JPS61181340A - 着色中空スナツク菓子の製造方法 - Google Patents
着色中空スナツク菓子の製造方法Info
- Publication number
- JPS61181340A JPS61181340A JP60022015A JP2201585A JPS61181340A JP S61181340 A JPS61181340 A JP S61181340A JP 60022015 A JP60022015 A JP 60022015A JP 2201585 A JP2201585 A JP 2201585A JP S61181340 A JPS61181340 A JP S61181340A
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- JP
- Japan
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- product
- natural
- oil
- oven
- hollow
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
本発明は中空スナック菓子の製造方法に係り、殊に天然
着色料を用いて着色された自然な色調を有する中空スナ
ック菓子の製造方法に係る。
着色料を用いて着色された自然な色調を有する中空スナ
ック菓子の製造方法に係る。
(従来の技術)
有色であって立体的な中空形状に膨化したスナック菓子
は食感が良好なこともあって消費者、殊に子供層の興趣
を唆るものであるが、クツキング処理を予め行なう製法
により中空スナック菓子を製造する場合に、着色料とし
て天然色素を使用すると、一般に天然色素は耐熱性が低
いためにクツキング処理中に褪色が生じ、意図する自然
な色調を有する製品にすることができなかった。そのた
めに、耐熱性を有する合成着色料が一般に使用されて来
たのであるが、この場合には製品がけばけばしい過度の
色調を呈することがあり、又合成着色料であるために安
全性が危惧され、これらが相俟って商品としての市場性
を低下させていた。
は食感が良好なこともあって消費者、殊に子供層の興趣
を唆るものであるが、クツキング処理を予め行なう製法
により中空スナック菓子を製造する場合に、着色料とし
て天然色素を使用すると、一般に天然色素は耐熱性が低
いためにクツキング処理中に褪色が生じ、意図する自然
な色調を有する製品にすることができなかった。そのた
めに、耐熱性を有する合成着色料が一般に使用されて来
たのであるが、この場合には製品がけばけばしい過度の
色調を呈することがあり、又合成着色料であるために安
全性が危惧され、これらが相俟って商品としての市場性
を低下させていた。
この種の、着色された中空スナック菓子を製造するには
、従来法の両方法の何れかが採られていた。
、従来法の両方法の何れかが採られていた。
(a )予めα化された殻粉原料に水及び着色料を添加
し、次いでオーブン中で焼成する方法。
し、次いでオーブン中で焼成する方法。
(b )生の殻粉原料に水及び着色料を添加して混合し
、次いでクツキング処理により充分に糊化さ往て餅状の
生地とし、これを薄いシート状に圧延成形し、これを切
断成形後オーブンで焼成するか油!(する方法。
、次いでクツキング処理により充分に糊化さ往て餅状の
生地とし、これを薄いシート状に圧延成形し、これを切
断成形後オーブンで焼成するか油!(する方法。
(発明が解決しようとする問題点)
上記従来方法の内で、方法<a>は、着色料として天然
色素を使用する場合に、オーブン中で焼成時の高温加熱
により天然色素の1色が生じるのを阻止出来ない点並び
に得られる中空スナック菓子が比較的i#質であるため
に食感が良好なものとは云えない問題点があった。
色素を使用する場合に、オーブン中で焼成時の高温加熱
により天然色素の1色が生じるのを阻止出来ない点並び
に得られる中空スナック菓子が比較的i#質であるため
に食感が良好なものとは云えない問題点があった。
一方、従来方法(b)は、得られる中空スナック菓子の
食感に問題はないが、オーブン中での焼成処理又は油百
、処理により製品菓子表面部に微細な多数の気泡が形成
され、これらが米菓等の焼成処理時の所謂火影れ様の外
観を呈して商品1iIi1!Iを低下させる問題点を有
していた。
食感に問題はないが、オーブン中での焼成処理又は油百
、処理により製品菓子表面部に微細な多数の気泡が形成
され、これらが米菓等の焼成処理時の所謂火影れ様の外
観を呈して商品1iIi1!Iを低下させる問題点を有
していた。
(間跣点を解決するための手段及び作用)従来技術方法
における上記した問題点を解決するために、本発明者等
は先ずオーブン中でのスナック菓子生地の焼成処理過程
について詳細に検討を行った。その結果、切断成形生地
をオーブン中で焼成処理する場合に、生地が膨化してそ
の表面層の糊状澱粉が固化し始めた時点では、水分が未
だ7〜13重量%程度存在し、明るい色調を保持してお
り無色も生じていないこと、並びにこの時点で膨化はほ
ぼ完了しており且つこの膨化中空物の表面組織はその膨
化状態を保持するに充分な強さ乃至硬さを有しているこ
とを見出した。中空スナック菓子製品とするには、この
膨化物の水分含量を更に3重量%程度迄低下させ、これ
によって収縮の発生を防止すると共に食感の向上(「バ
リッ」とした感じの付与)を図らねばならないが、更に
検討を進めたところ、オーブン中での焼成処理後に直ち
に、油)子処理を実施することにより上記食感の向上を
達成し得ること、且つこの油・4イ:処理は高温で短時
間行なうのが適当であることを見出した。
における上記した問題点を解決するために、本発明者等
は先ずオーブン中でのスナック菓子生地の焼成処理過程
について詳細に検討を行った。その結果、切断成形生地
をオーブン中で焼成処理する場合に、生地が膨化してそ
の表面層の糊状澱粉が固化し始めた時点では、水分が未
だ7〜13重量%程度存在し、明るい色調を保持してお
り無色も生じていないこと、並びにこの時点で膨化はほ
ぼ完了しており且つこの膨化中空物の表面組織はその膨
化状態を保持するに充分な強さ乃至硬さを有しているこ
とを見出した。中空スナック菓子製品とするには、この
膨化物の水分含量を更に3重量%程度迄低下させ、これ
によって収縮の発生を防止すると共に食感の向上(「バ
リッ」とした感じの付与)を図らねばならないが、更に
検討を進めたところ、オーブン中での焼成処理後に直ち
に、油)子処理を実施することにより上記食感の向上を
達成し得ること、且つこの油・4イ:処理は高温で短時
間行なうのが適当であることを見出した。
尚、予期せぬことに、着色料として天然色素又は糖類を
使用した場合に、上記のようにオーブン中での部分焼成
処理と、油付による高温短時間の脱水乾燥処理とを組合
せることにより、オーフンのみによる焼成の場合に比し
て、上記した天然の着色料による製品の色調の褪色が著
しく少なくなることが見出されたのである。
使用した場合に、上記のようにオーブン中での部分焼成
処理と、油付による高温短時間の脱水乾燥処理とを組合
せることにより、オーフンのみによる焼成の場合に比し
て、上記した天然の着色料による製品の色調の褪色が著
しく少なくなることが見出されたのである。
従って、本発明による中空スナック菓子の製造方法は、
天然着色料として天然色素又は糖類を添加した殻粉を主
体とする原料に加水し、混合後に又は混合しつつクツキ
ング処理を行なってα化度−(貝沼法による)を60〜
75%とし、この部分糊化物を厚さ0.5〜2−のシー
ト状に圧延した後に切断成形し、次いでこの成形物をオ
ーブン中で部分焼成して水分7〜13重量%の膨化中空
物となし、その後直ちに油温180〜200℃で・短時
間油−yイ、することを特徴としている。
天然着色料として天然色素又は糖類を添加した殻粉を主
体とする原料に加水し、混合後に又は混合しつつクツキ
ング処理を行なってα化度−(貝沼法による)を60〜
75%とし、この部分糊化物を厚さ0.5〜2−のシー
ト状に圧延した後に切断成形し、次いでこの成形物をオ
ーブン中で部分焼成して水分7〜13重量%の膨化中空
物となし、その後直ちに油温180〜200℃で・短時
間油−yイ、することを特徴としている。
本発明方法で使用する原料としての殻粉は小麦粉又は精
米粉を主体とするもの、例えば小麦粉又は梗米粉60〜
80部にα化糟トウモロコシ澱粉、馬鈴薯澱粉等の澱粉
を40〜20部配合したものが用いられる。天然色素と
してはクチナシ、ベニバナ、コーンの色素、アナトー、
クロロフィル、コチニール、ラッカイン酸、紅麹モナス
カス、β−カロチン等を使用することができ、その配合
量としては色調やコストの面から0.15〜0.5%程
度が適当である。糖類としてはブドウ糖、蔗糖、ソルビ
トール、マルチトールを使用することができ、その配合
量としては1.5%未満では着色程度が不足し、又3%
以上では着色が過度となるのみならず、必要以上の甘味
を呈するので1゜5〜3゜0%の範囲内が好適である。
米粉を主体とするもの、例えば小麦粉又は梗米粉60〜
80部にα化糟トウモロコシ澱粉、馬鈴薯澱粉等の澱粉
を40〜20部配合したものが用いられる。天然色素と
してはクチナシ、ベニバナ、コーンの色素、アナトー、
クロロフィル、コチニール、ラッカイン酸、紅麹モナス
カス、β−カロチン等を使用することができ、その配合
量としては色調やコストの面から0.15〜0.5%程
度が適当である。糖類としてはブドウ糖、蔗糖、ソルビ
トール、マルチトールを使用することができ、その配合
量としては1.5%未満では着色程度が不足し、又3%
以上では着色が過度となるのみならず、必要以上の甘味
を呈するので1゜5〜3゜0%の範囲内が好適である。
上記糖類の内ではブドウ糖が最も使用目的に適しており
、ブドウ糖を着色料として使用する場合には油温180
〜200℃で油わrする場合に15秒程度で着色度の良
好な製品が得られる。他の糖類の場合にはブドウ糖の場
合と比較して製品の着色が生じ難く、15秒程度の油°
L1では着色程度が不足するので油→、″イ、処理時間
を30秒程度まで延長する必要性があり且つ一般にブド
ウ糖の場合よりも着色程度のコントロールが難しい。
、ブドウ糖を着色料として使用する場合には油温180
〜200℃で油わrする場合に15秒程度で着色度の良
好な製品が得られる。他の糖類の場合にはブドウ糖の場
合と比較して製品の着色が生じ難く、15秒程度の油°
L1では着色程度が不足するので油→、″イ、処理時間
を30秒程度まで延長する必要性があり且つ一般にブド
ウ糖の場合よりも着色程度のコントロールが難しい。
上記の配合量範囲で天然色素又は糖類の添加された殻粉
原料100部に対し、40〜50部の水を添加し、混合
した後に二輪型の加熱ニーダ−でそのジャケットを85
〜95℃に加温しながら吐出品温が70〜85℃程度に
なるようにクツキング処理を行なう。このクツキング処
理は、−軸型のジャケット付きエクストルーダを使用し
て殻粉原料に加水し混合しながら上記と同様の吐出品温
となるようにして行なうこともできる。
原料100部に対し、40〜50部の水を添加し、混合
した後に二輪型の加熱ニーダ−でそのジャケットを85
〜95℃に加温しながら吐出品温が70〜85℃程度に
なるようにクツキング処理を行なう。このクツキング処
理は、−軸型のジャケット付きエクストルーダを使用し
て殻粉原料に加水し混合しながら上記と同様の吐出品温
となるようにして行なうこともできる。
上記クツキング処理は生地のα化を適正なものとなし、
これによって次工程での圧延成形性を良好ならしめ、又
部分焼成工程や油ノ′(、処理工程で製品に米菓等の焼
成時に見られる所W4「火膨れ」が発生しないようにし
なければならない。クツキング品温とこれらの関係は下
記第1表に示す試験結果の通りであり、生地のα化度を
60〜75%に設定するために吐出品温が上記の如く7
0〜85℃となるようにクツキング処理を施こすことに
より良好な結果の得られることが判る。尚、クツキング
品温が低過ぎる生地の場合には、その後に部分焼成し油
ICj、 して得た製品は比較的硬質化して食感が低下
し、父日溶けが充分に良好なものとはならないことも判
明した。
これによって次工程での圧延成形性を良好ならしめ、又
部分焼成工程や油ノ′(、処理工程で製品に米菓等の焼
成時に見られる所W4「火膨れ」が発生しないようにし
なければならない。クツキング品温とこれらの関係は下
記第1表に示す試験結果の通りであり、生地のα化度を
60〜75%に設定するために吐出品温が上記の如く7
0〜85℃となるようにクツキング処理を施こすことに
より良好な結果の得られることが判る。尚、クツキング
品温が低過ぎる生地の場合には、その後に部分焼成し油
ICj、 して得た製品は比較的硬質化して食感が低下
し、父日溶けが充分に良好なものとはならないことも判
明した。
第1表
上記のようにクツキング処理して得た生地は次いで厚さ
0.5〜211のシート状に圧延成形される。このシー
トの厚みをQ、5mm未満とするにはその圧延作業自体
が困難であるのみならず、仮にこのような薄手のシート
を得たとしても、所期形状となす次工程の切断成形作業
を困難とする。一方、圧延して得たシートの厚みが21
−以上であると、次工程の切断成形を経て部分焼成及び
それに引き続いての油H,−Li処理を行なった製品に
おいて中空部を形成する上下の膨化生地層の厚みが不均
一となり、又生地の水分が充分に逸散しないで内部に残
留してバリンとした軽い食感を有するものとならない場
合があるので好ましくない。
0.5〜211のシート状に圧延成形される。このシー
トの厚みをQ、5mm未満とするにはその圧延作業自体
が困難であるのみならず、仮にこのような薄手のシート
を得たとしても、所期形状となす次工程の切断成形作業
を困難とする。一方、圧延して得たシートの厚みが21
−以上であると、次工程の切断成形を経て部分焼成及び
それに引き続いての油H,−Li処理を行なった製品に
おいて中空部を形成する上下の膨化生地層の厚みが不均
一となり、又生地の水分が充分に逸散しないで内部に残
留してバリンとした軽い食感を有するものとならない場
合があるので好ましくない。
圧延成形して得られたシートは適宜形状に切断成形され
た後に、オーブンによる部分焼成工程に付される。この
部分焼成は温度180〜200℃で4.5〜3.5分間
行うのが適当である。得られた部分焼成品はその後直ち
に油1′千処理されるが、この油゛lゴ処理条件として
は油温180〜200℃で15〜30秒程度である。
た後に、オーブンによる部分焼成工程に付される。この
部分焼成は温度180〜200℃で4.5〜3.5分間
行うのが適当である。得られた部分焼成品はその後直ち
に油1′千処理されるが、この油゛lゴ処理条件として
は油温180〜200℃で15〜30秒程度である。
部分焼成及びこれを引き続き更に油)4処理した処理品
おける水分含量が製品の形状、食感及び色調に及ぼす影
響を調べるために、後記実施例1と同様にして原料を混
合し、クツキング処理して得た水分34重量%の生地を
用い厚ざi 1mのシート状に圧延し、次いで切断成形
し、これを温度180〜200℃、通過時開4分の条件
でオーブンにより部分焼成し、引き続き直ちに油温18
0〜200℃、15秒の条件で1d12′イ処理した。
おける水分含量が製品の形状、食感及び色調に及ぼす影
響を調べるために、後記実施例1と同様にして原料を混
合し、クツキング処理して得た水分34重量%の生地を
用い厚ざi 1mのシート状に圧延し、次いで切断成形
し、これを温度180〜200℃、通過時開4分の条件
でオーブンにより部分焼成し、引き続き直ちに油温18
0〜200℃、15秒の条件で1d12′イ処理した。
結果は下記第2表に示す通りであった。
第2表
上表から、オーブンによる部分焼成品の水分は7〜13
重艙%が適当であり、引き続き油べ、処理を経て得られ
る製品の水分は1.9〜3.Ofl!量%が適当である
ことが判る。油i1、により1.9重量%未満に迄脱水
すると焦臭や褐変が生じ、これらは急激に進行するので
、油ソコ(処理のコントロールが極めて困難となる。一
方、油゛+:v、、処理後の製品の水分が3.O重ff
i%以上であると、バリンとした食感は依然残ってはい
るが湿った感じが出て来る。
重艙%が適当であり、引き続き油べ、処理を経て得られ
る製品の水分は1.9〜3.Ofl!量%が適当である
ことが判る。油i1、により1.9重量%未満に迄脱水
すると焦臭や褐変が生じ、これらは急激に進行するので
、油ソコ(処理のコントロールが極めて困難となる。一
方、油゛+:v、、処理後の製品の水分が3.O重ff
i%以上であると、バリンとした食感は依然残ってはい
るが湿った感じが出て来る。
(実施例)
次に本発明の具体的実施例について述べる。
実施例1
小麦粉60部と、α化種トウモロコシ澱粉20部と、馬
鈴薯澱粉20部と、天然色素0.2部と、水50部とを
添加して混合し、ジャケット温度を90℃に加熱した加
熱ニーダ−に供給しクツキング処理した。このニーダ−
の出口における品温は80℃であった。
鈴薯澱粉20部と、天然色素0.2部と、水50部とを
添加して混合し、ジャケット温度を90℃に加熱した加
熱ニーダ−に供給しクツキング処理した。このニーダ−
の出口における品温は80℃であった。
このクツキング処理された生地を、次いで、常法により
圧延成形して厚さ1.5量−のシートにし、このシート
を切断成形した後、温1[180〜200℃のオーブン
で4分間焼成すれば上記切断成形物は膨化して中空状に
なりその表面が硬化し始めるので、直ちに油温を180
℃に調節した油槽中に投入して15秒圏油t″嘔処理し
た。油槽から引上げた1品には風味付は用の香辛調味料
をふりかけた。
圧延成形して厚さ1.5量−のシートにし、このシート
を切断成形した後、温1[180〜200℃のオーブン
で4分間焼成すれば上記切断成形物は膨化して中空状に
なりその表面が硬化し始めるので、直ちに油温を180
℃に調節した油槽中に投入して15秒圏油t″嘔処理し
た。油槽から引上げた1品には風味付は用の香辛調味料
をふりかけた。
実施例2
実施例1と同様にして、但し小麦粉の代りに梗米粉を用
いて、中空スナック菓子製品を調製した。
いて、中空スナック菓子製品を調製した。
実施例3
小麦粉70部と、馬鈴薯澱粉20部と、天然色素0.2
部と、水50部とを混合し、以下実施例1と同様に処理
して着色中空スナック菓子を得た。
部と、水50部とを混合し、以下実施例1と同様に処理
して着色中空スナック菓子を得た。
実施例4
小麦粉60部と、α化縞トウモロコシ澱粉18部と、馬
鈴!iii澱粉20部と、ブドウ糖2部と、水50部と
を混合し、以下実施例1と同様に処理して中空スナック
菓子を得た。
鈴!iii澱粉20部と、ブドウ糖2部と、水50部と
を混合し、以下実施例1と同様に処理して中空スナック
菓子を得た。
上記各実施例で得た中空スナック菓子はいずれも自然な
色調を有し、火膨れ状を呈していないために外観が良好
であり、しかも食感が極めて良好なものであった。
色調を有し、火膨れ状を呈していないために外観が良好
であり、しかも食感が極めて良好なものであった。
(発明の効果)
本発明方法によれば、耐熱性の低い天然色素又は糖類を
看色料として使用しているにも拘らず、予め設定された
自然な色調を有する中空スナックをII!造することl
yfで−きる。
看色料として使用しているにも拘らず、予め設定された
自然な色調を有する中空スナックをII!造することl
yfで−きる。
本発明方法によれば、最終工程として油で子処理が行わ
れるが、この油ソ′千処理は製品に良好な風味を付与し
且つ製品の口溶けを良好にする。又この油τ家処理時に
従来生じ易く外観形状を、延いては商品価値を損なう火
膨れは生じない。
れるが、この油ソ′千処理は製品に良好な風味を付与し
且つ製品の口溶けを良好にする。又この油τ家処理時に
従来生じ易く外観形状を、延いては商品価値を損なう火
膨れは生じない。
従来小麦粉等の膨化力の低い殻粉原料を中空菓子用に用
いる場合にはその使用量が低く制限されるのであるが、
本発明方法によれば予備処理であるクツキング処理によ
りα化が適度に且つ全体として均一に行われるので、小
麦粉のような低膨化性殻粉の配合層を全殻粉原料の70
〜80重量%程度に追上げることが可能となり、この様
に小麦粉の配合層を高めることによりビスケット風の食
感、食味を中空スナック菓子に付与することが出来る。
いる場合にはその使用量が低く制限されるのであるが、
本発明方法によれば予備処理であるクツキング処理によ
りα化が適度に且つ全体として均一に行われるので、小
麦粉のような低膨化性殻粉の配合層を全殻粉原料の70
〜80重量%程度に追上げることが可能となり、この様
に小麦粉の配合層を高めることによりビスケット風の食
感、食味を中空スナック菓子に付与することが出来る。
尚、クツキング処理により生地全体が均一に部分糊化さ
れるためにこの生地を圧延し、切断成形した後にオーブ
ンで部分焼成すれば表面に硬化層が極めて迅速に形成さ
れる。故に、内部の水分蒸発による膨張圧が高く、従っ
て膨化程度が良好となるのみならず中空スナック菓子を
形成する上下層の厚みが均一なものとなり、食感の向上
がもたらされる。
れるためにこの生地を圧延し、切断成形した後にオーブ
ンで部分焼成すれば表面に硬化層が極めて迅速に形成さ
れる。故に、内部の水分蒸発による膨張圧が高く、従っ
て膨化程度が良好となるのみならず中空スナック菓子を
形成する上下層の厚みが均一なものとなり、食感の向上
がもたらされる。
Claims (1)
- 天然着色料として天然色素又は糖類を添加した殻粉を主
体とする原料に加水し、混合後に又は混合しつつクッキ
ング処理を行なってα化度(貝沼法による)を60〜7
5%とし、この部分糊化物を厚さ0.5〜2mmのシー
ト状に圧延した後に切断成形し、次いでこの成形物をオ
ーブン中で部分焼成して水分7〜13重量%の膨化中空
物となし、その後直ちに油温180〜200℃で短時間
油■することを特徴とする、着色中空スナック菓子の製
造方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP60022015A JPS61181340A (ja) | 1985-02-08 | 1985-02-08 | 着色中空スナツク菓子の製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP60022015A JPS61181340A (ja) | 1985-02-08 | 1985-02-08 | 着色中空スナツク菓子の製造方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS61181340A true JPS61181340A (ja) | 1986-08-14 |
JPH0262218B2 JPH0262218B2 (ja) | 1990-12-25 |
Family
ID=12071167
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP60022015A Granted JPS61181340A (ja) | 1985-02-08 | 1985-02-08 | 着色中空スナツク菓子の製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS61181340A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2009058464A1 (en) * | 2007-10-29 | 2009-05-07 | Frito-Lay North America, Inc. | Seasoned food substrates |
JP2010154835A (ja) * | 2009-01-05 | 2010-07-15 | Japan Frito-Lay Ltd | スナック菓子 |
JP2015211653A (ja) * | 2014-05-02 | 2015-11-26 | 株式会社明治 | シリアルブロック菓子 |
JP2017012105A (ja) * | 2015-07-02 | 2017-01-19 | 株式会社賀門 | 菓子 |
-
1985
- 1985-02-08 JP JP60022015A patent/JPS61181340A/ja active Granted
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2009058464A1 (en) * | 2007-10-29 | 2009-05-07 | Frito-Lay North America, Inc. | Seasoned food substrates |
JP2010154835A (ja) * | 2009-01-05 | 2010-07-15 | Japan Frito-Lay Ltd | スナック菓子 |
JP2015211653A (ja) * | 2014-05-02 | 2015-11-26 | 株式会社明治 | シリアルブロック菓子 |
JP2017012105A (ja) * | 2015-07-02 | 2017-01-19 | 株式会社賀門 | 菓子 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0262218B2 (ja) | 1990-12-25 |
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