JPH08195332A - 半導体製造装置用排気装置 - Google Patents

半導体製造装置用排気装置

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JPH08195332A
JPH08195332A JP600295A JP600295A JPH08195332A JP H08195332 A JPH08195332 A JP H08195332A JP 600295 A JP600295 A JP 600295A JP 600295 A JP600295 A JP 600295A JP H08195332 A JPH08195332 A JP H08195332A
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JP
Japan
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pipe
tubes
semiconductor manufacturing
pressure
vacuum
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JP600295A
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English (en)
Inventor
Tetsuya Marubayashi
哲也 丸林
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Kokusai Electric Corp
Original Assignee
Kokusai Electric Corp
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Publication date
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Publication of JPH08195332A publication Critical patent/JPH08195332A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 真空用排気配管から分岐された計器類及び機
能ライン類の小径の接続配管内に反応副生成物又は未反
応プロセスガスが付着し、計器類のトラブル、機能ライ
ンの不調を起すことを回避する。 【構成】 半導体製造装置22の真空用排気配管9,1
7,25に計器類等の接続配管より大径の分岐配管24
A〜24Dを接続し、この分岐配管24A〜24Dに、
計器類等の接続配管26を接続し、この配管26に計器
類11,14,機能ライン12,13,15,16,2
1を接続することを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ウェーハを熱処理,成
膜処理する熱処理,膜生成装置等の半導体製造装置に係
り、特にその排気装置に関する。
【0002】
【従来の技術】図3は従来装置の1例を示す構成説明
図、図4は従来の1部の斜視図である。図3,4におい
て22は半導体製造装置、1は反応室内を900℃に加
熱するためのヒータ、2は反応室をつくる筒状の石英硝
子製のアウタチューブ、3は反応室内のガスの流れをつ
くる石英硝子製のインナチューブである。4は多数のウ
ェーハを載置する石英硝子製のボート、5は反応室内に
ガスを導入する吸気口5A、減圧にする排気口5Bをも
つステンレス鋼製のインレットアダプタである。インレ
ットアダプタ5にインナチューブ3,アウタチューブ2
を設置する構造となっている。6はインレットアダプタ
5下部とのシール性をOリングによってよくし、反応室
内へのパーティクルの侵入を防ぎ、反応室内を減圧にす
るためのステンレス鋼製のシールキャップである。10
はインレットアダプタ5に連結された真空用排気配管に
挿設されたメインバルブで、真空排気ラインの切替え開
閉バルブであり、シールキャップ6が閉、ポンプ20作
動中、反応室内が10Torr以下の減圧の時に開とな
るようにインターロックがセットされている。23はこ
のメインバルブ10を制御する真空バルブ制御装置、2
0は真空用排気配管に連結された真空ポンプで、半導体
製造装置22の反応室内を排気する。
【0003】上記半導体製造装置22は、シールキャッ
プ6を開けて、複数のシリコンウェーハを載置したボー
ト4を、アウタチューブ2とインナチューブ3よりなる
反応室へ挿入してシールキャップ6を閉じ、反応室内を
真空ポンプ20により減圧し、吸気口5Aより半導体プ
ロセスガスを流すと共にウェーハをヒータ1により加熱
して、所望の半導体膜を形成する。半導体製造プロセス
で最もハードといわれているSi3 4 膜(窒化膜)で
は、SiH2 Cl2 (ジクロロシラン)+NH3 (アン
モニア)又は、SiHCl 2 (トリクロロシラン)+N
3 のプロセスガスが用いられるため、半導体副生成物
NH4 Cl(塩化アンモニア)が発生し、排気配管内部
に付着する。又、TEOS(テトラエトキシシラン)膜
のTEOSガスについても、同じである。
【0004】7,19は配管外径60.5〜114.3
mm,ステンレス鋼製の真空用排気配管で、配管の取外
しが容易にできるように、配管の両端はNWフランジが
溶接され、クランンプチェーンで固定される。8,18
は、つなぎ配管の取付け精度のにげ及び装置本体を移動
することなく配管が脱着できるようにするためのステン
レス鋼製のベローズ真空用排気配管である。真空用排気
配管9は、計器類及び必要な配管ラインを設けるための
接続配管26(外径6.35〜12.7mm)が溶接さ
れている。11は圧力を測定する反応室側真空センサ、
12は大気圧ベントで、反応室内が常圧になったとき、
プレッシャスイッチ12Aがはたらき、エアバルブ12
Bが開となり、本ラインから排気される。また、反応室
内にパーティクルが侵入しないようにチェックバルブ
(逆流防止弁)12Cが設置されている。スロー排気ラ
イン13は、初期の反応室内真空引きの時にウェーハの
振動及びパーティクルの舞い上がりを防止するためのも
ので、スロー排気ラインのエアバルブ13Aは、シール
キャップ6が閉、ポンプ20作動中の時に開となるよう
にインターロックがセットされている。14は圧力を測
定するポンプ側真空センサ、15は圧力制御部で、N2
バラスト制御方式により圧力を制御するためのものであ
り、圧力は、反応室側真空センサ11で検知され、コン
トローラで必要な流量に演算され、ピエゾバルブ15B
で流量が制御される。圧力制御部のエアバルブ15A
は、ポンプ20作動中の時に開となるようにインターロ
ックがセットされている。16は大気圧戻しで、メイン
バルブ10からポンプ20までの間を大気圧に戻すため
のものであり、大気圧戻しのエアバルブ16Aは、下段
ポンプ停止の時に開可能となるようにインターロックが
セットされている。16Bはチェックバルブ、16Cは
流量計である。20は真空ポンプで、反応室内を減圧に
するためのものであり、ポンプは、上段ポンプ(メカニ
カルブースタポンプ)と下段ポンプ(ドライポンプ)に
別れ、最初に下段ポンプであら引きを行ない、10to
rr以下の減圧時に上段ポンプを駆動する。21は排気
希釈ラインでは、可燃性、毒性ガスを安全に排気させる
ため、N2 ガスで希釈させユーティリテ設備に送るもの
である。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上記従来例にあって
は、図3,図4に示すように真空用排気配管9,17,
25に配管径の小さい接続配管26を接続し、この接続
配管26に反応室側真空センサ11と,大気圧ベント1
2と,スロー排気ライン13と,ポンプ側真空センサ1
4と,圧力制御部15と,大気圧戻し16と,排気希釈
ライン21を接続していたので、該接続配管26内に反
応副生成物又は未反応プロセスガスが付着し、計器類の
トラブル、機能ラインの不調を起こすという課題があっ
た。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明装置は、真空用排
気配管から分岐された計器類及び機能ライン類の小径の
接続配管内に反応副生成物又は未反応プロセスが付着
し、計器類のトラブル、機能ラインの不調を起すことを
解決するため、図1に示すように半導体製造装置22の
真空用排気配管9,17,25に計器類等の接続配管よ
り大径の分岐配管24A〜24Dを接続し、この分岐配
管24A〜24Dに、計器類等の接続配管26を接続
し、この配管26に計器類11,14,機能ライン1
2,13,15,16,21を接続することを特徴とす
る。
【0007】
【作 用】このように計器類等の接続配管26より大径
の分岐配管24A〜24Dを用い、これに計器類等の接
続配管26を介して計器類11,14、機能ライン1
2,13,15,16,21を接続するようにしたの
で、分岐配管24A〜24Dを定期的に分離して効率的
に洗浄しメンテナンスを行うことにより半導体副生成物
及び未反応プロセスガスの付着による計器類のトラブ
ル、機能ラインの不調を起すことを回避することができ
ることになる。
【0008】
【実施例】図1は本発明装置の1実施例を示す構成説明
図、図2は本発明の1部の斜視図である。本実施例は、
真空用排気配管9,17,25にそれぞれ計器類等の接
続配管26より大径の分岐配管24A〜24Dをフラン
ジ部で着脱可能に取付け、この分岐配管24Aに反応室
側真空センサ11,大気圧ベント12のプレッシャスイ
ッチ12A、エアバルブ12Bをそれぞれ接続配管26
で接続し、前記分岐配管24Bにポンプ側真空センサ1
4を接続配管26で接続し、前記分岐配管24A,24
B間にスロー排気ライン13のエアバルブ13Aを接続
配管26で接続し、前記分岐配管24Cにエアバルブ1
5Aとピエゾバルブ15Bよりなる圧力制御部15及び
エアバルブ16Aとチェック弁16Bと流量計16Cよ
りなる大気圧戻し16をそれぞれ接続配管26で接続す
ると共に前記分岐配管24Dに排気希釈ライン21を接
続配管26で接続せしめる。
【0009】このように真空センサ11,14、プレッ
シャスイッチ12A、エアバルブ12B、13A並びに
圧力制御部15、大気圧戻し16及び排気希釈ライン2
1等は、真空用排気配管9,17,25から配管径の小
さい計器類等の接続配管26を分岐してこれに接続せ
ず、該接続配管26より大径の分岐配管24A〜24D
を設けてこれに集約させて取付けるようにしたので、分
岐配管24A〜24Dを定期的に分離して効率的に洗浄
しメンテナンスを行うことにより半導体副生成物及び未
反応プロセスガスの付着による計器類のトラブル、機能
ラインの不調を起すことを回避することができることに
なる。
【0010】
【発明の効果】上述のように本発明によれば、半導体製
造装置の真空用排気配管から分岐配管を取外して定期的
にメンテナンスを行うことにより半導体副生成物及び未
反応プロセスガスの付着による計器類のトラブル、機能
ラインの不調を起すことを回避することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明装置の1実施例を示す構成説明図であ
る。
【図2】本発明の1部の斜視図である。
【図3】従来装置の1例を示す構成説明図である。
【図4】従来の1部の斜視図である。
【符号の説明】
1 ヒータ 2 アウタチューブ 3 インナチューブ 4 ボート 5 インレッドアダプタ 5A 吸気口 5B 排気口 6 シールキャップ 7 真空用排気配管 8 ベローズ真空用排気配管 9 真空用排気配管 10 メインバルブ 11 反応室側真空センサ 12 大気圧ベント 12A プレッシャスイッチ 12B エアバルブ 12C チェックバルブ 13 スロー排気ライン 13A エアバルブ 14 ポンプ側真空センサ 15 圧力制御部 15A エアバルブ 15B ピエゾバルブ 16 大気圧戻し 16A エアバルブ 16B チェックバルブ 16C 流量計 17 真空用排気配管 18 ベローズ真空用排気配管 19 真空用排気配管 20 真空ポンプ 21 排気希釈ライン 22 半導体製造装置 23 真空バルブ制御装置 24A〜24D 分岐配管 25 真空用排気配管 26 接続配管

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 半導体製造装置の真空用排気配管に計器
    類等の接続配管より大径の分岐配管を接続し、この分岐
    配管に、計器類等の接続配管を接続し、この配管に計器
    類,機能ラインを接続することを特徴とする半導体製造
    装置用排気装置。
JP600295A 1995-01-18 1995-01-18 半導体製造装置用排気装置 Pending JPH08195332A (ja)

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Cited By (4)

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