JPH08193717A - 暖房装置の電源装置 - Google Patents
暖房装置の電源装置Info
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- JPH08193717A JPH08193717A JP561095A JP561095A JPH08193717A JP H08193717 A JPH08193717 A JP H08193717A JP 561095 A JP561095 A JP 561095A JP 561095 A JP561095 A JP 561095A JP H08193717 A JPH08193717 A JP H08193717A
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 暖房装置を商用電源ACから切り離し、任意
に移動可能にする。 【構成】 燃焼部30からの熱によって発電する熱電素
子23と、燃焼制御装置10に給電するバッテリ21と
を設ける。熱電素子23は、充放電コントローラ22を
介し、バッテリ21を充電するとともに燃焼制御装置1
0に給電し、燃焼制御装置10は、バッテリ21によっ
て始動した後、全体を正常に独立運転することができ
る。
に移動可能にする。 【構成】 燃焼部30からの熱によって発電する熱電素
子23と、燃焼制御装置10に給電するバッテリ21と
を設ける。熱電素子23は、充放電コントローラ22を
介し、バッテリ21を充電するとともに燃焼制御装置1
0に給電し、燃焼制御装置10は、バッテリ21によっ
て始動した後、全体を正常に独立運転することができ
る。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、石油ファンヒータ等
の暖房装置を商用電源から切り離して独立運転するため
の暖房装置の電源装置に関する。
の暖房装置を商用電源から切り離して独立運転するため
の暖房装置の電源装置に関する。
【0002】
【従来の技術】一般家庭用の暖房装置として、石油ファ
ンヒータが広く普及している。
ンヒータが広く普及している。
【0003】このものは、運転スイッチを投入すると、
燃料油をヒータによって加温し、燃料油が一定温度に加
温されると、点火装置により燃焼部において燃料油に点
火し、ファンを運転することにより、燃焼部からの熱を
温風として送り出し、室内の暖房をすることができる。
そこで、このものは、運転に際し、商用電源からの電力
を供給することが必要である。
燃料油をヒータによって加温し、燃料油が一定温度に加
温されると、点火装置により燃焼部において燃料油に点
火し、ファンを運転することにより、燃焼部からの熱を
温風として送り出し、室内の暖房をすることができる。
そこで、このものは、運転に際し、商用電源からの電力
を供給することが必要である。
【0004】なお、普通の石油ストーブには、乾電池に
よって給電するヒータ式の点火装置が組み込まれてい
る。
よって給電するヒータ式の点火装置が組み込まれてい
る。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】かかる従来技術による
ときは、石油ファンヒータは、運転に際し、商用電源か
らの電力を供給しなければならないから、商用電源から
電源コードを引かなければならず、移動する際も、商用
電源が得られる場所に限定されるという問題があった。
また、石油ストーブは、乾電池が消耗すると、点火不能
になってしまうという問題がある。
ときは、石油ファンヒータは、運転に際し、商用電源か
らの電力を供給しなければならないから、商用電源から
電源コードを引かなければならず、移動する際も、商用
電源が得られる場所に限定されるという問題があった。
また、石油ストーブは、乾電池が消耗すると、点火不能
になってしまうという問題がある。
【0006】そこで、この出願に係る第1発明の目的
は、かかる従来技術の問題に鑑み、燃焼部からの熱によ
って発生する熱電素子と、バッテリとを備えることによ
り、商用電源から電源コードを引く必要がなく、商用電
源の有無に左右されず、暖房装置を任意に移動して独立
運転することができる暖房装置の電源装置を提供するこ
とにある。
は、かかる従来技術の問題に鑑み、燃焼部からの熱によ
って発生する熱電素子と、バッテリとを備えることによ
り、商用電源から電源コードを引く必要がなく、商用電
源の有無に左右されず、暖房装置を任意に移動して独立
運転することができる暖房装置の電源装置を提供するこ
とにある。
【0007】また、第2発明の目的は、長期に亘り、所
定の機能を安定に発揮させることができる暖房装置の電
源装置を提供することにある。
定の機能を安定に発揮させることができる暖房装置の電
源装置を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】かかる目的を達成するた
めのこの出願に係る第1発明の構成は、燃焼部からの熱
によって発電する熱電素子と、燃焼制御装置に給電する
バッテリとを備えてなり、熱電素子は、充放電コントロ
ーラを介してバッテリを充電するとともに燃焼制御装置
に給電することをその要旨とする。
めのこの出願に係る第1発明の構成は、燃焼部からの熱
によって発電する熱電素子と、燃焼制御装置に給電する
バッテリとを備えてなり、熱電素子は、充放電コントロ
ーラを介してバッテリを充電するとともに燃焼制御装置
に給電することをその要旨とする。
【0009】第2発明の構成は、燃焼部からの熱によっ
て発電する熱電素子と、点火装置に給電するバッテリと
を備えてなり、熱電素子は、充放電コントローラを介し
てバッテリを充電することをその要旨とする。
て発電する熱電素子と、点火装置に給電するバッテリと
を備えてなり、熱電素子は、充放電コントローラを介し
てバッテリを充電することをその要旨とする。
【0010】
【作用】かかる第1発明の構成によるときは、熱電素子
は、燃焼部からの熱によって発電し、充放電コントロー
ラを介してバッテリを充電するとともに燃焼制御装置に
給電することができる。そこで、燃焼制御装置は、始動
するときは、バッテリからの電力によって作動し、燃焼
部において燃料油を点火し、燃焼させることができ、燃
料油が燃焼すると、燃焼部からの熱によって熱電素子が
発電する電力を給電されることにより、正常に作動し、
暖房運転を継続することができる。
は、燃焼部からの熱によって発電し、充放電コントロー
ラを介してバッテリを充電するとともに燃焼制御装置に
給電することができる。そこで、燃焼制御装置は、始動
するときは、バッテリからの電力によって作動し、燃焼
部において燃料油を点火し、燃焼させることができ、燃
料油が燃焼すると、燃焼部からの熱によって熱電素子が
発電する電力を給電されることにより、正常に作動し、
暖房運転を継続することができる。
【0011】熱電素子は、熱電材料として、金属半導体
の他、セラミックス半導体等の熱電半導体を使用するこ
とができる。なお、熱電素子は、P形、N形の熱電半導
体を熱的に並列に電気的に直列に接続し、熱電効果を利
用して熱エネルギを直接電力に変換することができる。
の他、セラミックス半導体等の熱電半導体を使用するこ
とができる。なお、熱電素子は、P形、N形の熱電半導
体を熱的に並列に電気的に直列に接続し、熱電効果を利
用して熱エネルギを直接電力に変換することができる。
【0012】第2発明の構成によるときは、燃焼部から
の熱によって発電する熱電素子は、充放電コントローラ
を介してバッテリを充電し、バッテリは、点火装置に給
電することができる。そこで、点火装置は、バッテリか
ら給電されることにより、燃焼部において確実に燃料油
を点火させ、燃焼させることができる。なお、かかる第
2発明は、電気装置として点火装置のみを有する暖房装
置を対象としている。
の熱によって発電する熱電素子は、充放電コントローラ
を介してバッテリを充電し、バッテリは、点火装置に給
電することができる。そこで、点火装置は、バッテリか
ら給電されることにより、燃焼部において確実に燃料油
を点火させ、燃焼させることができる。なお、かかる第
2発明は、電気装置として点火装置のみを有する暖房装
置を対象としている。
【0013】
【実施例】以下、図面を以って実施例を説明する。
【0014】暖房装置の電源装置は、燃焼制御装置10
に給電するバッテリ21と、充放電コントローラ22を
介してバッテリ21を充電し、燃焼制御装置10に給電
する熱電素子23とを主要部材としてなる(図1)。
に給電するバッテリ21と、充放電コントローラ22を
介してバッテリ21を充電し、燃焼制御装置10に給電
する熱電素子23とを主要部材としてなる(図1)。
【0015】燃焼制御装置10は、運転スイッチ11
と、制御回路12と、ヒータ13、ポンプ14、点火装
置15、ファン16とを備えており、燃焼部30ととも
に、石油ファンヒータを構成している。
と、制御回路12と、ヒータ13、ポンプ14、点火装
置15、ファン16とを備えており、燃焼部30ととも
に、石油ファンヒータを構成している。
【0016】運転スイッチ11は、制御回路12を始
動、停止させることができる。ヒータ13は、燃料油を
加温し、燃料油がガス化し易くする。ポンプ14は、図
示しない燃料タンクから燃焼部30に燃料油を送り出
し、点火装置15は、燃焼部30において燃料油を点火
させ、燃焼させることができる。ファン16は、燃焼部
30からの熱を温風として室内に送り出す。運転スイッ
チ11は、制御回路12に接続されており、ヒータ1
3、ポンプ14、点火装置15、ファン16も、制御回
路12に接続されている。また、制御回路12には、商
用電源ACに接続する非常用の電源コード18が付設さ
れている。
動、停止させることができる。ヒータ13は、燃料油を
加温し、燃料油がガス化し易くする。ポンプ14は、図
示しない燃料タンクから燃焼部30に燃料油を送り出
し、点火装置15は、燃焼部30において燃料油を点火
させ、燃焼させることができる。ファン16は、燃焼部
30からの熱を温風として室内に送り出す。運転スイッ
チ11は、制御回路12に接続されており、ヒータ1
3、ポンプ14、点火装置15、ファン16も、制御回
路12に接続されている。また、制御回路12には、商
用電源ACに接続する非常用の電源コード18が付設さ
れている。
【0017】熱電素子23は、金属またはセラミックス
の熱電半導体を組み合わせてなり、熱エネルギーを直接
電力に変換することができる。熱電素子23は、燃焼部
30の近傍に配設されており、燃焼部30からの熱によ
って発電することができる。
の熱電半導体を組み合わせてなり、熱エネルギーを直接
電力に変換することができる。熱電素子23は、燃焼部
30の近傍に配設されており、燃焼部30からの熱によ
って発電することができる。
【0018】熱電素子23、バッテリ21は、充放電コ
ントローラ22に接続されている。また、充放電コント
ローラ22の出力は、燃焼制御装置10の制御回路12
に接続されている。
ントローラ22に接続されている。また、充放電コント
ローラ22の出力は、燃焼制御装置10の制御回路12
に接続されている。
【0019】バッテリ21は、充放電コントローラ22
を介し、燃焼制御装置10に給電することができ、熱電
素子23は、充放電コントローラ22を介してバッテリ
21を充電するとともに、燃焼制御装置10に給電する
ことができる。ただし、充放電コントローラ22は、熱
電素子23の出力に従って、バッテリ21の充放電を制
御するものとする。
を介し、燃焼制御装置10に給電することができ、熱電
素子23は、充放電コントローラ22を介してバッテリ
21を充電するとともに、燃焼制御装置10に給電する
ことができる。ただし、充放電コントローラ22は、熱
電素子23の出力に従って、バッテリ21の充放電を制
御するものとする。
【0020】運転スイッチ11が操作されず、ヒータ1
3、ポンプ14、点火装置15、ファン16が停止して
おり、燃焼部30が作動していないとき、バッテリ21
は、充放電コントローラ22を介して燃焼制御装置10
の電源となっている。
3、ポンプ14、点火装置15、ファン16が停止して
おり、燃焼部30が作動していないとき、バッテリ21
は、充放電コントローラ22を介して燃焼制御装置10
の電源となっている。
【0021】運転スイッチ11を押し操作すると、制御
回路12が始動し、制御回路12は、ヒータ13に給電
を開始する。そこで、ヒータ13は、燃料油を一定温度
にまで加温する。次に、制御回路12は、ポンプ14に
給電するとともに、点火装置15にも給電する。ポンプ
14は、一定温度に加温された燃料油を燃焼部30に送
り、点火装置15は、燃焼部30において燃料油を点火
させ、燃焼させることができる。燃焼制御装置10は、
バッテリ21が充放電コントローラ22を介して制御回
路12に必要な電力を供給することにより、かかる一連
の動作を実行することができる。
回路12が始動し、制御回路12は、ヒータ13に給電
を開始する。そこで、ヒータ13は、燃料油を一定温度
にまで加温する。次に、制御回路12は、ポンプ14に
給電するとともに、点火装置15にも給電する。ポンプ
14は、一定温度に加温された燃料油を燃焼部30に送
り、点火装置15は、燃焼部30において燃料油を点火
させ、燃焼させることができる。燃焼制御装置10は、
バッテリ21が充放電コントローラ22を介して制御回
路12に必要な電力を供給することにより、かかる一連
の動作を実行することができる。
【0022】燃焼部30における燃料油の燃焼が安定す
ると、制御回路12は、ファン16を起動させ、ファン
16は、燃焼部30において発生する熱を温風として室
内に送り出すことができる。一方、熱電素子23は、燃
焼部30からの熱によって発電し、充放電コントローラ
22を介し、燃焼制御装置10が必要とする電力を提供
することができる。なお、このとき、熱電素子23は、
充放電コントローラ22を介し、バッテリ21を充電す
ることができる。
ると、制御回路12は、ファン16を起動させ、ファン
16は、燃焼部30において発生する熱を温風として室
内に送り出すことができる。一方、熱電素子23は、燃
焼部30からの熱によって発電し、充放電コントローラ
22を介し、燃焼制御装置10が必要とする電力を提供
することができる。なお、このとき、熱電素子23は、
充放電コントローラ22を介し、バッテリ21を充電す
ることができる。
【0023】運転スイッチ11を再び押し操作すると、
制御回路12は、ヒータ13、ポンプ14を停止させ
る。このとき、燃焼部30に対する燃料油の供給が停止
するため、燃焼が停止し、熱電素子23は、発電を停止
する。そこで、バッテリ21は、熱電素子23に代わ
り、充放電コントローラ22を介して制御回路12に対
する給電を開始し、制御回路12は、燃焼部30がファ
ン16によって十分冷却されると、ファン16を停止さ
せ、全体を元の待機状態に復帰させる。
制御回路12は、ヒータ13、ポンプ14を停止させ
る。このとき、燃焼部30に対する燃料油の供給が停止
するため、燃焼が停止し、熱電素子23は、発電を停止
する。そこで、バッテリ21は、熱電素子23に代わ
り、充放電コントローラ22を介して制御回路12に対
する給電を開始し、制御回路12は、燃焼部30がファ
ン16によって十分冷却されると、ファン16を停止さ
せ、全体を元の待機状態に復帰させる。
【0024】すなわち、運転スイッチ11を押し操作す
ると、バッテリ21は、充放電コントローラ22を介し
て制御回路12に給電し、制御回路12は、燃焼部30
において、燃料油を点火させ、燃焼させることができ
る。また、燃焼部30からの熱によって熱電素子23が
発電し、熱電素子23は、充放電コントローラ22を介
して制御回路12に給電するとともに、バッテリ21を
充電する。このとき、制御回路12は、ファン16によ
り温風を送り出し、正常運転を継続することができる。
なお、ファン16は、一般に、燃焼部30からの発生熱
量が十分に大きくなり、熱電素子23の発電機能が確立
された後に起動されるから、バッテリ21は、ファン1
6の起動容量に耐えるような大きな容量は必要でない。
運転スイッチ11を再び押し操作すると、制御回路12
に対する給電は熱電素子23からバッテリ21に切り換
わり、ファン16は、燃焼部30を冷却し、その後、制
御回路12は、ファン16を停止させる。
ると、バッテリ21は、充放電コントローラ22を介し
て制御回路12に給電し、制御回路12は、燃焼部30
において、燃料油を点火させ、燃焼させることができ
る。また、燃焼部30からの熱によって熱電素子23が
発電し、熱電素子23は、充放電コントローラ22を介
して制御回路12に給電するとともに、バッテリ21を
充電する。このとき、制御回路12は、ファン16によ
り温風を送り出し、正常運転を継続することができる。
なお、ファン16は、一般に、燃焼部30からの発生熱
量が十分に大きくなり、熱電素子23の発電機能が確立
された後に起動されるから、バッテリ21は、ファン1
6の起動容量に耐えるような大きな容量は必要でない。
運転スイッチ11を再び押し操作すると、制御回路12
に対する給電は熱電素子23からバッテリ21に切り換
わり、ファン16は、燃焼部30を冷却し、その後、制
御回路12は、ファン16を停止させる。
【0025】かかる暖房装置の電源装置は、バッテリ2
1と熱電素子23とが充放電コントローラ22を介して
制御回路12に給電することにより、燃焼制御装置10
を稼働させることができるため、商用電源ACからの電
力を必要とせず、任意の場所において暖房装置を独立運
転することができる。
1と熱電素子23とが充放電コントローラ22を介して
制御回路12に給電することにより、燃焼制御装置10
を稼働させることができるため、商用電源ACからの電
力を必要とせず、任意の場所において暖房装置を独立運
転することができる。
【0026】以上の説明において、熱電素子23は、燃
焼部30に対して複数組を設置してもよい。すなわち、
熱電素子23は、燃焼制御装置10を稼働させ、バッテ
リ21を充電するために必要十分な発電容量を有するも
のとする。
焼部30に対して複数組を設置してもよい。すなわち、
熱電素子23は、燃焼制御装置10を稼働させ、バッテ
リ21を充電するために必要十分な発電容量を有するも
のとする。
【0027】また、バッテリ21が未充電であり、燃焼
制御装置10を始動することができない場合は、電源コ
ード18を介し、商用電源ACからの給電により燃焼制
御装置10を稼働させ、熱電素子23によりバッテリ2
1を充電する。以後、燃焼制御装置10は、電源コード
18を使用することなく、バッテリ21によって始動す
ることができる。なお、バッテリ21は、燃焼制御装置
10を数回始動させることができればよく、極く小容量
のものでよい。
制御装置10を始動することができない場合は、電源コ
ード18を介し、商用電源ACからの給電により燃焼制
御装置10を稼働させ、熱電素子23によりバッテリ2
1を充電する。以後、燃焼制御装置10は、電源コード
18を使用することなく、バッテリ21によって始動す
ることができる。なお、バッテリ21は、燃焼制御装置
10を数回始動させることができればよく、極く小容量
のものでよい。
【0028】
【他の実施例】暖房装置が石油ストーブであるときは、
燃焼制御装置10に代えて、点火装置40を接続すれば
よい(図2)。
燃焼制御装置10に代えて、点火装置40を接続すれば
よい(図2)。
【0029】点火装置40は、スイッチ41と点火ヒー
タ42とを有している。スイッチ41は、燃焼部30に
燃料油を点火するときに投入され、点火ヒータ42を作
動させることができる。点火ヒータ42は、通電すると
赤熱し、燃焼部30において燃料油を点火させることが
できる。
タ42とを有している。スイッチ41は、燃焼部30に
燃料油を点火するときに投入され、点火ヒータ42を作
動させることができる。点火ヒータ42は、通電すると
赤熱し、燃焼部30において燃料油を点火させることが
できる。
【0030】スイッチ41が操作され、点火装置40の
回路が閉じると、バッテリ21は、充放電コントローラ
22を介して点火ヒータ42に給電することができ、点
火ヒータ42は、燃焼部30において燃料油を点火させ
る。
回路が閉じると、バッテリ21は、充放電コントローラ
22を介して点火ヒータ42に給電することができ、点
火ヒータ42は、燃焼部30において燃料油を点火させ
る。
【0031】燃焼部30において燃料油が点火され、燃
焼すると、スイッチ41を介して点火装置40の回路を
開く。また、熱電素子23は、燃焼部30からの熱によ
り発電し、充放電コントローラ22を介してバッテリ2
1を充電することができる。
焼すると、スイッチ41を介して点火装置40の回路を
開く。また、熱電素子23は、燃焼部30からの熱によ
り発電し、充放電コントローラ22を介してバッテリ2
1を充電することができる。
【0032】以上の説明において、点火ヒータ42は、
電気火花を利用するイグナイタであってもよい。また、
燃焼部30は、石油以外のガス等の燃料を燃焼させるも
のであってもよい。
電気火花を利用するイグナイタであってもよい。また、
燃焼部30は、石油以外のガス等の燃料を燃焼させるも
のであってもよい。
【0033】
【発明の効果】以上説明したように、この出願に係る第
1発明によれば、燃焼部からの熱によって発生する熱電
素子と、燃焼制御装置に給電するバッテリとを組み合わ
せることによって、バッテリは、燃焼制御装置が始動す
るとき、燃焼制御装置に給電することができ、熱電素子
は、燃焼制御装置を介して正常運転を継続させることが
できるから、商用電源から電源コードを引く必要がな
く、暖房装置を任意に移動して独立運転することができ
るという優れた効果がある。
1発明によれば、燃焼部からの熱によって発生する熱電
素子と、燃焼制御装置に給電するバッテリとを組み合わ
せることによって、バッテリは、燃焼制御装置が始動す
るとき、燃焼制御装置に給電することができ、熱電素子
は、燃焼制御装置を介して正常運転を継続させることが
できるから、商用電源から電源コードを引く必要がな
く、暖房装置を任意に移動して独立運転することができ
るという優れた効果がある。
【0034】第2発明によれば、点火装置に給電するバ
ッテリと、燃焼部からの熱によって発電し、バッテリを
充電する熱電素子とを組み合わせることによって、バッ
テリは、消耗することがなく、安定な電力を点火装置に
給電することができるから、点火装置は、作動不能にな
るおそれがなく、常に安定に作動することができるとい
う優れた効果がある。
ッテリと、燃焼部からの熱によって発電し、バッテリを
充電する熱電素子とを組み合わせることによって、バッ
テリは、消耗することがなく、安定な電力を点火装置に
給電することができるから、点火装置は、作動不能にな
るおそれがなく、常に安定に作動することができるとい
う優れた効果がある。
【0035】なお、第1発明、第2発明において、未充
電のバッテリは、燃焼部以外の任意の熱源を介して熱電
素子を加熱し、熱電素子の発電電力によって充電するこ
とができるから、電源が全くない環境においても、何ら
かの手段によって熱電素子を加熱することにより、全体
を簡単に始動させ、円滑に正常運転に移行させることが
できるという効果がある。
電のバッテリは、燃焼部以外の任意の熱源を介して熱電
素子を加熱し、熱電素子の発電電力によって充電するこ
とができるから、電源が全くない環境においても、何ら
かの手段によって熱電素子を加熱することにより、全体
を簡単に始動させ、円滑に正常運転に移行させることが
できるという効果がある。
【図1】 全体構成ブロック系統図
【図2】 他の実施例を示す図1相当図
10…燃焼制御装置 21…バッテリ 22…充放電コントローラ 23…熱電素子 30…燃焼部 40…点火装置
Claims (2)
- 【請求項1】 燃焼部からの熱によって発電する熱電素
子と、燃焼制御装置に給電するバッテリとを備えてな
り、前記熱電素子は、充放電コントローラを介して前記
バッテリを充電するとともに燃焼制御装置に給電するこ
とを特徴とする暖房装置の電源装置。 - 【請求項2】 燃焼部からの熱によって発電する熱電素
子と、点火装置に給電するバッテリとを備えてなり、前
記熱電素子は、充放電コントローラを介して前記バッテ
リを充電することを特徴とする暖房装置の電源装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP561095A JPH08193717A (ja) | 1995-01-18 | 1995-01-18 | 暖房装置の電源装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP561095A JPH08193717A (ja) | 1995-01-18 | 1995-01-18 | 暖房装置の電源装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH08193717A true JPH08193717A (ja) | 1996-07-30 |
Family
ID=11615977
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP561095A Pending JPH08193717A (ja) | 1995-01-18 | 1995-01-18 | 暖房装置の電源装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH08193717A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6100671A (en) * | 1997-10-07 | 2000-08-08 | Seiko Instruments Inc. | Electronic equipment power charging system |
CN108008655A (zh) * | 2017-12-07 | 2018-05-08 | 湖北中瑞天恒节能科技发展有限公司 | 一种燃气灶具控制盒 |
-
1995
- 1995-01-18 JP JP561095A patent/JPH08193717A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6100671A (en) * | 1997-10-07 | 2000-08-08 | Seiko Instruments Inc. | Electronic equipment power charging system |
CN108008655A (zh) * | 2017-12-07 | 2018-05-08 | 湖北中瑞天恒节能科技发展有限公司 | 一种燃气灶具控制盒 |
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Date | Code | Title | Description |
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A02 | Decision of refusal |
Effective date: 20040316 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 |