JPH08190524A - ファイル処理システム - Google Patents

ファイル処理システム

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JPH08190524A
JPH08190524A JP1750295A JP1750295A JPH08190524A JP H08190524 A JPH08190524 A JP H08190524A JP 1750295 A JP1750295 A JP 1750295A JP 1750295 A JP1750295 A JP 1750295A JP H08190524 A JPH08190524 A JP H08190524A
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JP
Japan
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file
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processing
memory
bus
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JP1750295A
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English (en)
Inventor
Shinichi Oka
伸一 岡
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Kokusai Electric Corp
Original Assignee
Kokusai Electric Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 中央処理手段(CPU)とファイル処理手段
(DMAC)との稼働率を向上させて、ファイル処理シ
ステム全体としての処理の能率を向上させる。 【構成】 処理情報を格納するファイルメモリ11と、
ファイル情報を格納するファイル情報メモリ12と、フ
ァイルメモリ11に対する情報の入出力を制御するファ
イル処理手段13と、ファイル情報に基づいてファイル
処理手段13にファイルメモリ11に対する情報の入出
力を制御させる中央処理手段14と、中央処理手段14
とファイル情報メモリ12とを接続する第1のバス16
と、ファイル処理手段13とファイルメモリ11とを接
続する第2のバス17と、第1のバス16と第2のバス
17との接続状態を制御するバス制御手段18とを備
え、ファイル処理手段13による処理中は第1のバス1
6と第2のバス17とを中央処理手段14とファイル処
理手段13とにそれぞれ専有させ、中央処理手段14と
ファイル処理手段13との並行処理を実現する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、パーソナルコンピュー
タ等の情報処理装置における内部メモリのファイル管理
を行うファイル処理システムに関する。
【0002】
【従来の技術】パーソナルコンピュータ等の情報処理装
置には内部メモリが備えられており、この内部メモリに
はCPU(中央処理装置)が処理を行うために必要なデ
ータやプログラム等の処理情報が格納される。この処理
情報は情報処理装置の起動前やCPUの処理対象となっ
ていないときには外部メモリに記憶されており、情報処
理装置の起動時やCPUによる処理がなされる際に、外
部メモリから読み出されて内部メモリに格納される。こ
のように処理情報を内部メモリに格納するのはCPUに
よる処理を高速化するためであり、CPUが外部メモリ
から処理情報を読み出しながら処理を行うより迅速な処
理が実現される。
【0003】従来より、外部メモリから内部メモリへ処
理情報を転送するシステムには、DMAC(直接的なメ
モリアクセスコントローラ)から成るファイル処理手段
が備えられている。CPUに代わってファイル処理手段
が外部メモリと内部メモリとの間での処理情報の転送を
直接的に制御することにより、CPUにかかる負荷を軽
減して総じて情報処理の迅速化を図っている。
【0004】図4に示すように、DMACを用いた従来
のファイル処理システムは、CPU1と、内部メモリと
してのRAM(随時読出書込可能なメモリ)2と、RA
M2に対するファイル管理プログラムを格納するROM
(読出専用メモリ)3と、外部メモリとしてのハードデ
ィスク装置4と、内部メモリRAM2とハードディスク
装置4との間の処理情報の転送を制御するDMAC5
と、これらの機能装置1〜5を接続するバス6と、を備
えている。なお、7はハードディスク装置4をバス6に
接続する入出力制御装置である。
【0005】内部メモリRAM2とハードディスク装置
4との間の処理情報の転送処理は、ファイル管理プログ
ラムに基づくCPU1による制御下で行われるが、これ
ら内部メモリRAM2とハードディスク装置4とに対す
る直接的な制御はDMAC5が行う。すなわち、CPU
1が種々な情報処理を行うに際して、ハードディスク装
置4から内部メモリRAM2に或る処理情報を取り込む
必要が生ずると、CPU1が内部メモリRAM2から当
該処理情報に関するファイル情報(アドレス、ファイル
の大きさ等)を検索して読み取り、このファイル情報を
バス6を介してDMAC5へ送信する。この結果、この
ファイル情報に基づいてDMAC5がファイル転送処理
を直接制御し、該当する処理情報をハードディスク装置
4から内部メモリRAM2へバス6を介して転送させ
る。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
ファイル処理システムにあっては、処理情報の転送をD
MAC5によって制御しているにも拘わらず、全体とし
て情報処理の迅速化が十分に図られていないという問題
があった。すなわち、バス6はCPU1がファイル情報
を検索している間ではCPU1に専有され、DMAC5
がファイル転送処理を制御している間ではDMAC5に
専有される。このため、CPU1とDMAC5とのいず
れか一方が処理中は、他方は当該処理が終了するまで待
ち状態となってしまい、システム全体としての処理能力
が十分に活用されていなかった。
【0007】このような事情は、情報処理装置を、漢字
変換を行うプログラム、文章編集のためのプログラム、
文書を管理するプログラム等の複数のプログラムファイ
ルや、これらのプログラムを実行するために使用する漢
字辞書、英語辞書、地名辞書、人名辞書等のデータファ
イルを頻繁に内部メモリRAM2に転送することとなる
ワードプロセッサ業務に適用した場合には顕著であり、
これら多くの処理情報を転送するに際してCPU1とD
MAC5とのいずれか一方が頻繁に待ち状態となってし
まうこととなる。
【0008】本発明は上記従来の事情に鑑みなされたも
ので、中央処理手段(CPU)とファイル処理手段(D
MAC)との稼働率を向上させて、システム全体として
のファイル転送処理の能率を向上させるファイル処理シ
ステムを提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明に係るファイル処理システムは、処理対象と
なる情報を格納するファイルメモリと、ファイルメモリ
のファイル情報を格納するファイル情報メモリと、ファ
イルメモリに対する情報の入出力を制御するファイル処
理手段と、ファイル情報に基づいてファイル処理手段に
ファイルメモリに対する情報の入出力を制御させる中央
処理手段と、中央処理手段とファイル情報メモリとを接
続する第1のバスと、ファイル処理手段とファイルメモ
リとを接続する第2のバスと、第1のバスと第2のバス
とを接続し、ファイル処理手段による処理中は第1のバ
スと第2のバスとを独立させて中央処理手段とファイル
処理手段とにそれぞれ専有させるバス制御手段と、を備
えたことを特徴とする。
【0010】
【作用】本発明に係るファイル処理システムでは、ファ
イルメモリ(内部メモリ)と外部メモリとの間のファイ
ル転送処理を行う際に、中央処理装置(CPU)とファ
イル処理手段(DMAC)とが並行して稼動し得るよう
にしている。すなわち、ファイル転送に必要なファイル
情報はファイル情報メモリに格納し、このファイル情報
メモリを第1のバスを介して中央処理装置(CPU)側
に接続する一方、処理対象となる処理情報を格納するフ
ァイルメモリを第2のバスを介してファイル処理手段
(DMAC)に接続してある。
【0011】そして、通常においては、第1と第2のバ
スはバス制御手段によって1本のバスとして接続され、
中央処理装置(CPU)がこれらバスを介してファイル
メモリに格納された処理情報に所定の処理を行う。一
方、ファイル転送処理時においては、バス制御手段によ
って第1のバスの使用権は中央処理装置(CPU)に与
えられ、第2のバスの使用権はファイル処理手段(DM
AC)に与えられる。これによって、中央処理装置(C
PU)とファイル処理手段(DMAC)とはそれぞれの
バスを用いて互いに独立して稼動することができ、ファ
イル処理手段(DMAC)がファイル情報に基づいてフ
ァイルメモリを制御している間に、中央処理装置(CP
U)がファイル情報メモリから次のファイル情報につい
て検索処理を行うことができる。
【0012】
【実施例】以下、本発明の一実施例に係るファイル処理
システムを図面を参照して説明する。図1に示すよう
に、ファイル処理システムは、処理対象となる情報を格
納するファイルメモリ11と、ファイルメモリ11のフ
ァイル情報を格納するファイル情報メモリ12と、ファ
イルメモリ11に対する情報の入出力を制御するファイ
ル処理手段13と、ファイル情報に基づいてファイル処
理手段13にファイルメモリ11に対する情報の入出力
を制御させる中央処理手段14と、中央処理手段14が
実行するファイル管理プログラムを格納する読出専用の
内部メモリ(ROM)15と、中央処理手段14、ファ
イル情報メモリ12及びROM15を接続する第1のバ
ス16と、ファイル処理手段13とファイルメモリ11
とを接続する第2のバス17と、第1のバス16と第2
のバス17との接続状態を制御するバス制御手段18
と、第2のバス17に入出力制御装置19を介して接続
された外部メモリ装置20とを備えている。
【0013】ファイルメモリ11はシステムの内部メモ
リとなるRAMから構成されており、中央処理装置14
によって処理されるデータやプログラムから成る処理情
報を格納する。ファイル情報メモリ12はシステムの内
部メモリとなるRAMから構成されており、後述するよ
うな処理情報に関する格納アドレス等のファイル情報を
格納する。
【0014】ファイル処理手段13はメモリに対する情
報の入出力を直接的に制御するコントローラであり、従
来と同様にDMACから構成されている。このファイル
処理手段13は、後述する中央処理手段14からのメモ
リ制御指示に基づいて、外部メモリ20から送られてき
た処理情報をファイルメモリ11へ入力する処理を制御
する。また、ファイル処理手段13はファイルメモリ1
1への転送処理が終了すると、後述するようにバス制御
手段18がバス16、17を接続した後、中央処理手段
14に転送処理終了の制御情報を送信する。
【0015】中央処理手段14は、入出力制御装置19
からのファイル読出情報及びROM15に格納されたフ
ァイル管理プログラムに従ってファイル処理手段13へ
メモリ制御の指示を送信し、更に、ファイルメモリ11
に格納された処理情報を処理するプロセッサ(CPU)
である。このメモリ制御に関する指示は、中央処理手段
14がファイル情報メモリ12から読み取った処理情報
の大きさやファイルメモリ11における格納アドレスを
含んでおり、この指示に基づいてファイル処理手段13
が該当する処理情報をファイルメモリ11に格納する。
【0016】第1のバス16はデータやプログラムとい
った処理情報等を転送するバスであり、中央処理手段1
4、ファイル情報メモリ12、ROM15間での処理情
報等を転送する。第2のバス17もデータやプログラム
といった処理情報等を転送するバスであり、ファイル処
理手段13、ファイルメモリ11、入出力制御装置19
を介して接続された外部メモリ装置20間での処理情報
等を転送する。
【0017】バス制御手段18は第1のバス16と第2
のバス17の接続状態を制御する回路であり、通常時で
はこれら両バス16、17を接続して両者間で情報を転
送させる。一方、ファイル処理手段13によるファイル
転送処理中は、バス制御手段18は第1のバス16と第
2のバス17を分離させて両バス16、17を実質的に
独立させ、中央処理手段14とファイル処理手段13に
それぞれ独立して第1のバス16と第2のバス17とを
専有させる。
【0018】外部メモリ装置20はハードディスク装置
から構成されており、このハードディスク装置20には
転送処理がなされる処理情報が保管されている。入出力
制御装置19は中央処理手段14からの読出指示に基づ
いて外部メモリ装置20から該当する処理情報を取り出
す装置である。この取り出された処理情報がファイル処
理手段13によりファイルメモリ11に格納されて中央
処理手段14の処理対象となる。また、ファイル処理手
段13によるファイル転送処理終了と共に、バス制御手
段18は第1のバス16と第2のバス17を接続させ
る。
【0019】図2には、上述したファイルメモリ11及
びファイル情報メモリ12の構造を示してある。ファイ
ルメモリ11はメモリ内の領域を用途により使い分ける
ために、ある大きさで切り分けた複数のファイルから構
成されており、これらのファイルに外部メモリ装置20
から送信された処理情報が必要に応じて格納される。こ
のファイルメモリ11には既に処理情報が格納された格
納済ファイルと、新たに処理情報を格納できる空きファ
イル(ファイル群A、B、C、D、・・・)が存在す
る。これらの空きファイル群には、ファイル群A、ファ
イル群Bのような連続した領域に複数の空きファイルが
位置するものの他に、ファイル群Cのような空きファイ
ルが複数の領域に分散しているファイルもあり、各空き
ファイルはアドレス11aで特定される。
【0020】ファイル情報メモリ12はファイルメモリ
11に処理情報を転送するためのファイル情報を格納し
ており、各空きファイル群毎の情報を記憶したファイル
エントリ部12a、ファイルエントリ部12aにまとめ
られた空きファイル数を記憶したエントリ数12b、フ
ァイル間の関係情報を記憶したファイルチェイン部12
cで構成される。ファイルエントリ部12aには各空き
ファイル群毎のファイル番号12dと、各空きファイル
の大きさを記憶したファイルサイズ12eと、空きファ
イル数を記憶したファイル数12fと、ファイルチェイ
ン部12cへ繋がるチェイン番号12gとが各ファイル
群A、B、C、D、・・・毎に記憶されている。 な
お、ファイル数12fは空きファイルに情報が格納され
る毎に”−1”される。
【0021】ファイルチェイン部12cにはチェイン番
号12gと対応したファイルチェイン番号12hと、フ
ァイルメモリ11の各ファイル(空きファイル群A、
B、C、D、・・・、及び格納済ファイル)へのアドレ
スから成るファイルポインタ12iと、空きファイル群
A、B、C、D、・・・内における各ファイルのファイ
ルチェイン番号12hを記憶したネクストチェイン12
jで構成される。
【0022】例えば、ファイルサイズ”8”の空きファ
イル群Aについては、空きファイルを3個含むことがフ
ァイル数12fで示され、これら空きファイルの間の関
係はチェイン番号12gで示されたファイルチェイン部
12cに記述されている。すなわち、チェイン番号12
g”01”はファイルチェイン番号12h”01”、そ
のネクストチェイン12j”02”を介してファイルチ
ェイン番号12h”02”、そのネクストチェイン12
j”03”を介してファイルチェイン番号12h”0
3”に順次関連しており、各ファイルチェイン番号12
hのファイルポインタ12i”2−0000”、”2−
0001””2−0002”で示されるファイルメモリ
11中の空きファイルが順次アクセスされるようになっ
ている。 なお、ファイルチェイン番号12h”03”
に後続する空きファイルは無いことから、当該ファイル
チェイン番号12hに該当するネクストチェイン12j
は”00”となっている。また、ファイルチェイン番号
12h”04”のように、ネクストチェイン12jにフ
ァイルチェイン番号と同じ番号が記述されているファイ
ルは、すでに情報を格納済みの状態を示している。
【0023】このファイル情報メモリ12は、中央処理
手段14により検索され、中央処理手段14が空きファ
イル群A、B、C、D、・・・の中から該当する大きさ
の空きファイルを見つけ出し、そのファイルに関するフ
ァイルポインタ12i、ファイルサイズ12eを読み出
す。これらファイルポインタ12i、ファイルサイズ1
2eは中央処理手段14からファイル処理手段13への
メモリ制御指示に含められ、ファイル処理手段13は入
出力制御装置19が取り出した処理情報をこのファイル
ポインタ12i、ファイルサイズ12eに基づいて、第
2のバス17を介してファイルメモリ11へ格納する。
【0024】上記構成のファイル処理システムによる処
理情報ファイルの転送処理を図3に示すフローチャート
を用いて説明する。当該処理は、キーボードやマウス等
の入力手段を介してオペレータから入力された業務処理
指令によって開始され、この指令を受けた中央処理手段
14がROM15に格納されているファイル管理プログ
ラムの手順に従って処理を実行する。すなわち、中央処
理手段14は外部メモリ装置20に保管されているファ
イルの中からファイルメモリ11に取り込むための処理
情報を指定し、この処理情報が格納可能な大きさの空き
ファイルをファイルメモリ11内に見つけるためにファ
イル情報メモリ12の検索を開始する。
【0025】まず、中央処理手段14はファイル情報メ
モリ12に記憶されているエントリ数12bを取り出し
(ステップS1)、空きファイルに処理情報を格納する
毎に1からカウントアップした結果とエントリ数12b
を比較する(ステップS2)。カウント値がエントリ数
12bよりも大きくなった場合には、適当な空きファイ
ルがこれ以上存在しないので、対象としている処理情報
をファイルメモリ11に取り込めないままファイルメモ
リ11に存在する全てのファイルの検索が終了したこと
となるため、エラー処理(ステップS3)を行って業務
処理を終了する。
【0026】一方、カウント値がエントリ数12bに達
しない状態では、中央処理手段14はファイル情報メモ
リ12に記憶されているファイルサイズ12eと転送し
ようとする処理情報の大きさを比較する(ステップS
4)。この結果、ファイルサイズ12eが処理情報の大
きさに満たない場合にはカウント値を1つカウントアッ
プして、ステップS2の処理に戻る(ステップS5)。
一方、ファイルサイズ12eが処理情報の大きさ以上で
ある場合には、このファイルへ処理情報を転送するため
に、中央処理手段14はファイル情報メモリ12に記憶
されているファイルサイズ12eとファイルポインタ1
2iを取得する(ステップS6)。
【0027】次に、中央処理手段14は取得したファイ
ルサイズ12eとファイルポインタ12iをメモリ制御
指示に含めてファイル処理手段13に送信する(ステッ
プS7)。次いで、中央処理手段14は次のファイル確
保が必要かを判定し(ステップS8)、必要であれば再
度ファイルの検索を行い該当ファイルサイズのファイル
があった場合には上記と同様にしてファイル転送を行
い、必要でなければ処理を終了する。
【0028】ここで、上記のメモリ制御指示に基づいて
ファイル処理手段13がファイル転送処理を開始する
と、バス制御手段18により第1のバス16と第2のバ
ス17が分離され、第1のバス16の使用権は中央処理
手段14に、第2のバス17の使用権はファイル処理手
段13にそれぞれ実質的に与えられた状態となり、中央
処理手段14とファイル処理手段13とは互いに並行し
て所定の処理を実行することができるようになる。した
がって、ファイル処理手段13がメモリ制御指示のファ
イルポインタ12iに基づいて外部メモリ装置20から
の処理情報を内部メモリRAM11の該当するファイル
へ転送すると同時に、中央処理手段14が内部メモリR
AM11へ転送すべき次のファイルについてファイル情
報メモリ12の検索処理を上記と同様にして行うことが
できる。
【0029】そして、ファイル処理手段13による処理
情報の転送処理が終了すると、バス制御手段18がこの
処理終了動作を検知し、第1のバス16と第2のバス1
7を接続させて、両バス16、17間で情報の送受信が
できるようにする。この結果、第1と第2バス16、1
7を介してファイル処理手段13から中央処理装置14
へ処理終了の情報が送られる。したがって、中央処理手
段14が内部メモリRAM11に転送格納された処理情
報に第1と第2のバス16、17を介してアクセスし、
当該処理情報に対して所定の処理を施すことができる。
【0030】なお、上記の実施例では外部メモリ装置2
0から内部メモリRAM11へのファイル転送処理を例
に挙げて説明したが、本発明は、作成した文書ファイル
や演算結果を一時的に格納した内部メモリRAM11か
ら外部メモリ装置20へこれらファイルを転送する場合
に適用することができる。また、上記の実施例ではファ
イル情報メモリ11の空きファイルに新たな処理情報を
転送するようにしたが、本発明では、既に何らかの処理
情報が格納されている格納済ファイルに対して上書きを
行って新たな処理情報を格納するようにしてもよい。ま
た、上記の実施例ではファイル処理手段13にDMAC
を用いた例を示したが、DMACに代えてCPUを用
い、このCPUにファイル転送処理を専門に行わせるよ
うにしてもよい。
【0031】
【発明の効果】以上説明したように、本発明のファイル
処理システムによれば、中央処理手段側とファイル処理
手段側とにそれぞれバスを設け、これらバスの専有状態
を制御するようにしたため、中央処理手段とファイル処
理手段とが互いに独立して所定の処理を並行して行うこ
とができる。このため、ファイル処理手段がファイルメ
モリに対する処理情報の転送処理を行っている間に、中
央処理手段は次の転送処理に備えてファイル情報メモリ
の検索処理を行うことができ、システム全体としての処
理能率が従来に比して大幅に迅速化される。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例に係るファイル処理システム
の構成を示すブロック図である。
【図2】ファイル情報メモリ及びファイルメモリのデー
タ構成図である。
【図3】本発明の一実施例に係るファイル処理の手順を
示すフローチャートである。
【図4】従来のファイル処理システムの構成を示すブロ
ック図である。
【符号の説明】
11 内部メモリRAM(ファイルメモリ) 12 ファイル情報メモリ 13 ファイル処理手段 14 中央処理手段 16 第1のバス 17 第2のバス 18 バス制御手段

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 処理対象となる情報を格納するファイル
    メモリと、 ファイルメモリのファイル情報を格納するファイル情報
    メモリと、 ファイルメモリに対する情報の入出力を制御するファイ
    ル処理手段と、 ファイル情報に基づいてファイル処理手段にファイルメ
    モリに対する情報の入出力を制御させる中央処理手段
    と、 中央処理手段とファイル情報メモリとを接続する第1の
    バスと、 ファイル処理手段とファイルメモリとを接続する第2の
    バスと、 第1のバスと第2のバスとを接続し、ファイル処理手段
    による処理中は第1のバスと第2のバスとを独立させて
    中央処理手段とファイル処理手段とにそれぞれ専有させ
    るバス制御手段と、 を備えたことを特徴とするファイル処理システム。
JP1750295A 1995-01-09 1995-01-09 ファイル処理システム Pending JPH08190524A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2012160792A1 (ja) * 2011-05-23 2012-11-29 パナソニック株式会社 通信端末

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