JPH0819179B2 - ポリビニルアルコール類の水性乳化液の製造方法および得られる各生成物 - Google Patents

ポリビニルアルコール類の水性乳化液の製造方法および得られる各生成物

Info

Publication number
JPH0819179B2
JPH0819179B2 JP2507423A JP50742390A JPH0819179B2 JP H0819179 B2 JPH0819179 B2 JP H0819179B2 JP 2507423 A JP2507423 A JP 2507423A JP 50742390 A JP50742390 A JP 50742390A JP H0819179 B2 JPH0819179 B2 JP H0819179B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
pva
pvc
alcoholysis
pvac
alcohol
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2507423A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH04506086A (ja
Inventor
フランセスコ カーリン
Original Assignee
フランセスコ カーリン
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by フランセスコ カーリン filed Critical フランセスコ カーリン
Publication of JPH04506086A publication Critical patent/JPH04506086A/ja
Publication of JPH0819179B2 publication Critical patent/JPH0819179B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C08ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
    • C08FMACROMOLECULAR COMPOUNDS OBTAINED BY REACTIONS ONLY INVOLVING CARBON-TO-CARBON UNSATURATED BONDS
    • C08F2/00Processes of polymerisation
    • C08F2/002Scale prevention in a polymerisation reactor or its auxiliary parts
    • C08F2/004Scale prevention in a polymerisation reactor or its auxiliary parts by a prior coating on the reactor walls
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C08ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
    • C08FMACROMOLECULAR COMPOUNDS OBTAINED BY REACTIONS ONLY INVOLVING CARBON-TO-CARBON UNSATURATED BONDS
    • C08F8/00Chemical modification by after-treatment
    • C08F8/30Introducing nitrogen atoms or nitrogen-containing groups

Landscapes

  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Health & Medical Sciences (AREA)
  • Chemical Kinetics & Catalysis (AREA)
  • Medicinal Chemistry (AREA)
  • Polymers & Plastics (AREA)
  • Organic Chemistry (AREA)
  • General Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Addition Polymer Or Copolymer, Post-Treatments, Or Chemical Modifications (AREA)
  • Processes Of Treating Macromolecular Substances (AREA)
  • Polymerisation Methods In General (AREA)
  • Compositions Of Macromolecular Compounds (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明の目的は、異なる鹸化数を有するポリビニルアル
コール類(PVa)の水性乳化液の製造方法である。本発
明はより特に、水性懸濁液中でのポリ塩化ビニル(PVC-
S)の工業的製造用の重合において使用されるポリビニ
ルアルコール(PVa)の製造技術に関するものである。
下記の特許開示においては、使用されそして得られた生
成物の下記の評価要素および特性の数値が適用されてい
る。
−1gの試料を鹸化するために必要な水酸化カリウムのミ
リグラムを表す鹸化数(NS)。例えば、下記の順序で操
作される:1gの試料を重量測定し、次に生成物を50ml(c
c)の水および50ml(cc)のメチルアルコール中に溶解
させ、1ml(cc)のフェノールフタレインのアルコール
溶液を加え、100ml(cc)の1/10規定HClを加え、そして
生成物を1時間にわたり加熱沸騰させる。生成物を1/10
規定HClを用いて滴定し、そしてその後に生成物を鹸化
させるために使用されたKOHのミリグラム数を化学量論
的に計算する。
−PVAcのアセトン中溶液に関する粘度を測定することに
より測定されるPVAcのK値で表示されているポリ酢酸ビ
ニル(PVAc)の分子量。あらかじめ測定された値を報告
している表により、相対的粘度値をK値に転換させる。
その方法は下記の如くである:1グラムの完全に乾燥され
た試料を重量測定し、次にそれを100ml(cc)のアセト
ン中に溶解させそしてオストワルド・シリーズ粘度計50
を用いて25℃において溶液の落下時間を測定する。溶液
の落下時間および純粋なアセトンの比が相対的粘度値を
与える。水性懸濁液中の塩化ビニル単量体(VCM)の重
合調合物中で最適な形態学的特性を有するPVC-Sを製造
するためには、水中での可溶性および不溶性という顕著
な特性を有するポリビニルアルコール類を基にした懸濁
系が使用される。
280以下の鹸化数を有するPVAは水中に可溶性でありそし
て一般的には「主懸濁剤」と称されている。
280を越える鹸化数を有するPVAは水中に部分的に不溶性
でありそして経験的に「副懸濁剤」と称されている。PV
C-Sの製造においては、メチルアルコール、酢メチル、
エチルアルコール、酢酸エチルを含まない副懸濁剤型の
PVA並びに10μm以下の直径および280を越える、好適に
は約480の、NSを有する微粒子の水性乳化液の形状の調
合物を使用することが非常に重要である。塊状反応にお
ける副懸濁剤の微粒子の完全分布のために、重合の最初
の瞬間直後に、PVC-Sの主要特性、すなわち顆粒中の内
部多孔度の分布、見掛け密度、一般的に「魚眼」と称さ
れている完全にまたは部分的にゲル化された顆粒の量、
粒子寸法分布、熱安定性、体積抵抗、が顕著に改良され
る。
ヨーロッパ特許−0123364(スタミカーボン)は懸濁系
としてポリビニルアルコール類の水性懸濁液を使用する
PVC-Sの製造方法を開示しているが、この特許はこの水
性懸濁液の製造技術は記載していない。特許IT-83315-A
-86中には、水性乳化液中であらかじめ製造されたPVAc
の微粒子の加水分解技術が特許請求されている。示され
ている方法は加水分解の塩基性触媒として水酸化ナトリ
ウムの水溶液を使用しておりそして同時に加水分解から
生じる塩類を限外濾過方法により除去している。
しかし、この方法はPVAcの直接的鹸化技術の利用だけを
可能としており、そのためメチルアルコールまたはエチ
ルアルコールの存在下でのアルコーリシスを用いてのみ
得られる文献中で「不規則的」と称されているヒドロキ
シル基の変更分布なしでPVAcが得られる。
さらに塩基性加水分解方法から生じる大量の酢酸ナトリ
ウムを除去するため膜を通して行われる限外濾過方法中
に、水中に可溶性でありそしてそれらの溶液粘度を4%
水溶液中で20℃の温度においてヘップラー粘度計を用い
て測定することにより立証できる低分子量のポリビニル
アルコール留分を含有している0.5-3.5mPa.s(センチポ
イズ)の間の粘度値を有する水が放出される。
この排水中へのポリビニルアルコールの漏出は製造価格
および排水の生物学的処理の価格に負の影響を与える。
本発明の主要特徴は、酸性アルコーリシスおよび塩基性
アルコーリシスの両者を用いて得られる異なる鹸化数の
ポリビニルアルコール類の水溶液の製造技術に対して並
びにそれの安価で且つ再現可能な製造技術の供給に対し
て著しい改良を与えることである。
本発明で特許請求されている事項に従うと、この特徴は −K値で測定された30-110の間、好適には50、の分子量
を有する少なくとも1種の第一ポリ酢酸ビニル(PVAc)
を使用し、そしてエチルアルコールまたはメチルアルコ
ールの存在下で酸または塩基触媒を用いてNS値が598-13
5の間、好適には598-312の間、最適には511、となるま
でPVAcのアルコーリシスを実施し、 −第一PVAcに関して0.1-5倍、好適には0.7倍、の重量部
の、K値で測定された10-90の間、好適には10-50の間、
最適には25、の分子量を有する少なくとも1種の第二PV
Acを充填し、 −アルコーリシスを停止させて、最終的アルコール溶液
中で各ポリビニルアルコール類が完全に混合されるよう
にして、 a)280-95の間、好適には230、のNSを有する水中に可
溶性の少なくとも1種の第一PVA、 b)598-312の間、好適には480、のNSを有する水中に不
溶性の少なくとも1種の第二PVA を得て、 −周知の如くアルコーリシス中またはそれの終了時に蒸
留し、アルコーリシス後に残存溶媒を水と一緒にして、
第一のものの水性乳化液中で生じる0.01ミクロン−10ミ
クロンの間の粒子寸法分布を有する微粒子の形状で第二
PVAの水中での凝固を得る ことを特徴とする、PVC-Sの重合で使用するための水性
入荷液中のPVAの配合物の製造方法により、達成され
る。
この方法は従って2種以上のPVAcの同時アルコーリシス
の新規方法を基にした異なるNS(鹸化数)を有するPVA
の水性乳化液の新規な製造技術を与えるものである。該
方法はさらに乳化液を構成しているPVAの主懸濁剤およ
び副懸濁剤の適用可能な基礎的特性を保持することもで
きる。
その結果、塩化ビニル単量体の水性懸濁液中での重合の
初期充填中で使用できる新規生成物が得られ、生成する
PVC-Sの形態学的特性に有利な影響を与える。これはPVC
-Sの製造用の周知の主および副懸濁剤に関して別のPVAc
重合技術を用いて本発明の生成物を研究および適用して
本発明者が行った詳細な研究から確認されており、下記
の驚異的な発見が得られた: −生成物は塩基性(塊状)および酸性(不規則的)アル
コーリシスの両者の技術を用いてまたはそれらの異なる
組み合わせを用いて得られ、 −生成物は主懸濁剤および副懸濁剤の二重機能を有して
おり、そして全ての型の周知のPVC-Sを大量水準で製造
することができ、 −生成物は重合中の塊の抗−膨張または抗−発泡の強い
作用を有しており、そしてオートクレーブおよび沸騰コ
ンデンサーの上部での有害な詰まりなしに非常に短い反
応時間が得られ、 −生成したPVC-Sの熱安定性を改良する目的で調合物中
に大量の該生成物を充填する場合には、重合中の塊の粘
度の危険な増加は観察されずそしてオートクレーブの熱
交換は顕著に改良される。
該生成物はPVC-Sの製造用に使用される全ての主懸濁剤
の水溶液と完全に相溶性であり且つ混和性であり、そし
てそれらと一緒になってそれをPVC-Sの体積特性およびP
VC-S自身を得る技術の両者を改良するための別の組み合
わせの調合物と共に使用することができる。
該生成物は+60℃〜−30℃の間の温度範囲内では時間が
たっても完全に安定性である。
該生成物の凍結および解凍は乳化液の破壊をもたらさ
ず、水中に不溶性である留分の必然的な沈澱を与え、該
生成物は0℃以下の温度でさえもPVC-Sの製造用に使用
される固体または液体型の過酸化物触媒の安定な水性乳
化液を得ることができる。
該生成物を65-70℃の温度においてオートクレーブ重合
の加熱水の充填ラインに直接充填する場合には、粘着性
沈澱は輸送管中で観察されずそしてPVC-Sの品質は高い
初期温度のオートクレーブの充填技術を拒まない。
PVC-Sの製造で得られる利点は下記のものである: 残存塩類の最少存在およびメチルアルコールまたはエチ
ルアルコールの残渣の完全な不存在、その結果として、
高い体積抵抗特性を有する洗練された用途用に適してい
るPVC-Sが得られること、 例えば内部多孔度、見掛け密度、粒子寸法分布、熱安定
性などのPVC-Sの全ての特性を乳化液自身を構成してい
るPVAの異なる型および等級のアルコーリシスの組み合
わせにより調節することができる。
該方法は、該触媒が各成分に関して且つ互いに独立して
存在しているPVAcに関して0.05-8の間の重量部割合の硫
酸および/またはナトリウムメチレートおよび/または
水酸化ナトリウムであることにより特徴づけられてい
る。
PVC-Sの製造用に使用される主および副懸濁剤並びに過
酸化物触媒を含有している安定な乳化液の使用により、
重合反応器の自動的充填技術が非常に簡素化されそして
乳化液がオートクレーブ充填ライン中で容易にポンプ処
理が可能となり且つその中で危険性のある沈澱を生成し
ないという点から閉鎖容器への充填技術において一定に
実施される。
PVC-Sのプラント中で本発明の生成物を使用すると、生
産能力の改良並びに可能ならばプラント自身がわかる作
業および形態学的部分の意味ある改良が得られる。この
利点を略記すると、 −閉鎖容器を用いるオートクレーブの充填技術、 −容器の頻繁な解放から生じるVCM気体発生の減少、 −VCMの回収中の空気量の減少、およびそれに従う一般
的に強力な発癌剤として特記されている望ましくない量
のVCMの大気中への漏出、 −触媒の取り扱いおよび貯蔵中の安全性 である。
本発明で特許請求されている異なる鹸化数を有するポリ
ビニルアルコール類の水性乳化液の製造実施例 下記の試験を実施するためには、ガラス状の内表面、ア
ンカー付き環導管(10-100本)、および冷却ライナーを
有する580リットル容積の反応器を使用した。上部に
は、3″の受け金を通して沸騰コンデンサーは約1m2の
交換表面を有しており、冷却された物質を連続的取り出
すための3個の弁が備えられて連結されていた。PVAの
乳化液を下記の分析方法により分析した。
活性物質の%の測定: それはアルミニウムカプセル中に入れられている5gの試
料を換気シチュー中で110℃において3時間にわたり蒸
発させるという簡単な方法を用いて測定される。
PVA水溶液の20℃における粘度、センチポイズ: 分析しようとする試料の2%の活性化物質を含有してい
る水溶液を製造し、そして20℃においてヘップラー粘度
計を用いて落下時間を測定する。粘度計の製作者から与
えられた風袋表により、溶液の粘度値に戻すことができ
る。
アルコーリシスの型 塊状−不規則的 の測定 PVAの鎖中のヒドロキシル基の分布型はNMR(核磁気共鳴
分光計)装置を使用して測定された。
部分的に加水分解されたPVAcの直径: 水中に不溶性であるPVAcの微粒子の粒子寸法分布の測定
は一般的にコルターカウンターと称されている装置を用
いて行われた。
実施例番号1 反応器中に、137のNSおよび4%水溶液中での45mPa.s
(cps.)の粘度を有する13kgのポリビニル−アルコー
ル、25kgの酢酸ビニル単量体(VAM)、0.030kgの過硫酸
アンモニウムを含有している250kgの水溶液を充填し
た。生成物を63℃の温度において5400秒(90分)にわた
り重合した。さらに3時間にわたり、さらに125kgのVAM
を加えた。充填が行われている時には、水性乳化液中で
のVAMからポリ酢酸ビニルPVAcへの転化を完了させる(9
9.6%)ために温度を2時間にわたり95℃まで高めた。
それの分子量すなわち分析用のK値は102であった。乳
化液を取り出すと、反応器中には120kgの生成物が残
り、40℃の温度において20分間にわたり250kgのメチル
アルコールおよび2.5kgの濃H2SO4を順番に加えた
((d.)g/ml 1.83)。最後に塊を沸騰温度にしそして
その後に酸アルコーリシスを9時間にわたり実施した。
600秒(10分)にわたり、50%の25のK値を有するポリ
酢酸ビニル(PVAc)を含有しているメタノール溶液を加
えた(この生成物は溶液中または破壊時の重合技術の両
方で得られる)。常に沸騰させながら、アルコーリシス
中で生成した酢酸メチル−メチルアルコール共沸物から
構成されている蒸留された物質を採取し、その操作には
さらに9時間を要し、合計170kgの溶媒をアスポーテー
ションさせた。
アルコーリシスを20kgのH2O中の2kgのNaOHを用いて停止
させた。メチルアルコール残渣を取り出してそれを徐々
に等量の水で交換した。23%の最終的固体百分率となる
まで、生成物を水で希釈した。
最終的ストリッピング中に、480のNSを有するポリビニ
ルアルコールの合計に関して30%に当たるPVa留分が、
大量の230のNSを有するポリビニルアルコールを含有し
ている水性媒体中に乳化されている0.01μm-10μmの間
の直径を有する微粒子の形状で沈澱した。クロマトグラ
フィー分析に従う最終的乳化液から残存溶媒を除去する
と、それは黒色であり、−25℃〜+60℃の間の温度にお
いて安定であった。純水中またはセルロース型、アクリ
ル系、ポリビニルアルコール類の他の懸濁水性溶液中で
の分散液の試験により、それの完全分散性および粘着性
塊の観察における沈澱減少のないことが確認された。PV
C-Sからこの乳化液への重合の連続的試験用に、コードP
VA-A1が与えられた。
メチルアルコール−水−硫酸の配合物を使用してPVA配
合物をA1を得るために用いられるアルコーリシス技術は
文献中で「完全に不規則」と称されているPVAの鎖中の
ヒドロキシル基の分布を行うものであり、これは文献
「ポリビニルアルコール性質および用途」、著者C.A.フ
ンチ、クロード・ポリマーズ・リミテッド・ロンドン、
4章、93頁からでも得られる。
実施例番号2 反応器中に順番に160kgのVAM、35kgのメチルアルコー
ル、5kgの過酸化ベンゾイルを充填した。99%までのポ
リ酢酸ビニルへの最終的転化率を得るために、重合を沸
騰温度において実施した。
IK値すなわち分子量指数は49であった。塊をさらに250k
gのメチルアルコールで希釈し、そして取り出すと、反
応器中に200kgが残った。
0.26kgのH2SO4g/ml(d.)1.83を加えた。
生成物を沸騰させそして8時間保った。
実施例1中で使用されたものと同じ型のポリ酢酸ビニル
K25のメタノール溶液40kgを充填した。
酢酸メチル−メチルアルコール共沸物を合計100kgの抽
出量となるまで15時間にわたり抽出した。この工程を50
リットルの水中で液化された0.2kgのNaOHを用いて停止
させた。実施例1中の如くして、メチルアルコール残渣
をストリッピングさせ、そして30の%固体分となるまで
生成物を水で希釈した。前記の実施例と同様にこの新し
い乳化液にはコードPVA-A2が与えられ、これは70ppのNS
230を有するH2O中に可溶性のPVAおよび30ppの480のNSを
有するH2O中に不溶性のPVAから構成されていた。無水メ
チルアルコールおよび硫酸を使用するアルコーリシスの
技術は文献中で名称「不規則的」として分類可能な基OH
の分布を与えた。
実施例番号3 反応器中に順番に 200kgの実施例2に記されているのと同じ型の20%のPVA
cK50を有するメタノール溶液、 30kgの下記の組成:27kgのメチルアルコール、2.5kgのH2
O、0.3kgのNaOH:を有するNaOH溶液 を充填した。
0.7℃の温度低下を観察するまで、塊を沸騰温度に保っ
た。その後に、実施例1および2中に示されているのと
同じ型のPVAcK25のメチルアルコール中溶液50kgを充填
した。次に、酢酸メチル−メチルアルコール共沸物を8
時間にわたり合計100kgを採取するまで採取した。
工程を0.6kgの酢酸(適定値99%)を用いて停止させ
て、pHを6.5の値にした。実施例1および2と同様にし
て、工程をメチルアルコールを蒸留しながらそして30%
の最終的固体%となるまで水を加えながら実施した。コ
ードPVC-A3である乳化液の特徴および制定は前記の実施
例に示されているものと等しく、それの組成は下記の如
くであった:0.01μm-10μmの間の直径を有する微粒子
の形状で乳化されている65p.p.のNS230および10mPa.s
(cps)(H2O中4%)を有するPVA並びに35p.p.の480NS
を有するPVA。乳化液PVA-A3を製造するために使用され
たアルコーリシス技術はメチルアルコール+水酸化ナト
リウム+水からなる型のものであり、従って文献による
と「塊状」の名称が付けられる。核磁気共鳴分光計(NM
R)を用いる分析により容易に立証可能なヒドロキシル
基のこの特定型の分布はPVAに懸濁剤および乳化剤の顕
著な特性を与え、そしてこれに関しては大きい寸法(10
0-150m3)のPVC-懸濁液を製造するための反応器中での
特定使用法が見いだされ、それのためには生成したPVC-
Sの粒子寸法の抑制問題が知られている。
実施例番号4 この試験では、中に存在している溶媒のストリッピング
前に本発明の目的である異なるNSのポリビニルアルコー
ル類の製造および予備−ホギングの技術を実施する重要
性を示すことを発明者は望んだ。
異なるNSを有するポリビニルアルコール類のメチルアル
コール−水の疑似溶液の完全な熱い混合物が得られて、
メチルアルコールの連続的蒸留用の場所の発生および全
体的には水中に不溶性であるポリビニルアルコールの0.
01μm-10μmの間の直径を有する規則的微粒子の形状の
凝固物が発生した。
これを示すために、発明者は2種の別個のアルコーリシ
スを行うことを決定し、そして次に本発明で特許請求さ
れているようなストリッピンクおよび希釈の連続的段階
用に塊を一緒にした。
実施例4の第一段階 反応器中に発明者は実施例1−2−3用に使用されたも
のと等しい50%のPVAc-K25を有する200kgのメタノール
溶液を充填し、その後に、発明者は生成物を37℃の温度
および5400秒(60分)において安定化させ、メチルアル
コール中に5%のナトリウムメチレートを有する30kgの
溶液を充填した。
ある時間後に、酢酸を用いてpH6.5を得て工程を停止さ
せた。
それを30kgのH2Oデミで希釈した。
480NSを有するポリビニルアルコールを含有している溶
液を以下で記されている如き第二アルコーリシスから得
られる溶液とその後に一緒にするために別個に貯蔵し
た。
実施例4の第二段階 反応器中に実施例2−3に示されているのと同じ型の50
%のPVAc-K25を有する200kgのメタノール溶液を充填し
た。温度を高めて沸騰させそしてさらに1kgのH2SO4g/ml
(d.)1.83を充填した。沸騰中の塊の温度が2℃低下す
るまで沸騰を続けた。工程を50kgのH2O中で液化された
0.8kgのNaOHを用いて停止させた。pHを調節して6.5に
し、そしてポリビニルアルコールのNSを230にさせた。
再び加熱しそして撹拌した塊を第一アルコーリシスで製
造されたメタノール溶液と一緒にし、そして均質化を少
なくとも5400秒(60分)にわたり行った。
工程は実施例1−2−3用に以上で記されている如きス
トリッピングおよび希釈の連続的操作を用いて実施され
た。コードPVA-A4の乳化液の特徴およびそれの分析結果
は、試験1−2−3で生じた乳化液との同一性を確認し
た。二種のアルコーリシス技術から得られたPVA-A4中に
存在しているポリビニルアルコール、そしてより正確に
は水中に可溶性であるPVA用の不規則部分および水中に
不溶性の微粒子から構成されているPVA用の塊状部分か
ら得られた。
最終的乳化液中では理論的には二種の別個の加水分解か
ら得られた塩類の百分率は高水準の残渣%を有してお
り、この%は実施例番号2の%より6倍ほど大きく、そ
してより正確には0.05から0.33%となった。塩類のこの
増加はPVC-Sの電気的性質に対して負の影響を有してい
た。
実施例番号5 本発明の目的であるポリビニルアルコール(PVa)の水
性乳化液および混合アルコーリシス不規則的−塊状の技
術を用いるPVA配合物の使用によりPVC懸濁液の性質に対
して得られた良好な結果は下記の新しい例を引き出し
た。
反応器中に実施例2−3−4と同様な200kgのPVAc-K50
のメタノール溶液を充填した。温度を35℃に4時間にわ
たり安定化させ、5%のナトリウムメチレートを有する
10kgのメタノール溶液を充填した。この時間後に、実施
例2−3−4と同様な200kgのPVAc-K25の溶液および1.5
kgのH2SO4g/ml(d.)1.83をさらに充填した。
生成物をさらに6時間にわたり沸騰させ、前記の実施例
と共に記載されている酢酸メチル−メタノール共沸物を
抽出した。
合計蒸留量は120kgであった。
NaOHの水溶液を用いてpHを6.5として工程を停止させ
た。
前記の実施例1−2−1−2−3−4に関する如き溶媒
ストリッピングおよび希釈段階用の工程を実施した。コ
ードPVA-A5と定義された水性乳化液は前記の如くであっ
た。
ヒドロキシル基の塊状−不規則的分布型を有する水中に
可溶性であるPVA留分および不規則的分布型を有する水
中に不溶性であるポリビニルアルコール留分。
添付の表1には、実施例1−2−3−4−5を要約して
いる全データが報告されている。
アルコーリシス試験を要約している表1の試験から、 −異なる分子量の分布および10-110のK値変数として示
されている分析方法当たりの重合度を有する水性乳化液
中、水性懸濁液中、アルコール溶液中、および塊状での
重合から得られたポリ酢酸ビニルを使用し、 −文献中に名称「不規則的−塊状」およびそれらの全て
の可能な組み合わせで知られておりそして報告されてい
る全てのアルコーリシス技術を適用して、 異なるNSを有する異なる型のポリビニルアルコール類の
水性乳化液が得られたことがわかる。
本発明の目的である方法は高度に再現性がありそして懸
濁液中での塩化ビニル重合の多くの問題を解決するのに
適している新規な懸濁剤を製造するために経済的且つ形
態学的方法で工業的に適用することができる。
PVC-S重合例の記載は表2Aおよび2B中に報告されてい
る。PVA-A1-A2-A3-A4-A5の型の塩化ビニル単量体の重合
試験は、イノックス鋼(A1S1316LC)中の内壁、環導線
型の「インペラー」および反応器の壁の上に180°の反
対側の位置に設置されている2個の不完全破壊波形を有
する500リットルのオートクレーブを用いて実施され
た。オートクレーブには容器の近くに充填、抗−外皮溶
液の撥ね上がり装置およびH2Oデミを用いて1519.9KPa絶
対(15ATA)まで内部洗浄する弁からなる自動的システ
ムが備えられている。反応器の頭部では、2.5m2の表面
を有するコンデンサーを挿入して沸騰させることができ
た。
重合は354.6K.Pa絶対圧(3.5バール)への反応圧の低下
を伴い実施されたと考えられ、そして各充填に関しては
転化率を気体除去および未反応VCMの回収により測定し
た。
懸濁液は75℃の温度となるまで405.3K.Pa絶対圧(4AT
A)の水蒸気の直接射出によりストリッピングさせた。
ストリッピング後に、懸濁液を遠心し、そして23%のH2
Oを有するPVC-Sをその後に流動床上で乾燥し始めた。
これらの処理後に、全ての記載されている実施例と同じ
くPVC-Sを下記の分析方法により分析した: 見掛け密度: 第二DIN53-468、kg/lt.で表示、 可塑化効率: 第二DIN53-417、%で表示、 粒子寸法分布: 第二IN53-734、 体積抵抗: 第二ASTMD257-66。
孔の平均直径の内部多孔度はμmで表示されており、孔
の平均容量はcc/gr.で表示されている。値はカルロ・エ
ルバ・シリーズ200の水銀多孔度計を用いて感知され
た。
PVC-Sの乾燥後のVCM残渣の値はガス−クロマトグラフィ
ー方法を用いて感知されたp.p.m.で表示されている。
ゲル化された粒子−魚眼: 下記の方法が使用された: 300秒にわたり、160gのPVC-S、80gのジオクチルフタレ
ート、0.8gのステアリン酸亜鉛、並びに2.4gのPVC-S−
カーボンブラックおよびステアリン酸亜鉛を用いて製造
された予備混合物を混合した。140℃におけるカレンダ
ーリング用に、0.0001m(0.1mm)の厚さのフィルムを製
造し、そして300秒(5分)後に1m(100cm)の板を取り
出しそして透明状態で得られた生成物すなわちフィルム
試料中に存在している未着色粒子(魚眼)を計数するこ
とができた。
熱安定性: この試験は、標準的工程によりあらかじめ可塑化され、
安定化され、そして潤滑化されたPVC-Sの試料に対し
て、PVC-Sの試料と比較して実施された。140℃における
カレンダー中で600秒(10分)にわたり処理した後に製
造された混合物から、0.001m(1mm)の厚さの試料を採
取し、それを引き続き165℃のシチュー中に入れた。そ
の後に、あらかじめ製造された試料と比較しての試験熱
の変数の分で表示されている時間を評価した。分で表示
されている時間が長くなればなるほど、PVC-Sは処理に
関するさらに良好な熱安定性を有するであろう。
実施例6−7−8−9-10 第一シリーズの試験では、PVA-A1-A2-A3-A4-A5型は調合
物中で他の主要懸濁剤または副懸濁剤の添加なしで使用
される時には全ての型の工業的に知られているPVC-Sを
製造することができた。
PVA-A1-A2-A3-A4-A5の異なる組成のために、当技術の専
門家には周知の如く輸送の連続的段階および非毒性安定
剤などとの相乗性において全ての型のPVC-S用に一定量
の調合物を非常に有利に使用することができた。試験番
号6においては、PVA-A2と低分子量のPVC-Sを製造する
ための鎖転移剤として一般的に使用されているメルカプ
トエタノールとの完全な相溶性が観察された。発明者
は、他の型の鎖転移剤Eg.トリクロロエチレン、ジクロ
ロエチレンおよび必要なら架橋結合型のジアリル−マレ
エートでさえも利用できることを立証した。
実施例11 重合オートクレーブ中に沸騰コンデンサーを挿入する場
合の試験におけるPVA-A2を利用しても生成したPVC-Sの
品質がコンデンサーなしの他のものと比べて有害な悪化
を受けないことが立証できた。
PVA-A2の20回充填を行った後に、沸騰コンデンサーは完
全に清浄化されており、重合の最初の瞬間からPVA-A2が
供給されるという抗発泡効果および抗−乳化効果が確認
された。
反応器の再現性の増加は約20%であった。
実施例12 65-70℃の温度におけるH2Oデミの初期充填量を用いて実
施されたこの試験は、オートクレーブ中への主要な充填
問題の1種すなわち反応器の加熱開始時間の少なくとも
1800秒(30分)の減少可能性と直面しそして解決した。
この重要な充填技術は生産再循環の顕著な減少を可能と
するだけでなく、内部に充填前に種々の技術を用いて適
用される特殊な試薬により反応器のライナー中の長期間
の過熱実施を抗−破壊効果効率の全ての損傷となること
も避けられる。
反応開始の最初の瞬間直後の水中に不溶性のPVAの全微
粒子の均質なそして瞬間的な分散が得られるという利点
はこの場合には非常に工業的な利点を示しており、実際
には生成したPVC-S中での品質に対する周知の負の効果
を受けることなく生産増加を可能としている。
実施例13 前記の分析試験6-12を、タンポン状の300ppmのNaHCO3の
使用により7から出発する重合pHを用いて、実施した。
発明者は、例えば水酸化アンモニウム、水酸化ナトリウ
ム、炭酸ナトリウム、水酸化マグネシウム、燐酸ナトリ
ウムの如き他の型のタンポンを用いてもpH値を調節する
こともできることを、示した。
試験13は、タンポンの不存在下でそして数ppmの空気残
渣(O2)をオートクレーブ中の出発充填物に用いそして
約3のpH値においてはPVC-Sの品質は高い値に保たれて
いたことを示していた。
PVC-Sの粒子寸法分布を調節する目的のための反応器中
の残渣(真空)の調節技術は、本発明のPVA型を使用す
る調合物に完全に適用することができる。
実施例14 試験6と比べて試験番号14を用いて、二重の重合単量体
の同一充填量の場合並びに正確には1200ppmの初期充填
量および最初の重合時から1800秒(30分)後の600ppmの
充填量の場合の効率が示されている。
PVC-Sの見掛け密度および熱安定性は前記の改良性を有
しており、粒子寸法分布は最適水準でありそして全ての
他の特徴は同じであった。
実施例15および16 ローリングソーカーを用いる分散技術および/または溶
媒(酢酸メチル、酢酸エチルなど)の大真空(−680mmH
g)(沸点6°−8℃)下での蒸発を利用する技術によ
り、発明者は下記触媒のPVA型A2水性乳化液を用いて製
造した。
このようにして製造されたPVC-S用触媒の乳化液を用い
て、発明者は重合番号15および16の試験を実施した。
重合の熱力学的性能からそして生成したPVC-Sの分析結
果から、発明者はPVAは例えば体積抵抗、見掛け密度お
よび粒子寸法分布の如きPVC-Sのある種の性質に関して
有害である他の型の懸濁剤または乳化剤を同時に使用す
る必要なしに触媒の水性乳化液を製造するのに特に適し
ている生成物であることを立証した。
触媒型a−b−c−dの水性乳化液の最適安定性および
PVC-Sの最終的品質におけるそれらの効果は、前記の技
術を用いて得られた1−8ミクロンの間の直径を有する
触媒の微粒子を水中に不溶性である等しい直径のポリビ
ニルアルコールの他の安定な微粒子と接触させそしてPV
A中に存在している水中に可溶性である大部分のポリビ
ニルアルコールのためにそれらを一緒に水中に乳化させ
るという事実により引き起こされる。
試験cおよびdでは、エチルアルコールは乳化液の凍結
点を約−20℃ほど低下させる機能を有していた。
水性乳化液中のエチルアルコールの存在は本発明の目的
であるPVAの製造および蒸留方法に固有であり、実際に
はPVA-A1-A2-A3-A4-A5の製造において引用されている全
ての実施例でもそうである。
A5はメチルアルコールを使用しており、全ての加水分解
をエチルアルコール中で実施しそして終了時に乳化液自
身に必要な凍結点のために必須の第二エチルアルコール
の残渣を残すことは可能でありそしてそれは専門家には
周知である。
全ての場合、生成したPVC-Sの特性は高い品質水準から
得られる。過去において専門家がすでに観察しておりそ
して重合の開始直後の触媒粒子の不良分散に主として起
因している退化現象は示されなかった。
実施例17-18-19-20-21-22-23 この最後の群の試験はこの分野の専門家に対して本発明
の生成物のある種の重要な用途を説明するために実施さ
れた。しかしながら、報告されている限定数の実施例は
複数の可能な用途を限定しようとするものではない。
この群の試験により、専門家はPVA-A2が全ての技術およ
びPVC-Sの重合で使用される全ての周知の懸濁剤と完全
に相溶性であることを立証できた。
生成したPVC-Sの形態学的特性は、PVC-Sの乾燥後の粒子
寸法分布、熱安定性、内部多孔度およびVCM残渣の値全
体にわたる最適な品質水準を確認した。
試験中に、異なる主懸濁剤の溶液中にPVAを冷時分散さ
せることが可能であり、そしてそれらを反応器自身に対
する水の自動的充填ラインに運ぶことができた。PVAの
微粒子は安定性となり、そして懸濁剤の二種の溶液との
接触によるすなわちオートクレーブの充填前に完全に暖
められていない水と接触することによる接着または凝固
現象は感知されなかった。
オートクレーブの清浄化実施例 実施例番号11中に報告されている調合物を用いて、発明
者は各重合後に異なる型の抗−外皮剤の適用による20回
の重合を実施した。
結果は、全ての場合に本発明の生成物と異なる抗−外皮
生成物との最適な相溶性が確認された。各型の抗−外皮
剤を用いて実施された20回の重合後に、反応器の内部お
よび沸騰コンデンサーの両者は完全に清浄でありそして
残渣がなく、それは試験サイクルの懸濁液を必要として
いた。
該方法の良好な結果に関して有利なように、発明者は上
記の各成分に関してそして互いに独立して存在している
PVAcに関して0.05-8の間の重量部割合のそれぞれ硫酸、
および/またはナトリウムメチレート、および/または
水酸化ナトリウムからなる触媒を使用することを示唆す
る。
アルコーリシスで使用されるアルコールは存在している
PVAcに関して0.2-20倍の間、好適には3倍、の重量部割
合のメチルまたはエチルアルコールである。
好適には工業的必要性および価格の観点から、アルコー
リシスで使用されるアルコールは存在しているPVAcに関
して0.2-20の間の、好適には3の、重量部割合のメチル
アルコールである。
明らかに、同じ割合のメチルアルコールの全部または一
部を有毒特性のためにまたは別の用途のためにエチルア
ルコールで有利に置換することもできる。

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】下記の段階: −K値で測定された30-110の間、好適には50、の分子量
    を有する少なくとも1種の第一ポリ酢酸ビニル(PVAc)
    を使用し、そしてエチルアルコールまたはメチルアルコ
    ールの存在下で酸または塩基触媒を用いてNS値が598-13
    5の間、好適には598-312の間、最適には511、となるま
    でPVAcのアルコーリシスを実施し、 −第一PVAcに関して0.1-5倍、好適には0.7倍、の重量部
    の、K値で測定された10-90の間、好適には10-50の間、
    最適には25、の分子量を有する少なくとも1種の第二PV
    Acを充填し、 −アルコーリシスを停止させて、最終的アルコール溶液
    中で各ポリビニルアルコール類が完全に混合されるよう
    にして、 a)280-95の間、好適には230、のNSを有する水中に可
    溶性の少なくとも1種の第一PVA、 b)598-312の間、好適には480、のNSを有する水中に不
    溶性の少なくとも1種の第二PVA を得て、 −周知の如くアルコーリシス中またはそれの終了時に蒸
    留し、アルコーリシス後に残存溶媒を水と一緒にして、
    第一のものの水性乳化液中で生じる0.01ミクロン−10ミ
    クロンの間の粒子寸法分布を有する微粒子の形状で第二
    PVAの水中での凝固を得る ことを特徴とする、水性懸濁液中でのポリ塩化ビニル
    (PVC-S)の製造用の異なる鹸化数(NS)を有する二種
    以上のポリビニルアルコール類(PVa)の水性乳化液の
    製造方法。
  2. 【請求項2】該触媒が各成分に関してそして互いに独立
    して存在しているPVAcに関して0.05-8の間の重量部割合
    の硫酸および/またはナトリウムメチレートおよび/ま
    たは水酸化ナトリウムであることを特徴とする、請求項
    1に記載の水性懸濁液中でのポリ塩化ビニル(PVC-S)
    の製造用の異なる鹸化数(NS)を有する二種以上のポリ
    ビニルアルコール類(PVa)の水性乳化液の製造方法。
  3. 【請求項3】アルコーリシス中で使用されるアルコール
    が存在しているPVAcに関して0.2-20倍の間の、好適には
    3倍の、重量部割合のメチルアルコールであることを特
    徴とする、請求項1に記載の水性懸濁液中でのポリ塩化
    ビニル(PVC-S)の製造用の異なる鹸化数(NS)を有す
    る二種以上のポリビニルアルコール類(PVa)の水性乳
    化液の製造方法。
  4. 【請求項4】アルコーリシス中で使用されるアルコール
    が存在しているPVAcに関して0.2-20倍の間の、好適には
    3倍の、重量部割合のエチルアルコールであることを特
    徴とする、請求項1に記載の水性懸濁液中でのポリ塩化
    ビニル(PVC-S)の製造用の異なる鹸化数(NS)を有す
    る二種以上のポリビニルアルコール類(PVa)の水性乳
    化液の製造方法。
JP2507423A 1989-06-15 1990-05-17 ポリビニルアルコール類の水性乳化液の製造方法および得られる各生成物 Expired - Fee Related JPH0819179B2 (ja)

Applications Claiming Priority (4)

Application Number Priority Date Filing Date Title
IT8983427A IT1235098B (it) 1989-06-15 1989-06-15 Procedimento per la produzione in emulsione acquosa di miscele di alcoli polivinilici e prodotti cosi' ottenuti.
IT83427A/89 1989-06-15
PCT/IT1990/000052 WO1990015827A1 (en) 1989-06-15 1990-05-17 Process for the production in watery emulsion of blends of polyvinylic alcohols and respective products obtained
EP91830032A EP0498142A1 (en) 1989-06-15 1991-02-05 An anti-crust decolorized material for the polymerization of the chlorinated olefinic monomers

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH04506086A JPH04506086A (ja) 1992-10-22
JPH0819179B2 true JPH0819179B2 (ja) 1996-02-28

Family

ID=40193857

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2507423A Expired - Fee Related JPH0819179B2 (ja) 1989-06-15 1990-05-17 ポリビニルアルコール類の水性乳化液の製造方法および得られる各生成物

Country Status (9)

Country Link
US (1) US5397815A (ja)
EP (2) EP0477193B1 (ja)
JP (1) JPH0819179B2 (ja)
AT (1) ATE110393T1 (ja)
AU (1) AU5642390A (ja)
DE (1) DE69011860T2 (ja)
ES (1) ES2064734T3 (ja)
IT (1) IT1235098B (ja)
WO (2) WO1990015827A1 (ja)

Families Citing this family (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE69501137T2 (de) 1994-09-14 1998-04-09 Shinetsu Chemical Co Verfahren zur Herstellung von einem Vinyl-Chlorid-Typ Polymer
JP3805427B2 (ja) * 1996-05-31 2006-08-02 株式会社クラレ ポリビニルアルコール粉末
US5910420A (en) * 1996-08-16 1999-06-08 Orion-Yhtyma Oy Orion Diagnostica Method and test kit for pretreatment of object surfaces
CN101346586A (zh) * 2005-10-31 2009-01-14 生命导航有限责任公司 便携式毯子加热器
JP5705056B2 (ja) * 2011-07-28 2015-04-22 日本合成化学工業株式会社 ポリビニルアルコール系重合体粒子の製造方法

Family Cites Families (14)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
BE581154A (ja) * 1958-12-17
IT1160355B (it) * 1978-12-15 1987-03-11 Sigma Italiana Prod Chimici Procedimento perfezionato per la produzione di cloruro di polivinile
DE2734656A1 (de) * 1977-08-01 1979-02-22 Wacker Chemie Gmbh Waessrige vinylchlorid-copolymerdispersionen, deren herstellung und verwendung
US4200708A (en) * 1978-08-17 1980-04-29 National Distillers And Chemical Corporation Process for sequentially dispersing and saponifying ethylene-vinyl acetate copolymer
NL8000707A (nl) * 1980-02-05 1981-09-01 Stamicarbon Vinylchloridepolymeren.
DE3026144A1 (de) * 1980-07-10 1982-02-18 Hoechst Ag, 6000 Frankfurt Verfahren zur herstellung von polyvinylalkohol und danach erhaltener polyvinylalkohol
FR2523979A1 (fr) * 1982-03-26 1983-09-30 Chloe Chemie Procede de traitement d'un reacteur de polymerisation
DE3227090A1 (de) * 1982-07-20 1984-01-26 Wacker-Chemie GmbH, 8000 München Verfahren zur herstellung von polymerdispersionen und ihre verwendung
NL8301463A (nl) * 1983-04-26 1984-11-16 Stamicarbon Vinylchloridepolymeren.
JPH0660210B2 (ja) * 1985-04-12 1994-08-10 東ソー株式会社 ビニル系単量体の重合法
JPH0660209B2 (ja) * 1985-04-12 1994-08-10 東ソー株式会社 ビニル系単量体の重合法
IT1189869B (it) * 1986-01-28 1988-02-10 Paolo Carlin Procedimento per la produzione in alcool etilico di un polivinile acetato
IT1210541B (it) * 1986-02-17 1989-09-14 Paolo Carlin Procedimento per la produzione in emulsione acquosa di polivinile acetato parzialmente idrolizzato.
IT1205543B (it) * 1986-12-24 1989-03-23 C I R S Cie Italiana Ricerca E Agente anti-incrostante per la polimerizzazione di monomeri olefinici clorurati

Also Published As

Publication number Publication date
EP0477193A1 (en) 1992-04-01
IT8983427A0 (it) 1989-06-15
AU5642390A (en) 1991-01-08
DE69011860D1 (de) 1994-09-29
ES2064734T3 (es) 1995-02-01
IT1235098B (it) 1992-06-18
ATE110393T1 (de) 1994-09-15
EP0498142A1 (en) 1992-08-12
US5397815A (en) 1995-03-14
DE69011860T2 (de) 1995-04-13
JPH04506086A (ja) 1992-10-22
EP0477193B1 (en) 1994-08-24
WO1990015827A1 (en) 1990-12-27
WO1992013897A1 (en) 1992-08-20

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH05239122A (ja) 吸収性ポリマー、それらの製造法及び衛生製品へのそれらの使用
JPH0310642B2 (ja)
JP2542346B2 (ja) 高重合度ポリビニルアルコ−ルの製造法
JPH0819179B2 (ja) ポリビニルアルコール類の水性乳化液の製造方法および得られる各生成物
JP3805427B2 (ja) ポリビニルアルコール粉末
CN109535307B (zh) 一种吸水性树脂的反相悬浮聚合制备工艺
JP4494473B2 (ja) 高重合度を有するポリビニルアルコールの製造方法及び製造装置
US4181639A (en) Polymer solutions
US4900809A (en) Process of rendering copolymers of maleic anhydride and alkyl vinyl ethers prepared in benzene solvent substantially benzene-free
CN104710550A (zh) 一种高分子量聚偏氟乙烯树脂及其制备方法
CN102983299A (zh) 一种具有低电解液泄漏电池隔膜材料的制备及其制品
JP3254772B2 (ja) 塩化ビニル系重合体の製造方法
US5342910A (en) Process for preparing vinylidene chloride or vinyl chloride polymer by suspension polymerization
US2543801A (en) Process for the preparation of shaped polyvinyl alcohol objects
WO1991004991A1 (en) Process for treating maleic anhydride-alkyl vinyl ether copolymer
JPH11279210A (ja) 低温粘度安定性の優れたポリビニルアルコールの製造方法
JPH11236419A (ja) 変性ポリビニルアルコール、それを使用したフィルム、及びその製法
EP0283090B1 (en) Water-swellable crosslinked polymers and process for the preparation thereof
JPH0693017A (ja) 部分ケン化ポリビニルアルコールの製造方法
JPH0224842B2 (ja)
US20230192967A1 (en) Aqueous dispersions and methods for production
JP4615133B2 (ja) ビニルエステル系樹脂エマルジョンの製法
JPS60190223A (ja) 乳化重合用分散安定剤
JPH11147913A (ja) シンジオタクチシチーに富むポリビニルアルコールの 製造方法
JPS59217710A (ja) 塩化ビニル系グラフト共重合体の製造方法

Legal Events

Date Code Title Description
R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090228

Year of fee payment: 13

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090228

Year of fee payment: 13

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100228

Year of fee payment: 14

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees