JPH08197521A - 建築板用プレス型板の製造方法および建築板の製造方法 - Google Patents

建築板用プレス型板の製造方法および建築板の製造方法

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JPH08197521A
JPH08197521A JP7031337A JP3133795A JPH08197521A JP H08197521 A JPH08197521 A JP H08197521A JP 7031337 A JP7031337 A JP 7031337A JP 3133795 A JP3133795 A JP 3133795A JP H08197521 A JPH08197521 A JP H08197521A
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Hiroshi Ito
伊藤  博
Tetsuji Takemura
哲治 竹村
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Abstract

(57)【要約】 【目的】本発明の目的は連続大量生産に適しかつ湿式法
のみならず深い立体的な凹凸模様を付することが出来る
乾式法や半乾式法も適用出来、釘止めやビス止めの容易
な建築板を提供することにある。 【構成】母型1の型面2の所定位置に形成した凹部4に
ピン6をセットしておいて、該母型1上にFRP層7を
ハンドレイアップにより形成し、該FRP層7を硬化さ
せてから該母型1脱型させれば、該ピン6が表面に移植
されたプレス型板18が製造され、該プレス型板18に
よって湿式法、乾式法あるいは半乾式法で建築板を製造
すれば、該ピン6によって該建築板表面に釘やビス止め
の位置を示す締結凹部が形成される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は主として木質補強材を混
合したセメント板の製造に用いられる建築板用プレス型
板の製造方法および該プレス型板を使用して建築板を製
造する方法に関するものである。
【0002】
【発明の背景】この種の建築板は、木質補強材とセメン
ト系水硬材料とを主体とした混合物である成形材料に水
を20〜40重量%程度添加した上でプレス型板上に散
布してマットをフォーミングし、該マットの上に更にプ
レス型板を載置して圧締し養生硬化せしめる乾式法ある
いは半乾式法によって製造されることが望ましい。何と
なればこのような乾式法や半乾式法によれば建築板の連
続大量生産が可能であり、かつプレス型板の型面にネガ
凹凸模様を付して該建築板表面に深い立体的なポジ凹凸
模様を形成させることが可能であるからである。上記建
築板は建築物の躯体に釘、ビス等の締結材によって止着
されるのであるが、この際、釘、ビス等を打込む位置を
定めるためあるいは釘、ビス等を打込む際のすべりのた
めに大きな手間を必要とする。
【0003】
【従来の技術】従来、セメント板の成形材料を水と混練
して板状に押出した成形体表面に複数個のマークピンを
周面に配設したマークローラーを当接してマークを付け
をすることによって、所定箇所にすべり防止のビス打ち
マークを形成したセメント板を製造する方法が提案され
ている(特開平2−112905号公報)。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記従来方法は押出成
形によるセメント板にのみ適用が可能であり、押出成形
による成形物は構造が緻密であるから深い立体的な凹凸
模様を有するセメント板を製造することが困難であり、
またマークローラーはビス打ちマークを形成するために
のみ使用され、凹凸模様を形成するものではなく、凹凸
模様を形成するためには別個にエンボスローラーを使用
しなければならず、工程がその分増えて生産性が低下す
る。更に上記マークローラーによるマーク付けの前段で
エンボスローラーによる凹凸模様付けを行なうと、マー
ク付けの際に該凹凸模様が変形するおそれがあり、また
凹凸模様付けの前段でマーク付けを行なうと、ビス打ち
マークが変形するおそれがある。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は上記従来の課題
を解決するための手段として、型面(2) の所定箇所にピ
ン凹部(4) を有する母型(1) の該ピン凹部(4) にピン
(6) をセットした上で該母型(1) の型面(2) 上にハンド
レイアップによってFRP層(7) を形成し、該FRP層
(7) を硬化せしめてから該母型(1) を離型して該FRP
硬化層(7A)側に該ピン(6) を移植する建築板用プレス型
板(18)の製造方法を提供し、更に所定箇所にピン(6) が
移植されたプレス型板(18)の型面(12)上に木質補強材と
セメント系水硬材料とを主体とする成形材料Mを散布し
てマットをフォーミングし、該マットを圧締養生硬化せ
しめると共に該プレス型板(18)のピンによって所定箇所
に締結凹部(22)を形成し、その後脱型する建築板(24)の
製造方法を提供するものである。本発明を以下に詳細に
説明する。
【0006】本発明に使用する母型の材料としてはガラ
ス繊維、炭素繊維、セラミック繊維、ロックウール等で
補強したジアリルフタレート樹脂、不飽和ポリエステル
樹脂、スチレン樹脂、尿素樹脂、メラミン樹脂、フェノ
ール樹脂等の合成樹脂(FRP)、あるいはセラミッ
ク、石膏、ケイ酸塩等の無機材料があり、望ましい材料
としてはガラス繊維を内在した不飽和ポリエステルまた
はスチレン−不飽和ポリエステルおよび石膏があり、該
母型はキャスティング、ハンドレイアップ、射出成形、
あるいは切削加工等によって製造される。該母型は目的
とする建築板の表面形状に相当するポジ形状の型面を有
し、所望なれば該型面はポジ凹凸模様を有し、また所定
箇所にはピン凹部が形成されている。
【0007】該母型の該ピン凹部にピンをセットした上
で型面に離型剤を塗布し、それから該型面上にハンドレ
イアップによってFRP層を形成する。即ち母型の型面
上に母型材料と同様な補強繊維をそのまゝあるいは不織
布、編織物として敷設し、その上から硬化剤を混合した
上記合成樹脂を塗布含浸せしめ、所望ならば更にその上
に該補強繊維をそのまゝあるいは不織布、編織物として
敷設し、その上から同様な硬化剤を混合した上記合成樹
脂を塗布含浸せしめ、この手順を所定回繰返して所定の
厚みのFRP層を形成する。そしてそのまゝあるいは該
FRP層の上に型面に離型剤を塗布した型板を載置して
若干プレスし、その状態で該FRP層を硬化させる。該
FRP層の硬化は通常室温で行なわれるが、所望ならば
加熱してもよい。該FRP層が硬化した後該母型および
型板を使用した場合には該型板を脱型すると、該母型に
セットしたピンは該FRP層側に移植され、このように
して所定箇所にピンが移植されたプレス型板が製造され
る。
【0008】上記プレス型板を使用して本発明の建築板
を製造するには、望ましくは乾式あるいは半乾式法が適
用されるが、勿論湿式法も適用されることは言うまでも
ない。乾式あるいは半乾式法においては該プレス型板上
に木質補強材とセメント系水硬材料とを主体とする成形
材料を散布してマットをフォーミングする。該成形材料
に使用される木質補強材としては、例えばパルプ、木質
繊維、木毛、木片、木粉等があり、セメント系水硬材料
としては例えばポルトランドセメント、ジェットセメン
ト、高炉スラグセメント、フライアッシュセメント、ア
ルミナセメント等の一種または二種以上の混合物等があ
る。上記成分以外、例えばケイ石粉、シリカ粉、シリカ
ヒューム、シラスバルーン、パーライト、マイカ、ケイ
藻土、ドロマイト、石膏、ウォラストナイト、フライア
ッシュ、高炉スラグ、石炭灰、ガラス粉、ケイ質粘土、
アルミナ、ベントナイト、炭酸カルシウム、炭酸マグネ
シウム等の骨材、ポリエステル繊維、ポリアミド繊維、
アクリル繊維、アセテート繊維、ポリエチレン繊維、ポ
リプロピレン繊維等の合成繊維、木綿、羊毛、ヤシ繊
維、竹繊維、麻繊維等の天然繊維、ガラス繊維、炭素繊
維、セラミック繊維、ロックウール等の無機繊維等の繊
維補強材、塩化カルシウム、塩化マグネシウム、水酸化
マグネシウム、硫酸アルミニウム、アルミン酸ソーダ、
水ガラス等のセメント硬化促進剤、ワックス、パラフィ
ン、シリコン等の撥水剤が添加されてもよい。また更に
セメント類と補強繊維とを主体とするセメント板のスク
ラップの粉砕物が添加されてもよい。上記成形材料にお
いて木質補強材は通常15〜30重量%程度添加され、
そして半乾式法においては更に水が添加され、該成形材
料の含水率が通常30〜50重量%程度になるように調
節される。
【0009】上記含水した成形材料は上記プレス型板上
に散布されるが、連続生産工程にあっては該プレス型板
は搬送コンベア上に多数個配列され、成形材料の散布位
置を通過する際に該成形材料が該プレス型板上に所定の
厚みをもって散布されマットがフォーミングされる。こ
の際、一方向から通風して該成形材料を風選してもよ
い。この場合プレス型板搬送方向と通風方向が逆である
と、該プレス型板上にフォーミングされるマットは下
(表面側)が微細で上(裏面側)が粗な構造を有し、プ
レス型板搬送方向と通風方向が同じであるとその逆にな
り、下が粗で上が微細な構造を有する。
【0010】このようにプレス型板上にフォーミングさ
れたマット上には更に通常平板状のプレス型板を載置す
るかあるいは該マットを数段プレス型と共に積重ねて圧
締し、この状態で養生して該マットを硬化せしめる。こ
の場合の圧締条件は2〜4MPa 、望ましくは2.5〜
3.5MPa 、養生条件は通常温度50〜80℃、湿度
90〜95%RHの雰囲気で7〜15時間行なわれる。
上記圧締養生中に該マットのプレス型板当接面には、該
プレス型板の型面のピンにより締付凹部が形成される。
そして圧締養生硬化後に該プレス型板を脱型すれば所定
箇所に締付凹部を有する建築板が製造される。
【0011】湿式法においては、上記乾式法あるいは半
乾式法に使用されると同様な成形材料が使用され、該成
形材料を水に分散して通常固形分7〜15重量%程度の
スラリーとし、該スラリーをフェルト、ネット等の多孔
質体の上に流して吸引脱水して湿式マットを形成する。
そして該マットの表面に本発明のプレス型板を押圧して
この状態で養生し、該マットを硬化せしめる。養生条件
は上記乾式法あるいは半乾式法と同様でよい。上記養生
中に該マットのプレス型板当接面には該プレス型板の型
面のピンにより締付凹部が形成される。養生硬化後は該
プレス型板を脱型すれば所定箇所に締付凹部を有する建
築板が製造される。
【0012】
【作用】本発明においては、ピン凹部(4) にピン(6) を
セットした母型(1) の型面(2)上にFRP層(7) をハン
ドレイアップによって形成し、該FRP層(7) の硬化後
に該母型(1) を脱型するから、該ピン(6) が該FRP硬
化層(7A)側に移植され、建築板(24)の締付凹部(22)を形
成するためのピン(6) を型面(2) の所定箇所に突設した
プレス型板(18)が簡単に製造される。そして乾式法ある
いは半乾式法においては該プレス型板(18)上に成形材料
Mを散布してマット(8) をフォーミングし、該マット
(8) を圧締養生硬化せしめて建築板(24)を製造し、湿式
法においては抄造マットの表面に該プレス型板(18)を押
圧してこの状態で該マットを養生硬化せしめて建築板(2
4)を製造するから、該建築板(24)の所定箇所には該プレ
ス型板(18)のピン(6) による締付凹部(22)が形成され
る。
【0013】
【実施例】
〔実施例1〕(プレス型板の製造) 石膏スラリーを所定の鋳型内にキャスティングし硬化乾
燥せしめることによって図1に示すような石膏母型(1)
を製造する。該石膏母型(1) の型面(2) には所定のポジ
凹凸模様(3) が形成され、更に所定箇所にはピン凹部
(4) が形成されている。該石膏母型(1) の型面(2) には
図2に示すように離型剤(5) が塗布されると共にピン凹
部(4) にはピン(6) がセットされる。該ピン(6) は本体
(6A)と、該本体(6A)根部に形成されている溝部(6B)とか
らなる。そして該ピン(6) を該ピン凹部(4) 内に支持す
るために砂(4A)あるいはクレイ、炭酸カルシウム、石
粉、セラミック粉、ガラス粉等の充填材が該ピン凹部
(4) に充填されている。
【0014】このようにしてピン(6) がセットされ型面
(2) に離型剤(5) が塗布された母型(1) 上には、図3に
示すようにハンドレイアップによってFRP層(7) が形
成される。即ち該型面(2) 上にガラス繊維マット(8) を
敷設し、その上から硬化剤を混合したスチレン−不飽和
ポリエステル混合物(9) を塗布含浸せしめ、更にその上
からガラス繊維マット(8) を敷設し、その上から上記ス
チレン−不飽和ポリエステル混合物(9) を塗布含浸せし
め、この手順を繰返して所定の厚さのFRP層(7) を形
成する。該FRP層(7) の上には離型剤(10)を表面に塗
布した型板(11)が載置され、若干プレスしつゝ該FRP
層(7) を室温で硬化させる。該FRP層(7) が硬化した
ら更に100℃で5時間加熱養生して硬化を略完全に行
ない、その後FRP硬化層(7A)から該母型(1) および型
板(11)を脱型する。
【0015】このようにして図4〜図6に示すFRP硬
化層(7A)からなるプレス型板本体(12)が製造されるが、
該プレス型板本体(12)の型面(13)には石膏母型(1) のポ
ジ凹凸模様(3) に対応するネガ凹凸模様(14)が形成され
ており、更に所定箇所には該石膏母型(1) から移植され
たピン(6) が突設され、また縦横にガイドリブ(15)が形
成されている。該ガイドリブ(15)は製造される建築板に
切断の際の位置合わせのためのガイド溝を形成するため
のものである。上記プレス型板本体(12)には接着剤(16)
によって金属板(17)が裏打ちされて最終的なプレス型板
(18)が製造されるが、該接着剤(16)としてはプレス型板
本体(12)と該金属板(17)との熱膨張係数の差を考慮し
て、ゴム系接着剤やエラストマー接着剤のような弾性接
着剤を使用することが望ましい。該プレス型板(18)にお
いては、FRP硬化層(7A)からなるプレス型板本体(12)
内にピン(6) の溝部(6B)が食い込んだ状態となっている
から、ピン(6) の取付強度は極めて大きなものとなる。
【0016】〔実施例2〕(建築板の製造) 実施例1で製造したプレス型板(18)の型面(13)上に下記
の組成の成形材料を散布してマットをフォーミングす
る。 ポルトランドセメント 60重量部 木片 25 〃 塩化マグネシウム 1.2〃 パラフィン系防水剤 1.0〃 水 40 〃 フォーミングされたマット上に平板状プレス型板を載置
し、3MPa の圧力で圧締してそのまゝ湿度90%R
H、温度70℃、10時間の養生を行なう。上記養生に
よって該マットに含まれているポルトランドセメントは
水和硬化し、養生後該プレス型板(18)と平板状プレス型
板とを脱型すれば図7にしめすような建築板原体(19)が
製造される。該建築板原体(19)の表面(20)には該プレス
型板(18)の型面(13)のネガ凹凸模様(14)に対応するポジ
凹凸模様(21)が形成され、そして所定箇所にはピン(6)
による締付凹部(22)が形成され、更にガイドリブ(15)に
よるガイド溝(23)が形成されている。該建築板原体(19)
はトリミングされ所定寸法に裁断されるが、該建築板原
体(19)のガイド溝(23)にカッターの位置決め装置のセン
サーが落ち込むことにより該建築板原体(19)を裁断する
カッターの位置決めが行なわれる。
【0017】このようにして図8および図9に示す表面
所定箇所に締付凹部(22)を形成した建築板(24)が製造さ
れるが、該建築板(24)は図8に示すような釘(25)あるい
は図9に示すようなビス(26)によって建物躯体に止着さ
れ、この際該釘(25)あるいはビス(26)の打込位置は該建
築板(24)表面の締付凹部(22)によって示され、そして該
締付凹部(22)に釘(25)あるいはビス(26)の先端を差込め
ば、該釘(25)やビス(26)は滑ることなく容易に該建築板
(24)に打込まれあるいはねじ込まれる。
【0018】
【発明の効果】したがって本発明においては、型面所定
箇所にピンを突設した建築板用プレス型板が簡単に製造
される。本発明のプレス型板を用いて建築板を製造する
には湿式法、乾式法あるいは半乾式法のいずれもが適用
されるが、特に乾式法あるいは半乾式法を適用すれば建
築板の表面に深い立体的な凹凸模様を付することが可能
であり、そして該プレス型板のピンによって該建築板表
面には締付凹部が形成されているから、該建築板を建物
躯体に止着する際の釘やビス止め作業が極めて容易にな
る。
【図面の簡単な説明】
図1〜図9は本発明の一実施例を示すものである。
【図1】母型部分断面図
【図2】ピン取付状態母型部分断面図
【図3】FRP層形成状態母型部分断面図
【図4】プレス型平面図
【図5】図4におけるA−A断面図
【図6】図4におけるB−B断面図
【図7】建築板原体の斜視図
【図8】建築板の釘止め説明部分断面図
【図9】建築板のビス止め説明部分断面図
【符号の説明】
1 母型 2 型面 4 ピン凹部 6 ピン 7 FRP層 7A FRP硬化層 18 プレス型板 19 建築板原体 20 表面 22 締結凹部 24 建築板 25 釘 26 ビス

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】型面の所定箇所にピン凹部を有する母型の
    該ピン凹部にピンをセットした上で該母型の型面上にハ
    ンドレイアップによってFRP層を形成し、該FRP層
    を硬化せしめてから該母型を離型して該FRP硬化層側
    に該ピンを移植することを特徴とする建築板用プレス型
    板の製造方法
  2. 【請求項2】該母型は合成樹脂または石膏を材料とする
    請求項1に記載の建築板用プレス型板の製造方法
  3. 【請求項3】請求項1または2に記載の所定箇所にピン
    が移植されたプレス型板の型面上に木質補強材とセメン
    ト系水硬材料とを主体とする成形材料を散布してマット
    をフォーミングし、該マットを圧締養生硬化せしめると
    共に該プレス型板のピンによって所定箇所に締結凹部を
    形成し、その後脱型することを特徴とする建築板の製造
    方法
  4. 【請求項4】請求項1または2に記載の所定箇所にピン
    が移植されたプレス型板を木質補強材とセメント系水硬
    材料とを主体とする成形材料を使用して抄造した抄造マ
    ット表面に押圧し、その状態で該抄造マットを養生硬化
    せしめると共に該プレス型板のピンによって所定箇所に
    締結凹部を形成し、その後脱型することを特徴とする建
    築板の製造方法
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