JPH08192916A - 粒子状物を運動、特に流動させる方法と装置 - Google Patents

粒子状物を運動、特に流動させる方法と装置

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JPH08192916A JP7203519A JP20351995A JPH08192916A JP H08192916 A JPH08192916 A JP H08192916A JP 7203519 A JP7203519 A JP 7203519A JP 20351995 A JP20351995 A JP 20351995A JP H08192916 A JPH08192916 A JP H08192916A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 粉体爆発時に発生する圧力を低減し、かつ耐
爆発性の装置の製造費を低減し、更に、第1フィルタか
ら第2フィルタへ流れる酸素含有気体の爆発を確実に防
止する。 【解決手段】 容器1の第1内室区域7a内での粒子状
物81の流動化時に、第1フィルタ5から第2フィルタ
39へ流れる酸素含有気体内の粉体濃度を測定する。こ
の濃度が所定限界値に少なくとも等しい場合、制御装置
79が送風機75を停止させることにより、爆発圧を比
較的低くすることができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、請求項1及び請求
項4に記載の上位概念による、粒子状物を運動、特に流
動させる方法と装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】粒子状物は運動中に処理される。たとえ
ば乾燥処理される。材料粒子は、しかし、運動中に先ず
少なくとも1種類の噴霧材料を噴霧することで塊状化で
き、また、増成顆粒形成による造粒及び又はコーティン
グの後、噴霧処理を受けることなく、乾燥される。
【0003】前記の方法及び装置は、特に、可燃粉体を
有する粒子状物、又は運動や処理のさい可燃粉体を発生
させる粒子状物を運動させるのに用いられる。粉体と
は、ここでは粒子直径が最大約0.5mmの粒子状材料
を意味し、空気と混合されて爆発可能な混合物を形成し
得るものである。前記方法及び装置は、たとえば、粉体
から成る材料を運動させ、処理するために用いることが
できる。あるいは又、直径0.5mm以上だが、運動時
に摩擦により爆発可能な粉体を発生し得る粒子から成る
材料の運動及び処理にも用いることができる。更に、場
合により、粉体から成るか、又は粉体を含有する噴霧材
料を粒子状物の比較的大きい粒子に噴霧することもでき
る。
【0004】空気が可燃粉体内を通過して流れると、爆
発可能な粉体/空気/ガス混合物が発生することがあ
る。この混合物は、点火されれば、爆発する。爆発の危
険は、特に次の場合に存在する。すなわち、粉体粒子の
少なくとも50重量パーセントが0.07mm以下の直
径を有し、かつまた粒子直径の中央値が0.07mm以
下の場合である。
【0005】ここで、“耐爆発性”、“耐爆発圧性”、
“耐爆発圧衝撃性”の諸概念を説明しておく。爆発発生
を考慮に入れて耐爆発圧性に造られた容器、導管、その
他の部品は、耐爆発圧性又は耐爆発衝撃性であり得る。
耐爆発圧性の装置部品は、永久変形もしくはその他の損
傷を生じることなしに爆発圧力に耐えるように造られて
いる。耐爆発圧衝撃性の装置部品の場合は、これに対し
永久変形は許容されるが、破断することは許容されな
い。更に詳細にはVDI規準2263及び特にその続篇
3を参照されたい。
【0006】少なくとも部分的に粉体状の材料を流動化
し、処理する公知流動層装置は材料及び又は流動層の容
器を有しており、この容器は、下部にシーブ床を有し、
このシーブ床上方に第1フィルタを有している。この第
1フィルタは、このフィルタとシーブ床との間に設けら
れた下方第1内容区域(流動床室)と、上方の第2内室
区域(第1フィルタの清浄空気側)とを境界づけてい
る。第2内室区域は、連結管を有する連結手段を介して
後除じん機のハウジングと連通している。後除じん機は
別の第2フィルタを有している。後除じん機は、送風機
を介して周囲と連通する出口を有している。第1フィル
タは、通例、少なくとも1個のホールダと、このホール
ダにより保持され、房毛を有し、洗浄可能な少なくとも
1個のフィルタ織物とを有している。
【0007】この種の装置の作動時には、第1フィルタ
は、理想的な場合には容器の第1内室区域に所在するす
べての粉体を抑留する。装置運転時に、予想以下の小さ
い粒子や、第1フィルタ通過穴より小さい粒子が発生し
た場合、及び又は、第1フィルタが損傷した場合には、
事情によっては粉体が第1フィルタを通過する。この粉
体は、その場合、後除じん機内の第2フィルタにより材
料から除去される。
【0008】加えて、留意せねばならない点は、普通、
第1フィルタのフィルタ織物が、時々一時的に容器から
取出され、洗浄されるが、そのさい織物に裂け目が生じ
る一定の危険が生じる点である。この危険は、特に、フ
ィルタ織物を、フィルタ及び又は装置のメーカーが定め
た最高洗浄工程数を超える洗浄工程にかけた場合に場合
に増大する。
【0009】少なくとも部分的に可燃粉体から成るか、
流動化され処理されるさいに粉体を発生する粒子状物
が、第1内室区域内で空気により流動されると、容器内
には、経験上、爆発可能な粉体・空気混合物が発生す
る。この混合物は、偶然に作業上の点火源により点火さ
れると、第1内室区域内で爆発する。そのさい発生する
圧力衝撃は、第1フィルタ上方の第2内室区域と、第2
内室区域を後除じん機に接続している導管と、後除じん
機とに伝えられる。材料と、炎と、爆発圧力衝撃とが周
囲に放出されるのを防止するために、容器の空気入口前
方と、後除じん機・送風機間の導管の途中とに、たとえ
ば弁又はスライダの形式の急速閉鎖用遮断器を配置して
おく、爆発の場合、これらの遮断器が、適宜な個所に配
置された光学式又は感圧式の検出器を介して起動され、
閉鎖される。
【0010】実験的研究により次の点が判明した。すな
わち、爆発前に第1フィルタ(粉体の予想粒子径よりメ
ッシュが小さい)に損傷又はひびが存在する場合には、
全装置内に、特に第1、第2の内室区域と、連結管と、
除じん機ハウジングとの内部に爆発時に生じる圧力は、
第1フィルタが爆発前に無傷であった場合に生じる爆発
圧より、はるかに大きいという点であった。したがっ
て、容器と、容器を後除じん機に連結する連結管と、後
除じん機と、爆発時に圧力を受けるこのほかの装置部品
は、第1フィルタに損傷個所があった場合の爆発圧に耐
えるように寸法づけし、構成しておかねばならない。公
知装置には、したがって、次の欠点がある。すなわち、
第1フィルタを粉体が通過し得ることで、爆発時に発生
する圧力や危険が高くなり、かつ装置を耐爆発性の構成
にするための製造費が上昇するという欠点である。装置
の稼動時に第1フィルタから第2フィルタへ流れる気体
が、気体と粉体が一緒になって爆発可能な混合物を形成
するだけの粉体を含んでいる場合には、加えて、事情に
よっては第1フィルタから第2フィルタへ延びる流路内
でも爆発が生じる可能性がある。
【0011】別の公知装置の場合には、材料容器が、シ
ーブ床の代りに高さ調節可能の、ディスクを有するロー
タを備えている。装置の稼動時は、ロータは、容器の環
状内面部分と共に環状間隙を形成する位置へもたらされ
る。空気は、この環状間隙を通って容器の下方の第1内
室区域へ流入する。第1内室区域内に所在する粒子状物
は、その場合、一部は回転ディスクにより、一部は環状
間隙を通り第1内室区域へ流入する空気により流動化さ
れる。この種の装置の稼動時にも、耐爆発性に関して
は、シーブ床を備えた装置の場合と似た問題が存在す
る。
【0012】空気の代りに、酸素を含有する他の気体を
容器及びフィルタに通すことも行なわれる。その場合に
も、空気使用の場合に似た粉体爆発の問題が生じ得る。
【0013】
【発明が解決しようとする問題】本発明の根底をなす課
題は、公知の方法及び装置の欠点を除去することにあ
る。特に解決を目指している課題は、発生する可能性の
ある粉体爆発時に生じる圧力と、耐爆発性の、すなわち
耐爆発圧性又は少なくとも耐爆発圧衝撃性の装置の製造
費とを出来るかぎり低くすることである。更に別の課題
は、第1フィルタから第2フィルタへ流れる酸素含有気
体が爆発しないよう保証することである。
【0014】
【課題を解決するための手段】本発明によれば、前記課
題は、請求項1及び請求項4に記載の特徴を有する手段
により解決された。
【0015】本発明による方法及び装置の、別の有利な
構成は前記以外の各請求項に記載の通りである。
【0016】本発明による方法ないし本発明の装置の場
合、粒子状物を流動化するため容器内へ通される気体
は、通常は空気から成っている。空気は、たとえば周囲
から流入空気フィルタを経て容器内へ取入れられ、容器
及び後除じん機を通過し、送風機を介して再び周囲へ放
出される。空気は、容器及び後除じん機内では、たとえ
ば周囲空気圧とほぼ等しいか、又はそれより低い圧力を
有している。
【0017】既述のように、特別な場合には、場合によ
り、粒子を流動化させるために、酸素を含有する別の気
体を用いることができる。その場合、その気体の酸素含
有量は有利には最高21重量パーセントである。粉体/
空気混合物に関する既出の及び後出の既述は、粉体と他
の酸素含有気体との混合物にも、同様に妥当する。
【0018】本発明の装置は、更に、場合によっては、
空気又は他の気体の閉回路を形成することもできる。
【0019】粉体/空気混合物は、通常は、密度単位、
たとえばグラム毎立方メートル、又は場合により容量百
分率で示される粉体濃度が一定範囲内に所在する場合に
のみ爆発可能となる。この一定範囲は、粉体粒子の大き
さ、ないし直径、粉体を形成する材料、空気密度に左右
され、更に場合によっては、粉体/空気混合物が流過す
る内室の形状や寸法にも、いくぶん左右される。既述の
ように、とりわけ、粉体粒子の少なくとも一部、たとえ
ば2分の1以上が最大約0.07mm又は最大約0.0
06mmの粒子直径を有する場合に、爆発の危険が大で
ある。
【0020】粉体の材料の化学的性質、粉体の粒子直
径、空気密度が与えられている場合には、特に次の場合
に爆発の危険性が大きい。すなわち、粉体濃度が臨界値
に達したが、もしくは臨界値を超えた場合である。この
臨界値は、専門用語では爆発下限値、略してUEGと称
することが多い。粉体粒子直径中央値が最大0.06m
mもしくはそれ以下の、種々の多数の材料の粉体を用い
て実験した結果、爆発下限値は概ね15g/m3〜60
g/m3であることが判明した。必要なら、特定粉体の
爆発下限値を、決まった方法により実験的に得ることが
できる。
【0021】本発明による方法ないし装置の場合、第1
フィルタから第2フィルタへ流れ、通常は空気から成る
気体内の粉体濃度が測定され、この濃度が所定限界値と
少なくとも等しくなると、送風機が停止される。この限
界値を以下では停止限界値と呼ぶ。停止限界値は、第1
フィルタから第2フィルタへ流れる空気内、ないしはそ
の他の気体内の粉体濃度が爆発下限値を超えることのな
いように設定する。
【0022】それによて、先ず、空気ないしその他の気
体が第1フィルタから第2フィルタへの流路を形成する
装置部材内では決して爆発が発生しないことが保証され
る。しかし、なお、粒子状物を収容する容器内室区域で
は爆発が生じる可能性が存在する。そのような爆発の場
合は、大てい第1フィルタが損傷して、爆発圧衝撃で粉
体が第1内室区域から第2内室区域及び後除じん機へ運
ばれる。しかし、実験研究の結果、第1内室区域及び、
特に第2内室区域の内部と後除じん機とこれらの区域を
連通させている連結手段の内部と、後除じん機との内部
に、爆発により発生する圧力は、そうした場合にも、つ
まり、爆発時に、粉体が第1内室区域から第2内室区域
へ、場合によっては後除じん機にまで達する場合にも、
既に爆発前に爆発可能な粉体/空気混合物が第1フィル
タから第2フィルタへ延びる内室区域内に存在していた
場合より、著しく低い値にとどまることが判明した。
【0023】多くの場合、粉体濃度の停止限界値を最大
30g/m3 の値に、たとえば最大5〜20g/m3
値に設定できる。被処理製品の爆発下限値が、たとえば
UEG=30g/m3であれば、停止限界値は、たとえ
ば5〜20g/m3に設定できる。
【0024】容器は、少なくとも1個の導管を有する連
結手段により後除じん機と連結できる。後除じん機が有
しているハウジングは、第2フィルタと第2フィルタに
隣接する内室区域を備えており、この内室区域には少な
くとも1個の導管が開口している。生じる可能性のある
爆発により本発明の装置内に発生する圧力は、比較的低
い値なので、容器、後除じん機ハウジング、連結手段
は、比較的低い圧力に対し耐爆発性で、すなわち耐爆発
圧衝撃性又は、所望とあれば耐爆発圧性でありさえすれ
ばよい。それにより装置の製造費は相応に低くすること
ができる。多くの場合、容器、連結手段、ハウジング
を、周囲空気圧より高い100〜500kpaの圧力、
たとえば150〜300kpaの圧力に対し耐爆発衝撃
性又は耐爆発圧性のものにすることで十分である。
【0025】粉体が第1フィルタを通過し、第2フィル
タのところで分離された場合には、第2フィルタに付着
する粉体は、第1フィルタから第2フィルタへ流れる気
体内を浮遊する粉体の濃度より著しく高い粉体濃度の層
を形成することがある。しかし、第2フィルタで分離さ
れる粉体では、この粉体がフィルタに付着する限り、通
常は爆発の可能性は存在しない。
【0026】場合により、気体が容器を通過し第1フィ
ルタから第2フィルタへ流れる間に、第2フィルタ又は
第2フィルタの各部材に付着した粉体を断続的に除去す
るように構成することもできる。
【0027】
【発明の実施の形態】以下で本発明の容体を図示の実施
例につき詳説する。
【0028】図1には粒子状物を運動、つまり流動さ
せ、かつ処理する装置が示されている。この装置は粒子
状物及び又は流動層の容器1を有している。容器1は、
全体として、垂直軸線に対し回転対称的である。容器1
の下方部分には、気体流過性のシーブ床3が設けられて
いる。容器上方部分には第1フィルタ5が配置されてい
る。容器1は一体の壁部を有するように略示されている
が、実際には互いに分離可能に結合された複数部分から
成っているので、シーブ床3や第1フィルタ5は比較的
簡単に容器1から取外することができる。容器1は、ど
の側も周囲に対し密閉された内室7を形成している。内
室7は、シーブ床3と第1フイルタ5との間に設けられ
た下方の第1内室区域7aと、容器壁上端とフィルタ5
との間に設けられた上方の第2内室区域7bとを有して
いる。加えて、容器壁下端とシーブ床3との間には、気
体分配用の内室区域7cが設けられている。
【0029】第1フィルタ5は、ホールダと、このホー
ルダにより保持された房毛付きフィルタ織物とを有して
いる。更に、場合により揺振装置9が配置され、第1フ
ィルタ5を揺振させることができる。第1フィルタ5
は、しかし、また各1つの保持部材と、この保持部材に
より保持されたフィルタ織物とを有する2個、又は場合
により2個以上の別個に揺振可能のフィルタ部材を備え
るようにすることもできる。
【0030】容器1は、その下端近くに気体入口11を
有し、この気体入口11が気体分配用の内室区域7cに
開口している。容器上端には気体出口13が設けられ、
第2内室区域7bに開口している。
【0031】気体入口11は気体供給管15と接続され
ている。供給管15は、気体入口11を、急速閉鎖用の
遮断器17と供給空気フィルタ19とを介して、周囲大
気中に開口している空気入口21に接続させている。
【0032】更に、内室区域7aに配置された少なくと
も1個の噴霧ノズル25と、このノズルと接続された噴
霧材料供給装置27とを有する噴霧装置23が備えられ
ている。
【0033】更に、少なくとも1つの爆発検知器29が
配置されている。この爆発検知器29は、たとえば圧力
測定及び又は炎検知のためのセンサを有している。この
センサは第1内室区域内へ突出している。
【0034】後除じん機35は、垂直軸線に対し概ね回
転対称的な、第2フィルタ29を有するハウジング37
を備えている。この第2フィルタ39は、たとえば数個
のフィルタカートリッジを有しているが、同じようにホ
ールダと、ホールダにより保持される房毛付きフィルタ
織物とを有するようにすることもできる。第2フィルタ
39は気体流過穴を有し、この流過穴は、有利には、第
1フィルタの流過穴より小さくするか、最高でも等しく
しておく。ハウジング37の内室41は、第2フィルタ
39により下方の第1内室区域41aと上方の第2内室
区域41bとに分割されている。
【0035】更に、粉体除去装置43を備えておくこと
ができ、これを用いて、時々、第2フィルタ39に属す
るフィルタ部材を交替で、もしくは第2フィルタ全体を
同時に、粉体除去することができる。この粉体除去装置
は、たとえば前記フィルタ部材又は第2フィルタ全体を
揺振させるか、圧縮空気を用いるかして、粉体を除去す
るように構成できる。
【0036】ハウジング37は、第1内室区域41aに
開口する気体入口45と、第2内室区域41bに開口す
る気体出口47とを有している。ハウジング37下端に
は粉体出口49が設けられ、この出口49は閉鎖部材5
1により閉鎖可能である。出口49の下端には粉体捕集
容器53が着脱可能にハウジング37に取付けられてい
る。
【0037】容器1の気体入口13は、導管59と、た
とえば図示されていない接続管その他類似部材とを有す
る連結手段57を介して、後除じん機35の気体入口4
5と連通している。連結手段57は連通路及び又は連結
手段内室区域61を形成している。この区域61によ
り、容器1の第2内室区域7bが後除じん機35の第1
内室区域41aと連通せしめられている。
【0038】本発明の装置は、少なくとも1つの粉体濃
度センサを有しており、このセンサにより、装置稼動時
に第1フィルタ5から第2フィルタ39へ流れる気体中
の粉体濃度を測定できる。また、本発明の装置は、たと
えば、連通路及び又は連結手段内室区域61内に配置さ
れた粉体濃度センサ65と、後除じん機35の第1内室
区域41a内に配置された粉体濃度センサ67とを有し
ている。各センサ65,67は、たとえはオプトエレク
トロニック素子、すなわち発光ダイオード及びフォトダ
イオードを有し、粉体を含有する気体を透過する光の減
光度を測定する。各センサ65,67は、更に、電子回
路手段を有するか、もしくは電子回路手段と接続してお
くことができ、それにより減光度から粉体濃度を検出で
きる。
【0039】後除じん機35の気体出口47は、導管7
1と、急速閉鎖遮断器73とを介して送風機75の入口
と連通している。送風機は羽根車と、羽根車の駆動に役
立つ電導モータ付き駆動装置77とを有している。送風
機75の出口は排気管を介し、もしくは直接に周囲大気
中に開口している。
【0040】2つの遮断器17,73は、たとえばスラ
イダ又は場合により弁を有し、更にスライダないし弁を
作動させる空気式調節装置や、この調節装置を圧縮空気
源へ接続する仲介となる電気式の制御弁を有している。
【0041】更に、制御装置79が備えられ、この制御
装置79が、電気導線及び又は空気導管を介して遮断器
17,73、噴霧装置23、爆発検出器29、粉体濃度
センサ65,67、駆動装置77と接続されている。制
御装置79は、電気、電子、場合により空気の各回路
と、手動操作部材と、表示器等を有している。制御装置
79は、また特に、粉体濃度の停止限界値を調節するた
めの少なくとも1つの操作部材を有している。この制御
装置79は、更に、粉体濃度センサ65,67の1つに
より測定された粉体濃度が、設定された停止限界値と少
なくとも等しい場合、送風機75の駆動装置77を切る
電子回路手段を有している。
【0042】本発明の装置を利用する場合、たとえば実
用粉体粒子から成る粒子状物81が、容器1の第1の内
室区域7aへ装入され、容器が閉鎖される。次いで、制
御装置79を介して送風機械75が作動され、気体、す
なわち空気が、周囲から気体供給管15、容器1、連結
手段57、後除じん機25を通過して吸込まれ、再び周
囲へ放出される。空気は、その場合、容器1内で下から
上へシーブ床3と第1内室区域7aとを通過して流れ、
そのさい粒子状物を流動化する。
【0043】粒子状物を単に乾燥させるだけの場合は、
流動化のさいに噴霧装置23は利用しない。粒子を顆粒
にする場合、又はコーティングを施す場合には、噴霧装
置23を用いて第1内室区域7a内へ液状及び又は粒子
状の噴霧材料を噴霧し、粒子状物の粒子に吹き付ける。
次いで粒子を乾燥する。その場合、注意すべきことは、
噴霧材料を不燃性のものとするか、又は量を制限して、
爆発可能な噴霧材料/空気混合物の発生が確実に不可能
となるようにすることである。
【0044】第1内室区域7aから、空気は第1フィル
タ5を通過し、第2内室区域7bへ流れる。第1フィル
タ5に損傷が無い場合は、空気中の粉体は完全に、もし
くは少なくともほぼ完全に分離される。空気は、次いで
連結手段57を通り、後除じん機35の第1内室区域4
1a内へ入り、ここから第2内室区域41bへ流入す
る。第2フィルタ39は、そのさい必要とあれば、未だ
空気中に残っている粉体を分離する。その後、事実上完
全に粉じんを除去された空気が導管71を通り送風機7
5を経て再び周囲大気中へ放出される。
【0045】必要とあれば、粉じん除去装置43を用い
て、時々、第2フィルタ39の異なるフィルタ部材を交
互に、又は第2フィルタ39全体を同時に、揺振させる
か、又は圧縮空気を吹き付けて粉体を除去する。その
間、空気を容器1及び後除じん機35に通しておく。第
2フィルタから除かれた粉体は、第1内室区域と粉じん
出口49を通り、粉体捕集容器53に入る。第2フィル
タ39からの粉体除去は、この場合、有利には次のよう
に行なわれる。すなわち、後除じん機を通って流れる空
気内の粉体濃度が、フィルタから粉体が落下しても、設
定限界値を超えないようにして行なうのである。
【0046】粉体濃度センサ65,67は、装置の稼動
時に継続的に、第1フィルタから第2フィルタへの空気
流内の粉体濃度を測定する。粉体濃度が、たとえば第1
フィルタ5のひび割れのため、設定停止限界値に達する
か、それを超えた場合、制御装置79は送風機75を停
止させる。この時点に噴霧装置23が稼動している場合
には、この装置23も制御装置79により停止せしめら
れる。
【0047】装置稼動中に容器1の第1内室区域7a内
に爆発が発生した場合には、第1フィルタから第2フィ
ルタへの気体流内の粉じん濃度は、爆発発生前及び発生
時において粉体濃度の所定限界値より低い値である。は
じめに述べたように、その場合に爆発により生じる圧力
は、前記気体流の粉体濃度が爆発の下方限界値を超えて
いる場合の爆発時の圧力より、著しく低い。
【0048】爆発が発生すると、爆発検出器29により
検出される。それにより制御装置が双方の遮断器17,
73を急速閉鎖し、この結果、ミリセカンド範囲の極め
て短い、閉鎖に要する時間の間に、粒子状物ないし粉体
の僅かな量だけが周囲に放出されるが、炎は全く放出さ
れない。
【0049】図2に部分的に示した装置は、垂直軸線1
03とリング105とを備えた粒子状物容器101を有
している。このリング105は、容器内面の、軸線10
3に対し回転対称的な内面部分105aを形成してい
る。容器内には、軸線103を中心として回転可能かつ
高さ調節可能な、ディスク109を有するロータ107
が配置されている。ロータ107は、装置稼動時に調節
装置により、内面部分105aと共に環状間隙111を
形成する位置へもたらされる。ロータを回転させる駆動
装置113は電動モータを有し、この電動モータが導線
を介して制御装置(図示せず)と接続されている。ロー
タ107は、図1の装置のシーブ床3に代わるものであ
り、第1内室区域117aの下端を形成している。容器
101は、下端に気体入口119を有し、この気体入口
119には気体供給管121が接続されている。別様の
記載がない限り、図2の装置は、図1の装置と類似の構
成を有している。
【0050】図2に示した部材を有する装置は、稼動状
態にない場合、ロータ107のディスク109は、その
円錐状外面を円錐状内面部分105a上に載せた状態に
なることができる。装置を使用する場合は、粒子状物が
第1内室区域117a内へ粒子状物が装入される。次い
で、ロータ107が図2に示された位置へ上昇し、駆動
装置113により回転せしめられる。更に、送風機75
に相当する送風機が、気体、つまり空気を下方から環状
間隙111を経て第1内室区域117aを通過させ、上
方の、図示されていない第1フィルタを経て上方の第2
内室区域へ流入させ、次いで後除じん機を通過させ、吸
出する。第1内室区域内の粒子状物の粒子は、一時は回
転するロータ107のディスク109上に在るが、ロー
タ107の回転により軸線103から離れ外方へ移動せ
しめられる。粒子が環状間隙111の近くに達すると、
空気により吹き上げられ、多少の差はあれ渦流化され、
その後ふたたびロータのディスク上へ落下する。粒子
は、この運動の間に、たとえば乾燥されるか、又は、た
とえば先ず噴霧装置(図示せず)により液状噴霧材料を
噴霧され、次いで乾燥されるかする。あるいは又、粒子
に、たとえば同時に液状噴霧材料と、固体状の微粒子か
ら成る粉末状噴霧材料とを吹き付け、コーティングを施
すことも可能である。これはEP−A−0505319
により公知である。
【0051】粒子の流動化と処理のさい、図1の装置同
様に少なくとも1個の粉じん濃度センサによって、第1
フィルタから第2フィルタへの気体流中の粉じん濃度が
測定される。この濃度が所定限界値に少なくとも等しい
場合は、制御装置が、送風機と、ロータを回転させる駆
動装置と、噴霧装置が作動している場合は、噴霧装置も
停止させる。
【0052】本発明の装置及び方法は、更に別様に構成
することも可能である。たとえば、場合によっては、粉
じん濃度センサ65,67を除去し、その代りに容器の
第2内室区域にセンサを配置してもよい。しかしまた、
付加的な粉じん濃度センサを設け、たとえば、粉じん濃
度を第1内室区域7aないし117a内と、導管59内
と、後除じん機内とで同時測定してもよい。更に、粉じ
ん濃度を後除じん機の複数の異なる個所で同時測定して
もよい。
【0053】更に、容器1の第2内室区域7bを2室に
分割し、これらの室にそれぞれ1つの、第1フィルタの
フィルタ部材を配属することもできる。双方の気体出口
は、その場合、2個の導管を有する連結手段を介して後
除じん機と接続しておくことができる。その場合には、
場合によりこれら導管のそれぞれ1個の粉じん濃度セン
サを配置しておく。
【0054】更に、本発明の装置は、空気用の、又は、
場合により他の気体用の閉回路を形成するための部材を
有するようにすることが可能である。送風機出口は、そ
の場合、周囲大気中へは開口せす、粒子状物及び又は流
動層容器の気体入口と連通するようにする。
【図面の簡単な説明】
【図1】シーブ床を有する粒子状物及び又は流動層容器
を有する装置の一部を切断して示した略示正面図であ
る。
【図2】シーブ床の代りにロータを有する粒子状物容器
の部分断面図である。
【符号の説明】
1 粒子状物及び又は流動層容器 3 シーブ床 5 第1ファイル 7 内室 7a 第1内室区域 7b 第2内室区域 7c 気体分配内室区域 9 揺振装置 11 気体入口 13 気体出口 15 気体供給管 17 急速閉鎖用遮断器 19 供給空気フィルタ 21 空気入口 23 噴霧装置 25 噴霧ノズル 27 噴霧材料供給装置 29 爆発検知器 35 後除じん機 37 ハウジング 39 第2フィルタ 41 内室 41a 第1内室区域 41b 第2内室区域 43 粉体除去装置 45 気体入口 47 気体出口 49 粉体排出口 51 閉鎖部材 53 粉体捕集容器 57 連結手段 61 連結手段内室 65,57 粉体濃度センサ 71 導管 75 送風機 77 駆動装置 79 制御装置 101 粒子状物容器 103 垂直軸線 105 リング 105a 内面部分 107 ロータ 109 ディスク 111 環状隙間 113 駆動装置 117 容器内室 117a 第1内室区域 119 気体入口 121 気体供給管
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ルッツ ドナーハック スイス国 バーゼル プルントルターシュ トラーセ 20 (72)発明者 ヴォルフガング フンゲルバッハ ドイツ連邦共和国 ミュルハイム アム ラウスブルネン 7 (72)発明者 マティアス トンダー ドイツ連邦共和国 ハウゼン イー ヴェ ー バーンホーフシュトラーセ 10

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 粒子状物(81)、特に、可燃粉体を有
    する粒子状物(81)、もしくは運動時に可燃粉体を発
    生する粒子状物(81)を、容器(1,101)と、こ
    の容器内に配置された第1フィルタ(5)と、第2フィ
    ルタ(39)を有する後除じん機(35)と、送風機
    (75)とを有する装置により運動、特に流動させる方
    法であって、しかも、容器(1)内の第1フィルタ
    (5)が、第1内室区域(7a,117a)を、後除じ
    ん機(35)と連通する第2内室区域(7b)を境界づ
    けるようにされ、更に、粒子状物(81)を第1内室区
    域(7a,117a)へ装入し、送風機(75)により
    気体が第1内室区域(7a,117a)と、この区域内
    の粒子状物(81)内と第1フィルタ(5)とを通過し
    て第2内室区域(7b)へ送入され、この区域(7b)
    から更に後除じん機(35)へ送られ、第2フィルタ
    (39)を通過するようにされる形式のものにおいて、
    第1フィルタ(5)から第2フィルタ(39)へ流れる
    気体内の粉体濃度を測定し、この濃度が限界値と少なく
    とも等しい場合には、送風機を自動的に停止することを
    特徴とする、粒子状物を運動、特に流動させる方法。
  2. 【請求項2】 粉体濃度の限界値が臨界粉濃度以下の値
    であり、この臨界粉体濃度は、この濃度に達するか、又
    はそれを超えた場合には、粉体/気体混合物が爆発する
    ことのある濃度であり、しかも粉体濃度限界値が、たと
    えば最高30g/m3 であることを特徴とする、請求項
    1記載の方法。
  3. 【請求項3】 場合により付着している粉体を、気体が
    容器(1,101)を通過する間に、第2フィルタ(3
    9)又は第2フィルタの部材から除去し、そのさい、第
    2フィルタ(39)へ流れる気体内に浮遊する粉体の濃
    度が、第2フィルタ(39)から粉体が落下しても、粉
    体濃度の限界値を超えることがないようにすることを特
    徴とする、請求項1又は2記載の方法。
  4. 【請求項4】 粒子状物(81)、特に、可燃粉体を有
    するか、もしくは運動時に可燃粉体を発生することのあ
    る粒子状物(81)を運動、特に流動させる装置であっ
    て、容器(1,101)と、容器内に配置されて粒子状
    物(81)を収容する第1内室区域(7a,117a)
    を第2内室区域(107b)から境界づける第1フィル
    タ(5)と、第2内室区域(7b)と連通し第2フィル
    タ(39)を有する後除じん機(35)と、制御装置
    (79)により制御される送風機(75)とを備えてお
    り、この送風機により、気体が、第1内室区域(7a,
    117a)及び第1フィルタ(5)を通過して第2内室
    区域(7b)へ送られ、ここから後除じん機(35)へ
    流入せしめられ、第2フィルタ(39)を通過せしめら
    れる形式のものにおいて、第1フィルタ(5)から第2
    フィルタ(39)へ流れる気体内の粉体の濃度を測定す
    る少なくとも1つの粉体濃度センサ(65,67)が備
    えられ、この濃度センサ(65,67)が制御装置(7
    9)と接続されており、更に、粉体濃度が少なくとも限
    界値に等しい場合には送風機(75)を停止する手段
    を、前記制御装置(79)が有していることを特徴とす
    る、粒子状物を運動、特に流動させる装置。
  5. 【請求項5】 前記粉体濃度センサ(65,67)がオ
    プトエレクトロニック素子を有し、粉体を含む気体を透
    過する光の減光度が前記素子により検出されることを特
    徴とする、請求項4記載の装置。
  6. 【請求項6】 制御装置(79)により制御可能の少な
    くとも1つの噴霧装置(23)が備えられており、この
    装置により噴霧材料が第1内室区域(7a,107a)
    内へ噴霧され、また粉体濃度が限界値と少なくとも等し
    い場合には、同じように噴霧装置(23)を停止させる
    ように制御装置(79)が構成されていることを特徴と
    する、請求項4又は5記載の装置。
  7. 【請求項7】 容器(101)が、垂直軸線(103)
    に対し回転対称的な環状内面部分(105a)を有し、
    容器(101)内には、軸線(103)を中心として回
    転可能な、第1内室区域(117a)をその下端のとこ
    ろで制限しているロータ(107)が配置されており、
    このロータが、少なくとも作動時に環状内面部分(10
    5a)と共に環状間隙(111)を形成し、この間隙
    (111)を通って気体が第1内室区域(117a)に
    流入でき、更に、このロータ(107)の回転は制御装
    置(79)により制御可能であり、更にまた、制御装置
    (79)は、粉体濃度が限界値と少なくとも等しい場合
    には、同じようにロータ(107)を停止させるように
    構成されていることを特徴とする、請求項4から6まで
    のいずれか1項に記載の装置。
  8. 【請求項8】 後除じん機(35)が、第2フィルタ
    (39)と、第2フィルタ(39)に隣接する内室区域
    (41a)とを有するハウジング(37)を備え、連結
    手段(57)を介して容器(1,101)の第2内室区
    域(7b)と後除じん機(35)の前記内室区域(41
    a)とが連結されており、更に、容器(1,101)
    と、連結手段(57)と、ハウジング(37)とが、1
    00〜500kpa、たとえば、周囲空気圧より高い1
    50〜300kpaの圧力まで耐爆発衝撃性又は耐爆発
    性を有することを特徴とする、請求項4から7までのい
    ずれか1項記載の装置。
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