JPH08197101A - 連続鋼板製造設備 - Google Patents

連続鋼板製造設備

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JPH08197101A
JPH08197101A JP7006111A JP611195A JPH08197101A JP H08197101 A JPH08197101 A JP H08197101A JP 7006111 A JP7006111 A JP 7006111A JP 611195 A JP611195 A JP 611195A JP H08197101 A JPH08197101 A JP H08197101A
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continuous
continuous casting
line
transfer device
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勇次 阿部
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均一 樋口
Shigeki Narishima
茂樹 成島
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    • B21B1/466Metal-rolling methods or mills for making semi-finished products of solid or profiled cross-section; Sequence of operations in milling trains; Layout of rolling-mill plant, e.g. grouping of stands; Succession of passes or of sectional pass alternations for rolling metal immediately subsequent to continuous casting in a non-continuous process, i.e. the cast being cut before rolling
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    • B21MECHANICAL METAL-WORKING WITHOUT ESSENTIALLY REMOVING MATERIAL; PUNCHING METAL
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    • B21B1/00Metal-rolling methods or mills for making semi-finished products of solid or profiled cross-section; Sequence of operations in milling trains; Layout of rolling-mill plant, e.g. grouping of stands; Succession of passes or of sectional pass alternations
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    • C21METALLURGY OF IRON
    • C21DMODIFYING THE PHYSICAL STRUCTURE OF FERROUS METALS; GENERAL DEVICES FOR HEAT TREATMENT OF FERROUS OR NON-FERROUS METALS OR ALLOYS; MAKING METAL MALLEABLE, e.g. BY DECARBURISATION OR TEMPERING
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    • C21D9/0081Heat treatment, e.g. annealing, hardening, quenching or tempering, adapted for particular articles; Furnaces therefor for slabs; for billets
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  • Mechanical Engineering (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 比較的小規模かつ小出力の設備で、複数の連
続鋳造装置から1本の圧延ラインに短時間にスラブを移
動することができ、かつ3基以上の連続鋳造装置との組
合せも可能である連続鋼板製造設備を提供する。 【構成】 複数のストランド11を有する連続鋳造装置
12と、各ストランドの下流側に配置された複数列のス
ラブコンベア14と、スラブコンベアの下流側に配置さ
れ複数列のスラブコンベアから下流側の1本の圧延ライ
ンへのスラブ供給ラインへスラブを水平移動する1台の
スラブ搬送装置16とを備える。ストランドとスラブコ
ンベアからなるスラブ連鋳ライン17は、スラブ搬送装
置上で圧延ラインへのスラブ供給ライン18と斜めに交
差しており、交差位置19を中心にスラブ搬送装置は、
複数のスラブ連鋳ラインのいずれかの延長上に位置する
受入位置Aからスラブ供給ライン上に位置する搬出位置
Bまで水平に揺動可能に設けられている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、連続鋳造装置と圧延ラ
インからなる連続鋼板製造設備に関する。
【0002】
【従来の技術】図4は、連続鋳造装置(Continuous Cas
ting:CC)の一例であり、溶湯がレードルからタンデ
ィシュ(湯だまり)に注がれ、タンディシュを介してモ
ールドに供給される。モールドで所定の断面形状(平板
状)に形成された鋳片は図示しないピンチロールで下方
に引き抜かれ、更に引き抜いた鋳片を複数のロールで水
平に曲げて引き出し、カッタで切断して所定の厚さのス
ラブを水平に搬出するようになっている。なお、通常、
レードルからタンディシュまでを「マシーン」、モール
ドから下流側を「ストランド」と呼び、図4は1マシー
ン2ストランドの例を示している。
【0003】図5は、連続鋳造装置と圧延ラインからな
る連続鋼板製造設備の一例であり、連続鋳造装置から出
たスラブを再加熱炉で所定の温度まで再加熱し、粗ミル
でバーまで粗圧延し、仕上ミルでストリップまで仕上圧
延して、ダウンコイラで巻き取るようになっている。か
かる連続鋳造装置と圧延ラインからなる連続鋼板製造設
備により、省エネルギー、省工程を実現することができ
る。
【0004】図6は、1マシーン1ストランドの連続鋳
造装置2基と、1本の圧延ラインとからなる連続鋼板製
造設備のレイアウト図(平面図)である。この図に示す
ように、圧延ラインを効率的に稼働させるために、1本
の圧延ラインに複数の連続鋳造装置を組み合わせた連続
鋼板製造設備が従来から知られている(例えば、本願出
願人による「薄板連続製造設備」、実開昭60−181
250号)。
【0005】図6(A)は、再加熱炉として連続加熱炉
1(例えば、ウォーキングファーネス)を用いた例であ
り、2基の連続鋳造装置CCの下流のローラコンベア2
が適当な間隔(例えば約30m)を隔てて並列にレイア
ウトされ、その下流端にスラブを横移動させる横移動装
置3が配置され、2本のストランドから並行に搬出され
たスラブを、横移動装置3により連続加熱炉1の供給コ
ンベア1aまで横移動し、連続加熱炉1により再加熱し
ながら搬出コンベア1bまで更に横移動してスラブを圧
延ライン4に供給するようになっている。なお、この図
で5はカッタ、6a、6bはスラブをラインから排出す
るリジェクトコンベアである。
【0006】一方、図6(B)は、再加熱炉としてトン
ネル加熱炉7を用いた例であり、2基の連続鋳造装置C
Cの下流にトンネル加熱炉7を備えたローラコンベア2
が図6(A)と同様に間隔を隔てて並列にレイアウトさ
れ、その下流端にスラブを横移動させるトンネル加熱炉
付きの横移動装置8が配置され、2本のストランドから
並行に搬出されたスラブを、横移動装置8により圧延ラ
インまで横移動してスラブを圧延ライン4に供給するよ
うになっている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかし、かかる従来の
連続鋼板製造設備では、横移動装置3、8が非常に大
規模な設備となる問題点があった。すなわち、2基の連
続鋳造装置CCの間隔は上述のように例えば30m程度
間隔を隔てており、圧延ライン4までは少なくともその
半分の約15m程度を横移動させる必要があるが、図6
(A)の横移動装置3では、横移動装置に設けられたロ
ーラコンベアの駆動のため、多数のローラ(例えば30
本以上)のそれぞれに電源を別々に供給する必要があ
る。このため、約100本のケーブルを横移動装置3と
共に約15m横移動させる必要があり、ケーブルベアが
非常に大規模となる。また、図6(B)の横移動装置8
では、更にトンネル加熱炉も横移動させるため、加熱炉
のダクト、燃料、テーブルの給電等のすべてを移動させ
る必要があり、装置が更に大型となってしまう。
【0008】また、横移動装置3、8は、装置が大型
のため高速では横移動できず、このため、図6(A)の
横移動装置3では、スラブの温度降下が大きい問題点が
あった。すなわち、大型の横移動装置3を例えば約15
m横移動させるには大型の駆動装置を用いても約1分程
度かかり、そのためスラブの温度が例えば約30℃程度
低下し、再加熱と均温化に時間がかかり、かつ燃料消費
が大きくなる問題点があった。一方、図6(B)の横移
動装置8では、加熱炉を備えているので温度降下を防止
できるが、装置が一層大型になるばかりでなく、スケー
ルが成長しやすくその除去が困難となる問題点がある。
【0009】更に、大型で横移動に時間がかかるた
め、3基以上の連続鋳造装置CCとの組合せは困難であ
り、連続鋼板製造設備全体の一層の生産性向上が制限さ
れる問題点があった。
【0010】本発明は、かかる問題点を解決するために
創案されたものである。すなわち、本発明の目的は、比
較的小規模かつ小動力の設備で、複数の連続鋳造装置か
ら1本の圧延ラインに短時間にスラブを移動することが
でき、かつ3基以上の連続鋳造装置との組合せも可能で
ある連続鋼板製造設備を提供することにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明によれば、スラブ
を水平に搬出する複数のストランドを有する連続鋳造装
置と、各ストランドの下流側に連続して直線状に配置さ
れ各ストランドから搬出されるスラブをそれぞれ下流に
水平移動する複数列のスラブコンベアと、該スラブコン
ベアの下流側に配置され複数列のスラブコンベアから下
流側の1本の圧延ラインへスラブを水平移動する1台の
スラブ搬送装置と、を備え、前記ストランドとスラブコ
ンベアからなるスラブ連鋳ラインは、スラブ搬送装置上
で圧延ラインへのスラブ供給ラインと斜めに交差してお
り、該交差位置を中心に前記スラブ搬送装置は、複数の
スラブ連鋳ラインのいずれかの延長上に位置する受入位
置Aからスラブ供給ライン上に位置する搬出位置Bまで
水平に揺動可能に設けられている、ことを特徴とする連
続鋼板製造設備が提供される。
【0012】本発明の好ましい実施例によれば、前記連
続鋳造装置は、1マシーン1ストランドの複数の連続鋳
造装置からなる。また、前記スラブ搬送装置に、前記交
差位置付近から動力線及び信号線が接続される。前記交
差位置は、スラブ搬送装置の下流端付近に設けられる。
この場合にスラブ搬送装置の下流端とスラブ供給ライン
との間に退避可能なスラブストッパーを備えることが好
ましい。また、前記交差位置をスラブ搬送装置の中央付
近に設けてもよい。この場合に複数のスラブ連鋳ライン
のそれぞれの延長上に位置する受入位置で、スラブ搬送
装置の下流側に間隔を隔てて固定されたスラブストッパ
ーを備える。
【0013】前記スラブ搬送装置を揺動させる揺動装置
を備える。前記揺動装置は、ラックとピニオン、又は液
圧シリンダからなることが好ましい。また、スラブを横
移動させながら再加熱する連続加熱炉と、該連続加熱炉
へスラブを供給する供給コンベアと、連続加熱炉からス
ラブを搬出する搬出コンベアとを備え、前記供給コンベ
アは前記スラブ供給ライン上に位置し、前記搬出コンベ
アは前記圧延ライン上に位置する。或いは、スラブ連鋳
ライン、スラブ搬送装置、及びスラブ供給ライン上に設
けられた複数のトンネル加熱炉を備えてもよい。
【0014】
【作用】上述した本発明の構成によれば、スラブ連鋳ラ
インがスラブ搬送装置上でスラブ供給ラインと斜めに交
差しており、この交差位置を中心にスラブ搬送装置が、
複数のスラブ連鋳ラインのいずれかの延長上に位置する
「受入位置」Aからスラブ供給ライン上に位置する「搬
出位置」Bまで水平に揺動するので、スラブ搬送装置を
受入位置Aから搬出位置Bまで単に揺動させるだけで、
複数の連続鋳造装置から1本の圧延ラインにスラブを移
動することができる。
【0015】また、複数の連続鋳造装置の間隔を従来通
り広く(例えば約30m)する必要がある場合でも、ス
トランドとスラブコンベアからなるスラブ連鋳ラインが
圧延ラインへのスラブ供給ラインと斜めに交差するの
で、複数のスラブコンベアの下流端間隔を従来より十分
狭く(例えば約10m)することができ、これにより、
スラブ搬送装置の揺動距離が短くでき、短時間に受入位
置Aから搬出位置Bまでスラブ搬送装置を揺動させるこ
とができる。
【0016】更に、スラブ搬送装置は交差位置を中心に
揺動するので、交差位置付近から動力線及び信号線を接
続することにより、多数のローラのそれぞれに電源を別
々に供給する必要がある場合でも、ケーブルの移動距離
が短く、ケーブルベアを大幅に小型にすることができ
る。また、トンネル加熱炉をスラブ搬送装置に備える場
合でも、加熱炉のダクト、燃料、テーブルの給電等の移
動距離が短く、装置を小型化することができる。
【0017】従って、スラブ搬送装置全体及びその駆動
装置を小型化することができ、その移動速度を高速化す
ることができるので、スラブの温度降下を少なくでき、
再加熱と均温化の時間を短縮し燃料消費を低減すること
ができる。更に、小型で移動時間が短いため、3基以上
の連続鋳造装置との組合せが可能であり、連続鋼板製造
設備の生産性を一層高めることができる。
【0018】
【実施例】以下、本発明の好ましい実施例を図面を参照
して説明する。なお、各図において共通する部分には、
同一の符号を付して使用する。図1は、本発明による連
続鋼板製造設備の第1実施例を示すレイアウト図であ
る。この図において、本発明の連続鋼板製造設備10
は、スラブを水平に搬出する複数のストランド11を有
する連続鋳造装置12と、複数列のスラブコンベア14
と、スラブコンベア14の下流側に配置された1台のス
ラブ搬送装置16とからなる。
【0019】連続鋳造装置12は、この図では1マシー
ン1ストランドの2基の連続鋳造装置からなるが、図4
に例示した1マシーン2ストランドの連続鋳造装置であ
ってもよく、或いは、3ストランド以上を有する1基又
は2基以上の連続鋳造装置であってもよい。
【0020】複数列のスラブコンベア14は、各ストラ
ンド11の下流側に連続して直線状に配置され、各スト
ランド11から搬出されるスラブをそれぞれ下流に水平
移動するようになっている。このスラブコンベア14
は、例えば直線状に並べられた複数のローラコンベアか
らなる。図1において、ストランド11とスラブコンベ
ア14からなるスラブ連鋳ライン17は、スラブ搬送装
置16上で圧延ライン4へのスラブ供給ライン18と斜
めに交差している。この交差角度は、複数の連続鋳造装
置12の間隔を従来通り広く(例えば約30m)する必
要がある場合でも、複数のスラブコンベア14の下流端
間隔を従来より十分狭く(例えば約10m)するように
設定する。
【0021】スラブ搬送装置16は、複数列のスラブコ
ンベア14から下流側の1本の圧延ライン4へのスラブ
供給ライン18へスラブを水平移動するようになってい
る。すなわち、スラブ連鋳ライン17とスラブ供給ライ
ン18とが交差する交差位置19を中心にスラブ搬送装
置16は、複数のスラブ連鋳ライン17のいずれかの延
長上に位置する受入位置Aからスラブ供給ライン18上
に位置する搬出位置Bまで水平に揺動可能に設けられて
いる。
【0022】図1の連続鋼板製造設備10は、更に、ス
ラブを横移動させながら再加熱する連続加熱炉1と、連
続加熱炉1へスラブを供給する供給コンベア1aと、連
続加熱炉1からスラブを搬出する搬出コンベア1bとを
備える。また、供給コンベア1aは圧延ライン4へのス
ラブ供給ライン18上に位置しており、搬出コンベア1
bは圧延ライン4上に位置している。
【0023】図2は、本発明による連続鋼板製造設備の
第2実施例を示すレイアウト図である。この図におい
て、本発明の連続鋼板製造設備10は、スラブ連鋳ライ
ン17、スラブ搬送装置16、及びスラブ供給ライン1
8上に設けられた複数のトンネル加熱炉7を備えてい
る。また、この例では、前述の連続加熱炉1、供給コン
ベア1a、及び搬出コンベア1bがなく、スラブ供給ラ
イン18は圧延ライン4上にある。その他の構成は図1
の第1実施例と同様である。
【0024】上述した構成により、スラブ搬送装置16
を受入位置Aから搬出位置Bまで単に揺動させるだけ
で、複数の連続鋳造装置12から1本の圧延ライン4に
スラブを移動することができる。また、複数の連続鋳造
装置12の間隔を従来通り広く(例えば約30m)する
必要がある場合でも、ストランド11とスラブコンベア
14からなるスラブ連鋳ライン17が圧延ライン4への
スラブ供給ライン18と斜めに交差するので、複数のス
ラブコンベア14の下流端間隔を従来より十分狭く(例
えば約10m)することができ、これにより、スラブ搬
送装置の揺動距離が短くでき、短時間(例えば約20
秒)に受入位置Aから搬出位置Bまでスラブ搬送装置1
6を揺動させてスラブを圧延ライン4へ搬送することが
できる。
【0025】図3(A)は、図1におけるスラブ搬送装
置16の拡大平面図である。この図において、交差位置
19は、スラブ搬送装置16の下流端付近に設けられて
いる。また、スラブ搬送装置16を揺動させる揺動装置
20を備え、この揺動装置20は、この図では移動側に
取り付けられたラック20aと固定側に取り付けられた
ピニオン20bとからなる。この構成により、図示しな
い駆動装置でピニオン20bを回転し、スラブ搬送装置
16を受入位置Aから搬出位置Bまで揺動することがで
きる。
【0026】また、スラブ搬送装置16には交差位置1
9の付近から動力線及び信号線21が接続されている。
この構成により、多数のローラのそれぞれに電源を別々
に供給する必要がある場合でも、ケーブルの移動距離が
短く、ケーブルベアを大幅に小型或いは不要にすること
ができる。更に、図3(A)において、スラブ搬送装置
16の下流端とスラブ供給ラインとの間に退避可能なス
ラブストッパー22aが備けられている。このスラブス
トッパー22aは、スラブ搬送装置16が受入位置Aに
あるときには、スラブの下流側への移動を阻止するよう
にコンベア上から突き出しており、搬出位置Bにあると
きには、下降して退避するようになっている。この構成
により、スラブ搬送装置16のローラコンベア等の制動
が不十分な場合でもスラブのオーバランを防止すること
ができる。
【0027】図3(B)は、スラブ搬送装置16の別の
実施例を示す図3(A)と同様の図である。この図にお
いて、交差位置19は、スラブ搬送装置16の中央付近
に設けられている。また、揺動装置20は、この図では
固定側に取付けられた液圧シリンダ20cからなり、液
圧シリンダ20cの伸縮により、スラブ搬送装置16を
受入位置Aから搬出位置Bまで揺動するようになってい
る。更に複数のスラブ連鋳ライン17のそれぞれの延長
上に位置する受入位置Aで、スラブ搬送装置16の下流
側に間隔を隔てて固定されたスラブストッパー22bを
備え、このスラブストッパー22bにより(A)の場合
と同様にスラブのオーバランを防止することができるよ
うになっている。その他の構成は(A)と同様である。
【0028】なお、図3では、図1のスラブ搬送装置1
6について詳述したが、スラブ搬送装置上にトンネル加
熱炉が設けられた図2のスラブ搬送装置にも同様に適用
することができ、この場合には、加熱炉のダクト、燃
料、テーブルの給電等の移動距離が短く、装置を更に小
型化することができる。更に、本発明は上述した実施例
に限定されず、本発明の要旨を逸脱しない範囲で種々に
変更できることは勿論である。
【0029】
【発明の効果】上述したように本発明の構成によれば、
スラブ搬送装置を「受入位置」Aから「搬出位置」Bま
で単に揺動させるだけで、複数の連続鋳造装置から1本
の圧延ラインにスラブを移動することができ、かつ、複
数の連続鋳造装置CCの間隔を従来通り広く(例えば約
30m)する必要がある場合でも、複数のスラブコンベ
アの下流端間隔を従来より十分狭く(例えば約10m)
することができるので、スラブ搬送装置の揺動距離が短
くでき、短時間に受入位置Aから搬出位置Bまで揺動さ
せることができる。
【0030】また、スラブ搬送装置は交差位置を中心に
揺動するので、交差位置付近から動力線及び信号線を接
続することにより、多数のローラのそれぞれに電源を別
々に供給する必要がある場合でも、ケーブルの移動距離
が短く、ケーブルベアを大幅に小型にすることができ、
トンネル加熱炉をスラブ搬送装置に備える場合でも、加
熱炉のダクト、燃料、テーブルの給電等の移動距離が短
く、装置を小型化することができる。
【0031】従って、スラブ搬送装置全体及びその駆動
装置を小型化することができ、その移動速度を高速化す
ることができるので、スラブの温度降下を少なくでき、
再加熱と均温化の時間を短縮し燃料消費を低減すること
ができる。更に、小型で移動時間が短いため、3基以上
の連続鋳造装置との組合せが可能であり、連続鋼板製造
設備の生産性を一層高めることができる。
【0032】すなわち、本発明の連続鋼板製造設備は、
比較的小規模かつ小動力の設備で、複数の連続鋳造装置
から1本の圧延ラインに短時間にスラブを移動すること
ができ、かつ3基以上の連続鋳造装置との組合せも可能
である、等の優れた効果を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による連続鋼板製造設備の第1実施例を
示すレイアウト図である。
【図2】本発明による連続鋼板製造設備の第2実施例を
示すレイアウト図である。
【図3】図1におけるスラブ搬送装置の拡大平面図
(A)とその別の実施例(B)である。
【図4】連続鋳造装置の一例を示す斜視図である。
【図5】連続鋳造装置と圧延ラインからなる連続鋼板製
造設備の一例を示すライン構成図である。
【図6】1マシーン1ストランドの連続鋳造装置2基
と、1本の圧延ラインとからなる連続鋼板製造設備のレ
イアウト図(平面図)である。
【符号の説明】
1 連続加熱炉 1a 供給コンベア 1b 搬出コンベア 2 ローラコンベア 3 横移動装置 4 圧延ライン 5 カッタ 6a、6b リジェクトライン 7 トンネル加熱炉 8 横移動装置 10 連続鋼板製造設備 11 ストランド 12 連続鋳造装置 14 スラブコンベア 16 スラブ搬送装置 17 スラブ連鋳ライン 18 スラブ供給ライン 19 交差位置 20 揺動装置 20a ラック 20b ピニオン 20c 液圧シリンダ 21 動力線及び信号線 22a、22b スラブストッパー A 受入位置 B 搬出位置 CC 連続鋳造装置
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 成島 茂樹 神奈川県横浜市磯子区新中原町1番地 石 川島播磨重工業株式会社横浜エンジニアリ ングセンター内

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 スラブを水平に搬出する複数のストラン
    ドを有する連続鋳造装置と、各ストランドの下流側に連
    続して直線状に配置され各ストランドから搬出されるス
    ラブをそれぞれ下流に水平移動する複数列のスラブコン
    ベアと、該スラブコンベアの下流側に配置され複数列の
    スラブコンベアから下流側の1本の圧延ラインへスラブ
    を水平移動する1台のスラブ搬送装置と、を備え、 前記ストランドとスラブコンベアからなるスラブ連鋳ラ
    インは、スラブ搬送装置上で圧延ラインへのスラブ供給
    ラインと斜めに交差しており、該交差位置を中心に前記
    スラブ搬送装置は、複数のスラブ連鋳ラインのいずれか
    の延長上に位置する受入位置Aからスラブ供給ライン上
    に位置する搬出位置Bまで水平に揺動可能に設けられて
    いる、ことを特徴とする連続鋼板製造設備。
  2. 【請求項2】 前記連続鋳造装置は、1マシーン1スト
    ランドの複数の連続鋳造装置からなる、ことを特徴とす
    る請求項1に記載の連続鋼板製造設備。
  3. 【請求項3】 前記スラブ搬送装置に、前記交差位置付
    近から動力線及び信号線が接続される、ことを特徴とす
    る請求項1に記載の連続鋼板製造設備。
  4. 【請求項4】 前記交差位置は、スラブ搬送装置の下流
    端付近に設けられる、ことを特徴とする請求項1に記載
    の連続鋼板製造設備。
  5. 【請求項5】 スラブ搬送装置の下流端とスラブ供給ラ
    インとの間に退避可能なスラブストッパーを備える、こ
    とを特徴とする請求項4に記載の連続鋼板製造設備。
  6. 【請求項6】 前記交差位置は、スラブ搬送装置の中央
    付近に設けられる、ことを特徴とする請求項1に記載の
    連続鋼板製造設備。
  7. 【請求項7】 複数のスラブ連鋳ラインのそれぞれの延
    長上に位置する受入位置Aで、スラブ搬送装置の下流側
    に間隔を隔てて固定されたスラブストッパーを備える、
    ことを特徴とする請求項6に記載の連続鋼板製造設備。
  8. 【請求項8】 前記スラブ搬送装置を揺動させる揺動装
    置を備える、ことを特徴とする請求項1に記載の連続鋼
    板製造設備。
  9. 【請求項9】 前記揺動装置は、ラックとピニオン、又
    は液圧シリンダからなる、ことを特徴とする請求項8に
    記載の連続鋼板製造設備。
  10. 【請求項10】 スラブを横移動させながら再加熱する
    連続加熱炉と、該連続加熱炉へスラブを供給する供給コ
    ンベアと、連続加熱炉からスラブを搬出する搬出コンベ
    アとを備え、前記供給コンベアは前記スラブ供給ライン
    上に位置し、前記搬出コンベアは前記圧延ライン上に位
    置する、ことを特徴とする請求項1に記載の連続鋼板製
    造設備。
  11. 【請求項11】 スラブ連鋳ライン、スラブ搬送装置、
    及びスラブ供給ライン上に設けられた複数のトンネル加
    熱炉を備える、ことを特徴とする請求項1に記載の連続
    鋼板製造設備。
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