JPH0819588A - 錠剤製造方法およびその装置 - Google Patents

錠剤製造方法およびその装置

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JPH0819588A
JPH0819588A JP15589994A JP15589994A JPH0819588A JP H0819588 A JPH0819588 A JP H0819588A JP 15589994 A JP15589994 A JP 15589994A JP 15589994 A JP15589994 A JP 15589994A JP H0819588 A JPH0819588 A JP H0819588A
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Yuuki Tsushima
勇禧 対馬
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孝行 大脇
Masaharu Nakajima
雅晴 中島
Yutaka Morita
豊 森田
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B30PRESSES
    • B30BPRESSES IN GENERAL
    • B30B15/00Details of, or accessories for, presses; Auxiliary measures in connection with pressing
    • B30B15/30Feeding material to presses
    • B30B15/302Feeding material in particulate or plastic state to moulding presses

Abstract

(57)【要約】 【目的】 溶解性および崩壊性に優れ、高齢者や小児に
とって服用しやすく、かつ機械的強度、精度、品質およ
び量産効果の高い錠剤製造方法およびその装置を実現す
る。 【構成】 薬効粉体に賦形剤や結合剤等の添加剤を加
え、さらに水、エタノール等の湿潤剤を加えて練合して
作られた湿潤粉体を原料として用い、相対的に間欠回転
駆動される第1テーブル2と第2テーブル3を使用し、
第1テーブル2の充填穴6にホッパー11から供給され
た湿潤粉体を、両テーブルが重なる位置で充填加圧装置
8の充填ピン9により第2テーブル3のモールド穴7の
中に加圧充填し、両テーブルを相対移動させて湿潤粉体
を擦り切り、成形装置14で面取りし、乾燥装置18で
乾燥後、取り出し装置19により取り出す。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、湿潤粉体の錠剤製造方
法およびその装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、錠剤は湿製錠剤と圧縮錠剤とに分
類され、それぞれ異なる製造方法により製造されてい
た。湿製錠剤は、薬効成分に賦形剤や結合剤などの添加
剤を練合し、さらに水、エタノール等の潤滑剤を添加し
て湿潤粉体を作り、この湿潤粉体を一定の形状に成形す
ることにより製造される。成形の方法としては2つの方
法がある。1つは一定の型に擦り込んで成形する擦り込
み法であり、他の1つは展延器にかけて板状にしたもの
を、一定の型で押し付けて打ち抜く打ち抜き法である。
湿製錠剤は、溶解性および崩壊性に優れているが、湿潤
粉体の取り扱いが難しく、湿潤粉体を型から押し出すと
きにピンや杵などの表面に湿潤粉体が張り付いて、製品
となる錠剤の重量がばらついたり、表面をざらつかせた
り、機械的強度が弱いため摩損または破損しやすいとい
った、製造上、精度上および品質上の面で問題があり、
現在ではほとんど生産されていないのが実状である。
【0003】一方、圧縮錠剤は、現在市販されている錠
剤のほとんどがこれに属している。この錠剤を製造する
装置は、乾燥した顆粒を100〜数千kg/cm2 の比較的
高い圧力で成形することから一般に打錠機と呼ばれてい
る。この打錠機は、上杵と下杵および臼から構成され、
臼の中に供給された顆粒を上杵と下杵に力を加えること
で、顆粒は加圧され一気に成形される。ロータリ型の打
錠機は、上杵と下杵および臼を一組として、通常10〜
100組の杵と臼がターンテーブルに取り付けられ、タ
ーンテーブルの1回転により、取り付けられている杵と
臼の組数だけ錠剤を生産することができる(製錠毎分最
高8000錠のものもある)。圧縮錠剤は、大量生産に
適しており、精度および品質の面でも湿製錠剤よりも優
れているが、乾燥した顆粒を高圧で圧縮するため、溶解
性および崩壊性に関しては湿製錠剤より劣っている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】このように、生産面で
は圧縮錠剤の方が優れているものの、優れた溶解性およ
び崩壊性を有する湿製錠剤は、身体的および生理的機能
の低い高齢者や小児が服用するには適していると言え
る、したがって、湿製錠剤におけるこれらの特性を損う
ことなく製錠でき、高齢者や小児にとって服用しやす
く、かつ機械的強度、精度、品質および量産効果の高い
製造方法が開発されれば、医薬品分野における貢献は非
常に大きなものとなる。本発明は、このような従来の課
題を解決するものであり、湿潤粉体を用いた生産性、精
度および品質の高い錠剤製造方法およびその装置を提供
することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記目的を達
成するために、複数の充填穴を備えた第1テーブルと、
複数のモールド穴を備えて第1テーブルに部分的に接触
して相対移動する第2テーブルとを使用し、第1テーブ
ルの充填穴に湿潤粉体を過分に供給し、充填穴に供給さ
れた湿潤粉体を第1テーブルの充填穴と第2テーブルの
モールド穴とが重なる位置で充填ピンにより第2テーブ
ルのモールド穴に加圧充填し、次いで両テーブルを相対
移動させてモールド穴内の湿潤粉体を擦り切ることによ
り、錠剤を成形するようにしたものである。
【0006】
【作用】したがって本発明によれば、湿潤粉体を加圧し
てから擦り切るので、湿潤粉体の取り扱いが容易になっ
て生産性が向上し、錠剤の空隙率や重量、寸法等のばら
つきが少なくなり、機械的強度の高い、溶解性および崩
壊性に優れた錠剤を、高い精度および品質で生産するこ
とができる。
【0007】
【実施例】以下、本発明の一実施例について説明する。
図1は本発明の一実施例における錠剤製造装置の概略平
面図、図2は図1の矢視II−II方向における概略正面図
である。ベッド1 の上には、小径の第1テーブル2 と大
径の第2テーブル3とが、ステーションBの位置で、第
2テーブルの上に第1テーブルが部分的に接触して重な
るように、水平方向に回転可能に配置されている。これ
ら第1テーブル2および第2テーブル3は、それぞれモ
ータ4およびこのモータ4にチェーンを介して連結され
た2台の間欠割出装置5を含む駆動装置により間欠回転
駆動される。第1テーブル2には、円周方向に4等分さ
れた位置に、それぞれ2個ずつの充填穴6が設けられて
おり、第2テーブル3には、円周方向に8等分された位
置に、それぞれ2個ずつのモールド穴7が設けられてい
る。充填穴6とモールド穴7は同径であり、ステーショ
ンBの位置で充填穴6の下にモールド穴7が重なるよう
に、第1テーブル2と第2テーブル3との位置が設定さ
れ、かつ間欠割出装置5により回転角を割り出されて駆
動される。
【0008】充填穴6とモールド穴7が同心的に位置決
めされるステーションBには、充填加圧装置8が第1テ
ーブル2の上方に配置され、充填加圧装置8の下部に
は、充填穴6およびモールド穴7よりも少し径の小さい
充填ピン9が取り付けられている。この充填ピン9に対
向する第2テーブル3の下部には、充填受け部材10が
配置されている。ステーションBに対して180度反対
側の第1テーブル2側のステーションAの位置には、第
1テーブル2の上部にホッパー11が配置され、これに
対向するように第1テーブル2の下部にホッパー受け部
材12が配置されている。
【0009】第2テーブル3のステーションBから時計
回り方向に45度回転したステーションCの位置には、
第2テーブル3を介して対向するように離型剤塗布装置
13が配置されている。第2テーブル3のステーション
Cからさらに45度回転したステーションDの位置に
は、第2テーブル3を介して対向するように上部成形装
置14および下部成形装置15が配置されている。上部
成形装置14には上杵16が取り付けられ、下部成形装
置15には下杵17が取り付けられている。第2テーブ
ル3のステーションDからさらに時計回り方向に45度
ずつ回転したステーションEからF、Gにかけては、乾
燥装置18が第2テーブル3の上方に配置されている。
【0010】さらに、第2テーブル3のステーションG
から時計回り方向に45度回転したステーションHの位
置には、第2テーブル3の上方に取り出し装置19が配
置され、その下部に取り出しピン20が取り付けられて
いる。ステーションHの第2テーブル3の下方には、コ
ンベア21の一端側が配置され、コンベア21の他端側
はベッド1の側方に延びており、途中に乾燥装置22が
配置されている。第1テーブル2と第2テーブル3と
は、第1テーブル2が2回転する間に第2テーブルが1
回転するように、かつ充填穴6およびモールド穴7が、
それぞれのステーションに確実に停止するように、間欠
割出装置5により第1テーブル2は90度ずつ、第2テ
ーブル3は45度ずつ間欠駆動される。
【0011】次に上記実施例の動作について図3を参照
しながら説明する。まずステーションAにおいては、図
3(a)に示すように、ホッパー11の中に収容した湿
潤粉体Pを第1テーブル2の充填穴6に充填供給する。
充填穴6の下部にはホッパー受け部材12が配置されて
いるので、湿潤粉体Pは確実に充填穴6内に供給され
る。このとき、充填穴6には湿潤粉体Pを山盛りに過分
に供給しておく。実際には、充填穴6の上部をすり鉢状
に形成するか、または第1テーブル2を第2テーブル3
よりも厚めに形成するか、もしくは充填穴6の周囲部分
だけを厚く形成して、湿潤粉体Pが第2テーブル3のモ
ールド穴7の容積よりも十分多く供給されるようにして
おく。湿潤粉体Pを供給された充填穴6は、2ストロー
クでステーションBに移動し、別の充填穴6がホッパー
11の下に位置する。
【0012】使用する湿潤粉体Pは、0.0004〜8
0重量%程度の薬効成分と、賦形剤や崩壊剤、結合剤、
酸味料、発泡剤、香料、滑沢剤、着色剤、甘味料等の添
加剤のうちの少なくとも1種以上のものを10〜80重
量%程度と、1〜25重量%程度、好ましくは6〜20
重量%程度の湿潤剤とからなる混合粉体である。湿潤剤
としては、水、エタノール、プロパノール、イソプロパ
ノール等の製薬上許容される溶媒もしくはこれらの混合
物、またはヘキサン等の水不溶性の有機溶媒を使用する
ことができる。
【0013】ステーションBにおいては、図3(b)に
示すように、湿潤粉体Pを充填供給された充填穴6は、
下部を充填受け部材10により当てがわれた第2テーブ
ル3のモールド穴7に重ねられ、その上から充填加圧装
置8の充填ピン9が降下してきて、充填穴6内の湿潤粉
体Pを一定の圧力で加圧して第2テーブル3のモールド
穴7に押し込む。このときの圧力は、通常は5〜80kg
/cm2 程度、好ましくは5〜60kg/cm2 程度、より好
ましくは約5〜40kg/cm2 程度である。充填穴6内に
は、前工程において予め過分の湿潤粉体Pが供給されて
いるので、モールド穴7を埋め尽くしてもまだ充填穴6
に湿潤粉体Pが残る状態になる。
【0014】次に、図3(c)に示すように、第2テー
ブル3がステーションCに向けて移動しようとすると
き、湿潤粉体Pを充填されたモールド穴7と充填穴6と
は接触しながら相対移動するので、モールド穴7に充填
された湿潤粉体Pが両方の穴のエッジ部分で擦り切られ
ることになり、モールド穴7内に錠剤の基本部分が成形
される。ステーションCにおいては、図3(d)に示す
ように、第2テーブル3のモールド穴7内に充填された
湿潤粉体Pに、その両側から離型剤塗布装置13のノズ
ル13a,13bから離型剤(滑沢剤とも言われ、張り
付き防止用の物質)が塗布される。この離型剤の塗布
は、次工程における面取り成形を、湿潤粉体Pに直接接
触する上杵および下杵を使用して行なうので、これらの
杵に湿潤粉体Pが付着しないように行なわれるものであ
る。湿潤粉体Pは、その特有な粘りや濡れによる接着性
のため、杵に付着して錠剤の形が崩れたり、杵に付着固
化することにより製造上の障害を起こすからである。
【0015】離型剤は、錠剤となる湿潤粉体Pに直接塗
布されるので、人体に無害なものが使用される。例え
ば、ステアリン酸、ステアリン酸カルシウム、ステアリ
ン酸マグネシウム、タルク、セルロース糖類、コンスタ
ーチ等の澱粉類、無水珪酸類、シリコン油等の医薬品の
滑沢材として使用されるもの、を挙げることができる
が、特に限定されない。特にステアリン酸、ステアリン
酸カルシウム、ステアリン酸マグネシウム、コンスター
チ馬鈴薯澱粉等の澱粉類が望ましい。勿論、これらの物
質を混合して使用することもできる。
【0016】ステーションDにおいては、図3(e)に
示すように、両面に離型剤を塗布されたモールド穴7内
の湿潤粉体Pは、上部成形装置14の上杵16および下
部成形装置15の下杵17により上下から成形され、上
下両面が上杵16および下杵17の端面に形成された面
取り形状に沿って成形される。湿潤粉体Pには離型剤が
塗布されているので、これらの杵16,17に湿潤粉体
Pが付着することがない。なお、この面取りは、錠剤の
角をとって飲みやすくするためのものであり、本明細書
では、平面による面取りのみならず、球面による丸み付
けをもこの面取りに含めるものとする。また、この面取
り成形を行なわない場合は、前工程の離型剤塗布も必要
ない。さらに、この面取り成形とともに割線や製品マー
ク等を刻印するための成形を行なってもよい。
【0017】次に、ステーションE、F、Gにおいて
は、図3(f)に示すように、モールド穴7の中で成形
された湿潤粉体Pが、乾燥装置18により乾燥されて固
化し、錠剤となる。そして、図3(g)に示すステーシ
ョンHにおいて、モールド穴7の中で固化した湿潤粉体
Pは、取り出し装置19の取り出しピン20が降下する
ことにより下方に押し出され、回転するコンベア21の
ベルト上に落下する。落下した湿潤粉体Pは、乾燥装置
22でさらに乾燥された後、所定のトレイに排出され
る。排出工程の前にも滑沢材塗布工程を設けることがで
きる。
【0018】このように、上記実施例によれば、第1テ
ーブル2の充填穴6に供給された湿潤粉体Pを第2テー
ブル3のモールド穴7に充填ピン9を加圧充填した後、
第1テーブル2と第2テーブル3とを相対移動させるこ
とにより、モールド穴7内の湿潤粉体Pを擦り切って錠
剤の形に成形するので、製造が容易で大量生産が可能で
あり、また錠剤の空隙率や重量、寸法等のばらつきも少
なくなり、機械的強度も高くなるので、製品の精度およ
び品質が向上する。
【0019】上記実施例において、図3(d)の面取り
前工程において、離形剤を直接湿潤粉体Pに塗布する替
わりに、離形剤塗布装置13をステーションDに配置し
て、図4に示すように、上杵16および下杵17の湿潤
粉体Pに接触する側の端面に離形剤を塗布してから、図
3(e)の面取り工程を行なうようにしてもよい。
【0020】また、図5に示すように、第2テーブル3
のモールド穴7の下部を、上面を面取り形状に形成した
スライドピン23により塞ぎ、このスライドピン23を
レール24により昇降可能に構成しておくことにより、
充填受け部材10、ホッパー受け部材12、下杵17お
よび取り出しピン20等が不要になる。なお、この場
合、スライドピン23の上端面には、予め離形剤を塗布
しておく必要がある。また、スライドピン23を上昇さ
せて錠剤を抜き出した後は、グリッパ等の別の手段によ
りベルトコンベア21上に移動させることもできる。
【0021】さらに、図6に示すように、第2テーブル
3のモールド穴7の替わりに、底部を閉じて空気穴25
を形成するとともに、角部を面取り形状としたモールド
穴26とすることにより、同様に充填受け部材10、ホ
ッパー受け部材12、下杵17および取り出しピン20
等が不要になる。この場合は、空気穴25にエアを供給
して錠剤の取り出しを行なうが、取り出された製品に
は、空気穴25に相当する部分に湿潤粉体の残留物が生
じるので、これを除去する必要がある。
【0022】
【発明の効果】以上のように、本発明によれば、互いに
部分的に接触して相対移動する第1テーブルと第2テー
ブルを使用し、第1テーブルの充填穴に供給された湿潤
粉体を第1テーブルの充填穴と第2テーブルのモールド
穴とが重なる位置で充填ピンを用いて第2テーブルのモ
ールド穴に加圧充填し、この加圧充填された湿潤粉体を
両テーブルを相対移動させて擦り切ることにより錠剤を
成形するようにしたので、湿潤粉体の取り扱いが容易に
なって生産性が向上し、錠剤の空隙率や重量、寸法等の
ばらつきが少なくなり、機械的強度の高い、溶解性およ
び崩壊性に優れた錠剤を、高い精度および品質で生産す
ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例における錠剤製造装置の概略
平面図。
【図2】図1の矢視II−II方向における錠剤製造装置の
概略正面図。
【図3】本発明の一実施例における錠剤製造方法の工程
を示す模式図。
【図4】本発明の他の実施例の要部を示す模式図。
【図5】本発明の他の実施例の要部を示す模式図。
【図6】本発明の他の実施例の要部を示す模式図。
【符号の説明】
1 ベッド 2 第1テーブル 3 第2テーブル 4 モータ 5 間欠割出装置 6 充填穴 7 モールド穴 8 充填加圧装置 9 充填ピン 10 充填受け部材 11 ホッパー 12 ホッパー受け部材 13 離形剤塗布装置 14 上部成形装置 15 下部成形装置 16 上杵 17 下杵 18 乾燥装置 19 取り出し装置 20 取り出しピン 21 コンベア 22 乾燥装置
フロントページの続き (72)発明者 大脇 孝行 愛知県犬山市大字羽黒字成海12−20 貴船 住宅 (72)発明者 中島 雅晴 埼玉県児玉郡児玉町吉田林315 (72)発明者 森田 豊 埼玉県本庄市北堀510−59

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の充填穴を備えた第1テーブルと、
    複数のモールド穴を備えて前記第1テーブルに部分的に
    接触して相対移動する第2テーブルとを使用し、前記第
    1テーブルの充填穴に湿潤粉体を過分に供給し、前記充
    填穴に供給された湿潤粉体を第1テーブルの充填孔と第
    2テーブルのモールド穴とが重なる位置で充填ピンによ
    り第2テーブルのモールド穴に加圧充填し、次いで両テ
    ーブルを相対移動させることにより、前記モールド穴内
    の湿潤粉体を擦り切ることを含む錠剤製造方法。
  2. 【請求項2】 モールド穴内の湿潤粉体の上下両面の円
    周部を面取りすることを含む請求項1記載の錠剤製造方
    法。
  3. 【請求項3】 面取りする前に湿潤粉体の面取りする側
    の面に離型剤を塗布することを含む請求項2記載の錠剤
    製造方法。
  4. 【請求項4】 面取りする前に面取りを行なう成形型の
    端面に離型剤を塗布することを含む請求項2記載の錠剤
    製造方法。
  5. 【請求項5】 モールド穴内の湿潤粉体を乾燥させるこ
    とを含む請求項1から4のいずれかに記載の錠剤製造方
    法。
  6. 【請求項6】 加圧充填時の圧力は、5〜80kg/cm2
    である請求項5記載の錠剤製造方法。
  7. 【請求項7】 順番に湿潤粉体を供給される複数の充填
    穴を有する第1テーブルと、前記第1テーブルに部分的
    に重ね合わされて、その互いに重なる位置で前記充填穴
    と同心的に位置決めされる複数のモールド穴を有する第
    2テーブルと、前記互いに重なる位置で前記充填穴の中
    の湿潤粉体をモールド穴に充填ピンにより加圧充填する
    手段と、前記第1テーブルおよび第2テーブルを相対移
    動させる手段とを備えた錠剤製造装置。
  8. 【請求項8】 モールド穴内の湿潤粉体の上下両面の角
    部を上杵および下杵により面取りする手段を備えた請求
    項7記載の錠剤製造装置。
  9. 【請求項9】 面取りする前に湿潤粉体の面取りする側
    の面に離型剤を塗布する手段を備えた請求項8記載の錠
    剤製造装置。
  10. 【請求項10】 面取りする前に面取りを行なう杵の端
    面に離型剤を塗布する手段を備えた請求項8記載の錠剤
    製造装置。
  11. 【請求項11】 モールド穴内の湿潤粉体を乾燥させる
    手段を備えた請求項7から10のいずれかに記載の錠剤
    製造装置。
  12. 【請求項12】 湿潤粉体を収容するホッパーと、円周
    方向に間隔をおいて配置されて前記ホッパーから湿潤粉
    体を順次供給される複数の充填穴を有する第1テーブル
    と、前記第2テーブルに部分的に重ね合わされて、その
    互いに重なる位置で前記充填穴と同心的に位置決めされ
    る円周方向に間隔をおいて配置された複数のモールド穴
    を有する第2テーブルと、前記互いに重なる位置で前記
    充填穴の中の湿潤粉体をモールド穴に加圧充填する充填
    ピンを有する充填加圧装置と、前記モールド穴に加圧充
    填された湿潤粉体の両面に離形剤を塗布する離形剤塗布
    装置と、前記離形剤を塗布された湿潤粉体の両面の角部
    を面取りする上杵および下杵を有する成形装置と、湿潤
    粉体を前記モールド穴から押し出す取り出しピンを有す
    る取り出し装置と、前記第1テーブルおよび第2テーブ
    ルを同期して間欠回転駆動する駆動装置とを備えた錠剤
    製造装置。
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