JPH08191425A - メモリ制御装置 - Google Patents

メモリ制御装置

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JPH08191425A
JPH08191425A JP7001289A JP128995A JPH08191425A JP H08191425 A JPH08191425 A JP H08191425A JP 7001289 A JP7001289 A JP 7001289A JP 128995 A JP128995 A JP 128995A JP H08191425 A JPH08191425 A JP H08191425A
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  • Television Signal Processing For Recording (AREA)
  • Signal Processing For Digital Recording And Reproducing (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 1組のフレームメモリで画面単位でブロック
シャフリングを行うメモリ制御装置を得る。 【構成】 ライン単位およびブロック単位で入力される
データを小規模のメモリを有するレート変換回路11で
データレートを変換し、ラインデータはl×n画素毎
に、ブロックデータはk×n画素毎に分割して2バンク
方式のメモリ3の2つのバンクに交互に入出力し、ライ
ン単位でのデータアクセスとブロック単位でのデータア
クセスを、水平ライン周期より短い周期で切り換えてブ
ロックシャフリングするようにした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、映像信号のシャフリ
ングを行うメモリ制御装置に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、映像信号を磁気テープなどを用
いて記録再生する際、再生時にテープの傷や外乱などに
よりドロップアウトが発生すると、映像信号を再現する
ことができなくなる。特にバースト状の大きなドロップ
アウトが発生した場合、ドロップアウト周辺の映像信号
データからドロップアウト区間の映像信号データを予測
することは不可能である。このような課題を解決するた
めに、入力映像信号を複数ブロックに分割してその順序
を変更して記録し、再生時にもとに戻すシャフリング記
録が知られている。
【0003】図24は、従来のメモリ制御装置の一例を
示すブロック回路図である。図において、1は映像信号
入力端子、33は入力信号用セレクタ、31、32はフ
レームメモリ、36はライトアドレス発生器、37はリ
ードアドレス発生器、35はアドレスセレクタ、34は
出力信号用セレクタ、2は映像信号出力端子である。
【0004】入力映像信号は、映像信号入力端子1より
入力され、セレクタ33によりフレームメモリ31、3
2にライトデータとしてフレーム毎に交互に出力され
る。またライトアドレス発生器36では、フレームメモ
リ31、32の書き込みアドレスを発生している。一
方、リードアドレス発生器37では、フレームメモリ3
1、32の読み出しアドレスを発生させている。さら
に、アドレスセレクタ35では、フレームメモリ31、
32にフレーム毎交互に書き込みアドレスと読み出しア
ドレスを選択し供給する。フレームメモリ31、32か
ら読み出されたデータは、セレクタ34によりフレーム
毎に交互に選択されて映像信号出力端子2より出力され
る。
【0005】以下、図2〜4を用いて1フレーム毎にブ
ロックシャフリングを行うメモリ制御装置の動作につい
て説明する。入力信号は例えば12:4:0のHDTV
コンポーネント映像信号で、輝度信号Yは、サンプリン
グ周波数40.5MHz、色差信号Cr,Cbはサンプ
リング周波数13.5MHzで線順次されたHDTV信
号で、Yは32画素、Cr,Cbは8画素毎交互にサン
プリング周波数54MHzで時分割多重されたものであ
る。ここで、ブロックシャフリングは、ライン単位で入
力される1画面分の映像信号をフレームメモリ31、3
2に記録し、8画素×8ラインのブロックサイズで図2
〜4に示す順序で読み出すことによって実現する。
【0006】以下ブロックシャフリングの方法について
説明する。1画面分の映像信号は、図2に示すように1
00個のスーパーブロックで構成される。ここで、図2
において、奇数番または偶数番のスーパーブロック5個
(例えば図2の1、3、5、7、9のスーパーブロッ
ク)を1トラックと呼ぶ。さらに、各スーパーブロック
は、図3に示すように27個のマクロブロックで構成さ
れ、各マクロブロックは、図4に示すように画面上で同
一位置にある6個の輝度信号ブロックと、2個の色差信
号ブロックによって構成されている。ただし、図2にお
いて数字0〜44,0〜60はメモリマップ上のマクロ
ブロックの数を示すものである。
【0007】ブロックシャフリングは、奇数トラックと
偶数トラックのトラック内のデータをマクロブロック単
位で交互に読み出すことによって実現する。実際には、
各スーパーブロックのマクロブロック0を図2の順番に
したがって読み出し、10個のスーパーブロックに対す
るマクロブロック0の読み出しが終了すると、1、2、
・・26の順に残りのマクロブロックを読み出す。さら
に、10個のスーパーブロック(2トラック分)内の2
7個のマクロブロックをすべて読み出すと、図2の矢印
で示す順で次のスーパーブロック(トラック)の読み出
しを順次行う。ここで、スーパーブロック内でのマクロ
ブロックの読み出しは、図3に示すような順番で行う
が、マクロブロック内のデータの読み出しはブロック単
位で行われ、図4においてY0,Y1,Y2,Y3,Y
4,Y5,Cr,Cbの順序で読み出す。
【0008】フレームメモリ31、32は、図25に示
すように4個のダイナミックRAM(DRAM)によっ
て構成される。図25において、41は入力信号を4分
周する入力セレクタ、42は出力信号を4倍にする出力
セレクタ、43〜46はDRAMである。
【0009】次に、フレームメモリの動作について説明
する。54MHzで入力される画像データは、入力セレ
クタ41によって4分周され、13.5MHzのクロッ
ク周波数で各4個のDRAM43〜46に入力される。
一方、データの読み出しは、4個のDRAM43〜46
から13.5MHzで読み出されたデータを、出力セレ
クタ42で交互に選択して54MHzのデータにレート
変換されて出力される。
【0010】ここで、1ライン分のデータは1344画
素(Yが1008画素、Cr,Cbが336画素)ある
ため、各DRAM43〜46に図26に示すように33
6画素分を同一ROWアドレス上に書き込む。ただし、
色差信号は線順次のため、図4においてメモリマップ上
ではCrとCbがライン毎交互に配置される。
【0011】これに対して、図2〜4に示すように1画
面分の画像データがライン毎に記録してあるため、ブロ
ック単位でのデータの読み出しは、8画素毎に行を変え
て8画素×8ライン分のデータを読み出すが、実際に
は、4個のDRAM43〜46からそれぞれ図27に示
すように、同一ROWアドレス上にある2画素分を読み
出し、出力セレクタ42で4倍周期にして出力する。た
だし、図26および図27においては、4個のDRAM
に対して同時タイミングでRAS、CAS信号、ROW
アドレスおよびCOLアドレスが入力されている。また
図26、図27において、DATA1〜4は4個のDR
AM43〜46への入力および出力データである。
【0012】さらに、フレーム単位でのメモリの切り換
えは、例えば奇数フレームの場合、フレームメモリ31
では映像信号をライン単位で書き込み、偶数フレームの
場合は8×8のブロック単位でフレームメモリ31から
映像信号を読み出す。一方、フレームメモリ32では、
奇数フレームの場合はブロック単位で映像信号を読み出
し、偶数フレームの場合はライン単位で映像信号の書き
込みを行っている。
【0013】すなわち、1フレーム分の映像データを一
方のフレームメモリに書き込んでいる間に、他方のフレ
ームメモリでは1フレーム前の映像データのブロックシ
ャフリングを行い出力している。この場合、ライトアド
レス発生器36では、1ライン上で有効データが存在す
る区間に対してライトアドレスを生成する。また、リー
ドアドレス発生器37では、ライン単位で書き込まれた
映像データを8×8画素のブロック単位でシャフリング
を行い、フレームメモリから読み出すためのリードアド
レスを生成している。
【0014】さらに、アドレスセレクタ35によりフレ
ーム毎にライトアドレスとリードアドレスが選択され、
それぞれのフレームメモリに交互に供給される。この場
合、フレームメモリ31が書き込み状態の場合は、セレ
クタ33により入力映像信号がフレームメモリ31側に
選択され、読み出し状態にある場合は、フレームメモリ
32の出力がセレクタ34によって選択され、映像信号
出力端子2より出力される。
【0015】一方、デシャフリング時は、フレームメモ
リへの書き込みは8×8画素のブロック単位で行われ、
読み出しはライン単位で行われる。この際、ライトアド
レス発生器36では、シャフリング時にリードアドレス
発生器37によって生成されたリードアドレスをライト
アドレスとして生成すればよい。同じくリードアドレス
発生器37では、シャフリング時にライトアドレス発生
器36によって生成されたライトアドレスをリードアド
レスとして生成することによりデシャフリングを実現で
きる。
【0016】
【発明が解決しようとする課題】従来のメモリ制御装置
は以上のように構成されていたが、フレームメモリにD
RAMを用いた場合、DRAMのデータアクセスは同一
ROWアドレス上にないデータを連続アクセスできない
ため、ラインおよびブロック単位で連続するデータをメ
モリに入出力するためには、画像データを複数個のDR
AMに分割して記録する必要がある。このため、ハード
ウェアサイズが増大し、実装面積が大きくなるという問
題点があった。
【0017】
【課題を解決するための手段】本発明は上記のような問
題点を解消するためになされたもので、フレームメモリ
に複数バンク方式のメモリを用いて、データの書き込み
と読み出しが前記複数のバンクを順にアクセスするよう
に制御することにより、画像データの連続アクセスを可
能にし、1組のフレームメモリで1画面分の画像データ
をシャフリングまたはデシャフリングするようにしたも
のであって、請求項1の発明に係るメモリ制御装置で
は、ラインデータはi×n(i≧1)画素毎、ブロック
データはk×n(k≧1)画素毎に分割して、複数バン
ク方式のメモリの複数のバンクに順に入出力するように
構成した。
【0018】また、請求項2の発明に係るメモリ制御装
置では、ラインおよびブロック単位で入力されるデータ
を小規模のメモリでデータレート変換し、ラインデータ
はi×n画素毎、ブロックデータはk×n画素毎に分割
し、複数バンク方式のメモリの複数のバンクに順に入出
力し、ライン単位でのデータアクセスとブロック単位で
のデータアクセスを水平ライン周期より短い周期で切り
換えるように構成した。
【0019】また、請求項3の発明に係るメモリ制御装
置では、ラインおよびブロック単位で入力されるデータ
を小規模のメモリでラインおよびブロックデータのデー
タレートと整数比となるデータレートに変換し、ライン
データはi×n画素毎、ブロックデータはk×n画素毎
に複数バンク方式のメモリの複数のバンクに順に入出力
し、ライン単位でのデータアクセスとブロック単位での
データアクセスを水平ライン周期より短い周期で切り換
えるように構成した。
【0020】また、請求項4の発明に係るメモリ制御装
置では、メモリ制御装置から出力されるブロックシャフ
リングされたデータに対して各ブロック間にブランキン
グ期間を設けて、ラインおよびブロック単位で入力され
るデータを小規模のメモリでラインおよびブロックデー
タのレートと整数比となるデータレートに変換し、ライ
ンデータはi×n画素毎、ブロックデータはk×n画素
毎に複数バンク方式のメモリの複数のバンクに交互に入
出力し、ライン単位でのデータアクセスとブロック単位
でのデータアクセスを水平ライン周期より短い周期で切
り換え、ラインとブロックデータの切り換え時にデータ
アクセスを行わない期間を設けるように構成した。
【0021】また、請求項5の発明に係るメモリ制御装
置では、ラインおよびブロック単位で入力されるデータ
を小規模のメモリでデータレート変換し、複数バンク方
式のメモリの複数のバンクに順に入出力する際に、ライ
ンデータはi×n画素毎に分割し、ブロックデータはk
×n画素毎に分割して入出力し、少なくとも画面上で同
一位置の輝度信号と色信号が複数バンク上の同一ROW
アドレス上に分割されるように配置し、ライン単位での
データアクセスとブロック単位でのデータアクセスを水
平ライン周期より短い周期で切り換えるように構成し
た。
【0022】また、請求項6の発明に係るメモリ制御装
置では、ラインおよびブロック単位で入力されるデータ
を小規模のメモリでデータレート変換し、複数バンク方
式のメモリの複数のバンクに順に入出力する際に、ライ
ンデータはi×n画素毎に分割し、さらにjライン(j
≧1)毎にデータを書き込むバンクを切り換えて入出力
し、ブロックデータはk×n画素毎に分割して入出力
し、ライン単位でのデータアクセスとブロック単位での
データアクセスを水平ライン周期より短い周期で切り換
えるように構成した。
【0023】また、請求項7の発明に係るメモリ制御装
置では、ラインおよびブロック単位で入力されるデータ
を小規模のメモリでデータレート変換し、複数バンク方
式のメモリの複数のバンクに順に入出力する際に、ライ
ンデータはi×n画素毎に分割し、さらに第1フィール
ドと第2フィールドでデータを書き込むバンクを切り換
えて入出力し、ブロックデータはk×n画素毎に分割し
て入出力し、ライン単位でのデータアクセスとブロック
単位でのデータアクセスを水平ライン周期より短い周期
で切り換えるように構成した。
【0024】また、請求項8の発明に係るメモリ制御装
置では、ラインおよびブロック単位で入力されるデータ
を小規模のメモリでデータレート変換し、複数バンク方
式のメモリの複数のバンクに順に入出力する際に、ライ
ン単位でのデータアクセスとブロック単位でのデータア
クセスを水平ライン周期より短い周期で切り換え、さら
に垂直ブランキング期間のラインデータのアクセスタイ
ミングでメモリのリフレッシュを行うように構成した。
【0025】
【作用】請求項1の発明によれば、画像データのシャフ
リングをn×m画素単位で複数バンク方式のメモリを用
いて実現する際に、複数バンク方式のメモリに対してラ
イン単位で連続する画像データはi×n(i≧1)画素
毎、ブロック単位で連続する画像データはk×n(k≧
1)画素毎に複数のメモリバンクに順に分割して記録す
ることにより、画像データをメモリに対して連続アクセ
スすることができる。
【0026】また、請求項2の発明によれば、画像デー
タのシャフリングをn×m画素単位で複数バンク方式の
メモリを用いて実現する際に、ラインおよびブロックデ
ータを小規模なメモリでデータレート変換して、水平ラ
イン周期よりも短い周期でラインとブロックデータを切
り換えて、ラインデータはi×n、ブロックデータはk
×n画素毎に複数のメモリバンクに順に分割して入出力
するため、ラインデータとブロックデータをメモリに対
して連続アクセスすることができ、1組の複数バンクメ
モリによってブロックシャフリングを実現することがで
きる。
【0027】また、請求項3の発明によれば、画像デー
タのシャフリングをn×m画素単位で複数バンク方式の
メモリを用いて実現する際に、ラインおよびブロックデ
ータを小規模なメモリでラインおよびブロックのデータ
レートと整数比となるデータレートに変換して、水平ラ
イン周期よりも短い周期でラインとブロックデータを切
り換えて、ラインデータはi×n、ブロックデータはk
×n画素毎に複数のメモリバンクに順に分割して入出力
するため、ラインデータとブロックデータをメモリに対
して連続アクセスすることができ、データレート変換を
行うメモリの容量を小さくすることができる。
【0028】また、請求項4の発明に係るメモリ制御装
置によれば、画像データのシャフリングをn×m画素単
位で複数バンク方式のメモリを用いて実現する際に、メ
モリ制御装置から出力されるブロックデータに対して各
ブロック間でブランキング期間を設けて、ラインおよび
ブロック単位で入力されるデータを小規模のメモリでラ
インおよびブロックデータと整数比となるデータレート
に変換し、ラインデータはi×n画素毎、ブロックデー
タはk×n画素毎に複数バンク方式のメモリの複数のバ
ンクに順に分割して入出力し、ライン単位でのデータア
クセスとブロック単位でのデータアクセスを水平ライン
周期より短い周期で切り換え、ラインとブロックデータ
の切り換え時にデータアクセスを行わない期間を設ける
ようにするため、データレート変換を行うメモリの容量
を少なくすることができ、複数バンクメモリに対するデ
ータの入出力が重なることがない。
【0029】また、請求項5の発明に係るメモリ制御装
置によれば、画像データのシャフリングをn×m画素単
位で複数バンク方式のメモリを用いて実現する際に、ラ
インおよびブロックデータを小規模なメモリでデータレ
ート変換して、水平ライン周期よりも短い周期でライン
とブロックデータを切り換えて、ラインデータはi×n
分割し、ブロックデータはk×n画素毎に複数のメモリ
バンクに順に分割して入出力し、画面上で同一位置にあ
る輝度信号と色信号を複数バンクの同一ROWアドレス
上に配置するため、メモリ内のアドレスマップが簡単と
なり、データアクセス時にROWアドレスを変更する回
数が減るため、メモリ制御装置の消費電力も小さくな
る。
【0030】また、請求項6の発明によれば、画像デー
タのシャフリングをn×m画素単位で複数バンク方式の
メモリを用いて実現する際に、ラインおよびブロックデ
ータを小規模なメモリでデータレート変換して、水平ラ
イン周期よりも短い周期でラインとブロックデータを切
り換えて、ラインデータはi×n分割し、ブロックデー
タはk×n画素毎分割し、画面上で同一位置にある輝度
信号と色信号を前記複数バンク方式のメモリに記録する
際に、j(j≧1)ライン毎に記録するバンクを切り換
えて、同一ROWアドレス上に画面上で同一位置にある
輝度信号と色信号をjライン毎に分割して記録するた
め、n画素の整数倍のデータに対してデータの連続アク
セスが実現できメモリ内のアドレスマップも簡単であ
る。
【0031】また、請求項7の発明によれば、画像デー
タのシャフリングをn×m画素単位で複数バンク方式の
メモリを用いて実現する際に、ラインおよびブロックデ
ータを小規模なメモリでデータレート変換して、水平ラ
イン周期よりも短い周期でラインとブロックデータを切
り換えて、ラインデータはi×n分割し、ブロックデー
タはk×n画素毎分割し、画面上で同一位置にある輝度
信号と色信号を前記複数バンク方式のメモリに記録する
際に、フィールド毎に記録するバンクを切り換えて同一
ROWアドレス上に画面上で同一位置にある輝度信号と
色信号をjライン毎に分割して記録するため、n画素の
整数倍のデータに対してデータの連続アクセスが実現で
きる。
【0032】また、請求項8の発明によれば、画像デー
タのシャフリングをn×m画素単位で複数バンク方式の
メモリを用いて実現する際に、ラインおよびブロックデ
ータを小規模なメモリでデータレート変換して、水平ラ
イン周期よりも短い周期でラインとブロックデータを切
り換え、垂直ブランキング期間中のラインデータのアク
セスタイミングでメモリのリフレッシュを行うため、リ
フレッシュ動作がメモリへに対するデータの入出力と重
なることがない。
【0033】
【実施例】
実施例1.次に、本発明の実施例1について説明する。
図1はこの実施例1のメモリ制御装置のブロック回路図
である。図において、1は映像信号入力端子、2は映像
信号出力端子、3,4は2バンクメモリ、5は入力ポー
ト用セレクタ、6は出力ポート用セレクタ、7はアドレ
スセレクタ、8はラインアドレス発生器、9はブロック
アドレス発生器である。
【0034】次にシャフリング時の動作について説明す
る。映像信号入力端子1から入力される入力信号は例え
ば12:4:0のコンポーネントHDTV映像信号で、
輝度信号Yはサンプリング周波数40.5MHz、色差
信号Cr,Cbはサンプリング周波数13.5MHzの
線順次信号であり、Yは24画素、Cr,Cbは8画素
毎交互にサンプリング周波数54MHzで時分割多重さ
れたもので、セレクタ5によりフレーム毎に選択され2
バンクメモリ3または4に入力される。ブロックシャフ
リングの読み出しは8画素×8ラインのブロック単位で
行われるが、ブロックシャフリングの方式および順序に
ついては、従来例と同じであるので、説明は省略する。
【0035】フレーム単位でのメモリの切り換えは、例
えば奇数フレームの場合、2バンクメモリ3では映像信
号をライン単位で書き込み、偶数フレームの場合はn×
mのブロック単位で映像信号を読み出す。これに対し
て、2バンクメモリ4では奇数フレームの場合はn×m
のブロック単位で映像信号を読み出し、偶数フレームの
場合はライン単位で映像信号の書き込みを行う。すなわ
ち、1フレーム分の映像データを一方のフレームメモリ
に書き込んでいる間にもう一方のフレームメモリでは1
フレーム前の映像データのブロックシャフリングを行い
出力している。
【0036】ここで、ラインアドレス発生器8では、ラ
イン単位での2バンクメモリへの書き込みアドレスおよ
び制御信号を生成する。一方、ブロックアドレス発生器
9では、ブロック単位での2バンクメモリからの読み出
しアドレスおよび制御信号を生成する。アドレスセレク
タ7では、ラインアドレス発生器8とブロックアドレス
発生器9の出力をフレーム毎に交互に選択し、2バンク
メモリ3,4に出力する。さらに、2バンクメモリ3,
4からの出力はセレクタ6によって選択され、シャフリ
ングされた画像データが映像信号出力端子2より出力さ
れる。
【0037】一方、デシャフリング時には、8画素×8
ライン単位で映像信号入力端子1から入力されるデータ
は、セレクタ5によりフレーム毎に選択され、2バンク
メモリ3または4に入力される。ここで、フレーム単位
でのメモリの切り換えは、例えば2バンクメモリ3では
偶数フレームの場合はn×mのブロック単位で書き込
み、奇数フレームの場合はライン単位で読み出す。これ
に対して、2バンクメモリ4では、奇数フレームの場合
はライン単位で映像信号を読み出し、偶数フレームの場
合はn×mのブロック単位で書き込みを行う。
【0038】また、ラインアドレス発生器8では、読み
出しアドレスおよび制御信号を生成する。一方、ブロッ
クアドレス発生器9では、読み出しアドレスおよび制御
信号を生成する。アドレスセレクタ7では、ラインアド
レス発生器8とブロックアドレス発生器9の出力をフレ
ーム毎に交互に選択し、2バンクメモリ3,4に出力す
る。さらに、2バンクメモリ3,4からの出力はセレク
タ6によって選択され、デシャフリングされたライン単
位の画像データが映像信号出力端子2より出力される。
【0039】ここで、2バンクメモリ3,4には、例え
ば図5に示すような2バンク構成のシンクロナスDRA
M(以下、「SDRAM」という)を用いる。図5にお
いて、51はメモリバンク0、52はメモリバンク1、
53はバンク0へのアドレスおよびRAS,CAS,W
E等の制御信号を選択するセレクタ0、54はバンク1
に対するセレクタ1である。
【0040】図5のSDRAMでは、ROWおよびCO
Lアドレスを与えると、例えば連続する4ワード単位で
データの書き込みおよび読み出しがクロック同期で行わ
れる。また、同一ROWアドレス上にあるデータに対し
ては、ROWアドレスを更新することなく、COLアド
レスを更新することにより連続クロックでデータの書き
込みおよび読み出しができる。さらに、一方のバンクを
アクセス中に他方のバンクのアドレスを入力できるた
め、バンク0とバンク1を交互にアクセスすることによ
り、連続データをインターリーブアクセスすることが可
能である。
【0041】以下、図6に従って、シャフリング時のS
DRAMに対するデータのアクセス方法について説明す
る。ここでは、ライン単位で入力される映像信号を、図
6に示すように8画素毎に分割して、SDRAMのバン
ク0とバンク1に交互に入力することにより、連続クロ
ックで1ライン分の画像データを記録する。この場合、
SDRAMに対しては、第1フィールドではバンク0,
1,0,1,0の順で8画素単位でデータを書き込み、
第2フィールドではバンク1,0,1,0、1の順で8
画素単位でデータを書き込む。
【0042】さらに、1マクロブロック分の画像データ
が同一ROWアドレス上に2分割されて記録されるよう
に、ライン単位の画像データのROWアドレスを制御す
る。ここでは、8画素毎にライン単位のデータが2つの
バンクに交互に入力されるため、第1フィールドの同一
マクロブロック内のY0,Y2,Y3,Y5ブロックは
バンク0に、Y1,Y4,Cr,Cbブロックはバンク
1の同一ROWアドレス上に記録される。一方、第2フ
ィールドではそれぞれ第1フィールドと逆のバンクの同
一ROWアドレス上に記録される。
【0043】実際には、SDRAMへのデータの書き込
みは図7に示すようなタイミングで行う。図7におい
て、BAはバンクの選択信号で、BA=Lのときバンク
0、Hのときバンク1が選択され、CS,RAS,CA
S,WE,アドレスの入力およびデータの入出力はすべ
てクロック同期で行われる。図7の場合、SDRAMへ
のデータライトは、ROWアドレスの入力から3CK後
にCOLアドレスが入力されると同時に連続4個(バー
ストレングス)のデータがクロック同期で入力される。
【0044】これに対して、ブロック単位での読み出し
は、1ブロック分のデータがフィールド毎に2つのバン
クに分割されて記録されているため、図8に示すよう
に、8画素毎にバンク0とバンク1から交互にデータを
読み出すことにより、ブロック単位のデータを連続クロ
ックで読み出す。ただし、SDRAMからは連続クロッ
クで、バンク0,1,0,1,0の順でデータを読み出
すため、Y0,Y2,Y3,Y5のブロックについて
は、ブロックデータの第1フィールドと第2フィールド
の順番が入れ換わって出力される。このため、例えばシ
フトレジスタなどを用いて8画素単位で第1フィールド
のデータと第2フィールドのデータを入れ換える必要が
ある。
【0045】実際には、SDRAMからのデータの読み
出しは図9に示すタイミングで行う。図9の場合、RO
Wアドレスの入力から3CK後にCOLアドレスが入力
され、さらに3CK(レイテンシ)後に連続4個のデー
タがクロック同期で出力される。また、デシャフリング
時のSDRAMへのデータの入出力については、ブロッ
ク書き込みでライン読み出しになるが、アクセス方法に
ついてはシャフリング時と同様であるため説明を省略す
る。
【0046】なお、上記実施例1では、画像データをH
DTV信号としたが、必ずしもHDTV信号である必要
はない。また、上記実施例1では、フレームメモリに2
バンク方式のメモリを用いたが必ずしも2バンク方式で
ある必要はなく、2バンク以上の複数バンク方式のメモ
リであればよい。また、上記実施例1では、画像データ
のブロックサイズを8画素×8ラインとしたが、必ずし
も8×8である必要はなく、n画素×mライン(m,n
≧1)でブロッキングを行ってもよい。また、上記実施
例1ではフレーム単位でブロックシャフリングを行った
が必ずしもフレーム単位で行う必要はなくフィールド単
位で行ってもよい。さらに、上記実施例1では、SDR
AMは4ワード単位でアドレスを生成してデータアクセ
スを行ったが、必ずしも4ワード単位である必要はな
く、例えば8ワード単位でデータアクセスを行ってもよ
い。
【0047】また、上記実施例1ではライン単位での入
出力は8ワード毎交互にバンク0とバンク1に分割して
記録していたが、必ずしも8ワード単位である必要はな
くl×8(l≧1)ワード単位で切り換えればよい。ま
た、上記実施例1ではフィールド毎に入力するバンクを
切り換えていたが、必ずしもフィールド毎に切り換える
必要はなく、第1、第2フィールド共に同じバンクに記
録してもよい。また、上記実施例1では1マクロブロッ
ク分のデータがフィールド毎に2つのバンクの同一RO
Wアドレス上に配置されていたが、必ずしも1マクロブ
ロック分が同一ROWアドレス上にある必要はなくフィ
ールド毎にバンク0とバンク1にデータが分割されて記
録されていればブロック単位のデータを連続クロックで
アクセスすることができる。
【0048】実施例2.次に本発明の実施例2を図につ
いて説明する。図10は実施例2のメモリ制御装置のブ
ロック回路図で、図1と同一符号はそれぞれ同一または
相当部分を示している。実施例1では、図1に示すよう
に2組の2バンクメモリを用いてシャフリングを行って
いるが、図10に示すように、ラインおよびブロックデ
ータをデータレート変換して時分割多重することによ
り、1組の2バンクメモリでシャフリングを行ってもよ
い。図10において、3は2バンクメモリ、11はデー
タレート変換回路、12は制御回路、13はラインアド
レス発生器、14はブロックアドレス発生器である。
【0049】図11はシャフリング時の2バンクメモリ
3へのデータアクセス方法を示す図である。ここでは、
レート変換回路11において映像データをサンプリング
周波数54MHz、16ビット幅にデータレート変換し
て、実時間でラインデータとブロックデータを1組の2
バンクメモリ3に入出力してシャフリングを行う。
【0050】図11において、レート変換回路11に入
力されるラインデータは、8ビット幅の12:4:0の
コンポーネント映像信号で、輝度信号Yはサンプリング
周波数40.5MHz、色差信号Cr,Cbはサンプリ
ング周波数13.5MHzの線順次信号で、ライン単位
で連続して入力される。また、レート変換回路11から
出力されるブロックデータは、2チャンネル(CH)で
サンプリング周波数27MHz、8ビット幅で64画素
のブロック単位で出力される。ただし、図11(a)に
示すように、1ブロック分のデータは連続クロックで出
力され、各ブロック間には8CKのブランキング期間が
ある。
【0051】一方、レート変換回路11では、ラインデ
ータYおよびCのサンプリング周波数40.5MHzお
よび13.5MHzとブロックデータのサンプリング周
波数27MHzと整数比となるサンプリング周波数54
MHzに、ラインおよびブロックデータをレート変換し
て、16ビット幅で2バンクメモリ3にデータを入力お
よび出力する。ここで、データの入力と出力の切り換え
は原則的には図11(d)に示すように32ワード毎に
行う。
【0052】しかし、ラインデータは、図11(b),
(c)に示すように1ライン分のデータが連続で入力さ
れるが、レート変換回路11から出力されるブロックデ
ータには、図11(a)に示すように8CKのブランキ
ング期間がある。よって、図11に示すように、サンプ
リング周波数54MHzで288CKの間にブロックデ
ータは4ブロック分(256ワード)、ラインデータは
288ワード(それぞれYが216ワード、Cが72ワ
ード)存在する。したがって、図11(d)に示すよう
に288CKの間にブロックデータは32ワード(16
ビット幅)単位で4回、ラインデータは32ワード単位
で3回と48ワード単位で1回、2バンクメモリにアク
セスを行う。
【0053】この場合、レート変換回路11に入力およ
び出力されるラインデータとブロックデータのデータ数
と、2バンクメモリから出力および入力されるデータ数
が54MHz、288CK内で同じであるため、レート
変換回路11を構成するFIFOの容量を小さくするこ
とができる。
【0054】また、図11(d)に示すようにラインデ
ータとブロックデータの入出力の切り換え時に、1また
は3CKの間データをアクセスしない期間を設けること
ができるため、2バンクメモリ3に対するデータの書き
込みと読み出しが重なることがなく、メモリアクセスを
安定して行うことができる。
【0055】次に、実施例2の動作を図10にしたがっ
て説明する。シャフリング時には、ライン単位での入力
信号は映像信号入力端子1を介してレート変換回路11
に入力され、レート変換回路11によってレート変換さ
れて、2バンクメモリ3に書き込まれる。次に、2バン
クメモリ3に書き込まれた1フレーム分のデータを図2
〜図4に示す順で読み出すことによりブロックシャフリ
ングを行う。2バンクメモリ3から出力されるブロック
データはレート変換回路11によってレート変換されて
映像信号出力端子2を介して出力される。
【0056】ここで、レート変換回路11は、制御回路
12によって2バンクメモリ3へのリードデータとライ
トデータを図11(d)に示すようなタイミングで切り
換えている。さらに、制御回路11では、ラインアドレ
ス発生器13とブロックアドレス発生器14の出力を選
択して2バンクメモリ3へのアドレスも出力する。
【0057】次に、レート変換回路11の動作について
説明する。図12はレート変換回路のブロック図であ
る。図12において、15は入力セレクタ、16はライ
ンデータレート変換回路、17はブロックデータレート
変換回路、18は出力セレクタである。
【0058】入力セレクタ15は、シャフリング時には
映像信号入力端子1からのラインデータを選択してライ
ンデータレート変換回路16に出力する。ラインデータ
レート変換回路16は、図13に示すように4組の8ビ
ット幅のFIFOで構成されており、図14(a)に示
すような8ビット幅で入力されるYおよびC信号を図1
4(b)に示すような16ビット幅のデータに多重して
出力する。ここで、図13において、サンプリング周波
数40.5MHzのY信号はY入力セレクタ60によっ
て1画素毎交互に選択されFIFO62とFIFO63
に入力される。また、13.5MHzのC信号はC入力
セレクタ61によって1画素毎交互に選択されFIFO
64とFIFO65に入力される。
【0059】すなわち、図14(a)に示すようにY信
号がY0,Y1,Y2,Y3・・の順で入力された場
合、偶数番目のデータY0,Y2・・はFIFO62
に、奇数番目のデータY1,Y3・・はFIFO63に
記憶される。同様にC信号は偶数番目のデータCr0,
Cr2・・はFIFO64に、奇数番目のデータCr
1,Cr3・・はFIFO65に記憶される。
【0060】次に、FIFO62〜65に記憶されたラ
インデータは図14(b)に示すようにYは24画素、
Cは8画素毎交互にY出力セレクタ66およびC出力セ
レクタ67によって選択されて2バンクメモリ3に出力
される。ただし、Y出力セレクタ66とC出力セレクタ
67の出力は16ビット幅であるため、図14(b)に
示すようにYが12ワード、Cは4ワード毎に切り換わ
り、サンプリング周波数は54MHzである。
【0061】一方、2バンクメモリ3から出力されるブ
ロックデータは、入力セレクタ15を介してブロックデ
ータレート変換回路17に入力される。ブロックデータ
レート変換回路17は、図15に示すように2組のFI
FOによって構成されており、図16(a)に示すよう
に、サンプリング周波数54MHz、16ビット幅で入
力されるデータを、図16(b)に示すように27MH
z、8ビット幅で2CHのデータに変換して映像信号出
力端子2に出力する。
【0062】ブロックデータは、図16(a)に示すよ
うに2バンクメモリ3から、サンプリング周波数54M
Hzで4ワード(8画素)毎にブロックBとB’のデー
タを切り換えて読み出す。ここで、ブロックBとB’
は、図2において1、2または3、4のように、奇数番
目と偶数番目のスーパーブロック(奇数トラックと偶数
トラック)のペアに含まれるブロックである。この場
合、図15において、ブロックデータは4ワード毎に入
力セレクタ68と69に切り換えて入力され、入力セレ
クタ68では、ブロックBの16ビット幅のデータをF
IFO70、71に、入力セレクタ69では、ブロック
B’のデータをFIFO72、73に出力する。この場
合、図16(a)のB0,B2・・はFIFO70に、
B1,B3・・はFIFO71に記録される。また、B
0’,B2’・・はFIFO72に、B1’B3’・・
はFIFO73に記録される。
【0063】次に、出力セレクタ74は、サンプリング
周波数27MHzで交互にFIFO70と71に記憶さ
れたブロックBのデータを選択して8ビット幅で出力す
る。また、出力セレクタ75は、FIFO70と71に
記憶されたブロックB’のデータを交互に選択して8ビ
ット幅で出力する。この場合、2CHで出力されるブロ
ックBとB’のデータの関係は、図16(b)に示す関
係になる。
【0064】また、2バンクメモリ3にはSDRAMを
用いる。以下、図11に従って、シャフリング時のSD
RAMに対するデータのアクセス方法について説明す
る。ここでは、SDRAMに入力されるデータは16ビ
ット幅でサンプリング周波数54MHzにレート変換さ
れたもので、図11(d)に示すように、8ワード毎に
分割してSDRAMのバンク0とバンク1に交互に入出
力される。
【0065】ここで、1ライン分のデータは図17に示
すように、SDRAMに対して第1フィールドではバン
ク0,1,0,1,0の順で8ワード単位でデータを書
き込み、第2フィールドではバンク1,0,1,0,1
の順で8ワード単位でデータを書き込む。この場合、1
マクロブロック分の画像データが同一ROWアドレス上
で2つのバンクに2分割されて記録されるように、ライ
ンデータのROWアドレスを制御する。さらに、図16
に示すように、ブロックBとB’のデータを交互に読み
出すために、ブロックBとB’のデータも同一ROWア
ドレス上に記録する。このようにフィールド毎にデータ
を記録するバンクを切り換えることにより、ブロックデ
ータアクセス時に8ワード毎(16画素分のデータ)交
互にSDRAMのバンクを切り換えてデータを読み出す
ことが可能となる。
【0066】すなわち、ライン単位のデータが8ワード
毎に2つのバンクに交互に記録されるため、第1フィー
ルドの同一マクロブロック内のY0,Y1,Y3,Y4
ブロックはバンク0に、Y2,Y5,Cr,Cbブロッ
クはバンク1の同一ROWアドレス上に記録される。一
方、第2フィールドでは、それぞれ第1フィールドと逆
のバンクの同一ROWアドレス上に記録される。さら
に、ブロック読み出し時に対となるトラックのマクロブ
ロックも、同一ROWアドレス上に記録される。このた
め、ラインアドレスは8ワード(16画素)毎に切り換
わるが、バンク0とバンク1のアドレスは、バンクアド
レスの1ビットが異なるだけである。したがって、ライ
ンアドレス発生回路13では、16ワードに1回ROW
アドレスを更新すればよいため、比較的簡単なアルゴリ
ズムで構成できる。また、SDRAM上のアドレスマッ
プも、1マクロブロック分のデータが同一ROWアドレ
ス上に配置されるため、アドレスマップも単純なものと
なる。
【0067】図18に、2048ROW×256COL
×2バンク×16ビット(16Mbit)のSDRAM
に対する、1スーパーブロック分のメモリマップ(RO
Wアドレスが0〜27)を示す。図18では、同一RO
Wアドレス上にトラック1〜4までの同一番号のマクロ
ブロックが記録されている。したがって、ブロック読み
出し時に対となるトラック1と2およびトラック3と4
のマクロブロックが同一アドレス上に記録されている。
【0068】これに対して、ブロック単位での読み出し
は、1ブロック分のデータがフィールド毎に2つのバン
クに分割して記録されているため、図19に示すよう
に、8ワード毎にバンク0とバンク1から交互にデータ
を読み出すことによって行う。この場合、ブロックデー
タは、図18に示すようにブロック読み出し時に対とな
るマクロブロック分のデータが同一ROWアドレス上に
配置されているために、ブロックデータのROWアドレ
スは、2マクロブロック分のデータをアクセスする間は
変化しないため、ブロックアドレス発生回路14のアル
ゴリズムが簡単で、消費電力も小さくすることができ
る。ただし、連続クロックで、バンク0,1,0,1の
順でデータを読み出すため、Y0,Y1,Y3,Y4の
ブロックについては、第1フィールドと第2フィールド
の順番が入れ換わる。このため、ブロックデータレート
変換回路17によって第1フィールドのデータと第2フ
ィールドのデータを入れ換える必要がある。
【0069】また、SDRAMへのデータの入出力は、
図11に示すように32ワードまたは48ワード毎に読
み出しと書き込みを切り換える。図11(d)よりライ
トとリードの間には3CK、リードとライトの間には1
CK分のブランク期間が存在する。実際には、SDRA
Mへのデータの書き込みは、図20および図21に示す
ようなタイミングで行う。図20に示すようにレイテン
シが3の場合、SDRAMのリード時には、COLアド
レスが入力されてから3CK遅れてデータが出力され
る。ここで、書き込みデータと読み出しデータ間のブラ
ンク期間を2CKにした場合、図20においてリード時
のROWアドレス入力タイミングを1CK前にずらす必
要があるが、ライト時のCOLアドレス入力と重なるた
めに実現できない。さらに、ROWアドレスの入力を1
CK前にずらした場合は、バンク0のプリチャージに必
要な時間を満たさなくなる(図20の場合70ns必要
である)。このため、図20ではライト動作からリード
動作に変わる間に3CKのブランク期間を設ける。
【0070】これに対して、SDRAMへのデータライ
トは、COLアドレス入力と同時タイミングで開始する
ため、図21に示すように、リード動作からライト動作
に変わる間に1CKのブランク期間を設ける。この場
合、ブランク期間を2CKとしてもよいが、ライトコマ
ンドのサイクルが奇数となる。しかし、SDRAMの種
類によってはライトコマンドのサイクルが偶数である必
要があるため、ブランク期間は1CKとする。以上の様
な理由で、図11(d)に示すようにSDRAMのリー
ド動作からライト動作に変わる間に1CK、ライト動作
からリード動作に変わる間に3CKのブランク期間を設
けてある。また、デシャフリング時の動作については、
SDRAMに対してブロック書き込みでライン読み出し
になるが、シャフリング時と同様であるため説明を省略
する。
【0071】一方、映像信号入力端子1からフィールド
単位で入力されるデータには、ラインデータが存在しな
い垂直ブランキング期間が存在する。ここで、垂直ブラ
ンキング期間にはラインデータが存在しないため、図1
1(d)においてSDRAMへのライトデータが存在し
ない。このため、垂直ブランキング期間に、図11
(d)のラインデータをアクセスするサイクル中にSD
RAMのリフレッシュを行うことにより、SDRAMへ
のデータの入出力と重なることなくリフレッシュを実行
することができる。
【0072】上記実施例2では、フレームメモリに2バ
ンク方式のメモリを用いているが必ずしも2バンクであ
る必要はなく、複数バンク方式のメモリであればよい。
また、上記実施例2ではSDRAMのレイテンシを3と
していたが必ずしも3である必要がなく、2または1と
してもよい。例えば、レイテンシが2の場合は、リード
動作からライト動作に変わる場合もライトからリードに
変わる場合もブランク期間は2CKで実現できる。ま
た、上記実施例2ではペアとなるスーパーブロック内の
同一位置に存在するマクロブロックが同一ROWアドレ
ス上に配置されていたが、少なくとも1マクロブロック
分のデータが同一ROWアドレス上に記録されていれば
よい。
【0073】実施例3.次に、本発明の実施例3を図に
ついて説明する。図22は実施例3のラインデータの記
録方法を示した図である。実施例2では、ラインデータ
を図17に示すように、フィールド毎にSDRAMに記
録するバンクを切り換えて1ライン分のデータを記録し
ていたが、図22に示すようにトラック毎に切り換えて
もよい。すなわち、図2および図3に示すように1トラ
ックの垂直方向は3マクロブロックで構成されているた
め、24ライン毎にSDRAMに記録するバンクを切り
換える。
【0074】SDRAMへのデータアクセスは、実施例
2と同様に、図11に示すタイミングで行う。ここで、
図22では、1ライン分のデータをSDRAMに対して
奇数トラックではバンク0,1,0,1,0の順で、偶
数トラックではバンク1,0,1,0,1の順でそれぞ
れ8ワード単位にデータを分割して書き込む。この場
合、1マクロブロック分の画像データが同一ROWアド
レス上に2つのバンクに2分割されて記録されるよう
に、ライン単位で入力される画像データのROWアドレ
スを制御する。さらに、奇数トラックと偶数トラックの
データを交互に読み出すため、奇数トラックと偶数トラ
ックのデータを同一ROWアドレス上に記録する。
【0075】すなわち、ライン単位のデータが8ワード
毎に2つのバンクに交互に入力されるため、奇数トラッ
クの同一マクロブロック内のY0,Y1,Y3,Y4ブ
ロックはバンク0に、Y2,Y5,Cr,Cbブロック
はバンク1の同一ROWアドレス上に記録される。一
方、偶数トラックでは奇数トラックと逆のバンクの同一
ROWアドレス上に記録される。さらに、ブロック読み
出し時に対となる奇数トラックと偶数トラックのマクロ
ブロックも、同一ROWアドレス上に記録される。この
ように、トラック毎にデータを記録するバンクを切り換
えることにより、ブロックデータアクセス時に8ワード
毎交互にSDRAMのバンクを切り換えてデータを読み
出すことが可能となる。
【0076】これに対して、ブロック単位での読み出し
は、図23に示すように、8ワード毎に2つのトラック
のデータをバンク0とバンク1から交互に読み出す。た
だし、連続クロックで、バンク0,1,0,1,0の順
でブロックデータを読み出すため、Y0,Y1,Y3,
Y4のブロックについては奇数トラックのデータが先に
出力されるが、Y2,Y5,Cr,Cbのブロックにつ
いては、偶数トラックデータが先に出力される。したが
って、SDRAMの出力をブロックデータレート変換回
路17によって8ワード単位で偶数トラックのデータと
奇数トラックのデータを並び換えて、図11(a)に示
す形式でブロックデータを出力する。なお、SDRAM
へのデータ入出力タイミングは、実施例2と同じである
ので説明を省略する。
【0077】なお、上記実施例3では、トラック毎にラ
イン単位のデータをSDRAMに記録するバンクを切り
換えていたが、必ずしもトラック毎である必要はなく、
jライン(j≧1)毎に切り換えればよい。
【0078】
【発明の効果】請求項1の発明によれば、ラインデータ
はi×n(i≧1)画素毎に、ブロックデータはk×n
(k≧1)画素毎に分割して、複数バンク方式のメモリ
の複数のバンクに順に入出力するようにしたので、メモ
リに対して画像データを連続で入出力することができ
る。
【0079】また、請求項2の発明によれば、ラインお
よびブロック単位で入力されるデータを小規模のメモリ
でデータレート変換し、ラインデータはi×n画素毎
に、ブロックデータはk×n画素毎に分割し、複数バン
ク方式のメモリの複数のバンクに順に入出力し、ライン
単位でのデータアクセスとブロック単位でのデータアク
セスを水平ライン周期より短い周期で切り換えるように
したので1組のフレームメモリでブロックシャフリング
を実現できる。
【0080】また、請求項3の発明によれば、ラインお
よびブロックデータを小規模なメモリでラインおよびブ
ロックのデータレートと整数比となるデータレートに変
換し、水平ライン周期よりも短い周期でラインとブロッ
クデータを切り換えて、ラインデータはi×n画素毎
に、ブロックデータはk×n画素毎に複数のメモリバン
クに順に分割して入出力するようしにたので、ラインデ
ータとブロックデータをメモリに対して連続アクセスす
ることができ、データレート変換を行うメモリの容量を
小さくすることができる。
【0081】また、請求項4の発明によれば、メモリ制
御装置から出力されるブロックデータに対して各ブロッ
ク間でブランキング期間を設けてラインおよびブロック
単位で入力されるデータを小規模のメモリでラインおよ
びブロックデータと整数比となるデータレートに変換
し、ラインデータはi×n画素毎に、ブロックデータは
k×n画素毎に分割し、複数バンク方式のメモリの複数
のバンクに順に入出力し、ライン単位でのデータアクセ
スとブロック単位でのデータアクセスを水平ライン周期
より短い周期で切り換え、ラインデータとブロックデー
タの切り換え時にデータアクセスを行わない期間を設け
るようにしたので、データレート変換を行うメモリの容
量を少なくすることができ、複数バンクメモリに対する
データの入出力が重なることがない。
【0082】また、請求項5の発明によれば、ラインお
よびブロックデータを小規模なメモリでデータレート変
換し、水平ライン周期よりも短い周期でラインとブロッ
クデータを切り換えて、ラインデータはi×n画素毎
に、ブロックデータはk×n画素毎に複数のメモリバン
クに交互に分割して入出力し、画面上で同一位置にある
輝度信号と色信号を複数バンクの同一ROWアドレス上
に配置するようにしたので、メモリ内のアドレスマップ
が簡単となり、データアクセス時にROWアドレスを変
更する回数が減るため、メモリ制御装置の消費電力も小
さくすることができる。
【0083】また、請求項6の発明によれば、ラインお
よびブロック単位で入力されるデータを小規模のメモリ
でデータレート変換し、複数バンク方式のメモリの複数
のバンクに順次入出力する際、ラインデータはi×n画
素毎に分割してさらにjライン(j≧1)毎にデータを
書き込むバンクを切り換えて入出力し、ブロックデータ
はk×n画素毎に分割して入出力するようにしたので、
ライン単位でのデータアクセスとブロック単位でのデー
タアクセスをnの倍数画素毎に切り換えることができ
る。
【0084】また、請求項7の発明によれば、ラインお
よびブロック単位で入力されるデータを小規模のメモリ
でデータレート変換し、複数バンク方式のメモリの複数
のバンクに順次入出力する際、ラインデータはi×n画
素毎に分割してさらに第1フィールドと第2フィールド
でデータを書き込むバンクを切り換えて入出力し、ブロ
ックデータはk×n画素毎に分割して入出力するように
したので、ライン単位でのデータアクセスとブロック単
位でのデータアクセスをnの倍数画素毎に切り換えるこ
とができる。
【0085】また、請求項8の発明によれば、ラインお
よびブロック単位で入力されるデータを小規模のメモリ
でデータレート変換し、複数バンク方式のメモリの複数
のバンクに順次入出力する際、さらに垂直ブランキング
期間中のラインデータのアクセスタイミングでメモリの
リフレッシュを行うようにしたのでリフレッシュ動作が
メモリに対するデータの入出力と重なることがない。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施例1のメモリ制御装置を示すブ
ロック図回路図である。
【図2】 ブロックシャフリングの方法を示す概念図で
ある。
【図3】 スーパーブロックの構成を示す図である。
【図4】 マクロブロックの構成を示す図である。
【図5】 2バンクメモリの構成を示すブロック図であ
る。
【図6】 実施例1のラインデータの書き込み方法を示
す図である。
【図7】 実施例1のSDRAMのデータアクセスを示
す図である。
【図8】 実施例1のブロックデータの読み出し方法を
示す図である。
【図9】 実施例1のSDRAMのデータアクセスを示
す図である。
【図10】 本発明の実施例2のメモリ制御装置を示す
ブロック回路図である。
【図11】 実施例2のブロックデータとラインデータ
の切り換えを説明する図である。
【図12】 実施例2のレート変換器の構成を示すブロ
ック図である。
【図13】 実施例2のラインデータレート変換器の構
成を示すブロック図である。
【図14】 実施例2のラインデータの書き込み方法を
示す図である。
【図15】 実施例2のブロックデータレート変換器の
構成を示すブロック図である。
【図16】 実施例2のブロックデータの読み出し方法
を示す図である。
【図17】 実施例2のラインデータのバンク切り換え
を示す図である。
【図18】 実施例2のメモリマップを示す図である。
【図19】 実施例2のブロックデータのバンク切り換
えを示す図である。
【図20】 実施例2のSDRAMのデータアクセスを
示す図である。
【図21】 実施例2のSDRAMのデータアクセスを
示す図である。
【図22】 本発明の実施例3のラインデータのバンク
切り換えを示す図である。
【図23】 実施例3のブロックデータのバンク切り換
えを示す図である。
【図24】 従来例のメモリ制御装置を示すブロック図
である。
【図25】 従来例のフレームメモリを示す図である。
【図26】 従来例の入力データのアクセスを示す図で
ある。
【図27】 従来例の出力データのアクセスを示す図で
ある。
【符号の説明】
3,4 2バンクメモリ、5 入力ポート用セレクタ、
6 出力ポート用セレクタ、7 アドレスセレクタ、8
ラインアドレス発生器、9 ブロックアドレス発生
器、11 レート変換回路、12 制御回路、13 ラ
インアドレス発生器、14 ブロックアドレス発生器。
フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 G11B 20/18 542 Z 8940−5D 574 B 8940−5D H04N 5/92 5/937

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ライン単位で入力される1画面分のディ
    ジタル映像信号をn×m画素のブロックにシャフリング
    するメモリ制御装置において、前記シャフリングに用い
    る複数バンク方式のメモリと、ライン単位のデータをi
    ×n画素毎(i≧1)に分割して前記メモリの複数のバ
    ンクに順に書き込みまたは読み出しを行う制御手段と、
    ブロック単位のデータはk×n(k≧1)画素単位で前
    記メモリの複数のバンクから順に読み出しまたは書き込
    みを行う制御手段とを備えたことを特徴とするメモリ制
    御装置。
  2. 【請求項2】 ライン単位で入力される1画面分のディ
    ジタル映像信号をn×m画素のブロックにシャフリング
    を行うメモリ制御装置において、前記シャフリングに用
    いる複数バンク方式のメモリと、前記メモリに対してラ
    イン単位およびブロック単位で入出力されるデータを小
    規模のメモリでデータレート変換する手段と、上記ライ
    ン単位のデータをi×n画素毎(i≧1)に分割して前
    記メモリの複数のバンクに順に書き込みまたは読み出し
    を行う制御手段と、上記ブロック単位のデータをk×n
    (k≧1)画素単位で前記メモリの複数のバンクから順
    に読み出しまたは書き込みを行う制御手段と、前記複数
    バンク方式のメモリへのデータアクセスを前記ライン単
    位でのデータ入力又は出力と前記ブロック単位でのデー
    タの出力および入力を1水平ライン周期より短い周期で
    交互に切り換える制御手段とを備えたことを特徴とする
    メモリ制御装置。
  3. 【請求項3】 ライン単位のデータとブロック単位のデ
    ータを小規模のメモリにより前記ラインデータの入出力
    レートおよび前記ブロックデータの入出力レートと整数
    比の関係にあるデータレートに変換する手段により、前
    記複数バンク方式のメモリに対して映像信号の書き込み
    および読み出しを行うように構成した請求項2記載のメ
    モリ制御装置。
  4. 【請求項4】 n×m画素単位でシャフリングされてメ
    モリ制御装置に入出力されるブロックデータの各ブロッ
    クの間にブランキング期間を設ける手段と、ライン単位
    のデータとブロック単位のデータを小規模のメモリによ
    り前記ラインデータの入出力レートおよび前記ブロック
    データの入出力レートと整数比の関係にあるデータレー
    トに変換する手段と、前記複数バンク方式のメモリに対
    するラインデータの入出力とブロックデータの入出力の
    切り換え時にデータアクセスをしない期間を設けるよう
    に制御する手段により、前記複数バンク方式のメモリに
    対して映像信号の書き込みおよび読み出しを行うように
    構成した請求項2記載のメモリ制御装置。
  5. 【請求項5】 少なくとも画面上で同一位置の輝度信号
    と色信号のブロックを前記複数バンク方式のメモリの複
    数のバンクの同一ROWアドレス上に分割してマッピン
    グする手段により、前記複数バンク方式のメモリに対し
    て映像信号の書き込みおよび読み出しを行うことを特徴
    とする請求項2記載のメモリ制御装置。
  6. 【請求項6】 ライン単位のデータをi×n画素毎(i
    ≧1)に分割し前記複数バンク方式のメモリの複数バン
    クに順に書き込みまたは読み出しする際に前記ラインデ
    ータを記録するバンクの順序をjライン毎(j≧1)に
    切り換える制御手段により、前記複数バンク方式のメモ
    リに対して映像信号の書き込みおよび読み出しを行うこ
    とを特徴とする請求項2記載のメモリ制御装置。
  7. 【請求項7】 ライン単位のデータをi×n画素毎(i
    ≧1)に分割し前記複数バンク方式のメモリの複数バン
    クに順に書き込みまたは読み出しする際に前記ラインデ
    ータを記録するバンクの順序を第1フィールドと第2フ
    ィールドで切り換える制御手段により、前記複数バンク
    方式のメモリに対して映像信号の書き込みおよび読み出
    しを行うことを特徴とする請求項2記載のメモリ制御装
    置。
  8. 【請求項8】 垂直ブランキング期間のライン単位のデ
    ータアクセス時にメモリのリフレッシュを行う手段によ
    り、前記複数バンク方式のメモリに対して映像信号の書
    き込みおよび読み出しを行うことを特徴とする請求項2
    記載のメモリ制御装置。
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