JP2720770B2 - 自動事後処理方式 - Google Patents

自動事後処理方式

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JP2720770B2
JP2720770B2 JP5271727A JP27172793A JP2720770B2 JP 2720770 B2 JP2720770 B2 JP 2720770B2 JP 5271727 A JP5271727 A JP 5271727A JP 27172793 A JP27172793 A JP 27172793A JP 2720770 B2 JP2720770 B2 JP 2720770B2
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浩司 志摩
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、入力されたコマンドに
応じて処理を実行するコンピュータシステムに関し、特
に、実行したコマンドに対する事後処理を自動的に実行
する自動事後処理方式に関する。
【0002】
【従来の技術】入力されたコマンドに応じた処理を実行
するコンピュータシステムにおいて、あるコマンドを実
行した場合に、そのコマンド実行に対する事後処理を行
なわせたいことがある。事後処理としては、例えば、コ
マンドの実行結果の印刷や、一時ファイルの削除などが
ある。
【0003】従来、コマンドの実行に対して事後処理を
自動的に実行させようとする場合、コマンドを逐次的に
自動実行させるためのバッチファイルを作成し、このバ
ッチファイル中に、実行したい処理の本体を表わすコマ
ンドとそのコマンドに対する事後処理内容に相当するコ
マンドとを記述していた。そして、このバッチファイル
を起動・実行させることにより、処理本体のコマンドと
それに対する事後処理が自動的に行なわれるようにして
いた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】バッチファイルを使用
する従来の方法では、処理(コマンド)と事後処理との
関係が固定されている。このため、同じ処理を異なる処
理対象に実施し処理対象ごとに異なる事後処理を行なわ
せたい場合には、処理対象ごとにそれぞれバッチファ
イルを作成するか、処理対象ごとに異なる事後処理に
分岐するようにバッチファイルを作成する必要がある。
の場合には、処理対象の数によっては膨大な数のバッ
チファイルを作成しそれらを管理する必要があり、の
場合には、バッチファイル自体が複雑なものになってし
まうという問題点がある。
【0005】本発明の目的は、コマンドおよび処理対象
ごとに異なる事後処理を簡単に定義でき、かつファイル
管理が容易である自動事後処理方式を提供することにあ
る。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明の自動事後処理方
式は、複数のファイルを分類して保持するファイル保持
手段と、入力されたコマンドを認識するコマンド認識手
段と、認識されたコマンドを実行するコマンド実行手段
と、実行されたコマンドに対する事後処理を定義するフ
ァイルが前記ファイル保持手段内に保持されているかを
判断する事後処理判断手段と、前記事後処理を定義する
ファイルを読み出して前記事後処理の定義を認識する事
後処理認識手段と、前記定義に応じた事後処理を実行す
る事後処理実行手段とを有し、前記事後処理を定義する
ファイルが前記コマンドごとに用意され、前記ファイル
保持手段がディレクトリ単位でファイルを保持・管理す
るものであり、前記事後処理判断手段が、処理対象のフ
ァイルと同一のディレクトリ内において、事後処理を定
義するファイルを探索するものである
【0007】
【作用】複数のファイルを分類して保持するファイル保
持手段と、実行されたコマンドに対する事後処理を定義
するファイルがファイル保持手段内に保持されているか
を判断する事後処理判断手段と、定義に応じた事後処理
を実行する事後処理実行手段とを有するので、事後処理
を定義するファイルを分類に応じて読み出して実行する
ことが可能となり、コマンドと処理対象とに応じた事後
処理を簡単に定義し実行することができる。
【0008】本発明において、ファイル保持手段として
は、いわゆるディレクトリシステムによってファイルを
保持・管理するファイルシステムを使用することが望ま
しい。このようなファイルシステムを使用する場合に
は、各処理対象のファイルがそれぞれディレクトリ単位
に配置され、事後処理を定義するファイルが各処理対象
ごとにその処理対象と同一のディレクトリ内に配置され
るようにすればよい。このように構成することにより、
処理対象のファイルが存在するディレクトリ内のみを探
索することによって、処理(コマンド)および処理対象
に応じた事後処理を定義するファイルを見つけ出すこと
が可能となる。
【0009】事後処理を定義するファイルはコマンドご
とに設定されるが、各ファイルのファイル名がファイル
名本体部分と拡張子とから構成されるようなファイルシ
ステムを使用する場合には、事後処理を定義するファイ
ルのファイル名は、そのファイル名本体部分をコマンド
名と一致させ、事後処理を定義するファイルであること
を示す特定の文字列を拡張子とするようにするとよい。
【0010】
【実施例】次に、本発明の実施例について図面を参照し
て説明する。図1は本発明の一実施例の自動事後処理方
式の構成を示すブロック図、図2はこの自動事後処理方
式の動作を説明するフローチャートである。ここでは、
パーソナルコンピュータで普及しているオペレーティン
グシステム(OS)であるMS-DOS(MS-DOSは
マイクロソフト社の商標)を使用したコンピュータシス
テムを例に挙げて説明する。本実施例の自動事後処理方
式は、MS-DOSによるコンピュータであれば、キー
入力部とコマンドインタプリタ(command.com)との間
に設けられる。常駐プログラム(TSRプログラム)と
しても、実現できる。
【0011】この自動事後処理方式は、複数のファイル
をディレクトリごとに保持するファイル保持部1と、コ
マンドが入力するコマンド入力部2と、入力されたコマ
ンドを認識するコマンド認識部3と、ファイル保持部1
内に格納された処理対象のファイルにアクセスしつつこ
の認識されたコマンドを実行するコマンド実行部4と、
実行されたコマンドに対する事後処理を定義する事後処
理定義ファイルがファイル保持部1内に保持されている
かを判断する事後処理判断部5と、事後処理定義ファイ
ルを読み出して事後処理の定義を認識する事後処理認識
部6と、この定義に応じた事後処理を実行する事後処理
実行部7と、によって構成されている。
【0012】ファイル保持部1は、MS-DOSのファ
イルシステムそのもので構成されている。MS-DOS
では、処理対象となるファイルはディレクトリ単位で集
められており、これに対応して、事後処理定義ファイル
はディレクトリごとに作成されている。MS-DOSで
のファイル名は、その所在するディレクトリへのパス名
を省略すれば"xxxxxxxx.yyy"と表わされ、ファイル名の
うちyyyの部分は拡張子と呼ばれる。事後処理定義ファ
イルは、拡張子によって他のファイルと識別されるよう
にすればよい。例えば、拡張子"ppp"が事後処理定義フ
ァイルを表わすものとすると、コマンド名"update"の処
理に対する事後処理定義ファイルのファイル名が"updat
e.ppp"であるようにすればよい。
【0013】次に、図2のフローチャートを用いて、本
実施例の動作を説明する。
【0014】コマンドがコマンド入力部2に入力される
と(ステップ11)、コマンド認識部3は、以降の処理
で参照するために、入力されたコマンドの文字列を保持
する(ステップ12)。例えば、"update file1"という
文字列が保持される。ここで"file1"は、このコマンド
("update")による処理対象のファイルのファイル名で
ある。そして、コマンド実行部4は、入力されたコマン
ドに対する処理を実行する(ステップ13)。このコマ
ンド処理の実行の過程は、通常のMS-DOSでの処理
と同じである。
【0015】コマンドの実行後、事後処理判断手段5に
よって、実行したコマンドに対する事後処理定義ファイ
ル(この例では"update.ppp")が処理対象のファイルが
存在するディレクトリ内に存在するかどうかの確認がな
され(ステップ14)、この事後処理定義ファイルが存
在しなければ処理を終了し、そうでなければ次の処理へ
進む。
【0016】続いて、事後処理認識部6によって、存在
が確認された事後処理定義ファイルの内容が読み出され
(ステップ15)、行なうべき事後処理が判定される。
事後処理の内容がMS-DOSの他のコマンドを単純に
実行するだけのものであれば、事後処理定義ファイルの
内容は、事後処理で実行させようとするコマンドそのも
のを指定するものであればよい。また、事後処理におい
て、ファイル名などの引数が必要であれば、コマンド認
識部3に保持されている文字列を変換するようにすれば
よい。例えば、処理されたファイルの内容を事後処理と
して印刷したいのであれば、事後処理定義ファイルの内
容は"print $1"としておけばよい。"$1"は仮引数を表わ
し、事後処理の実行時にコマンド入力時の引数("file
1")に置換されるようにする。
【0017】そののち、事後処理実行部7によって上述
の事後処理(この例では"print file1")が実行され
(ステップ16)、処理が終了する。
【0018】
【発明の効果】以上説明したように本発明は、コマンド
および処理対象ごとに、事後処理を定義する情報を事後
処理定義ファイルの形態で添付することにより、処理
対象とともに事後処理の定義情報も管理できるため管理
が簡単になり、事後処理の定義情報は処理ごとに記述
すればよいので、定義の方法が簡単になる、という効果
がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例の自動事後処理方式の構成を
示すブロック図である。
【図2】図1の自動事後処理方式の動作を説明するフロ
ーチャートである。
【符号の説明】
1 ファイル保持部 2 コマンド入力部 3 コマンド認識部 4 コマンド実行部 5 事後処理判断部 6 事後処理認識部 7 事後処理実行部 11〜16 ステップ

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】入力されたコマンドに応じて処理を実行す
    るコンピュータシステムにおける自動事後処理方式であ
    って、 複数のファイルを分類して保持するファイル保持手段
    と、入力されたコマンドを認識するコマンド認識手段
    と、認識されたコマンドを実行するコマンド実行手段
    と、実行されたコマンドに対する事後処理を定義するフ
    ァイルが前記ファイル保持手段内に保持されているかを
    判断する事後処理判断手段と、前記事後処理を定義する
    ファイルを読み出して前記事後処理の定義を認識する事
    後処理認識手段と、前記定義に応じた事後処理を実行す
    る事後処理実行手段とを有し、前記事後処理を定義する
    ファイルが前記コマンドごとに用意され、前記ファイル
    保持手段がディレクトリ単位でファイルを保持・管理す
    るものであり、前記事後処理判断手段が、処理対象のフ
    ァイルと同一のディレクトリ内において、事後処理を定
    義するファイルを探索する自動事後処理方式。
  2. 【請求項2】前記事後処理判断手段が、ファイル名に特
    定の拡張子が含まれておりかつ前記ファイル名のうち拡
    張子を除く部分が実行されたコマンドのコマンド名と一
    致する場合に、当該ファイルを前記実行されたコマンド
    に対する事後処理を定義するファイルであると判断する
    請求項1に記載の自動事後処理方式
JP5271727A 1993-10-29 1993-10-29 自動事後処理方式 Expired - Lifetime JP2720770B2 (ja)

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JPH07129507A JPH07129507A (ja) 1995-05-19
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPH03265033A (ja) * 1990-03-14 1991-11-26 Nec Corp 端末プログラム起動管理方式

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JPH07129507A (ja) 1995-05-19

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Effective date: 19970513

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Effective date: 19971021