JPH08196213A - 米 菓 - Google Patents

米 菓

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Publication number
JPH08196213A
JPH08196213A JP7029990A JP2999095A JPH08196213A JP H08196213 A JPH08196213 A JP H08196213A JP 7029990 A JP7029990 A JP 7029990A JP 2999095 A JP2999095 A JP 2999095A JP H08196213 A JPH08196213 A JP H08196213A
Authority
JP
Japan
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squid
rice
ink
dough
rice cake
Prior art date
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Pending
Application number
JP7029990A
Other languages
English (en)
Inventor
Takashi Tokuda
隆史 徳田
Yoshio Enomoto
良夫 榎本
Shunichi Takahashi
俊一 高橋
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sanko Co Ltd
Original Assignee
Sanko Co Ltd
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Publication date
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Publication of JPH08196213A publication Critical patent/JPH08196213A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 米菓のイメージを損なわずにイカ墨を含有さ
せた米菓を提供する。 【構成】圧延整形工程前の米菓生地に乾物重量比で0.
04〜0.4%のイカ墨と、適宜量のイカ粉末若しくは
イカエキスとを混合すると共に、必要に応じて前記生地
内に色調調整材となる赤帯色の添加物を混合して製出す
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、煎餅やあられ等の米菓
に関するものである。
【0002】
【従来の技術】米菓は周知の通り、あられは、餅精白米
を主原料として餅を調製し、整形後乾燥して乾燥生地を
作り、これを焼成(煎り焼き、油揚げ)したのち各種調
味料を塗付して乾燥して製品としており、煎餅は、粳精
白米を主原料として、これから団子生地を調製し、圧延
整形後乾燥して乾燥生地を作り、これを焼成し、適宜調
味液を塗付乾燥して製品としているものである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、イカの身の
粉末を混入した煎餅は知られているが(特開昭62−1
58453号他)、近年イカ墨が抗ガン作用を有してい
るとして注目されているイカ墨を使用した米菓は現在の
ところ知られていない。またイカ墨を単に米菓生地内に
混入すると、黒色の製品となり、視覚上好ましいとは云
えず、また少量添加ではイカの風味が生かしきれない。
そこで本発明は、イカ墨を添加した新規な米菓を提案し
たものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明に係る米菓は、乾
物重量比で0.04〜0.4%のイカ墨と、適宜量のイ
カ粉末若しくはイカエキスとを米菓生地内に混合したこ
とを特徴とするものである。また前記米菓に於いて、イ
カ粉末若しくはイカエキスの混合量を、イカ墨の2〜1
0倍としたり、生地内に色調調整材となる赤帯色の添加
物を混合したことを特徴とするものである。また特に前
記の米菓に於いて、焼成した米菓本体に、調味液の塗付
その他の適宜な味付けを施したことを特徴とするもので
ある。
【0005】
【作用】米菓生地にイカ墨を混合して、イカ墨含有食品
を構成することができるが、特にイカ墨を所定量の範囲
内とすることで、米菓が黒色となることを防止すると共
に、イカ粉末等の混合でイカの風味を充分満たすことが
できるものである。またイカ墨の混合での黒色に対して
赤帯色の添加物を混合することで、イカ墨の添加による
黒色を和らげることができる。
【0006】
【実施例】次に本発明の実施例について説明する。本発
明に係る米菓は、米菓生地中に所定量のイカ墨及びイカ
粉末若しくはイカエキスを混合してなるもので、その煎
餅に実施した場合の製造工程に基づいて説明する。
【0007】煎餅は、周知の通り粳米粉を蒸し、次に練
りを行い、練り出した生地(団子生地)を圧延して型抜
きして煎餅生地を製出し、煎餅生地乾燥させ、焼成して
煎餅本体を完成させ、煎餅本体に調味液を塗付して味付
けを施し、その後仕上げ乾燥を行い、製品とするもので
ある。
【0008】本発明は、前記の練り工程時に生地に対し
て乾燥物比率で0.04〜0.4%(生状態で団子生地
に対して0.2〜2%)のイカ墨及び前記イカ墨の2〜
10倍量のイカ粉末を混合すると共に、色調調整材例え
ばココアパウダー、トマトパウダー等赤帯色の食品粉末
若しくはパプリカ色素、モナスコレッド等の色素(食品
添加物)を加えて色合いを調整し、しかる後常法通り圧
延型抜き、乾燥、焼成、味付けの各工程を実施して煎餅
を製出するものである。
【0009】従ってイカ墨を含有した煎餅を得ることが
できると共に、特にイカ墨による黒色が強くなって視覚
的な問題が生ずることを防止でき、而も充分なイカ風味
を備えることになるものである。
【0010】尚本発明は、前記実施例に限定されるもで
はなく、煎餅の他にあられにも適用できることは云うま
でもなく、あられの場合にも製餅工程乃至練り工程時に
イカ墨等を添加混合すれば良いものであある。
【0011】またイカ風味の増加のために、イカ粉末の
代わりにイカエキスパウダーを採用しても良いし、或は
イカ粉末とイカエキスパウダーの両方を使用するように
しても良いし、色調調整材も必要に応じて選択的に添加
すればよいものであり、味付け工程も、その調味液の選
択並びに使用も任意に定めることができるものである。
【0012】
【発明の効果】以上のように本発明は、煎餅等の米菓生
地に少量のイカ墨と、適宜量のイカ粉末若しくはイカエ
キスとを混合して焼成したものであり、また必要に応じ
て色調調整材を添加したもので、イカ墨含有の米菓を得
ることができると共に、相応のイカ風味を具備し、且つ
色調的にも、真っ黒となることを防止し、米菓のイメー
ジを損なうことなく製品化できたものである。

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 乾物重量比で0.04〜0.4%のイカ
    墨と、適宜量のイカ粉末若しくはイカエキスとを米菓生
    地内に混合したことを特徴とする米菓。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の米菓に於いて、イカ粉末
    若しくはイカエキスの混合量を、イカ墨の2〜10倍と
    したことを特徴とする米菓。
  3. 【請求項3】 請求項1又は2記載のいずれかの米菓に
    於いて、生地内に色調調整材となる赤帯色の添加物を混
    合したことを特徴とする米菓。
  4. 【請求項4】 請求項1又は2記載のいずれかの米菓に
    於いて、焼成した米菓本体に、調味液の塗付その他の適
    宜な味付けを施したことを特徴とする米菓。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR101292526B1 (ko) * 2011-03-28 2013-08-09 정영택 오징어를 이용한 구음과자 제조방법

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JPH04349863A (ja) * 1991-05-29 1992-12-04 Nippon Suisan Kaisha Ltd 頭足類墨汁含有餅類
JPH0746970A (ja) * 1991-07-10 1995-02-21 Nankai Shoji Kk いかスミパウダーの製法及びこのパウダーを使用して成る食品、菓子、飲料類の製造法

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