JPH0417733Y2 - - Google Patents

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JPH0417733Y2
JPH0417733Y2 JP1984199276U JP19927684U JPH0417733Y2 JP H0417733 Y2 JPH0417733 Y2 JP H0417733Y2 JP 1984199276 U JP1984199276 U JP 1984199276U JP 19927684 U JP19927684 U JP 19927684U JP H0417733 Y2 JPH0417733 Y2 JP H0417733Y2
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JP
Japan
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sliding door
switch
crescent
lock
closed
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JP1984199276U
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JPS61110765U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は、引戸が施錠されているか否かを確認
するための装置に関するものである。
(従来技術及びその問題点) 従来のこの種の装置として特開昭58−131275号
公報に記載される「戸締り確認装置」及び実開昭
53−063384号に記載される「窓開閉検出装置」等
があるが、前者にあつてはクレセント鎌の回動を
即施錠状態とみなすものであつたため、引戸が閉
鎖位置に来ておらず、受金具がクレセント鎌と係
合しない位置にあつてもクレセント鎌を回動しさ
えすればスイツチの接点が閉路し、引戸が施錠さ
れていないのに拘らず施錠されているとの誤つた
信号が発せられる虞があるだけでなく、そのスイ
ツチは露出しているため、施錠部側の戸の一部を
破られた場合、防犯用の電気回路があることが一
見して分かり、スイツチの接点を押した状態に保
持したままクレセント鎌を回動されて不法に解錠
されても警備室には施錠信号が発せられたままで
あるので、不法侵入に気づかないという防犯上致
命的な問題があつた。また、後者にあつては引戸
の閉鎖位置と施錠位置とが一致する所で検出信号
を発するようにしてあるので、前者のようにクレ
セント鎌の空回りによる誤認信号を発する危険性
はないが、前者と同じく施錠部側の戸の一部を破
られ、磁石片をリードスイツチに近づけたままク
レセント鎌を回動されると不法解錠されているに
も拘らず施錠信号が発せられたままとなり引戸を
開放されても閉鎖していると誤認され、防犯上致
命的な問題があつた。
(考案の目的) 本考案は、上記従来技術の問題点を解決するた
めに、クレセント錠の施錠状態を検知するスイツ
チと引戸の閉鎖状態を検知するスイツチを別個に
設け、施錠状態を検知するスイツチはクレセント
錠を構成するケーシング内に収納して保護し、両
スイツチのアンド条件により引戸が施錠されたか
否かを確認するとともに、戸の一部が破られても
クレセント錠の施解錠信号に誤認が生じる細工を
することができないようにしたきわめて防犯効果
の高い引戸の施解錠確認装置を提供することを目
的とするものである。
(考案の開示) 本考案に係る引戸の施解錠確認装置は、内側の
引戸の召合わせ框外側面に取り付けられる取付用
ケーシングにクレセント鎌と一体の回転軸を枢支
して成るクレセント錠の同ケーシング内に、回転
軸に一体固着されるカムと同カムの回転により接
点が閉路するスイツチをそれぞれ収納して設ける
と共に、同スイツチと引戸が閉鎖位置にあるとき
のみ接点が閉路するスイツチとを施錠乃至解錠状
態を表示する報知手段の電気回路に直列接続した
ことを特徴とするものである。
(実施例) 本案装置の実施例は以下のとおりである。
即ち、1,2はサツシ枠3内を左右に摺動する
室内外の引戸で、内側の引戸1の召合わせ框11
の外側面にクレセント錠4、外側の引戸2の召合
わせ框21の内側面に受金具5がそれぞれ取り付
けられている。クレセント錠4はクレセント鎌4
とその回転軸42が取り付けられるケーシング4
とから成つており、ケーシング内に嵌合された
回転軸42の先端部にカム44が一体固着されてい
る。
6は前記クレセント鎌41の回転軸42の回転に
よりカム44によつてその接点が押されて閉路す
るスイツチたるマイクロスイツチで、ケーシング
3内に取り付けられている。7,8は引戸1に
取り付けられたマイクロスイツチ6からの電気回
路とリード線をサツシ枠3側からの電気回路を断
続するためのコネクターで、それぞれ引戸1の上
框12とサツシ上枠31に、引戸1が閉鎖位置に来
たとき、両コネクター7,8が電気的に接続され
た状態になるように取り付けられており、このコ
ネクターが内側の引戸1の閉鎖状態を検知するス
イツチの作用をするものである。9はサツシ上枠
1に取り付けられたスイツチたるリードスイツ
チで、外側の引戸2が閉鎖位置に来たとき、引戸
2の上框22に取り付けられた永久磁石10の接
近により接点が閉路し、引戸2が閉鎖状態にある
ことを検知するもので、前記マイクロスイツチ6
に、両コネクター7,8を介して直列接続し、ラ
ンプ等の報知手段11の電気回路への通電制御を
行うように構成してある。つまり、コネクター
7,8によつて引戸1の電気回路とサツシ枠3の
電気回路を接続し、リードスイツチ9によつて引
戸2も閉鎖状態にない限りサツシ枠3の電気回路
が通電可能状態にならないようにしてある。
(考案の作用) 本考案の上記構成に従い、図示する実施例につ
いて、本案装置の具体的用法並びに作用を説明す
る。
即ち、第1図の引戸1,2が閉鎖された状態即
ちコネクター7,8及びリードスイツチ9によつ
てサツシ枠の電気回路と召合わせ框の電気回路が
通電可能となつた状態において、クレセント鎌4
の摘みを握つて施錠方向に回動するとクレセン
ト鎌41が受金具5に係合して施錠されるが、同
時に回転軸42と一体のカム44も回動してマイク
ロスイツチ6の接点を押し、同接点を閉路させる
から、先に引戸1,2の閉鎖によつて閉路してい
るコネクター7,8及びリードスイツチ9を介し
て報知手段11の電気回路が通電され、施錠確認
の表示を行うものである。
(考案の効果) 以上述べた如く、本考案に係る引戸の施解錠確
認装置によれば、クレセント錠の施錠状態を検知
するスイツチをクレセント錠を構成するケーシン
グ内に収納してあるので、施錠部側の戸の一部が
破られてもスイツチが見えないので、防犯装置が
あることが分からず、ケーシング内のスイツチを
施錠信号を発する状態に細工することができない
ため、そのままクレセント鎌が回動された場合に
は、報知手段が作動して不法侵入が未然に防止さ
れ、かつ、スイツチはケーシング内に密封された
状態で収納されているので、ごみ等が付着するこ
とがなく、スイツチが露出している従来装置のよ
うに接触不良や、物品に当たつて位置がずれるこ
とによる作動不良(誤信号発生)を起こして施解
錠信号に誤認が生じるようなこともなく、たと
え、ケーシング内にスイツチが収納されているこ
とが見破られ、ケーシングが破壊されてスイツチ
の接点が押されたままクレセント鎌が回動される
ようなことがあつても、このスイツチとは別に引
戸の閉鎖状態を検知するスイツチを設け、両スイ
ツチの接点を報知手段の電気回路に直列接続して
あるため、引戸を開放しようとしたときにこの引
戸の閉鎖状態を検知するスイツチの接点が開路し
て不法解錠を報知するもので、防犯効果は従来装
置に比べてきわめて高いものである。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案の実施態様を例示するもので、第
1図は本案装置を具備した引戸からなる窓の正面
図、第2図は同窓の縦断側面図、第3図は同窓の
横断平面図、第4図は同クレセント錠の解錠状態
における正面図、第5図は同施錠状態における正
面図、第6図は同解錠状態における背面図、第7
図は同施錠状態における背面図、第8図は引戸の
電気回路とサツシ枠の電気回路の接続状態を表す
概略図、第9図は第8図の電気回路である。 1,2……引戸、3……サツシ枠、4……クレ
セント錠、41……クレセント鎌、42……回転
軸、43……ケーシング、44……カム、5……受
金具、6……マイクロスイツチ、7、8……コネ
クター、9……リードスイツチ、10……永久磁
石、11……報知手段、E……電源、S……メイ
ンスイツチ。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 内側の引戸の召合わせ框外側面に取り付けられ
    る取付用ケーシングにクレセント鎌と一体の回転
    軸を枢支して成るクレセント錠の同ケーシング内
    に、回転軸に一体固着されるカムと同カムの回転
    により接点が閉路するスイツチをそれぞれ収納し
    て設けるとともに、同スイツチと引戸が閉鎖位置
    にあるときのみ接点が閉路するスイツチとを施錠
    乃至解錠状態を表示する報知手段の電気回路に直
    列接続したことを特徴とする引戸の施解錠確認装
    置。
JP1984199276U 1984-12-25 1984-12-25 Expired JPH0417733Y2 (ja)

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JP1984199276U JPH0417733Y2 (ja) 1984-12-25 1984-12-25

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JPS61110765U JPS61110765U (ja) 1986-07-14
JPH0417733Y2 true JPH0417733Y2 (ja) 1992-04-21

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Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS58131275A (ja) * 1982-01-29 1983-08-05 松下電工株式会社 戸締り確認装置
JPS59210168A (ja) * 1983-05-16 1984-11-28 株式会社東芝 施錠検出装置

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5363384U (ja) * 1976-10-27 1978-05-29

Patent Citations (2)

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JPS58131275A (ja) * 1982-01-29 1983-08-05 松下電工株式会社 戸締り確認装置
JPS59210168A (ja) * 1983-05-16 1984-11-28 株式会社東芝 施錠検出装置

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JPS61110765U (ja) 1986-07-14

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