JP2008249197A - ガス機器 - Google Patents

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大作 佐藤
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Abstract

【課題】近年の大きな消費電力を補える程度に、上記熱発電手段により多くの電力を発生することができるガス機器を提供する。
【解決手段】燃料ガスGを燃焼させて火炎3を形成し上方に載置された加熱対象物1の底部2を加熱するバーナ66と、低温部33と高温部34との温度差により電力を発生する熱発電手段30と、熱発電手段30で発生した電力を蓄電する蓄電手段32とを備え、加熱対象物1の底部2に当接する当接部と当接部に対して温度差がある非当接部とを有する当接部材10において、当接部に低温部33又は高温部34の何れか一方を配置し、非当接部に他方を配置する。
【選択図】図1

Description

本発明は、燃料ガスを燃焼させて火炎を形成し上方に載置された加熱対象物の底部を加熱するバーナと、低温部と高温部との温度差により電力を発生する熱発電手段と、前記熱発電手段で発生した電力を蓄電する蓄電手段とを備えたガス機器に関する。
従来のガス機器は、バーナが燃料ガスを燃焼させて火炎を形成し、当該火炎が五徳等により火炎の上部に載置された加熱対象物の底部を加熱するように構成されている。
そして、上述したガス機器の一例であるコンロとして、低温部と高温部との温度差により電力を発生する熱発電手段を、火炎の熱により加熱され高温となる部分に配置された高温部と、高温部よりも温度の低い部分に配置された低温部との温度差により電力を発生する形態で備え、当該電力を蓄電する蓄電手段を備えたものが知られている(例えば、特許文献1を参照。)。
更に、上記特許文献1に記載のコンロは、上面に加熱対象物を載置する載置部位と載置部位を天板上に支持する支持部位とからなる五徳を備え、熱発電手段が、支持部位と天板との間に配置され、その上面の高温部が支持部位に伝達された火炎の熱により加熱され、その下面の低温部が天板側により放熱される形態で、電力を発生するように構成されている。
そして、このような熱発電手段を備えたガス機器は、熱発電手段が発生した電力を制御装置等の電力を消費する電力消費部に供給することができる。よって、商用電力系統から電力を供給しなくても運転することができ、商用電力系統に接続するためのコンセントの位置に制限されることなく設置したり、停電時において利用することができる。
特開平7−180842号公報
上述した特許文献1のコンロでは、上記熱発電手段の高温部と低温部との間に充分な温度差をつけることができなかった。即ち、五徳において上記高温部と当接する支持部位は、火炎に晒される載置部位からの伝熱により加熱されるが、その伝熱過程での外気への放熱により、十分に高温にはならない。また、上記低温部と当接する天板は、火炎からの輻射熱により十分に低温にはならない。この結果、上記支持部位と上記天板との間に設けられた熱発電手段では、低温部と高温部との温度差が小さくなるため、多くの電力を発生できないという問題があった。
また、近年のガス機器の高性能化に伴い、ガス機器に備えられた電力消費部の消費電力が増加する傾向にあるため、上述した熱発電手段により多くの電力を発生させることが望まれている。
本発明は、上記の課題に鑑みてなされたものであり、その目的は、近年の大きな消費電力を補える程度に、上記熱発電手段により多くの電力を発生することができるガス機器を提供する点にある。
上記目的を達成するための本発明に係るガス機器は、
燃料ガスを燃焼させて火炎を形成し上方に載置された加熱対象物の底部を加熱するバーナと、
低温部と高温部との温度差により電力を発生する熱発電手段と、
前記熱発電手段で発生した電力を蓄電する蓄電手段とを備えたガス機器であって、
その第1特徴構成は、前記加熱対象物の底部に当接する当接部と前記当接部に対して温度差がある非当接部とを有する当接部材において、前記当接部を前記低温部又は前記高温部の何れか一方とし、前記非当接部を他方とした点にある。
上記第1特徴構成によれば、当接部材の当接部を被加熱対象物の底部に当接させることで、当該当接部を被加熱対象物の底部と略同じ温度に維持することができる。
また、この加熱対象物の底部の温度は、加熱対象物が比較的大きな熱容量を有することから火炎温度よりも十分に低く、また、火炎により直接加熱されていることから、室温よりも十分に高い温度となる。
よって、この当接部材において、加熱対象物の底部に当接する当接部を熱発電手段の低温部又は高温部の何れか一方とし、上記火炎の温度や上記室温に近い温度となる当接部以外の非当接部を熱発電手段の他方とすれば、高温部と低温部との温度差を十分に取って、多くの電力を発生させることができる。
従って、近年の大きな消費電力を補える程度に、上記熱発電手段により多くの電力を発生することができるガス機器を実現することができる。
本発明に係るガス機器の第2特徴構成は、上記第1特徴構成に加えて、前記当接部材が、前記バーナの火炎に晒される部分に前記非当接部を有すると共に当該非当接部を前記高温部とした点にある。
上記第2特徴構成によれば、火炎に晒される非当接部は、加熱対象物の底部と比べて、火炎が高温であるため、常に高温に保たれる。
一方、加熱対象物の底部に当接する当接部は、特にバーナの燃焼開始時から十分に時間が経過しておらず加熱対象物の底部が低温である場合に、加熱対象物への放熱が促進されるので、上記火炎に晒される非当接部と比較して十分に低温となる。よって、火炎に晒され高温に維持される当該非当接部を熱発電手段の高温部とすると共に、その非当接部よりも十分に低温となる当該当接部を熱発電手段の低温部とすることで、低温部と高温部との温度差を十分に大きくでき、熱発電手段により多くの電力を発生させることができる。
本発明に係るガス機器の第3特徴構成は、上記第2特徴構成に加えて、前記当接部材が、上面に加熱対象物を載置する載置部位と前記載置部位を天板上に支持する支持部位からなる五徳であり、前記載置部位の上面に前記当接部を有し前記載置部位の下面に前記非当接部を有する点にある。
上記第3特徴構成によれば、ガス機器に備えられている五徳を当接部材とすることで、その五徳を利用した簡単な構成で、多くの電力を発生する熱発電手段を実現することができる。
即ち、五徳は、載置部位の上面に加熱対象物の底部と当接する当接部を有し、載置部位の下面に火炎に晒される部分である非当接部を有する。当該載置部位の上面を低温部とし当該載置部位の下面を高温部とすれば、簡単な構成で、低温部と高温部との温度差を大きくすることができる。
本発明に係るガス機器の第4特徴構成は、上記第1特徴構成に加えて、前記当接部材が、燃料ガス又は空気に晒される部分に前記非当接部を有すると共に当該非当接部を前記低温部としたものである点にある。
上記第4特徴構成によれば、バーナに供給される燃料ガス又はバーナに供給される燃焼用空気若しくは室内空気等の空気に晒される非当接部は、燃料ガスや空気が低温であるため、常に十分に常に低温に保たれる。
一方、加熱対象物の底部に当接する当接部は、特にバーナの燃焼開始時から十分に時間が経過して加熱対象物が高温である場合、火炎により常時加熱されているので、上記燃料ガス又は空気に晒される非当接部と比較して十分に高温となる。よって、燃料ガス又は空気に晒され低温に維持される当該非当接部を熱発電手段の低温部とすると共に、その非当接部よりも十分に高温となる当該当接部を熱発電手段の高温部とすることで、低温部と高温部との温度差を大きくすることができ、熱発電手段により多くの電力を発生させることができる。
本発明に係るガス機器の第5特徴構成は、上記第4特徴構成に加えて、前記当接部材が、上面に加熱対象物を載置する載置部位と前記載置部位を天板上に支持する支持部位とからなる五徳であり、前記載置部位に前記当接部を有し前記支持部位に前記非当接部を有する点にある。
上記第5特徴構成によれば、ガス機器に備えられている五徳を当接部材とすることで、その五徳を利用した簡単な構成で、多くの電力を発生する熱発電手段を実現することができる。
即ち、五徳は、載置部位に加熱対象物の底部と当接する当接部を有し、支持部位に室内空気に晒される非当接部を有する。よって、当該載置部位を高温部とし当該支持部位を低温部とすれば、簡単な構成で、熱発電手段の低温部と高温部との温度差を大きくすることができる。
本発明に係るガス機器の第6特徴構成は、上記第4特徴構成に加えて、前記当接部材が、前記バーナの中心に設けられた燃焼用空気を流通する基端部位から上方へ延出し先端部位が前記加熱対象物の底部に当接する部材であり、前記先端部位に前記当接部を有し前記基端部位に前記非当接部を有する点にある。
上記第6特徴構成によれば、バーナの中心に形成された開口部に位置する基端部位から上方へ延出し先端部位が加熱対象物の底部に当接する部材を利用した簡単な構成により、多くの電力を発生する熱発電手段を実現することができる。
即ち、上記当接部材は、先端部位に加熱対象物の底部と当接する当接部を有し、基端部位に上記バーナの中心に形成された開口部を流通する燃焼用空気に晒される非当接部を有する。よって、当該先端部位を高温部とし当該基端部位を低温部とすることで、簡単な構成により、熱発電手段の低温部と高温部との温度差を大きくすることができる。
本発明に係るガス機器の第7特徴構成は、上記第1特徴構成乃至上記第6特徴構成の何れかに加えて、電力を消費する電力消費部に対して、前記バーナの非燃焼時には、前記蓄電手段から電力を供給し、前記バーナの燃焼時には、前記熱発電手段から電力を供給するように、電力の供給状態を切り替える切替手段を備えた点にある。
上記第7特徴構成によれば、熱発電手段が電力を発生できないバーナの非燃焼時には、例えば点火装置等の電力消費部にて多くの電力が必要となる場合があるが、上記切替手段により、予め蓄電手段に蓄電した電力を、その電力消費部に供給するように電力の供給状態を切り替えることができる。一方、熱発電手段が電力を発生できるバーナの燃焼時には、上記切替手段により、熱発電手段が発生した電力を、蓄電手段を介さずに直接電力消費部に供給するように電力の供給状態を切り替えることができる。
本発明に係るガス機器の第8特徴構成は、上記第7特徴構成に加えて、入射光により電力を発生する光発電手段を備え、
前記蓄電手段が前記光発電手段で発生した電力を蓄電するように構成され、
前記切替手段が、前記電力消費部に対して、前記バーナの非燃焼時に、前記蓄電手段又は前記光発電手段から電力を供給するように構成されている点にある。
上記第8特徴構成によれば、上記光発電手段を備えることにより、バーナの非燃焼時には、光発電手段が発生し適宜蓄電手段に蓄電した電力を、電力消費部に供給するように、電力の供給状態を切り替えることができる。この結果、長時間継続してバーナが使われずに熱発電手段での発電が行われなくても、電力消費部に対して継続して電力を供給し、更に、蓄電手段が放電しきってしまうことを防止できる。また、長期保管後においても、光発電手段で電力を発電させて蓄電手段を充電する初期充電が可能となり、その充電された電力を利用して運転を再開させることができる。また、上記光発電手段を備えることで、バーナの非燃焼時にも発電が可能となるので、商用電力系統から電力の供給を受けるためのACアダプタ等が不要となる。
本発明におけるガス機器の一例であるコンロの実施の形態について、図面に基づいて説明する。尚、図1は、本発明の第1実施形態のコンロの概略構成図であり、図2は、本発明の第2実施形態のコンロの概略構成図であり、図3は、本発明の第3実施形態のコンロの概略構成図である。
〔第1実施形態〕
第1実施形態のコンロの構成について図1に基づいて説明する。
図1に示すコンロは、天然ガス系都市ガスなどの燃料ガスGを燃焼用の空気A1,A2により燃焼させて火炎3を形成するバーナ66を備えおり、上方に載置された鍋など加熱対象物1の底部2を加熱するように構成されている。
上記バーナ66は、ガス供給管61から供給された燃料ガスGを一次燃焼用空気A1と混合した後に、天板60上で円形に配置された複数の炎孔65から天板60上に噴出させるバーナ本体63を備えている。そして、そのバーナ本体63の炎孔65から噴出した混合気は、その中心に設けられた開口部67を通じて天板60上に供給される二次燃焼用空気A2が更に混合されて燃焼し、火炎3を形成する。
上記バーナ本体63に供給される燃料ガスGが流通するガス供給管61には、バーナ本体63への燃料ガスGの供給量を調節する電磁弁40が備えられ、炎口65の近傍には、炎孔65から噴出する燃料ガスGを点火する点火プラグ42が備えられている。
コンロには、上面13に加熱対象物1を載置する載置部位11と載置部位11を天板60上に支持する支持部位12とからなる五徳10が備えられている。
上記五徳10は、上記支持部位12が炎孔65の周囲で天板60上に搭載されるように環状に形成されており、その支持部位12から中心に向けて複数の載置部位11が延出形成されている。そして、五徳10の載置部位11の上面13に、加熱対象物1が載置されることで、バーナ66が形成する火炎3の上方に加熱対象物1を支持することができる。
そして、本第1実施形態において、この五徳10が、載置部位11の上面13が加熱対象物1の底部2と当接する当接部となり、載置部位11の下面14が火炎3に晒される非当接部となる形態で、加熱対象物1の底部2に当接する当接部と当接部に対して温度差がある非当接部とを有する当接部材となる。
本発明のコンロは、電力源として、低温部33と高温部34との温度差により電力を発生する熱電素子30(熱発電手段の一例)と、当該熱電素子30で発生した電力を蓄電する蓄電池32(蓄電手段の一例)とを備えており、商用電力系統から電力を供給しなくても必要な電力を自ら賄うように構成されている。
更に、熱電素子30の低温部33は上述した載置部位11の上面13に配置され、熱電素子30の高温部34は上述した載置部位11の下面14に配置され、当該載置部位11の上面13と載置部位11の下面14との間には、それらの温度差により電力を発生する電力発生部35が配置されている。即ち、熱電素子30は、五徳10の載置部位11において、下面14から上面13に渡って、高温部34と電力発生部35と低温部33とが積層して備えられている。これにより、加熱対象物1の底部2に当接する載置部位11の上面13に配置された低温部33は、特にバーナ66の燃焼開始時から十分に時間が経過しておらず加熱対象物1の底部2が低温である場合、加熱対象物1の底部2への放熱が促進されて、低温となる。一方、火炎3に晒される載置部位11の下面14に配置された高温部34は、非常に高温の火炎3に加熱され、高温となる。よって、熱電素子30は、当該低温部33と当該高温部34との間に大きな温度差を生成し、多くの電力を発生することができる。
熱電素子30が発生した電力は、適宜蓄電池32に蓄電され、電力消費部としての電磁弁40、制御装置50などの電子部品を冷却するためのファン41、温度センサ43、点火プラグ42、及び、後述する制御装置50等に供給することができる。
熱電素子30の電力発生部35は、N型熱電半導体とP型熱電半導体の何れか一方又は両方から構成されており、電力発生部35が低温部33と高温部34とを電気的に接続するように構成されている。低温部33と高温部34とに温度差が生じると、N型熱電半導体は、高温部34から低温部33へ電子を流し、P型熱電半導体は、高温部34から低温部33へ正孔を流す。これにより、電力発生部35に電位が発生するため、熱電素子30が電力を発生することとなる。例えば、低温部33が70℃で高温部34が650℃である場合、電力発生部35では、4.8Aの電流が流れ、6.3Vの電圧が発生する。この結果、熱電素子30の出力電力は、30.2Wとなる。当該出力電力は、低温部33と高温部34との温度差が大きいほど、増加する傾向がある。
更に、このコンロは、光入射により電力を発生する太陽電池31(光発電手段の一例)が天板60の上に備える。太陽電池31で発生した電力は、上記熱発電素子30と同様に、適宜蓄電池32に蓄電され、電力消費部に供給することができる。
また、バーナ66の開口部67に位置する基端部位72から上方に延出し加熱対象物1の底部2に当接する先端部位71を有する筒状部材70が備えられており、その筒状部材70の先端部位71には、加熱対象物1の底部2の温度を計測する温度センサ43が備えられている。温度センサ43の計測結果は、制御装置50により取得され、自動調理用のデータ等として用いられる。
更に、筒状部材70は、スライド機構68により昇降可能に構成されている。よって、筒状部材70の先端部位71は、加熱対象物1が五徳10の載置部位11に載置されると、下方から上方に押圧される形態で加熱対象物1の底部2に当接する。
制御装置50は、上述した電磁弁40、ファン41、点火プラグ42、及び温度センサ43を制御する。例えば、制御装置50は、バーナ66の燃焼開始時には、電磁弁40を閉状態から開状態とし、点火プラグ42を点火させる。また、バーナ66の燃焼時には、電磁弁40の開度を温度センサ43の計測結果に基づいて調整する。また、バーナ66の非燃焼時には、消費電力部を次の燃焼開始のための指令入力を受け付ける状態とする。
更に、制御装置50は、電力消費部に対して、バーナ66の燃焼時には、熱電素子30から電力を供給し、バーナ66の非燃焼時には、蓄電池32又は太陽電池31から電力を供給するように、切替回路51を制御して電力の供給状態を切り替える切替手段として機能するように構成されている。以下、この切替手段が働き、バーナ66の非燃焼時と燃焼時において切り替えられる電力供給状態について説明する。
切替回路51は、以下に説明する熱発電電力供給状態、光発電電力供給状態、蓄電電力供給状態の夫々を切り替え可能に構成されている。
熱発電電力供給状態は、熱電素子30が発生した電力を、電力消費部に供給すると共に、余剰の電力を蓄電池32に蓄電する状態である。光発電電力供給状態は、太陽電池31で発生した電力を、電力消費部に供給すると共に、余剰の電力を蓄電池32に蓄電する状態である。蓄電電力供給状態は、蓄電池32が蓄電した電力を、電力消費部に供給する状態である。
バーナ66の燃焼時には、制御装置50が、切替回路51を熱発電電力供給状態に切り替えるように制御する。即ち、バーナ66の燃焼時には、熱電素子30が電力を発生するため、当該電力が、バーナ66の燃焼時に電力を消費する電磁弁40、ファン41、制御装置50等の消費電力部に供給される。
バーナ66の非燃焼時には、制御装置50が、切替回路51を光発電電力供給状態又は蓄電電力供給状態に切り替えるように制御する。即ち、バーナ66の非燃焼時には、熱電素子30は電力を発生できないので、太陽電池31が発生した電力、又は、蓄電池32に蓄電された電力が、制御装置50等の消費電力部に供給される。
バーナ66の非燃焼時のうち燃焼開始時には、制御装置50が、切替回路51を蓄電電力供給状態に切り替えるように制御する。即ち、バーナ66の燃焼開始時には、多くの電力を必要とする点火プラグ42を点火する必要があるため、上述した熱発電電力供給状態及び光発電電力供給状態において蓄電池32に蓄電された電力が、主に点火プラグ42に供給される。また、当該電力は、バーナ66の燃焼開始時に電力を消費する電磁弁40、制御装置50にも適宜供給される。
上述したように、制御装置50が、熱発電電力供給状態、光発電電力供給状態、蓄電電力供給状態の夫々を適宜切り替える切替手段として機能することで、コンロにおける電力の供給が、コンロの状態に応じて適切に行われることになる。このため、このコンロは、商用電力系統から電力を供給しなくても運転することができ、商用電力系統に接続するためのコンセントの位置に制限されることなく設置したり、停電時において利用することができる。
尚、本第1実施形態において、載置部位11の上面13の高温部34及び載置部位11の下面14の低温部33の伝熱面積を稼ぐように、五徳10の載置部位11を天板60と平行な扁平形状等として五徳10の形状を適宜改変しても構わない。
〔第2実施形態〕
第2実施形態のコンロの構成について図2に基づいて説明する。尚、上記第1実施形態と同様の構成については、図面において同じ符号を付して説明を割愛する。図2に示すコンロでは、五徳10が、載置部位11が加熱対象物1の底部2と当接する当接部となり、支持部位12が室内空気に晒される非当接部となる形態で、加熱対象物1の底部2に当接する当接部と当接部に対して温度差がある非当接部とを有する当接部材となる。
熱電素子30の高温部34は上述した載置部位11に配置され、熱電素子30の低温部33は上述した支持部位12に配置され、載置部位11と支持部位12とを繋ぐ腕部15には、低温部33と高温部34との温度差により電力を発生する電力発生部35が配置されている。即ち、本実施形態においては、五徳10全体が熱電素子30として構成されており、載置部位11から支持部位12に渡って、高温部34と電力発生部35と低温部33とが積層して備えられている。これにより、加熱対象物1の底部2に当接する載置部位11に配置された高温部34は、特にバーナ66の燃焼開始時から十分に時間が経過して加熱対象物1の底部2が高温である場合、火炎3により常時加熱されているので、非常に高温となる。一方、火炎3の外側の支持部位12に配置された低温部33は、室内空気に晒されて冷却され、火炎3からの伝熱が少ないため、比較的低温となる。よって、熱電素子30は、当該低温部33と当該高温部34との間に大きな温度差を生成し、多くの電力を発生することができる。
尚、第2実施形態のコンロにおいて、熱電素子30の高温部34は、載置部位11の上面13だけでなく下面14まで含めた部分として構成される。これにより、熱電素子30の高温部34は、火炎3により一層晒されて高温となり、高温部34としてより有効に機能する。
〔第3実施形態〕
第3実施形態のコンロの構成について図3に基づいて説明する。尚、上記第1実施形態と同様の構成については、図面において同じ符号を付して説明を割愛する。
図3に示すコンロでは、バーナ66の開口部67に設けられた筒状部材70が、先端部位71が加熱対象物1の底部2と当接する当接部となり、基端部位72が二次燃焼用空気A2に晒される非当接部となる形態で、加熱対象物1の底部2に当接する当接部と当接部に対して温度差がある非当接部とを有する当接部材となる。
更に、熱電素子30の高温部34は上述した先端部位71に配置され、熱電素子30の低温部33は、上述した基端部位72に配置される。低温部33と高温部34との間には、低温部33と高温部34との温度差により電力を発生する電力発生部35が配置されている。即ち、本実施形態においては、筒状部材70全体が熱電素子30として構成されており、先端部位71から基端部位72に渡って、高温部34と電力発生部35と低温部33とが積層して備えられている。
これにより、加熱対象物1の底部2に当接する先端部位71に配置された高温部34は、特にバーナ66の燃焼開始時から十分に時間が経過して加熱対象物1の底部2が高温である場合、火炎3により常時加熱されているので、非常に高温となる。一方、開口部67に位置する基端部位72に配置された低温部33は、低温の二次燃焼用空気A2に晒されて冷却され、火炎3からの伝熱が少ないため、比較的低温となる。よって、熱電素子30は、当該低温部33と当該高温部34との間に大きな温度差を生成し、多くの電力を発生することができる。
上述したように、筒状部材70は、先端部位71に加熱対象物1の底部2の温度を計測する温度センサ43を備えて感温部として機能すると共に、加熱対象物1の底部2の熱を利用して電力を発生する熱発電手段としても機能するように構成される。これにより、この第2実施形態のコンロは、部品点数の増加を抑制しながらも、熱発電手段を備えることができる。
熱電素子30の低温部33を配置した基端部位72は、ファン41と近接して備えることができる。これにより、低温部33は、より多くの二次燃焼用空気D2に晒すことができ、より一層低温となって低温部33として良好に機能する。
尚、上記第3実施形態において、筒状部材70の基端部位72に配置した低温部33を二次燃焼用空気A2に晒して冷却する構成としたが、例えば、その基端部位72をバーナ66のバーナ本体63に供給される燃料ガスGや他の空気等に晒して冷却するように構成しても構わない。
〔別実施形態〕
(1)第1乃至第3実施形態において、本発明のガス機器の例としてコンロについて説明したが、本発明に係るガス機器は、別にコンロ以外のガス炊飯器等としても構成することができる。
本願発明のガス機器は、近年の大きな消費電力を補える程度に、上記熱発電手段により多くの電力を発生することができるガス機器として有効に利用可能である。
本発明に係るガス機器の一例である第1実施形態のコンロの概略構成図 本発明に係るガス機器の一例である第2実施形態のコンロの概略構成図 本発明に係るガス機器の一例である第3実施形態のコンロの概略構成図
符号の説明
1:加熱対象物
2:底部
3:火炎
10:五徳
11:載置部位
12:支持部位
13:上面
14:下面
30:熱電素子(熱発電手段)
31:太陽電池(光発電手段)
32:蓄電池(蓄電手段)
33:低温部
34:高温部
50:制御装置(切替手段)
51:切替回路(切替手段)
66:バーナ
67:開口部
70:筒状部材
71:先端部位
72:基端部位
G:燃料ガス
A1:一次燃焼用空気
A2:二次燃焼用空気

Claims (8)

  1. 燃料ガスを燃焼させて火炎を形成し上方に載置された加熱対象物の底部を加熱するバーナと、
    低温部と高温部との温度差により電力を発生する熱発電手段と、
    前記熱発電手段で発生した電力を蓄電する蓄電手段とを備えたガス機器であって、
    前記加熱対象物の底部に当接する当接部と前記当接部に対して温度差がある非当接部とを有する当接部材において、前記当接部を前記低温部又は前記高温部の何れか一方とし、前記非当接部を他方とするガス機器。
  2. 前記当接部材が、前記バーナの火炎に晒される部分に前記非当接部を有すると共に当該非当接部を前記高温部としたものである請求項1に記載のガス機器。
  3. 前記当接部材が、上面に加熱対象物を載置する載置部位と前記載置部位を天板上に支持する支持部位とからなる五徳であり、前記載置部位の上面に前記当接部を有し前記載置部位の下面に前記非当接部を有するものである請求項2に記載のガス機器。
  4. 前記当接部材が、燃料ガス又は空気に晒される部分に前記非当接部を有し、当該非当接部を前記低温部としたものである請求項1に記載のガス機器。
  5. 前記当接部材が、上面に加熱対象物を載置する載置部位と前記載置部位を天板上に支持する支持部位とからなる五徳であり、前記載置部位に前記当接部を有し前記支持部位に前記非当接部を有するものである請求項4に記載のガス機器。
  6. 前記当接部材が、前記バーナの中心に形成された開口部に位置する基端部位から上方へ延出し先端部位が前記加熱対象物の底部に当接する部材であり、前記先端部位に前記当接部を有し前記基端部位に前記非当接部を有するものである請求項4に記載のガス機器。
  7. 電力を消費する電力消費部に対して、前記バーナの非燃焼時には、前記蓄電手段から電力を供給し、前記バーナの燃焼時には、前記熱発電手段から電力を供給するように、電力の供給状態を切り替える切替手段を備えた請求項1から6の何れか一項に記載のガス機器。
  8. 入射光により電力を発生する光発電手段を備え、
    前記蓄電手段が前記光発電手段で発生した電力を蓄電するように構成され、
    前記切替手段が、前記電力消費部に対して、前記バーナの非燃焼時に、前記蓄電手段又は前記光発電手段から電力を供給するように構成されている請求項7に記載のガス機器。
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