JPH0819797B2 - 補助錠の施解錠装置 - Google Patents

補助錠の施解錠装置

Info

Publication number
JPH0819797B2
JPH0819797B2 JP965989A JP965989A JPH0819797B2 JP H0819797 B2 JPH0819797 B2 JP H0819797B2 JP 965989 A JP965989 A JP 965989A JP 965989 A JP965989 A JP 965989A JP H0819797 B2 JPH0819797 B2 JP H0819797B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
door
lock
auxiliary lock
turned
hook
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP965989A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH02194284A (ja
Inventor
基博 五反田
Original Assignee
基博 五反田
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 基博 五反田 filed Critical 基博 五反田
Priority to JP965989A priority Critical patent/JPH0819797B2/ja
Publication of JPH02194284A publication Critical patent/JPH02194284A/ja
Publication of JPH0819797B2 publication Critical patent/JPH0819797B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Lock And Its Accessories (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は、電気的操作でドア掛けロック等、補助錠
の施解錠を行う補助錠の施解錠装置に関するものであ
る。
〔従来の技術〕
従来、住宅,アパート等に居住している場合、玄関の
扉や出入口の扉の施錠すると同時に、補助錠としてのド
ア掛けロックを掛けることが行われている。そして、外
来者が来たときは扉を少し開けて相手を確かめた上でド
ア掛けロックを外すか、押売り等の場合は外すことなく
不法侵入を防止するようにしている。
第3図は従来から一般に使用されている補助錠として
のドア掛けロックの一例を示す側面図で、101は扉枠、1
02は扉、1はドア掛けロックの全体を示し、2は前記ド
ア掛けロック1の掛具で、U字形に形成されている。3
は前記掛具2の扉枠101側の一端2aに設けた固定部材、
4は前記掛具2を固定部材3に対し回転自在に取り付け
た軸、5は前記軸4の軸受、6は前記扉102側に設けた
係合部材で、扉102に固着された基台7と一体に設けら
れた係合具8により構成されている。
このように、ドア掛けロック1を施錠するには、扉10
2を閉めると、扉102と係合具8とが二点鎖線の位置にな
るので、掛具2を扉102の面に平行となるように回動す
ればよい。このため、扉102を開けると係合具8が掛具
2に係合されて実線に示す位置になって施錠される。
〔発明が解決しようとする課題〕
ところで、上記のドア掛けロック1を取り付けた扉10
2においては、在室者に緊急事態が発生した場合、管理
人がマスタキーで扉102の錠(図示せず)を解錠してか
ら扉102を少し開け、ドア掛けロック1の掛具2を切断
して入室を可能にすることが必要とされていた。
しかしながら、このような方法は居住者が熟睡してい
るとき等には安全に対する不安があった。すなわち合鍵
と切断用具とを所有している不法侵入者に対しての侵入
を防ぐことができないという問題点があった。
この発明は、上記の問題点を解決するためになされた
もので、補助錠の施解錠を遠隔操作できるようにすると
ともに、外来者の不法侵入により補助錠が破壊される前
に補助錠の施解錠情報が得られるようにした補助錠の施
解錠装置を得ることを目的とする。
〔課題を解決するための手段〕
この発明にかかる補助錠の施解錠装置は、掛具を回動
軸に固定し通電されたとき、その極性に応じて所定回動
角間を正転または逆転して補助錠の施解錠を行わしめる
ロータリソレノイドを設け、回動軸に固定した回動体に
偏心させて装着した第1の永久磁石により、掛具の施錠
時にオンし解錠時にオフする第1のリードスイッチをロ
ータリソレノイドと直列に接続し、一方、係合具に装着
した第2の永久磁石により扉の開放時にオフし閉鎖時に
オンする第2のリードスイッチを第1のリードスイッチ
と直列に接続し、ロータリソレノイドに通電して施錠を
行わしめる第1の操作スイッチを設け、また、前記ロー
タリソレノイドに第1の操作スイッチと逆極性の通電を
行い補助錠の解錠を行わしめる第2の操作スイッチとを
設け、さらに扉の開閉情報と扉が閉鎖しているときに補
助錠の施解錠情報とを検知する検知手段を設けたもので
ある。
〔作用〕 この発明においては、第1,第2の操作スイッチを切換
えることによりその極性に応じて正転または逆転するロ
ータリソレノイドを回動させて補助錠の施解錠を行う。
また、検知手段により扉の開閉情報と扉が閉鎖している
ときに補助錠の施解錠情報とを得ることができる。
〔実施例〕
第1図(a)〜(d)はこの発明の一実施例を示すも
ので、第1図(a)は平面図、第1図(b)は、第1図
(a)のI−I線による断面図、第1図(c)は、第1
図(a)のII−II線による断面図、第1図(d)は、第
1図(a)のIII−III線による断面図である。これらの
図において、第3図と同一符号は同一部分を示し、11は
補助錠としてのドア掛けロックの全体を示す。12は前記
掛具2を回動せしめるロータリソレノイドで、その極性
に応じて所定回動角間を正転または逆転する。13は前記
ロータリソレノイド12の回動軸で、掛具2を固着し、か
つ軸受5に回動自在に取り付けられている。14は前記回
動軸13に固着された回動体、15は前記回動体14に偏心し
て取り付けられた第1の永久磁石、16は前記掛具2が回
動したとき回動体14の第1の永久磁石15によってオン,
オフする第1のリードスイッチ、17は前記係合具8に取
り付けられた第2の永久磁石、18は前記係合具8の第2
の永久磁石17によってオン,オフする第2のリードスイ
ッチで、第1のリードスイッチ16と直列に接続されてい
る。
第2図は、第1図のドア掛けロック11の回路を示す図
で、第1図と同一符号は同一部分を示し、21は直流の電
源、22は前記扉102が閉扉しているときロータリソレノ
イド12に通電することにより掛具2を回動してドア掛け
ロック11を施解せしめるノンロック方式の第1の操作ス
イッチ、22a,22b,22c,22dは前記第1の操作スイッチ22
の接点、EC12は前記ロータリソレノイド12の励磁コイ
ル、23は前記ロータリソレノイド12に第1の操作スイッ
チ22と逆極性の通電を行い、ドア掛けロック11を解錠せ
しめるノンロック方式の第2の操作スイッチ、23a,23b
は前記第2の操作スイッチ23の接点、24はダイオード、
R1,R2は抵抗器、25がドア掛けロック11の施解錠状態,
扉102の開閉状態を検知する手段としての電圧計であ
る。また、103は前記ドア掛けロック11の操作装置で、
住宅では室内に、アパートでは管理室、ホテルではフロ
ント等に配置されている。
次に動作について説明する。
居住者,在室者が室内でドア掛けロック11を掛けた施
錠状態は、第1図に示すようになる。すなわち第1のリ
ードスイッチ16は回動体14の第1の永久磁石15によりオ
ンされ、第2のリードスイッチ18は係合具8の第2の永
久磁石17によってオンされている。また、第1,第2の操
作スイッチ22,23は、第2図に示すように、常時、接点2
2a,22c,23a側に接続されている。このため、電源21から
の直流電流は電源21→接点22a→励磁コイルEC12→第1
のリードスイッチ16→第2のリードスイッチ18→抵抗器
R2→接点23a→接点22c→電源21の正方向に流れる。した
がって、ロータリソレノイド12は、第1の永久磁石15を
第1図(c),(d)に示す位置に保持させるので、第
1のリードスイッチ16をオンの状態に保持する。ここ
で、電源21の電圧E0=12V、抵抗器R1の抵抗値R1=10K
Ω、抵抗器R2の抵抗値R2=2KΩ、励磁コイルEC12の抵抗
値15Ωとすると、抵抗器R2の両端の電圧E1はほぼ電源21
の電圧E0と同じ12Vとなり、電圧計25が12Vに近い値を指
示する。
次に、ドア掛けロック11の解錠を手動操作で行う場
合、掛具2を第1図(b)の矢印A方向に回動すると、
回動軸13を介して回動体14も第1図(d)の矢印A方向
に回動して、第1の永久磁石15も第1のリードスイッチ
16から離れるので、第1のリードスイッチ16がオフとな
る。このため、励磁コイルEC12からの電流は抵抗器R1
流れるため抵抗器R1とR2とは直列となるので、抵抗器R2
の両端の電圧E1となる。
したがって、電圧計25の電圧E1の指示がほぼ12Vのと
きは扉102が閉扉されてドア掛けロック11が施錠状態で
あり、電圧E1の指示が2Vのときは扉102が閉扉されてド
ア掛けロック11が解錠されていることが検知できる。
次に、ドア掛けロック11を電気的に施錠するには、第
1のリードスイッチ16がオフ、第2のリードスイッチ18
がオンの状態にあるので、第1の操作スイッチ22を接点
22b,22d側に接続すると電源21の直流電流の方向は解錠
時の逆方向になり、電源21→接点22b→第2のリードス
イッチ18→ダイオード24→励磁コイルEC12→接点22d→
電源21の方向に流れる。このとき、ロータリソレノイド
12が解錠時と反対方向に回動するので、回動体14が第1
図(d)の矢印A方向と逆方向に回動し施錠される。同
様に、第1の永久磁石15が第1のリードスイッチ16に接
近するので第1のリードスイッチ16がオンになる。ま
た、第1の操作スイッチ22は各接点22a,22c側に復帰す
る。なお、ダイオード24はドア掛けロック11を電気的に
施錠するとき抵抗器R1を短絡して励磁コイルEC12に逆方
向の電流を供給する。
このように、ドア掛けロック11の電気的の施錠は、扉
102が閉扉しているときに限り施解錠動作が行われ、扉1
02が開いているときに施解錠動作しないようになってい
る。
なお、励磁コイルEC12は、その抵抗値が各抵抗器R1
R2に比べて極めて低く無視できるため、電圧がかからず
ロータリソレノイド12は作動しない。
次に、扉102を開扉すると係合具8が第1図(b)の
矢印B方向に移動するため、第2の永久磁石17が第2の
リードスイッチ18から離れ、かつ第2のリードスイッチ
18がオフするので、回路は断線状態となり、電圧計25の
電圧E1の指示は0Vとなる。したがって、電圧計25の指示
が0Vのときは開扉していることがわかる。
次に、居住者または管理人が遠隔の場所でドア掛けロ
ック11を電気的に解錠するには、第1,第2のリードスイ
ッチ16,18がオンの状態にあるので、第2の操作スイッ
チ23を接点23b側に接続すると、電源21の直流電流は電
源21→接点22a→励磁コイルEC12→第1のリードスイッ
チ16→第2のリードスイッチ18→接点23b→接点22c→電
源21の方向に流れて励磁コイルEC12が励磁してロータリ
ソレノイド12が回動する。このため、ロータリソレノイ
ド12により回動体14が第1図(d)の矢印A方向に回動
して解錠される。同時に、第1の永久磁石15が第1のリ
ードスイッチ16から離れるので第1のリードスイッチ16
がオフとなる。また、第2の操作スイッチ23は接点23a
側に復帰する。
〔発明の効果〕
以上説明したようにこの発明は、掛具を回動軸に固定
し通電されたとき、その極性に応じて所定回動角間を正
転または逆転して補助錠の施解錠を行わしめるロータリ
ソレノイドを設け、回動軸に固定した回動体に偏心して
装着した第1の永久磁石により、掛具の施錠時にオンし
解錠時にオフする第1のリードスイッチをロータリソレ
ノイドと直列に接続し、一方、係合具に装着した第2の
永久磁石により扉の開放時にオフし閉鎖時にオンする第
2のリードスイッチを第1のリードスイッチと直列に接
続し、ロータリソレノイドに通電して施錠を行わしめる
第1の操作スイッチを設け、また、ロータリソレノイド
に第1の操作スイッチと逆極性の通電を行い補助錠の解
錠を行わしめる第2の操作スイッチとを設け、さらに扉
の開閉情報と扉が閉鎖しているときに補助錠の施解錠情
報とを検知する検知手段を設けたので、開閉により可動
側となる扉への配線が不要であり、補助錠の施解錠を電
気的に遠隔操作でき、かつその情報および扉の開閉情報
を電気的に検知できることにより、外来者の不法侵入に
より補助錠が破壊されようとするのを事前に察知できる
とともに、これらの回路を最少の2線で配線することが
できるため取り付けとメンテナンスが容易である。
また、この発明の補助錠の施解錠装置をホテルの客室
に取り付けることにより、ホテルやアパート等に火災等
の緊急事態が発生したとき、フロントや管理室側で電気
的に一斉解錠できるとともに、客室に異常が発生したと
きでも個別的に解錠でき、かつこれらの情報を個別的に
得ることもできる。そして、補助錠が施錠されていると
きは在室情報として管理することができる等の利点を有
する。
【図面の簡単な説明】
第1図(a)〜(d)はこの発明の一実施例を示すもの
で、第1図(a)は平面図、第1図(b)は、第1図
(a)のI−I線による断面図、第1図(c)は、第1
図(a)のII−II線による断面図、第1図(d)は、第
1図(a)のIII−III線による断面図、第2図は、施解
錠装置の回路を示す図、第3図は従来の補助錠の一例を
示す側面図である。 図中、101は扉枠、102は扉、103は操作装置、2は掛
具、3は固定部材、6は係合部材、8は係合具、11はド
ア掛けロック、12はロータリソレノイド、13は回動軸、
14は回動体、15は第1の永久磁石、16は第1のリードス
イッチ、17は第2の永久磁石、18は第2のリードスイッ
チ、21は電源、22は第1の操作スイッチ、23は第2の操
作スイッチ、24はダイオード、R1,R2は抵抗器、25は電
圧計である。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】扉枠側に掛具を回動可能に設けた固定部材
    を取り付けるとともに、扉側に前記掛具を係脱可能に係
    合せしめる係合具を設けた係合部材を取り付けた補助錠
    にいおいて、前記掛具を回動軸に固定し通電されたと
    き、その極性に応じて所定回動角間を正転または逆転し
    て前記補助錠の施解錠を行わしめるロータリソレノイド
    を設け、前記回動軸に固定した回動体に偏心させて装着
    した第1の永久磁石により、前記掛具の施錠時にオンし
    解錠時にオフする第1のリードスイッチを前記ロータリ
    ソレノイドと直列に接続し、一方、前記係合具に装着し
    た第2の永久磁石により前記扉の開放時にオフし閉鎖時
    にオンする第2のリードスイッチを前記第1のリードス
    イッチと直列に接続し、前記ロータリソレノイドに通電
    して施錠を行わしめる第1の操作スイッチを設け、ま
    た、前記ロータリソレノイドに前記第1の操作スイッチ
    と逆極性の通電を行い前記補助錠の解錠を行わしめる第
    2の操作スイッチとを設け、さらに前記扉の開閉情報と
    前記扉が閉鎖しているときに前記補助錠の施解錠情報と
    を検知する検知手段を設けたことを特徴とする補助錠の
    施解錠装置。
JP965989A 1989-01-20 1989-01-20 補助錠の施解錠装置 Expired - Lifetime JPH0819797B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP965989A JPH0819797B2 (ja) 1989-01-20 1989-01-20 補助錠の施解錠装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP965989A JPH0819797B2 (ja) 1989-01-20 1989-01-20 補助錠の施解錠装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH02194284A JPH02194284A (ja) 1990-07-31
JPH0819797B2 true JPH0819797B2 (ja) 1996-02-28

Family

ID=11726339

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP965989A Expired - Lifetime JPH0819797B2 (ja) 1989-01-20 1989-01-20 補助錠の施解錠装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0819797B2 (ja)

Families Citing this family (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH06129143A (ja) * 1991-08-07 1994-05-10 Tostem Corp 用心錠の監視装置
JP3285849B2 (ja) * 1999-09-07 2002-05-27 共神通商株式会社 ドアのオートロック装置
JP5031468B2 (ja) * 2007-07-11 2012-09-19 新明和工業株式会社 車両荷箱の天蓋固定装置

Also Published As

Publication number Publication date
JPH02194284A (ja) 1990-07-31

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US6116066A (en) Electronic input and dial entry lock
US4901057A (en) Device for securing a combination dial lock
JPH0819797B2 (ja) 補助錠の施解錠装置
USRE33873E (en) Microcomputer controlled combination lock security system
JP3113541U (ja) ドアのオートロック装置
US3968483A (en) Burglar and fire alarm system
KR200266895Y1 (ko) 경보수단을갖는도어록
KR101087277B1 (ko) 창문 잠금 장치
JPS624142Y2 (ja)
JP3229628B2 (ja) 外出確認信号錠
JPS5868192A (ja) 防犯キ−スイツチ
KR100233878B1 (ko) 도어 개폐장치
JP2004183299A (ja) 警報機能付錠
JP3495367B1 (ja) 電流通路付き開閉建具及びそれを用いた家屋用警報装置及び開閉建具のロック装置
JPH05141134A (ja) 電気錠の異常チエツク装置
JPH0417733Y2 (ja)
JPS62199555A (ja) 車両用盗難防止装置
JPH059402Y2 (ja)
JPH0577834B2 (ja)
JPH0421413Y2 (ja)
JPH0358426B2 (ja)
JPH08338162A (ja) 錠の遠隔監視装置
JPS6056870B2 (ja) 磁石を鍵として使用する錠
JPS62295749A (ja) 自動車用盗難防止装置
JPH0960365A (ja) 徘徊防止用の自動施錠装置