JPS583064Y2 - 粉粒体の搬送中における容積計量装置 - Google Patents

粉粒体の搬送中における容積計量装置

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JPS583064Y2
JPS583064Y2 JP1978072708U JP7270878U JPS583064Y2 JP S583064 Y2 JPS583064 Y2 JP S583064Y2 JP 1978072708 U JP1978072708 U JP 1978072708U JP 7270878 U JP7270878 U JP 7270878U JP S583064 Y2 JPS583064 Y2 JP S583064Y2
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JP
Japan
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powder
chamber
granules
leveling blade
measuring device
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JP1978072708U
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JPS54174357U (ja
Inventor
輝雄 浅岡
重夫 鈴木
譲治 鈴木
Original Assignee
静岡製機株式会社
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Publication date
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、穀物等の粉粒体の容積を計量する計量装置に
関し、主として多数の乾燥機とタンク等を設置した穀物
乾燥貯蔵施設のような施設において用いられる粉粒体の
容積計量装置に関するものである。
この種の施設として例えば第1図に示される゛ようなも
のがある。
これは分配コンベアにより複数個のタンク2にそれぞれ
粉粒体を充填して貯蔵し、次いでこれらのタンク2から
排出した粉粒体を搬送コンベア3により昇降機4に送−
リ、この昇降機4から更に分配コンベア5により複数個
の乾燥機6にそれぞれ充填するものであり、これらのタ
ンク2及び乾燥機6゛に粉粒体を満杯に収容するため、
従来基タンク2及び乾燥機6にレベルセンサ7が設けら
れ、このレベルセンサ7からの信号により分配コンベア
1,5等と駆動を制御するようになっている。
従って、前記制御のため配線が長く複雑にななつ、また
、分配コンベア1,5等の途中に粉粒体が残る問題があ
った。
そこでこのような搬送機の途中にある粉粒体をすべて投
入しようとして、供給側の供給を断ち、コンベア上のも
のが搬送し終る迄コンベアを運転し続けると、搬送の始
端と終端迄の距離が長く、またその長さも各タンク毎に
異なるため、かえってタンク等から溢れることがあった
この溢れを防止するには各タンク毎にレベルセンサ取付
位置を調整しなければならず、装置が非常に複雑になっ
て設備上問題がある。
本考案はこのような事情に鑑み、前記タンクと乾燥機と
の間に容積計量装置を設けて粉粒体を計量して供給する
ことにより、前記タンクおよび乾燥機のレベルセンサを
なくシ、制御機構を簡略化して前記問題を解消しようと
した。
このような容積計量装置として、上下方向に配設した計
量槽の内部を、上下方向の隔壁で複数個の室に仕切り、
これら各室の下部に開閉可能な排出口をそれぞれ設ける
と共に、計量槽の上方に、粉粒体を各室に選択的に供給
する供給装置を設けたものが、例えば実公昭53−93
48号公報、実開昭50−150364号公報等で周知
である。
そして、これら周知の装置では、各室の上部装置にレベ
ルセンサを設け、レベルセンサが作動すると供給装置を
他室に切替えるようにしているが、満杯状に充填された
粉粒体の上面は均平でないため計量は正確でなかった。
そこで本考案は、簡単な構造でありながら正確な計量が
行なえ、前記穀物乾燥貯蔵施設のような施設に使用する
と多大の効果がある粉粒体の容積計量装置を提供するも
のである。
この目的のため本考案は、前記供給装置と計量槽の上部
間に、縦軸を中心に水平方向に回動する均平ブレードを
設け、この均平ブレードは、水平方向に延出していてそ
の回動により一つの室に満杯状に充填された粉粒体の上
面を平らにして余剰の粉粒体を他の室に移すように構成
され、前記各室の少なくとも上部位置には、前記供給装
置の切替え、均平ブレードの回動および排出口の開閉動
作を行わせるための作動制御信号を出力するセンサを設
けてなることを特徴とするものである。
以下、図面を参照して本考案の一実施例を具体的に説明
する。
第2図において本考案が適用される穀物乾燥貯蔵施設の
一例について説明すると、複数個のタンク2から排出さ
れた粉粒体を搬送する搬送コンベア3と、複数個の乾燥
機6への分配コンベア5との間に2つの昇降機4,4′
が設置されると共に、これらの昇降機4,4′の間に本
考案による容積計量装置の計量槽8が設けられており、
これら一方の昇降機4の上部から他方の昇降機4′の下
部の粉粒体を搬送する途中で、粉粒体を計量槽8に通し
てその容積計量を行うようになっている。
第3図と第4図により本考案による容積計量装置の第1
の実施例について説明すると、計量槽8が筒状に形成さ
れたその内部が直径方向に設置した隔壁9により等しい
2つの室10.10’に分割されており、このような計
量槽8の上部に各室10.10’に共通な供給口11が
設けられ、その下部に各室10.10’毎に独立した排
出口12.12’が径を絞って設けられている。
供給口11における隔壁9の上端の満杯位置には水平な
均平ブレード13がモータ14により回転すべく設置さ
れており、その上方に切替ダンパー15を有する二叉状
のシュートパイプ16が2つの室10.10’に交互に
粉粒体を供給するように設けられている。
室10.10’の隔壁9上端の各満杯位置にはレベルセ
ンサ17,17’が設置され、その満杯検出信号により
切替ダンパー15を切替えるようになっており、排出口
12.12’に粉粒体の有無を検出するセンサ17,1
7’及び18.18’とゲート19.19’が設けられ
、センサ17,17’および18.18’の信号により
ゲー) 19.19’を開閉して室10.10’の粉粒
体をホッパ20等に排出するようになっている。
次いでこのように構成された容積計量装置の作用につい
て第5図により説明すると、まずaのようにシュートパ
イプ16の切替ダンパー15により粉粒体が計量槽8の
一方の室10の方へ充填される。
その後その室10がbのようにほぼ満杯になってレベル
センサ17が満杯検出を行うと、切替ダンパー15が切
替えられてシュートパイプ16の粉粒体を他方の室10
′に充填するようになり、このとき同時にモータ14に
より均平ブレード13が回転する。
そこで室10にほぼ満杯にされた粉粒体は満杯位置で平
らにされると共に、余剰分が隔壁9を介して他方の室1
0’へ移され、正確に計量槽8の半分の容積の計量が行
われる。
こうして均平ブレード13の回転により室10の計量が
行われると、Cのようにゲート19が開いて室10の粉
粒体はホッパ20に排出され、その室10の粉粒体がす
べて排出されてそのことをセンサ18により検出するこ
とによりゲート19は再び閉じる。
またこのときシュートパイプ16の粉粒体は中断するこ
となく室10’に充填されており、その室10′が満杯
になることにより前述と同様に計量されると共に粉粒体
が排出され、このような作用が操返えして行われる。
かくしてこのような計量回数と計量槽8の容積の積を算
出することにより、粉粒体の搬送中における容積を計量
することができる。
尚、この実施例においてシュートパイプ16を均平ブレ
ード13に固着して均平ブレード13の回転により室1
0.10’の一方から他方へ粉粒体を供給し得るように
なっていると、切替ダンパーが不要になる。
また第2図の昇降機4,4′において、前段の昇降機4
の搬送能力を後段の昇降機4′のものより小さくしてお
くと、計量槽8の室10.10’7b=らの粉粒体の排
出が促進されて、一方が排出し終らないうちにそこに粉
粒体を充填するというような不都合は生じない。
第6図と第7図により本考案による容積計量装置の第2
の実施例について説明すると、この実施例では均平ブレ
ード21が傾斜した状態で回転するようにされ、且つこ
の均平ブレード21の傾斜面にほぼ対向して1本のシュ
ートパイプ22が配設され、それ以外は第3図、第4図
と全く同様に構成されている。
従って第6図のように均平ブレード21がシュートパイ
プ22と向い合った状態ではシュートパイプ22からの
粉粒体が均平ブレード21に当ってシュートパイプ側の
室10′に充填され、均平ブレード21がこの状態から
半回転すると、室10′にほぼ満杯された粉粒体が均平
されると共にシュートパイプ22からの粉粒体が室10
の方へ直接充填されるようになる。
このように本考案によると、隔壁9により仕切られた計
量槽8の一つの室に一定量の粉粒体を充填する均平手段
として、供給装置16と計量槽8の上部との間に、縦軸
を中心に水平方向に回動する均平ブレード13を設け、
このブレード13は、水平方向に延出していてその回動
により一つの室に満杯状に充填された粉粒体の上面を平
らにして余剰の粉粒体を他の室に移すように構成したか
ら、均平ブレード13を簡単な構造で計量槽の上部空間
にコンパクトに取付けることができ、しかも一つの室に
充填した粉粒体のうち、過剰の粉粒体を該室の上面で平
滑に均しながら他の室に向けて移送、落下させることに
より、充填すべき室への粉粒体の充填率が一定となって
、正確な計量ができる。
また、各室の少なくとも上部位置には、前記供給装置1
6のダンパー15の切替え、均平ブレード13の回動お
よび排出口12のゲート19の開閉動作を行わせるため
の作動制御信号を出力するセンサ17を設けたので、こ
れら供給装置16、均平ブレード13、排出口12を相
互に連係させて合理的に自動制御することができる。
さらに、本考案の装置を多数の貯蔵タンク、乾燥機の間
に配設して用いた場合には、正確な計量が行われるので
各タンク及び乾燥機にレベルセンサを設置しなくても済
み、その数を極めて少なくすることができて配線及び制
御系が簡略化され、搬送機の搬送能力は小さくて済み、
コンピュータ等による自動制御が易くなる。
また第1の実施例に比べて第2の実施例のものは均平ブ
レード21が傾斜しているのでその回転動力が小さくて
済み、切替ダンパー等が不要になって構造的に簡単にな
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来め容積計量方式を示す略図、第2図は本考
案による容積計量方式を示す略図、第3図と第4図は本
考案による第1の実施例を示す平面図と断面図、第5図
のaないしCはその作用を示す図′ミ第6図と第7図は
本考案による第2の実施例を示す断面図と切欠き斜視図
である。 1.5・・・・・・分配コンベア、2・・・・・・タン
ク、3・・・・・・搬送コンベア、4.4′・・・・・
・昇降機、6・・・・・・乾燥機、7・・・・・・レベ
ルセンサ、8・・・・・・計量槽、9・・・・・・隔壁
、10.10’・・・・・室、11・・・・・・供給口
、12.12’・・・・・・排出口、13.21・・・
・・・均平ブレード、14・・・・・・モータ、15・
・・・・・切替ダンパー、16.22・・・・・・シュ
ートパイプ、17,17′・・・・・・レベルセンサ、
18.18’・・・・・・センサ、19.19’・・・
・・・ゲート、20・・・・・・ホ゛ンノ々。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 上下方向に配設した計量槽の内部を、上下方向の隔壁で
    複数個の室に仕切り、これら各室の下部に開閉可能な排
    出口をそれぞれ設けると共に、計量槽の上方に、粉粒体
    を各室に選択的に供給する供給装置を設けた粉粒体の容
    積計量装置において、前記供給装置と計量槽の上部間に
    縦軸を中心に水平方向に回動する均平ブレードを設け、
    この均平ブレードは、水平方向に延出していてその回動
    により1つの室に満杯状に充填された粉粒体の上面を平
    らにして余剰の粉粒体を他の室に移すように構成され、
    前記各室の少なくとも上部位置には、前記供給装置の切
    替え、均平ブレードの回動および排出口の開閉動作を行
    わせるための作動制御信号を出力するセンサを設けてな
    ることを特徴とする粉粒体の容積計量装置。
JP1978072708U 1978-05-29 1978-05-29 粉粒体の搬送中における容積計量装置 Expired JPS583064Y2 (ja)

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JPS54174357U JPS54174357U (ja) 1979-12-08
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013532030A (ja) * 2010-06-24 2013-08-15 ネステク ソシエテ アノニム 粉末ディスペンサのための分注ユニット

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