JP2618007B2 - インクジェット記録装置 - Google Patents
インクジェット記録装置Info
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Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B41—PRINTING; LINING MACHINES; TYPEWRITERS; STAMPS
- B41J—TYPEWRITERS; SELECTIVE PRINTING MECHANISMS, i.e. MECHANISMS PRINTING OTHERWISE THAN FROM A FORME; CORRECTION OF TYPOGRAPHICAL ERRORS
- B41J2/00—Typewriters or selective printing mechanisms characterised by the printing or marking process for which they are designed
- B41J2/005—Typewriters or selective printing mechanisms characterised by the printing or marking process for which they are designed characterised by bringing liquid or particles selectively into contact with a printing material
- B41J2/01—Ink jet
- B41J2/135—Nozzles
- B41J2/165—Prevention or detection of nozzle clogging, e.g. cleaning, capping or moistening for nozzles
- B41J2/16517—Cleaning of print head nozzles
- B41J2/16535—Cleaning of print head nozzles using wiping constructions
- B41J2/16538—Cleaning of print head nozzles using wiping constructions with brushes or wiper blades perpendicular to the nozzle plate
Landscapes
- Ink Jet (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、インクジェット記録装置に関し、詳しく
は、回復系に記録ヘッドのインク吐出面を掃拭する手段
を具えたインクジェット記録装置に関するものである。
は、回復系に記録ヘッドのインク吐出面を掃拭する手段
を具えたインクジェット記録装置に関するものである。
インクジェット記録装置では記録ヘッドと被記録材と
の相対的な動きに同期して、インク滴が記録ヘッドのイ
ンク吐出口から噴射され、インク滴を被記録材上に弾着
させることによって記録が行われるが、吐出口のまわり
にインク滴がたまったり、ごみや、紙粉等が付着する
と、インクが正しく吐出されず、インク着弾点がずれた
り、甚だしい場合は吐出されずに記録が欠けたりする。
そのために定期的もしくは記録不良が起きたときにヘッ
ドの吐出面をゴム等のワイパーブレードで横や縦に拭く
ことにより、吐出面に付着したインク滴やゴミ等を除去
している。
の相対的な動きに同期して、インク滴が記録ヘッドのイ
ンク吐出口から噴射され、インク滴を被記録材上に弾着
させることによって記録が行われるが、吐出口のまわり
にインク滴がたまったり、ごみや、紙粉等が付着する
と、インクが正しく吐出されず、インク着弾点がずれた
り、甚だしい場合は吐出されずに記録が欠けたりする。
そのために定期的もしくは記録不良が起きたときにヘッ
ドの吐出面をゴム等のワイパーブレードで横や縦に拭く
ことにより、吐出面に付着したインク滴やゴミ等を除去
している。
第5図は横拭き型の回復装置を有する例を示す。図に
おいて1は記録信号に応じてインクを吐出する記録ヘッ
ド、2は記録ヘッド1にインクを供給するインクタン
ク、3はガイド軸、4は記録ヘッド1と共にインクタン
ク2を搭載したキャリッジで、図示しないベルト伝動機
構及び駆動モータによりガイド軸3に沿って往復駆動さ
れる。5は被記録材である記録用紙、6は記録ヘッド1
に対向する位置で記録用紙5を記録面の裏側から保持す
るプラテン、7は記録用紙5をプラテン6に密着させる
紙押え板、8は記録用紙5をプラテン6に送給する送給
ローラ、9は送給ローラを駆動する紙送りモータ、10は
記録用紙5を紙押え板7の方向に案内するためのペーパ
ーパンである。
おいて1は記録信号に応じてインクを吐出する記録ヘッ
ド、2は記録ヘッド1にインクを供給するインクタン
ク、3はガイド軸、4は記録ヘッド1と共にインクタン
ク2を搭載したキャリッジで、図示しないベルト伝動機
構及び駆動モータによりガイド軸3に沿って往復駆動さ
れる。5は被記録材である記録用紙、6は記録ヘッド1
に対向する位置で記録用紙5を記録面の裏側から保持す
るプラテン、7は記録用紙5をプラテン6に密着させる
紙押え板、8は記録用紙5をプラテン6に送給する送給
ローラ、9は送給ローラを駆動する紙送りモータ、10は
記録用紙5を紙押え板7の方向に案内するためのペーパ
ーパンである。
また、11は記録ヘッド1の吐出口の目詰まり等を防止
するための回復動作を行いまた記録を行なわないときの
吐出口の乾燥を防ぐためのヘッドキャップを行う回復
系、12は回復系11を駆動するための回復系駆動モータ、
13は回復系に属し、記録ヘッド1の吐出面を横方向に掃
拭すためのゴム等で形成されたワイパーブレードであ
る。なお、ワイパーブレード13は、記録ヘッド1をワイ
パーブレード13に沿って移動させたときにヘッド1のイ
ンク吐出面が適切に拭われるような位置に取り付けられ
ている。
するための回復動作を行いまた記録を行なわないときの
吐出口の乾燥を防ぐためのヘッドキャップを行う回復
系、12は回復系11を駆動するための回復系駆動モータ、
13は回復系に属し、記録ヘッド1の吐出面を横方向に掃
拭すためのゴム等で形成されたワイパーブレードであ
る。なお、ワイパーブレード13は、記録ヘッド1をワイ
パーブレード13に沿って移動させたときにヘッド1のイ
ンク吐出面が適切に拭われるような位置に取り付けられ
ている。
そこで記録動作中定期的、もしくは、記録不良を発見
した使用者の指示により記録ヘッド1をワイパーブレー
ド13の位置に導き、ヘッド吐出面をワイパーブレード13
によって拭うことにより、吐出面に付着したインク滴や
ゴム等が除去される。
した使用者の指示により記録ヘッド1をワイパーブレー
ド13の位置に導き、ヘッド吐出面をワイパーブレード13
によって拭うことにより、吐出面に付着したインク滴や
ゴム等が除去される。
第6図は縦拭き型の回復系を具えた例を示す。図にお
いて、14は記録ヘッド1の吐出面を縦方向に拭くための
ゴム等でできたワイパーブレード14Aを有するベルト、1
5はワイパーブレード付きベルト14を駆動するためのモ
ータである。本例の場合ワイピング時には、記録ヘッド
1をワイパーブレード14Aの前面で一旦停止させ、ベル
ト14をモータ15により、回転させることによって、ヘッ
ド吐出面に付着したインク滴やゴミ等が消去される。
いて、14は記録ヘッド1の吐出面を縦方向に拭くための
ゴム等でできたワイパーブレード14Aを有するベルト、1
5はワイパーブレード付きベルト14を駆動するためのモ
ータである。本例の場合ワイピング時には、記録ヘッド
1をワイパーブレード14Aの前面で一旦停止させ、ベル
ト14をモータ15により、回転させることによって、ヘッ
ド吐出面に付着したインク滴やゴミ等が消去される。
しかしながら、第4図に示したような横拭きの場合に
は、第7A図にし示すようにブレード13でヘッド吐出面1A
を拭う際に、吐出口1Bの横に付着しているごみ16を吐出
口1Bに運び入れてしまう危険性がある。また第7B図に示
すようにブレード14Aで縦方向に拭く場合は、吐出口1B
が縦に並んでいるので吐出口1Bの上方にごみ16が付着し
ている確率は比較的に低いとはいうものの、吐出口1Bの
上方に図に示すようなごみ16が付着している場合は、そ
れが吐出口に入る危険性はかえって高い。このように横
拭き、縦拭きのいずれにせよ一方向にワイピングを行う
とワイピングすることによってかえって不吐出発生の原
因を作る場合があるという欠点があった。
は、第7A図にし示すようにブレード13でヘッド吐出面1A
を拭う際に、吐出口1Bの横に付着しているごみ16を吐出
口1Bに運び入れてしまう危険性がある。また第7B図に示
すようにブレード14Aで縦方向に拭く場合は、吐出口1B
が縦に並んでいるので吐出口1Bの上方にごみ16が付着し
ている確率は比較的に低いとはいうものの、吐出口1Bの
上方に図に示すようなごみ16が付着している場合は、そ
れが吐出口に入る危険性はかえって高い。このように横
拭き、縦拭きのいずれにせよ一方向にワイピングを行う
とワイピングすることによってかえって不吐出発生の原
因を作る場合があるという欠点があった。
本発明の目的は、上述したような従来の欠点の除去を
図り、吐出口にごみを運ばないように合理的に吐出面の
清掃が可能な回復系を具えたインクジェット記録装置を
提供することにある。
図り、吐出口にごみを運ばないように合理的に吐出面の
清掃が可能な回復系を具えたインクジェット記録装置を
提供することにある。
かかる目的を達成するために、本発明は、キャリッジ
に搭載された記録ヘッドを被記録材に沿って移動させな
がら記録ヘッドのインク吐出面にほぼ上下方向に配列さ
れた複数の吐出口から選択的にインクを吐出させて記録
を行うと共に、不吐出防止用の回復系として空吐出後の
インク吐出面を掃拭するワイパー装置を有するインクジ
ェット記録装置において、インク吐出面の吐出口が配列
されてない上部部分をキャリッジの移動方向に掃拭する
第1掃拭手段と、インク吐出面を上方から下方に吐出口
の配列方向に掃拭する第2掃拭手段とを具え、第1掃拭
手段による掃拭を第2掃拭手段による掃拭に先行して実
施するようにしたことを特徴とするものである。
に搭載された記録ヘッドを被記録材に沿って移動させな
がら記録ヘッドのインク吐出面にほぼ上下方向に配列さ
れた複数の吐出口から選択的にインクを吐出させて記録
を行うと共に、不吐出防止用の回復系として空吐出後の
インク吐出面を掃拭するワイパー装置を有するインクジ
ェット記録装置において、インク吐出面の吐出口が配列
されてない上部部分をキャリッジの移動方向に掃拭する
第1掃拭手段と、インク吐出面を上方から下方に吐出口
の配列方向に掃拭する第2掃拭手段とを具え、第1掃拭
手段による掃拭を第2掃拭手段による掃拭に先行して実
施するようにしたことを特徴とするものである。
本発明によれば、回復系によるインク吐出面の掃拭時
に、まず第1掃拭手段によってインク吐出面の吐出口が
配列されてない上部部分を掃拭することによって、この
部分に付着しているインク滴や紙粉等のごみを除去する
とこができ、これについて第2掃拭手段によりインク吐
出面を吐出口に沿った方向に掃拭することで、吐出口の
両側部分に付着しているインク滴やごみを除去すること
ができると共に、この場合吐出口より上部は第1掃拭手
段によって掃拭されているので、この部分のごみが吐出
口に持込まれることなく、理想的な掃拭を実施すること
ができるようになった。
に、まず第1掃拭手段によってインク吐出面の吐出口が
配列されてない上部部分を掃拭することによって、この
部分に付着しているインク滴や紙粉等のごみを除去する
とこができ、これについて第2掃拭手段によりインク吐
出面を吐出口に沿った方向に掃拭することで、吐出口の
両側部分に付着しているインク滴やごみを除去すること
ができると共に、この場合吐出口より上部は第1掃拭手
段によって掃拭されているので、この部分のごみが吐出
口に持込まれることなく、理想的な掃拭を実施すること
ができるようになった。
以下に、図面に基づいて本発明の実施例を詳細かつ具
体的に説明する。
体的に説明する。
第1図は本発明の一実施例を示す。ここで、101は記
録ヘッド1の吐出面を横方向に掃拭するワイパーブレー
ドであり、第2A図に示すように記録ヘッド吐出面1Aに対
してその吐出口1Bの配列の上方を横に掃拭可能なように
して取り付けられている。102Aは吐出面1Aを縦方向に掃
拭可能なワイパーブレード、102は複数のワイパーブレ
ード102Aが設けられているベルトであって、モータ103
によって駆動されるが、ここでワイパーブレード101,10
2Aはいずれも吸インク性のあるゴム系の弾性体等で形成
される。
録ヘッド1の吐出面を横方向に掃拭するワイパーブレー
ドであり、第2A図に示すように記録ヘッド吐出面1Aに対
してその吐出口1Bの配列の上方を横に掃拭可能なように
して取り付けられている。102Aは吐出面1Aを縦方向に掃
拭可能なワイパーブレード、102は複数のワイパーブレ
ード102Aが設けられているベルトであって、モータ103
によって駆動されるが、ここでワイパーブレード101,10
2Aはいずれも吸インク性のあるゴム系の弾性体等で形成
される。
そこで、このように構成した回復系のワイパー装置で
は、定期的、または使用者の指示若しくは記録装置の有
するプログラムに従ってワイピング、すなわちワイパー
による掃拭が行われるが、この場合、まず、記録ヘッド
1およびキャリッジ4を第1図で右方からガイド軸3に
沿って左方に移動させることによりワイパーブレード10
1の対向位置に導いたときに、ワイパーブレード101が第
2A図に示すようにヘッド吐出面1Aのインク吐出口1Bの列
の上方を横切って掃拭し、この部分に付着してるごみ16
やインク滴が取り除かれる。
は、定期的、または使用者の指示若しくは記録装置の有
するプログラムに従ってワイピング、すなわちワイパー
による掃拭が行われるが、この場合、まず、記録ヘッド
1およびキャリッジ4を第1図で右方からガイド軸3に
沿って左方に移動させることによりワイパーブレード10
1の対向位置に導いたときに、ワイパーブレード101が第
2A図に示すようにヘッド吐出面1Aのインク吐出口1Bの列
の上方を横切って掃拭し、この部分に付着してるごみ16
やインク滴が取り除かれる。
かくして記録ヘッド1をベルト102の対向位置に停止
させ、モータ12によってベルト102を駆動することによ
りワイパーブレード102Aを第2B図に示すように上方から
下方に移動させ、吐出口1Bの列の両側に付着しているご
み16およびインク滴を吐出口1Bに導くことなく取除くこ
とができる。
させ、モータ12によってベルト102を駆動することによ
りワイパーブレード102Aを第2B図に示すように上方から
下方に移動させ、吐出口1Bの列の両側に付着しているご
み16およびインク滴を吐出口1Bに導くことなく取除くこ
とができる。
第3A図および第3B図は本発明の他の実施例にかかる回
復系のワイパー装置を示す。これらの図において、200
はワイパー保持部材、201は横拭きのワイパーブレー
ド、202は縦拭きのワイパーブレードであり、横拭きワ
イパー201は保持部材200の端部に固定されている一方、
縦拭きワイパー202の方は上下方向に摺動自在な移動板2
03に取付けられている。204は移動板203の下面に形成さ
れたテーパ状のカム部、205はキャリッジ4から突設し
たピンであり、キャリッジ4を第3A図の位置から右方に
移動させたときにピン205がカム部204に当接し、移動板
203を押上げることができる。
復系のワイパー装置を示す。これらの図において、200
はワイパー保持部材、201は横拭きのワイパーブレー
ド、202は縦拭きのワイパーブレードであり、横拭きワ
イパー201は保持部材200の端部に固定されている一方、
縦拭きワイパー202の方は上下方向に摺動自在な移動板2
03に取付けられている。204は移動板203の下面に形成さ
れたテーパ状のカム部、205はキャリッジ4から突設し
たピンであり、キャリッジ4を第3A図の位置から右方に
移動させたときにピン205がカム部204に当接し、移動板
203を押上げることができる。
更に第3A図において、206はねじりばねであり、この
ねじりばね206によって移動板203を下方に向けて偏倚さ
せ、移動板203の係止部203Aを保持部材200の係合部200A
に当接させている。また、207は保持部材200と一体に構
成された弾性片であり、その上部に移動板203の下面と
係合可能な保持爪207Aを有し、また、その下方には第3B
図に示すように凸部207Bを有する。
ねじりばね206によって移動板203を下方に向けて偏倚さ
せ、移動板203の係止部203Aを保持部材200の係合部200A
に当接させている。また、207は保持部材200と一体に構
成された弾性片であり、その上部に移動板203の下面と
係合可能な保持爪207Aを有し、また、その下方には第3B
図に示すように凸部207Bを有する。
そこで、このように構成した回復系のワイパー装置で
は、第3A図に示すように移動板203が最下位にある状態
でキャリッジ4がワイパー保持部材200の正面を右方か
ら左方に横切ると、キャリッジ4のピン205が移動板203
のカム部204に係合し、ばね206のばね力に抗して移動板
203を上方に押上げてゆく。しかして、移動板203は第3B
図に示す位置にまで押上げられたところで保持爪207Aが
カム部204と係合することによって、ばね206による付勢
力を保ったまま係止される。
は、第3A図に示すように移動板203が最下位にある状態
でキャリッジ4がワイパー保持部材200の正面を右方か
ら左方に横切ると、キャリッジ4のピン205が移動板203
のカム部204に係合し、ばね206のばね力に抗して移動板
203を上方に押上げてゆく。しかして、移動板203は第3B
図に示す位置にまで押上げられたところで保持爪207Aが
カム部204と係合することによって、ばね206による付勢
力を保ったまま係止される。
次に、キャリッジ4が第3B図に示す位置から左方に移
動すると、まず最初に記録ヘッド吐出面1Aの吐出口列の
上部がワイパー部材201によって横方向に掃拭された
後、ワイーパー部材202の下方に導かれる。そしてその
時点でピン205が弾性片207の凸部207Bと摺接することに
より凸部207Bを介して弾性片207を奥に押込み、それに
よって保持爪207Aが移動板203のカム部204から引外され
る。よって、移動板203はばね206により下方に付勢さ
れ、その縦拭きワイパー部材202によって吐出面1Aを上
方から下方に掃拭し、これらの掃拭動作により第2A図お
よび第2B図に示した例と同様にして紙粉を含むごみ16や
インク滴を吐出口1Bに導くことなく拭い取ることができ
る。
動すると、まず最初に記録ヘッド吐出面1Aの吐出口列の
上部がワイパー部材201によって横方向に掃拭された
後、ワイーパー部材202の下方に導かれる。そしてその
時点でピン205が弾性片207の凸部207Bと摺接することに
より凸部207Bを介して弾性片207を奥に押込み、それに
よって保持爪207Aが移動板203のカム部204から引外され
る。よって、移動板203はばね206により下方に付勢さ
れ、その縦拭きワイパー部材202によって吐出面1Aを上
方から下方に掃拭し、これらの掃拭動作により第2A図お
よび第2B図に示した例と同様にして紙粉を含むごみ16や
インク滴を吐出口1Bに導くことなく拭い取ることができ
る。
第4A図および第4B図は記録ヘッド1の吐出面1Aに吐出
口1Bの列が斜めに配列される場合の適用例を示し、ここ
で、回復系のワイパー装置自体は示さないが、縦拭きワ
イパーの吐出口1Bの列に沿って列とは直角な方向を保ち
ながら掃拭を行わせるようにすればよい。従って、例え
ば第3A図及び第3B図に示したワイパー装置において、ワ
イパー部材202の傾きを第4B図に示す向きとすると共
に、移動板203の移動方向を上下方向ではなく、第4B図
に矢印Sで示すように吐出口1Bの列に沿った方向に移動
させるべく、構成するだけで、第4A図および第4B図に示
すような記録ヘッドの場合にも同様に効果的な掃拭を実
施することができる。
口1Bの列が斜めに配列される場合の適用例を示し、ここ
で、回復系のワイパー装置自体は示さないが、縦拭きワ
イパーの吐出口1Bの列に沿って列とは直角な方向を保ち
ながら掃拭を行わせるようにすればよい。従って、例え
ば第3A図及び第3B図に示したワイパー装置において、ワ
イパー部材202の傾きを第4B図に示す向きとすると共
に、移動板203の移動方向を上下方向ではなく、第4B図
に矢印Sで示すように吐出口1Bの列に沿った方向に移動
させるべく、構成するだけで、第4A図および第4B図に示
すような記録ヘッドの場合にも同様に効果的な掃拭を実
施することができる。
以上説明してきたように、本発明によれば、記録ヘッ
ドインク吐出面の吐出口が配列されていない上部部分を
キャリッジの移動方向に掃拭する第1層拭手段と、イン
ク吐出面を上方から下方に吐出口の配列方向に沿って掃
拭する第2掃拭手段とをワイパー装置に具え、第1掃拭
手段によりインク吐出面の上部部分を掃拭した上で第2
掃拭手段によりインク吐出面を吐出口の配列方向に沿っ
て掃拭するようにしたので、インク吐出面に付着した紙
粉やごみ、汚れたインク滴等を吐出口内に入れ込むよう
な虞なく、吐出面の掃拭を実施することができる。
ドインク吐出面の吐出口が配列されていない上部部分を
キャリッジの移動方向に掃拭する第1層拭手段と、イン
ク吐出面を上方から下方に吐出口の配列方向に沿って掃
拭する第2掃拭手段とをワイパー装置に具え、第1掃拭
手段によりインク吐出面の上部部分を掃拭した上で第2
掃拭手段によりインク吐出面を吐出口の配列方向に沿っ
て掃拭するようにしたので、インク吐出面に付着した紙
粉やごみ、汚れたインク滴等を吐出口内に入れ込むよう
な虞なく、吐出面の掃拭を実施することができる。
第1図は本発明インクジェット記録装置の構成の一例を
示す斜視図、 第2A図および第2B図は本発明によるヘッド吐出面掃拭動
作の説明図、 第3A図は本発明の他の実施例としてその回復系ワイパー
装置の構成を一部破砕して示す斜視図、 第3B図は第3A図に示す回復系ワイパー装置の掃拭直前の
状態を示す斜視図、 第4A図および第4B図は本発明の更に他の実施例によるヘ
ッド吐出面の掃拭動作の説明図、 第5図および第6図は従来の横拭き式および縦拭き式の
ワイパー装置を有するインクジェット記録装置のそれぞ
れ斜視図、 第7A図および第7B図は第5図および第6図に示すワイパ
ー装置による掃拭動作の説明図である。 1……記録ヘッド、 1A……吐出面、 1B……吐出口、 4……キャリッジ、 11……回復系、 12……回復系駆動モータ、 16……ごみ、 101,102A……ワイパーブレード、 102……ベルト、 103……モータ、 200……ワイパー保持部材、 201,202……ワイパーブレード、 203……移動板、 204……カム部、 205……ピン、 206……ねじりばね、 207……弾性板、 207A……保持爪、 207B……凸部。
示す斜視図、 第2A図および第2B図は本発明によるヘッド吐出面掃拭動
作の説明図、 第3A図は本発明の他の実施例としてその回復系ワイパー
装置の構成を一部破砕して示す斜視図、 第3B図は第3A図に示す回復系ワイパー装置の掃拭直前の
状態を示す斜視図、 第4A図および第4B図は本発明の更に他の実施例によるヘ
ッド吐出面の掃拭動作の説明図、 第5図および第6図は従来の横拭き式および縦拭き式の
ワイパー装置を有するインクジェット記録装置のそれぞ
れ斜視図、 第7A図および第7B図は第5図および第6図に示すワイパ
ー装置による掃拭動作の説明図である。 1……記録ヘッド、 1A……吐出面、 1B……吐出口、 4……キャリッジ、 11……回復系、 12……回復系駆動モータ、 16……ごみ、 101,102A……ワイパーブレード、 102……ベルト、 103……モータ、 200……ワイパー保持部材、 201,202……ワイパーブレード、 203……移動板、 204……カム部、 205……ピン、 206……ねじりばね、 207……弾性板、 207A……保持爪、 207B……凸部。
Claims (1)
- 【請求項1】キャリッジに搭載された記録ヘッドを被記
録材に沿って移動させながら前記記録ヘッドのインク吐
出面にほぼ上下方向に配列された複数の吐出口から選択
的にインクを吐出させて記録を行うと共に、不吐出防止
用の回復系として空吐出後の前記インク吐出面を掃拭す
るワイパー装置を有するインクジェット記録装置におい
て、 前記インク吐出面の、前記吐出口が配列されてない上部
部分を前記キャリッジの移動方向に掃拭する第1掃拭手
段と、 前記インク吐出面を上方から下方に前記吐出口の配列方
向に掃拭する第2掃拭手段と を具え、前記第1掃拭手段による掃拭を前記第2掃拭手
段による掃拭に先行して実施するようにしたことを特徴
とするインクジェット記録装置。
Priority Applications (1)
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JP18468488A JP2618007B2 (ja) | 1988-07-26 | 1988-07-26 | インクジェット記録装置 |
Applications Claiming Priority (1)
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JP18468488A JP2618007B2 (ja) | 1988-07-26 | 1988-07-26 | インクジェット記録装置 |
Publications (2)
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ID=16157564
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP18468488A Expired - Fee Related JP2618007B2 (ja) | 1988-07-26 | 1988-07-26 | インクジェット記録装置 |
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JP (1) | JP2618007B2 (ja) |
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