JPH08192997A - 油圧ジャッキの補助装置 - Google Patents

油圧ジャッキの補助装置

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JPH08192997A
JPH08192997A JP584395A JP584395A JPH08192997A JP H08192997 A JPH08192997 A JP H08192997A JP 584395 A JP584395 A JP 584395A JP 584395 A JP584395 A JP 584395A JP H08192997 A JPH08192997 A JP H08192997A
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hydraulic jack
auxiliary device
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Chinshu Boku
鎭洙 朴
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 持ち上げる工作物が回転して、落下すること
がないよう、安定に乗降させる。 【構成】 油圧ジャッキ10を直立状態で収納し得るよ
うに横断面“コ”形の内側ケース23を有している下部
本体20と、内側ケースの外部に被せらる外部ケース3
1を有している上部本体30とを備えている。内側ケー
ス23の両側外面には、ダブテール形縦溝24が形成さ
れ、外部ケース31には、内側ケースのダブテール形縦
溝に対応して結合されるようにダブテール形縦突起32
が形成されている。油圧ジャッキ10を内部ケース23
内に入れて、これを動作させると、上部本体30は、回
転することなく、上下方向にのみ移動する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、油圧ジャッキに取り付
けて、油圧ジャッキで持ち上げる対象物を安定乗降させ
ることができる油圧ジャッキの補助装置に関するもので
ある。
【0002】
【従来の技術】一般的に、油圧ジャッキは、重量物の工
作物又は構造物を押し上げるのに使用する器具で、無数
の技術が提案されているが、これらのうち、最も一般的
な油圧ジャッキである韓国実用新案公告第88−614
号を一例として説明する。
【0003】この先行技術における油圧ジャッキ10
は、図1に示すように、ベース11上の二重管により内
外部流体室12,13に区画されたシリンダ14と、こ
のシリンダ14の外部流体室13から内部流体室12に
作動流体を押送するための油圧ポンプ15とを備えてい
るものである。シリンダ14の内部流体室12には、下
端にピストン16が内装されたピストンロッド17が乗
降可能に設けられ、このピストンロッド17の上端には
押接部(動作端)18が形成されている。また、シリン
ダ14の外部流体室13には、作動流体が充填されてい
る。
【0004】内外部流体室12,13は、流路を通じて
油圧ポンプ15と互いに連通されている。この流路に
は、油圧ポンプ15をポンピングすると、外部流体室1
3内の作動流体が油圧ポンプ15に流入されてから内部
流体室12に押送されることにより、ピストン16が上
昇するようにチェックバルブ19が設けられている。さ
らに、この流路には、内部流体室12に充填された作動
流体を外部流体室13に復帰させるために、スチールボ
ールを含むリターンスクリュー(図示せず)が緊密に締
結されている。
【0005】前記のように構成された先行技術による油
圧ジャッキ10を使用する場合、この油圧ジャッキ10
を押し上げようとする構造物又は工作物の下部に配置し
てから、ベース11上の油圧ポンプ15を上下作動し
て、シリンダ14の外部流体室13から内部流体室12
に作動流体をポンピングすると、内部流体室12内部の
ピストン16が上昇する。このピストン16が上昇する
と、ピストンロッド17の上端の押接部18が工作物の
下面に密着するまでは、ピストンロッド17は、無負荷
荷状態で上昇することになる。ピストンロッド17の上
端の押接部18が工作物の下面に密着すると、このとき
から、始めて工作物が押し上げられる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前記の
ように構成された従来の油圧ジャッキにおいては、円筒
形のシリンダ14の内部流体室12内部にピストンロッ
ド17下端のピストン16が単に挿入されているので、
工作物を押し上げる時、ピストンロッドが回転してしま
い、工作物が動いて、事故につながるおそれがあるとい
う問題点がある。
【0007】又、シリンダ14に設けられたピストンロ
ッド17上端の押接部18が工作物の下面に密着するま
で無負荷状態で上昇させる必要があるので、無駄な労力
を必要とし、これにより作業時間が遅延されるとともに
作業能率の向上を図ることができないという問題点があ
る。
【0008】本発明は、前記のような従来の諸般問題点
を解決するために研究開発したもので、本発明の主目的
は、工作物の回転なしに安定に乗降され、油圧ジャッキ
の故障時、油圧ジャッキのみを交替して使用し得る油圧
ジャッキの補助装置を提供することである。
【0009】本発明の他の目的は、下部本体のベース上
に横断面“コ”形の内側ケースを形成し、前記内側ケー
スの外側に横断面四角管形の外側ケースが被せられるよ
うに上部本体を提供することにより、上下部本体の構成
が簡単で製作が容易であり、これにより作業能率及び生
産性の向上を図ることができ、製造単価を節減できる油
圧ジャッキの補助装置を提供することである。
【0010】本発明のさらに他の目的は、油圧ジャッキ
の押接部(動作端)を無負荷で上昇させる無駄な作業を
無くし、作業能率の向上を図ることができる油圧ジャッ
キの補助装置を提供することである。
【0011】
【課題を解決するための手段】前記のような目的を達成
するための本発明の第1特徴は、切取溝が形成されたベ
ース上に通常の油圧ジャッキを直立状態で収納し得るよ
うに横断面“コ”形の内側ケースが形成され、前記内側
ケースの両側外面にダブテール形縦溝が形成された下部
本体と、外側ケースが前記内側ケースの外部に被せられ
た状態で前記ダブテール形縦溝に対応して結合されるよ
うにダブテール形縦突起が形成され、その上端に押接部
が形成され、その下端に水平方向に支持片が延長形成さ
れた上部本体とから構成され、前記上下部本体の内部に
油圧ジャッキを内在して使用できるようにした油圧ジャ
ッキの補助装置にある。
【0012】又、前記下部本体の内側ケースは、横断面
“コ”形に形成され、前記上部本体の外側ケースは内側
ケースの外部に被せられるように横断面四角管形に形成
されることもできる。
【0013】そして、上部本体又は支持片の高さ補償手
段を提供することにおいて、上部本体の一側面に多段の
係合孔を形成し、前記係合孔に選択的に係合される工作
物支持具を形成するか、調節スクリューを有するアダプ
タを提供するか、上部に高さ補償ピンが挿入される複数
のピン孔を形成することにより、押し上げようとする工
作物の下端面の高さに応じて支持片の高さを合わせるこ
とになる。
【0014】
【実施例】以下、本発明による油圧ジャッキの補助装置
を望ましい実施例を示す添付図面に基づいて詳細に説明
する。
【0015】図2〜図4は本発明による一実施例の油圧
ジャッキの補助装置を説明するための図面である。同図
に示すように、油圧ジャッキ10は、ベース11上の二
重管により内外部流体室12,13に区画されたシリン
ダ14と前記シリンダ14の外部流体室13から内部流
体室12に作動流体を押送するために装着された油圧ポ
ンプ15とから構成されるもので、これは図1の先行技
術で説明したような同一ジャッキであるのでその具体的
説明は省略する。
【0016】下部本体(支持部材)20は、ベース21
上に支持片(第2の押接部)34が収納される切取溝2
2が形成されており、ベース21の中央部には、通常の
油圧ジャッキ10を直立状態で収納する収納空間を有す
るように、横断面“コ”形の内側ケース23が設けら
れ、内側ケース23の両側外面には、鉛直方向に伸びた
一対のダブテール形縦溝24が形成されている。なお、
ここで、横断面とは、本実施例の補助装置を使用可能な
状態に置いた際の水平方向の断面のことである。
【0017】下部本体20の外部に被せられる上部本体
(昇降部材)30は、横断面“コ”形の外側ケース31
を備え、内側ケース23の外部に被せられた状態で、下
部本体20のダブテール形縦溝24に対応して結合され
るダブテール形縦突起32が形成されている。
【0018】又、上部本体30の外側ケース31は、そ
の上端に、油圧ジャッキ10のピストンロッド17の上
端に置かれる押接部(第1の押接部)33が形成され、
その下端に、工作物を支持する支持片(第2の押接部)
34が水平方向に延長形成されている。なお、本実施例
において、押接部33及び支持片34の下面が動作端接
触部を形成している。
【0019】このように構成された本実施例の油圧ジャ
ッキの補助装置は、上下部本体30,20が組立された
状態で、内側ケース23の収納空間に油圧ジャッキ10
を内在し、下部本体20のベース21上に油圧ジャッキ
10のベース11が載せられ、油圧ジャッキ10のピス
トンロッド17の上端に上部本体30の押接部33が置
かれることにより、通常の油圧ジャッキ10と同様に使
用する。
【0020】油圧ジャッキ10を使用するためには、先
ず押し上げようとする構造物又は工作物の下部に、上部
本体30の押接部33又は支持片34を配置してから、
油圧ポンプ15を上下作動してポンピングすると、シリ
ンダ14内のピストン16が上昇する。ピストン16の
上昇でピストンロッド17が上昇することにより、ピス
トンロッド17の上端(動作端)で上部本体30が持ち
上げられ、工作物の下面に密着されるまで無負荷状態で
上昇することになる。
【0021】ピストンロッド17の上端が工作物の下面
に接触してから工作物を押し上げ、この状態で所定の作
業を遂行して完了する。この際、下部本体20と上部本
体30がダブテール形縦溝24及び突起32により相互
結合されているため、上部本体30の回転なしに乗降
し、これにより作業上の事故が減ることになる。
【0022】このような状態で作業を完了した後、油圧
ジャッキの補助装置を抜き取る時は、油圧ポンプ15側
のリターンスクリューを回転させて開放させることによ
り、シリンダ14の作動流体が油圧ポンプ15の外部流
体室13に復帰され、これによりピストンロッド17が
下降するとともに、上部本体30が下部本体20に案内
されて元位置に復帰される。
【0023】図5及び図6は本発明の油圧ジャッキの補
助装置の他の実施例の斜視図及び断面図で、下部本体2
0aの内側ケース23aは、ベース21の中央部に通常
の油圧ジャッキ10を直立状態で収納する収納空間を有
するように横断面“コ”形の断面に形成され、上部本体
30aの外側ケース31aは、内側ケース23aの外部
に被せられるように横断面四角管形に形成されている。
この他の構成は、第1実施例と同じである。
【0024】本実施例の油圧ジャッキの補助装置による
と、上下部本体30a,20aの構成が簡単で製作が容
易であり、これにより作業能率及び生産性の向上を図る
ことができて製造単価を節減できる。
【0025】図7〜図16は、本発明の油圧ジャッキの
補助装置によるさらに他の実施例の斜視図及び断面図
で、工作物の高さに合わせる高さ補償手段が上部本体3
0,30aに付加されるものを説明する図面である。
【0026】図7及び図8に示す実施例では、高さ補償
手段が上部本体30の一側面に多段に形成された係止孔
35と、この係合孔35に選択的に係合し得るように係
合突起37が形成され下端に支持片(第2の押接部)3
8が外方に形成された工作物支持具36とから構成され
たもので、押し上げようとする工作物の下面に近接する
ように複数の係合孔35の一つを選択して工作物支持具
36を係合することにより高さ補償がなる。
【0027】図9及び図10に示す実施例では、上部本
体30の上部の両側面に高さ補償ピン39が挿入される
多段のピン孔40が形成されたもので、補償しようとす
る高さだけ上部本体30を押し上げた状態で高さ補償ピ
ン39をピン孔40に挿入すると、ピストンロッド17
の上端の押接部(動作端)18に高さ補償ピン(動作端
接触部)39が掛かることにより高さ補償がなるもので
ある。
【0028】図11及び図12に示す実施例では、高さ
補償手段が、上部本体30aの一側面に斜めに形成され
た多段の係合孔35aと、この係合孔35aに選択的に
係合されるように傾斜係合突起37aが形成され下端に
支持片38が形成された工作物支持具36aとから構成
されるもので、これは押し上げようとする工作物の下面
に近接するように複数の係合孔35aの一つを選択し支
持具36aを係合することにより高さ補償がなるもので
ある。
【0029】図13及び図14に示す実施例では、上部
本体30aの外側ケース31aの上面に形成された複数
の挿入孔41と、この挿入孔41に挿入される挿入ピン
42が形成され調節スクリュー(第1の押接部)43が
締結された別のアダプタ44とから構成されるもので、
これは上部本体30aの外側ケース31aの上面の挿入
孔41に挿入ピン42を挿入してアダプタ44を結合さ
せた後、調節スクリュー(第1の押接部)43を回転さ
せて望む高さに調節スクリュー43の高さを調節し得る
ようになったものである。この調節スクリュー43に
は、この上面が工作物の下面と接触することになる。ま
た、調節スクリュー43には、雄ネジが形成され、アダ
プタ44には、調節スクリュー43の雄ネジが螺合する
雌ネジが形成されている。
【0030】図15及び図16に示す実施例では、前記
アダプタ44の代わりに、上部本体30bの上端に2段
の四角孔45を一体に形成させてアダプタ本体を構成す
るとともに、この四角孔45に結合されるように四角棒
部46が形成され、この四角棒部46に四角孔45の2
段間の間隔と同間隔のネック部47を有する高さ調節体
(第1の押接部)48を構成してなるものである。
【0031】本実施例によると、上部本体30bの上端
の四角孔45と一致するように高さ調節体48を90°
回転させた状態で、高さ調節体48を望む高さに乗降さ
せた後、高さ調節体48を再び90°回転させることに
より高さ調節体48の高さを望む高さに調節できるもの
である。なお、本実施例は、第1の押接部である高さ調
節体48を上部本体30bに対して高さ調節可能にした
ものであるが、工作物との接触部が異なること以外、第
2の押圧部である支持片38を上部本体30に対して高
さ調整可能にした図7及び図8に示す実施例と基本的な
思想は同じである。
【0032】図17〜図19は、本発明の油圧ジャッキ
の補助装置によるさらに他の実施例の斜視図及び断面図
で、下部本体200は切取溝220が形成されたベース
210の中央部に通常の油圧ジャッキ10を収納し得る
ように互いに平行で且つ横断面直線状の2つ隔壁230
を有している。この隔壁230には内側面に対向するダ
ブテール形縦溝240が形成される。この各壁230に
は、さらに上部本体300の傾斜係止部350に係止さ
れるように傾斜面250が前面に形成され手射る。上部
本体300は、上部の押接部330と下部の支持片34
0に縦断面屈折形になり、その両側外面にはダブテール
形縦溝240に対応してスライド結合されるようにダブ
テール形縦突起320が形成され、下部本体200の傾
斜面250に係止されるように傾斜係止部350が形成
されている。
【0033】この実施例によると、下部本体200の傾
斜面250に上部本体300の傾斜係止部350が掛止
されてストッパーの機能を遂行し、上下部本体300,
200の構成が簡単であるので材料費の節減は勿論製作
が容易であり、これにより作業能率及び生産性の向上を
図ることができるものである。
【0034】なお、以上の実施例では、上部本体にダブ
テール形縦突起を形成し、下部本体にダブテール形縦溝
を形成したが、本発明では、逆に、上部本体にダブテー
ル形縦溝を形成し、下部本体にダブテール形縦突起を形
成するようにしてもよいことは言うまでもない。
【0035】さらに、本発明は、前述した実施例に局限
されるものでなく、上下部本体のダブテール形縦突起と
縦溝を四角形等に変更したり、高さ補償手段を種々の態
様に変更しても、本発明の技術的思想を外れない限度内
で本発明の技術範疇に属することを明かにしておく。
【0036】
【発明の効果】以上説明したように、本発明による油圧
ジャッキの補助装置によると、上部本体(昇降部材)と
下部本体(支持部材)とのうち、一方に突起が形成さ
れ、他方に縦溝が形成されているので、油圧ジャッキの
動作端の移動に対して、上部本体が回転なしに安定に乗
降され、事故を減すことができる。また、複数の小品で
分離できて移動が容易で、油圧ジャッキとの別体なの
で、油圧ジャッキの故障時に油圧ジャッキを交換するこ
ともできる。
【0037】また、高さ補償手段を有するものでは、工
作物の下端に押接部(第1押接部又は第2の押接部)の
高さを合わせてから、油圧ジャッキを操作することによ
り、無負荷状態で上部本体が上昇する無駄な作業をなく
して作業能率の向上を図ることができる効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】先行技術による油圧ジャッキの断面図である。
【図2】本発明に係る第1実施例の油圧ジャッキの補助
装置の分解斜視図である。
【図3】本発明に係る第1実施例の油圧ジャッキの補助
装置の縦断面図である。
【図4】図3のA−A線についての断面図である。
【図5】本発明に係る第2実施例の油圧ジャッキの補助
装置の分解斜視図である。
【図6】本発明に係る第2実施例の油圧ジャッキの補助
装置の横断面図である。
【図7】本発明に係る第3実施例の油圧ジャッキの補助
装置の分解斜視図である。
【図8】本発明に係る第3実施例の油圧ジャッキの補助
装置の縦断面図である。
【図9】本発明に係る第4実施例の油圧ジャッキの補助
装置の斜視図である。
【図10】本発明に係る第4実施例の油圧ジャッキの補
助装置の縦断面図である。
【図11】本発明に係る第5実施例の油圧ジャッキの補
助装置の分解斜視図である。
【図12】本発明に係る第5実施例の油圧ジャッキの補
助装置の縦断面図である。
【図13】本発明に係る第6実施例の油圧ジャッキの補
助装置の分解斜視図である。
【図14】本発明に係る第6実施例の油圧ジャッキの補
助装置の縦断面図である。
【図15】本発明に係る第7実施例の油圧ジャッキの補
助装置の分解斜視図である。
【図16】本発明に係る第7実施例の油圧ジャッキの補
助装置の横断面図である。
【図17】本発明に係る第8実施例の油圧ジャッキの補
助装置の分解斜視図である。
【図18】本発明に係る第8実施例の油圧ジャッキの補
助装置の組立斜視図である。
【図19】本発明に係る第8実施例の油圧ジャッキの補
助装置の縦断面図である。
【符号の説明】
10…油圧ジャッキ、11,12…ベース、12…内部
流体室、13…外部流体室、14…シリンダ、15…油
圧ポンプ、16…ピストン、17…ピストンロッド、1
8…押接部(動作端)、20,20a,200…下部本
体(支持部材)、22,220…切取溝、23…内側ケ
ース、31…外側ケース、24,240…ダブテール形
縦溝、30,30a,30b,300…上部本体(昇降
部材)、32,320…ダブテール形縦突起、33,3
30…押接部(第1の押接部)、34,38,340…
支持片(第2の押接部)、39…高さ補償ピン(動作端
接触部)、40…ピン孔、41…挿入孔、42…挿入ピ
ン、43…調節スクリュー(第1の押接部)、44…ア
ダプタ、45…四角孔、46…四角棒部、47…ネック
部、48…高さ調節体(第1の押接部)、230…隔
壁、250…傾斜面、350…傾斜係止部。

Claims (14)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】上部本体及び下部本体の内部に通常の油圧
    ジャッキを内在して使用できるように構成された油圧ジ
    ャッキの補助装置において、 下部本体は、切取溝が形成されたベース上に油圧ジャッ
    キを直立状態で収納できるよう横断面“コ”形の内側ケ
    ースが形成され、該内側ケースの両側外面にダブテール
    形縦溝が形成され、 上部本体は、外側ケースが前記内側ケースに被せられた
    状態でダブテール形縦溝に対応して結合されるようにダ
    ブテール形縦突起が形成され、その上端に押接部が形成
    され、その下端に水平方向に支持片が延長形成されたこ
    とを特徴とする油圧ジャッキの補助装置。
  2. 【請求項2】前記下部本体の内側ケースは横断面“コ”
    形に形成され、前記上部本体の外側ケースは内側ケース
    の外部に被せられるよう横断面が四角管形に形成される
    ことを特徴とする請求項1記載の油圧ジャッキの補助装
    置。
  3. 【請求項3】前記上部本体には工作物の高さに応じて上
    部本体と支持片の高さを調整して補償するための高さ補
    償手段が備えられることを特徴とする請求項1又は2記
    載の油圧ジャッキの補助装置。
  4. 【請求項4】前記高さ補償手段は、上部本体の一側面に
    形成された係合孔と、前記係合孔に選択的に係合される
    係合突起が形成され下端に支持片が形成された工作物支
    持具とから構成されることを特徴とする請求項3記載の
    油圧ジャッキの補助装置。
  5. 【請求項5】前記係合孔と係合突起は互いに容易に係合
    されるように斜めに形成されることを特徴とする請求項
    4記載の油圧ジャッキの補助装置。
  6. 【請求項6】前記高さ補償手段は、前記上部本体の上部
    に多段に形成されたピン孔と、前記ピン孔に挿入される
    高さ補償ピンとから構成されることを特徴とする請求項
    3記載の油圧ジャッキの補助装置。
  7. 【請求項7】前記高さ補償手段は、上部本体の上面に形
    成された複数の挿入孔と、下面に前記挿入孔に挿入され
    る挿入ピンが形成され調節スクリューが締結されたアダ
    プタとから構成されることを特徴とする請求項3記載の
    油圧ジャッキの補助装置。
  8. 【請求項8】前記アダプタは、前記挿入孔に挿入される
    挿入ピンが形成され、上端に2段の四角孔が形成された
    アダプタ本体と、前記四角孔に結合される四角棒部が形
    成され前記四角棒に前記四角孔の2段間隔と同間隔を有
    する複数のネック部を形成された高さ調節体とから構成
    されることを特徴とする請求項7記載の油圧ジャッキの
    補助装置。
  9. 【請求項9】前記下部本体は切取溝が形成されたベース
    の中央部に通常の油圧ジャッキを収納するように互いに
    平行で横断面が直線形2つの隔壁が形成され、前記隔壁
    の内面には対向するダブテール形縦溝が形成され、前記
    隔壁の前面には上部本体の傾斜係止部を係止する傾斜面
    が形成され、 前記上部本体は上部の押接部と下部の支持片により側面
    断面が屈折形になり、その両側内面には前記ダブテール
    形縦溝に対応して結合されるように形成されたダブテー
    ル形縦突起が形成され、下部本体の傾斜面に係止される
    ように傾斜係止部が形成されることを特徴とする請求項
    1記載の油圧ジャッキの補助装置。
  10. 【請求項10】動作端が上下移動する油圧ジャッキに取
    り付ける油圧ジャッキの補助装置において、 前記油圧ジャッキの前記動作端が接触する動作端接触
    部、及び該油圧ジャッキを動作させることで持ち上げる
    べき対象物に接触する押接部を有し、該動作端が移動し
    て、該動作端が該動作端接触部に接触すると、該動作端
    の移動に伴って移動する昇降部材と、 前記昇降部材を上下方向に移動可能に支持する支持部材
    と、を備え、 前記移動部材と前記支持部材とのうち、一方の部材に
    は、他方の部材側へ突出した突起が形成され、他方の部
    材には、上下方向に長く且つ該突起が移動可能に嵌まり
    込む溝が形成されていることを特徴とする油圧ジャッキ
    の補助装置。
  11. 【請求項11】前記押接部の高さを変える高さ補償手段
    を備えていることを特徴とする請求項10記載の油圧ジ
    ャッキの補助装置。
  12. 【請求項12】前記昇降部材は、前記突起又は前記溝及
    び前記動作端接触部が形成されている昇降部材本体と、
    該昇降部材本体に対して着脱可能な前記押接部とを有し
    て構成され、 前記昇降部材本体には、上下方向に並んだ複数の係合部
    が形成され、前記押接部には、該係合部に係合可能な被
    係合部が形成されていることを特徴とする請求項10記
    載の油圧ジャッキの補助装置。
  13. 【請求項13】前記昇降部材は、前記突起又は前記溝及
    び前記押接部が形成されている昇降部材本体と、前記昇
    降部材本体に対して着脱可能な動作端接触部とを有して
    構成され、 前記昇降部材本体には、上下方向に並んだ複数の係合孔
    が形成され、前記押接部には、該係合孔に嵌まり込める
    係合部が形成されていることを特徴とする請求項10記
    載の油圧ジャッキの補助装置。
  14. 【請求項14】前記昇降部材は、前記突起又は前記溝及
    び前記動作端接触部が形成されている昇降部材本体と、
    該昇降部材本体に対して上下方向に移動可能な前記押接
    部とを有して構成され、 前記昇降部材本体には、上下方向に伸びる仮想軸を中心
    としてスパイラル状に形成された雌ネジが形成され、前
    記押接部には、該雌ネジに螺合可能な雄ネジが形成され
    ていることを特徴とする請求項10記載の油圧ジャッキ
    の補助装置。
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