JPH08193870A - 魚の計量装置 - Google Patents
魚の計量装置Info
- Publication number
- JPH08193870A JPH08193870A JP3475995A JP3475995A JPH08193870A JP H08193870 A JPH08193870 A JP H08193870A JP 3475995 A JP3475995 A JP 3475995A JP 3475995 A JP3475995 A JP 3475995A JP H08193870 A JPH08193870 A JP H08193870A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- fish
- weighing
- container
- metering
- opening
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Weight Measurement For Supplying Or Discharging Of Specified Amounts Of Material (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 簡単な構造で魚の計量精度を向上すると共に
計量時間を短縮できる計量装置を提供する。 【構成】 計量容器３を、３枚の側板と、この計量容器
３の平行な一対の側板間を平行に往復移動可能にされた
容積可変板５とにより方形状に形成し、容積可変板５は
長さ調節ねじ６ａ及び６ｂにより所定の位置に固定され
た状態で計量容器３を形成すると共に、計量室を構成す
る。計量容器３の底には、２枚のゲート板７ａ及び７ｂ
をリンク８により連結して左右に開閉する開閉部７を設
ける。
計量時間を短縮できる計量装置を提供する。 【構成】 計量容器３を、３枚の側板と、この計量容器
３の平行な一対の側板間を平行に往復移動可能にされた
容積可変板５とにより方形状に形成し、容積可変板５は
長さ調節ねじ６ａ及び６ｂにより所定の位置に固定され
た状態で計量容器３を形成すると共に、計量室を構成す
る。計量容器３の底には、２枚のゲート板７ａ及び７ｂ
をリンク８により連結して左右に開閉する開閉部７を設
ける。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、漁船から荷揚げした魚
を一定量ずつ計量して魚函に配分するために使用される
計量装置に関するものである。
を一定量ずつ計量して魚函に配分するために使用される
計量装置に関するものである。
【０００２】
【従来の技術】漁船から荷揚げされ、船倉からベルトコ
ンベアで運ばれて来た魚は、一定量ずつ計量して魚函に
配分される。この作業は魚の鮮度保持のために迅速に行
う必要があり、従来は秤量法を用いた計量装置により行
われていた。これは一定の重量の魚を計量ホッパーにて
秤量し配分するようにしたものである。
ンベアで運ばれて来た魚は、一定量ずつ計量して魚函に
配分される。この作業は魚の鮮度保持のために迅速に行
う必要があり、従来は秤量法を用いた計量装置により行
われていた。これは一定の重量の魚を計量ホッパーにて
秤量し配分するようにしたものである。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
装置では、ベルトコンベアで運ばれて来た魚を計量ホッ
パーに投入するシューターから計量ホッパーまでの落差
のために秤量精度の向上及び計量時間の短縮が困難であ
った。この問題点を解決する手段として、特願昭５３−
１４８６５７号に記載された計量装置が提案されている
が、この装置は秤量精度等は向上するものの構造が複雑
になる。このため、更に特公昭６３−５２３３３号では
投入ホッパーの直下に計量室を設け、その容積を変化さ
せることにより計量を行うようにした装置が提案されて
いる。本発明もまた、上記間題点に鑑み、簡単な構造で
魚の計量精度を向上すると共に計量時間を短縮できる計
量装置を提供することを目的とするものである。
装置では、ベルトコンベアで運ばれて来た魚を計量ホッ
パーに投入するシューターから計量ホッパーまでの落差
のために秤量精度の向上及び計量時間の短縮が困難であ
った。この問題点を解決する手段として、特願昭５３−
１４８６５７号に記載された計量装置が提案されている
が、この装置は秤量精度等は向上するものの構造が複雑
になる。このため、更に特公昭６３−５２３３３号では
投入ホッパーの直下に計量室を設け、その容積を変化さ
せることにより計量を行うようにした装置が提案されて
いる。本発明もまた、上記間題点に鑑み、簡単な構造で
魚の計量精度を向上すると共に計量時間を短縮できる計
量装置を提供することを目的とするものである。
【０００４】
【課題を解決するための手段】このため本発明では、魚
を投入するホッパーと、該ホッパーの下方に設けられ前
記魚の受入口と魚を収納する魚函への投入口とを有する
計量室とからなる計量装置において、前記計量室は、方
形に形成された計量容器と、該計量容器の平行な一対の
側板間を平行に往復移動可能にされると共に、固定され
た状態で前記計量容器を構成する容積可変板と、前記計
量容器の底に設けられた開閉部とからなることを第１の
特徴とし、開閉部は、左右に開閉する２枚のゲート板か
らなることを第２の特徴とするものである。
を投入するホッパーと、該ホッパーの下方に設けられ前
記魚の受入口と魚を収納する魚函への投入口とを有する
計量室とからなる計量装置において、前記計量室は、方
形に形成された計量容器と、該計量容器の平行な一対の
側板間を平行に往復移動可能にされると共に、固定され
た状態で前記計量容器を構成する容積可変板と、前記計
量容器の底に設けられた開閉部とからなることを第１の
特徴とし、開閉部は、左右に開閉する２枚のゲート板か
らなることを第２の特徴とするものである。
【０００５】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明
する。図１は本発明に係る計量装置の斜視図、図２は正
面図、図３は開閉部を示す拡大図、図４は本装置の動作
を示す要部正面図である。
する。図１は本発明に係る計量装置の斜視図、図２は正
面図、図３は開閉部を示す拡大図、図４は本装置の動作
を示す要部正面図である。
【０００６】図１乃至図３に示すように、漏斗状の投入
ホッパー１は、架台２に支持されベルトコンベア（図示
せず）から送りこまれる魚を受入口３ａを経て計量室を
形成する計量容器３内へ案内するようにされている。
ホッパー１は、架台２に支持されベルトコンベア（図示
せず）から送りこまれる魚を受入口３ａを経て計量室を
形成する計量容器３内へ案内するようにされている。
【０００７】計量容器３は、３枚の側板と、この計量容
器３の平行な一対の側板間を平行に往復移動可能にされ
た容積可変板５とにより方形状に形成されている。この
ように、容積可変板５は長さ調節ねじ６ａ及び６ｂによ
り所定の位置に固定された状態で計量容器３を形成する
と共に、計量室を構成する。
器３の平行な一対の側板間を平行に往復移動可能にされ
た容積可変板５とにより方形状に形成されている。この
ように、容積可変板５は長さ調節ねじ６ａ及び６ｂによ
り所定の位置に固定された状態で計量容器３を形成する
と共に、計量室を構成する。
【０００８】計量容器３の底には、その底面が湾曲した
略扇状に形成された２枚のゲート板７ａ及び７ｂをリン
ク８により連結した開閉部７が設けられており、エアシ
リンダ９の伸縮により左右に開閉できるようにされてい
る。また、投入ホッパー１と計量容器３の受入口３ａと
の接合部分には閉鎖板４が設けられエアシリンダ１１の
伸縮により計量容器３内に挿脱され受入口３ａの開閉が
できるようにされている。図中１２は、送られきた魚函
１０内に挿入され、魚函１０の端部を係止すると共に、
投入された魚が魚函１０から溢れるのを防ぐための案内
板であり、これもエアシリンダ１３の駆動によって上下
に移動できるようにされている。
略扇状に形成された２枚のゲート板７ａ及び７ｂをリン
ク８により連結した開閉部７が設けられており、エアシ
リンダ９の伸縮により左右に開閉できるようにされてい
る。また、投入ホッパー１と計量容器３の受入口３ａと
の接合部分には閉鎖板４が設けられエアシリンダ１１の
伸縮により計量容器３内に挿脱され受入口３ａの開閉が
できるようにされている。図中１２は、送られきた魚函
１０内に挿入され、魚函１０の端部を係止すると共に、
投入された魚が魚函１０から溢れるのを防ぐための案内
板であり、これもエアシリンダ１３の駆動によって上下
に移動できるようにされている。
【０００９】次に、本装置の動作及び作用を説明する。
図４に示すように、予め、容積可変板５を移動させて固
定し、計量容器３内の容積を所望する魚の秤量になるよ
うに決定しておく。計量容器３の受入口３ａが開き下部
の開閉部７が閉じられた状態で、ベルトコンベアにより
送給された魚が投入ホッパー１から投入され計量容器３
内に充満し、更に受入口３ａ上まで堆積する。この状態
が投入ホッパー１の上方に設けられた超音波式のディス
タンスセンサー（図示せず）により検出されると、エア
シリンダ１１の駆動により閉鎖板４が計量容器３内に挿
入され受入口３ａを閉じると同時にエアシリンダ９の駆
動により開閉部７のゲート板７ａ及び７ｂが左右に開
く。これにより一定量に計量された魚は魚函１０内に落
下する。この開閉部７の２枚のゲート板７ａ及び７ｂが
左右に開く構造により、魚は開閉部７の中央から落下す
るため魚函１０内に円滑且つ正確に落下させることがで
きる。開閉部７が開いて所定の時間経過すると、今度は
開閉部７が閉じられると共に、閉鎖板１０が計量容器３
内から脱し、受入口３ａが開放される。以下、上述の作
動を繰り返して送給される魚を一定量ずつ計量して順次
送られてくる魚函１０に配分する。このように、本実施
例では魚の計量を計量容器の容積の変化によって行うの
で、従来のように秤を使用することがなく構造が簡単に
なる。さらに、魚を送給する投入ホッパー１から計量容
器３までの落差がないために計量誤差及び計量時間を減
縮することができる。
図４に示すように、予め、容積可変板５を移動させて固
定し、計量容器３内の容積を所望する魚の秤量になるよ
うに決定しておく。計量容器３の受入口３ａが開き下部
の開閉部７が閉じられた状態で、ベルトコンベアにより
送給された魚が投入ホッパー１から投入され計量容器３
内に充満し、更に受入口３ａ上まで堆積する。この状態
が投入ホッパー１の上方に設けられた超音波式のディス
タンスセンサー（図示せず）により検出されると、エア
シリンダ１１の駆動により閉鎖板４が計量容器３内に挿
入され受入口３ａを閉じると同時にエアシリンダ９の駆
動により開閉部７のゲート板７ａ及び７ｂが左右に開
く。これにより一定量に計量された魚は魚函１０内に落
下する。この開閉部７の２枚のゲート板７ａ及び７ｂが
左右に開く構造により、魚は開閉部７の中央から落下す
るため魚函１０内に円滑且つ正確に落下させることがで
きる。開閉部７が開いて所定の時間経過すると、今度は
開閉部７が閉じられると共に、閉鎖板１０が計量容器３
内から脱し、受入口３ａが開放される。以下、上述の作
動を繰り返して送給される魚を一定量ずつ計量して順次
送られてくる魚函１０に配分する。このように、本実施
例では魚の計量を計量容器の容積の変化によって行うの
で、従来のように秤を使用することがなく構造が簡単に
なる。さらに、魚を送給する投入ホッパー１から計量容
器３までの落差がないために計量誤差及び計量時間を減
縮することができる。
【００１０】
【発明の効果】本発明の魚の計量装置は以上のように構
成したことにより、簡単な構造で計量精度を向上すると
共に計量時間を短縮できるという優れた効果がある。
成したことにより、簡単な構造で計量精度を向上すると
共に計量時間を短縮できるという優れた効果がある。
【図１】本発明に係る魚の計量装置の斜視図である。
【図２】本発明に係る魚の計量装置の正面図である。
【図３】開閉部を示す拡大図である。
【図４】本装置の動作を示す要部正面図である。
１ 投入ホッパー ２ 架台 ３ 計量容器（計量室） ３ａ 受入口 ４ 閉鎖板 ５ 容積可変板 ６ａ 長さ調節ねじ ６ｂ 長さ調節ねじ ７ 開閉部 ７ａ ゲート板 ７ｂ ゲート板 ８ リンク ９ エアシリンダ １０ 魚函 １１ エアシリンダ １２ 案内板 １３ エアシリンダ
Claims (2)
- 【請求項１】魚を投入するホッパーと、該ホッパーの下
方に設けられ前記魚の受入口と魚を収納する魚函への投
入口とを有する計量室とからなる計量装置において、前
記計量室は、方形に形成された計量容器と、該計量容器
の平行な一対の側板間を平行に往復移動可能にされると
共に、固定された状態で前記計量容器を構成する容積可
変板と、前記計量容器の底に設けられた開閉部とからな
ることを特徴とする魚の計量装置。 - 【請求項２】開閉部は、左右に開閉する２枚のゲート板
からなることを特徴とする請求項１記載の魚の計量装
置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3475995A JPH08193870A (ja) | 1995-01-11 | 1995-01-11 | 魚の計量装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3475995A JPH08193870A (ja) | 1995-01-11 | 1995-01-11 | 魚の計量装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH08193870A true JPH08193870A (ja) | 1996-07-30 |
Family
ID=12423253
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP3475995A Pending JPH08193870A (ja) | 1995-01-11 | 1995-01-11 | 魚の計量装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH08193870A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN113588052A (zh) * | 2021-07-30 | 2021-11-02 | 湖北金鲤鱼农业科技股份有限公司 | 一种龙虾收购现场称重装置 |
-
1995
- 1995-01-11 JP JP3475995A patent/JPH08193870A/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN113588052A (zh) * | 2021-07-30 | 2021-11-02 | 湖北金鲤鱼农业科技股份有限公司 | 一种龙虾收购现场称重装置 |
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