JPH08199377A - プラズマエッチング装置およびプラズマエッチング方法 - Google Patents

プラズマエッチング装置およびプラズマエッチング方法

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JPH08199377A
JPH08199377A JP861095A JP861095A JPH08199377A JP H08199377 A JPH08199377 A JP H08199377A JP 861095 A JP861095 A JP 861095A JP 861095 A JP861095 A JP 861095A JP H08199377 A JPH08199377 A JP H08199377A
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etching
plasma etching
connection hole
plasma
gas
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JP861095A
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Seiichi Fukuda
誠一 福田
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Original Assignee
Sony Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 酸化シリコン系の層間絶縁膜に開口する接続
孔側壁のテーパー角度を任意にしかも高精度に制御する
ことが可能な、プラズマエッチング装置およびプラズマ
エッチング方法を提供する。 【構成】 排気速度が可変のターボ分子ポンプ8等を用
い、ガス導入孔6からのエッチングガス供給量と排気速
度を共に制御しつつプラズマエッチングする。 【効果】 チャンバ4内のエッチングガス滞留時間を制
御し、主として側壁保護膜の堆積量を制御する。これに
より接続孔側壁のテーパー角度を自在に制御することが
可能となる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は半導体装置等の製造分野
で適用されるプラズマエッチング装置およびプラズマエ
ッチング方法に関し、更に詳しくは酸化シリコン系材料
層からなる層間絶縁膜に接続孔を開口する際に、接続孔
側壁のテーパ角度を制御しつつ開口することが可能なプ
ラズマエッチング方法に関する。
【0002】
【従来の技術】LSI等の半導体装置の高集積度化、高
性能化が進展するに伴い、そのデザインルールはハーフ
ミクロンからクォータミクロンへと縮小し、接続孔の開
口径も微細化している。一方、多層配線層の層間耐圧を
確保するため、層間絶縁膜の膜厚はほとんど変わってい
ないので、接続孔のアスペクト比は増大する傾向にある
のが現状である。このため、Al系金属のスパッタリン
グや電子ビーム蒸着、さらにはW等の高融点金属のCV
Dによりコンタクトプラグや上層配線を形成する場合に
は、アスペクト比の大きな接続孔をステップカバレッジ
よく充填することが困難となりつつある。このため,マ
イグレーション耐性の低下やオーミック性の低下あるい
は導通不良を生じ、半導体装置の信頼性が低下する虞れ
がある。この問題を図6(a)〜(c)を参照して説明
する。
【0003】図6(a)〜(c)は側壁が垂直に形成さ
れた高アスペクト比の接続孔に、Al系金属をスパッタ
リングにより埋め込むプロセスの問題点を示す概略断面
図である。すなわち、シリコン等の半導体基板11上の
層間絶縁膜12に、不純物拡散層(図示せず)に臨む接
続孔14を開口した状態が図6(a)である。接続孔1
3の側壁と半導体基板1がなす角度θは90°である。
つぎに上層配線層15としてAl系金属をスパッタリン
グにより堆積する。スパッタリング初期の状態を図6
(b)に示す。上層配線層15は接続孔14の肩部に厚
くオーバーハング状に堆積し、接続孔14の側壁下部へ
の堆積は少ない。これは接続孔14部分に入射するスパ
ッタリング粒子の入射角度が分布を有し、このため接続
孔14の側壁下部は入射粒子の影となり、堆積確率が小
さいためである。
【0004】さらにAl系金属のスパッタリングを継続
し、上層配線14を所定の厚さに堆積した状態が図6
(c)である。接続孔14肩部のオーバーハングがさら
に成長し、対向するオーバーハング部分とブリッジを形
成する結果、接続孔14上の上層配線15にはボイド1
6が形成される。このボイド16が形成される過程は、
CVDによりW等の高融点金属を堆積する場合も同様で
ある。この結果上層配線15のバルク抵抗の増加やマイ
グレーション耐性の劣化が問題となってくる。さらに上
層配線15をエッチバックしてコンタクトプラグを形成
する場合には、ボイド16が露出することとなり、さら
にこの上に形成する配線層のステップカバレッジを著し
く劣化することとなる。
【0005】上層配線層15のオーバーハングと、これ
によるボイド16の発生を防止する最も確実な方法は、
接続孔14の側壁を順テーパ形状に開口することによ
り、上層配線層15のステップカバレッジを向上するこ
とである。すなわち、接続孔14側壁と半導体基板11
とのなす角度θを90°以下とすればよい。しかしなが
ら、接続孔開口用のレジストマスクの開口幅を一定とし
た状態で接続孔テーパ角度θを例えば80°未満に設定
した場合には、当然のことながら接続孔3底部の開口径
が狭まり、コンタクト抵抗が増大する。逆に、接続孔1
4底部の開口径を一定とした状態で角度θを例えば80
°未満と小さくすると、接続孔14上部の開口径を拡げ
ざるを得ず、デザインルールの微細化にそぐわない結果
となる。そこで上層配線15の良好なステップカバレッ
ジを満たす範囲内であれば、角度θはなるべく90°に
近い値に制御することが望ましい。
【0006】従来よりSiO2 系の層間絶縁膜に接続孔
を形成するプラズマエッチングにおいては、CF系ない
しCHF系のフルオロカーボンガス、あるいはこれらの
混合ガスを用いたイオンアシスト反応が広く用いられて
てきた。これは、フルオロカーボンガスの構成原子であ
る炭素により、SiO2 中の酸素を引き抜いたりSi−
O結合を弱めたりするとともに、フルオロカーボンガス
の解離により生成するメインエッチャントであるF
* (Fラジカル)の反応をCFx + イオンの入射エネル
ギでアシストすることのより、高速かつ異方性の高いパ
ターニングが可能なためである。さらに、フルオロカー
ボンガスのプラズマ重合により、フルオロカーボンポリ
マを被エッチング基板上に堆積し、パターニングされた
接続孔の側面にフルオロカーボンポリマの側壁保護膜を
形成することにより、接続孔のサイドエッチングを防止
したり、あるいはテーパ角度等の形状をある程度まで制
御することも可能である。
【0007】テーパー角度の制御は、エッチング性の強
いCF4 等のCF系ガスと、堆積性の強いCHF3 等の
CHF系ガスとの混合比の制御によっても可能である。
すなわち、CF系ガスの混合比が少なく、CHF系ガス
が多ければ側壁保護膜の効果が高く、接続孔のテーパー
角度θは小さくなる。逆にCF系ガスの混合比が多く、
CHF系ガスが少なければ側壁保護膜の形成は少なくな
るので接続孔のテーパー角度θは大きくなり、垂直に近
くなる。テーパー角度は、堆積性ガスに起因する側壁保
護膜の形成と、エッチング性ガスによるエッチングとの
競合反応により決定されるので、堆積性ガスが多けれ
ば、テーパー角度は小さくなり、いわゆる順テーパ形状
となるのである。
【0008】しかしながら、接続孔のテーパ角度の制御
をエッチングガスの混合比に依存する従来の方法では、
2種類以上のエッチングガスの混合比の制御性に難点が
あり、高精度のテーパ角度制御には不向きであった。そ
こでエッチング装置側でもテーパ角度を制御しうる解決
法が求められる。しかし、従来のプラズマエッチング装
置においては、接続孔のテーパ角度を決定する重要な因
子である側壁保護膜の堆積量を、装置側で直接的に制御
できる機能を有するものは実在しないのが現状であっ
た。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】そこで本発明の課題
は、半導体基板や下層配線上に形成された層間絶縁膜に
接続孔を開口する場合に、接続孔側壁のテーパー角度を
所望の角度に制御しうるプラズマエッチング装置および
プラズマエッチング方法を提供することである。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明のプラズマエッチ
ング装置は、上記課題を達成するために提案するもので
あり、エッチングガス供給手段、プラズマ発生手段、真
空排気手段およびエッチングチャンバを具備してなるプ
ラズマエッチング装置であって、この真空排気手段は排
気速度が可変であるとともに、エッチングガス供給手段
からのエッチングガス供給量と、真空排気手段の排気速
度をともに制御することにより、エッチングチャンバ内
圧力を制御する圧力制御手段を有することを特徴とする
プラズマエッチング装置である。
【0011】真空排気手段としてはターボ分子ポンプを
有しており、このターボ分子ポンプの回転速度を制御す
ることにより排気速度を制御することを特徴とするもの
である。
【0012】あるいは真空排気手段は複数の真空ポンプ
を有しており、この複数の真空ポンプの運転台数を選択
することにより排気速度を制御することを特徴とするも
のである。
【0013】また本発明のプラズマエッチング方法は、
上述したプラズマエッチング装置を用い、下層配線上の
層間絶縁膜に接続孔を開口するプラズマエッチング方法
であって、このエッチングガス供給手段からのエッチン
グガス供給量と、真空排気手段の排気速度を共に制御す
ることにより、接続孔の側壁のテーパ角度を制御するこ
とを特徴とするものである。
【0014】この際、エッチングガス供給手段からのエ
ッチングガス供給量と、真空排気手段の排気速度を共に
大とすることにより、接続孔の側壁のテーパ角度は大と
することができる。また逆にエッチングガス供給手段か
らのエッチングガス供給量と、真空排気手段の排気速度
を共に小とすることにより、接続孔の側壁のテーパ角度
は小とすることが可能である。
【0015】エッチングガスはCF系ガスおよびCHF
系ガスのいずれか1種を少なくとも含み、被エッチング
基板上にカーボン系ポリマを堆積しながらエッチングす
ることが望ましい。
【0016】あるいはエッチングガスは放電解離条件下
でプラズマ中に遊離のイオウを放出しうるハロゲン化イ
オウガスを含み、被エッチング基板上にイオウ系材料を
堆積しながらエッチングすることが望ましい。このよう
なハロゲン化イオウ系ガスとしてはS2 2 、SF2
SF4 、S2 10、S2 Cl2 、S3 Cl2 、SC
2 、S2 Br2 、S3 Br2 およびSBr2 等を例示
できる。ハロゲン化イオウガスとして一般的なSF6
放電解離条件下でプラズマ中に遊離のイオウを放出する
ことはないので除外する。
【0017】
【作用】本発明の骨子は、エッチングチャンバ内におけ
るエッチングガスの滞留時間を制御することにある。こ
れにより、プラズマと被エッチング基板との表面反応は
もとより、被エッチング基板上に堆積する反応生成物、
ないしは反応生成物の前駆物質の滞留時間を制御し、側
壁保護膜の形成を精密に制御することが可能となる。
【0018】すなわち、エッチングガス供給手段からの
エッチングガス供給量と、真空排気手段の排気速度を共
に大とすることにより、エッチングチャンバ内における
エッチングガスの滞留時間は短くなる。これにより被エ
ッチング基板上に堆積する反応生成物ないし解離生成物
の前駆物質の滞留時間も短くなり、側壁保護膜の形成は
少なくなる。すなわち、接続孔のテーパー角度θは大と
なり、垂直にきり立った形状となる。
【0019】逆にエッチングガス供給手段からのエッチ
ングガス供給量と、真空排気手段の排気速度を共に小と
することにより、エッチングチャンバ内におけるエッチ
ングガスの滞留時間は長くなる。これにより被エッチン
グ基板上に堆積する反応生成物ないし反応生成物の前駆
物質等の滞留時間も長くなり、側壁保護膜の形成は多く
なる。すなわち、接続孔のテーパー角度は小となり、上
層配線のステップカバレッジには有利な形状となる。
【0020】従来のプラズマエッチング装置において
は、真空排気手段の排気速度の調整はエッチングチャン
バと真空ポンプ間に設けたコンダクタンスバルブの開閉
によりラフに制御することは可能であった。かかる制御
法は例えば特開平5−267226号公報に開示されて
いる。しかしながら、コンダクタンスバルブの開閉によ
り排気速度を精密に制御することは困難であり、本発明
のプラズマエッチング方法のように高アスペクト比の接
続孔の側壁のテーパ角度の微妙にして精密な制御の目的
には不向きである。
【0021】
【実施例】以下、本発明の具体的実施例につき、図面を
参照して説明する。
【0022】実施例1 本実施例は、タービンの回転速度が可変のターボ分子ポ
ンプを採用したマグネトロンRIE装置により、シリコ
ン等の半導体基板上のSiO2 系の層間絶縁膜に接続孔
を開口した例である。まず本実施例のプラズマエッチン
グ装置の概略構成例を図1を参照して説明する。
【0023】符号4は対向接地電極を兼用するエッチン
グチャンバであり、エッチングチャンバ4内には被エッ
チング基板1をセッティングするとともにRF電源3を
接続した基板ステージ2を配設する。被エッチング基板
1に対向するエッチングチャンバ4の上面の回転マグネ
ット5は、プラズマ中の電子のマグネトロン運動によ
り、マスフローコントローラ7を介しガス導入孔6から
導入されるエッチングガスの解離を促進するものであ
る。以上はマグネトロンRIE装置の通常の構成部分で
ある。本実施例のプラズマエッチング装置の特徴部分
は、大排気量のターボ分子ポンプ8およびこのターボ分
子ポンプ8を駆動する回転速度可変のモータ9、および
この回転速度を制御する制御手段10である。マイクロ
コンピュータを有する制御手段10はターボ分子ポンプ
8の回転速度と共に、これに連動してマスフローコント
ローラ7をも制御してエッチングガスの供給量を制御
し、エッチングチャンバ4内の圧力測定装置(図示せ
ず)からの圧力情報値にに基づきエッチングチャンバ4
内の圧力を所定値に保つ。制御手段10には、被エッチ
ング基板1の被エッチング層のレジストマスクからの開
口露出面積、所望のテーパ角度およびエッチングガス種
等のパラメータと、エッチングガス供給量および排気速
度の相関を予め実験により求めておき、これらの情報を
インプットしておけばエッチングの自動化が可能であ
る。本実施例ではターボ分子ポンプ8は最大実効排気速
度5000 l/secの大排気量のものを用いた。な
お基板ステージ2の温度制御手段等の細部は図示を省略
する。
【0024】つぎに本発明のプラズマエッチング方法に
つき詳細に説明する。本実施例では上述したプラズマエ
ッチング装置を用い、シリコン等の半導体基板上のSi
2系の層間絶縁膜に接続孔を開口した例である。接続
孔側面のテーパー角度θは、上層配線のステップカバレ
ッジと高集積化の両立を意図し、87°に設定した。こ
の工程を図3(a)〜(b)を参照して説明する。本実
施例で用いたエッチング試料は、シリコン等の半導体基
板11上に一例として800nmの厚さにSiO2 やP
SG等の酸化シリコン系材料からなる層間絶縁膜12を
CVDにより形成し、さらに半導体基板1上に形成され
た不図示の不純物拡散層に臨む接続孔を形成するために
レジストマスク13を形成したものである。図3(a)
に示すこのエッチング試料を被エッチング基板とする。
なおレジストマスク13は、化学増幅型レジストとKr
Fエキシマレーザステッパにより0.35μmの開口径
に形成した。
【0025】つぎにこの被エッチング基板1を上述した
マグネトロンRIE装置の基板ステージ2上に載置し、
下記条件により層間絶縁膜3の露出部分をプラズマエッ
チングする。 C4 8 60 sccm ガス圧力 4 Pa 実効排気速度 700 l/sec RF電源パワー 700 W(13.56MH
z) 磁界強度 15×10-3 T 被エッチング基板温度 −10 ℃ エッチング終了後の被エッチング基板の状態を図3
(b)に示す。本エッチング工程では、エッチングガス
供給量および排気速度を共に低めに設定したことによ
り、エッチングガスのチャンバ内滞留時間は比較的長
く、このため側壁保護膜(図示せず)の付着量が多めで
あった。このため形成された接続孔14の側面と半導体
基板11上面のなす角度は、目的とする87°の値が得
られた。このため、この後の工程で形成する上層配線
は、スパッタリングにしろCVDにしろ、その形成方法
に特殊なプロセスを採用することなしにボイドやオーバ
ーハングのないステップカバレッジのよい成膜が可能で
あった。
【0026】実施例2 本実施例は実施例1で採用したマグネトロンRIE装置
を用い、SiO2 等からなる層間絶縁膜に垂直な接続孔
を開口した例であり、これを図3(a)および図4を参
照して説明する。
【0027】本実施例で用いた図3(a)に示すエッチ
ング試料は、実施例1と同様の構成であるので重複する
説明は省略する。この被エッチング基板1を図1に示す
マグネトロンRIE装置の基板ステージ2上に載置し、
一例として下記条件によりレジストマスク13から露出
する層間絶縁膜12をプラズマエッチングした。 C4 8 150 sccm ガス圧力 4 Pa 実効排気速度 3000 l/sec RF電源パワー 700 W(13.56MH
z) 磁界強度 15×10-3 T 被エッチング基板温度 −10 ℃ エッチング終了後の被エッチング基板の状態を図4に示
す。本エッチング工程では、エッチングガス供給量およ
び排気速度を共に実施例1のプラズマエッチング条件よ
り多めに設定したことにより、エッチングガスのチャン
バ内滞留時間は比較的短く、このため側壁保護膜(図示
せず)の付着量が少なめであった。この結果、形成され
た接続孔14の側面と半導体基板11上面のなす角度
は、目的とする90°の値が得られた。
【0028】本実施例によれば、レジストマスク13の
開口径と接続孔14下部の半導体基板11の露出部分の
径は同等であり、半導体装置の高集積化とコンタクト抵
抗値の低下に寄与することができる。ただしこの場合、
上層配線(図示せず)の形成時のステップカバレッジに
は充分な配慮が必要であり、コリメーションスパッタリ
ング等の成膜手段を採用することが望ましい。
【0029】実施例3 本実施例はプラズマエッチングを2段階化し、接続孔の
上部のみを順テーパ形状とし、下部は垂直に形成した例
であり、これを図5(a)〜(c)を参照して説明す
る。
【0030】本実施例で用いた図5(a)に示すエッチ
ング試料は、実施例1で採用した図3(a)に示すエッ
チング試料と同様のものであり、重複する説明は省略す
る。この被エッチング基板を先に説明したマグネトロン
RIE装置の基板ステージ2にセッティングし、レジス
トマスク13から露出する層間絶縁膜12の厚さ方向の
1/3ないし1/2程度を一例として下記条件によりプ
ラズマエッチングした。 C4 8 60 sccm ガス圧力 4 Pa 実効排気速度 700 l/sec RF電源パワー 700 W(13.56MH
z) 磁界強度 15×10-3 T 被エッチング基板温度 −10 ℃ 本プラズマエッチング条件でのエッチング終了後の被エ
ッチング基板の状態を図5(b)に示す。本エッチング
工程では、エッチングガス供給量および排気速度を共に
低めに設定したことにより、エッチングガスのチャンバ
内滞留時間は比較的長く、このため側壁保護膜(図示せ
ず)の付着量が多めであった。したがって、中途迄形成
された接続孔14の上部の側面と半導体基板11上面の
なす角度は、87°の値が得られ、順テーパ形状となっ
た。
【0031】次にエッチングガス供給量および排気速度
を共に変更し、一例として下記プラズマエッチング条件
によりレジストマスク13から露出する層間絶縁膜12
の厚さ方向の残部をプラズマエッチングした。 C4 8 150 sccm ガス圧力 4 Pa 実効排気速度 3000 l/sec RF電源パワー 700 W(13.56MH
z) 磁界強度 15×10-3 T 被エッチング基板温度 −10 ℃ エッチング終了後の被エッチング基板の状態を図5
(c)に示す。本エッチング工程では、エッチングガス
供給量および排気速度を共に前半のプラズマエッチング
条件より多めに設定したことにより、エッチングガスの
チャンバ内滞留時間は比較的短くなり、このため側壁保
護膜(図示せず)の付着量が少なめであった。したがっ
て形成された接続孔14の下部側面と半導体基板11上
面のなす角度は、90°の垂直形状が得られた。
【0032】本実施例によれば、上層配線の形成時のス
テップカバレッジに最も影響の大きい接続孔14の肩部
分をテーパ形状としたことと、接続孔14肩部以外は垂
直形状にしたことにより、ステップカバレッジと、高集
積化を共に満たすプラズマエッチング方法を提供するこ
とが可能である。なお、本実施例ではプラズマエッチン
グを2段階化したが、3段階以上に多段階化してもよ
い。またエッチングガス供給量および排気速度を共に連
続的に滑らかに変化させてゆけば、接続孔14の形状も
これにしたがって滑らかな形状がえられる。このような
プラズマエッチング条件の切り替えは、プラズマエッチ
ング装置の制御手段10にエッチング条件を予め入力し
ておくことにより、自動的かつ安定して達成することが
可能である。
【0033】実施例4 以下の実施例はプラズマエッチング装置として複数の真
空ポンプを有するマグネトロンRIE装置を採用した例
である。図2に示す本プラズマエッチング装置の主要構
成部分は、前実施例で採用した回転速度可変のターボ分
子ポンプを用いたマグネトロンRIE装置と同じである
ので重複する説明は省略し、本プラズマエッチング装置
の特長部分のみを説明する。
【0034】本プラズマエッチング装置の特徴部分は、
真空排気手段として複数のターボ分子ポンプ8a、8b
を並列して用い、これらのタービンを駆動するモータ9
a、9bのON/OFFを制御する制御手段10を有し
ている点にある。マイクロコンピュータを有する制御手
段10は、またこれに連動してエッチングガス供給量を
可変とするマスフローコントローラ7を同時に制御し、
チャンバ4内の圧力測定装置(図示せず)からの圧力情
報値にに基づきチャンバ4内の圧力を所定値に保つ。制
御手段10には、被エッチング基板1の被エッチング層
のレジストマスクからの開口露出面積、所望のテーパ角
度およびエッチングガス種等のパラメータと、エッチン
グガス供給量および排気速度の相関を予め実験により求
めておき、これらの情報をインプットしておけばエッチ
ングの自動化が可能である。本実施例ではターボ分子ポ
ンプ8a、8bは共に実効最大実効排気速度2500
l/secの排気量のものを用いた。
【0035】つぎに本発明のプラズマエッチング方法に
つき詳細に説明する。本実施例では上述したプラズマエ
ッチング装置を用い、シリコン等の半導体基板上のSi
2系の層間絶縁膜に順テーパ形状の接続孔を開口した
例である。接続孔側面のテーパー角度θは、上層配線の
ステップカバレッジと高集積化の両立を意図し、87°
に設定した。この工程を再び図3(a)〜(b)を参照
して説明する。本実施例で用いたエッチング試料は、実
施例1で用いたエッチング試料と同様であるので重複す
る説明は省略する。
【0036】つぎにこの被エッチング基板1を上述した
マグネトロンRIE装置の基板ステージ2上に載置し、
下記条件により層間絶縁膜3の露出部分をプラズマエッ
チングする。この際、ターボ分子ポンプ8aは最大回転
数で定常運転し、ターボ分子ポンプ8bは停止状態とし
た。 C2 6 50 sccm ガス圧力 4 Pa 実効排気速度 1000 l/sec RF電源パワー 700 W(13.56MH
z) 磁界強度 15×10-3 T 被エッチング基板温度 −10 ℃ エッチング終了後の被エッチング基板の状態を図3
(b)に示す。本エッチング工程では、エッチングガス
供給量および排気速度を共に低めに設定したことによ
り、エッチングガスのチャンバ内滞留時間は比較的長
く、このため側壁保護膜(図示せず)の付着量が多めで
あった。このため形成された接続孔14の側面と半導体
基板11上面のなす角度は、目的とする87°の値が得
られた。このため、この後の工程で形成する上層配線
は、スパッタリングあるいはCVDにおいて、その形成
方法に特殊なプロセスを採用することなしにステップカ
バレッジのよい成膜が可能であった。
【0037】実施例5 本実施例は実施例4で採用したマグネトロンRIE装置
を用い、SiO2 等からなる層間絶縁膜に垂直な接続孔
を開口した例であり、これを図3(a)および図4を参
照して説明する。
【0038】本実施例で用いた図3(a)に示すエッチ
ング試料は実施例1と同様の構成であるので重複する説
明は省略する。この被エッチング基板1を図2に示すマ
グネトロンRIE装置の基板ステージ2上に載置し、一
例として下記条件によりレジストマスク13から露出す
る層間絶縁膜12をプラズマエッチングした。なお本実
施例ではターボ分子ポンプ8a、8b共に最大回転数で
定常運転した。 C2 6 100 sccm ガス圧力 4 Pa 実効排気速度 3500 l/sec RF電源パワー 700 W(13.56MH
z) 磁界強度 15×10-3 T 被エッチング基板温度 −10 ℃ エッチング終了後の被エッチング基板の状態を図4に示
す。本エッチング工程では、エッチングガス供給量およ
び排気速度を共に実施例4のプラズマエッチング条件よ
り多めに設定したことにより、エッチングガスのチャン
バ内滞留時間は比較的短く、このため側壁保護膜(図示
せず)の付着量が少なめであった。このため形成された
接続孔14の側面と半導体基板11上面のなす角度は、
目的とする90°の値が得られた。
【0039】本実施例によれば、レジストマスク13の
開口径と接続孔14下部の半導体基板11の露出部分の
径は同等であり、半導体装置の高集積化とコンタクト抵
抗値の低下に寄与することができる。この場合、上層配
線(図示せず)形成時ののステップカバレッジには充分
な配慮が必要であり、コリメーションスパッタリング等
の成膜手段を採用することが望ましい。
【0040】実施例6 本実施例はプラズマエッチングを2段階化し、接続孔の
上部を順テーパ形状に、接続孔の下部は垂直形状に形成
した例であり、エッチングガスとしてハロゲン化イオウ
ガスであるS2 2 を採用したものである。これを再度
図5(a)〜(c)を参照して説明する。
【0041】本実施例で用いた図5(a)に示すエッチ
ング試料は、実施例1で採用した図3(a)に示すエッ
チング試料と同様のものであり、重複する説明は省略す
る。この被エッチング基板を先に説明した図2に示すマ
グネトロンRIE装置の基板ステージ2にセッティング
し、レジストマスク13から露出する層間絶縁膜12の
厚さ方向の1/3ないし1/2程度を一例として下記条
件によりプラズマエッチングした。この際、ターボ分子
ポンプ8aは最大回転数で定常運転し、ターボ分子ポン
プ8bは停止状態とした。 S2 2 50 sccm ガス圧力 4 Pa 実効排気速度 1000 l/sec RF電源パワー 700 W(13.56MH
z) 磁界強度 15×10-3 T 被エッチング基板温度 −10 ℃ 本プラズマエッチング条件でのエッチング終了後の被エ
ッチング基板の状態を図5(b)に示す。本エッチング
工程では、エッチングガス供給量および排気速度を共に
低めに設定したことにより、エッチングガスのチャンバ
内滞留時間は比較的長く、このためS2 2 がプラズマ
中で解離生成する遊離のイオウが冷却された被エッチン
グ基板上に堆積して形成される側壁保護膜(図示せず)
の付着量は多めであった。したがって、形成された接続
孔14の上部の側面と半導体基板11上面のなす角度
は、86°の値が得られ、順テーパ形状となった。
【0042】次にエッチングガス供給量および排気速度
を共に変更し、一例として下記プラズマエッチング条件
によりレジストマスク13から露出する層間絶縁膜12
の厚さ方向の残部をプラズマエッチングした。この2段
階目のプラズマエッチング工程においては、ターボ分子
ポンプ8a、8b共に最大回転数で定常運転した。 S2 2 100 sccm ガス圧力 4 Pa 実効排気速度 3500 l/sec RF電源パワー 700 W(13.56MH
z) 磁界強度 15×10-3 T 被エッチング基板温度 −10 ℃ エッチング終了後の被エッチング基板の状態を図5
(c)に示す。本エッチング工程では、エッチングガス
供給量および排気速度を共に前半のプラズマエッチング
条件より多めに設定したことにより、エッチングガスの
チャンバ内滞留時間は比較的短くなり、このためイオウ
からなる側壁保護膜(図示せず)の付着量が少なめであ
った。したがって形成された接続孔14の下部側面と半
導体基板11上面のなす角度は、90°の垂直形状が得
られた。
【0043】プラズマエッチング終了後、イオウからな
る側壁保護膜は被エッチング基板を約90℃以上に加熱
すれば昇華除去することができ、被エッチング基板上に
何らコンタミネーションを残すことはない。逆に言え
ば、イオウからなる側壁保護膜は、被エッチング基板を
約90℃未満に制御しておけば、被エッチング基板上に
堆積し、側壁保護膜として利用することが可能である。
【0044】本実施例によれば、上層配線のステップカ
バレッジに最も影響の大きい接続孔14の肩部分をテー
パ形状としたことと、接続孔14肩部以外は垂直形状に
したことにより、ステップカバレッジと、高集積化を共
に満たすプラズマエッチング方法を提供することが可能
である。なお、本実施例ではプラズマエッチングを2段
階化したが、ターボ分子ポンプを3台並列して用いれば
3段階以上の多段階エッチングも可能である。またター
ボ分子ポンプの内の1台は定常運転しておき、他の1台
は停止状態から定常運転状態へと連続的に回転数を上げ
てゆけば、接続孔14の形状もこれにしたがって滑らか
な形状がえられる。このようなプラズマエッチング条件
の切り替えは、プラズマエッチング装置の制御手段10
にエッチング条件を予め入力しておくことにより、自動
的かつ安定して達成することが可能である。
【0045】以上、本発明を6例の実施例により説明し
たが、本発明はこれら実施例に何ら限定されるものでは
ない。
【0046】例えば、プラズマエッチング装置として平
行平板型マグネトロンRIE装置を例示して説明した
が、磁界を用いないRIE装置やECRプラズマエッチ
ング装置、ヘリコン波プラズマエッチング装置、ICP
(Inductively Coupled Plas
ma)エッチング装置、TCP(Transforme
r Coupled Plasma)エッチング装置等
のプラズマエッチング装置に回転数可変のターボ分子ポ
ンプや複数の真空ポンプを組み合わせて用いてもよい。
【0047】複数の真空ポンプとしてターボ分子ポンプ
を用いる実施例を説明したが、この場合にはターボ分子
ポンプに限定されず、ディフュージョンポンプとロータ
リポンプの組み合わせ等、他の形式の真空ポンプを任意
に用いてよい。
【0048】エッチングガスとしてC4 8 およびC2
6 を例示したが、CF4 、C3 8 等他のCF系ガス
を用いてもよい。またCHF3 、CH2 2 やC2 2
4等のCHF系ガスを用いてもよい。この場合はカー
ボン系ポリマの堆積効果がCF系ガスより大きいので、
真空排気速度もCF系ガスより大きくする必要がある。
勿論CF系ガスとCHF系ガスを混合して用いたり、希
ガス等の添加ガスを加えてもよい。
【0049】ハロゲン化イオウガスとしてS2 2 を例
示したが、先述したようにSF2 、SF4 、S2 10
2 Cl2 、S3 Cl2 、SCl2 、S2 Br2 、S3
Br2 およびSBr2 等、SF6 以外の化合物を用いる
ことが可能である。これらはいずれもプラズマ中で解離
し遊離のイオウを生成しうる化合物である。なお、これ
らハロゲン化イオウガスとともにN2 やN2 2 等のN
系ガスを添加すればプラズマ中でチアジル(SN)が形
成され、このものは重合してポリチアジルとなり被エッ
チング基板上に堆積する。ポリチアジルはイオウよりさ
らに強固な側壁保護膜を形成するので、少量の堆積であ
っても異方性加工が可能である。このポリチアジルは被
エッチング基板温度が約150℃未満で堆積し、また逆
に被エッチング基板が約150℃以上では昇華除去さ
れ、被エッチング基板上に汚染を残すことがない。
【0050】さらに、エッチング試料としてSi等の半
導体基板上のSiO2 からなる層間絶縁膜に接続孔を開
口する場合を例にとったが、多結晶シリコンやポリサイ
ド、Al系金属等による下層配線上の層間絶縁膜にヴァ
イアホールを形成する場合であってもよい。また層間絶
縁膜としてSiO2 以外にもPSGやBPSG等の不純
物含有酸化シリコン系材料やSiON、あるいはこれら
の積層構造であってもよい。
【0051】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
によれば下層配線上に形成された層間絶縁膜に接続孔を
開口する場合に、接続孔側壁のテーパー角度を所望の角
度に高精度に制御しうるプラズマエッチング装置および
プラズマエッチング方法を提供することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のプラズマエッチング装置の1例の概略
構成例を示す図である。
【図2】本発明のプラズマエッチング装置の他の例の概
略構成例を示す図である。
【図3】本発明のプラズマエッチング方法を示す概略断
面図であり、(a)は半導体基板上の層間絶縁膜に接続
孔開口用のレジストマスクを形成した状態、(b)は所
定のテーパ角度の側壁を有する接続孔を開口した状態で
ある。
【図4】本発明のプラズマエッチング方法を示す概略断
面図であり、垂直な側壁を有する接続孔を開口した状態
である。
【図5】本発明のプラズマエッチング方法を示す概略断
面図であり、(a)は半導体基板上の層間絶縁膜に接続
孔開口用のレジストマスクを形成した状態、(b)は所
定のテーパ角度の側壁を有する接続孔の上部をパターニ
ングした状態、(c)は垂直な側壁を有する接続孔の下
部をパターニングし接続孔が完成した状態である。
【図6】従来のプラズマエッチング方法による接続孔部
分に上層配線を形成する場合の問題点を示す概略断面図
であり、(a)は半導体基板上の層間絶縁膜に垂直な側
壁を有する接続孔を形成した状態、(b)はAl系金属
をスパッタリングにより堆積した初期の状態、(c)は
Al系金属をスパッタリングにより所定の厚さに堆積し
て上層配線内にボイドが形成された状態である。
【符号の説明】
1 被エッチング基板 2 基板ステージ 4 エッチングチャンバ 6 ガス導入孔 7 マスフローコントローラ 8、8a、8b ターボ分子ポンプ 9、9a、9b モータ 10 制御手段 11 半導体基板 12 層間絶縁膜 13 レジストマスク 14 接続孔 15 上層配線 16 ボイド
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 H01L 21/31 C

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 エッチングガス供給手段、プラズマ発生
    手段、真空排気手段およびエッチングチャンバを具備し
    てなるプラズマエッチング装置であって、 該真空排気手段は排気速度が可変であるとともに、 前記エッチングガス供給手段からのエッチングガス供給
    量と、該真空排気手段の排気速度を共に制御することに
    より、 前記エッチングチャンバ内圧力を制御する圧力制御手段
    を有することを特徴とするプラズマエッチング装置。
  2. 【請求項2】 真空排気手段はターボ分子ポンプを有し
    て成り、前記ターボ分子ポンプの回転速度を制御するこ
    とにより排気速度を制御することを特徴とする、請求項
    1記載のプラズマエッチング装置。
  3. 【請求項3】 真空排気手段は複数の真空ポンプを有し
    て成り、前記複数の真空ポンプの運転台数を選択するこ
    とにより排気速度を制御することを特徴とする、請求項
    1記載のプラズマエッチング装置。
  4. 【請求項4】 請求項1記載のプラズマエッチング装置
    を用い、下層配線上の層間絶縁膜に接続孔を開口するプ
    ラズマエッチング方法であって、 エッチングガス供給手段からのエッチングガス供給量
    と、真空排気手段の排気速度を共に制御することによ
    り、前記接続孔の側壁のテーパ角度を制御することを特
    徴とする、プラズマエッチング方法。
  5. 【請求項5】 真空排気手段の排気速度を大とすること
    により、前記接続孔の側壁のテーパ角度を大とすること
    を特徴とする、請求項4記載のプラズマエッチング方
    法。
  6. 【請求項6】 真空排気手段の排気速度を小とすること
    により、前記接続孔の側壁のテーパ角度を小とすること
    を特徴とする、請求項4記載のプラズマエッチング方
    法。
  7. 【請求項7】 エッチングガスはCF系ガスおよびCH
    F系ガスのいれか1種を少なくとも含み、被エッチング
    基板上にカーボン系ポリマを堆積しながらエッチングす
    ることを特徴とする、請求項4、5または6記載のプラ
    ズマエッチング方法。
  8. 【請求項8】 エッチングガスは放電解離条件下でプラ
    ズマ中に遊離のイオウを放出しうるハロゲン化イオウガ
    スを含み、被エッチング基板上にイオウ系材料を堆積し
    ながらエッチングすることを特徴とする、請求項4、5
    または6記載のプラズマエッチング方法。
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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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US7666718B2 (en) 1999-07-22 2010-02-23 Semiconductor Energy Laboratory Co., Ltd. Wiring and manufacturing method thereof, semiconductor device comprising said wiring, and dry etching method
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