JPH0819896A - ホットプレス - Google Patents

ホットプレス

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JPH0819896A
JPH0819896A JP17482594A JP17482594A JPH0819896A JP H0819896 A JPH0819896 A JP H0819896A JP 17482594 A JP17482594 A JP 17482594A JP 17482594 A JP17482594 A JP 17482594A JP H0819896 A JPH0819896 A JP H0819896A
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    • B30PRESSES
    • B30BPRESSES IN GENERAL
    • B30B7/00Presses characterised by a particular arrangement of the pressing members
    • B30B7/02Presses characterised by a particular arrangement of the pressing members having several platens arranged one above the other

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  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Control Of Presses (AREA)
  • Press Drives And Press Lines (AREA)
  • Casting Or Compression Moulding Of Plastics Or The Like (AREA)
  • Veneer Processing And Manufacture Of Plywood (AREA)
  • Presses And Accessory Devices Thereof (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 キャリヤプレートの不正配置を確実に検出
し、しかも、不正配置された段を検出する。 【構成】 ホットプレスにキャリヤプレート18の浮上装
置34を設ける。キャリヤプレート18の搬入および搬出口
の両側方にラック36を立設し、連結バー52によって浮上
装置のラック35に連結する。ラック36はラック35と同期
して昇降かつ近接遠退駆動される。各ラック36には熱板
16に対応する複数の検出手段77が取付けられる。検出手
段77は、揺動可能な当接アーム78と、当接アーム78の揺
動によって接点を開閉して信号を発信するスイッチ79と
からなり、当接アーム78をキャリヤプレート18の搬入・
搬出口において相対向して配置した。キャリヤプレート
18が不正配置されたときに、当接アーム78が揺動してス
イッチの接点を開閉し、信号を発信する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、例えば多層プリント基
板等、積層品のプレス成形に用いられるホットプレスに
関し、さらに詳しくは、積層品を載置したキャリヤプレ
ートの不正配置を検出するための検出手段を備えたホッ
トプレスに関するものである。
【0002】
【従来の技術】ホットプレスは、一般に固定盤と可動盤
との間に上下方向に平行に配置された複数個の熱板を備
え、熱板の間に積層品の素材であるプリプレグを位置さ
せ、可動盤を移動させてプリプレグを加熱圧着するもの
である。この積層品を成形する際には、熱板の間に空気
が存在した状態で加熱圧着すると、プリプレグの層の間
に空気が封入されて圧着不良を起こすため、ホットプレ
スをカバーで覆ってチャンバを形成し、このチャンバ内
を真空状態にして加熱圧着を行うことも試みられてい
る。そして、積層品の成形効率を高めるために、近年に
おいては熱板間の段数が例えば25段以上と増加し、高
さが10メートル以上にも及ぶ大型の真空ホットプレス
も製造されるようになっている。
【0003】成形前のプリプレグは、半硬化した状態で
自己形状保持能力がないため、一般に薄いステンレス板
等からなるキャリヤプレートに載置された状態で熱板間
に搬入し、成形後にキャリヤプレートに載置された状態
で熱板間から搬出される。そして、キャリヤプレートの
熱板間への搬入、または熱板間からの搬出は、特に大型
化したホットプレスにおいてはローダ、アンローダによ
って行われている。キャリヤプレートは、熱板から搬入
および搬出方向に突出するように形成され、このキャリ
ヤプレートの熱板から突出した部分に係合部が設けら
れ、この係合部をローダ、アンローダの駆動部材に係合
することによって熱板間に搬入、または熱板間から搬出
される。また、キャリヤプレートの搬入および搬出の際
には、例えば実開平6−19993号公報に開示されて
いるように、熱板上でキャリヤプレートを引き摺って熱
板を傷つけないように浮上装置を設け、キャリヤプレー
トを熱板から浮いた状態で搬入および搬出を行うものも
ある。
【0004】上述したように、大型化したホットプレス
にプリプレグが載置されたキャリヤプレートをローダ、
アンローダによって熱板間に搬入および搬出を行う場合
においては、キャリヤプレートが熱板間に正しく配置さ
れていないこと(以下、不正配置という)を検出するた
めに、ホットプレスのキャリヤプレートの搬入および搬
出口に検出手段が設けられている。図8の(A),
(B)は、従来の検出手段100 が設けられたホットプレ
スのそれぞれ正面図と側面図を示したものである。従来
の検出手段100 は、光りビームを発する投光器101 とこ
の光ビームを受ける受光器102 とからなる光電管が、ホ
ットプレスのキャリヤプレート18の搬入方向と搬出方向
とにそれぞれ光軸を一致するように設けられてなるもの
で、キャリヤプレート18が不正配置されたときに、投光
器101 からの光ビームが遮られて受光器102 に達しない
ことを検出するものである。光電管は熱に弱く、特にホ
ットプレスを真空チャンバー内に設けた場合には、この
真空チャンバーの上方に熱が滞留するので投光器または
受光器をホットプレスの上方に配設することができない
ため、投光器101 と受光器102 とをホットプレスのフレ
ームの下方に設けたブラケット104 に取付けると共に、
反射鏡103 をフレームの上方に設けたブラケット105 に
投光器101 および受光器102 と対向するように取付け、
投光器101 の光ビームを反射鏡103 によって反射させて
受光器102 に達するようにしていた。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】プリプレグの加熱圧着
時にはガス等が発生する。上述した従来の技術にあって
は、このガスによって投光器101 から反射鏡103 までの
間、または反射鏡103 から受光器102 までの間に光ビー
ムが遮られることがあった。また、発生したガス等が投
光器101 または受光器102 のレンズや反射鏡103 に付着
し、投光器101 から十分に光ビームが発せられなかった
り、受光器102 に光ビームが達しないことがあったり、
あるいは反射鏡103 が曇って光ビームが反射されないこ
とがあり、キャリヤプレートの不正配置の検出に誤作動
が生ずるという問題があった。そして、熱板16の段数が
多くなってホットプレスが大型なものになると光電管の
光軸合わせが困難となり、投光器101 および受光器102
と反射鏡103 との距離や、投光器101 と受光器102 との
反射鏡103 に対する角度等が僅かに変化しても、キャリ
ヤプレートの不正配置の検出に誤作動が生じる原因とな
るという問題があった。さらに、キャリヤプレートが不
正配置されたために、投光器101 の光ビームがキャリヤ
プレート18に遮られて受光器102 に達しないことを検出
することができても、ホットプレスが大型化して熱板の
段数が多くなると、どの段のキャリヤプレート18が不正
配置されたかを直ちに知見することができず、キャリヤ
プレート18の不正配置された段を目視によって確認しな
ければならないため、労力と手間がかかるという問題も
あった。
【0006】本発明は、上記問題を解決するためになさ
れたもので、プリプレグを載置したキャリヤプレートが
熱板間に不正配置された場合、これを確実に検出するこ
とができ、しかも、どの段のキャリヤプレートが不正配
置されたかを検出することができる検出手段を備えたホ
ットプレスを提供することを目的とするものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記問題を解決するため
に、本発明に係るホットプレスは、所定の間隔をおいて
複数の熱板を配設し、プリプレグを載置したキャリヤプ
レートを各熱板の間に配置し、プリプレグを熱板によっ
て加熱圧着するホットプレスにおいて、前記キャリヤプ
レートの搬入および搬出口の両側方にラックを昇降可能
かつ近接遠退可能に立設し、前記熱板に対応する複数の
検出手段を前記各ラックに設け、該検出手段は、揺動可
能な当接アームと、該当接アームの揺動によって接点を
開閉して信号を発信するスイッチとからなり、前記当接
アームは、キャリヤプレートの搬入および搬出口におい
て相対向し、かつキャリヤプレートの搬入および搬出時
に該キャリヤプレートに当接可能に配置されたことを特
徴とするものである。
【0008】
【作用】以上のように構成したことにより、キャリヤプ
レートが熱板間に不正配置されたときには、その不正配
置された段のいずれかの検出手段の当接アームがキャリ
ヤプレートに当接して揺動され、スイッチの接点が開閉
して信号を発信し、キャリヤプレートの不正配置を検出
する。
【0009】プリプレグを載置したキャリヤプレートが
熱板間に正しく配置されたときには、当接アームは揺動
することなく中立状態を保ち、スイッチの接点が開閉し
て信号を発信することはない。
【0010】キャリヤプレートを熱板間に搬入、または
熱板間から搬出するときには、相対向して配置された当
接アームがキャリヤプレートに当接して揺動され、スイ
ッチの接点が開閉され、信号が発信される。しかし、キ
ャリヤプレートの搬入および搬出時に発信された信号
は、キャリヤプレートが不正配置されたものではないた
め、不要である。
【0011】
【実施例】本発明の一実施例を図に基づいて説明する。
ホットプレスは、図1に示すように、ベース10上に間隔
をおいて立設されたフレーム11と、フレーム11の下方に
設けられたシリンダ12と、このシリンダ12のラム13に取
付けられた可動盤14と、この可動盤14と対向するように
フレーム11の上方に固設された上盤15と、可動盤14と上
盤15との間に上下に平行して複数配設された熱板16と、
から概略構成されてなるもので、プリプレグ17を載置し
たキャリヤプレート18を熱板16の間に位置させ、シリン
ダ12を駆動して可動盤14を上昇させてプリプレグ17を加
熱圧着するものである。
【0012】フレーム11は、この実施例の場合、矩形の
板材の中央部に開口21が形成されてなる所謂ウインドタ
イプのものが用いられ、2枚のフレーム11がベース10上
に間隔をおいて立設され、この開口21の下方には座部22
を介してシリンダ12が設けられ、このシリンダ12のラム
13の先端に可動盤14が取付けられ、開口21の上方には可
動盤14と対向するように上盤15が固設されている。開口
21の側部には、図2に示すように、スペーサ24を介して
ガイドレール25が垂設され、このガイドレール25の側面
には、熱板16を一定間隔をおいて支持するために、上方
に向かって段階的に段部の幅を狭くした段板26が取付け
られている。可動盤14および上盤15と熱板16との間には
断熱板27が介在されている。図1中において、28はシリ
ンダ固定ブロック、29は上盤固定ブロックである。
【0013】熱板16は、可動盤14と上盤15との間に上下
に平行して複数配設されるもので、各熱板16の内部には
蒸気や加熱油等の熱媒体を供給循環するための流路また
はヒータ(図示を省略した)が設けられ、上下に隣接す
る他の熱板16との間にキャリヤプレート18に載置された
プリプレグ17を挟んで加熱圧着するものである。また、
各熱板16のキャリヤプレート18が搬入される前方と搬出
される後方との側面にガイドローラ30が回動可能に設け
られている。このガイドローラ30が設けられる位置は、
熱板16の上面よりも高く、かつキャリヤプレート18が正
しく配置されたときにはキャリヤプレート18に接触しな
いように配設されている。さらに、各熱板16の両側面に
は、ガイドレール25に沿って摺動可能な係合部31と、段
板26の各段部に適合するように前後方向に所定間隔を有
する爪32とが設けられている。各熱板16の爪32,32 は、
段板26の各段部に適合するように、熱板16の位置が下方
に位置するにしたがってその間隔が広くなるように設け
られ、段板26の段部に載置されて一定間隔をおいて熱板
16を上下に平行に支持する。シリンダ12のラム13に取付
けられた可動盤14が上昇すると、ガイドレール25に沿っ
て係合部31が摺動して下方に位置する熱板16から順次持
ち上げられ、熱板16の間に配置されたプリプレグ17を加
熱圧着する。
【0014】以上のように構成されたホットプレスは、
チャンバ(図示を省略した)内に設置され、真空引きさ
れてプリプレグ17の層の間に空気が封入されて圧着不良
を起こさないように加熱圧着が行われる。また、プリプ
レグ17を載置したキャリヤプレート18を熱板16間に搬
入、または熱板16間からの搬出するために、ホットプレ
スの搬入および搬出方向には、ローダ、アンローダ(図
示を省略した)が設けられる。
【0015】上述したホットプレスには、図1および図
2に示すように、プリプレグ17を載置したキャリヤプレ
ート18を熱板16の間に搬入、または熱板間からの搬出す
る際に、熱板16上でキャリヤプレート18を引き摺って熱
板16の表面を傷付けないようにするため、浮上装置34が
設けられている。浮上装置34は、昇降可能かつ熱板16に
対して近接遠退可能に支持されたラック35,36 と、キャ
リヤプレート18を支持すると共に移動方向を規制するた
めにラック35,36 に取付けられる2個一組のローラ37
と、ラック35,36 を昇降および熱板16に対して近接遠退
駆動するシリンダ38等から概略構成され、キャリヤプレ
ート18の搬入および搬出方向に対してホットプレスの側
方に設けられている。そして、ローダおよびアンローダ
と浮上装置34との受渡を容易に行うために、キャリヤプ
レート18は、図2の鎖線および図4に示すように、前後
方向に幅が暫時狭くなるテーパー部39が形成されてい
る。
【0016】図2に示すように、フレーム11,11 の上方
と下方にはピローブロック44,44 が互いに対向するよう
にそれぞれ設けられ、このピローブロック44の間にシャ
フト45が回動可能に支持され、このシャフト45に連結部
材46が取付けられている。熱板16の側方近傍には断面が
略ロ字状のラック35が鉛直方向に配置され、キャリヤプ
レート18の搬入および搬出口の側方には断面が略コ字状
のラック36が鉛直方向に配置されている。図3に示すよ
うに、ラック35の上下端部にはL形ブラケット49が取付
けられ、連結部材46とL形ブラケット49とはピン50によ
って回動可能に連結され、ラック35は昇降可能かつ熱板
16に対して近接遠退可能に支持されている。また、ラッ
ク35はスペーサ51を介して連結バー52が取付けられ、こ
の連結バー52にラック36が取付けられ、ラック36はラッ
ク35と同期して昇降および熱板16に対して近接遠退する
こととなる。
【0017】各ラック35,36 にはキャリヤプレート18を
載置するために、熱板16の段数に応じた数のローラ37が
隣接する熱板16の間隔と同間隔で取付けられている。ロ
ーラ37は、第1ローラ55および第2ローラ56との2個一
組からなり、両ローラ55,56は取付部材57を介してラッ
ク35,36 に取り付けられている。第1ローラ55は、水平
に設けられた回転軸の回りに回転可能に枢支され、その
外周がキャリヤプレート18の側縁を支持するものであ
る。第2ローラ56は、垂直に設けられた回転軸の回りに
回転可能に枢支され、その外周はキャリヤプレート18の
側端面に接触し、キャリヤプレート18をその移動方向に
対して左右に位置規制しながら誘導するものである。
【0018】図1および図3に示すように、フレーム1
1,11 の間にスペーサ60が設けられ、このスペーサ60に
はブラケット61が取付けられ、シリンダ38の基端部62が
ブラケット61に揺動可能に軸支されている。また、シリ
ンダ38のピストンロッド63先端は、ラック35の下端部に
取付けられたL形ブラケット49に揺動可能に軸支されて
いる。さらに、図3に示すように、ラック35の下方には
カム35a が取付けられ、フレーム11にはシリンダ38を駆
動したときにカム35a が当接するようにリミットスイッ
チ64が取付けられている。このリミットスイッチ64は、
ラック35の設定された上昇および下降限度に移動したと
きに、カム35a が当接するように位置調節され、カム35
a の当接によって信号を発信し、キャリヤプレート18を
熱板16上に載置した状態か、あるいは熱板16から浮上さ
せた状態かを判断する。
【0019】シリンダ38のピストン63を伸長駆動する
と、図3において実線で示すように、シャフト45が反時
計回りに回動し、連結部材46に連結されたL形ブラケッ
ト49が上昇しながら熱板16に近接し、ラック35,36 に取
付けられたローラ37がキャリヤプレート18の側縁を支持
すると共に移動方向を規制する。シリンダ38のピストン
63を退縮駆動すると、図3において鎖線で示すように、
シャフト45が時計回りに回動し、連結部材46に連結され
たL形ブラケット49が下降しながら熱板16から遠退し、
ラック35,36 に取付けられたローラ37に側縁を支持され
ていたキャリヤプレート18が熱板16上に載置される。
【0020】ラック35の垂直方向における中間部分に
は、図3に示すようなストッパ手段70が設けられてい
る。ストッパ手段70は、ラック35に固定された当接部材
71とフレーム11に固定されたストッパ部材72とからな
り、シリンダ38を伸長駆動してラック35,36 が上昇して
最高位置に移動したとき、当接部材71の先端に傾斜して
形成された当接面71a と、ストッパ部材72に傾斜して形
成されたストッパ面72a とが当接し、ラック35,36 の横
方向への撓みを抑止する。
【0021】図2に示すように、以上のように構成され
た浮上装置34のキャリヤプレート18の搬入および搬出口
の両側方に配置されたラック36には、キャリヤプレート
が不正配置されてはみ出した状態を検出するため、ロー
ラー37と同様に熱板16の間隔と同間隔で熱板16の段数に
対応する複数の検出手段77が取付けられている。
【0022】検出手段77は、図4に示すように、キャリ
ヤプレート18の搬出および搬入時にキャリヤプレート18
の側面に当接して揺動する当接アーム78と、この当接ア
ーム78の揺動によって接点を開閉するスイッチとしての
有接点式リミットスイッチ79とからなるもので、当接ア
ーム78の先端にはキャリヤプレートの側面に当接して転
動するローラ80が回転可能に取付けられている。キャリ
ヤプレート18の搬入および搬出口において、両側方に配
置された各ラック36に取付けられた検出手段77は、当接
アーム78が各第2ローラ56と略同じ高さとなるように、
かつ相対向してキャリヤプレート18の搬入および搬出時
に当接アーム78の先端がキャリヤプレート18の側部に当
接するように配置されている。検出手段77は、有接点式
リミットスイッチ79が取付部材81に取付けられ、この取
付け部材81には水平方向の長孔82が形成され、ラック36
には垂直方向の長孔83が形成され、これらの長孔82,83
を整合させてボルト等の締結部材84によって位置調節可
能に取付けられている。このようにして各ラック36に取
付けられた各段の検出手段77は、それぞれホットプレス
を制御するための制御盤(図示を省略した)に電気的に
接続されている。
【0023】図5に示すように、検出手段77は、キャリ
ヤプレート18が正しく配置されたときには、当接アーム
78が中立状態となり、接点を開くように設定されてい
る。キャリヤプレート18を熱板16上に載置するため、ラ
ック35,36 を下降させたときには、図6に示すように、
このラックは35,36 熱板から遠退し、ラック36に取付け
られた検出手段77も熱板16から遠退する。したがって、
検出手段77は、熱板16からの熱によって影響される虞が
無く、また熱板16に接触して損傷する虞も無い。キャリ
ヤプレート18の熱板16への搬入および搬出を行うとき、
およびキャリヤプレート18が不正配置されたときには、
図7に示すように、その不正配置された段のいずれかの
検出手段77の当接アーム78がキャリヤプレート18に当接
することによって揺動し、接点が閉じて制御盤に信号を
送ることとなる。制御盤において、ローダ、アンローダ
を駆動していないときに検出手段77から信号を受信した
場合には、その信号を送った検出手段の設けられた段が
キャリヤプレートを不正配置されたとして警報を発し、
自動または手動によって浮上装置34の下降を停止させ、
信号を送った検出手段77が設けられた段のキャリヤプレ
ートを正しく配置する。なお、この実施例において、検
出手段77は、接点を当接アーム78が中立状態のときに開
き揺動状態のときに閉じる例によって説明したが、この
例に限定されることなく、接点を当接アーム78が中立状
態のときに閉じ揺動状態のときに開くようにしてもよ
い。
【0024】
【発明の効果】本発明に係るホットプレスは、熱板の角
隅部近傍に鉛直方向に延在するラックを昇降可能かつ遠
退可能に設け、各ラックに前記熱板に対応して複数の検
出手段を設け、該検出手段は、キャリヤプレートの移動
によって揺動される当接アームと、該当接アームの揺動
によって接点を開閉する有接点スイッチとからなり、前
記当接アームは、キャリヤプレートが正しく配置された
ときに中立状態を保ち、不正配置されたときにいずれか
が揺動するようにキャリヤプレートの搬入側と搬出側と
に配設されたので、プリプレグを載置したキャリヤプレ
ートが熱板間に不正配置された場合、これを確実に検出
することができ、しかも、どの段のキャリヤプレートが
不正配置されたかを検出することができる等の効果を奏
することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るホットプレスの正面図である。
【図2】本発明に係るホットプレスの拡大横断平面図で
ある。
【図3】浮上装置の拡大図である。
【図4】検出手段の拡大正面図である。
【図5】浮上装置を上昇させた状態を示す部分拡大平面
図である。
【図6】浮上装置を下降させた状態を示す部分拡大平面
図である。
【図7】キャリヤプレートが不正配置された状態を示す
部分拡大平面図である。
【図8】従来の検出手段を備えたホットプレスの正面図
と側面図である。
【符号の説明】
11 フレーム 16 熱板 17 プリプレグ 18 キャリヤプレート 34 浮上装置 35 ラック 36 ラック 77 検出手段 78 当接アーム 79 有接点式スイッチ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 B30B 15/28 N // B29K 105:06

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 所定の間隔をおいて複数の熱板を配設
    し、プリプレグを載置したキャリヤプレートを各熱板の
    間に配置し、プリプレグを熱板によって加熱圧着するホ
    ットプレスにおいて、 前記キャリヤプレートの搬入および搬出口の両側方にラ
    ックを昇降可能かつ近接遠退可能に立設し、前記熱板に
    対応する複数の検出手段を前記各ラックに設け、該検出
    手段は、揺動可能な当接アームと、該当接アームの揺動
    によって接点を開閉して信号を発信するスイッチとから
    なり、前記当接アームは、キャリヤプレートの搬入およ
    び搬出口において相対向し、かつキャリヤプレートの搬
    入および搬出時に該キャリヤプレートに当接可能に配置
    されたことを特徴とするホットプレス。
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Cited By (2)

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