<評価基準>
5点:非常にベタつく
4点:ベタつく
3点:少しベタつく
2点:ほとんどベタつかない
1点:全くベタつかない
<使用感触効果基準>
◎:被験者20名の平均点が1点以上2点未満
○:被験者20名の平均点が2点以上3点未満
△:被験者20名の平均点が3点以上4点未満
×:被験者20名の平均点が4点以上5点以下
[経時安定性]
パウダースプレータイプは、パウダースプレータイプデオドラント剤原液と噴射剤とを合計40gになるように耐圧エアゾール用透明ガラス瓶に充填した。ミストタイプは、ミストタイプデオドラント剤100gを、透明PET容器に充填した。シートタイプは、シート(スパンレース不織布、レーヨン100%、目付け50g/m2、寸法:20×20cm)に原液を3倍質量含浸し、15枚をアルミピロー包袋に密封した。これらを40℃にて3ヶ月保存し、保存後の外観を目視観察(シートタイプは含浸液の絞り液にて観察)し、以下の基準で判断した。
なお、各試料の安定性評価開始と同時に遮光し−5℃にて保存したものを、外観観察の標準品として3ヶ月保存後に使用した。
<経時安定性基準>
◎:標準品と比較し、着色・析出(オリ)等の変化を全く認めない
○:標準品と比較し、析出(オリ)の発生はないが、ごくわずかに着色等が認められるが、基準品と比較せずに試料を観察した場合、その変化がわからず、品質上、問題とならない変化
△:標準品と比較し、わずかに着色が認められるか、外観が濁る等の変化を認める
×:明らかな着色もしくは析出(オリ)を認める
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[実施例21]
パウダースプレータイプデオドラント剤
下記組成のパウダースプレータイプデオドラント剤を常法に基づいて調製した。
組成 %
<原液>
トレハロース 2.0
(商品名:トレハロース(化粧品用)、株式会社林原生物化学研究所)
メマツヨイグサ抽出物 1.0
(固形物換算0.01)
(商品名:ルナホワイトB、一丸ファルコス株式会社)
イソプロピルメチルフェノール 0.1
(商品名:イソプロピルメチルフェノール、大阪化成株式会社)
クロルヒドロキシアルミニウム 23.0
無水ケイ酸 5.0
ミリスチン酸イソプロピル 53.9
POE(20)トリイソステアリン酸グリセリル 15.0
合計 100.0
<噴射剤>
液化石油ガス(0.15MPa・20℃) 100.0
<原液/噴射剤比=10/90>
[実施例22]
ミストタイプデオドラント剤
下記組成のミストタイプデオドラント剤を常法に基づいて調製した。
組成 %
トレハロース 5.0
(商品名:トレハロース(化粧品用)、株式会社林原生物化学研究所)
メマツヨイグサ抽出物 2.0
(固形物換算0.02)
(商品名:ルナホワイトB、一丸ファルコス株式会社)
塩化ベンザルコニウム 0.5
(純分)
(商品名:トリゾン液、山田製薬株式会社)
パラフェノールスルホン酸亜鉛 2.5
エタノール 30.0
精製水 残部
合計 100.0
[実施例23〜33]
表8に示す組成の皮膚塗布用ミストタイプデオドラント剤を下記方法で調製し、上記と同様に体幹部デオドラント効果、使用感(ベタツキのなさ)、経時安定性を、下記方法で体幹部デオドラント効果の持続性を評価した。結果を表中に併記する。
調製方法;
精製水に所定量のトレハロース、シクロデキストリンを加えて溶解させ、これを水相とした。続いて、エタノールに所定量のメマツヨイグサ抽出物を加えて溶解させ、これをエタノール相とした。水相とエタノール相を混合し、デオドラント剤を得た。
[体幹部デオドラント効果の持続性]
男性被験者20名(平均年齢31歳)の方に、入浴後、体幹部に試料を塗布してもらい10プッシュ程度噴霧(製剤1.5g相当)、その後予め洗浄しておいた試験用Tシャツを着用してもらった。Tシャツを着用したまま就寝、翌日の夕方まで着用させたTシャツを回収し、Tシャツの体幹部に付着した臭気について、専門パネル5名にて、下記評価基準に基づき官能評価を行い、各Tシャツの臭気の平均点を求めた。着用Tシャツ20枚の臭気評価の平均点を求めた。結果を、下記判定基準に基づき示す。なお、被験者は試験3日前から他の制汗デオドラント剤の使用を禁止し、入浴時には無香料のボディソープを使用してもらった。
<評価基準>
5点:アブラ臭さ(体幹部の臭気)が強烈な臭い
4点:アブラ臭さ(体幹部の臭気)が強い臭い
3点:アブラ臭さ(体幹部の臭気)がらくに感知できる臭い
2点:アブラ臭さ(体幹部の臭気)がわかる弱い臭い
1点:アブラ臭さ(体幹部の臭気)がやっと認知できるごく弱い臭い
0点:アブラ臭さ(体幹部の臭気)がほとんど感じられない
<判定基準>
◎ :臭気評価の平均点が0点以上0.5点未満
◎〜○:臭気評価の平均点が0.5点以上1点未満
○ :臭気評価の平均点が1点以上2点未満
△ :臭気評価の平均点が2点以上3.5点未満
× :臭気評価の平均点が3.5点以上5点以下
Figure 0005621223
[実施例34〜39]
表9に示す組成のデオドラント繊維処理剤を上記と同様の方法で調製して液状とした。下記方法で肌シャツ(綿繊維製)に適用して体幹部デオドラント効果及びその持続性を評価した。結果を表中に併記する。
デオドラント繊維の調製;
実施例記載の(体幹部臭気)デオドラント剤に、市販の肌シャツ(綿繊維:約100g)を浸漬し、ローラーで脱水した後、乾燥して評価用の肌シャツを作製した。
[肌シャツの体幹部臭のデオドラント効果]
男性被験者10名(平均年齢31歳)の方に、上記処理した肌シャツを、入浴後から着用して頂き、そのまま就寝、翌朝まで着用させた肌シャツを回収し、肌シャツの体幹部に付着した臭気について、専門パネル5名にて、下記評価基準に基づき官能評価を行い、各肌シャツの臭気の平均点を求めた。着用肌シャツ10枚の臭気評価の平均点を求めた。結果を、下記の判定基準に基づき示す。なお、被験者は試験3日前から他の制汗デオドラント剤の使用を禁止し、入浴時には無香料のボディソープを使用してもらった。
<評価基準>
5点:アブラ臭さ(体幹部の臭気)が強烈な臭い
4点:アブラ臭さ(体幹部の臭気)が強い臭い
3点:アブラ臭さ(体幹部の臭気)がらくに感知できる臭い
2点:アブラ臭さ(体幹部の臭気)がわかる弱い臭い
1点:アブラ臭さ(体幹部の臭気)がやっと認知できるごく弱い臭い
0点:アブラ臭さ(体幹部の臭気)がほとんど感じられない
<判定基準>
◎:臭気評価の平均点が0点以上1点未満
○:臭気評価の平均点が1点以上2点未満
△:臭気評価の平均点が2点以上3.5点未満
×:臭気評価の平均点が3.5点以上5点以下
[肌シャツの体幹部臭のデオドラント効果の持続性]
上記の体幹部臭のデオドラント効果を評価するのに使用したものと同様の肌シャツ(綿繊維)10枚を、全自動洗濯機(松下電器(株)製、NA−F70SD1)に入れ、温度約20℃、浴比3kg/47L、硬度約3゜DHの水道水を注水し、おまかせコースで洗濯を行った。洗剤(商品名 トップ:ライオン(株)製)の投入量は、洗濯機の洗剤量表示に従った。洗濯終了後、室温下で24時間乾燥を行った。乾燥後、上記と同様の方法で体幹部臭のデオドラント効果を評価した。
<評価基準>
5点:アブラ臭さ(体幹部の臭気)が強烈な臭い
4点:アブラ臭さ(体幹部の臭気)が強い臭い
3点:アブラ臭さ(体幹部の臭気)がらくに感知できる臭い
2点:アブラ臭さ(体幹部の臭気)がわかる弱い臭い
1点:アブラ臭さ(体幹部の臭気)がやっと認知できるごく弱い臭い
0点:アブラ臭さ(体幹部の臭気)がほとんど感じられない
<判定基準>
◎:臭気評価の平均点が0点以上1点未満
○:臭気評価の平均点が1点以上2点未満
△:臭気評価の平均点が2点以上3.5点未満
×:臭気評価の平均点が3.5点以上5点以下
Figure 0005621223

Claims (10)

  1. (A)トレハロースと(B)メマツヨイグサ抽出物とを含有してなることを特徴とする、胸、背中、首周り及び腹から選ばれる体幹部から発生するアブラ臭さ用デオドラント剤。
  2. (A)成分の配合量が0.04〜20質量%、(B)成分の配合量が固形物換算で0.00001〜0.1質量%である請求項1記載のデオドラント剤。
  3. 更に、(C)シクロデキストリンを含有する請求項1又は2記載のデオドラント剤。
  4. 成分(C)/成分(B)の質量比が0.5〜3,000である請求項記載のデオドラント剤。
  5. 皮膚塗布用である請求項1〜4のいずれか1項記載のデオドラント剤。
  6. 20〜40代の男性用である請求項1〜5のいずれか1項記載のデオドラント剤。
  7. 繊維処理用である請求項1〜4のいずれか1項記載のデオドラント剤。
  8. 繊維に対するデオドラント剤の担持量が0.01〜5質量%である請求項7記載のデオドラント剤。
  9. 繊維製品処理用である請求項1〜4のいずれか1項記載のデオドラント剤。
  10. 繊維製品に対するデオドラント剤の使用量が0.01〜5質量%である請求項9記載のデオドラント剤。
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