JPH08197782A - ラベルプリンタ - Google Patents

ラベルプリンタ

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JPH08197782A
JPH08197782A JP7012686A JP1268695A JPH08197782A JP H08197782 A JPH08197782 A JP H08197782A JP 7012686 A JP7012686 A JP 7012686A JP 1268695 A JP1268695 A JP 1268695A JP H08197782 A JPH08197782 A JP H08197782A
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JP
Japan
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product name
product
auxiliary
name
characters
Prior art date
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Application number
JP7012686A
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English (en)
Inventor
Yoshihiro Takai
喜弘 高井
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TEC CORP
Original Assignee
TEC CORP
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】ラベル用紙の品名欄の印字可能文字数に収まる
ように、PLUファイルからの品名データ及び補助品名
データを自動的に編集する。 【構成】各商品毎に品名を3個のA,B,Cブロックに
分割管理し、各ブロックの優先順位情報を記憶した優先
情報エリア3キーボード6により補助品名優先のキー入
力できるようにして、商品情報エリア33から呼出され
た品名の文字数Nに補助品名エリア34から呼出された
補助品名の文字数Hを加算した結果N+Hが、ラベル用
紙の品名欄の印字可能文字数Mより大きいときに、補助
品名を優先することができ、補助品名の優先時には、品
名の文字数Nが、印字可能文字数Mから補助品名の文字
数Hを減算した値( 印字可能品名文字数 )M−H以下に
なるまで、品名の優先順位の低い方からブロックを削除
する編集を行うもの。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、商品情報記憶手段と
してのPLU(price look up) ファイルを備え、所定の
ラベル用紙に少なくとも品名を印字するラベルプリンタ
に関する。
【0002】
【従来の技術】従来のラベルプリンタでは、各商品毎に
商品情報を記憶したPLUファイルを備えているものが
ある。このPLUファイルは、一般的に商品コード( 品
番 )毎に、品名、単価等の商品情報が記憶されており、
ラベル印字時には、該当する商品の品番の入力により、
PLUファイルから該当商品の品名、単価等の商品情報
が呼出され、例えば、このラベルプリンタに別体に又は
一体設けられた秤から供給される重量データと単価によ
り値段を算出して、ラベルに品名、単価、値段を印字す
る。
【0003】また、ラベルの品名としては、商品を示す
通常の品名の先頭又は後尾に、その品名を差別化する又
は販売促進のため注意を引かせる補助品名、例えば「広
告の品」、「お買得品」などを付加することが知られて
いる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上述したように、従来
のラベルプリンタでは、品名データはPLUファイルに
各商品毎に記憶されており、このPLUファイルに記憶
されている品名データに基づいてラベルに品名を印字す
る。
【0005】また、ラベル幅が異なる複数種類のラベル
用紙が使用可能なラベルプリンタが知られている。そし
て、その1ライン( 1行 )で印字できる印字可能文字数
は、そのラベル幅によって制限され、この制限にしたが
ってそのラベル用紙における品名の印字可能文字数も制
限される。
【0006】ラベル用紙上の品名欄の印字可能文字数
が、PLUファイルに記憶されている品名のデータの文
字数よりも大きければ、PLUファイルに記憶されてい
る品名のデータを全て印字することができるが、ラベル
幅の狭いラベル用紙を使用したときに、ラベル用紙上の
品名欄の印字可能文字数が、PLUファイルに記憶され
ている品名データの文字数よりも小さいと、品名データ
が全て印字できない。
【0007】このようにラベル用紙上の品名欄の印字可
能文字数が、PLUファイルに記憶されている品名デー
タの文字数よりも小さいときに、従来のラベルプリンタ
では、品名データの末尾の方のデータが印字しきれない
という問題があった。
【0008】また、補助品名は常に付加されるものでは
なく、例えば「広告の品」という補助品名ならば広告と
して掲載された日のみ付加されるので、その時には品名
欄に印字する総文字数が多くなり、品名欄の印字可能文
字数を越えてしまうと、品名及び補助品名が印字しきれ
ないという問題があった。
【0009】この対策としては、PLUファイルに設定
されている品名データ及び補助品名データを、オペレー
タがラベル用紙の品名欄の印字可能文字数以内に収まる
ように再編集・再設定していた。
【0010】このようなPLUファイルの品名データ及
び補助品名を再編集・再設定する作業は、オペレータに
とって負担となり、この再設定の作業に時間がかかり、
操作性が悪いという問題があった。
【0011】そこでこの発明は、ラベル用紙の品名欄の
印字可能文字数に収まるように、PLUファイルからの
品名データ及び補助品名データを自動的に編集すること
ができるラベルプリンタを提供することを目的とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】請求項1対応の発明は、
各商品毎に品名等の商品情報を記憶した商品情報記憶手
段を備え、この商品情報記憶手段から呼出された商品情
報に基づいて、所定のラベル用紙に少くとも品名を含む
商品情報を印字するラベルプリンタにおいて、各商品毎
に、商品情報記憶手段に記憶された商品情報の品名を複
数のブロックに分割し、この各ブロックの優先順位の情
報を記憶したブロック優先順位設定手段と、品名に対し
て補足的に付加される補助品名の情報を記憶した補助品
名記憶手段と、この補助品名を指定する補助品名指定手
段と、この補助品名指定手段により指定された補助品名
の情報を記補助品名記憶手段から呼出す補助品名呼出手
段と、商品情報記憶手段から呼出された商品情報の品名
と補助品名呼出手段により呼出された補助品名情報との
総文字数がラベル用紙に印字可能な品名文字数より大き
いか否かを判定する文字数判定手段と、この文字数判定
手段により総文字数が印字可能な品名文字数より大きい
ときにその報知表示を行なう報知表示手段と、この報知
表示手段による報知表示に対して補助品名を優先するか
否かの入力が行なわれる補助品名優先入力手段と、この
補助品名優先入力手段により補助品名の優先が入力され
ると、総文字数が印字可能な品名文字数以下になるま
で、商品情報記憶手段か呼出された商品情報の品名に対
してブロック優先順位設定手段により設定された優先順
位の低い方から順次ブロックを削除する編集を行う品名
編集手段と、この品名編集手段により編集された品名に
補助品名記憶手段から呼出された補助品名と付加してラ
ベル用紙に印字する印字制御手段とを設けたものであ
る。
【0013】請求項2対応の発明は、各商品毎に品名等
の商品情報を記憶した商品情報記憶手段を備え、この商
品情報記憶手段から呼出された商品情報に基づいて、所
定のラベル用紙に少くとも品名を含む商品情報を印字す
るラベルプリンタにおいて、各商品毎に、商品情報記憶
手段に記憶された商品情報の品名を複数のブロックに分
割し、この各ブロックの優先順位の情報を記憶したブロ
ック優先順位設定手段と、品名に対して補足的に付加さ
れる補助品名の情報を記憶した補助品名記憶手段と、品
名に対する補助品名の優先順位の情報を記憶した補助品
名優先情報記憶手段と、この補助品名を指定する補助品
名指定手段と、この補助品名指定手段により指定された
補助品名の情報を補助品名記憶手段から呼出す補助品名
呼出手段と、商品情報記憶手段から呼出された商品情報
の品名と補助品名呼出手段により呼出された補助品名情
報との総文字数がラベル用紙に印字可能な品名文字数よ
り大きいか否かを判定する文字数判定手段と、この文字
数判定手段により総文字数が印字可能な品名文字数より
大きいときに、補助品名優先情報記憶手段に記憶された
優先順位情報に基づいて、補助品名の取消し編集又は、
総文字数が印字可能な品名文字数以下になるまで、商品
情報記憶手段か呼出された商品情報の品名に対してブロ
ック優先順位設定手段により設定された優先順位の低い
方から順次ブロックを削除する編集を行う品名編集手段
と、この品名編集手段により編集された品名に補助品名
記憶手段から呼出された補助品名と付加してラベル用紙
に印字する印字制御手段とを設けたものである。
【0014】
【作用】請求項1対応の発明においては、補助品名指定
手段により補助品名の指定が行なわれると、補助品名指
定手段により指定された補助品名の情報が補助品名記憶
手段から呼出される。
【0015】商品情報記憶手段から呼出された商品情報
の品名と補助品名呼出手段により呼出された補助品名情
報との総文字数がラベル用紙に印字可能な品名文字数よ
り大きいか否かが、文字数判定手段により判定され、総
文字数が印字可能な品名文字数より大きいときには、報
知表示手段によりその報知表示が行なわれる。
【0016】この報知表示に対して補助品名優先入力手
段により補助品名を優先する入力が行なわれれば、品名
編集手段により、総文字数が印字可能な品名文字数以下
になるまで、商品情報記憶手段から呼出された商品情報
の品名に対して、ブロック優先順位設定手段により設定
された優先順位の低い方から順次ブロックを削除する編
集が行なわれる。
【0017】この編集された品名に補助品名が付加され
て、印字制御手段により、ラベル用紙に印字が行なわれ
る。
【0018】請求項2対応の発明においては、補助品名
指定手段により補助品名の指定が行なわれると、補助品
名指定手段により指定された補助品名の情報が補助品名
記憶手段から呼出される。
【0019】商品情報記憶手段から呼出された商品情報
の品名と補助品名呼出手段により呼出された補助品名情
報との総文字数がラベル用紙に印字可能な品名文字数よ
り大きいか否かが、文字数判定手段により判定され、総
文字数が印字可能な品名文字数より大きいときには、補
助品名優先情報記憶手段に記憶された優先順位の情報に
基づいて、品名編集手段により、補助品名の取消し編集
又は、総文字数が印字可能な品名文字数以下になるま
で、商品情報記憶手段から呼出された商品情報の品名に
対して、ブロック優先順位設定手段により設定された優
先順位の低い方から順次ブロックを削除する編集が行な
われる。
【0020】この編集された品名に補助品名が付加され
て、印字制御手段により、ラベル用紙に印字が行なわれ
る。
【0021】
【実施例】以下、この発明の第1実施例を図1乃至図7
を参照して説明する。
【0022】図1は、この発明を適用したラベルプリン
タ付電子料金秤の要部回路構成を示すブロック図であ
る。
【0023】1は、制御部本体を構成するCPU(centr
al processing unit) である。
【0024】このCPU1が行う処理のプログラムデー
タが記憶されたROM( read onlymemory )2、前記C
PU1が処理を行うときに使用する各種メモリのエリア
が形成されたRAM(random access memory)3、商品の
重量を計量する秤部4からの出力信号をデジタルデータ
に変換するA/D(analogue/digital)5、キーボード6
とのデータの伝送制御を行うキーボードインターフェイ
ス7、表示器8を制御する表示コントローラ9、ラベル
に印字を行う印字装置10に接続されたD・P・RAM
(Dual port random access memory)11はそれぞれ、シ
ステムバス12を介して前記CPU1と接続されてい
る。
【0025】前記キーボード6により、品番及び補助品
名番号が入力され、補助品名指定手段が構成されてい
る。また、前記D・P・RAM11により印字制御手段
が構成されている。
【0026】なお、前記D・P・RAM11には、前記
CPU1側からコマンド及び印字データが記憶されると
共に、前記印字装置10側からステータスが記憶される
ようになっている。すなわち、前記CPU1は、前記D
・P・RAM11に記憶されたステータスを読取り、こ
のステータスに基づいて前記印字装置10の状態を確認
し、コマンド及び印字データを前記D・P・RAM11
に書込む。一方、前記印字装置10は、前記D・P・R
AM11に書込まれたコマンド及び印字データを読取
り、このコマンドにしたがって、印字データに基づいて
ラベルへの印字を行い、現在の状態( 例えば、印字待機
中、印字中など )を示すステータスを前記D・P・RA
M11に書込む。
【0027】前記RAM3には、PLUファイル31及
び品名等の印字データが展開されると共に編集が行われ
る編集メモリ32が形成され、前記PLUファイル31
には、図2に示すように、商品情報記憶手段としての商
品情報エリア33及び補助品名記憶手段としての補助品
名エリア34が形成されている。
【0028】前記商品情報エリア33は、図3( a )に
示すように、各商品毎に、品番エリア331、単価エリ
ア332、品名エリア333、ブロック情報エリア33
4、ブロック優先順位設定手段を構成する優先情報エリ
ア335等が形成され、さらに、このブロック情報エリ
ア334及び優先情報エリア335には、それぞれAブ
ロック、Bブロック、Cブロックに対応した3個のエリ
アが形成されている。なお、図3中の三角( Δ )のマー
クは、スペース( 1文字分の余白 )が挿入されることを
示すものである。
【0029】前記補助品名エリア34は、図3( b )に
示すように、各補助品名毎に、補助品名番号エリア34
1、補助品名エリア342、文字数エリア343が形成
されている。
【0030】また、前記キーボード6には、図示しない
が、モードスイッチ、ブロックキー、優先1キー、優先
2キー、優先3キー、テンキー等の各種キーが設けられ
ている。
【0031】図4は、PLU設定モードのときに、前記
CPU1が行うPLU設定処理の流れを示す図である。
【0032】まず、ステップ1( ST1 )の処理とし
て、キーボード6からのキー入力が品名入力指定のキー
入力( 品番入力 )か否かを判断する。ここで、品名入力
指定のキー入力でなければ、他の設定処理を行い、この
他の設定処理を終了すると、再び前述のステップ1の処
理に戻るようになっている。
【0033】また、キーボード6からのキー入力が品名
入力指定のキー入力ならば、RAM3に形成された文字
数カウンタ、ブロックカウンタ、データカウンタ( いず
れも図示せず )に0を設定する。
【0034】次に、ステップ2( ST2 )の処理とし
て、キーボード6から文字コードの入力が行われたか否
かを判断する。
【0035】ここで、キーボード6から文字コードの入
力が行われたならば、文字数カウンタのカウント値がラ
ベル用紙の印字可能文字数としての23か否かを判断す
る。ここで、文字数カウンタのカウント値が23なら
ば、文字数オーバーエラーとしてエラー処理を行うよう
になっている。
【0036】また、文字数カウンタのカウント値が23
でなければ( 23未満ならば )、文字数カウンタのカウ
ント値に対して+1の加算処理を行い、データカウンタ
のカウント値に対して+1の加算処理を行い、PLUフ
ァイル31の品名エリア43に、文字数カウンタのカウ
ント値を書込開始ポインタとして、入力されている文字
コードを設定する。この文字コードの設定を終了する
と、再び前述のステップ2の処理に戻るようになってい
る。
【0037】前述のステップ2の処理で、キーボード6
から文字コードの入力が行われていなければ、ブロック
キーの入力が行われたか否かを判断する。
【0038】ここで、キーボード6からブロックキーの
入力が行われていなければ、キーボード6から品名入力
を終了する入力が行われたか否かを判断する。ここで、
キーボード6から品名入力を終了する入力が行われたな
らば、再び前述のステップ1の処理に戻るようになって
いる。また、キーボード6から品名入力を終了する入力
が行われていなければ、再び前述のステップ2の処理に
戻るようになっている。
【0039】また、キーボード6からブロックキーの入
力が行われたならば、ブロックカウンタのカウント値が
最大ブロック数としての3か否かを判断する。ここで、
ブロックカウンタのカウント値が3ならば、ブロックオ
ーバーエラーとしてエラー処理を行うようになってい
る。
【0040】また、ブロックカウンタのカウント値が3
でなければ( 3未満ならば )、ブロックカウンタのカウ
ント値に対して+1の加算処理を行う。
【0041】次に、PLUファイル31のブロック情報
エリア44のブロックカウンタのカウント値に対応する
エリア( 例えば、カウント値が1ならばブロック情報エ
リア44のAブロックエリア、カウント値が2ならばB
ブロックエリア、カウント値が3ならばCブロックエリ
アが対応する )に、その時のデータカウンタのカウント
値を設定する。
【0042】このブロック情報エリア44の設定が終了
すると、データカウンタに0を設定して、後述する優先
情報設定処理を行うようになっている。この優先情報設
定処理を終了すると、再び前述のステップ2の処理に戻
るようになっている。
【0043】図5は、前述した優先情報設定処理の流れ
を示す図である。
【0044】まず、ステップ3( ST3 )の処理とし
て、キーボード6の優先1キーによるキー入力が行われ
たか否かを判断する。
【0045】ここで、優先1キーによるキー入力が行わ
れたならば、PLUファイル31の優先情報エリア45
の中に優先情報1がすでに設定されているか否かを判断
する。ここで、優先情報1がすでに設定されていれば、
優先順序ダブリエラーとしてエラー処理を行うようにな
っている。
【0046】また、優先情報エリア45の中に優先情報
1が設定されていなければ、優先情報エリア45のブロ
ックカウンタのカウント値に対応するエリアに1を設定
して、この優先情報設定処理を終了するようになってい
る。
【0047】前述のステップ3の処理で、キーボード6
の優先1キーによるキー入力が行われていなければ、ス
テップ4( ST4 )の処理として、優先2キーによるキ
ー入力が行われたか否かを判断する。
【0048】ここで、優先2キーによるキー入力が行わ
れたならば、優先情報エリア45の中に優先情報2がす
でに設定されているか否かを判断する。ここで、優先情
報2がすでに設定されていれば、優先順序ダブリエラー
としてエラー処理を行うようになっている。
【0049】また、優先情報エリア45の中に優先情報
2が設定されていなければ、優先情報エリア45のブロ
ックカウンタのカウント値に対応するエリアに2を設定
して、この優先情報設定処理を終了するようになってい
る。
【0050】前述のステップ4の処理で、キーボード6
の優先2キーによるキー入力が行われていなければ、優
先3キーによるキー入力が行われたか否かを判断する。
ここで、優先3キーによるキー入力が行われていなけれ
ば、再び前述のステップ3の処理に戻るようになってい
る。
【0051】また、優先3キーによるキー入力が行われ
たならば、優先情報エリア45の中に優先情報3がすで
に設定されているか否かを判断する。ここで、優先情報
3がすでに設定されていれば、優先順序ダブリエラーと
してエラー処理を行うようになっている。
【0052】また、優先情報エリアの中に優先情報3が
設定されていなければ、優先情報エリア45のブロック
カウンタのカウント値に対応するエリアに3を設定し
て、この優先情報設定処理を終了するようになってい
る。
【0053】図6は、ラベル発行モードのときに、前記
CPU1が行なう品名欄編集処理の流れを示す図であ
る。
【0054】まず、PLUファイル31の商品情報エリ
ア33から該当する品番の品名データ、ブロック情報及
び優先情報からなる品名データを読取って、RAM3に
形成された編集メモリ32に格納する。このとき、呼出
した品名データは、ただちに均等割付的に品名欄のエリ
アへ展開される。
【0055】次に、PLUファイル31の補助品名エリ
ア34から該当する補助品名番号の補助品名データ、文
字数データを読取って( 補助品名呼出手段 )、編集メモ
リ32に格納する。
【0056】次に、指定された用紙等の条件に基づいて
得られた印字可能文字数を、RAM3に形成された格納
エリアM( 図示せず )に設定する。
【0057】次に、編集メモリ32に格納されたブロッ
ク情報の数値を全て加算した品名文字数を、RAM3に
形成された格納エリアN( 図示せず )に設定する。
【0058】次に、編集メモリ32に格納された補助品
名エリア34から読取った文字数データを、RAM3に
形成された格納エリアH( 図示せず )に設定する。
【0059】次に、ステップ5( ST5 )の処理とし
て、キーボード6から補助品名の指定入力があるか否か
を判断する。
【0060】ここで、補助品名の指定入力がないと判断
されれば、後述する品名編集処理を行ない、この品名編
集処理を終了すると、この品名欄編集処理を終了するよ
うになっている。
【0061】また、ステップ5の処理で、補助品名の指
定入力が有ると判断されれば、ステップ6( ST6 )の
処理として、格納エリアNに格納された品名文字数に格
納エリアHに格納された補助品名の文字数を加算した総
文字数( N+H )が、格納エリアMに格納された印字可
能文字数( M )より大きいか否かを判断する( 文字数判
定手段 )。
【0062】ここで、総文字数( N+H )が印字可能文
字数( M )より大きくない、すなわち、総文字数が印字
可能文字数以下であると判断されれば、ステップ7( S
T7)の処理として、編集メモリ32の品名欄の後部に
補助品名を編集し、格納エリアMに格納されている印字
可能文字数から格納エリアHに格納されている補助品名
の文字数を減算した結果( M−H )で、格納エリアMに
格納されているデータを更新する( 品名編集手段 )。
【0063】次に、品名編集処理を行ない、この品名編
集処理を終了すると、この品名欄編集処理を終了するよ
うになっている。
【0064】また、ステップ6の処理で、総文字数( N
+H )が印字可能文字数( M )より大きいと判断されれ
ば、表示器8により現在の品名及び補助品名を共に品名
欄に印字することは不可能であることを示す表示を行う
( 報知表示手段 )。
【0065】次に、ステップ8( ST8 )の処理とし
て、キーボード6から補助品名優先のキー入力が有るか
否かを判断し、ここで、補助品名優先のキー入力が有る
と判断されれば、前述したステップ7の処理へ移行する
ようになっている。
【0066】また、このステップ8の処理で、補助品名
優先のキー入力がないと判断されれば、補助品名の指定
をキャンセルし、編集メモリ32に格納された補助品名
エリア34からの補助品名データ、文字数データをクリ
アする。
【0067】次に、品名編集処理を行ない、この品名編
集処理を終了すると、この品名欄編集処理を終了するよ
うになっている。
【0068】図7は、前述した品名編集処理の流れを示
す図である。なお、この品名編集処理が品名編集手段を
構成する。
【0069】まず、ステップ9( ST9 )の処理とし
て、格納エリアNに格納された品名文字数( N )が格納
エリアMの更新された印字可能品名文字数( M )以下か
否かを判断する。ここで、品名文字数( N )が印字可能
品名文字数( M )以下ならば、編集の必要はないと判断
して、この品名編集処理を終了するようになっている。
【0070】また、品名文字数Nが印字可能文字数Mよ
り大きいならば、編集メモリ32に格納された優先情報
は、優先情報1以外は全て0になっているか否かを判断
する。ここで優先情報1以外は全て0になっていれば、
これ以上の編集は不可能と判断して、この品名編集処理
を終了するようになっている。
【0071】なお、この場合には品名欄に品名を全て印
字しきれいないということを示すデータをRAM3等に
設定して、編集エラーの発生を報知するようにしても良
いものである。
【0072】また、編集メモリ32に格納された優先情
報は、優先情報1以外は全て0になっていない、すなわ
ち、2又は3の一方又は両方があると判断されれば、ス
テップ10( ST10 )の処理として、優先情報のAブ
ロックに設定されている優先情報の数値より大きい数値
が他のブロックに設定されているか否かを判断する。
【0073】ここで、優先情報のAブロックに設定され
ている数値より大きい数値が他のブロックに設定されて
いなければ、編集メモリ32に格納されているブロック
情報のAブロックに設定されている数値を削除文字数と
して設定し、削除ポインタを0に設定する。
【0074】編集メモリ32に格納されている品名デー
タから、設定されている削除ポインタ0から( 品名デー
タの最初から )設定されている削除文字数分のデータを
削除し、残っている品名データをポインタ0から始まる
ように詰める処理を行う。
【0075】次に、編集メモリ32に格納されているブ
ロック情報のAブロック及び優先情報のAブロックに0
を設定して( 品名編集手段 )、再び前述のステップ9の
処理に戻るようになっている。
【0076】前述のステップ10の処理で、優先情報の
Aブロックに設定されている優先情報の数値より大きい
数値が他のブロックに設定されていれば、ステップ11
( ST11 )の処理として、優先情報のBブロックに設
定されている数値より大きい数値が他のブロックに設定
されているか否かを判断する。
【0077】ここで、優先情報のBブロックに設定され
ている数値より大きい数値が他のブロックに設定されて
いなければ、編集メモリ32に格納されているブロック
情報のBブロックに設定されている数値を削除文字数と
して設定し、削除ポインタを編集メモリ32に格納され
ているブロック情報のAブロックの数値を設定する。
【0078】編集メモリ32に格納されている品名デー
タから、設定されている削除ポインタから設定されてい
る削除文字数分のデータを削除し、残っている品名デー
タの削除により空き領域がなくなるように詰める処理を
行う。
【0079】次に、編集メモリ32に記憶されているブ
ロック情報のBブロック及び優先情報のBブロックに0
を設定して、再び前述のステップ9の処理に戻るように
なっている。
【0080】前述のステップ11の処理で、優先情報の
Bブロックに設定されている数値より大きい数値が他の
ブロック( Cブロック )に設定されていれば、編集メモ
リ32に格納されているブロック情報のCブロックに設
定されている数値を削除文字数として設定し、削除ポイ
ンタを編集メモリ32に格納されているブロック情報の
Aブロックの数値とBブロックの数値とを加算した結果
を設定する。
【0081】編集メモリ32に格納されている品名デー
タから、設定されている削除ポインタから設定されてい
る削除文字数分のデータを削除し、編集メモリ32に格
納されているブロック情報のCブロック及び優先情報の
Cブロックに0を設定して(品名編集手段 )、再び前述
のステップ9の処理に戻るようになっている。
【0082】上述したようにして、品名欄の編集が終了
すると、前記編集メモリ32に展開された品名欄等の印
字データは、そのまま前記D・P・RAM11に転送さ
れ、このD・P・RAM11に展開された印字データに
基づいて、前記印字装置10によりラベル用紙への印字
が行われる。
【0083】このような構成の第1実施例において、品
名データは文字コードで設定され、各ブロックA,B,
Cはブロックキーの入力により設定され、そのブロック
の文字数がブロック情報エリア44に設定され、ブロッ
クキーに合わせて優先1,2,3キーの入力により、優
先情報が優先情報エリア45に設定される。
【0084】例えば、品番0001について、「特選」
という2文字のデータ入力の後に、ブロックキー及び優
先3キーが入力されると、Aブロックとして「特選」が
設定され、ブロック情報エリア44のAブロックエリア
に文字数2が設定され、優先情報エリア45のAブロッ
クエリアに優先順位3が設定される。
【0085】次に、「Δ和牛ロース肉」という7文字の
データ入力の後に、ブロックキー及び優先1キーが入力
されると、Bブロックとして「Δ和牛ロース肉」が設定
され、ブロック情報エリア44のBブロックエリアに文
字数7が設定され、優先情報エリア45のBブロックエ
リアに優先順位1が設定される。
【0086】次に「Δ( しゃぶしゃぶ用 )」という10
文字のデータ入力の後に、ブロックキー及び優先2キー
が入力されると、Cブロックとして「Δ( しゃぶしゃぶ
用 )」が設定され、ブロック情報エリア44のCブロッ
クエリアに文字数10が設定され、優先情報エリア45
のCブロックエリアに優先順位2が設定される。なおΔ
は1文字分のスペースを示すものである。
【0087】例えば、品名欄22文字のラベル用紙に印
字する場合において、キーボード6により、品番000
1を入力し、さらに補助品名番号1を入力すると、品名
の文字数は2+7+10=19であり、補助品名の文字
数は4であるから、総文字数は23となる。一方、ラベ
ル用紙の品名欄の印字可能文字数M=22である。
【0088】従ってN+H=23>M=22となり、表
示器8に、品名「特選 和牛ロース肉 ( しゃぶしゃぶ
用 )広告の品」と品名欄に印字することが不可能である
ことを示す表示が行われる。
【0089】ここで、キーボード6により、補助品名優
先のキー入力を行うと、まず品名欄の印字データとして
補助品名の「広告の品」が品名欄の後部に確保される。
このとき、品名の印字可能文字数( 印字可能品名文字数
)は、品名欄の印字可能文字数22から補助品名の文字
数4を減算した18として設定される。なお、この時点
においてN=19>M=18であるから、品名は印字可
能品名文字数に収まっていない。
【0090】従って、商品情報エリア33の優先情報エ
リア335に設定された優先情報に低い方から、すなわ
ち数値の大きい方からブロックが削除される編集が行わ
れる。この場合ブロックAの優先情報が3であるから、
Aブロックが1番目に削除される。
【0091】すると、品名の文字数は17となり、従っ
てM=18>N=17であるから、これで品名の編集は
終了となる。
【0092】その結果、編集終了した品名欄の印字デー
タは、D・P・RAM11に転送され、このD・P・R
AM11の印字データに基づいて、「 和牛ロース肉
( しゃぶしゃぶ用 ) 広告の品」が確実にラベル用紙の
品名欄に収まるように印字される。
【0093】また、表示器8に品名「特選 和牛ロース
肉 ( しゃぶしゃぶ用 )広告の品」と品名欄に印字する
ことが不可能であることを示す表示が行われたときに、
補助品名優先のキー入力を行わなければ、補助品名「広
告の品」がキャンセルされ、総文字数N+H=19+0
<印字可能文字数M=22となり、このまま編集が終了
する。
【0094】その結果、編集終了した品名欄の印字デー
タがD・P・RAM11に転送され、「特選 和牛ロー
ス肉 ( しゃぶしゃぶ用 )」が確実にラベル用紙の品名
欄に収まるように印字される。
【0095】このようにこの第1実施例によれば、各商
品毎に品名を3個のA,B,Cブロックに分割管理し、
各ブロックの優先順位の情報を記憶した優先情報エリア
3キーボード6により補助品名優先のキー入力できるよ
うにして、商品情報エリア33から呼出された品名の文
字数Nに補助品名エリア34から呼出された補助品名の
文字数Hを加算した結果N+Hが、ラベル用紙の品名欄
の印字可能文字数Mより大きいときに、補助品名を優先
することができ、補助品名を優先した時には、品名の文
字数Nが、印字可能文字数Mから補助品名の文字数Hを
減算した値( 印字可能品名文字数 )M−H以下になるま
で、品名の優先順位の低い方からブロックを削除する編
集を行うことにより、最終的に編集された品名と補助品
名との総文字数が印字可能文字数M以下とすることがで
きる。
【0096】すなわち、ラベル用紙の品名欄の印字可能
文字数に収まるように、PLUファイルからの品名デー
タ及び補助品名データを自動的に編集することができ
る。
【0097】この発明の第2実施例を図8及び図9を参
照して説明する。
【0098】なおこの第2実施例と前述した第1実施例
との相違は、前記PLUファイル31の商品情報エリア
33に該当する品名に対して一般の補助品名を優先する
か否かの情報を付加した構成になった点及びこの付加し
た点に基づいて品名欄編集処理において自動的に補助品
名を判断する点である。
【0099】従って、基本的に構成及びCPU1が行う
処理は、上述した相違点を除いて前述した第1実施例と
同様であり、同一部材には同一符号を付してその説明は
省略し、PLU設定処理、優先情報設定処理、品名編集
処理の流れについての説明も省略する。
【0100】図8は、前記PLUファイル31の商品情
報エリア33及び補助品名エリア34の構成を示す図で
ある。
【0101】前記商品情報エリア33は、図8( a )に
示すように、各商品毎に、品番エリア331、単価エリ
ア332、品名エリア333、ブロック情報エリア33
4、ブロック優先順位設定手段を構成する優先情報エリ
ア335、該当する品名に対する補助品名の優先順位を
指定する情報が記憶された補助品名優先情報記憶手段と
しての補助品名優先情報エリア336等が形成されてい
る。
【0102】図9は、ラベル発行モードのときに、前記
CPU1が行う品名欄編集処理の流れを示す図である。
【0103】まず、PLUファイル31の商品情報エリ
ア33から該当する品番の品名データ、ブロック情報、
優先情報及び補助品名優先情報からなる品名データを読
取って、RAM3に形成された編集メモリ32に格納す
る。このとき、呼出した品名データは、ただちに均等割
付的に品名欄のエリアへ展開される。
【0104】次に、PLUファイル31の補助品名エリ
ア34から該当する補助品名番号の補助品名データ、文
字数データを読取って( 補助品名呼出手段 )、編集メモ
リ32に格納する。
【0105】次に、指定された用紙等の条件に基づいて
得られた印字可能文字数を、RAM3に形成された格納
エリアM( 図示せず )に設定する。
【0106】次に、編集メモリ32に格納されたブロッ
ク情報の数値を全て加算した品名文字数を、RAM3に
形成された格納エリアN( 図示せず )に設定する。
【0107】次に、編集メモリ32に格納された補助品
名エリア34から読取った文字数データを、RAM3に
形成された格納エリアH( 図示せず )に設定する。
【0108】次に、ステップ12( ST12 )の処理と
して、キーボード6から補助品名の指定入力があるか否
かを判断する。
【0109】ここで、補助品名の指定入力がないと判断
されれば、後述する品名編集処理を行ない、この品名編
集処理を終了すると、この品名欄編集処理を終了するよ
うになっている。
【0110】また、ステップ12の処理で、補助品名の
指定入力が有ると判断されれば、ステップ13( ST1
3 )の処理として、格納エリアNに格納された品名文字
数に格納エリアHに格納された補助品名の文字数を加算
した総文字数( N+H )が、格納エリアMに格納された
印字可能文字数( M )より大きいか否かを判断する(文
字数判定手段 )。
【0111】ここで、総文字数( N+H )が印字可能文
字数( M )より大きくない、すなわち、総文字数が印字
可能文字数以下であると判断されれば、ステップ14(
ST14 )の処理として、編集メモリ32の品名欄の後
部に補助品名を編集し、格納エリアMに格納されている
印字可能文字数から格納エリアHに格納されている補助
品名の文字数を減算した結果( M−H )で、格納エリア
Mに格納されているデータを更新する( 品名編集手段
)。
【0112】次に、品名編集処理を行ない、この品名編
集処理を終了すると、この品名欄編集処理を終了するよ
うになっている。
【0113】また、ステップ13の処理で、総文字数(
N+H )が印字可能文字数( M )より大きいと判断され
れば、次に、ステップ15( ST15 )の処理として、
補助品名優先情報エリア336から呼出した補助品名優
先情報が1か否かを判断する。
【0114】ここで、補助品名優先情報が1と判断され
れば、前述したステップ14の処理へ移行するようにな
っている。
【0115】また、このステップ15の処理で、補助品
名優先情報が1ではない( 0 )と判断されれば、補助品
名の指定をキャンセルし、編集メモリ32に格納された
補助品名エリア34からの補助品名データ、文字数デー
タをクリアする。
【0116】次に、品名編集処理を行ない、この品名編
集処理を終了すると、この品名欄編集処理を終了するよ
うになっている。
【0117】このような構成の第2実施例においては、
例えば、品名欄22文字のラベル用紙に印字する場合に
おいて、キーボード6により、品番0001を入力し、
さらに補助品名番号1を入力すると、品名の文字数Nと
補助品名の文字数Hの総文字数N+Hは23となる。一
方、ラベル用紙の品名欄の印字可能文字数M=22であ
る。
【0118】従ってN+H=23>M=22となる。こ
のとき、その品名に対応する補助品名優先情報エリア3
36から呼出された補助品名優先情報が1か否かを確認
し、1ならば補助品名を優先すると判断し、1でない(
0 )ならば補助品名を優先しない( 品名欄に収まらなけ
ればキャンセルする )と判断する。
【0119】その品名に対応する補助品名優先情報が1
のときには、まず品名欄の印字データとして補助品名の
「広告の品」が品名欄の後部に確保される。このとき、
品名の印字可能文字数は、品名欄の印字可能文字数22
から補助品名の文字数4を減算した18として設定され
る。なお、この時点においてN=19>M=18である
から、品名は印字可能品名文字数に収まっていない。
【0120】従って、品名について、商品情報エリア3
3の優先情報エリア335に設定された優先情報の低い
方から、すなわち数値の大きい方からブロックが削除さ
れる編集が行われる。この場合ブロックAの優先情報が
1番大きい3であるから、Aブロックが1番目に削除さ
れる。
【0121】すると、品名の文字数は17となり、従っ
てM=18>N=17であるから、これで品名の編集は
終了となる。
【0122】その結果、編集終了した品名欄の印字デー
タは、D・P・RAM11に転送され、このD・P・R
AM11の印字データに基づいて、「 和牛ロース肉
( しゃぶしゃぶ用 ) 広告の品」が確実にラベル用紙の
品名欄に収まるように印字される。
【0123】また、その品名に対応する補助品名優先情
報が0のときには、補助品名「広告の品」がキャンセル
され、総文字数N+H=19+0<印字可能文字数M=
22となり、このまま編集が終了する。
【0124】その結果、編集終了した品名欄の印字デー
タがD・P・RAM11に転送され、「特選 和牛ロー
ス肉 ( しゃぶしゃぶ用 )」が確実にラベル用紙の品名
欄に収まるように印字される。
【0125】このように第2実施例によれば、各商品毎
( 各品名毎に )に、補助品名を優先するか否かの情報(
補助品名優先情報 )を記憶した補助品名優先情報エリア
336を設け、商品情報エリア33から呼出された品名
の文字数Nに補助品名エリア34から呼出された補助品
名の文字数Hを加算した結果N+Hが、ラベル用紙の品
名欄の印字可能文字数Mより大きいときに、その補助品
名優先情報に基づいて補助品名を優先するか否かを自動
的に決定し、補助品名を優先すると決定したときには、
編集された品名の文字数Nが、印字可能文字数Mから補
助品名の文字数Hを減算した値( 印字可能品名文字数 )
M−H以下になるまで、品名の優先順位の低い方からブ
ロックを削除する編集を行うことにより、最終的に編集
された品名と補助品名との総文字数が印字可能文字数M
以下とすることができる。
【0126】すなわち、ラベル用紙の品名欄の印字可能
文字数に収まるように、PLUファイルからの品名デー
タ及び補助品名データを自動的に編集することができ
る。
【0127】この発明の第3実施例を図10及び図11
を参照して説明する。
【0128】なおこの第3実施例と前述した第1実施例
との相違は、前記PLUファイル31の補助品名エリア
34に一般の品名に対して該当する補助品名を優先する
か否かの情報を付加した構成になった点及びこの付加し
た点に基づいて品名欄編集処理において自動的に補助品
名を判断する点である。
【0129】従って、基本的に構成及びCPU1が行う
処理は、上述した相違点を除いて前述した第1実施例と
同様であり、同一部材には同一符号を付してその説明は
省略し、PLU設定処理、優先情報設定処理、品名編集
処理の流れについての説明も省略する。
【0130】図10は、前記PLUファイル31の商品
情報エリア33及び補助品名エリア34の構成を示す図
である。
【0131】前記補助品名エリア34は、図10( b )
に示すように、各補助品名毎に、補助品名番号エリア3
41、補助品名エリア342、文字数エリア343、該
当する補助品名の優先順位を指定する情報が記憶された
補助品名優先情報記憶手段としての補助品名優先情報フ
ラグ344が形成される。
【0132】図11は、ラベル発行モードのときに、前
記CPU1が行う品名欄変種処理の流れを示す図であ
る。
【0133】まず、PLUファイル31の商品情報エリ
ア33から該当する品番の品名データ、ブロック情報、
優先情報及び補助品名優先情報からなる品名データを読
取って、RAM3に形成された編集メモリ32に格納す
る。このとき、呼出した品名データは、ただちに均等割
付的に品名欄のエリアへ展開される。
【0134】次に、PLUファイル31の補助品名エリ
ア34から該当する補助品名番号の補助品名データ、文
字数データを読取って( 補助品名呼出手段 )、編集メモ
リ32に格納する。
【0135】次に、指定された用紙等の条件に基づいて
得られた印字可能文字数を、RAM3に形成された格納
エリアM( 図示せず )に設定する。
【0136】次に、編集メモリ32に格納されたブロッ
ク情報の数値を全て加算した品名文字数を、RAM3に
形成された格納エリアN( 図示せず )に設定する。
【0137】次に、編集メモリ32に格納された補助品
名エリア34から読取った文字数データを、RAM3に
形成された格納エリアH( 図示せず )に設定する。
【0138】次に、ステップ16( ST16 )の処理と
して、キーボード6から補助品名の指定入力があるか否
かを判断する。
【0139】ここで、補助品名の指定入力がないと判断
されれば、後述する品名編集処理を行ない、この品名編
集処理を終了すると、この品名欄編集処理を終了するよ
うになっている。
【0140】また、ステップ16の処理で、補助品名の
指定入力が有ると判断されれば、ステップ17( ST1
7 )の処理として、格納エリアNに格納された品名文字
数に格納エリアHに格納された補助品名の文字数を加算
した総文字数( N+H )が、格納エリアMに格納された
印字可能文字数( M )より大きいか否かを判断する(文
字数判定手段 )。
【0141】ここで、総文字数( N+H )が印字可能文
字数( M )より大きくない、すなわち、総文字数が印字
可能文字数以下であると判断されれば、ステップ18(
ST18 )の処理として、編集メモリ32の品名欄の後
部に補助品名を編集し、格納エリアMに格納されている
印字可能文字数から格納エリアHに格納されている補助
品名の文字数を減算した結果( M−H )で、格納エリア
Mに格納されているデータを更新する( 品名編集手段
)。
【0142】次に、品名編集処理を行ない、この品名編
集処理を終了すると、この品名欄編集処理を終了するよ
うになっている。
【0143】また、ステップ17の処理で、総文字数(
N+H )が印字可能文字数( M )より大きいと判断され
れば、次に、ステップ19( ST19 )の処理として、
補助品名優先情報エリア336から呼出した補助品名優
先情報が1か否かを判断する。
【0144】ここで、補助品名優先情報が1と判断され
れば、前述したステップ18の処理へ移行するようにな
っている。
【0145】また、このステップ19の処理で、補助品
名優先情報が1ではない( 0 )と判断されれば、補助品
名の指定をキャンセルし、編集メモリ32に格納された
補助品名エリア34からの補助品名データ、文字数デー
タをクリアする。
【0146】次に、品名編集処理を行ない、この品名編
集処理を終了すると、この品名欄編集処理を終了するよ
うになっている。
【0147】このような構成の第3実施例においては、
上述した第2実施例と同様にして、品名の文字数Nと補
助品名の文字数Hの総文字数N+H=23が、ラベル用
紙の品名欄の印字可能文字数M=22より大きくなった
ときに、優先情報フラグエリア344から呼出されたそ
の補助品名の優先情報フラグが1か否かを確認する。
【0148】その補助品名の優先情報フラグが1ときに
は、まず品名欄の印字データとして補助品名の「広告の
品」が品名欄の後部に確保され、品名について、Aブロ
ックが削除される編集が行われる。
【0149】その結果、編集終了した品名欄の印字デー
タは、D・P・RAM11に転送され、このD・P・R
AM11の印字データに基づいて、「 和牛ロース肉
( しゃぶしゃぶ用 ) 広告の品」が確実にラベル用紙の
品名欄に収まるように印字される。
【0150】また、その補助品名の優先情報フラグが0
のときには、補助品名「広告の品」がキャンセルされ、
総文字数N+H=19+0<印字可能文字数M=22と
なり、このまま編集が終了する。
【0151】その結果、編集終了した品名欄の印字デー
タがD・P・RAM11に転送され、「特選 和牛ロー
ス肉 ( しゃぶしゃぶ用 )」が確実にラベル用紙の品名
欄に収まるように印字される。
【0152】このように第3実施例によれば、各補助品
名毎に、該当する補助品名を優先するか否かの優先情報
フラグを記憶した優先情報フラグエリア344を設け、
商品情報エリア33から呼出された品名の文字数Nに補
助品名エリア34から呼出された補助品名の文字数Hを
加算した結果N+Hが、ラベル用紙の品名欄の印字可能
文字数Mより大きいときに、その補助品名の優先情報フ
ラグに基づいて補助品名を優先するか否かを自動的に決
定し、補助品名を優先すると決定したときには、編集さ
れた品名の文字数Nが、印字可能文字数Mから補助品名
の文字数Hを減算した値( 印字可能品名文字数 )M−H
以下になるまで、品名の優先順位の低い方からブロック
を削除する編集を行うことにより、最終的に編集された
品名と補助品名との総文字数が印字可能文字数M以下と
することができる。
【0153】すなわち、ラベル用紙の品名欄の印字可能
文字数に収まるように、PLUファイルからの品名デー
タ及び補助品名データを自動的に編集することができ
る。
【0154】
【発明の効果】以上詳述したようにこの発明によれば、
ラベル用紙の品名欄の印字可能文字数に収まるように、
PLUファイルからの品名データ及び補助品名データを
自動的に編集することができるラベルプリンタを提供で
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の第1実施例のラベルプリンタ付電子
料金秤の要部回路構成を示すブロック図。
【図2】同実施例のラベルプリンタ付電子料金秤のPL
Uファイルの要部構成を示す図。
【図3】同実施例のラベルプリンタ付電子料金秤のPL
Uファイルの商品情報エリア及び補助品名エリアの構成
を示す図。
【図4】同実施例のラベルプリンタ付電子料金秤で行わ
れるPLU設定処理の流れを示す図。
【図5】同実施例のラベルプリンタ付電子料金秤で行わ
れる優先情報設定処理の流れを示す図。
【図6】同実施例のラベルプリンタ付電子料金秤で行わ
れる品名欄編集処理の流れを示す図。
【図7】同実施例のラベルプリンタ付電子料金秤で行わ
れる品名集処理の流れを示す図。
【図8】この発明の第2実施例のラベルプリンタ付電子
料金秤のPLUファイルの商品情報エリア及び補助品名
エリアの構成を示す図。
【図9】同実施例のラベルプリンタ付電子料金秤で行わ
れる品名欄編集処理の流れを示す図。
【図10】この発明の第3実施例のラベルプリンタ付電
子料金秤のPLUファイルの商品情報エリア及び補助品
名エリアの構成を示す図。
【図11】同実施例のラベルプリンタ付電子料金秤で行
われる品名欄編集処理の流れを示す図。
【符号の説明】
1…CPU、 31…PLUファイル、 32…編集メモリ、 33…商品情報エリア、 34…補助品名エリア、 335…優先情報エリア、 336…補助品名優先情報エリア、 344…優先情報フラグ。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 各商品毎に品名等の商品情報を記憶した
    商品情報記憶手段を備え、この商品情報記憶手段から呼
    出された商品情報に基づいて、所定のラベル用紙に少く
    とも品名を含む商品情報を印字するラベルプリンタにお
    いて、 各商品毎に、前記商品情報記憶手段に記憶された商品情
    報の品名を複数のブロックに分割し、この各ブロックの
    優先順位の情報を記憶したブロック優先順位設定手段
    と、 品名に対して補足的に付加される補助品名の情報を記憶
    した補助品名記憶手段と、 この補助品名を指定する補助品名指定手段と、 この補助品名指定手段により指定された補助品名の情報
    を前記補助品名記憶手段から呼出す補助品名呼出手段
    と、 前記商品情報記憶手段から呼出された商品情報の品名と
    前記補助品名呼出手段により呼出された補助品名情報と
    の総文字数が前記ラベル用紙に印字可能な品名文字数よ
    り大きいか否かを判定する文字数判定手段と、 この文字数判定手段により前記総文字数が前記印字可能
    な品名文字数より大きいときにその報知表示を行なう報
    知表示手段と、 この報知表示手段による報知表示に対して補助品名を優
    先するか否かの入力が行なわれる補助品名優先入力手段
    と、 この補助品名優先入力手段により補助品名の優先が入力
    されると、前記総文字数が前記印字可能な品名文字数以
    下になるまで、前記商品情報記憶手段か呼出された商品
    情報の品名に対して前記ブロック優先順位設定手段によ
    り設定された優先順位の低い方から順次ブロックを削除
    する編集を行う品名編集手段と、 この品名編集手段により編集された品名に前記補助品名
    記憶手段から呼出された補助品名と付加して前記ラベル
    用紙に印字する印字制御手段とを設けたことを特徴とす
    るラベルプリンタ。
  2. 【請求項2】 各商品毎に品名等の商品情報を記憶した
    商品情報記憶手段を備え、この商品情報記憶手段から呼
    出された商品情報に基づいて、所定のラベル用紙に少く
    とも品名を含む商品情報を印字するラベルプリンタにお
    いて、 各商品毎に、前記商品情報記憶手段に記憶された商品情
    報の品名を複数のブロックに分割し、この各ブロックの
    優先順位の情報を記憶したブロック優先順位設定手段
    と、 品名に対して補足的に付加される補助品名の情報を記憶
    した補助品名記憶手段と、 品名に対する補助品名の優先順位の情報を記憶した補助
    品名優先情報記憶手段と、 この補助品名を指定する補助品名指定手段と、 この補助品名指定手段により指定された補助品名の情報
    を前記補助品名記憶手段から呼出す補助品名呼出手段
    と、 前記商品情報記憶手段から呼出された商品情報の品名と
    前記補助品名呼出手段により呼出された補助品名情報と
    の総文字数が前記ラベル用紙に印字可能な品名文字数よ
    り大きいか否かを判定する文字数判定手段と、 この文字数判定手段により前記総文字数が前記印字可能
    な品名文字数より大きいときに、前記補助品名優先情報
    記憶手段に記憶された優先順位情報に基づいて、補助品
    名の取消し編集又は、前記総文字数が前記印字可能な品
    名文字数以下になるまで、前記商品情報記憶手段か呼出
    された商品情報の品名に対して前記ブロック優先順位設
    定手段により設定された優先順位の低い方から順次ブロ
    ックを削除する編集を行う品名編集手段と、 この品名編集手段により編集された品名に前記補助品名
    記憶手段から呼出された補助品名と付加して前記ラベル
    用紙に印字する印字制御手段とを設けたことを特徴とす
    るラベルプリンタ。
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