JP2024026926A - ガスバーナ装置 - Google Patents
ガスバーナ装置 Download PDFInfo
- Publication number
- JP2024026926A JP2024026926A JP2022129472A JP2022129472A JP2024026926A JP 2024026926 A JP2024026926 A JP 2024026926A JP 2022129472 A JP2022129472 A JP 2022129472A JP 2022129472 A JP2022129472 A JP 2022129472A JP 2024026926 A JP2024026926 A JP 2024026926A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- gas burner
- power
- generated
- gas
- generation means
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
- 238000010248 power generation Methods 0.000 claims abstract description 18
- 238000010411 cooking Methods 0.000 claims description 13
- 239000002184 metal Substances 0.000 claims description 6
- 229910052751 metal Inorganic materials 0.000 claims description 6
- 239000004065 semiconductor Substances 0.000 claims description 6
- 230000005611 electricity Effects 0.000 claims description 4
- 150000002739 metals Chemical class 0.000 claims description 3
- 230000005678 Seebeck effect Effects 0.000 claims description 2
- 239000007772 electrode material Substances 0.000 description 11
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 4
- 238000007664 blowing Methods 0.000 description 1
- 238000009835 boiling Methods 0.000 description 1
- 238000000034 method Methods 0.000 description 1
Images
Classifications
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02B—CLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO BUILDINGS, e.g. HOUSING, HOUSE APPLIANCES OR RELATED END-USER APPLICATIONS
- Y02B40/00—Technologies aiming at improving the efficiency of home appliances, e.g. induction cooking or efficient technologies for refrigerators, freezers or dish washers
Landscapes
- Gas Burners (AREA)
Abstract
【課題】ガスバーナに点火するために火花放電を発生させるが、この火花放電を発生させるためには電力を必要とする。この電力は比較的多量の電力を消費するので、乾電池を電源とするものでは乾電池の消耗を早め、外部の商用電源から供給される電力を用いるものでは、電力消費量を抑制することが難しい。【解決手段】ガスバーナで炎が生成されている状態で発電する補助発電手段を設け、この補助発電手段で発電される電力を上記点火器に供給される火花発生用の電力に補助的に付加する。【選択図】 図3
Description
本発明は、火花放電による点火器を備えたガスバーナ装置に関する。
ガスバーナに点火する方式として、ガスバーナから可燃ガスを噴出させた状態でガスバーナの炎孔付近で火花放電を発生させて、噴出している可燃ガスに着火するというものがある(例えば、特許文献1参照)。
この火花放電を発生させるためには電力を必要とするが、この電力は比較的多量の電力を消費するので、乾電池を電源とするものでは乾電池の消耗を早め、外部の商用電源から供給される電力を用いるものでは、電力消費量を抑制することが難しい。
そこで本発明は、上記の問題点に鑑み、火花放電によって点火するタイプのガスバーナを備えたガス器具において、電力消費量を可及的に抑制することのできるガスバーナ装置を提供することを課題とする。
上記課題を解決するために本発明によるガスバーナ装置は、ガス供給管を介して供給されるガスバーナの近傍に放電により点火する点火器を備え、ガスバーナから噴出するガスに上記点火器とガスバーナとの間に生成される火花によって点火し、この点火によって生じる炎によって調理器具を加熱して、調理器具内の被調理物を加熱調理するガスバーナ装置において、ガスバーナで炎が生成されている状態で発電する補助発電手段を設け、この補助発電手段で発電される電力を上記点火器に供給される火花発生用の電力に補助的に付加することを特徴とする。
上記補助発電手段によって、ガスバーナで炎が生成されている間継続して発電される電力を、例えば次回の点火時に補助的に使用することによって、このような補助電力を使用しない場合と比較して乾電池などの電力の消費量を低減することができる。
なお、上記補助発電手段は上記ガスバーナの炎で加熱されることによりゼーベック効果により発電する熱電素子を採用することができる。
ただし、熱電素子の場合、2種の金属もしくは半導体の一方を常に冷却しなければ発電効率が低下する。そこで、上記ガスバーナは上記調理器具が載置される五徳を備えており、上記熱電素子をこの五徳に設け、熱電素子を構成する2種類の金属もしくは半導体の一方を調理器具の底面に接触する位置に設定することが望ましい。
このように構成することにって、他方の金属もしくは半導体はガスバーナの炎によって高温に加熱されるが、この一方の金属もしくは半導体は、煮炊き調理の場合には100℃以下に保持される調理器具によって常に冷却されることになる。
以上の説明から明らかなように、本発明は、ガスバーナへの着火の際に必要とされる火花放電量の電力として補助発電手段が発電する電力を補助的に使用するので、電源として要したものの消費電力を可及的に低減することができる。
1は本発明によるガスバーナ装置の一例であるガスコンロ装置である。このガスコンロ装置1には前面に開閉式のカバー11が設けられており、このカバー11を手前に開くと電源である電池が収納される電池ボックス(図示せず)が収納されている。また、上面には3機のガスバーナ2が設けられており、各ガスバーナ2には五徳21が配設されると共に、図示しないが、各々点火器(点火プラグ)が配設されている。この点火器はガスバーナ2に点火する際に用いられるものであり、点火器とガスバーナ2との間で火花放電を発生させてガスバーナ2から噴出している可燃性ガスに着火させるものである。
図2を参照して、本実施の形態では、補助発電手段として熱電素子3を五徳21に設けた例を説明する。熱電素子3は2種類の電極素材(金属もしくは半導体からなる)31,32を接合し、両電極素材31,32に温度差を生じさせると、両電極素材31,32の間に熱起電力が生じるというものである。この熱起電力の大きさは上記温度差が大きいほど大きくなる。そのため、一方の電極素材31を冷却し、他方の電極素材32を加熱する必要がある。他方の電極素材32はガスバーナ2から生じる炎Fによって加熱される、一方の電極素材31は五徳21の上面に露出するように設けることにより、調理器具Nに接触するようにした。煮炊き調理の場合には調理器具Nの内部には水分が蓄えられており、従って、調理器具Nの表面温度はほぼ100℃以下に保持されることになる。このため、他方の電極素材が高温に加熱されても、他方の電極素材31は常に調理器具Nによって冷却されるので、熱起電力が減少することがない。
図3を参照して、乾電池式の電源5から制御装置51に電源が供給されるように構成し、図外の点火ボタンによる点火操作がされると、この制御装置51から電力が点火器52に供給され、ガスバーナ2に対して火花放電が発生してガスバーナ2に点火される。
ガスバーナ2が点火されている間は継続して熱電素子3で熱起電力が発電される。その発電された熱起電力は蓄電部41に蓄電され、次回点火操作がされた際に昇圧回路42を介して上記制御装置51に供給され、電源5から点火用として供給される電力に対して補助的に追加される。従って、電源5からの電力供給量が抑制され、電源5の寿命が延びることになる。なお、本実施の形態では乾電池式の電源5を用いた例について説明したが、外部の商用電源からの電力を元に直流電力を生成する電源を用いてもよい。
また、上記実施の形態では熱電素子3を補助発電手段として用いたが、図4に示すように、ガス供給管12に開設された発電装置6を補助発電手段として用いてもよい。この発電装置6は内部にガス流によって回転する風車61を備えており、この風車61によって図外の発電機を稼働させることによって発電する。
なお、本発明は上記した形態に限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲内において種々の変更を加えてもかまわない。
1 ガスコンロ装置
2 ガスバーナ
3 熱電素子
5 電源
6 発電装置
21 五徳
31 電極素材
32 電極素材
41 蓄電部
42 昇圧回路
51 制御装置
52 点火器
2 ガスバーナ
3 熱電素子
5 電源
6 発電装置
21 五徳
31 電極素材
32 電極素材
41 蓄電部
42 昇圧回路
51 制御装置
52 点火器
Claims (3)
- ガス供給管を介して供給されるガスバーナの近傍に放電により点火する点火器を備え、ガスバーナから噴出するガスに上記点火器とガスバーナとの間に生成される火花によって点火し、この点火によって生じる炎によって調理器具を加熱して、調理器具内の被調理物を加熱調理するガスバーナ装置において、ガスバーナで炎が生成されている状態で発電する補助発電手段を設け、この補助発電手段で発電される電力を上記点火器に供給される火花発生用の電力に補助的に付加することを特徴とするガスバーナ装置。
- 上記補助発電手段は上記ガスバーナの炎で加熱されることによりゼーベック効果により発電する熱電素子であることを特徴とする請求項1に記載のガスバーナ装置。
- 上記ガスバーナは上記調理器具が載置される五徳を備えており、上記熱電素子をこの五徳に設け、熱電素子を構成する2種類の金属もしくは半導体の一方を調理器具の底面に接触する位置に設定したことを特徴とする請求項2に記載のガスバーナ装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2022129472A JP2024026926A (ja) | 2022-08-16 | 2022-08-16 | ガスバーナ装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2022129472A JP2024026926A (ja) | 2022-08-16 | 2022-08-16 | ガスバーナ装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2024026926A true JP2024026926A (ja) | 2024-02-29 |
Family
ID=90038594
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2022129472A Pending JP2024026926A (ja) | 2022-08-16 | 2022-08-16 | ガスバーナ装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2024026926A (ja) |
-
2022
- 2022-08-16 JP JP2022129472A patent/JP2024026926A/ja active Pending
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP5367918B1 (ja) | ガス器具 | |
RU2733347C1 (ru) | Устройство, выполненное с возможностью автоматического зажигания или нагревания сигареты | |
JP2008249197A (ja) | ガス機器 | |
JPH08226637A (ja) | 蓄電池内蔵の燃焼装置 | |
CN104930556A (zh) | 燃气灶 | |
JP2024026926A (ja) | ガスバーナ装置 | |
CN106452187A (zh) | 自给电燃气灶 | |
CN204806472U (zh) | 燃气灶 | |
SE1630056A1 (en) | Portable igniter for ignition of a charcoal grill | |
CN203744298U (zh) | 一种自供电的燃气炉具电子点火装置 | |
CN209545222U (zh) | 一种燃气灶电池充电装置 | |
JPH08247450A (ja) | 蓄電池内蔵の燃焼装置 | |
CN204513486U (zh) | 燃气器具 | |
KR100332638B1 (ko) | 가스 레인지의 폐열을 이용한 열전 발전 장치 | |
JPH09201277A (ja) | ガス保温機能付炊飯器 | |
CN103948233B (zh) | 温差发电水壶 | |
TWI747045B (zh) | 產生高總量微電壓暨供應電源控制設備使用的熱偶裝置 | |
JP7163971B2 (ja) | 可搬型電源 | |
JP2018064315A (ja) | 可搬式発電装置 | |
KR102219213B1 (ko) | 과열보호부가 구비된 열전발전기를 포함하는 연소장치 | |
JP7111584B2 (ja) | 加熱調理器 | |
CN210568594U (zh) | 用于灶具的电源装置及嵌入式灶具 | |
JP2006194506A (ja) | ガス器具 | |
TWM629781U (zh) | 燃氣安全定時裝置 | |
KR200282384Y1 (ko) | 스토브 버너 |