JPH081953A - インクジェット記録装置のクリーニング装置 - Google Patents
インクジェット記録装置のクリーニング装置Info
- Publication number
- JPH081953A JPH081953A JP13552694A JP13552694A JPH081953A JP H081953 A JPH081953 A JP H081953A JP 13552694 A JP13552694 A JP 13552694A JP 13552694 A JP13552694 A JP 13552694A JP H081953 A JPH081953 A JP H081953A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- ink
- cleaning member
- cleaning device
- ejection port
- groove
- Prior art date
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Abstract
(57)【要約】
【目的】記録ヘッド吐出口面に付着したインクを確実に
除去する。 【構成】画像情報に応じてインク吐出口からインク滴を
吐出して、記録媒体上に画像の記録を行う記録ヘッド2
0と、該記録ヘッドの吐出口面21に付着したインクI
やゴミを除去する可撓性の清掃部材24を有するインク
ジェット記録装置のクリーニング装置において、前記清
掃部材の本体24a先端部に本体に直交する方向に突出
部24bを形成した構成。
除去する。 【構成】画像情報に応じてインク吐出口からインク滴を
吐出して、記録媒体上に画像の記録を行う記録ヘッド2
0と、該記録ヘッドの吐出口面21に付着したインクI
やゴミを除去する可撓性の清掃部材24を有するインク
ジェット記録装置のクリーニング装置において、前記清
掃部材の本体24a先端部に本体に直交する方向に突出
部24bを形成した構成。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、インク滴を記録ヘッド
の吐出口から飛翔させ記録紙に印字するインクジェット
記録装置において、記録ヘッドの吐出口面の清掃を行う
手段を有するインクジェット記録装置に関する。
の吐出口から飛翔させ記録紙に印字するインクジェット
記録装置において、記録ヘッドの吐出口面の清掃を行う
手段を有するインクジェット記録装置に関する。
【0002】
【従来の技術】インクジェット記録装置においては、記
録ヘッドの吐出口およびその周囲に不要インクやゴミ等
の異物が付着するため、これらを除去するために可撓性
を有する清掃部材(ワイパー)を設け、この清掃部材に
より不要インクやゴミ等の異物を拭きとることにより記
録ヘッドの吐出口およびその周囲を清掃するようにして
いる。通常、清掃部材のワイピング動作は印字命令、電
源のオン、オフ、記録ヘッドの交換等に伴って、一連の
動作の一部として自動的に行われる。 従来の技術とし
て、平4−37555等が知られている。ワイパーに複
数の溝を形成しインク吐出口の不要インクを効率よくこ
の溝に溜めて回収しワイパーの溝に溜めた不要インクを
廃インク容器に導くための案内溝を形成したものがあ
る。
録ヘッドの吐出口およびその周囲に不要インクやゴミ等
の異物が付着するため、これらを除去するために可撓性
を有する清掃部材(ワイパー)を設け、この清掃部材に
より不要インクやゴミ等の異物を拭きとることにより記
録ヘッドの吐出口およびその周囲を清掃するようにして
いる。通常、清掃部材のワイピング動作は印字命令、電
源のオン、オフ、記録ヘッドの交換等に伴って、一連の
動作の一部として自動的に行われる。 従来の技術とし
て、平4−37555等が知られている。ワイパーに複
数の溝を形成しインク吐出口の不要インクを効率よくこ
の溝に溜めて回収しワイパーの溝に溜めた不要インクを
廃インク容器に導くための案内溝を形成したものがあ
る。
【0003】従来の清掃部材の形状は、特開昭62−1
01447や特開平3−262646等のように単純な
板状である。しかしながら、このような形状では記録ヘ
ッド吐出口面を拭く際、ワイパーの先端部分のエッジ効
果により付着しているインク等を効率良く拭いとる。こ
のエッジ効果とは自動車等のワイパーでその先端部分で
窓ガラスを拭きとることで知られている。しかし、拭き
とったインクは、清掃部材の先端部分にインクの表面張
力により付着し、この状態で吐出口面を拭くと吐出口面
をよごしたりし、また付着したインクが固化すると、吐
出口内部に固化インクが混入し、吐出不良を引起こして
しまうという問題がある。この種の問題を解決した技術
として、特開平4−37555に記載されているよう
に、吐出口面と平行に伸びている溝を設け、さらにそれ
と連通した排出溝を設けてある清掃部材の形状が考えら
れている。
01447や特開平3−262646等のように単純な
板状である。しかしながら、このような形状では記録ヘ
ッド吐出口面を拭く際、ワイパーの先端部分のエッジ効
果により付着しているインク等を効率良く拭いとる。こ
のエッジ効果とは自動車等のワイパーでその先端部分で
窓ガラスを拭きとることで知られている。しかし、拭き
とったインクは、清掃部材の先端部分にインクの表面張
力により付着し、この状態で吐出口面を拭くと吐出口面
をよごしたりし、また付着したインクが固化すると、吐
出口内部に固化インクが混入し、吐出不良を引起こして
しまうという問題がある。この種の問題を解決した技術
として、特開平4−37555に記載されているよう
に、吐出口面と平行に伸びている溝を設け、さらにそれ
と連通した排出溝を設けてある清掃部材の形状が考えら
れている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の清掃部材の形状においては、溝から溝へインクを伝
えているため残留インクの排除性が悪く、吐出口面の清
掃後、残留インクが溝部で固化したりするという問題を
有している。仮にインクが固化した状態でインク吐出面
を拭きとると、固化したインクが吐出口内部に混入し印
字不良の原因となりえる。また、吐出口面に多量のイン
クが付着している時には上記溝にインクを溜めることは
可能であるが、ワイパーで吐出口面をこするとこのワイ
パーは面接触であるため、インクを拭きとるどころか逆
にインクを引き延ばしてしまい、エッジ効果が発生せ
ず、拭きとることができない。また、ワイパーの拭きと
りしろが構造上多くなるため、可塑性がある材料(ゴム
等)であるとワイパーで拭いた後、ワイパーが変形前に
戻るとその弾性モーメントが作用しワイパーに付着した
インクを装置に飛散させてしまうという問題を有してい
る。
来の清掃部材の形状においては、溝から溝へインクを伝
えているため残留インクの排除性が悪く、吐出口面の清
掃後、残留インクが溝部で固化したりするという問題を
有している。仮にインクが固化した状態でインク吐出面
を拭きとると、固化したインクが吐出口内部に混入し印
字不良の原因となりえる。また、吐出口面に多量のイン
クが付着している時には上記溝にインクを溜めることは
可能であるが、ワイパーで吐出口面をこするとこのワイ
パーは面接触であるため、インクを拭きとるどころか逆
にインクを引き延ばしてしまい、エッジ効果が発生せ
ず、拭きとることができない。また、ワイパーの拭きと
りしろが構造上多くなるため、可塑性がある材料(ゴム
等)であるとワイパーで拭いた後、ワイパーが変形前に
戻るとその弾性モーメントが作用しワイパーに付着した
インクを装置に飛散させてしまうという問題を有してい
る。
【0005】本発明は上記従来の問題を解決するもので
あって、記録ヘッド吐出口面に付着したインクを確実に
除去できるインクジェット記録装置のクリーニング装置
を提供することを目的とするものである。
あって、記録ヘッド吐出口面に付着したインクを確実に
除去できるインクジェット記録装置のクリーニング装置
を提供することを目的とするものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明のインクジェット記録装置は、画像情報に応じ
てインク吐出口からインク滴を吐出して、記録媒体上に
画像の記録を行う記録ヘッドと、該記録ヘッドの吐出口
面に付着したインクやゴミを除去する可撓性の清掃部材
を有するインクジェット記録装置のクリーニング装置に
おいて、前記清掃部材の本体先端部に本体に直交する方
向に突出部を形成したことを特徴とするものである。な
お、前記清掃部材の拭きとり進行方向側の面に、インク
吐出方向と同方向に延びる溝部を設けるようにしてもよ
いし、前記溝部は下方に向かうにしたがって幅が狭くな
るようにしてもよいし、前記清掃部材を固定する固定部
の少なくとも前記溝部が接する位置にインク吸収体を配
設するようにしてもよい。
に本発明のインクジェット記録装置は、画像情報に応じ
てインク吐出口からインク滴を吐出して、記録媒体上に
画像の記録を行う記録ヘッドと、該記録ヘッドの吐出口
面に付着したインクやゴミを除去する可撓性の清掃部材
を有するインクジェット記録装置のクリーニング装置に
おいて、前記清掃部材の本体先端部に本体に直交する方
向に突出部を形成したことを特徴とするものである。な
お、前記清掃部材の拭きとり進行方向側の面に、インク
吐出方向と同方向に延びる溝部を設けるようにしてもよ
いし、前記溝部は下方に向かうにしたがって幅が狭くな
るようにしてもよいし、前記清掃部材を固定する固定部
の少なくとも前記溝部が接する位置にインク吸収体を配
設するようにしてもよい。
【0007】
【作用】本発明においては、可撓性を有する清掃部材
は、撓みながら記録ヘッドのインク吐出口面に当接され
て吐出口面と相対的に摺動され、この際、吐出口面に付
着していた不要インクは清掃部材の先端部の突出部で拭
きとられる。その後、一部のインクは清掃部材にもうけ
られた溝部を伝ってインク吸収体に吸収される。また、
清掃部材の先端部と吐出口面の拭きとりの状態は、線接
触(エッジ効果)となり不要インクを引き延ばすことな
く確実に拭きとることができ、その際の不要インクが溝
部に流れこみ、いつでも清掃部材に不要インクを残留さ
せず安定した拭きとりが可能となり、これにより不要イ
ンクを引き延ばすことなく確実に拭きとることができ
る。
は、撓みながら記録ヘッドのインク吐出口面に当接され
て吐出口面と相対的に摺動され、この際、吐出口面に付
着していた不要インクは清掃部材の先端部の突出部で拭
きとられる。その後、一部のインクは清掃部材にもうけ
られた溝部を伝ってインク吸収体に吸収される。また、
清掃部材の先端部と吐出口面の拭きとりの状態は、線接
触(エッジ効果)となり不要インクを引き延ばすことな
く確実に拭きとることができ、その際の不要インクが溝
部に流れこみ、いつでも清掃部材に不要インクを残留さ
せず安定した拭きとりが可能となり、これにより不要イ
ンクを引き延ばすことなく確実に拭きとることができ
る。
【0008】
【実施例】以下、図面を参照して本発明の実施例を説明
する。図1は本発明が適用されるインクジェット記録装
置の例を示す斜視図である。図1において、二本のガイ
ドレール1間にはキャリッジ2が摺動自在に装着され、
キャリッジ2は、タイミングベルト3を介してキャリッ
ジ駆動用モータ4に連結されている。キャリッジ2に
は、シアン、マゼンタ、イエローおよびブラックの4つ
のインクジェットカートリッジ5が装着されている。こ
れらインクカートリッジは、ロックレバー6によりキャ
リッジ2に着脱可能に装着される。各インクジェットカ
ートリッジ5の下面には、多数のインク吐出ノズルを有
する記録ヘッド(図2の20)が設けられるとともに、
この記録ヘッドにインクを供給するインクタンク7が内
蔵され、記録ヘッドには給電・信号ケーブル8により駆
動信号が伝達される。
する。図1は本発明が適用されるインクジェット記録装
置の例を示す斜視図である。図1において、二本のガイ
ドレール1間にはキャリッジ2が摺動自在に装着され、
キャリッジ2は、タイミングベルト3を介してキャリッ
ジ駆動用モータ4に連結されている。キャリッジ2に
は、シアン、マゼンタ、イエローおよびブラックの4つ
のインクジェットカートリッジ5が装着されている。こ
れらインクカートリッジは、ロックレバー6によりキャ
リッジ2に着脱可能に装着される。各インクジェットカ
ートリッジ5の下面には、多数のインク吐出ノズルを有
する記録ヘッド(図2の20)が設けられるとともに、
この記録ヘッドにインクを供給するインクタンク7が内
蔵され、記録ヘッドには給電・信号ケーブル8により駆
動信号が伝達される。
【0009】2本のガイドレール1間にはこれと平行に
フィードロール9およびイグジットロール10が配設さ
れており、フィードロール9およびイグジットロール1
0は、歯車11、12、ベルト13を介して紙送り用モ
ータ14に連結されている。記録紙15上への記録は、
キャリッジ2を記録紙15の左から右へ移動させながら
記録ヘッドを駆動させヘッド幅分の記録を行い、次の印
字に備えヘッド幅分だけ記録紙15を図で矢印方向に移
動するようにしている。ガイドレール1の端部に対向す
る位置には、前記記録ヘッドのノズル面をクリーニング
するとともにノズル面の乾燥を防止するためのメンテナ
ンスユニット16が配設されている。
フィードロール9およびイグジットロール10が配設さ
れており、フィードロール9およびイグジットロール1
0は、歯車11、12、ベルト13を介して紙送り用モ
ータ14に連結されている。記録紙15上への記録は、
キャリッジ2を記録紙15の左から右へ移動させながら
記録ヘッドを駆動させヘッド幅分の記録を行い、次の印
字に備えヘッド幅分だけ記録紙15を図で矢印方向に移
動するようにしている。ガイドレール1の端部に対向す
る位置には、前記記録ヘッドのノズル面をクリーニング
するとともにノズル面の乾燥を防止するためのメンテナ
ンスユニット16が配設されている。
【0010】図2は図1のメンテナンスユニット16の
断面図である。なお、図2では2つの記録ヘッドのみを
示し、他の記録ヘッドは省略している。メンテナンスユ
ニット16は、クリーニング装置17とキャッピング装
置19とを備えている。クリーニング装置17は、各色
インク吐出用の記録ヘッド20の吐出口面21を清掃す
るためにそれぞれ設けられており、上下動自在な支持台
22の上に各記録ヘッド20の吐出口面21を覆うキャ
ッピング装置19に隣接して配置されている。
断面図である。なお、図2では2つの記録ヘッドのみを
示し、他の記録ヘッドは省略している。メンテナンスユ
ニット16は、クリーニング装置17とキャッピング装
置19とを備えている。クリーニング装置17は、各色
インク吐出用の記録ヘッド20の吐出口面21を清掃す
るためにそれぞれ設けられており、上下動自在な支持台
22の上に各記録ヘッド20の吐出口面21を覆うキャ
ッピング装置19に隣接して配置されている。
【0011】クリーニング装置17は、支持台22にホ
ルダー23を取り付け、このホルダー23に弾性ゴム等
の可撓性材料からなる清掃部材24を固定し、清掃部材
24の先端部を記録ヘッド20の吐出口面21位置より
僅かに突出配置した状態で、記録ヘッド20が矢印Aの
方向(印字領域側)へ移動し、清掃部材24と記録ヘッ
ド20の吐出口面21が当接し、吐出口面21に付着し
たインクやゴミを拭きとるように構成されている。図3
はこのクリーニング工程を模式的に示した図である。な
お、22は清掃部材24に付着したインクを吸収するイ
ンク吸収部材である。
ルダー23を取り付け、このホルダー23に弾性ゴム等
の可撓性材料からなる清掃部材24を固定し、清掃部材
24の先端部を記録ヘッド20の吐出口面21位置より
僅かに突出配置した状態で、記録ヘッド20が矢印Aの
方向(印字領域側)へ移動し、清掃部材24と記録ヘッ
ド20の吐出口面21が当接し、吐出口面21に付着し
たインクやゴミを拭きとるように構成されている。図3
はこのクリーニング工程を模式的に示した図である。な
お、22は清掃部材24に付着したインクを吸収するイ
ンク吸収部材である。
【0012】また、前記支持台22の長手方向両端に
は、下方に延びる脚片27が形成され、この脚片27の
内側面には一つの内側ガイドピン28が突設されるとと
もに、脚片27の外側面には二つの外側ガイドピン29
が突設されている。支持台22は上方に開口したハウジ
ング30内に配設される。ハウジング30には、駆動モ
ータ32により駆動される回転シャフト31が回転自在
に支承されており、この回転シャフト31の両端には略
ハート形状の偏心カム33が固着されている。偏心カム
33のハウジング30側には略ハート形状のガイド溝3
4が刻設され、このガイド溝34には前記内側ガイドピ
ン28が摺動自在に係合する一方、ハウジング30の内
側面には上下方向に延びるガイド溝35が形成され、こ
のガイド溝35に前記二つの外側ガイドピン29が上下
方向に摺動自在に係合している。
は、下方に延びる脚片27が形成され、この脚片27の
内側面には一つの内側ガイドピン28が突設されるとと
もに、脚片27の外側面には二つの外側ガイドピン29
が突設されている。支持台22は上方に開口したハウジ
ング30内に配設される。ハウジング30には、駆動モ
ータ32により駆動される回転シャフト31が回転自在
に支承されており、この回転シャフト31の両端には略
ハート形状の偏心カム33が固着されている。偏心カム
33のハウジング30側には略ハート形状のガイド溝3
4が刻設され、このガイド溝34には前記内側ガイドピ
ン28が摺動自在に係合する一方、ハウジング30の内
側面には上下方向に延びるガイド溝35が形成され、こ
のガイド溝35に前記二つの外側ガイドピン29が上下
方向に摺動自在に係合している。
【0013】従って、前記支持台22は、回転シャフト
31の回転位置に応じた偏心カム33と内側ガイドピン
28との係合位置により適宜位置に昇降し、前記クリー
ニング装置17の清掃部材24を、清掃位置(記録ヘッ
ド20のノズル面21より僅かに突出した位置)と退避
位置(記録ヘッド20のノズル面21と非接触な位置)
との間で移動させ、また、キャッピング装置19をキャ
ッピング位置(記録ヘッド20のノズル面21を密閉す
る位置)と退避位置(記録ヘッド20のノズル面21と
非接触な位置)との間で移動させることが可能な構成に
なっている。
31の回転位置に応じた偏心カム33と内側ガイドピン
28との係合位置により適宜位置に昇降し、前記クリー
ニング装置17の清掃部材24を、清掃位置(記録ヘッ
ド20のノズル面21より僅かに突出した位置)と退避
位置(記録ヘッド20のノズル面21と非接触な位置)
との間で移動させ、また、キャッピング装置19をキャ
ッピング位置(記録ヘッド20のノズル面21を密閉す
る位置)と退避位置(記録ヘッド20のノズル面21と
非接触な位置)との間で移動させることが可能な構成に
なっている。
【0014】図4および図5は本発明におけるクリーニ
ング装置の1実施例を示し、図4はクリーニング装置1
7の斜視図、図5はクリーニング工程を説明するための
図である。図4(A)において、ホルダー23に固定さ
れた清掃部材24が図示され、清掃部材24の本体24
aの先端部には本体24aと直交する方向(L字型)に
突出部24bが形成され、また、本体24aにおいて突
出部24bの下部からホルダー23に向けて延びる溝部
24cが形成されている。この溝部24cは、図4
(B)に示すように、溝断面積がホルダー23に向けて
次第に小さくなるように形成してもよい。
ング装置の1実施例を示し、図4はクリーニング装置1
7の斜視図、図5はクリーニング工程を説明するための
図である。図4(A)において、ホルダー23に固定さ
れた清掃部材24が図示され、清掃部材24の本体24
aの先端部には本体24aと直交する方向(L字型)に
突出部24bが形成され、また、本体24aにおいて突
出部24bの下部からホルダー23に向けて延びる溝部
24cが形成されている。この溝部24cは、図4
(B)に示すように、溝断面積がホルダー23に向けて
次第に小さくなるように形成してもよい。
【0015】溝部24cは、図5に示すように、清掃部
材24の拭きとり進行方向側の面で、インク吐出方向と
同方向に延び、拭きとったインクIを下方へ流すための
溝であり、そして、そのインクIを吸収するためのイン
ク吸収体25が、清掃部材24を固定するホルダー23
内に清掃部材24と接するように設けてある。従って、
可撓性を有する清掃部材24は、撓みながら記録ヘッド
20のインク吐出口面21に当接されて吐出口面21と
相対的に摺動され、この際、吐出口面21に付着してい
た不要インクIは清掃部材24の先端部の突出部24b
で拭きとられる。その後、一部のインクIは、図5
(B)に示すように、清掃部材24にもうけられた溝部
24cを伝ってインク吸収体25に吸収される。また、
清掃部材24の突出部24cと吐出口面21の拭きとり
の状態は、線接触(エッジ効果)となり不要インクを引
き延ばすことなく確実に拭きとることができ、その際の
不要インクが溝部24cに流れこみ、いつでも清掃部材
24に不要インクを残留させず安定した拭きとりが可能
となり、これにより不要インクを引き延ばすことなく確
実に拭きとることができる。
材24の拭きとり進行方向側の面で、インク吐出方向と
同方向に延び、拭きとったインクIを下方へ流すための
溝であり、そして、そのインクIを吸収するためのイン
ク吸収体25が、清掃部材24を固定するホルダー23
内に清掃部材24と接するように設けてある。従って、
可撓性を有する清掃部材24は、撓みながら記録ヘッド
20のインク吐出口面21に当接されて吐出口面21と
相対的に摺動され、この際、吐出口面21に付着してい
た不要インクIは清掃部材24の先端部の突出部24b
で拭きとられる。その後、一部のインクIは、図5
(B)に示すように、清掃部材24にもうけられた溝部
24cを伝ってインク吸収体25に吸収される。また、
清掃部材24の突出部24cと吐出口面21の拭きとり
の状態は、線接触(エッジ効果)となり不要インクを引
き延ばすことなく確実に拭きとることができ、その際の
不要インクが溝部24cに流れこみ、いつでも清掃部材
24に不要インクを残留させず安定した拭きとりが可能
となり、これにより不要インクを引き延ばすことなく確
実に拭きとることができる。
【0016】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように本発明に
よれば、記録ヘッド吐出口面に付着したインクを確実に
除去することができる。
よれば、記録ヘッド吐出口面に付着したインクを確実に
除去することができる。
【図1】本発明が適用されるインクジェット記録装置の
例を示す斜視図である。
例を示す斜視図である。
【図2】図1のメンテナンスユニットの断面図である。
【図3】クリーニング工程を模式的に示した図である。
【図4】本発明におけるクリーニング装置の1実施例を
示す斜視図である。
示す斜視図である。
【図5】本発明におけるクリーニング工程を説明するた
めの図である。
めの図である。
20…記録ヘッド、21…吐出口面、23…ホルダー、
24…清掃部材 24a…本体、24b…突出部、24c…溝部、25…
インク吸収体
24…清掃部材 24a…本体、24b…突出部、24c…溝部、25…
インク吸収体
Claims (4)
- 【請求項1】画像情報に応じてインク吐出口からインク
滴を吐出して、記録媒体上に画像の記録を行う記録ヘッ
ドと、該記録ヘッドの吐出口面に付着したインクやゴミ
を除去する可撓性の清掃部材を有するインクジェット記
録装置のクリーニング装置において、前記清掃部材の本
体先端部に本体に直交する方向に突出部を形成したこと
を特徴とするインクジェット記録装置のクリーニング装
置。 - 【請求項2】前記清掃部材の拭きとり進行方向側の面
に、インク吐出方向と同方向に延びる溝部を設けたこと
を特徴とする請求項1に記載のインクジェット記録装置
のクリーニング装置。 - 【請求項3】前記溝部は下方に向かうにしたがって幅が
狭くなっていることを特徴とする請求項1または請求項
2に記載のインクジェット記録装置のクリーニング装
置。 - 【請求項4】前記清掃部材を固定する固定部の少なくと
も前記溝部が接する位置にインク吸収体を配設したこと
を特徴とする請求項1ないし請求項3のいずれかに記載
のインクジェット記録装置のクリーニング装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP13552694A JPH081953A (ja) | 1994-06-17 | 1994-06-17 | インクジェット記録装置のクリーニング装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP13552694A JPH081953A (ja) | 1994-06-17 | 1994-06-17 | インクジェット記録装置のクリーニング装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH081953A true JPH081953A (ja) | 1996-01-09 |
Family
ID=15153840
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP13552694A Pending JPH081953A (ja) | 1994-06-17 | 1994-06-17 | インクジェット記録装置のクリーニング装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH081953A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2008133326A1 (ja) | 2007-04-25 | 2008-11-06 | Toyo Ink Mfg. Co., Ltd. | インクジェットプリンター用メンテナンス液 |
JP2012135918A (ja) * | 2010-12-26 | 2012-07-19 | Ricoh Co Ltd | ヘッド回復装置及び画像形成装置 |
-
1994
- 1994-06-17 JP JP13552694A patent/JPH081953A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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